JP2005328480A - ヘッドホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヘッドバンドの無いヘッドホン装置の非使用状態で導出されているプラグ付コード及び渡りコードを1つの巻回手段内に収納させて、機構部品数の低減を図る。
【解決手段】 左右ヘッドホンハウジング1L、1Rの内の一方にリール19、19aにぜんまい20等の巻回手段とラッチ27等の係止手段を配設し、リール19、19aのフランジ間に上述のプラグ付コード3及び渡りコード9を同時に巻回収納する。
【選択図】 図1
【解決手段】 左右ヘッドホンハウジング1L、1Rの内の一方にリール19、19aにぜんまい20等の巻回手段とラッチ27等の係止手段を配設し、リール19、19aのフランジ間に上述のプラグ付コード3及び渡りコード9を同時に巻回収納する。
【選択図】 図1
Description
本発明はヘッドホンバンドを設けないヘッドホンのハウジング内にコード巻回手段を有するヘッドホン装置に係わり、特に、ヘッドホンハウジング内の電気−音響変換手段(以下ドライバーユニット:D/Uと記す)に電気信号を供給するプラグ付コード及び左右ヘッドホンハウジング間を結ぶ渡りコードを巻回手段で巻回する様に成したヘッドホン装置に関する。
携帯用音響機器に於いて、CD等の記録媒体のソフトを屋外で聴く場合に用いるヘッドホン装置としては種々のものが市販されている。特に、携帯に便利なようにヘッドバンドを設けることなく左右のヘッドホン装置内にDUを配すると共に左右のDU間を結ぶ渡りコード及び左右のいずれかのDUから導出させたコードに入力信号を供給するためのプラグ付コードをヘッドホンハウジング内に設けた巻取手段により非使用状態で巻回収納させるように成したヘッドホン装置が数多く利用されている。
上述の如き、コード巻回手段を有するヘッドホン装置としては2種類のヘッドホン装置が公知である。その一方の種類は左右1対のヘッドホンハウジングの一方にのみコード巻回手段を有し、上述のプラグ付コードのみを巻回収納するものであり、他の種類は左右のヘッドホンハウジング内に巻回手段を有し、上述のプラグ付コードを一方のヘッドホンハウジングに他方のヘッドハウジングに上述の渡りコードを巻回収納させる様にしたものである。
上述のプラグ付コード及び渡りコードをヘッドホンハウジング内に巻回収納するようにしたヘッドホン装置が特許文献1に開示されている。図7は特許文献1に開示されているヘッドホン装置の外観図を示すものであり、図7に於いて、左右のヘッドホンハウジング1L、1Rは前後のハウジングで構成され、このヘッドホンハウジング1L、1R内には上述のDUが配設されてヘッドホンハウジング1L、1Rの前部ハウジングに穿った複数の透孔を介して、DUから発生した信号を放音する。
又、後部でコード巻回手段を有するハウジング内には中心に立設した枢軸にぜんまいを巻回すると共にリール状に形成したリールハブの上下フランジ間にプラグ付コード及び渡りコードを巻回収納するように成されている。
図7で左右ヘッドホンハウジングの後部ハウジング周辺には2個の支軸部5、5が設けられ、この支軸部5、5間に略C型に形成された耳掛け4が回動自在に枢着されている。7は後部ハウジングの周辺に設けたプラグ2の保持部を形成する突出部で、この突出部7に挿入口8が設けられ、この挿入口8にプラグ2が差し込まれるようになされている。
9は左右ヘッドホンハウジング1L、1R間を結ぶ渡りコードであり。入力信号を左ヘッドホンハウジング1Lを介し右ヘッドホンハウジング1R内のDUに供給するためのコードであり、10はコード巻回手段プラグ側だけにしか持たない場合に、非使用時に緩んで余った渡りコード9の撓みを無くすためのスライダである。
上述のヘッドホン装置は一方のヘッドホンハウジング1L内のぜんまいによってリール内にプラグ2が先端に付いたプラグ付コード3を巻き込む際にプラグ2が跳ね上がったりして顔などに当たり危険なので予めプラグ2を突出部7の挿入口8に挿入した状態でプラグ付のコード3の巻回を始動させることで危険を防止しようとするものである。
コード巻回手段を左右両側に配した場合は、上述の様な渡りコード9もヘッドホンハウジング1L、1R内に収納する様にしたヘッドホン装置は図7に於いて左右ヘッドホンハウジング1L、1R内にぜんまい及びリールより成る巻回手段を別々に設け、プラグ付コード3は一方の例えば、左ヘッドホンハウジングに巻回収納し、渡りコード9は右ヘッドハウジング1Rに巻回収納するように成されている。
然し、この様に左右ヘッドホンハウジング1L、1R内に2個の巻回手段を設けることは機構的又はコスト的にも2倍の部品とコストが掛かるだけでなくユーザがコードを巻回収納する際の手間も2回の操作が必要となる不便さがあった。
更に、この様に左右ヘッドホンハウジング1L、1R内に2個の巻回手段を設ける場合は、図8に示す様にプラグ付コード3から例えば、左ヘッドホンハウジング1L内のD/U11Lへ回転基板6を介して入力(又はステレオヘッドセットのマイクロホンからの出力)された信号を、左右ヘッドホンハウジング1L、1Rを結ぶ渡りコード9を介して、右ヘッドホンハウジング1R内のD/U11Rに供給するためにこれら小さな左右ヘッドホンハウジング1L、1R内で多くの半田処理を行なう必要がある。これらの半田付け作業は小数字1乃至13で示す様に13箇所にも及び手作業の不確実性から不良発生の原因として上位を占める問題を有していた。
更に上述の他の種類の一方のヘッドホンハウジング1L又は1Rのみに巻回手段を有し、プラグ付コード3のみ巻回する構成のヘッドホン装置では非使用状態(収納状態)ではプラグ付コード3は左又は右ヘッドホンハウジング1L又は1R内に収納されるが渡りコード9はどこにも収納されないので中途半端で邪魔になり利便性を欠くことになる。
本発明は上述の課題を解決するために成されたものであり、プラグ付コード及び渡りコードを1個の巻回手段で同時に巻回収納及び引き出し可能となして機構的にも作業的にも部品点数と手間を少なくしたヘッドホン装置を提供するにある。
本発明のヘッドホン装置は、左右のヘッドホンハウジング内の一方にコード巻取手段を有し、プラグ付コードをコード巻取手段に設けたヘッドハウジング内に巻き取り可能となすと共に左右ヘッドハウジング間を結ぶ渡りコードを有するヘッドホン装置に於いて、ヘッドホンハウジング内に設けたコード巻取手段によってプラグ付コード及び渡りコードを同時に巻回、取出し可能と成したものである。
本発明のヘッドホン装置によれば、1個の巻取手段によってプラグ付コード3及び渡りコード9を1タッチ操作でヘッドホンハウジング内に巻回収納可能なため、機構的にも部品点数が少なく、コスト的にも廉価に且つ1タッチで巻回収納及び取り出し可能なヘッドホン装置を得ることができる利点がある。
以下、図面に基づいて本発明の1形態例を説明する。図1(A)(B)は本発明の1形態例のコード巻回部分を示す平面図および要部の側断面図、図1(C)は本発明の他の形態例のコード巻回部分を示す要部側断面図、図2(A)(B)は本発明のヘッドホン装置の外観を示す平面図及び側面図、図3は図2(A)のA−A断面矢視図、図4は本発明のヘッドホン装置の2種類のコードを同時に巻回する様に成した配線図、図5は本発明のヘッドホン装置の2種類のコードを同時に巻回する際の渡りコードを連続導体とした場合の配線図、図6は渡りコードの連続導体の作製法を示す説明図である。
図1(A)〜(C)の説明に先立ち、図2及び図3によって本発明のヘッドホン装置の全体的な構成を説明する。尚、従来の図7及び図8で説明したヘッドホン装置との対応部分には同一符号を付して説明する。
図2(A)(B)は左右ヘッドホン装置のうちの一方のヘッドホンハウジング1Lを示すものであるが、本発明のヘッドホン装置は、図7で説明したと同様に一対の左右ヘッドホンハウジング1L、1Rによって構成されている。
一対の左右ヘッドホンハウジング1L、1Rは、左右対称に構成されているので、内部構造は同じであるので、図2及び図3に基づいて左ヘッドホンハウジング1Lのみを以下に説明する。
図3は図2(A)のA−A断面矢視図である。図3に於いて、ヘッドホン装置は略円形の基板の前後の周辺に円形リブを設けた中ぐり部15F及び15Bが設けられたハウジング16が合成樹脂等で成型されている。
上述のハウジング16の前部リブで囲撓された中ぐり部15F内にはスピーカ等のDU11Lが配設され、D/U11Lの前面には複数の透孔13の穿たれた合成樹脂等で成型した放音板12が前部リブ内周に嵌着されている。前部リブ外周にはリング状の発泡性ポリウレタン等でリング状に形成したイヤパット14が装着されている。
リング状の後部リブで囲撓された中ぐり部15B内には、その中心部に枢軸17が立設され、リング状の回転基板6がハウジング16の基板部に固定されると共にプラグ付コード3及び渡りコード9を巻回収納するリール19が枢軸17に対し、回動自在に枢着されている。このリール19の下側にはカム25を円周に形成したカム円盤24が配設され、更に、リール19の下端に形成した空間部内にリール19に巻回したプラグ付コード3及び渡りコード9の一端が接続された接点群を有する。
リール19内には板バネで構成したぜんまい20が配設され、リール19の下面には図2では示していないがカム円盤24に設けられたカムに係止するラチェット機構(図1A参照)が設けられ、このカムとラチェット機構より成る係止手段を構成する係止解除釦を手等で押圧するとカムとラチェットの係止状態が解除されてぜんまい20の巻回力によってリール19のハブの上下に形成した上下フランジ間にプラグ付コード3及び渡りコード9が同時に巻回される様に成されている。尚、図3で21は後部の中ぐり部15Bを覆う様にドーム状に合成樹脂で成型したハウジングキャップである。
図2(A)(B)でハウジング16の外周部に成型した支軸部5に略C字状に合成樹脂で成型した耳掛け4が回動自在に枢着されている。
更に、ハウジング16の周辺部に設けた切欠状の開口部22からプラグ付コード3及び渡りコード9が導出されている。図2(A)の構成では1つの開口部22から2本のコードを導出する様にしている。この場合、2本のコードを1つの開口部22から出すため2本のコードの直径の合計以上で且つコードの動きを滑らかにするためコードの開口部22の径は非常に大きくなるためにデザイン上の制約を生じ、コードに結び玉が出来た時にもハウジング内に入り込み、その他、異物やプラグの滑り込み等を発生する問題があるが、2個の開口部を設けてプラグ付コード3と渡りコード9を別々に導出し、リール19の異なるハブ間に巻回する様にすれば2本のコードの絡みを防止できると共に、穴が小さくなり上述の問題を除くことができる。
23は前記したカム円盤24のカムとラチェット機構の係止を解除して、リール17内に2本のコード3、9を巻回収納する際に押圧する係止解除釦である。
本発明の全体的な構成は叙上の如く構成されるが、図1(A)〜図1(C)によって、2本のコードを同時に巻回するリール部分の詳細な構成を説明する。
図1(A)はハウジング16内に回動自在に枢着されたリール17の平面図であり、図1(B)は図1(A)のB−B断面矢視図である。
図1(A)(B)に於いて、リール19の下面にはカム円盤24が設けられ、このカム円盤24の円周に沿って複数のカム25が形成されている。ハウジング16のリング状のリブ26内の中ぐり部15B内には略L字状に形成したラッチ27が軸28を中心に回動可能に枢着され、ラッチ27の一端はカム円盤のカム25に沿って当接可能に図示しない偏倚用バネによって偏倚されている。
略L字状に形成されたラッチ27の他端には係止解除釦23が挿着されている。この係止解除釦23を矢印D方向に押圧するとカム25の段部からラッチ27の先端が外れることでリール19に内蔵されているぜんまい20の働きによって2本のプラグ付コード3及び渡りコード9は枢軸17を中心にリール19が回転して巻回収納される。
この様にリール17のハブの上下に形成した上下フランジ29間の空間部に巻回収納されたプラグ付コード3及び渡りコード9を引き出すには、これら2本のプラグ付コード3及び渡りコード9を図1(B)に於いて、手等で矢印E方向に引き出せばラッチ27は図1(A)でリール19の枢軸17を中心に矢印F方向(反時計方向)にカム25を乗り越えながら間欠的に引き出すことができる。図1(B)のリール17はハブの上下に形成した上下フランジ29の1つの空間に2種類のプラグ付コード3及び渡りコード9を同時に巻回するためハウジング16の側壁部に1つの開口部22を穿った構成であるが、これら2本のプラグ付コード3及び渡りコード9を図1(C)に示す様に2つの開口部22A及び22Bから導出し、2重構成のリール19aに巻回収納する様にしてもよい。
即ち、図1(C)に示すリール19aはリールのハブに3枚のフランジ29a、29b、29cを設け第1のフランジ29aと第2のフランジ29b間及び第2のフランジ29bと第3のフランジ29c間に形成された第1及び第2の空間内にプラグ付コード3及び渡りコード9を2個の開口部22A及び22Bから夫々別々に導入して巻回収納するように成されている。
図4は図8で説明したと同様の本発明の1つのリール19、19a内にプラグ付コード3と渡りコード9を同時に巻回する場合の配線図を示すもので、左右のヘッドホンハウジング11L及び11R内の回転基板6内で半田付けする数は小数字1乃至11で示す様に11個所で図8の構成に比べれば2個所少なくすることができる。又、右ヘッドホンハウジング1R内に挿入するリール19や回転基板6を無くすことができるので組立工程を大幅に減少させることが可能となる。
図5は、1つのリール19で2本のコードを巻回収納し、且つプラグ付コード3と渡りコード9を連続した導体(1本の導体)と成した場合の半田付個所を説明するための配線図である。
図6(A)は図7の従来構成で説明したプラグ付コード3を左ヘッドホンハウジング1R内に巻回収納する場合のプラグ付コード3を左ヘッドホンハウジング1Lの中継端子30を介して小数字4で示す位置で半田付した後に右ヘッドホンハウジング1R内のDU11Rに入力信号を供給するための渡りコード9を小数字5で示す位置に半田付した後に右ヘッドホンハウジング11R内に導入させているが、本例では図6(C)に示すようにプラグ付コード3の中間部分の被覆32を剥いで剥離部31を形成し、この部分を図6(B)及びA部拡大図の図6(E)に示す様に、回転基板6に小数字6で示す様に半田付すると、図5及び図6(D)に示す様に回転基板6への半田付位置は小数字5、6で示す2個所で済み、図4の小数字7、8、9で示す半田付位置の半田付を省くことが出来る。
即ち、上述の様な小さなヘッドホンハウジング1Lの中ぐり部15B内に置かれた回転基板6に対し、図4の小数字5〜9で示す様に5個所もの半田付を行う場合の煩雑性と不良発生につながる原因が除かれて不良率の低減が期待できると共に、プラグ付コード3の導体が切れ目の無い同一部品であるため、伝達ロスによる音質への低減(高音質)及び信頼性向上が期待できるものが得られる。
上述の巻回手段としてはカム円盤とラチェット機構について説明したが、この構成の代りにディスクブレーキ方式、歯車とラチェット方式、爪と爪車、爪と爪冠車等の回転止めの係止手段を適用し得ることは明らかである。リールのフランジを爪車にする等の変更が可能である。又、マイクロホンを有するヘッドホンセットにも勿論適用可能である。
1L、1R・・・・左右ヘッドホンハウジング、2・・・・プラグ、3・・・・プラグ付コード、4・・・・耳掛け、5・・・・支軸部、6・・・・回転基板、9・・・・渡りコード、11L、11R・・・・D/U(スピーカ)、12・・・・放音板、14・・・・イヤパット、15F、15B・・・・中ぐり部、16・・・・ハウジング、17・・・・枢軸、19・・・・リール、20・・・・ぜんまい、21・・・・ハウジングキャップ、31・・・・剥離部、32・・・・被覆
Claims (6)
- 左右のヘッドホンハウジング内の一方にコード巻取手段を有し、プラグ付コードを該コード巻取手段に設けたヘッドハウジング内に巻き取り可能となすと共に該左右ヘッドハウジング間を結ぶ渡りコードを有するヘッドホン装置に於いて、
上記ヘッドホンハウジング内に設けた上記コード巻取手段によって上記プラグ付コード及び上記渡りコードを同時に巻回、取出し可能と成したことを特徴とするヘッドホン装置。 - 前記巻取手段は、ぜんまいで巻き込まれるリール及び係止手段で構成したことを特徴とする請求項1記載のヘッドホン装置。
- 前記プラグ付コードと前記左右ヘッドホンハウジング間を結ぶ前記渡りコードを切れ目の無い1本の導体コードで構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のヘッドホン装置。
- 前記巻取手段のリールに前記プラグ付コード及び前記渡りコードを該リールの各々独立した空間に巻回して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のヘッドホン装置。
- 前記巻取手段のリールの1つの空間に前記プラグ付コード及び前記渡りコードを一諸に巻回する様に成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のヘッドホン装置。
- 前記巻取手段のリールに巻回する前記プラグ付コード及び前記渡りコードを前記ヘッドホンハウジングに巻回する巻込口を独立に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のヘッドホン装置。
Priority Applications (1)
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JP2004146813A JP2005328480A (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | ヘッドホン装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008104744A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 低周波治療器 |
JP2018517379A (ja) * | 2015-03-18 | 2018-06-28 | ビーエスイー カンパニー リミテッド | ワイヤ自動巻取装置のロッキングモジュール |
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2004
- 2004-05-17 JP JP2004146813A patent/JP2005328480A/ja active Pending
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