JP2005331252A - 異物進入防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機器の開口部への虫や砂礫等の進入を防止し、加工費が安く、着脱が容易な異物進入防止装置を実現する。
【解決手段】 機器の開口部への異物の進入を防止する異物進入防止装置に関するものである。
異物の進入を防ぐフィルタと、フィルタを異物の進入を防止する穴の開口部近傍に取り付ける筒状部材とを設けた。

【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、圧力伝送器等のような機器の開口部への異物の進入を防止する異物進入防止装置に関するものである。
圧力伝送器では、圧力計の基準圧力である大気圧を取り込む導入口に虫や砂礫等の侵入を防止するフィルタを取り付ける場合がある。
図7は、従来における異物進入防止装置の構成例を示した図である。
この図では、圧力伝送器に適用した例を示している。従来例の構成を分かり易くするために圧力導入口と基準圧力導入口の部分は断面図で示している。
図7で、測定圧力は圧力導入口1を経て圧力室2に入り、センサ3の受圧部4により感圧する。
一方、基準圧力は基準圧力導入口5より外気(大気圧)を導入し、大気基準室6を経てセンサ3の基準圧測定部7により感圧する。
センサ3の検出方式としては例えば、差動容量式、半導体ストレージ式、振動式等がある。
センサ3の受圧部4及び基準圧測定部7は例えば、金属製のダイアフラム等で構成されている。
受圧部4の圧力と基準圧測定部7の圧力との差を測定圧としたセンサ3の信号をアンプ・ケース8部にて電気信号に変換する。
基準圧力導入口5には、大気基準室6内へ小虫や砂礫等の異物が入り込まないようにフィルタ9が設置されている。カバーフランジ10に雌ネジを切り、押さえネジ11によりフィルタ9は固定される。
図8は、図7のフィルタ固定用の押さえネジを示した図である。図8(a)は、軸方向の断面図であり、図8(b)は、図8(a)のA方向から見た図である。
図8で、押さえネジ11の外側は雄ネジ加工され、内側は貫通した六角穴が加工されている。六角レンチ等の工具を使用して図7のカバーフランジ10の基準圧力導入口20に組み込み、フィルタ9を固定する。大気圧はこのフィルタ9を通して大気基準室6に導入される。
圧力伝送器(差圧測定装置)の構成を示したものとして、例えば特許文献1に記載されたものがあった。
特開2004−109031号公報
しかし、図7及び8の従来例では次の問題点があった。
基準圧力導入口のフィルタはカバーフランジ内に収められネジにより固定されるため、ネジ部分は小穴ができ、この部分に小虫が入り込んだり砂礫が詰まったりして、大気と導通しなくなる場合が生じるという問題点があった。
このフィルタを取り付けるためには、カーバーフランジに雌ネジ加工、押さえネジに雄ネジ加工と六角穴加工が必要となり加工費が高くなる。
また、フィルタを取り付けるためには六角レンチ等の特殊な工具が必要となり、着脱が容易でないという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、機器の開口部への虫や砂礫等の進入を防止し、加工費が安く、着脱が容易な異物進入防止装置を実現することを目的とする。
このような課題を達成するために、本発明は次のとおりの構成になっている。
(1)異物の進入を防ぐフィルタと、
該フィルタを異物の進入を防止する穴の開口部近傍に取り付ける筒状部材と、
を備えたことを特徴とする異物進入防止装置。
(2)前記筒状部材と前記穴との隙間にOリングを介在させたことを特徴とする(1)記載の異物進入防止装置。
(3)前記筒状部材は、径の異なる穴を組み合わせた導通穴が形成されていることを特徴とする(1)又は(2)記載の異物進入防止装置。
(4)前記フィルタと、前記筒状部材とを一体成形としたことを特徴とする(1)記載の異物進入防止装置。
(5)前記筒状部材は、一端の径が他の部分の径よりも大きく成形されていることを特徴とする(4)記載の異物進入防止装置。
(6)前記フィルタと、前記筒状部材は、板をプレス加工することにより成形したことを特徴とする(4)又は(5)記載の異物進入防止装置。
(7)前記フィルタと、前記筒状部材は、板を曲げ加工することにより成形したことを特徴とする(4)記載の異物進入防止装置。
(8)圧力伝送器の基準圧力導入口に取り付けられたことを特徴とする(1)乃至(7)のいずれかに記載の異物進入防止装置。
本発明によれば次のような効果がある。
フィルタが機器の開口部の表面に設置されるようになるため、機器の表面部分で虫や砂礫等の進入を防止することができ、機器の内部への虫の入り込みや砂礫の堆積等を防ぐことができる。
フィルタの取り付けの際、ネジを使用しないので機器へのネジ加工や押さえネジの加工が不要となり、異物進入防止装置のコスト削減及び異物進入防止装置を取り付ける機器のコスト削減も図ることができる。
また、フィルタの取り付けは、外部より押し込むだけであるので特殊な工具を必要とせず、フィルタの着脱が容易にでき、メンテナンス性を向上させることができる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
この図では、圧力伝送器に適用した例を示している。本発明の構成を分かり易くするために圧力導入口と基準圧力導入口の部分は断面図で示している。
図1で、カバーフランジ10の基準圧力導入口20にはネジの加工はなく、小穴が加工されている。基準圧力導入口20には異物進入防止装置21が差し込まれている。
図2は、図1の異物進入防止装置の構成図である。図2(a)は、軸方向の断面図であり、図2(b)は、図2(a)のB方向から見た図である。
図2で、フィルタ30は筒状部材31の端面にかしめ、溶接等の方法で固定されている。
筒状部材31の外側にはOリング32が嵌め込まれており、図1の基準圧力導入口20に差し込まれた際に振動や衝撃等により抜け落ちることを防止すると同時に、Oリング32のシール効果により筒状部材31の外周部より雨水が図1のカバーフランジ10内に浸入することを防ぐことができる。
また図2では、筒状部材31の導通穴33a、33b、33cの穴径を段階的に小さくすることにより、フィルタ30を通して雨水が浸入した場合でも、導通穴33a、33b、33cの段差により、浸入した雨水はフィルタ30の外側へ流れ落ちて行き、大気基準室6に入り込むことを防ぐことができる。
フィルタ30は、例えば金属製やプラスチック製のスクリーンや小穴が多数開いたもの等、通気性のある化繊布等が用いられる。
図3は、異物進入防止装置の他の構成例を示した図である。
図3で、板をプレス加工することによりフィルタ40と筒状部材41とを一体成形している。
筒状部材41の一端42の径を他の部分の径よりも大きく形成し、図1の基準圧力導入口20に圧入することにより振動や衝撃等により抜け落ちることを防止することができる。
フィルタ40と筒状部材41は、例えば金属で小穴が多数開いたもの等が用いられる。
また、フィルタ40と筒状部材41は、プラスチックでも良いが、この場合は型により一体成形する。
図4〜図6は、異物進入防止装置の他の構成例を示した図である。図4は、曲げ加工前、図5及び図6は、曲げ加工後の図である。図5(a)は、軸方向の断面図であり、図5(b)は、図5(a)のC方向から見た図である。図6は、曲げ加工後の構成斜視図である。
図4〜図6で、板を曲げ加工することによりフィルタ50と筒状部材51とを一体成形している。
筒状部材51のバネ弾性力により筒状部材51と図1の基準圧力導入口20との間に摩擦を持たせているので、図1の基準圧力導入口20に差し込まれた際に振動や衝撃等により抜け落ちることを防止することができる。
本発明の一実施例を示す構成図である。 図1の異物進入防止装置の構成図である。 異物進入防止装置の他の構成例を示した図である。 異物進入防止装置の他の構成例を示した図である。 異物進入防止装置の他の構成例を示した図である。 異物進入防止装置の他の構成例を示した図である。 従来の実施例を示す構成図である。 図7のフィルタ固定用の押さえネジを示した図である。
符号の説明
1 圧力導入口
2 圧力室
3 センサ
4 受圧部
6 大気基準室
7 基準圧測定部
8 アンプ・ケース
10 カバーフランジ
20 基準圧力導入口
21 異物進入防止装置
30、40、50 フィルタ
31、41、51 筒状部材
32 Oリング
42 一端

Claims (8)

  1. 異物の進入を防ぐフィルタと、
    該フィルタを異物の進入を防止する穴の開口部近傍に取り付ける筒状部材と、
    を備えたことを特徴とする異物進入防止装置。
  2. 前記筒状部材と前記穴との隙間にOリングを介在させたことを特徴とする請求項1記載の異物進入防止装置。
  3. 前記筒状部材は、径の異なる穴を組み合わせた導通穴が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の異物進入防止装置。
  4. 前記フィルタと、前記筒状部材とを一体成形としたことを特徴とする請求項1記載の異物進入防止装置。
  5. 前記筒状部材は、一端の径が他の部分の径よりも大きく成形されていることを特徴とする請求項4記載の異物進入防止装置。
  6. 前記フィルタと、前記筒状部材は、板をプレス加工することにより成形したことを特徴とする請求項4又は5記載の異物進入防止装置。
  7. 前記フィルタと、前記筒状部材は、板を曲げ加工することにより成形したことを特徴とする請求項4記載の異物進入防止装置。
  8. 圧力伝送器の基準圧力導入口に取り付けられたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の異物進入防止装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013076655A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Yokogawa Electric Corp 圧力測定装置
JP2014513306A (ja) * 2011-05-05 2014-05-29 ローズマウント インコーポレイテッド 交換可能な大気通気孔フィルタを有するプロセス流体圧力送信機

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