JP2005331061A - ホース接続治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホースの接続継ぎ手と器体のホース継ぎ手との着脱を短時間で行う。
【解決手段】ホース接続治具200は、ホース106に設けられた接続継ぎ手112に固定されるアダプタ部202を備え、アダプタ部202は、レバー部208を一端を旋回可能に保持し、レバー部208の一端より他端側において、ホース継ぎ手102に設けられたフランジ部102aに引掛ける爪部204aを有する引掛けアーム部204を旋回可能に保持する。引掛けアーム部204の爪部204aをフランジ部102aに引掛けた状態で、レバー部208を旋回させることにより、フランジ部102aをアダプタ部202に相対的に引き寄せ、シール部216にホース継ぎ手102の縁部102bを押し付けてホース106とホース継ぎ手102とを接続する。
【選択図】図5
【解決手段】ホース接続治具200は、ホース106に設けられた接続継ぎ手112に固定されるアダプタ部202を備え、アダプタ部202は、レバー部208を一端を旋回可能に保持し、レバー部208の一端より他端側において、ホース継ぎ手102に設けられたフランジ部102aに引掛ける爪部204aを有する引掛けアーム部204を旋回可能に保持する。引掛けアーム部204の爪部204aをフランジ部102aに引掛けた状態で、レバー部208を旋回させることにより、フランジ部102aをアダプタ部202に相対的に引き寄せ、シール部216にホース継ぎ手102の縁部102bを押し付けてホース106とホース継ぎ手102とを接続する。
【選択図】図5
Description
本発明は、ホース接続治具、特に加減圧された流通物を流通させるホースの接続治具に関する。
冷媒を加減圧させて熱交換を行う冷熱機器では、冷熱機器内で冷媒を循環させている。このような冷熱機器において、循環する冷媒の圧力は、所定の圧力範囲にある必要がある。冷熱機器の冷媒配管にホースを介して冷媒ボンベが接続されたマニホールドゲージを接続させて、配管内の冷媒の充填、圧力調整を行う。
図1は、従来の冷熱機器へのマニホールドゲージの接続関係を示す図である。冷熱機器100の配管に設けられたホース継ぎ手102に、冷媒をマニホールドゲージ104に導くホース106が接続される。このように接続した状態でマニホールドゲージ104のバルブを操作し、配管内の冷媒圧力をマニホールドゲージ104が備える圧力計で測定する。冷媒圧力が所定の圧力範囲以下であった場合には、マニホールドゲージ104に接続されたボンベ(図示せず)からマニホールドゲージ104のバルブを操作して冷熱機器100の配管内に冷媒を所定の圧力まで充填させる。
図2は、図1におけるA部を拡大し、ホース継ぎ手102と接続継ぎ手112との接続部の断面を示す図である。なお、説明の便宜のため、図1と上下を反転している。配管101の端部には、ホース106と接続するためのホース継ぎ手102が設けられ、ホース106の端部には、ホース継ぎ手102と接続するための接続継ぎ手112が設けられている。
ホース継ぎ手102の外周には雄ねじ山110が切られ、接続継ぎ手112の内面にはホース継ぎ手102の外周に設けられた雄ねじ山110と螺合する雌ねじ山114が切られている。
接続継ぎ手112の内面の底には、接続継ぎ手112の内面の底とホース継ぎ手102の縁部とに互いに密接して、冷媒の漏れを防ぐためのシール部116が設けられている。
さらに、ホース継ぎ手102の配管内部には、配管内の流通物の漏洩を防ぐ流出防止弁108が設けられている。一方、接続継ぎ手112には、その流出防止弁108を押動かす流出防止弁押し部118が設けられている。
流出防止弁押し部118は、ホース継ぎ手102が接続継ぎ手112の所定の深さに入る位置で、流出防止弁108に固定された流出防止弁押し受け部108aに接する。さらにホース継ぎ手102が奥に入ると流出防止弁押し部118は流出防止弁押し受け部108aを押動かし、流出防止弁108に隙間を生じさせ開状態とさせる。
シール部116は、配管内の流通物の漏洩を防ぐために所定の弾性を有し、所定のつぶれ代だけつぶれて流通物をシールする。一方、流出防止弁108は、接続継ぎ手112の接続時に十分に流通物の流路を確保するため、そのストロークが設定される。一般に、シール部116のつぶれ代より流出防止弁のストロークが大きい。したがって、接続継ぎ手112とホース継ぎ手102との接続時には、まず、流出防止弁押し部118が、流出防止弁108に当たり、さらに接続継ぎ手112をホース継ぎ手102に対してねじ込んでいくと、流出防止弁押し部118は、流出防止弁108を押し動かして、閉状態であった流出防止弁108を開状態とさせる。さらに接続継ぎ手112をホース継ぎ手102に対してねじ込んでいくと、ホース継ぎ手102の突端の縁部がシール部116に押し付けられて配管内の流通物の配管外への漏洩が止められる。接続継ぎ手112とホース継ぎ手102との接続を外す場合は、逆に、まず、流出防止弁108が開状態でホース継ぎ手102の突端の縁部がシール部116から離れ、さらに接続継ぎ手112をホース継ぎ手102に対してねじを緩めていくと、流出防止弁押し部118の引っ込みに応じて、流出防止弁108に設けられたバネ機構により、流出防止弁108は、閉状態となる。
しかしながら、図2に示すねじによるホース接続構造では、接続時および離脱時において、図3に示すように、接続継ぎ手112をホース継ぎ手102に対してねじの回転をさせている間に、流出防止弁108が開状態であって、シール部116が効いていない状態がある。接続継ぎ手112に対するホース継ぎ手102のねじの回転は一般にスパナ等を用いて行われるため、流出防止弁108が開状態であって、シール部116が効いていない状態は、ある程度の時間継続する。
その間、配管内の流通物が漏洩し続けるという問題がある。また、その漏洩した流通物が作業者の手等に触れると凍傷等になる場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、接続継ぎ手112とホース継ぎ手102とを短時間で着脱することができるホース接続治具を提供することを目的とする。
本発明のホース接続治具は、ホースと器体に設けられたホース継ぎ手とホースとを接続するホース接続治具であって、前記ホースの端部に設けられた接続継ぎ手に固定されるアダプタ部と、前記アダプタ部に一端を旋回可能に保持されるレバー部と、前記レバー部の前記一端より他端側において一端を旋回可能に保持され、他端に前記ホース継ぎ手に設けられたフランジ部に引掛ける爪を有する引掛けアーム部と、前記アダプタ部に固定され、前記ホース継ぎ手の縁部が押し付けられた接続状態で前記器体とホースとに流通する流通物の漏洩を防ぐためのシール部と、を備え、前記引掛けアーム部の爪を前記フランジ部に引掛けた状態で、前記レバー部を旋回させることにより、前記フランジ部を前記アダプタ部に相対的に引き寄せ、前記シール部に前記ホース継ぎ手の縁部を押し付けて前記ホースとホース継ぎ手とを接続する。
また、本発明の他の態様によれば、前記アダプタ部は、前記ホース継ぎ手の内側に備えられ、前記ホース継ぎ手とこのホース接続治具とが離脱した離脱状態で流通物の通路を塞ぐ流出防止弁を押動かす流出防止弁押し部を備え、前記流出防止弁押し部は、接続状態で、前記流出防止弁を開状態にさせ、前記器体と前記ホースとの間に前記通通物を流通可能とさせる。
また、本発明の他の態様によれば、前記アダプタ部に固定され、前記接続時にホース継ぎ手の一部を収めるカップを有し、前記カップは、接続作業時に前記ホース継ぎ手を前記アダプタ部の所定の位置にガイドする。
また、本発明の他の態様によれば、前記引掛けアーム部とレバー部とは、前記シール部に対して左右対称に設けられ、この2つのレバー部は、それぞれ左右の手で操作される。
本発明によれば、接続継ぎ手112とホース継ぎ手102との着脱を短時間で行うことができるので、配管内の流通物の漏洩量を抑制することができる。また、作業者の手等にその漏洩した流通物が触れる量も減るので凍傷等になることが少なくなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図4は、本実施形態に掛かるホース接続治具200の接続関係を示す図である。ホース接続治具200は、器体である冷熱機器100の配管に設けられたホース継ぎ手102と、配管内を流通する冷媒をマニホールドゲージ104に導くホース106とを接続させる。ホース106の端部には、接続継ぎ手112が設けられており、ホース接続治具200は、接続継ぎ手112に固定されている。
図5は、図4におけるA部を拡大し、ホース接続治具200とホース継ぎ手102との接続状態における断面を示す図である。なお、説明の便宜のため、図4と上下を反転している。
ホース接続治具200は、ホース106の端部に設けられた接続継ぎ手112に固定されるアダプタ部202と、前記アダプタ部202に一端を旋回可能に保持されるレバー部208と、レバー部208の一端より他端側において一端を旋回可能に保持され、他端にホース継ぎ手102に設けられたフランジ部に引掛ける爪を有する引掛けアーム部204と、アダプタ部202に固定され、ホース継ぎ手102の突端にある縁部102bが押し付けられた接続状態で冷熱機器100とホース106とに流通する流通物の漏洩を防ぐためのシール部216と、を備える。
アダプタ部202は、冷熱機器100とホース106とを流通する流通物が通る管を構成し、流通物はアダプタ部202を介して冷熱機器100とホース106とを流通する。本実施形態のホース接続治具200のアダプタ部202に固定されるホース106は、冷熱機器100のホース継ぎ手102に直接接続できる従来ホースがそのまま用いられる。アダプタ部202が構成する管の一方の側の外周には、接続継ぎ手112の内面に切られた雌ねじ山114と螺合する雄ねじ山210が切られ、これらのねじにより接続継ぎ手112と固定される。アダプタ部202が構成する管の一方の側の縁部202bは、アダプタ部202が接続継ぎ手112と螺合した状態で、接続継ぎ手112の内面の底に設けられたシール部116に押し付けられて、冷熱機器100とホース106とを流通する流通物の漏洩を防いでいる。
また、アダプタ部202は、レバー部208の一端を旋回可能に保持するレバー部保持軸202cを備える。レバー部保持軸202cは、アダプタ部202の流通物が通る管の軸に対して対称な位置に2箇所設けられる。レバー部保持軸202cは、ホース継ぎ手102とホース106との接続状態で、レバー部208が、アダプタ部202が接続される冷熱機器100のホース継ぎ手102の延びる方向を含む面内を旋回できるように、その面に垂直に設けられている。
レバー部208は、アダプタ部202のレバー部保持軸202cを軸にして、アダプタ部202が接続される冷熱機器100のホース継ぎ手102の延びる方向を含む面内を旋回する。レバー部208の保持されていない他端側は、作業者が握る握り部208aであり、握り部208aは、操作しやすいように、手で握りやすい円または楕円等の断面形状となっている。
レバー部208は、アダプタ部202に旋回可能に保持された一端からの距離より、他端からの距離が離れている位置に掛けアーム部204を旋回可能に保持する掛けアーム部保持軸208bを備える。レバー部208は、掛けアーム部保持軸208bがホース継ぎ手102の延びる方向で可動するストロークが所定の範囲以上となるように旋回できる。レバー部208における掛けアーム部保持軸208bの位置は、レバー部208がレバー部保持軸202cを支点としたてこの作用により引掛けアーム部204をホース継ぎ手102の延びる方向に対して動かせるように、適宜決められる。すなわち、てこの作用の比を決める、レバー部保持軸202cと掛けアーム部保持軸208bとの距離と、アーム部保持軸208bとレバー部208の握り部208aとの距離との比は、ホース継ぎ手102に対するホース接続治具200の着脱作業性、シール部216の弾性等により決められる。
2本の引掛けアーム部204は、一端がレバー部208の掛けアーム部保持軸208bに旋回可能に保持され、他端がホース継ぎ手102のフランジ部102aに向かって延びている。引掛けアーム部204は、その他端に互いに向き合う方向で配管101に当接してフランジ部102aをアダプタ部202の方向に引掛けられる爪部204aを有する。本実施形態において、引掛けアーム部204は、掛けアーム部保持軸208bに旋回可能に保持された一端から、爪部204aに向かって約90度曲げられている。この曲げの角度は、爪部204aがフランジ部102aをアダプタ部202の方向に引掛け、フランジ部102aに対してアダプタ部202の方向に相対的に引き寄せることができれば、その角度は90度に限らず適宜な角度であってよい。
爪部204aの形状は、フランジ部102aの接触面の形状に応じて適宜決められる。本実施形態においては、フランジ部102aの接触面と面接触する形状としたが、アダプタ部202方向に押圧する力が掛けられるような形状であれば、線接触形状であっても、ピン等の点接触形状であってもよい。
引掛けアーム部204が、ホース継ぎ手102のフランジ部102aをアダプタ部202に相対的に引き寄せる力により、シール部216にホース継ぎ手102の縁部102bが押し付けられている。この状態で、ホース継ぎ手102の縁部102bとシール部216と、およびシール部216とアダプタ部202との接触面がそれぞれ密接して流通物の漏洩を防いでいる。
引掛けアーム部204の爪部204aのホース継ぎ手102の延びる方向で可動するストロークは、レバー部208の旋回による掛けアーム部保持軸208bのホース継ぎ手102の延びる方向におけるストロークに一致する。
シール部216は、所定の弾性を有する円盤状のゴム、プラスチック樹脂、テフロン(登録商標)系樹脂等から構成される。これらシール部216の材料の選択、形状等は、接続される冷熱機器に用いられている冷媒の種類、配管内の圧力等により接続時に漏洩無く密接できるように適宜選択される。
レバー部208は、ホース接続治具200とホース継ぎ手102との接続時に、作業者がレバー部208から手を離した場合でも、押圧されているシール部216およびホース継ぎ手102からの反作用により、レバー部208が、ホース継ぎ手102方向に旋回して接続が外れないよう、その方向にストッパーの掛かるラチェット機構を備えることが望ましい。また、レバー部208が、ホース継ぎ手102方向に旋回しないような構成として、押圧されているシール部216およびホース継ぎ手102からの反作用がレバー部208に、ホース継ぎ手102方向に旋回する回転モーメントを与えないような構成とさせることも好ましい。例えば、図7に示すように、掛けアーム部保持軸208bが、レバー部保持軸202cより内側となる位置で、ホース接続治具200とホース継ぎ手102との接続が接続されるような構成とすることにより、作業者が手を離しても、レバー部208が、押圧されているシール部116およびホース継ぎ手102からの反作用により、外側に開くことが無い。
また、アダプタ部202には、ホース継ぎ手102が構成する管の内側に備えられ、ホース継ぎ手102とこのホース接続治具200とが離脱した離脱状態で流通物の通路を塞ぐ流出防止弁108を押動かす流出防止弁押し部218が固定されている。流出防止弁押し部218は、シール部216にホース継ぎ手102の縁部102bが押し付けられた接続状態で、流出防止弁108を押圧して開状態にさせ、冷熱機器100側とホース106との間に通通物を流通可能にさせる。
アダプタ部202には、さらに、シール部216にホース継ぎ手102の縁部102bが押し付けられた接続状態で、ホース継ぎ手の縁部102bを収めるカップ部212が固定されている。カップ部212は、接続作業時にホース継ぎ手102の縁部102bが、シール部216の所定の位置に当接するように、ホース継ぎ手102をガイドする。
次にホース接続治具200の動作について説明する。ホース接続治具200の動作には、ホース継ぎ手102とホース接続治具200との接続動作とその逆の動作の離脱動作とがある。ここでは、図6に基づき、接続しているホース継ぎ手102とホース接続治具200とを離脱させる離脱動作を例に説明する。
まず、レバー部208をホース継ぎ手102方向に旋回させる。この旋回により、アダプタ部202に対する引掛けアーム部204の爪部204aの距離が開き、ホース継ぎ手102が爪部204aの押圧から解放され、ホース継ぎ手102に対してホース接続治具200が自由になる。
このとき、引掛けアーム部204は、レバー部208のアーム部保持軸208bに対して旋回可能であるので、配管101に対し互いに当接していた引掛けアーム部204の爪部204aは、引掛けアーム部204を開くことにより、配管101から離すことができる。
自由になったホース接続治具200をホース継ぎ手102に対して引くと(図6において上方向)、シール部216がホース継ぎ手102の縁部102bに対して離れる。
ホース接続治具200がホース継ぎ手102に対して引かれるのに対応して、流出防止弁押し部218もホース継ぎ手102に対して引かれる(図6において上方向)。この動きに対応して、流出防止弁108に作用するバネ等の機構により(図示せず)、流出防止弁108が閉状態となり、流通物は配管101内部に密閉される。以上により、ホース継ぎ手102とホース接続治具200とは離脱される。この動作の逆の手順により、ホース継ぎ手102とホース接続治具200とを接続することができる。
本実施形態によれば、レバー部208の旋回動作により、接続継ぎ手112とホース継ぎ手102との着脱を行うことができるので、短時間で着脱作業を行うことができる。したがって、流出防止弁108が開状態であって、シール部216が効いていない状態は短時間で終了することができる。そのため、ホースの接続、離脱作業時の配管内の流通物の漏洩量を抑制することができる。また、作業者の手等にその漏洩した流通物が触れる量も減るので凍傷等になるおそれも少なくなる。
また、接続作業時にホース継ぎ手102の縁部102bをシール部216の所定の位置に当接するようガイドするカップ部212を備えるので、冷熱機器100のホース継ぎ手102に対して、ホース接続治具200を容易に位置決めすることができる。
なお、本実施形態において、アダプタ部202に固定されるホース106は、冷熱機器100のホース継ぎ手102に直接接続できる従来ホースがそのまま用いられるものとしたが、接続継ぎ手112は、本実施形態に掛かるホース接続治具200のアダプタ部202と固定できる構造であれば、従来と同じ構造でなくてもよい。その場合、アダプタ部202の継ぎ手とホース106の接続継ぎ手との構造は、その着脱が配管に流通物が無い状態で行われるので、着脱作業時の流通物の漏洩を考慮無しに適宜な構造を採用することができる。
100 冷熱機器、101 配管、102 ホース継ぎ手、104 マニホールドゲージ、106 ホース、108 流出防止弁、110,210 雄ねじ山、112 接続継ぎ手、114 雌ねじ山、116,216 シール部、118,218 流出防止弁押し部、200 ホース接続治具、202 アダプタ部、204 アーム部、208 レバー部、212 カップ部。
Claims (4)
- ホースと器体に設けられたホース継ぎ手とホースとを接続するホース接続治具であって、
前記ホースの端部に設けられた接続継ぎ手に固定されるアダプタ部と、
前記アダプタ部に一端を旋回可能に保持されるレバー部と、
前記レバー部の前記一端より他端側において一端を旋回可能に保持され、他端に前記ホース継ぎ手に設けられたフランジ部に引掛ける爪を有する引掛けアーム部と、
前記アダプタ部に固定され、前記ホース継ぎ手の縁部が押し付けられた接続状態で前記器体とホースとに流通する流通物の漏洩を防ぐためのシール部と、
を備え、
前記引掛けアーム部の爪を前記フランジ部に引掛けた状態で、前記レバー部を旋回させることにより、前記フランジ部を前記アダプタ部に相対的に引き寄せ、前記シール部に前記ホース継ぎ手の縁部を押し付けて前記ホースとホース継ぎ手とを接続することを特徴とするホース接続治具。 - 請求項1に記載のホース接続治具であって、
前記アダプタ部は、前記ホース継ぎ手の内側に備えられ、前記ホース継ぎ手とこのホース接続治具とが離脱した離脱状態で流通物の通路を塞ぐ流出防止弁を押動かす流出防止弁押し部を備え、
前記流出防止弁押し部は、接続状態で、前記流出防止弁を開状態にさせ、前記器体と前記ホースとの間に前記通通物を流通可能とさせることを特徴とするホース接続治具。 - 請求項1または2に記載のホース接続治具であって、
前記アダプタ部に固定され、前記接続時にホース継ぎ手の一部を収めるカップを有し、
前記カップは、接続作業時に前記ホース継ぎ手を前記アダプタ部の所定の位置にガイドすることを特徴とするホース接続治具。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のホース接続治具であって、
前記引掛けアーム部とレバー部とは、前記シール部に対して左右対称に設けられ、
この2つのレバー部は、それぞれ左右の手で操作されることを特徴とするホース接続治具。
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JP2007282928A (ja) * | 2006-04-19 | 2007-11-01 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 体外循環回路、圧力測定ラインと圧力測定手段の接続状態の確認方法、及び体外循環装置 |
JP2008180249A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Nisshin Flour Milling Inc | 配管継手、車載タンク及び粉体輸送用バルク車 |
JP2013032811A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Toyota Motor Corp | 管継手 |
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2004
- 2004-05-21 JP JP2004151583A patent/JP2005331061A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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