JP2005329970A - 景品収容部付き米袋及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 積み上げて展示するとき、景品が損傷するなく安定的に積み上げることができ、米充填作業も複雑化しない景品収容部付き米袋及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 ヒートシール性の表側フィルム及び裏側フィルムを重ね合わせ、これらのフィルムの辺部を熱溶着してなる米袋において、上辺と下辺との中間部を幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を設けることにより、前記仕切りシール部の上側に米収容部を、前記仕切りシール部の下側に景品収容部をそれぞれ形成したことを特徴とする景品収容部付き米袋。
【選択図】 図6
【解決手段】 ヒートシール性の表側フィルム及び裏側フィルムを重ね合わせ、これらのフィルムの辺部を熱溶着してなる米袋において、上辺と下辺との中間部を幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を設けることにより、前記仕切りシール部の上側に米収容部を、前記仕切りシール部の下側に景品収容部をそれぞれ形成したことを特徴とする景品収容部付き米袋。
【選択図】 図6
Description
本発明は、米を流通させるために使用される米袋及びその製造方法に関するものである。
広告宣伝効果を高めるために、米袋本体に広告用シールが貼着された米袋が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる米袋は、米袋本体の表面のスペースを利用するものであるが、立体的に広告するものではないので、広告宣伝効果にも自ずと限界がある。
そこで、図8のように米見本等の景品100を米袋101の表面に貼り付けて大きな広告宣伝効果を狙うことも考えられるが、米入りの米袋を積み上げて展示するときには景品100によって不安定で見栄えが悪くなり、景品が損傷するという問題がある。
実登3043802公報
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、景品が損傷するなく安定的に積み上げることができる景品収容部付き米袋、及び米充填作業が複雑化しない景品収容部付き米袋の製造方法を提供することにある。
本発明者は、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねて完成されたものである。
1.ヒートシール性の表側フィルム及び裏側フィルムを備えた米袋において、前記の表側フィルム及び裏側フィルム上辺と下辺との中間部を幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を設けることにより、前記仕切りシール部の上側に米収容部を、前記仕切りシール部の下側に景品収容部をそれぞれ形成したことを特徴とする景品収容部付き米袋を提供する。
2.米収容部が、前記仕切りシール部を有しない米袋の全容量よりも一段小さい小売り用容量になるように、前記仕切りシール部の位置を設定したことを特徴とする前記1記載の景品収容部付き米袋を提供する。
3.前記景品収容部の表側フィルムの全部又は一部を透明にしたことを特徴とする前記1又は2に記載の景品収容部付き米袋を提供する。
4.フィルムを扁平筒状に形成し、該扁平筒状体の表側フィルム及び裏側フィルムを幅方向の全長にわたって熱溶着する米袋の製造方法において、米袋の上辺相当箇所と下辺相当箇所との中間部位を前記表側フィルム及び前記裏側フィルムの幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を形成することを特徴とする景品収容部付き米袋の製造方法を提供する。
5.表側フィルムロール巻き及び裏側フィルムロール巻きから表側フィルム及び裏側フィルムを巻き出してこれらを重ね合わせ、前記表側フィルム及び前記裏側フィルムを長さ方向の左右両側辺を熱溶着して前記扁平筒状体を形成することを特徴とする前記4に記載の景品収容部付き米袋。
2.米収容部が、前記仕切りシール部を有しない米袋の全容量よりも一段小さい小売り用容量になるように、前記仕切りシール部の位置を設定したことを特徴とする前記1記載の景品収容部付き米袋を提供する。
3.前記景品収容部の表側フィルムの全部又は一部を透明にしたことを特徴とする前記1又は2に記載の景品収容部付き米袋を提供する。
4.フィルムを扁平筒状に形成し、該扁平筒状体の表側フィルム及び裏側フィルムを幅方向の全長にわたって熱溶着する米袋の製造方法において、米袋の上辺相当箇所と下辺相当箇所との中間部位を前記表側フィルム及び前記裏側フィルムの幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を形成することを特徴とする景品収容部付き米袋の製造方法を提供する。
5.表側フィルムロール巻き及び裏側フィルムロール巻きから表側フィルム及び裏側フィルムを巻き出してこれらを重ね合わせ、前記表側フィルム及び前記裏側フィルムを長さ方向の左右両側辺を熱溶着して前記扁平筒状体を形成することを特徴とする前記4に記載の景品収容部付き米袋。
本発明の収容部付き米袋によれば、上辺と下辺との中間部を幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を形成することにより、前記仕切りシール部の上側に米収容部を、前記仕切りシール部の下側に景品収容部をそれぞれ形成したので、米収容部には景品が存在しなくなって景品に邪魔されることなく米入り米袋を安定的に積み重ねることができ、しかも景品の損傷を防止することができる。
また、米袋を積み重ねたときに、景品収容部が景品の重みで仕切りシール部を境に折れ曲がることによって、景品収容部を視認し易くなり、米入り米袋の展示販売にとって好都合になる。
更に、景品を米と一緒に米収容部内に入れなくて済むので、衛生的になる。
米収容部が、前記仕切りシール部を有しない米袋の全容量よりも一段小さい小売り用容量になるように、前記仕切りシール部の位置を設定すれば、例えば、米袋本体の小売り用容量が10kgであれば、米収容部の小売り用容量が5kgになるように仕切りシール部の位置を設定することにより、既に市場に出回っている内容量の米袋全体のサイズを変更することなく、景品収容部付き米袋を製造することができる。
前記景品収容部の表側フィルムを透明にすれば、景品収容部に入った景品を外部から視認することができ、展示販売効果が更に大きくなる。
本発明の収容部付き米袋の製造方法によれば、前記米袋の上辺相当箇所と下辺相当箇所との中間部位を表側フィルム及び裏側フィルムの幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を形成するので、該仕切りシール部を有する米袋連続体を充填機にセットした後、該米袋連続体のうち米袋の上辺相当箇所及び下辺相当箇所を切断することにより、前記仕切りシール部の上側に米収容部を、前記仕切りシール部の下側に景品収容部がそれぞれ形成された米袋を得ることができ、その結果熱溶着箇所は従来と同じでフィルムの切断箇所を変更するだけで済ませることができ、米充填作業が複雑化しない。
景品収容部付き米袋Aは、図1乃至図4に示すように、矩形状でヒートシール性を有する表側フィルム1及び裏側フィルム2を備え、重ね合わされた表側フィルム1及び裏側フィルム2の左右両側辺を全長にわたって熱溶着して側辺シール部3が形成され、表側フィルム1及び裏側フィルム2の中間部分を幅方向全長にわたって延びる仕切りシール部4で仕切られることによって上側に米収容部5が、下側に景品収容部6がそれぞれ形成されている。
景品収容部6の表側フィルム1には透明部7が形成され、景品収容部6の表面には広告や中身等を表示するための表示部が印刷やシールの貼り付け等によって設けられている。
景品収容部付き米袋Aの上辺は米の充填口となるものであり、米を充填した後に熱溶着されて該上辺に上辺シール部8が形成される。また、景品収容部付き米袋Aの下辺は景品Bの充填口となるものであり、景品Bを充填した後、熱溶着されて該下辺に下辺シール部9が形成される。景品Bとしては、嵩張らないものが選定され、例えば米見本、ハンカチ、ふりかけ、通信販売用のカタログ、しゃもじ等が考えられる。
仕切りシール部4は、米重量等が加わっても表側フィルム1及び裏側フィルム2が剥離しないように、側辺シール部3と同様に十分に熱溶着されるものである。
米収容部5が、仕切りシール部4を有しない米袋の全容量よりも一段小さい小売り用容量になるように、仕切りシール部4の位置が設定されている。なお、仕切りシール部4を有しない米袋は表側フィルム1及び裏側フィルム2を両側辺及び上下両辺のみをシールすることによって形成される。
内容量が20kg、10kg、5kg、2kg等の米袋が市場に広く出回っているが、米収容部5は前記米袋の全容量よりも一段小さい小売り用容量になるように設定されるものであり、例えば前記米袋の小売り用容量が10kgであれば、米収容部5の小売り用容量は5kgに設定される。
図5及び図6は、米及び景品Bの入った景品収容部付き米袋Aを、景品収容部6が手前に位置するようにして陳列棚Cに積み上げた状態を示しており、景品収容部6は景品Bの重みによって仕切りシール部4を境に折れ曲がって顧客Pの目に付き易くなる。
次に、収納部付き米袋1の製造方法について説明する。
まず、図外の表側フィルム用ロール巻き及び裏側フィルム用ロール巻きから巻き出して図7(a)のように表側フィルム1及び裏側フィルム2を重ね合わせる。そして、フィルムの長さ方向の両側に側辺を図外の熱圧着板とを用いて熱溶着して側辺シール部3を形成し、図外の熱圧着板によって、小売り用米袋の上辺相当箇所と下辺相当箇所との中間部位を図外の熱圧着板とを用いて熱溶着して仕切りシール部4を形成する。
このようにして形成された米袋連続体10のロール巻きを図外の充填機に設置し、該製袋用ロール巻きから米袋連続体10を巻き出して二点鎖線で示す下辺相当箇所(後続の米袋の上辺相当箇所でもある。)を裁断して収容部付き米袋を形成し、米収容部5の上辺の開口辺から米を充填し、該開口辺を熱溶着してシールし、次に、景品収容部6の下辺の開口辺から景品Bを充填し、該開口辺を熱溶着してシールする。
かかる製造工程を採用すれば、図7(b)に示す従来の米袋連続体102の熱溶着箇所103と溶着箇所は同じとなり、従来の製造工程と較べて裁断箇所のみを変更すれば良くなるので、米の袋詰め作業が複雑化せず、製造コスト面等で有利になる。
なお、一枚のフィルムの両側を熱溶着して扁平筒状に形成し、該扁平筒状体に仕切りシール部4を形成しても良い。
1 表側フィルム
2 裏側フィルム
3 側辺シール部
4 仕切りシール部
5 米収容部
6 景品収容部
2 裏側フィルム
3 側辺シール部
4 仕切りシール部
5 米収容部
6 景品収容部
Claims (5)
- ヒートシール性の表側フィルム及び裏側フィルムを備えた米袋において、
前記の表側フィルム及び裏側フィルム上辺と下辺との中間部を幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を設けることにより、前記仕切りシール部の上側に米収容部を、前記仕切りシール部の下側に景品収容部をそれぞれ形成したことを特徴とする景品収容部付き米袋。 - 米収容部が、前記仕切りシール部を有しない米袋の全容量よりも一段小さい小売り用容量になるように、前記仕切りシール部の位置を設定したことを特徴とする請求項1記載の景品収容部付き米袋。
- 前記景品収容部の表側フィルムの全部又は一部を透明にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の景品収容部付き米袋。
- フィルムを扁平筒状に形成し、該扁平筒状体の表側フィルム及び裏側フィルムを幅方向の全長にわたって熱溶着する米袋の製造方法において、
米袋の上辺相当箇所と下辺相当箇所との中間部位を前記表側フィルム及び前記裏側フィルムの幅方向全長にわたって熱溶着して仕切りシール部を形成することを特徴とする景品収容部付き米袋の製造方法。 - 表側フィルムロール巻き及び裏側フィルムロール巻きから表側フィルム及び裏側フィルムを巻き出してこれらを重ね合わせ、前記表側フィルム及び前記裏側フィルムを長さ方向の左右両側辺を熱溶着して前記扁平筒状体を形成することを特徴とする請求項4に記載の景品収容部付き米袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004149203A JP2005329970A (ja) | 2004-05-19 | 2004-05-19 | 景品収容部付き米袋及びその製造方法 |
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Publications (1)
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JP2005329970A true JP2005329970A (ja) | 2005-12-02 |
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Family Applications (1)
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JP2004149203A Pending JP2005329970A (ja) | 2004-05-19 | 2004-05-19 | 景品収容部付き米袋及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005329970A (ja) |
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2004
- 2004-05-19 JP JP2004149203A patent/JP2005329970A/ja active Pending
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