JP2005330593A - 繊維機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の錘を停止させることなく錘毎に駆動力を遮断して作業可能とし、かつ、糸速度を精度良く保持可能な繊維機械を提供する。
【解決手段】複数の糸送り装置500・500・・・と、該複数の糸送り装置を共通駆動する駆動部800と、を具備する繊維機械1において、該糸送り装置は、糸掛けにより糸を送る糸送り部520と、駆動部からの駆動力を伝達および遮断するクラッチ部530とを具備し、クラッチ部は、駆動ローラ514と、糸送り部と連動する従動ローラ507と、を具備し、駆動ローラは、従動ローラおよび駆動部からの駆動力伝達手段に設けられた伝達ローラ553の両方に当接した状態、および、従動ローラおよび伝達ローラのいずれか一方または両方から離間した状態、のいずれか一方を選択可能とする回動アーム510を設け、従動ローラおよび伝達ローラの外周部を、駆動ローラの少なくとも外周部よりも摩耗し難い部材で構成した。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の糸送り装置と、該複数の糸送り装置を共通駆動する駆動部と、を具備する繊維機械の技術に関する。より詳細には、糸送り装置への駆動力の伝達および遮断を行うクラッチの技術に関する。
従来、複数の糸送り装置と、該複数の糸送り装置を共通駆動する駆動部と、を具備し、一つの駆動部から発生する駆動力を分配して各錘に設けられた糸送り装置を駆動する繊維機械の技術は公知である。
また、糸掛けにより糸を送る形式の糸送り装置としては、略円柱形状の糸送りローラの外周面に複数周回数にわたって螺旋状に糸を巻き付け、糸送りローラを回転駆動して当該巻き付け部分における糸との摩擦力により糸を送ることを可能とするとともに、糸送りローラと糸との間である程度のスリップを可能とすることにより糸の張力変動を緩衝可能としたものが知られている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の糸送り装置は、糸送りローラの回転軸に駆動ローラを設けるとともに、駆動部からの駆動力を伝達する駆動シャフトに伝達ローラ(特許文献1における圧接面)を設け、糸送りローラを含む糸送り装置を繊維機械の機体に回動可能に枢着することにより、前記駆動ローラが伝達ローラに当接した状態および駆動ローラが伝達ローラから離間した状態のいずれか一方を選択可能にしている。すなわち、駆動ローラと伝達ローラとの間で駆動力の伝達および遮断を行うクラッチとしての機能を付与している。
当該クラッチの機能を糸送り装置に付与することは、複数の糸送り装置を一つの駆動部により共通駆動する形式の繊維機械においては有効である。
これは、一つの錘に係る糸送り装置に何らかのトラブル(例えば、糸の断線)等が生じた場合でも駆動部を停止させることなく当該錘に係る糸送り装置への駆動力のみを遮断して当該錘のメンテナンス作業や復旧作業を行い、その他の錘については通常通りに作業を継続することが可能だからである。
特開平11−314843号公報
しかし、特許文献1に記載の糸送り装置は、以下の如き問題点を有している。
すなわち、駆動ローラまたは伝達ローラが摩耗すると駆動ローラと伝達ローラとの間の回転数の比が変化し、糸速度を精度良く維持することが困難である。
本発明は以上の如き状況に鑑み、他の錘の通常作業を停止させることなく錘毎に駆動力を遮断して作業することを可能とし、かつ、糸速度を精度良く維持することが可能な繊維機械を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、複数の糸送り装置と、該複数の糸送り装置を共通駆動する駆動部と、を具備する繊維機械において、
該糸送り装置は、糸掛けにより糸を送る糸送り部と、駆動部からの駆動力を伝達および遮断するクラッチ部とを具備し、
前記クラッチ部は、駆動ローラと、糸送り部と連動する従動ローラと、を具備し、
前記駆動ローラが、従動ローラおよび駆動部からの駆動力伝達手段に設けられた伝達ローラの両方に当接した状態、および、従動ローラおよび伝達ローラのいずれか一方または両方から離間した状態、のいずれか一方を選択可能とする駆動ローラの移動手段を設け、
従動ローラおよび伝達ローラの外周部が、駆動ローラの少なくとも外周部よりも摩耗し難い部材で構成されるものである。
請求項2においては、前記駆動ローラが従動ローラおよび伝達ローラの両方に当接した状態において、該駆動ローラを従動ローラと伝達ローラの両方に当接する方向に付勢可能に構成したものである。
請求項3においては、前記駆動ローラは、少なくともその外周部が弾性材料からなるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、駆動ローラが摩耗しても、従動ローラおよび伝達ローラは摩耗することがないので、従動ローラと伝達ローラとの間の回転数の比が変化することがなく、糸送り装置による糸送り速度を精度良く保持することが可能である。
請求項2においては、駆動ローラが従動ローラおよび伝達ローラの両方に対して移動可能であるため、駆動ローラが摩耗しても、駆動ローラに付勢力を付与することにより従動ローラおよび伝達ローラに確実に接触させ、駆動力を伝達することが可能である。
請求項3においては、駆動ローラを従動ローラおよび伝達ローラに十分に密着させることが可能である。
まず、図1を用いて、撚糸機1が利用されるミシン用糸の巻取パッケージ(巻玉)の製造方法について説明する。
この製造方法は、次の五工程よりなる。複数本の原糸を単糸単位で下撚りする下撚工程1000と、下撚り複数本の単糸を合糸する合糸工程2000と、合糸を上撚りする上燃工程3000と、合糸の撚りのヒートセットを行うヒートセット工程4000と、合糸を低接圧でソフトに巻取るソフト巻工程5000と、である。
なお、この製造方法においては、原糸が二度の撚りを受けるため、説明の便宜上、撚りの順序に応じて、下撚り、上撚り、という区別を設けている。
そして、これらの各工程を経て原糸より染色用糸の巻玉(パッケージ)が製造され、この巻玉の糸が後工程である染色工程6000を経て染色される。
下撚工程1000は、撚糸合糸機50に備える撚糸スピンドル装置60(図2等、後述)を用いて、原糸の複数本が単糸単位で撚りを入れられる作業工程である。
また、合糸工程2000は、撚糸合糸機50に備える合糸手段である合糸ガイド70(図2等、後述)を用いて、下撚工程1000を経た糸を合糸する作業工程である。
前記両工程を経て合糸された糸はフランジ付きボビン11に巻き取られて、次工程である上燃工程3000用の給糸パッケージ3(後述)とされる。
上燃工程3000は、撚糸機(上撚り機)1に備える撚糸スピンドル装置100(図4等、後述)を用いて、合糸工程2000で製造された合糸に撚りを加える作業工程である。
本実施の形態では、撚糸スピンドル装置100として、二重撚糸スピンドル装置を用いており、スピンドルの一回転につき二回の撚りが合糸に加えられるものとして、錘あたりの生産量を増大させている。
ヒートセット工程4000は、撚糸機1に備えるヒータ400(図4等、後述)を用いて、上撚工程3000を経た合糸を加熱して撚り固定する(ヒートセットする)作業工程である。
特に、ヒータ400を通過する合糸は延伸された状態で、そのヒートセットが行われる構成である。糸送出方向でヒータ400の前後には、糸送り手段である第一糸送り装置200および第二糸送り装置500が配置されているが、第一糸送り装置200および第二糸送り装置500により、この間に位置するヒータ400を通過する合糸が延伸される。
ソフト巻工程5000は、撚糸機1に備える巻取装置700(図4等、後述)を用いて、ヒートセット工程4000を経た合糸を別のボビンにソフトに巻取る作業工程である。
ここで、「ソフトに巻取る」とは、染色用糸に適した巻密度で、糸(合糸)を巻き取ること、を意味する。
巻取装置700は、詳しくは後述するが、駆動回転する巻取ドラム701に巻取パッケージ4を接触させることで、巻取パッケージ4を従動回転させて糸を巻取る構成であるため、巻き取られる合糸の巻密度が次の要因により決定される。
まず、巻取ドラム701と巻取パッケージ4との接触圧が高いと、きつく巻き取られてしまうことがある。また、巻取装置700へ送り込まれる合糸のテンション自体が高い状態で巻き取られた場合も、同様である。
このため、前記接触圧(接圧)を所定圧に調整(設定)する接圧調整手段(後述)が、前記巻取装置700に設けられると共に、巻取装置700への糸送り速度(巻取装置700へ送り込まれる合糸の速度)が適切に設定されて、合糸のテンションが適切に保たれている。
つまり、「ソフトに巻取る」とは、染色用糸以外の通常の糸巻玉の巻密度に比して、低巻密度で糸巻玉を製造することを意味している。具体的には、巻取ドラム701に対する巻取パッケージ4の接触圧を通常より低くした状態で糸を巻き取ること、および/又は、巻取速度700での糸巻取テンションを通常より低くした状態で糸を巻き取ること、である。
以下では、低接圧、低テンションと称する場合は、染色用糸の製造において「ソフトに巻取る」場合(染色に適した巻密度に巻取る場合)の接圧、テンションのことを指す。
次に、図2を用いて、前記ミシン用糸製造の二工程を担当する撚糸合糸機50の全体構成について説明する。
撚糸合糸機50が担当する二工程とは、前述したように、撚糸工程1000と、合糸工程2000と、である。
撚糸合糸機50(図1に図示)には、一方向に沿って並設される撚糸合糸ユニット51・51・・・(図2に図示)が、二列に渡って背中合わせに備えられている。また、撚糸合糸ユニット51の並設方向の一端部には、各撚糸合糸ユニット51を駆動するための駆動装置や、該駆動装置を制御する制御盤等が、設けられている。
図2(a)、図2(b)に示すように、各撚糸合糸ユニット51には、複数の撚糸スピンドル装置60・60・・・(撚糸手段)と、一つの合糸ガイド70(合糸手段)と、巻取装置80とが、備えられている。
各撚糸スピンドル装置60では、原糸が巻き取られて形成される原糸パッケージ61より解舒された原糸62に、撚りが入れられる。この撚糸スピンドル装置60は、後述する撚糸スピンドル装置100と同様に、二重撚糸スピンドル装置で構成されている。撚糸スピンドル装置100については後述で説明しているので、同様の構成である撚糸スピンドル装置60の説明を省略する。
解舒された各原糸62は、全錘で共通に駆動されるフィードローラ63により送られて合糸ガイド70に至り、合糸ガイド70で合糸された後、巻取装置80へと送られる。
そして、合糸ガイド70より糸送出方向下流の合糸90が、巻取装置80でフランジ付きボビン11上に巻き取られて、給糸パッケージ3が形成される。
次に、図3、図4を用いて、前記ミシン用糸製造の三工程を担当する撚糸機1の全体構成について説明する。
撚糸機1が担当する三工程とは、前述したように、上燃工程3000と、ヒートセット工程4000と、ソフト巻工程5000と、である。
撚糸機1には、図3に示すように一方向に沿って並設される撚糸ユニット2が、図4に示すように二列に渡って背中合わせに備えられている。また、撚糸ユニット2の並設方向の一端部には、各撚糸ユニット2を駆動するための駆動装置800と、該駆動装置800を制御する制御盤900とが、撚糸機1に設けられている。
各撚糸ユニット2は、合糸が巻き取られた一つの給糸パッケージ3を、前記三工程を経て、一つの巻取パッケージに巻き返す装置であり、一つの撚糸ユニット2が一錘に対応している。
図4に示すように、撚糸ユニット2には、給糸パッケージ3から巻取パッケージ4に至る合糸5の糸経路に沿って、概略的には、次の各種装置が備えられている。撚糸スピンドル装置100、第一糸送り装置200、オイリング装置300、ヒータ400、第二糸送り装置500、テンション緩衝装置600、トラバース装置650、巻取装置700である。
ここで、第一糸送り装置200および第二糸送り装置500は、撚糸スピンドル装置100から巻取装置700へ、合糸5を送り出すための装置である。また、テンション緩衝装置600は、詳しくは後述するが、トラバース装置650の駆動による合糸5のテンション変動を緩衝するための装置である。
なお、オイリング装置300によるオイリング処理は、製造する糸の用途等によって必要になる場合があるが、必ずしもミシン用糸の製造に必要な処理ではない。つまり、オイリング装置300は、撚糸機1の構成に必須の要素ではなく、各撚糸ユニット2に付加的に設けられる装置となっている。
撚糸機1に備える各撚糸ユニット2の駆動方式について説明する。
各撚糸ユニット2は、主として全錘駆動方式で駆動され、一部の駆動部が各錘駆動方式で駆動される構成である。
各撚糸ユニット2に備える駆動部としては、撚糸スピンドル装置100、第一糸送り装置200、オイリング装置300、第二糸送り装置500、トラバース装置650、巻取装置700がある。
このうち、撚糸スピンドル装置100には単錘駆動方式が適用されており、各撚糸スピンドル装置100には、自らを駆動するための駆動用のスピンドルモータ101が設けられている。
一方、第一糸送り装置200、オイリング装置300、第二糸送り装置500、トラバース装置650、巻取装置700には、全錘駆動方式が適用されており、これらの装置はそれぞれ、全錘で同一の駆動軸により駆動される(後述)。
図3、図4に示すように、全錘駆動方式の各装置を駆動する駆動軸が、駆動装置800より撚糸ユニット2の並設方向に延設されている。
駆動装置800より延出する駆動軸には、第一糸送り装置200を駆動する第一糸送り駆動軸7、オイリング装置300を駆動するオイリング駆動軸8、第二糸送り装置500を駆動する第二糸送り駆動軸9、トラバース装置650を駆動するトラバース駆動軸12、巻取装置700を駆動するドラム駆動軸10、がある。
そして、これらの駆動軸の駆動により、各撚糸ユニット2で対応する部分の各装置が、全錘で同時に駆動される。
図5、図6を用いて、駆動装置800について説明する。
駆動装置800には、合糸5の糸送りに関わる前記各駆動軸7・9・10に駆動力を伝達する機構およびその駆動源と、前記トラバース駆動軸12に駆動力を伝達する機構およびその駆動源と、前記オイリング駆動軸8に駆動力を伝達する機構およびその駆動源と、が備えられている。
ここで、第一糸送り駆動軸7、第二糸送り駆動軸9、ドラム駆動軸10は、合糸5の糸送りに関わる駆動軸である。そして、これらの各駆動軸7・9・10を駆動する駆動源として、メインモータ801が設けられている。該メインモータ801は、トラバース装置12を駆動する駆動源も兼ねている。
また、オイリング駆動軸8を駆動する駆動源として、オイリングモータ802が設けられている。
糸送りに関わる駆動伝達において、メインモータ801より出力される駆動力が、撚糸ユニット2の並設方向の左右に駆動力を分配するギヤボックス803を経て、ドラム駆動軸10、第二糸送り駆動軸9、第一糸送り駆動軸7、の順に伝達される。前記の各要素間(ドラム駆動軸10と第二糸送り駆動軸9との間等)は、ベルトおよびプーリよりなる駆動伝達機構を介して、駆動力が伝達される。
特に、前記ベルトおよびプーリには、歯付きベルトおよび歯付きプーリが適用されており、ベルトとプーリとの間での滑りが防止されると共に、歯数の異なるプーリを交換することで、前記駆動軸10・9・7間での回転速度比の調整が可能に構成されている。
糸送りに関わる駆動伝達機構は、具体的には、次の構成である。
メインモータ801のモータ軸に固設される第一プーリ804と、ギヤボックス803の入力軸に固設される第二プーリ805との間は、第一ベルト806を介して動力伝達可能に接続される。
ギヤボックス803の出力軸は、前記左右のドラム駆動軸10・10であり、第二プーリ805が固設される入力軸より入力された駆動力が、ギヤボックス803内に備える駆動伝達装置を介して、左右のドラム駆動軸10・10に均一に分配される。
各ドラム駆動軸10にはドラムプーリ807が固設されると共に、各第二糸送り駆動軸9には第二糸送り入力プーリ808が着脱自在に固設されている。ドラムプーリ807と第二糸送り入力プーリ808との間は、第二ベルト809を介して動力伝達可能に接続される。
各第二糸送り駆動軸9には第二糸送り入力プーリ808に加えて第二糸送り出力プーリ810が着脱自在に固設されると共に、第一糸送り駆動軸7には第一糸送りプーリ811が着脱自在に固設されている。第二糸送り出力プーリ810と第一糸送りプーリ811との間は、第三ベルト812を介して動力伝達可能に接続される。
図3に示すように、各錘毎に、各駆動軸に連動する回転体として、第一糸送り駆動軸7には第一糸送りローラ201が設けられ、第二糸送り駆動軸9には第二糸送りローラ501が設けられ、ドラム駆動軸10には前記巻取ドラム701が設けられている。そして、合糸5は各錘で、第一糸送りローラ201や第二糸送りローラ501により送り出されると共に、巻取ドラム701と接触して従動回転する巻取パッケージ4により巻き取られる。
本明細書において、合糸5の送り速度(以下、糸送り速度)とは、合糸5を送り出す駆動側の終端部における合糸5を送り出す速度のことを意味している。
一方、この駆動側の終端部により送り出される従動側の合糸5の実際の速度を、合糸5の移動速度としている。
つまり、糸送り速度は駆動機構側の速度であり、合糸5の移動速度は合糸5自体の速度のことであって、これらの両速度は異なる物理量を意味している。
なお、駆動側の終端部とは、合糸5と接触して送り出す前記各回転体(ローラ201・501や巻取ドラム701)のことであり、糸送り速度はこれらの回転体の周速度に相当する。
合糸5の移動速度は、基本的には、糸送り速度、つまり前記各回転体(ローラ201・501や巻取ドラム701)の周速度により決定されるものである。ここで、基本的とするのは、例えば、前記回転体と合糸5との間で滑りが発生する場合には、回転体の周速度と合糸5の移動速度とが完全には一致しないためである。特に、後述の第二糸送り装置500においては、この滑りを利用して、合糸5の移動速度の微調整が行われる構成である。
一般的には、各回転体の周速度が異なる場合は、その回転体間で、合糸5が緩ませられるか、もしくは引き伸ばされることになる。つまり、合糸5に加えられるテンションが変化することになる。
例えば、糸送出方向で、下流側の回転体の周速度に対して上流側の回転体の周速度を遅らせると、合糸5のテンションが強められることになり、逆の場合は合糸5のテンションが緩められることになる。
ここで、前記各回転体(ローラ201・501や巻取ドラム701)は皆、同一の駆動源(メインモータ801)から駆動を得る構成であるが、該駆動源から各回転体へと至る動力伝達経路の構成の違いや、回転体自体の径の違いにより、各回転体の周速度を揃えたり、異なるものとしたりすることが可能である。
図5、図6を用いて、糸送りに関わる前記各回転体(ローラ201・501や巻取ドラム701)の周速度比の設定について説明する。
これらの周速度比の設定は、本実施の形態では、糸送りに関わる前記各駆動軸10・9・7間での回転速度比の設定により行われる。以下、この構成について具体的に説明する。
前述したように、ベルトおよびプーリを介して、ドラム駆動軸10より第二糸送り駆動軸9に駆動力が伝達され、第二糸送り駆動軸9から第一糸送り駆動軸7に駆動力が伝達される。
ここで、駆動装置800においては、駆動軸10・9間回転速度比と、駆動軸9・7間での回転速度比とが、変更可能に構成されている。これらの駆動速度比の変更により、各駆動軸9・7の駆動速度が変更され、前記各回転体(ここでは巻取ドラム701を除く)の周速度が変更される。
前記各駆動軸10・9・7間の駆動速度比の変更は、具体的には、これらの各駆動軸10・9・7に固設するプーリの歯数の変更により行われる。前述したように、駆動装置800に備えるプーリは歯付きプーリで構成されており、歯の大きさが一定(モジュール一定)かつ歯数の異なるプーリに交換することで、該プーリを経由する回転速度の比が変更されることになる。
特に、第一糸送りローラ201と第二糸送りローラ501とのように、これらの駆動軸により駆動される回転体の外径が同一の場合、駆動軸間の回転速度比は、これらの回転体の周速度比と一致する。
例えば、第二糸送り駆動軸9から第一糸送り駆動軸7への駆動伝達において、第二糸送り出力プーリ810と第一糸送りプーリ811の歯数共に40である場合は、第二糸送り駆動軸9と第一糸送り駆動軸7とは同じ回転速度で駆動される。ここで、第二糸送り出力プーリ810を、歯数が40のプーリから歯数が42のプーリに交換すると、第二糸送り駆動軸9に対する第一糸送り駆動軸7の回転速度比は、105%(42/40)となる。
駆動装置800において、前記回転体間の周速度比変更のため、歯数を変更する対象のプーリは、つまりタイミングプーリとして設定されているのは、第二糸送り入力プーリ808、第二糸送り出力プーリ810、第一糸送りプーリ811である。
これらのプーリの歯数の変更により、ドラム駆動軸10に対する第二糸送り駆動軸9の回転速度比や、第二糸送り駆動軸9に対する第一糸送り駆動軸7の駆動回転比、の調整が可能である。そして、前記各回転体(ここでは巻取ドラム701を除く)間での周速度比が変更される。
特に、これらのプーリ808・810・811は、駆動軸7・9の始端部に固設される構成であるので、ギヤボックス803内より延出するドラム駆動軸10上に設けるドラムプーリ807などと比して、交換が容易である。
また、オイリング装置300に関わる駆動伝達について説明する。
オイリングモータ802から出力される駆動力は、撚糸ユニット2の並設方向の左右に分配され、左右のオイリング駆動軸8・8にそれぞれ伝達される。オイリング駆動軸8には、各錘毎に、合糸5と接触するオイリングローラ301が固設されている。
オイリング装置300に関わる駆動伝達機構は、具体的には、次の構成である。
オイリングモータ802のモータ軸上には、オイリング第一ギヤ813とオイリング第一プーリ814とが固設されている。そして、オイリング第一プーリ814と、前記左右一側のオイリング駆動軸8に固設されるオイリング第二プーリ815とが、オイリングベルト816を介して、動力伝達可能に接続される。
また、オイリング第一ギヤ813と噛合するオイリング第二ギヤ817が設けられており、該オイリング第二ギヤ817には、その同軸上にオイリング第一プーリ814が固設されている。そして、オイリング第一プーリ814と、前記左右他側のオイリング駆動軸8に固設されるオイリング第二プーリ815とが、オイリングベルト816を介して、動力伝達可能に接続される。
以下では、図7、図8、図9および図10を用いて、第二糸送り装置500について説明する。
第二糸送り装置500は、撚糸スピンドル装置100から第一糸送り装置200、オイリング装置300、ヒータ400を経て送られてきた合糸5を、テンション緩衝装置600を経て巻取装置700に送るためのものである。
第二糸送り装置500は糸掛けにより糸を送る形式の糸送り装置であり、主に糸掛けにより糸を送る糸送り部520と、糸送り部520への駆動力の伝達および遮断を行うクラッチ部530とを具備している。
ここで、「糸掛けにより糸を送る形式」とは、ローラの外周面に糸を一回または複数回巻き付けて回転駆動させ、当該巻き付け部分に生じる摩擦力により糸を送る形式を指す。なお、糸が巻き付けられる部材は略円周状の外周面を有し、回転駆動されるもの(例えばボウル等)であれば良く、ローラに限定されない。
以下では、糸送り部520の詳細構成について説明する。
糸送り部520は主に、第二糸送りローラ501、回転軸502、ハウジング503、ベアリング504、ブラケット505、ガイドローラ506等で構成される。
第二糸送りローラ501は略円柱形状の外形を有する部材であり、回転軸502の一端に固設される。ハウジング503はその内部にベアリング504を収容し、該ベアリング504を介して回転軸502の中途部を回転可能に軸支する。ブラケット505は撚糸機1の機体に固設される板状の部材であり、ハウジング503が該ブラケット505に固設される。ブラケット505の上部には、略円柱形状のガイドローラ506が回転可能に枢着されている。
このとき、ガイドローラ506の軸線方向と、第二糸送りローラ501の軸線方向(すなわち、回転軸502の軸線方向)との関係は、側面視では互いに略平行であるが、平面視(図8)では所定の角度を成して交差する。また、ガイドローラ506は第二糸送りローラ501に干渉しないように所定の間隔を空けて第二糸送りローラ501の上方に配置される。
ヒートセット工程4000(図1参照)から送られてきた合糸5は、撚糸機1の機体から突設されたステー551に回転自在に軸支されたガイドローラ552を経て、第二糸送りローラ501の外周面(本実施例においては、より厳密には第二糸送りローラ501の外周面の下半部)とガイドローラ506(本実施例においては、より厳密にはガイドローラ506の外周面の上半部)の間を螺旋状に複数周回分巻き付けられ、ソフト巻工程5000(図1参照)に送られる。
このとき、ガイドローラ506の軸線方向と、第二糸送りローラ501の軸線方向とが平面視で交差しているため、合糸5が重なり合って絡まることがなく、合糸5を第二糸送りローラ501およびガイドローラ506に螺旋状に複数周回分巻き付けることが可能である。
第二糸送り装置500は、合糸5の第二糸送りローラ501への糸掛け、つまり、第二糸送りローラ501と合糸5との摩擦接触を利用して、合糸5を第二糸送りローラ501の駆動により、合糸5を送り出す装置である。
合糸5は、より詳しくは第二糸送りローラ501およびガイドローラ506に糸掛けされて、これらのローラに保持されるものである。
ここで、合糸5の巻数を増やすにつれ、第二糸送りローラ501に対する合糸5との接触長さが増大して、合糸5が第二糸送りローラ501に摩擦により保持される程度が大きくなる。
逆に、合糸5の巻数が減るにつれ、合糸5が第二糸送りローラ501に摩擦により保持される程度が小さくなる。言い換えると、合糸5が第二糸送りローラ501に対して滑りやすくなる。そして、合糸5が第二糸送りローラ501に対して滑ることで、合糸5の移動速度が第二糸送りローラ501の周速度に対して減速されることになる。
つまり、第二糸送り装置500では、第二糸送りローラ501およびガイドローラ506への合糸5の巻数を変更することで、合糸5の移動速度を調整可能としている。
以下では、クラッチ部530の詳細構成について説明する。
クラッチ部530は主に、従動ローラ507、ブラケット508、ブラケット509、回動アーム510、回動支点軸511、ノブ512、支軸513、駆動ローラ514、ピン515、バネ516、ストッパ517等で構成される。
従動ローラ507は略円柱形状の金属製の部材であり、回転軸502の他端(ハウジング503を挟んで第二糸送りローラ501が固設されている端部と反対側の端部)に固設される。すなわち、従動ローラ507と第二糸送りローラ501とは連動して(一体的に)回転可能に構成されている。
ブラケット508およびブラケット509はその板面が所定の間隔を空けて対向するように撚糸機1の機体に固設される板状の部材である。ブラケット508およびブラケット509は後述する回動アーム510を撚糸機1に回動可能に枢着するための部材である。
回動アーム510は略角柱状の部材であり、その一端(基部)には回動支点軸511が設けられている。そして、ブラケット508・ブラケット509には長孔518・518が穿設され、回動支点軸511の両端が該長孔518・518に貫装される。このようにして、回動アーム510はブラケット508およびブラケット509に対して回動可能に枢着される。
また、回動アーム510の他端(先端部)にはノブ512が設けられており、作業者が該ノブ512を握って回動アーム510を容易に回動させることができる。
このとき、平面視(図8)で従動ローラ507を挟んで第二糸送りローラ501の反対側となる位置に回動アーム510が配置される。
支軸513は回動アーム510の中途部から突設される略円柱形状の部材である。支軸513は従動ローラ507が配置される方に向かって突出しており、支軸513の軸線方向は回転軸502の軸線方向と略平行である
駆動ローラ514は略円柱形状の部材であり、少なくともその外周部がゴム等の弾性材料で構成される。駆動ローラ514は支軸513の先端部に回転自在に軸支される。
ピン515は従動ローラ507に対向する側のブラケット509に設けられる部材であり、バネ516の一端が係止される。
バネ516は巻きバネ等からなり、ピン515と支軸513の中途部との間に介装される。バネ516はいわゆる支点越え式の付勢手段となっており、支軸513がピン515と回動支点軸511とを結ぶ直線よりも下方に位置するとき(図9参照)には回動アーム510を下方に回動させる方向に付勢し、支軸513がピン515と回動支点軸511とを結ぶ直線よりも上方に位置するとき(図10参照)には回動アーム510を上方に回動させる方向に付勢する。
ブラケット508およびブラケット509において、長孔518・518が穿設された位置の上方となる位置にはストッパ517が設けられている。
以下では、図7、図9および図10を用いて、クラッチ部530の動作について説明する。
図7および図9に示す「クラッチ入」の状態は、駆動部800からの駆動力が糸送り部520に伝達される状態である。
図7および図9に示す如く、回動アーム510を下方に回動すると、駆動ローラ514が、従動ローラ507、および第二糸送り駆動軸9に設けられる金属製の部材である伝達ローラ553、の両方に当接する。
また、回動アーム510は、駆動ローラ514を従動ローラ507と伝達ローラ553の両方に当接する方向に付勢される。
従って、駆動部800からの駆動力は第二糸送り駆動軸9→伝達ローラ553→駆動ローラ514→従動ローラ507→回転軸502→第二糸送りローラ501の順に伝達され、第二糸送ローラ501が回転駆動される。
なお、回動アーム510の回動支点軸511をブラケット508およびブラケット509に回動可能に枢着するための長孔518・518は、その長手方向が回転軸502の軸中心と第二糸送り駆動軸9の軸中心とを結んだ線に略直交する。そのため、駆動ローラ514が摩耗した時に、回動アーム510は長孔518・518の長手方向に沿って移動し、駆動ローラ514と従動ローラ507とが離れるのを防止することが可能である。なお、回動アーム510の回動量を調整することにより、駆動ローラ514と伝達ローラ553とが離れることを防止している。
このように構成することにより、仮に駆動ローラ514が摩耗して駆動ローラ514の直径が変化した(小さくなった)場合でも、駆動ローラ514を従動ローラ507と伝達ローラ553の両方に確実に当接させることが可能である。
図10に示す「クラッチ切」の状態は、駆動部800からの駆動力が遮断された(駆動部800からの駆動力が糸送り部520に伝達されない)状態である。
図10に示す如く、回動アーム510を上方に回動すると、駆動ローラ514が、伝達ローラ553から離間する。
また、回動アーム510は、バネ516により上方に回動する方向、すなわち、駆動ローラ514を伝達ローラ553から離間する方向に付勢される。従って、駆動部800からの駆動力は伝達ローラ553と従動ローラ507との間で遮断されて第二糸送りローラ501に伝達されず、第二糸送りローラ501は回転駆動されない。
以上の如く、第二糸送り装置500は、糸掛けにより糸を送る糸送り部520と、駆動部800からの駆動力を伝達および遮断するクラッチ部530とを具備し、クラッチ部530は、駆動ローラ514と、糸送り部520と連動する従動ローラ507と、を具備し、駆動ローラ514が、従動ローラ507および駆動部800からの駆動力伝達手段(本実施例の場合、第二糸送り駆動軸9)に設けられた伝達ローラ553の両方に当接した状態(クラッチ入)、および、伝達ローラ553から離間した状態(クラッチ切)、のいずれか一方を選択可能な駆動ローラの移動手段(本実施例の場合、回動アーム510に相当する)を設け、かつ、従動ローラ507および伝達ローラ553の外周部を、駆動ローラ514の少なくとも外周部よりも摩耗し難い部材で構成している(本実施例の場合、従動ローラ507および伝達ローラ553を金属製の部材で構成し、駆動ローラ514の外周部をゴム等の弾性材料で構成している)。
このように構成することにより、駆動ローラ514が摩耗しても、従動ローラ507および伝達ローラ553は摩耗することがないので、従動ローラ507と伝達ローラ553との間の回転数の比が変化することがなく、第二糸送り装置500による糸送り速度を精度良く保持することが可能である。
また、第二糸送り装置500は、駆動ローラ514が従動ローラ507および伝達ローラ553の両方に当接した状態において、該駆動ローラ514を従動ローラ507と伝達ローラ553の両方に当接する方向に付勢可能に構成している。
このように構成することにより、駆動ローラ514が従動ローラ507および伝達ローラ553の両方に対して移動可能であるため、駆動ローラ514が摩耗しても、駆動ローラ514に付勢力を付与することにより従動ローラ507および伝達ローラ553に確実に接触させ、駆動力を伝達することが可能である。
さらに、第二糸送り装置500は、駆動ローラ514は、少なくともその外周部が弾性材料からなるものである。
このように構成することにより、駆動ローラ514を従動ローラ507および伝達ローラ553に十分に密着させることが可能である。
ミシン用糸の巻取パッケージ(巻玉)の製造方法の工程図である。 撚糸合糸ユニットの全体図であり、特に(a)図は並設方向の側方より見た図、(b)図は並設方向より見た図である。 撚糸ユニットの並設方向の側方より見た撚糸機の全体図である。 撚糸ユニットの並設方向より見た撚糸ユニットのレイアウト図である。 撚糸ユニットの並設方向より見た各駆動軸間の動力伝達構成を示す図である。 撚糸ユニットの並設方向の側方より見た各駆動軸間の動力伝達構成を示す図である。 第二糸送り装置を示す斜視図である。 第二糸送り装置を示す平面図である。 「クラッチ入」の状態における第二糸送り装置を示す図である。 「クラッチ切」の状態における第二糸送り装置を示す図である。
符号の説明
1 撚糸機(繊維機械)
500 第二糸送り装置
507 従動ローラ
514 駆動ローラ
520 糸送り部
530 クラッチ部
553 伝達ローラ

Claims (3)

  1. 複数の糸送り装置と、該複数の糸送り装置を共通駆動する駆動部と、を具備する繊維機械において、
    該糸送り装置は、糸掛けにより糸を送る糸送り部と、駆動部からの駆動力を伝達および遮断するクラッチ部とを具備し、
    前記クラッチ部は、駆動ローラと、糸送り部と連動する従動ローラと、を具備し、
    前記駆動ローラが、従動ローラおよび駆動部からの駆動力伝達手段に設けられた伝達ローラの両方に当接した状態、および、従動ローラおよび伝達ローラのいずれか一方または両方から離間した状態、のいずれか一方を選択可能とする駆動ローラの移動手段を設け、
    従動ローラおよび伝達ローラの外周部を、駆動ローラの少なくとも外周部よりも摩耗し難い部材で構成することを特徴とする繊維機械。
  2. 前記駆動ローラが従動ローラおよび伝達ローラの両方に当接した状態において、該駆動ローラを従動ローラと伝達ローラの両方に当接する方向に付勢可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の繊維機械。
  3. 前記駆動ローラは、少なくともその外周部が弾性材料からなることを特徴とする請求項2に記載の繊維機械。
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