JP2005330707A5 - - Google Patents

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金具装置
本発明は、建設現場等の高所作業で使用する脚立又は作業台に転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置に関する。
可搬式作業台の天板に載って作業を行う際の安全性を確保する方法として、図18に示すように、長方形状の天板200に対となる梯子状の主脚201、202を折り畳み可能に設け、天板200又は主脚201、202の幅方向の一方側にそれぞれ手掛け部材203、204を折り畳み可能に取付け、天板200の長辺側に着脱可能な手摺り205が設けられた作業用足場台206が提案されている。
ここで、図19、図20に示すように、天板200の長辺側の下面側には、端部に連接された長辺側側壁207と長辺側側壁207から内側に長辺側中間壁208が設けられている。また、手摺り205の縦桟209の下端部には、天板200の長辺側側壁207に当接する垂直部210と、垂直部210から延び天板200の長辺側中間壁208が形成する溝部211に嵌入する立上り部212と、垂直部210及び立上り部212を連結する接続部213を具えた固定用部材214が、例えばボルト、ナットやリベットで取付けられている。更に、天板200の上面には、手摺り205の縦桟209の下端部に当接して支持するL字形状の板状部材215が、例えばボルト、ナット、リベットで取付けられている。そして、図20に示すように、板状部材215と固定用部材214とにより天板200の長辺側端部207を挟持し、板状部材215及び天板200にそれぞれ穿設した孔216、217の中心位置を合わせ、各孔216、217に手摺り205の縦桟209にワイヤー219を介して取付けられているピン218を挿通する。これによって、天板200の長辺側に手摺り205を取付けた際に、手摺り205がワイヤー219を介して天板200に掛止されることになるため、手摺り205が外側に回転するのが防止される。なお、手摺り205の取り外しは、ピン218を抜くことによって行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
更に、手摺り取付ける方法として、天板の側部に手摺りのサイズに合わせてソケットを、例えば、リベットやネジで予め固定しておき、可搬式作業台を使用する際に、ソケットに手摺りを差し込んでピンを介してソケットに固定する方法がある。
特開2001−152659号公報
しかしながら、特許文献1に記載された手摺り205の取付けでは、固定用部材214の立上り部212を溝部211に嵌入するために手摺り205自体を大きく回転させる必要がある。更に、立上り部212が溝部211に嵌入されると共に手摺り205の縦桟209の下端部が板状部材215に当接したことが確認されてから、ピン218を孔216、217に挿通しなければならない。このため、手摺り205を取付ける際の作業性が低下するという問題が生じる。更に、手摺り205を取り外した際には、ピン218が手摺り205にワイヤー219で吊り下げられる状態になるため、ワイヤー219が切れやすく、手摺り205の取り扱いに支障が生じるという問題がある。
また、天板の側部にソケットを予め固定する方法では、ソケットが天板の側部から常時突出した状態になっているため、天板の側部に別の部品(例えば、アウトリガー)を取付け部材を介して取付ける際に、ソケットと取付け部材に干渉が生じやすいという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、脚立又は作業台に転倒又は落下防止の補助部材を簡単かつ確実に取付けると共に補助部材の取り外しも容易かつ迅速に行なうことが可能な金具装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う請求項1記載の金具装置は、側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えた垂直板部と、該垂直板部の下端に連接し、前記天板の端部下板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられたロック部材とを有する。
前記目的に沿う請求項2記載の金具装置は、側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えた垂直板部と、該垂直板部の上端に連接し前記天板の端部上板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部上板に設けられた貫通孔に抜き差し可能に設けられた掛止ピンを備えたロック部材とを有する。
請求項3記載の金具装置は、請求項1記載の金具装置において、前記ロック部材には、前記端部下板に設けられた貫通孔又は前記端部下板の内側端部に掛止可能な掛止ピンを備える。
請求項4記載の金具装置は、請求項1記載の金具装置において、前記ロック部材には、前記端部下板の内側端部に当接するカム板と、該カム板を回転させるノブを有するカム機構を備える。
請求項5記載の金具装置は、請求項1記載の金具装置において、前記ロック部材は、前記端部下板の内側端部に掛止可能な掛止爪と、該掛止爪を前記端部下板の内側端部に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構を備える。
前記目的に沿う請求項6記載の金具装置は、側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に抜き差し可能に嵌入する掛止ピンを有するロック部材を備えた垂直板部と、該垂直板部の下端に連接し、前記天板の端部下板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた抜け止めピンとを有する。
目的に沿う請求項7記載の金具装置は、側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に抜き差し可能に嵌入する掛止ピンを有するロック部材を備えた垂直板部と、該垂直板部の上端に連接し前記天板の端部上板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部上板に設けられた貫通孔に嵌入する抜け止めピンを有する。
請求項8記載の金具装置は、請求項1〜7記載の金具装置において、前記抜け止めピン及び前記ロック部材のいずれか一方又は双方がそれぞれ対応する前記垂直板部又は前記水平板部に複数設けられている。
前記目的に沿う請求項9記載の金具装置は、側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられた第2の固定金具とを有し、
しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に当接する垂直板部と、前記天板の端部上板及び端部下板に当接する上下の水平板部と、前記上下の水平板部にそれぞれ取付けられて前記上の水平板部を前記端部上板に掛止可能に設けられた第1のロック部材と、前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた第2のロック部材とを有する。
請求項10記載の金具装置は、請求項9記載の金具装置において、前記第1のロック部材は、バネによって掛止方向に付勢された掛止ピンである。
前記目的に沿う請求項11記載の金具装置は、側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられた第2の固定金具とを有し、
しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に当接する垂直板部と、前記天板の端部上板及び端部下板に当接する上下の水平板部と、前記下の水平板部に取付けられて前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた第2のロック部材とを有する。
請求項12記載の金具装置は、請求項9〜11記載の金具装置において、前記垂直板部は、前記天板の側部に当接して該天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えている。
請求項13記載の金具装置は、請求項9〜12記載の金具装置において、前記第2のロック部材は、バネによって掛止方向に付勢された掛止ピン、前記端部下板の内側端部に当接するカム板と該カム板を回転させるノブを有するカム機構、及び前記端部下板の内側端部に掛止可能な掛止爪と、該掛止爪を前記端部下板の内側端部に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構のいずれか1つを備える。
請求項14記載の金具装置は、請求項9〜13記載の金具装置において、前記第2のロック部材は、前記下の水平板部に複数設けられている。なお、請求項9、10及びこれらに従属する請求項12、13に記載の金具装置において、前記第1のロック部材は、前記上の水平板部に複数設けてもよい。
請求項15記載の金具装置は、請求項1〜14記載の金具装置において、前記第2の固定金具は前記第1の固定金具に回転不能に取付けられている。
請求項16記載の金具装置は、請求項15記載の金具装置において、前記第2の固定金具はねじであって、前記補助部材は前記第1の固定金具に直接取付けられている。
請求項17記載の金具装置は、請求項1〜14記載の金具装置において、前記第2の固定金具は前記第1の固定金具に回転可能に取付けられている。
請求項18記載の金具装置は、請求項17記載の金具装置において、前記第2の固定金具には該第2の固定金具が受ける荷重によって自動的に前記第1の固定金具に対する該第2の固定金具の移動を不能にする第1の移動防止機構が設けられている。
請求項19記載の金具装置は、請求項1〜18記載の金具装置において、前記補助部材は、アウトリガー及び手摺りのいずれか一方である。
請求項20記載の金具装置は、請求項1〜18記載の金具装置において、前記補助部材は、アウトリガー及び手摺りであって、該アウトリガーは前記第2の固定金具に設けられ、該手摺りは前記第1の固定金具に設けられている。
請求項21記載の金具装置は、請求項20記載の金具装置において、前記第2の固定金具には、前記アウトリガーが受ける荷重によって自動的に該アウトリガーを該第2の固定金具に対して移動不能にする第2の移動防止機構が設けられている。
請求項1及びこれに従属する請求項3〜5、8、15〜21記載の金具装置は、天板の側部に固定される第1の固定金具と、第1の固定金具に取付けられて補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、第1の固定金具は天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えた垂直板部と、垂直板部の下端に連接し天板の端部下板に当接する水平板部と、水平板部に取付けられて端部下板の内側端部に掛止可能に設けられたロック部材を有するので、補助部材を簡単に取付けると共に補助部材の取り外しも容易に行なうことが可能になる。更に、天板の上面側に金具装置の一部が存在しないので、天板上面を有効に使用でき作業効率が向上する。
請求項2及びこれに従属する請求項8、15〜21記載の金具装置は、天板の側部に固定される第1の固定金具と、第1の固定金具に取付けられて補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、第1の固定金具は天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えた垂直板部と、垂直板の上端に連接し前記天板の端部上板に当接する水平板部と、水平板部に取付けられて端部上板に設けられた貫通孔に抜き差し可能に設けられたロック部材を有するので、補助部材を簡単に取付けると共に補助部材の取り外しも容易に行なうことが可能になる。更に、天板の端部上板に水平板部が設けられているので、第1の固定金具の脱落が防止でき、補助部材の取付けをより確実に行なうことができる。
特に、請求項3記載の金具装置においては、ロック部材には、端部下板に設けられた貫通孔又は端部下板の内側端部に掛止可能な掛止ピンを備えるので、掛止ピンの操作で天板に対する第1の固定金具の着脱を行なうことが可能になる。
請求項4記載の金具装置においては、ロック部材には、端部下板の内側端部に当接するカム板と、カム板を回転させるノブを有するカム機構を備えるので、カム板の操作で天板に対する第1の固定金具の着脱を行なうことが可能になる。
請求項5記載の金具装置においては、ロック部材は、端部下板の内側端部に掛止可能な掛止爪と、掛止爪を端部下板の内側端部に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構を備えるので、第1の固定金具の天板に対する着脱を強固にかつ素早く行なうことが可能になる。
請求項6及びこれに従属する請求項8、15〜21記載の金具装置は、天板の側部に固定される第1の固定金具と、第1の固定金具に取付けられて補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、第1の固定金具は、天板の端部側板に設けられた掛止孔に抜き差し可能に嵌入する掛止ピンを有するロック部材を備えた垂直板部と、垂直板部の下端に連接し、天板の端部下板に当接する水平板部と、水平板部に取付けられて端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた抜け止めピンとを有するので、補助部材を簡単に取付けると共に補助部材の取り外しも容易に行なうことが可能になる。更に、天板の上面側に金具装置の一部が存在しないので、天板上面を有効に使用でき作業効率が向上する。
請求項7及びこれに従属する請求項8、15〜21記載の金具装置は、天板の側部に固定される第1の固定金具と、第1の固定金具に取付けられて補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、第1の固定金具は、天板の端部側板に設けられた掛止孔に抜き差し可能に嵌入する掛止ピンを有するロック部材を備えた垂直板部と、垂直板部の上端に連接し天板の端部上板に当接する水平板部と、水平板部に取付けられて端部上板に設けられた貫通孔に嵌入する抜け止めピンを有するので、補助部材を簡単に取付けると共に補助部材の取り外しも容易に行なうことが可能になる。更に、天板の端部上板に水平板部が設けられているので、第1の固定金具の脱落が防止でき、補助部材の取付けをより確実に行なうことができる。
特に、請求項8記載の金具装置においては、抜け止めピン及びロック部材のいずれか一方又は双方がそれぞれ対応する垂直板部又は水平板部に複数設けられているので、第1の固定金具を天板に強固に固定することができ、天板に対する補助部材の取付けを確実に行なうことが可能になる。
請求項9及びこれに従属する請求項10、12〜21記載の金具装置は、補助部材が取付けられた第2の固定金具が固定された第1の固定金具で天板の側部を上下方向から把持しながら第1及び第2のロック部材で天板の側部から抜けるのを防止することができるので、転倒又は落下防止の補助部材を簡単かつ強固に取付けることが可能になる。
特に、請求項10記載の金具装置においては、第1のロック部材は、バネによって掛止方向に付勢された掛止ピンであるので、掛止ピンを貫通孔に自動的に嵌入させることができ、第1の固定金具を天板に確実に掛止することが可能になる。
請求項11及びこれに従属する請求項12〜21記載の金具装置は、補助部材が取付けられた第2の固定金具が固定された第1の固定金具で天板の側部を上下方向から把持しながら第2のロック部材で天板の側部から抜けるのを防止することができるので、転倒又は落下防止の補助部材を簡便に取付けることが可能になると共に、補助部材の取り外しも容易かつ迅速に行なうことが可能になる。
特に、請求項12記載の金具装置においては、垂直板部は、天板の側部に当接して天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えているので、金具装置の天板に対する位置決めを行なうことができ、金具装置を天板の所定位置に確実に取付けることが可能になる。
請求項13記載の金具装置においては、第2のロック部材は、バネによって掛止方向に付勢された掛止ピン、端部下板の内側端部に当接するカム板とカム板を回転させるノブを有するカム機構、及び端部下板の内側端部に掛止可能な掛止爪と、掛止爪を端部下板の内側端部に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構のいずれか1つを備えるので、使用状況に合わせて第2のロック部材を選択することができ、天板に対する補助部材の取付けを容易に行なうことが可能になる。
請求項14記載の金具装置においては、第2のロック部材が、下の水平板部に複数設けられているので、第1の固定金具を天板に強固に固定することができ、天板に対する補助部材の取付けを確実に行なうことが可能になる。
請求項15記載の金具装置においては、第2の固定金具は第1の固定金具に回転不能に取付けられているので、使用時において補助部材が移動するのを防止でき、脚立又は作業台の転倒、あるいは脚立又は作業台からの落下防止を確実に行なうことができる。
請求項16記載の金具装置においては、第2の固定金具はねじであって、補助部材は第1の固定金具に直接取付けられているので、第2の固定金具の構成を簡単にすることができ、製造コストを低減することが可能になる。
請求項17記載の金具装置においては、第2の固定金具は第1の固定金具に回転可能に取付けられているので、第2の固定金具を設置場所の状況に合わせて最適な位置にセットすることができ、補助部材を効果的にセットすることが可能になる。
請求項18記載の金具装置においては、第2の固定金具には第2の固定金具が受ける荷重によって自動的に第1の固定金具に対する第2の固定金具の移動を不能にする第1の移動防止機構が設けられているので、第2の固定金具を最適な位置に回転させた後に第1の固定金具に対して固定することができ、最適な位置にセットした補助部材を天板に確実に取付けることが可能になる。
請求項19記載の金具装置においては、補助部材は、アウトリガー及び手摺りのいずれか一方であるので、アウトリガー又は手摺りを天板に簡単かつ確実に取付けることができ、脚立又は作業台を組み立て使用状態に素早くすることが可能になる。
請求項20記載の金具装置においては、補助部材は、アウトリガー及び手摺りであって、アウトリガーは第2の固定金具に設けられ、手摺りは第1の固定金具に設けられているので、アウトリガー及び手摺りを天板に同時に簡単かつ確実に取付けることができ、脚立又は作業台を組み立て使用状態に素早くすることが可能になる。
請求項21記載の金具装置においては、第2の固定金具には、アウトリガーが受ける荷重によって自動的にアウトリガーを第2の固定金具に対して移動不能にする第2の移動防止機構が設けられているので、アウトリガーを第2の固定金具に固定することができ、脚立又は作業台の転倒を確実に防止することができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1(A)、(B)は本発明の第1の実施の形態に係る金具装置を適用してアウトリガーを取付けた作業台の平面図、正面図、図2は同金具装置を適用してアウトリガーを取付けた作業台の側面図、図3は同金具装置の平面図、図4(A)は同金具装置の断面図、(B)は第1の固定金具の垂直板部に備えられた抜け止めピンの説明図、図5(A)は同金具装置で取付けるアウトリガーの平面図及び側面図、(B)は(A)のa−a矢視断面図、(C)は(A)のb−b矢視断面図、図6はロック部材のロック状態における一部切り欠き断面図、図7(A)、(B)はそれぞれ本発明の第2の実施の形態に係る金具装置の平面図及び断面図、図8(A)は本発明の第3の実施の形態に係る金具装置の掛止状態を示す一部切り欠き平断面図、(B)は同金具装置の掛止状態を示す一部切り欠き側断面図、(C)は同金具装置の掛止前の状態を示す一部切り欠き平断面図、図9(A)、(B)は本発明の第4の実施の形態に係る金具装置の掛止状態及び掛止前の状態を示す一部切り欠き側断面図、図10(A)、(B)はそれぞれ本発明の第5の実施の形態に係る金具装置の平面図及び断面図、図11は本発明の第6の実施の形態に係る金具装置を適用して手摺りを取付けた作業台の正面図、図12は同金具装置を適用して手摺りを取付けた作業台の側面図、図13は同金具装置で取付ける手摺りの平面図及び正面図、図14は同金具装置を取付けた手摺りの説明図、図15は同金具装置の取付け状態を示す説明図、図16は本発明の第7の実施の形態に係る金具装置の側面図、図17(A)は同金具装置の正面図、(B)は同金具装置の第2の固定金具に設けられた取付け板部の説明図である。
図1(A)、(B)、図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る金具装置10を適用して補助部材の一例であるアウトリガー11を取付けた作業台12は、天板13と、天板13の両側(本実施の形態では、天板13の長手方向両端側)に折り畳み可能に設けられた対となる梯子状の支持脚14を有している。以下、これらについて詳細に説明する。
天板13は、例えば、側端部断面が溝型形状を有する矩形状の枠体15に足場板16を取付けることによって形成されており、複数の作業者が載っても十分耐えうる強度を有する。なお、足場板16には滑り止め用のバーリング加工による孔16aが多数形成されている。また、天板13の両側に折り畳み可能に設けられた対となる梯子状の支持脚14は、対となる脚柱18、19と、脚柱18、19間に上下方向に間隔を開けて横架される複数の踏み桟20を有している。そして、各支持脚14は、天板13の両側に折り畳み連結機構21、22を介して配設されている。
支持脚14を構成する対となる脚柱18、19においては、図2に示すように、その上端部は天板13の幅と同一間隔をあけて平行に上方に伸延している。一方、上端部を除いた脚柱18、19の部分は、脚柱18、19間の幅方向に対称に傾斜しており、下方にいくにつれて、漸次、両者間の幅を拡大している。これによって、支持脚14によって、天板13を床面23上に安定状態に支持することができる。
更に、天板13の両端部の側面側と、支持脚14の上部との間には、折り畳み連結機構21、22の操作に合わせて折り畳み可能な開き止め金具24が並べて架設されている。これによって、天板13の両端部における支持脚14の開脚角度の拡がりを防止して、天板13を床面23上に安定状態に支持することができる。
また、折り畳み連結機構21(22)は、枠体15の両端部に固着されている固定板25(26)に、支持脚14の上端部に固着されている可動板27(28)を枢軸29(30)によって回転自在に連結することによって構成されている。ここで、折り畳み連結機構21の可動板27の寸法が折り畳み連結機構22の可動板28より大きく形成されている。
図3、図4(A)に示すように、金具装置10は、枠体15の長辺側の側部に当接して固定される第1の固定金具31と、第1の固定金具31に取付けられてアウトリガー11の上部が取付けられる第2の固定金具32を有している。
そして、第1の固定金具31は、天板13の枠体15の端部側板33に設けられた掛止孔34に嵌入する抜け止めピン35を備えた垂直板部36と、垂直板部36の下端に連接し、天板13の枠体15の端部下板37に当接する水平板部38と、水平板部38に取付けられて端部下板37の内側端部39に掛止可能に設けられたロック部材40を有する。また、第2の固定金具32は第1の固定金具31の垂直板部36に回転可能に取付けられる取付け板部41と、取付け板部41の両側に垂直にそれぞれ連接する対となる側板部42、43を有している。
ここで、抜け止めピン35は、図4(B)に示すように、先端部の縁部に丸みが形成され掛止孔34に嵌入する嵌入部44と、嵌入部44より縮径した中間部45と、中間部45から基端側の領域で外周にねじ切り加工が施されたねじ加工部46を有している。また、垂直板部36の中央部と取付け板部41の中央部には、それぞれ抜け止めピン35のねじ加工部46及び中間部45が挿通可能な孔47、48が形成されている。そして、孔47、48の中心位置が一致するように垂直板部36と取付け板部41を位置合わせして当接させ、貫通状態になっている孔47、48に抜け止めピン35を孔47側から挿通し座金49を介して緩み防止機構を備えたナット50で締結する。これによって、垂直板部36に抜け止めピン35を設けることができる。
また、中間部45の長さLは、垂直板部36の厚みD1、取付け板部41の厚みD2の和よりも、例えば、0.1〜1mm長く形成する。これによって、垂直板部36と取付け板部41を座金49とナット50で締結した際に垂直板部36と取付け板部41の間に0.1〜1mmの幅の隙間を設けることができ、第1の固定金具31に第2の固定金具32を回転可能に取付けることができる。
図5(A)〜(C)に示すように、アウトリガー11は、一端側にピン51aで固定され床面23に当接して滑り防止を行なう滑り止め51が設けられた角パイプ52を有している。滑り止め51をピン51aで固定することにより、床面23が傾斜していても滑り止め51を確実に床面23に当接させることができる。また、角パイプ52の1つの側面には長手方向に沿って、例えば一定の間隔で孔54が形成されている。
更に、アウトリガー11は、角パイプ52を内部に収納しながら軸方向に移動可能にする相似形状の角パイプ53を有している。ここで、角パイプ53の他端側には基部側が中空になったサイドストッパー55が嵌入されている。そして、図3に示すように、サイドストッパー55の基部側の対向する側面には中心を合わせて貫通孔56が形成され、各貫通孔56に対応する角パイプ53の位置には孔57がそれぞれ形成されている。更に、サイドストッパー55の基部側には、各貫通孔56を連通するパイプ(カラー)58が設けられている。
このような構成とすることにより、側板部42、43にそれぞれ中心位置を合わせて孔58aを形成し、各孔58aがパイプ58で連通されるように側板部42、43と角パイプ53の他端側との位置合せを行なって、孔58a及びパイプ58にボルト58bを挿通させ緩み防止機構を備えたナット58cで締結して、第2の固定金具32にアウトリガー11を取付けることができる。
図6に示すように、角パイプ52の孔54が形成されている側面に対向する角パイプ53の側面では、一端側の中央部に孔54と同径の孔59が形成され、角パイプ52を角パイプ53の内部で軸方向に移動させて孔54と孔59の中心位置が一致して貫通状態になった際に孔54及び孔59に嵌入する掛止ピン60を備えたロック部材61が設けられている。
ここで、ロック部材61は、中央に貫通孔62が形成され、平面視して長円形状となった突出部63、及びその周囲につば部64が形成されたロック本体65と、突出部63を内側に内装可能な平面視して長円形状となったドーム部(キャップ)66、及びドーム部66の中央に取付けられ貫通孔に挿通可能な掛止ピン60を備えた操作部67を有している。
そして、操作部67とロック本体65は、掛止ピン60を突出部63の貫通孔62に挿通させ、突出部63の内側に突出した掛止ピン60にスプリング68を外装させて掛止金具69を取付けることにより一体化されている。そして、ロック部材61は、つば部64に形成された挿通孔70にリベット71を挿通させて角パイプ53の側面に固定されている。
このような構成とすることにより、突出部63がドーム部66の内側に装入されるようにしてドーム部66がスプリング68の押圧力で押し込まれると、掛止ピン60は突出部63の内側で下方に移動し、角パイプ53に形成された孔59を介して角パイプ52に形成された孔54に嵌入させて掛止することにより、角パイプ52の角パイプ53内での移動をロックすることができる。
これによって、支持脚14を畳んだ際に、角パイプ52を角パイプ53内に収容しロック部材61の掛止ピン60を孔59を介して角パイプ52に形成された孔54に嵌入することによりアウトリガー11の長さを縮小し、第2の固定金具32を回転させ天板13の長手方向に沿って配置することができる。
また、操作部67のドーム部66を引き上げることにより孔54から掛止ピン60を退出させることができ、角パイプ52のロックを解除することができる。なお、操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転させることにより、突出部63がドーム部66の内側に装入できないようにして、掛止ピン60の移動を停止することができる。
ここで、操作部67が引き上げられた状態では、スプリング68は突出部63の内面と掛止金具69の間で圧縮された状態になっているため、掛止金具69を介して操作部67は突出部63側に向けて付勢された状態となっている。このため、操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転させることによりドーム部66は下方に移動し、突出部63がドーム部66の内側に容易に装入される。
水平板部38に取付けられて端部下板37の内側端部39に掛止可能に設けられたロック部材40は、例えば、図6に示すロック部材61と同様の構成にすることができる。このため、同一の構成部材については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、ロック部材40は、水平板部38に設けられた貫通孔72内に掛止ピン60が嵌入可能なように位置合せを行なって、つば部64に形成された挿通孔70にリベット73を挿通させて水平板部38に固定されている。
このような構成とすることにより、突出部63がドーム部66の内側に装入されるようにしてドーム部66がスプリング68の押圧力で押し込まれると、掛止ピン60を突出部63の内側で下方に移動させて、天板13の端部下板37の内側端部39に掛止させることができる。また、操作部67のドーム部66を引き上げることにより貫通孔72から掛止ピン60を退出させることができ、内側端部39の掛止を解除することができる。なお、操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転させることにより、突出部63がドーム部66の内側に装入できないようにして、掛止ピン60の移動を停止することができる。
ここで、操作部67が引き上げられた状態では、スプリング68は突出部63の内面と掛止金具69の間で圧縮された状態になっているため、掛止金具69を介して操作部67は突出部63側に向けて付勢された状態となっている。このため、操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転させることによりドーム部66は下方に移動し、突出部63がドーム部66の内側に容易に装入されて、掛止ピン60による内側端部39の掛止が自動的に行なわれる。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る金具装置10の使用方法について説明する。
先ず、図1、図2に示すように、折り畳まれた支持脚14を展開して作業台12を自立させる。
次いで、金具装置10の水平板部38に設けられたロック部材40の操作部67のドーム部66を引き下げることにより貫通孔72から掛止ピン60を退出させ、更に、操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転させることにより、突出部63がドーム部66の内側に装入できないようにして、掛止ピン60の移動を停止する。
続いて、図3、図4に示すように、第1の固定金具31の垂直板部36に設けられた抜け止めピン35を天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に嵌入させて当接させる。そして、ロック部材40の操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転してドーム部66を上方に移動させて突出部63をドーム部66の内側に装入させて掛止ピン60を貫通孔72に嵌入させる。これによって、掛止ピン60が天板13の端部下板37の内側端部39に掛止され、金具装置10の天板13の側部への取付けが完了する。なお、金具装置10に荷重が加わった際、金具装置10が脱落するのは抜け止めピン35により防止され、金具装置10が天板13から引き抜かれるのは掛止ピン60により防止される。
そして、平面視してアウトリガー11が天板13に対して直角方向に伸びるように第2の固定金具32を回転させながら、ロック部材61の操作部67を引き上げて掛止ピン60によるロックを解除して角パイプ52を角パイプ53内から引き出し、床面23に滑り止め51が当接される長さに調整して掛止ピン60で角パイプ52をロックする。これによって、アウトリガー11のセットが完了する。
図7(A)、(B)に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る金具装置74は、第1の実施の形態に係る金具装置10と比較して、第1の固定金具79の水平板部75が垂直板部76の上端に連接されていることが特徴となっており、構成部材は金具装置10の構成部材と同一にすることができる。このため、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、水平板部75は天板13の端部上板77に設けられた貫通孔78にロック部材40の掛止ピン60を嵌入することにより行なわれる。
また、金具装置74の天板13への固定は以下の手順で行なわれる。先ず、作業台12を自立させ、金具装置74の水平板部75に設けられたロック部材40の掛止ピン60を水平板部75の貫通孔72aから退出させ、操作部67を突出部63の上面側で90°回転させ掛止ピン60の移動を停止する。
続いて、第1の固定金具79の垂直板部76に設けられた抜け止めピン35を天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に嵌入させて当接させる。そして、ロック部材40の操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転してドーム部66を下方に移動させて突出部63をドーム部66の内側に装入させて掛止ピン60を貫通孔72aを介して天板13の端部上板77に設けられた貫通孔78に嵌入させる。
これによって、掛止ピン60が天板13の端部上板77に掛止され、金具装置74の天板13の側部への取付けが完了する。なお、金具装置74に荷重が加わった際、金具装置74が脱落するのは抜け止めピン35及び水平板部75により防止され、金具装置74が天板13から引き抜かれるのは掛止ピン60により防止される。
図8(A)、(B)に示すように、本発明の第3の実施の形態に係る金具装置80は、第1の実施の形態に係る金具装置10のロック部材40の代りに天板13の端部下板37の内側端部39に当接するカム板81と、カム板81を回転させるノブ82を有するカム機構83を備えたロック部材84が設けられていることが特徴となっている。このため、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。なお、81aはガイド板である。
このような構成とすることにより、図8(C)に示すように、ノブ82を回転させてカム板81の長手方向を端部下板37の長手方向に沿うようにして、第1の固定金具85の垂直板部36に設けられた抜け止めピン35を天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に嵌入させて当接させることができる。
そして、ノブ82を回転させてカム板81を端部下板37の内側端部39に当接させる。これによって、カム板81が天板13の端部下板37の内側端部39に掛止され、金具装置80の天板13の側部への取付けが完了する。なお、金具装置80に荷重が加わった際、金具装置80が脱落するのは抜け止めピン35により防止され、金具装置80が天板13から引き抜かれるのはカム板81により防止される。
図9(A)、(B)に示すように、本発明の第4の実施の形態に係る金具装置86は、第1の実施の形態に係る金具装置10のロック部材40の代りに端部下板37の内側端部39に掛止可能な掛止爪87と、掛止爪87を端部下板37の内側端部39に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構88を備えたロック部材89が設けられていることが特徴となっている。このため、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
このような構成とすることにより、図9(A)に示すように、支点超えリンク機構88のレバー88aを引き下げて掛止爪87を解除状態にして、第1の固定金具90の垂直板部36に設けられた抜け止めピン35を天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に嵌入させて当接させる。そして、図9(B)に示すように、支点超えリンク機構88のレバー88aを押し上げて掛止爪87を端部下板37の内側端部39側に移動させることにより、掛止爪87を端部下板37の内側端部39に掛止して当接させることができる。
これによって、掛止爪87が天板13の端部下板37の内側端部39に掛止され、金具装置86の天板13の側部への取付けが完了する。なお、金具装置86に荷重が加わった際、金具装置86が脱落するのは抜け止めピン35により防止され、金具装置86が天板13から引き抜かれるのは掛止爪87により防止される。
図10(A)、(B)に示すように、本発明の第5の実施の形態に係る金具装置90は、金具装置10と比較して、天板13の枠体15の長辺側の側部に当接して固定される第1の固定金具91が、天板13の端部側板33に当接する垂直板部92と、天板の端部上板77及び端部下板37に当接する上下の水平板部93、94と、上下の水平板部93、94にそれぞれ取付けられて上の水平板部93を端部上板77に設けられた貫通孔95に掛止可能に設けられた第1のロック部材96と、端部下板37の内側端部39に掛止可能に設けられた第2のロック部材97を有していることが特徴となっている。そして、金具装置90の構成部材は金具装置10の構成部材と同一にすることができ、第1及び第2のロック部材96、97の構成はロック部材40の構成と同一にすることができる。このため、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
また、金具装置90の天板13への固定は以下の手順で行なわれる。先ず、作業台12を自立させ、金具装置90の水平板部93、94に設けられた第1及び第2のロック部材96、97の掛止ピン60を水平板部93、94の貫通孔72b、72cから退出させ、操作部67を突出部63の上面側で90°回転させ掛止ピン60の移動を停止する。
続いて、第1の固定金具91の垂直板部92に設けられた抜け止めピン35を天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に嵌入させて当接させる。そして、第1のロック部材96の操作部67を突出部63の上面側で90°回転してドーム部66を移動させて突出部63をドーム部66の内側に装入させて掛止ピン60を貫通孔72bを介して天板13の端部上板77に設けられた貫通孔95に嵌入させる。
また、第2のロック部材97の操作部67を操作してドーム部66を上方に移動させて突出部63をドーム部66の内側に装入させて掛止ピン60を水平板部94の貫通孔72cに嵌入させ掛止ピン60で端部下板37の内側端部39を掛止する。これによって金具装置90の天板13の側部への取付けが完了する。なお、金具装置90に荷重が加わった際、金具装置90が脱落するのは抜け止めピン35及び水平板部93により防止され、金具装置90が天板13から引き抜かれるのは上下の掛止ピン60により防止される。
図11〜図15に示すように、本発明の第6の実施の形態に係る金具装置98は補助部材の一例である手摺り99を作業台12に取付けるもので、天板13の枠体15の長辺側の側部に当接して固定される第1の固定金具100と、第1の固定金具100に手摺り99の縦桟101の下部を直接取付ける第2の固定金具の一例である複数のねじ102を有している。
第1の固定金具100は、天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に抜き差し可能に嵌入する掛止ピン103を有するロック部材104を一端側に備えた垂直板部105と、垂直板部105の上端に連接し天板13の端部上板77に当接する水平板部106と、水平板部106に取付けられて端部上板77に設けられた貫通孔107に嵌入する抜け止めピン108を有している。更に、垂直板部105の他端側には、ねじ102を挿通する複数の挿通孔109が形成されている。
なお、ロック部材104はロック部材40と同一の構成とすることができるので、同一の構成部材には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。また、手摺り99は隙間を開けて平行に配置された2本の縦桟101と、縦桟101を水平方向に連結する複数の横桟110を有している。更に、各縦桟101の上端側には、サイドストッパー(キャップ)111が嵌入され、固定ピンを介して縦桟101の上端側に固定されている。
次に、本発明の第6の実施の形態に係る金具装置98の使用方法について説明する。
先ず、図13〜図14に示すように、各縦桟101の下部に中心位置を合わせて貫通して設けられたねじ孔と挿通孔109の位置を合わせる。次いで、ねじ102を挿通孔109側から装入してねじ孔内を通過させ縦桟101から突出させて抑え板114を介してナット115で締結する。これによって、各縦桟101の下部に第1の固定金具100を固定することができ、金具装置98を手摺り99取付けることができる。
続いて、折り畳まれた支持脚14を展開して作業台12を自立させる。また、金具装置98の垂直板部105に設けられたロック部材104の操作部67のドーム部66を引き上げることにより貫通孔から掛止ピン103を退出させ、更に、操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転させることにより、突出部63がドーム部66の内側に装入できないようにして、掛止ピン103の移動を停止する。
そして、図15に示すように、第1の固定金具100の水平板部106に設けられた抜け止めピン108を天板13の端部上板77に設けられた貫通孔107に嵌入させて、水平板部106を端部上板77に当接させる。次いで、ロック部材104の操作部67を突出部63の上面側で、例えば90°回転してドーム部66を上方に移動させて突出部63をドーム部66の内側に装入させて掛止ピン103を貫通孔に嵌入させる。
これによって、掛止ピン103が天板13の端部側板33に設けられた掛止孔34に掛止され、金具装置98の天板13の側部への取付けが完了する。なお、金具装置98に荷重が加わった際、金具装置98が脱落するのは掛止ピン103及水平板部106により防止され、金具装置98が天板13から引き抜かれるのは抜け止めピン108により防止される。
図16、図17(A)、(B)に示すように、本発明の第7の実施の形態に係る金具装置は、第3の実施の形態に係る金具装置80と比較して、第2の固定金具117に第2の固定金具117が受ける荷重によって自動的に第1の固定金具85に対する第2の固定金具117の移動(回転)を不能にする第1の移動防止機構と、アウトリガー11が受ける荷重によって自動的にアウトリガー11を第2の固定金具117に対して移動不能にする第2の移動防止機構が設けられていることが特徴となっている。
このため、金具装置80と同一の構成部材については同一の符号を付して説明を省略し、第1の移動防止機構と、第2の移動防止機構に関してのみ説明する。
第1の移動防止機構は、第1の固定金具85の垂直板部36に回転可能に取付けられる第2の固定金具117に設けられた取付け板部120を有している。そして、取付け板部120の上部側には扇形状の切り欠き部121が形成され、切り欠き部121の縁部には、例えば、周方向に等間隔に複数(実施例では3個)の凹部122が形成されている。また、第1の移動防止機構は、垂直板部36の上端側の中央部に設けられ凹部122に嵌入可能な固定ピン123を有している。更に、取付け板部120に形成され垂直板部36に設けられた抜け止めピン35の中間部45が貫通する孔124は上下方向に長い長孔状に形成されている。
このような構成とすることにより、垂直板部36に対して取付け板部120を下方にずらせた状態で金具装置を天板13に取付けることができる。そして、第1の固定金具85に対して第2の固定金具117を所定角度だけ回転させてから第2の固定金具117を上方に滑らせることにより、凹部122に固定ピン123を嵌入させることができる。これによって、第1の固定金具85に対して第2の固定金具117の回転がロックされる。
第2の移動防止機構は、取付け板部120の両側に垂直にそれぞれ連接し先端側が半円形状となる側板部125、126を有しており、側板部125、126の先部の下部側には、例えば、周方向に等間隔に凹部127が複数(実施例では3個)設けられている。
また、側板部125、126とそれぞれ対向するアウトリガー11の角パイプ53の側面には、中心位置を合わせて長手方向に伸びる長孔128がそれぞれ形成され、長孔128にはロックピン129が挿入されている。更に、ロックピン129の中央部には引っ張りバネ130の一端側が接続され、引っ張りバネ130の他端側はアウトリガー11を第2の固定金具117に取付けているボルト58bに固定されている。
このような構成とすることにより、ロックピン129を長孔128に沿って下方に引き下げて保持することにより、アウトリガー11をボルト58bの周りで回転させることができる。
そして、アウトリガー11を所定角度だけ回転させて長孔128と任意の凹部127の位置を合わせた後ロックピン129の保持を解除すると、ロックピン129が引っ張りバネ130により付勢されて長孔128内を上方に移動し、凹部127内に嵌入させることができる。これによって、第2の固定金具117に対するアウトリガー11の回転がロックされる。
次に、本発明の第7の実施の形態に係る金具装置の使用方法について説明する。
先ず、作業台12を自立させる。次いで、金具装置の水平板部38に設けられたロック部材84の掛止ピン60と垂直板部36に設けられた抜け止めピン35を用いて、垂直板部36に対して取付け板部120を下方にずらせた状態で金具装置を天板13に取付ける。
そして、平面視してアウトリガー11が天板13に対して直角方向に伸びるように第2の固定金具117を第1の固定金具85に対して回転させてから第2の固定金具117を上方に移動させ、凹部122に固定ピン123を嵌入させる。これによって、第1の固定金具85に対して第2の固定金具117の回転がロックされる。
次いで、アウトリガー11に設けられたロック部材61の操作部67を引き上げて掛止ピン60によるロックを解除して角パイプ52を角パイプ53内から引き出し、床面23に滑り止め51が当接される長さに調整して掛止ピン60で角パイプ52をロックする。
続いてアウトリガー11に設けられたロックピン129を長孔128に沿って下方に引き下げて保持しながらアウトリガー11をボルト58bの周りで回転させ、床面23の状況に合わせて滑り止め51が床面23に確実に当接できるアウトリガー11の角度に調整しロックピン129の保持を解除すると、ロックピン129は引っ張りバネ130により付勢されて長孔128内を上方に移動し、長孔128の上端側近傍の凹部127内に嵌入する。これによって、第2の固定金具117に対するアウトリガー11の回転がロックされる。これによって、アウトリガー11のセットが完了する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の金型装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
例えば、第1及び第2の実施の形態において、垂直板部に掛止ピンを備えたロック部材を設け、水平板部に抜け止めピンを設けるようにしてもよい。また、抜け止めピン及びロック部材のいずれか一方又は双方を複数設けるようにしてもよい。
第3の実施の形態において、抜け止めピン及びカム機構を備えたロック部材のいずれか一方又は双方を複数設けるようにしてもよい。また、抜け止めピンの代りに掛止ピンを備えたロック部材を使用することもでき、更に、カム機構及び掛止ピンをそれぞれ備えたロック部材のいずれか一方又は双方を複数設けるようにしてもよい。
第4の実施の形態において、抜け止めピン及び支点超えリンク機構を備えたロック部材のいずれか一方又は双方を複数設けるようにしてもよい。また、抜け止めピンの代りに掛止ピンを備えたロック部材を使用することもでき、更に、支点超えリンク機構及び掛止ピンをそれぞれ備えたロック部材のいずれか一方又は双方を複数設けるようにしてもよい。
第5の実施の形態において、垂直板部に抜け止めピンを複数設けるようにしても、抜け止めピンを設けないようにしてもよい。更に、第1及び第2のロック部材のいずれか一方又は双方を複数設けるようにしてもよい。
第7の実施の形態においては、第2の固定金具に第1の移動防止機構及び第2の移動防止機構を設けたが、いずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
また、第1、第2、第4、及び第5の実施の形態において、第2の固定金具に第1の移動防止機構及び第2の移動防止機構のいずれか一方又は双方を設けるようにしてもよい。更に、第1〜第5の実施の形態において、第2の固定金具を第1の固定金具に回転可能に設けたが、第2の固定金具を第1の固定金具に回転不可能に設けてもよい。
第6の実施の形態において、第2の固定金具をねじとして手摺りを第1の固定金具に直接取付けるようにしたが、第2の固定金具を、例えば、手摺りの縦桟の下端側を収納してピン固定することが可能な有底の筒形部材として、これを第1の固定金具に取付けるようにしてもよい。
(A)、(B)は本発明の第1の実施の形態に係る金具装置を適用してアウトリガーを取付けた作業台の平面図、正面図である。 同金具装置を適用してアウトリガーを取付けた作業台の側面図である。 同金具装置の平面図である。 (A)は同金具装置の断面図、(B)は第1の固定金具の垂直板部に備えられた抜け止めピンの説明図である。 (A)は同金具装置で取付けるアウトリガーの平面図及び側面図、(B)は(A)のa−a矢視断面図、(C)は(A)のb−b矢視断面図である。 ロック部材のロック状態における一部切り欠き断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ本発明の第2の実施の形態に係る金具装置の平面図及び断面図である。 (A)は本発明の第3の実施の形態に係る金具装置の掛止状態を示す一部切り欠き平断面図、(B)は同金具装置の掛止状態を示す一部切り欠き側断面図、(C)は同金具装置の掛止前の状態を示す一部切り欠き平断面図である。 (A)、(B)は本発明の第4の実施の形態に係る金具装置の掛止状態及び掛止前の状態を示す一部切り欠き側断面図である。 (A)、(B)はそれぞれ本発明の第5の実施の形態に係る金具装置の平面図及び断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る金具装置を適用して手摺りを取付けた作業台の正面図である。 同金具装置を適用して手摺りを取付けた作業台の側面図である。 同金具装置で取付ける手摺りの平面図及び正面図である。 同金具装置を取付けた手摺りの説明図である。 同金具装置の取付け状態を示す説明図である。 本発明の第7の実施の形態に係る金具装置の側面図である。 (A)は同金具装置の正面図、(B)は同金具装置の第2の固定金具に設けられた取付け板部の説明図である。 従来例に係る手摺りを取付けた可搬式作業台の説明図である。 従来例に係る手摺りの取付け部材の説明図である。 従来例に係る手摺りの取付け部材の説明図である。
符号の説明
10:金具装置、11:アウトリガー、12:作業台、13:天板、14:支持脚、15:枠体、16:足場板、16a:孔、18、19:脚柱、20:踏み桟、21、22:折り畳み連結機構、23:床面、24:開き止め金具、25、26:固定板、27、28:可動板、29、30:枢軸、31:第1の固定金具、32:第2の固定金具、33:端部側板、34:掛止孔、35:抜け止めピン、36:垂直板部、37:端部下板、38:水平板部、39:内側端部、40:ロック部材、41:取付け板部、42、43:側板部、44:嵌入部、45:中間部、46:ねじ加工部、47、48:孔、49:座金、50:ナット、51:滑り止め、51a:ピン、52:角パイプ、53:角パイプ、54:孔、55:サイドストッパー、56:貫通孔、57:孔、58:パイプ、58a:孔、58b:ボルト、58c:ナット、59:孔、60:掛止ピン、61:ロック部材、62:貫通孔、63:突出部、64:つば部、65:ロック本体、66:ドーム部、67:操作部、68:スプリング、69:掛止金具、70:挿通孔、71:リベット、72、72a、72b、72c:貫通孔、73:リベット、74:金具装置、75:水平板部、76:垂直板部、77:端部上板、78:貫通孔、79:第1の固定金具、80:金具装置、81:カム板、81a:ガイド板、82:ノブ、83:カム機構、84:ロック部材、85:第1の固定金具、86:金具装置、87:掛止爪、88:支点超えリンク機構、88a:レバー、89:ロック部材、90:金具装置、91:第1の固定金具、92:垂直板部、93、94:水平板部、95:貫通孔、96:第1のロック部材、97:第2のロック部材、98:金具装置、99:手摺り、100:第1の固定金具、101:縦桟、102:ねじ、103:掛止ピン、104:ロック部材、105:垂直板部、106:水平板部、107:貫通孔、108:抜け止めピン、109:挿通孔、110:横桟、111:サイドトッパー、114:抑え板、115:ナット、117:第2の固定金具、120:取付け板部、121:切り欠き部、122:凹部、123:固定ピン、124:孔、125、126:側板部、127:凹部、128:長孔、129:ロックピン、130:引っ張りバネ

Claims (21)

  1. 側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
    前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
    しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えた垂直板部と、該垂直板部の下端に連接し、前記天板の端部下板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられたロック部材とを有することを特徴とする金具装置。
  2. 側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
    前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
    しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えた垂直板部と、該垂直板部の上端に連接し前記天板の端部上板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部上板に設けられた貫通孔に抜き差し可能に設けられたロック部材とを有することを特徴とする金具装置。
  3. 請求項1記載の金具装置において、前記ロック部材には、前記端部下板に設けられた貫通孔又は前記端部下板の内側端部に掛止可能な掛止ピンを備えることを特徴とす金具装置。
  4. 請求項1記載の金具装置において、前記ロック部材には、前記端部下板の内側端部に当接するカム板と、該カム板を回転させるノブを有するカム機構を備えることを特徴とする金具装置。
  5. 請求項1記載の金具装置において、前記ロック部材は、前記端部下板の内側端部に掛止可能な掛止爪と、該掛止爪を前記端部下板の内側端部に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構を備えることを特徴とする金具装置。
  6. 側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
    前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
    しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に抜き差し可能に嵌入する掛止ピンを有するロック部材を備えた垂直板部と、該垂直板部の下端に連接し、前記天板の端部下板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた抜け止めピンとを有することを特徴とする金具装置。
  7. 側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
    前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられる第2の固定金具とを有し、
    しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に設けられた掛止孔に抜き差し可能に嵌入する掛止ピンを有するロック部材を備えた垂直板部と、該垂直板部の上端に連接し前記天板の端部上板に当接する水平板部と、前記水平板部に取付けられて前記端部上板に設けられた貫通孔に嵌入する抜け止めピンを有することを特徴とする金具装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の金具装置において、前記抜け止めピン及び前記ロック部材のいずれか一方又は双方がそれぞれ対応する前記垂直板部又は前記水平板部に複数設けられていることを特徴とする金具装置。
  9. 側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
    前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられた第2の固定金具とを有し、
    しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に当接する垂直板部と、前記天板の端部上板及び端部下板に当接する上下の水平板部と、前記上下の水平板部にそれぞれ取付けられて前記上の水平板部を前記端部上板に設けられた貫通孔に掛止可能に設けられた第1のロック部材と、前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた第2のロック部材とを有することを特徴とする金具装置。
  10. 請求項9記載の金具装置において、前記第1のロック部材は、バネによって掛止方向に付勢された掛止ピンであることを特徴とする金具装置。
  11. 側端部断面が溝形形状の脚立又は作業台の天板に、転倒又は落下防止の補助部材を取付ける金具装置であって、
    前記天板の側部に当接して固定される第1の固定金具と、該第1の固定金具に取付けられて前記補助部材の端部が取付けられた第2の固定金具とを有し、
    しかも、前記第1の固定金具は、前記天板の端部側板に当接する垂直板部と、前記天板の端部上板及び端部下板に当接する上下の水平板部と、前記下の水平板部に取付けられて前記端部下板の内側端部に掛止可能に設けられた第2のロック部材とを有することを特徴とする金具装置。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載の金具装置において、前記垂直板部は、前記天板の側部に当接して該天板の端部側板に設けられた掛止孔に嵌入する抜け止めピンを備えていることを特徴とする金具装置。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載の金具装置において、前記第2のロック部材は、バネによって掛止方向に付勢された掛止ピン、前記端部下板の内側端部に当接するカム板と該カム板を回転させるノブを有するカム機構、及び前記端部下板の内側端部に掛止可能な掛止爪と、該掛止爪を前記端部下板の内側端部に掛止して当接した状態で保持する支点超えリンク機構のいずれか1つを備えることを特徴とする金具装置。
  14. 請求項9〜13のいずれか1項に記載の金具装置において、前記第2のロック部材は、前記下の水平板部に複数設けられていることを特徴とする金具装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の金具装置において、前記第2の固定金具は前記第1の固定金具に回転不能に取付けられていることを特徴とする金具装置。
  16. 請求項15記載の金具装置において、前記第2の固定金具はねじであって、前記補助部材は前記第1の固定金具に直接取付けられていることを特徴とする金具装置。
  17. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の金具装置において、前記第2の固定金具は前記第1の固定金具に回転可能に取付けられていることを特徴とする金具装置。
  18. 請求項17記載の金具装置において、前記第2の固定金具には該第2の固定金具が受ける荷重によって自動的に前記第1の固定金具に対する該第2の固定金具の移動を不能にする第1の移動防止機構が設けられていることを特徴とする金具装置。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の金具装置において、前記補助部材は、アウトリガー及び手摺りのいずれか一方であることを特徴とする金具装置。
  20. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の金具装置において、前記補助部材は、アウトリガー及び手摺りであって、該アウトリガーは前記第2の固定金具に設けられ、該手摺りは前記第1の固定金具に設けられていることを特徴とする金具装置。
  21. 請求項20記載の金具装置において、前記第2の固定金具には、前記アウトリガーが受ける荷重によって自動的に該アウトリガーを該第2の固定金具に対して移動不能にする第2の移動防止機構が設けられていることを特徴とする金具装置。
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