JP2005329993A - 貴重品預かり用袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】
例えばホテルのフロントなどで貴重品を預かるのに最適な袋を提供することであって、特に、簡易迅速で間違えのない受け渡し作業が望めるとともに、不正な開封を防止でき、貴重品を保護することもできるようにすること。
【解決手段】
貴重品Aを収容する収容部14を内部に有した袋状の本体12を設け、上記収容部14に連通する開口部13を上端部に有した貴重品預かり用袋11であって、上記開口部13に、該開口部13を閉じるべく折り返し可能なフラップ15を設けるとともに、該フラップ15の幅方向の長さを、開口部13の幅寸法に対応する長さに設定し、上記開口部13の下側位置に、分離用の切り離し線18を形成し、上記本体12の外表面における上記切り離し線18よりも下側に、本体12を提げるための提げ手19の基部20を固定した貴重品預かり用袋11。
【選択図】 図1
例えばホテルのフロントなどで貴重品を預かるのに最適な袋を提供することであって、特に、簡易迅速で間違えのない受け渡し作業が望めるとともに、不正な開封を防止でき、貴重品を保護することもできるようにすること。
【解決手段】
貴重品Aを収容する収容部14を内部に有した袋状の本体12を設け、上記収容部14に連通する開口部13を上端部に有した貴重品預かり用袋11であって、上記開口部13に、該開口部13を閉じるべく折り返し可能なフラップ15を設けるとともに、該フラップ15の幅方向の長さを、開口部13の幅寸法に対応する長さに設定し、上記開口部13の下側位置に、分離用の切り離し線18を形成し、上記本体12の外表面における上記切り離し線18よりも下側に、本体12を提げるための提げ手19の基部20を固定した貴重品預かり用袋11。
【選択図】 図1
Description
この発明は、例えばホテルのフロントなどに貴重品を預ける時に用いられるような貴重品預かり用袋に関する。
なお、「貴重品」とは、「物品」の語を主観で表現した語であって、客観的に観て貴重品でないものは含まないという意味ではなく、この明細書等では広く物品一般を指す意味で用いる。
ホテル等でコート類やカバン類などの荷物を預かる場合には、預かった荷物に番号札をつけるとともに、顧客に対してこれと同じ番号のついた引き換え用の札を渡して対応している。
しかし、例えば結婚披露宴の時などにホテル等が預かる荷物には、上述のコート類やカバン類の他に、他人に余り触って欲しくないものや細々したものなどがある。例えばセカンドバッグや化粧ポーチ、携帯電話などである。
これらのような貴重品を、フロント等で預かるのに適したものは存在しない。
これらのような貴重品を、フロント等で預かるのに適したものは存在しない。
そこで、出願人は、新規な袋を提供することで、貴重品の預かり作業を円滑に進めることを考えた。
なお、出願人が知り得た袋としては、下記特許文献1、2、3のようなものがある。
なお、出願人が知り得た袋としては、下記特許文献1、2、3のようなものがある。
すなわち、特許文献1の袋は、買い物をした時に渡される袋であって、上端の開口部に舌状止片を設けて、開口部を閉じられるようにしたものである。
特許文献2の袋も、買い物をした時に渡される袋であって、開口部に、開口部の幅と同一幅の突出縁を延長形成し、この突出縁に、粘着剤塗布層を形成している。そして、手提げ紐取付け用に設けた取付け金具同士を係合して開口部を閉鎖した後で、上記突出縁を折って上記粘着剤塗布層による接着で封止しようとするものである。
特許文献3は、万引き防止のために上端の開口部を閉じるようにした袋であって、上端の開口部に、適宜幅の封緘部を設けるとともに、該封緘部を切り離すためのミシン目をその下に設けたものである。
ところが、上記特許文献1の袋は、製造コストを抑えるためのもので、開口部の一部だけに舌状止片を形成している。このため、舌状止片のない部分では、内部が見え、手を入れることも可能な状態であって、貴重品の預かりには不適切である。
上記特許文献2の袋は、開口部の全体を閉じることができるが、突出縁に手提げひもを通すための切り欠きスロットを設けなければならず、製造にコストがかかる。そのうえ、封止作業時には手提げひもを上記切り欠きスロットに通さなければならないので、作業は煩雑である。作業が煩雑であると、時間の無いことが多い貴重品預かり作業がわずらわしいものとなってしまう。また、一度封止したあと開封すれば、その後は袋として普通に使用することはできない。
上記特許文献3の袋は、封緘部を設けているが、この封緘部を熱溶着やステープル等により止めるので、全体を閉じることはできない。このため、上記特許文献1と同様に、内部が見え、手も入れられる状態となって、貴重品預かりには不適切である。
このように、上述の各袋は、そのまま貴重品預かりに用いることはできない。
そこで、この発明は、貴重品を預かるのに最適である新規な袋の提供を主たる課題とする。
このように、上述の各袋は、そのまま貴重品預かりに用いることはできない。
そこで、この発明は、貴重品を預かるのに最適である新規な袋の提供を主たる課題とする。
そのための手段は、貴重品を収容する収容部を内部に有した袋状の本体を設け、上記収容部に連通する開口部を上端部に有した貴重品預かり用袋であって、上記開口部に、該開口部を閉じるべく折り返し可能なフラップを設けるとともに、該フラップの幅方向の長さを、開口部の幅寸法に対応する長さに設定し、上記開口部の下側位置に、分離用の切り離し線を形成し、上記本体の外表面における上記切り離し線よりも下側に、本体を提げるための提げ手の基部を固定した貴重品預かり用袋であることを特徴とする。
すなわち、貴重品を預かる場合には、顧客に貴重品預かり用袋を渡して、貴重品を顧客の手によって収容部に入れてもらい、フラップを折り返して開口部を閉じる。フラップの幅方向の長さは、開口部の幅寸法に対応しているので、開口部の全体を閉鎖することができる。そして、顧客から貴重品預かり用袋ごと預かった貴重品を保管し、保管の後、顧客の求めに応じて貴重品預かり用袋ごと貴重品を顧客に渡す。
貴重品預かり用袋ごと渡された貴重品を手にした顧客は、本体の切り離し線より上側部分を自ら切り離すことで、収容部内に収容した貴重品を取り出すことができる。切り離し線より上側を切り離した後は、貴重品預かり用袋は提げ手を有し、フラップを持たない普通の手提げ袋状になるので、通常の袋として再度使用できる。
なお、上記フラップの内側面に、粘着剤を塗布してなる粘着部を設けると、フラップを閉じる作業が簡易迅速に行える。また、粘着部は、フラップの幅方向の全体又は略全体に設けるとよい。
上記本体の下端に、内側に折り込まれ、収納部への貴重品の収納時に拡幅する折り込み底部を設けると、嵩のある貴重品、幅の大きな貴重品でも安定して収納できる。
上記本体を、不透明の合成樹脂シートで構成すると、収納した貴重品が外から見えなくすることができるのでよい。
上記提げ手を、上記開口部を介して相対向する本体の外表面にそれぞれ設けた複数の提げ手で構成するとともに、これら提げ手同士の基部側の位置を、開口部を閉塞した時に束ねて止める止め具を付属するもよい。閉塞後に、止め具を提げ手に止めることで、閉塞された開口部の上側の空間に、提げ手が掛け渡された状態にすることができるので、引き離し線から上側の部分を分離するにはまず止め具を外さなければならなくなる。このため、不正な開封を抑制することができる。
またこの場合、上記止め具に、照合用の符号を設けると、止め具を取り付ける作業を、照合用の符号を取り付ける作業に融合させることができ、作業の簡略化を図れる。止め具に引き換え用の半券を備えれば、預かった時にその半券を切り離すなどして顧客に渡せる。
以上のように、この発明によれば、開口部はフラップで閉じるので、開口部を見せない状態で閉じることができる。しかも、フラップの幅方向の長さを、開口部の幅寸法に対応させたので、開口部の全体を閉じることができる。このため、内部の収容部を外部から見えない状態にすることができるとともに、手を入れることもできない状態にすることができる。
また、切り離し線を設けるとともに、本体の外表面におけるその切り離し線よりも下側に、本体を提げるための提げ手の基部を固定したので、フラップを折るのに提げ手が邪魔になることはなく、開口部を閉じる作業は簡易迅速に行える。さらに、貴重品の保管が終了した後で貴重品を取り出すときには切り離し線から上側を分離すればよいので、開封作業も簡易迅速に行え、この場合も、提げ手が邪魔になることはない。そして、切り離し後は、切り離し線部分に新しい開口部ができるとともに、提げ手を残すことができるので、上記開封作業をして内部の貴重品を確認した後、そのまま持ち帰っても体裁が悪くなく、また、貴重品預かり用袋を普通の袋として再使用することができて経済的でもある。
フラップの内側面に粘着部を設けると、上記開口部を閉じる作業は単に貼り付けるだけであるので、より一層簡単になる。また、ステープルや粘着テープ等で止める場合に比して開けにくくすることができるとともに、全体を完全に閉じることができ、不正を防止できる。
本体の下端に、折り込み底部を設けると、貴重品の収納時に収容部の内底部が広がるので、嵩の大きいものや厚みの厚いものを収納しても収まりがよい。また内底部の面積が広がるので、複数の貴重品を収納した場合でも、貴重品預かり用袋を提げた時にそれらが収容部内で乱れることを抑制でき、貴重品を大事に扱うことができる。
本体を不透明の合成樹脂シートで構成すると、外部から収容部を見えないようにすることができるとともに、預かった貴重品を不測に濡らしてしまうようなことを防止できる。また、外側から触れば自分のものか否かの判別も可能であり、不測の取り違えを防止でき、安全性の面でも有効である。
上記提げ手を、開口部を介して相対向させて設け、これら相対向する提げ手同士をその基部側の位置で束ねて止める止め具を付属すると、閉じた開口部の上方に提げ手を掛け渡した状態を作ることができる。そしてこの状態では、切り離し線から上側の部分を切り離そうとしても容易には切り離せないので、万が一不正な開封が行われようとしても、その作業を遅らせ、また防止することができる。
その提げ手に、顧客との照合を行うための照合用の符号を設けると、その符号を利用して、照合を行うことができるので、別途に照合用のタグなどを用意する必要性はなく、上述のように不正な開封を抑制又は阻止する効果と相まって、貴重品預かり作業の簡素化を図ることができる。また、顧客に渡すための半券を、止め具に対して、例えば切り離し線を介して取り付けておけば、ほかに一切の照合用の手段を必要とすることはなくなるので、預かり作業のより一層の簡素化を図ることができる。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、貴重品預かり用袋11(以下、袋という)の構成を示す斜視図であり、この袋11は、例えばポリエチレンなどの不透明な合成樹脂シートからなる基材で形成している。
図1は、貴重品預かり用袋11(以下、袋という)の構成を示す斜視図であり、この袋11は、例えばポリエチレンなどの不透明な合成樹脂シートからなる基材で形成している。
袋11の本体12は、基材を前後方向に重合させた偏平な方形状で、上端部のみに開口部13を有し、この開口部13から内部の収容部14への貴重品の出し入れを行うようにしている。
そして上記開口部13の前後方向の一方側を他方側よりも上方に延出して、開口部13を閉じるべく折り返し可能な、適宜幅のフラップ15を形成している。
そして上記開口部13の前後方向の一方側を他方側よりも上方に延出して、開口部13を閉じるべく折り返し可能な、適宜幅のフラップ15を形成している。
このフラップ15の幅方向の長さは、開口部13の幅寸法に対応する長さに設定している。そしてこのフラップ15の内側面には、その長さ方向の全体にわたって、粘着剤を塗布してなる粘着部16を形成している。粘着部16は、開口部13を閉じた状態を強固に保持するためのもので、折り返して開口部13を閉じた時に対向する、本体12における反対側の外表面に貼り付く。粘着部16の上には、離型シート17を重合している。
また、本体における上記開口部13の下側位置には、分離を可能とする切り離し線18を形成して、この切り離し線18より上側全体を分離できるようにしている。この分離は、一度閉じた後の開封が容易に、そしてきれいに行えるようにするためのものである。このため、切り離し線18の位置は、折り返して開口部13を閉じたフラップ15の粘着部16がかからない位置に設定する。
この切り離し線18は、図示例のようなミシン目のほかに、例えば基材をその厚み方向にハーフカットして形成される切り離し線であるも、周知のカットテープを貼り付けて形成した切り離し線であるもよく、必要があればノッチを形成するもよい。
そしてまた、本体12の外表面における上記切り離し線18よりも下側に、本体12を提げるための提げ手19の基部20を固定している。
そしてまた、本体12の外表面における上記切り離し線18よりも下側に、本体12を提げるための提げ手19の基部20を固定している。
提げ手19は、適宜幅の合成樹脂製テープで構成し、その両端を上記基部20として、逆U字状になるように本体12に対して固定する。固定位置は、本体12における左右両側の2箇所に、均等に設定する。また固定は、溶着等の適宜手段で行う。
この提げ手19は、本体12の前後方向の両側でそれぞれ相対向するように一組設ける。
また本体12の下端には、本体12を構成する基材を逆V字状に内側に折り込んで、折り込み底部21を形成している。
この提げ手19は、本体12の前後方向の両側でそれぞれ相対向するように一組設ける。
また本体12の下端には、本体12を構成する基材を逆V字状に内側に折り込んで、折り込み底部21を形成している。
本体12の左右両側縁は、重合された基材を前後方向にシールするシール部22である。
袋11は上述のように構成されるものとして、つぎに、作用・効果を説明する。
袋11は上述のように構成されるものとして、つぎに、作用・効果を説明する。
貴重品Aを預かる側は、袋11を顧客に渡して、図2に示したように、収容部14に貴重品を入れてもらい、開口部13を閉じてもらう。開口部13を閉じるには、離型シート17を剥がして、フラップ15を折り返すだけでよく簡単である。また、このとき、提げ手19は、本体12の外表面に固定しているので、開口部13を閉じる作業に提げ手19が邪魔になることはなく、単に折り返すだけでよい。
そして適宜印を付けるなど、どの顧客からの預かり品であるかがわかるようにする適宜の手段を講じて預かる。
図3は、その手段の一例であって、図示したように、照合用の符号23,24を併記した照合用の札25を袋11に対して、好ましくは袋11の切り離し線18よりも上側の位置に、ステープル等の適宜手段で固定して、符号のひとつ24が記載された部分を引き換え用の半券26として切り離して渡せばよい。袋11に対して固定するものと、顧客に渡す引き換え用のものとを別々に用意しておくもよい。
保管されている間、本体12は折り込み底部21を開いて貴重品Aをゆったりと包み込むとともに、貴重品Aが複数の場合には移動時にこれらが乱雑に動かないように整然とまとめる。また、濡れ等から守る。
保管後に顧客に渡す時には、袋11のまま渡せばよい。顧客は、自ら開封を行う。開封は、本体12に設けた切り離し線18で切り離せば行える。しかも、提げ手19は、本体12の外表面に固定されており、フラップ15とは関わりをもっていないので、切り離しに際して、提げ手19は邪魔にならず、図4に示したように、きわめて容易に切り離すことができる。
切り離されて残った部分は、図4に見られるように、提げ手19を有した通常の袋と同じ形態となるので、そのまま貴重品を入れたまま持ち帰ることもでき、また、後で袋として別途に再使用することもできる。また、上述のように照合用の札25を固定しても、その部分は切り離せるので、袋としての形態に何ら影響はない。
上述のように、封止時には、本体12内の収容部14に収納された貴重品Aは、開口部13を通しては見えず、また手も入れられず、透視もできない状態であって、直接手で触れない状態である。このため、預かった貴重品Aを収納するのに適した袋となる。
しかも、折り込み底部21の存在によって貴重品Aをゆったりと収容できるとともに、平たく広がる底を形成することができるので、貴重品Aが複数の場合でも、移動時に乱雑に動いたりしないような整然とした収納ができ、貴重品Aを守ることができる。
また、本体12は合成樹脂シートからなるので、不測の濡れからも貴重品を守ることができるとともに、内部は見えなくても、紙袋と違って柔軟であるので、外から触っただけで自分のものであるか否かの判別もつき、取り違えを予防する効果も有する。
そして、フラップ15と粘着部16との存在と、提げ手19の固定位置とにより、開口部13を閉じる動作が簡易迅速に行えるとともに、切り離し線18を設けたので、開封も容易である。開封時にも、提げ手19が邪魔になることはない。
このように、他人に余り触って欲しくないものや細々したものなどの貴重品Aを預かるのには最適な袋11であるとともに、切り離し線18を設けたので、袋11を一度限りで終わらせずに、再度使用可能にすることもできて、経済的で利便性が高い。
図5はその他の形態を示し、提げ手19を束ねる止め具27を付属した袋11を示す斜視図である。
すなわち、提げ手19は本体12の前後方向の両外表面に一組設けているが、その提げ手19は逆U字状であるので、開口部を挟んで前後方向に相対向する部分は、袋11の左右方向に2ヶ所あることになる。
この2箇所の部分を、提げ手19のより基部側20の位置で束ねることで、袋11が不正に開けられてしまうような事態を抑制又は抑止しようとするものである。
つまり、上記止め具27は、紙等の適宜材料で形成され、適宜幅の帯状に形成される。そして長さ方向の一方側に、粘着剤を塗布した粘着剤層28を形成し、離型紙29で覆っている。粘着剤層28の形成位置を長さ方向の一方側のみに設定したのは、粘着剤が提げ手19に付いて、上述のような袋11の再使用が不可能になるのを防止するためであるとともに、開封しやすさを保つためである。
このように形成した止め具27は、開口部13を閉じた後、本体12の前後方向に相対向する提げ手19における2箇所のできるだけ下側の部分に巻きつけるようにして止めて使用される。止め具27で止めることによって、閉じられた開口部13の上方に提げ手19が掛け渡された状態を作ることができる。このため、この止め具27を外さない限り、容易には切り離し線18からの切り離しができない状態となる。このため、不正に開封しようとしても、時間が掛かるようにすることができ、不正の抑制又は抑止が可能になる。
このような止め具27を付属する場合には、その止め具27を、例えば図6に示したように、照合用の符号30,31を設けて形成するとよい。
すなわち、図6に示した止め具27は、図5に示した止め具と同様に、適宜幅の帯状に形成され、長さ方向の一方側に粘着剤層28が形成されるが、この粘着剤層28の反対側の面(外側面)に、一つの照合用の符号30を付しており、上記粘着剤層28とは反対側の端部(長さ方向の他方側)には、引き換え用の半券部32を形成して、この半券部32の内側面に、上記符号30と同一内容の、別の照合用の符号31を付している。また、上記半券部32は切り離し用のミシン目33を介して形成している。
止め具27が手で千切れる材料であれば、上記ミシン目33は形成せずともよく、またミシン目に代えて、上記切り離し線18の場合と同様に、その他の適宜手段を採用するもよい。
このように構成した止め具27を使用する場合には、止め具27を提げ手19に取り付けた後、半券部32を切り離して顧客に渡せばよく、別途に識別のための手段を用意する必要が無いので、受け渡しの手間を簡略化できるとともに、別途に用意する必要がない分、従来は必要であった引き換え用の札などの管理が容易になる。
以上はこの発明を実施するための一形態であって、上述の構成のほか、様々な形態を得ることができる。
11…貴重品預かり用袋
12…本体
13…開口部
14…収容部
15…フラップ
16…粘着部
18…切り離し線
19…提げ手
20…基部
21…折り込み底部
27…止め具
30,31…照合用の符号
A…貴重品
12…本体
13…開口部
14…収容部
15…フラップ
16…粘着部
18…切り離し線
19…提げ手
20…基部
21…折り込み底部
27…止め具
30,31…照合用の符号
A…貴重品
Claims (6)
- 貴重品を収容する収容部を内部に有した袋状の本体を設け、上記収容部に連通する開口部を上端部に有した貴重品預かり用袋であって、
上記開口部に、該開口部を閉じるべく折り返し可能なフラップを設けるとともに、
該フラップの幅方向の長さを、開口部の幅寸法に対応する長さに設定し、
上記開口部の下側位置に、分離用の切り離し線を形成し、
上記本体の外表面における上記切り離し線よりも下側に、本体を提げるための提げ手の基部を固定した
貴重品預かり用袋。 - 前記フラップの内側面に、粘着剤を塗布してなる粘着部を設けた
請求項1に記載の貴重品預かり用袋。 - 前記本体の下端に、内側に折り込まれ、収納部への貴重品の収納時に拡幅する折り込み底部を設けた
請求項1又は2に記載の貴重品預かり用袋。 - 前記本体を、不透明の合成樹脂シートで構成した
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の貴重品預かり用袋。 - 前記提げ手を、前記開口部を介して相対向する本体の外表面にそれぞれ設けた複数の提げ手で構成するとともに、
これら提げ手同士の基部側の位置を、開口部を閉塞した時に束ねて止める止め具を付属した
請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の貴重品預かり用袋。 - 前記止め具に、照合用の符号を設けた
請求項5に記載の貴重品預かり用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004151748A JP2005329993A (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | 貴重品預かり用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004151748A JP2005329993A (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | 貴重品預かり用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005329993A true JP2005329993A (ja) | 2005-12-02 |
Family
ID=35484920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004151748A Pending JP2005329993A (ja) | 2004-05-21 | 2004-05-21 | 貴重品預かり用袋 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2005329993A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10207841B2 (en) * | 2017-07-12 | 2019-02-19 | Grand Packaging, Inc. | Secure food transport bags |
US20190112116A1 (en) * | 2017-10-17 | 2019-04-18 | Ips Industries, Inc. | Reusable tamper-evident bag |
JP2020097444A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-25 | 株式会社エスエスシー | バック |
-
2004
- 2004-05-21 JP JP2004151748A patent/JP2005329993A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10207841B2 (en) * | 2017-07-12 | 2019-02-19 | Grand Packaging, Inc. | Secure food transport bags |
US20190112116A1 (en) * | 2017-10-17 | 2019-04-18 | Ips Industries, Inc. | Reusable tamper-evident bag |
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