JP2005328324A - デジタルデータ蓄積装置 - Google Patents

デジタルデータ蓄積装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005328324A
JP2005328324A JP2004144398A JP2004144398A JP2005328324A JP 2005328324 A JP2005328324 A JP 2005328324A JP 2004144398 A JP2004144398 A JP 2004144398A JP 2004144398 A JP2004144398 A JP 2004144398A JP 2005328324 A JP2005328324 A JP 2005328324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
digital data
data
storage device
format
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004144398A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Wakabayashi
昇 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004144398A priority Critical patent/JP2005328324A/ja
Publication of JP2005328324A publication Critical patent/JP2005328324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】デジタルデータ(コンテンツ)を蓄積し、再生機器へ送信する装置において、消費電力を抑え携行して用いるのに適した装置を提供すること。また、コピー制限を受けているコンテンツを含むデジタルデータの場合でも、再生機器にデータを不都合なく供給できるようにすること。
【解決手段】コンテンツ蓄積装置110は、再生機器120にて再生可能なデータのフォーマットを登録したデータベース112と、コンテンツを蓄積する際に、コンテンツをデータベース112に登録されたフォーマットのデータに変換するコンテンツ変換部115と、コンテンツ変換部にて変換したコンテンツを保存するコンテンツ保存部114とを備える。再生機器120からのコンテンツ要求に応じて、データベースに基づき再生機器120にて再生可能なフォーマットのコンテンツを読み出して送信する。ここにコンテンツ保存部114には、変換する前のコンテンツも保存しておく。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画、静止画、音楽のような視聴可能なデジタルデータ(コンテンツ)を蓄積し、再生機器へ送信するデジタルデータ蓄積装置に係り、特に再生機器で視聴可能なフォーマットに変換して蓄積するデジタルデータ蓄積装置に関する。
近年、デジタルデータの圧縮技術の進歩や、記憶装置(例えばHDDレコーダ)の大容量・小型化により、動画コンテンツや音楽コンテンツといった比較的大きなコンテンツデータを、大量に保存することが可能になってきている。このようなコンテンツデータは、デジタルデータであるため取り扱いが容易で、保存した装置以外の外部機器にコピーしても再生時の劣化が少ない。これより、HDDレコーダに蓄積したデジタルデータを携帯電話で再生するといった使用形態が可能となる。
しかし、デジタルデータの圧縮規格および保存形式は多種存在し、データの保存時のフォーマットによっては外部機器では所望のコンテンツがそのままでは再生視聴できないといった不都合が生じる。その為、所望のコンテンツを視聴する為には、コンテンツの再生機器で再生できるフォーマットのデータに変換する必要がある。そのような変換は、コンテンツの再生機器が複数存在した場合、利用者が変換条件を毎回手入力するのでは操作が煩わしくなる。
そこで、特許文献1に示されるコンテンツ変換送信装置では、利用者がフォーマットに関するパラメータを毎回手入力しなくとも、フォーマット変換して送信することを目的とし、端末機器にて再生可能なフォーマットに関するパラメータが、各端末機器の機種毎に入力されるフォーマット入力手段と、該フォーマット入力手段から入力されたパラメータが記憶されるフォーマット記憶手段と、コンテンツ入力手段から入力されたデジタルデータを、該フォーマット記憶手段に記憶されたパラメータに基づいて、選択された端末機器の機種にて再生可能なフォーマットに変換するコンテンツ変換手段とを備える。
特許文献1によれば、デジタルデータを端末機器に送信する際には、利用者がフォーマットに関するパラメータを入力しなくとも、フォーマット記憶手段に記憶させたパラメータに基づいて、デジタルデータを複数種類の端末機器に適したフォーマットに変換して送信することができる。
特開2003−30099号公報(第5−7頁、第1−2図)
近年、携帯型の再生機器にて様々なコンテンツを楽しみたいという要求が高まり、それにつれて様々な携帯型再生機器が登場している。また、携帯型再生機器には、画面の有無や大きさ、再生できるコンテンツのフォーマットなどの区別で多数の種類があり、一人で複数の再生機器を携帯する機会も増えると考えられる。携帯型の再生機器では、主に交換式の不揮発メモリが使われているが、不揮発メモリは比較的容量が少なく、また高価であり、十分な量のコンテンツを携行することは困難である。この場合、1台のコンテンツ蓄積装置のみ携行して、複数の再生機器にコンテンツを提供すれば、携行する機器を減らすことができる。またコンテンツの記憶媒体としてハードディスクを用いれば、容量あたりの単価が安くなり、十分な容量を携行することが可能になる。
特許文献1にて提案された例では、コンテンツのフォーマットの変換は、コンテンツ変換送信装置から再生機器(端末機器)にコンテンツを転送する際に行われる。すなわち、再生機器からコンテンツを要求された時点でその都度コンテンツのフォーマットを変換するので、コンテンツ変換送信装置では変換後のコンテンツを保持せず、コンテンツ変換送信装置の容量を増大させる必要はない。
しかしながら、特許文献1のコンテンツ変換送信装置を携行して利用する場合には、電池などで装置を駆動している間にコンテンツの変換をしなければならず、このため電力の消費量が増えてしまう。電力を携帯型再生機器から供給する場合でも、再生機器の電池の消費量が増える点では同様である。また、同一コンテンツを複数回要求された場合、その都度同一の変換処理を行わねばならず、電力効率が良くない。さらに、特許文献1の方式では、フォーマット変換のために所定の時間を要し、送信要求に対して送信開始までタイムラグを発生することになる。このように特許文献1に記載のコンテンツ変換送信装置は、携行して用いるのに適した装置とは言い難い。
さらに、今後提供されるデジタルコンテンツには、コピー制限(例えばCopy once)が課されるものが多くなる。その場合には、コンテンツは最初の装置(提供元)には、No more copies状態で保存され、さらに再生機器にコピーすることはできない。仮にコンテンツのムーブ(移動)が許される場合、提供元から再生機器へフォーマット変換(通常はダウンコンバート)したコンテンツをムーブすることはできるが、逆に提供元へコンテンツを戻す時に、変換前の元のコンテンツを復元することはできない。
本発明は上記した課題を解決し、消費電力を抑え携行して用いるのに適したデジタルデータ蓄積装置を提供することを目的とする。
さらに本発明は、コピー制限を受けているコンテンツの場合でも、再生機器にコンテンツを不都合なく供給できるデジタルデータ蓄積装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のデジタルデータ蓄積装置では、デジタルデータを再生装置で再生可能なフォーマットのデータに変換するデータ変換手段を備え、再生可能なフォーマットのデータとしてデジタルデータを蓄積している。
また本発明のデジタルデータ蓄積装置は、再生装置にて再生可能なデータのフォーマットを登録したデータベースと、デジタルデータを蓄積する際に、デジタルデータをデータベースに登録されたフォーマットのデータに変換するデータ変換手段と、データ変換手段にて変換したデジタルデータを保存するデータ保存手段と、再生装置からの要求に応じて、データベースに基づき再生装置にて再生可能なフォーマットのデータをデータ保存手段から読み出して送信するデータ送信手段と、を備える。
ここにデータ保存手段には、データ変換手段にて変換する前のデジタルデータをも保存するようにした。
また接続された再生装置にて再生可能なデータのフォーマットがデータベースに登録されていない場合、データベースにフォーマットを追加登録するとともに、データ変換手段は、データ保存手段に保存されているデジタルデータを、追加登録したフォーマットのデータに変換するようにした。
本発明によれば、再生機器で再生する時の消費電力を抑え、携行して用いるのに適したデジタルデータ蓄積装置を提供することができる。また、コピー制限を受けているコンテンツを含むデジタルデータの場合でも、再生機器にデータを不都合なく供給できるデジタルデータ蓄積装置を提供することができる。
以下、本発明によるデジタルデータ(コンテンツ)蓄積装置の実施形態を図面を用いて説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図6を用いて説明する。
図1は、本発明に係る実施例1として、コンテンツ蓄積装置を含む、コンテンツ提供、蓄積、再生システム全体の構成を示すブロック図である。100はハードディスクレコーダやパーソナルコンピュータなどのコンテンツを提供するコンテンツの提供元機器、110はコンテンツデータを蓄積し携行可能な蓄積装置、120はコンテンツの再生機器である。
コンテンツの提供元機器100には、コンテンツを保存しているコンテンツ保存部101と、コンテンツ保存部101に保存しているコンテンツを他機器に送信するコンテンツ送信部102が装備されている。
また、コンテンツの再生機器120には、自身の再生機器120で視聴可能なコンテンツデータのフォーマットや表示サイズなどのデバイス情報を保存するデバイス情報保存部121と、デバイス情報保存部に保存されたデバイス情報を蓄積装置110に送信するデバイス情報送信部122と、蓄積装置110からのコンテンツデータを受信するコンテンツ受信部123と、コンテンツ受信部123で受信したコンテンツを再生するコンテンツ再生部124とを備える。なお、本実施例のコンテンツの再生機器120にはコンテンツデータを記憶する記憶部を持たないが、これを有しても良い。
また、蓄積装置110には、コンテンツの提供元機器100からのコンテンツデータを受信するコンテンツ受信部113と、コンテンツデータを保存するコンテンツ保存部114とを備える。コンテンツ保存部114には、ハードディスク媒体が適する。また、コンテンツの再生機器120からのデバイス情報を受信するデバイス情報受信部111と、受信したデバイス情報を格納し前記再生機器120に固有のデバイスIDとともに管理するデバイス情報データベース112とを備える。そして、デバイス情報データベース112に基づき、コンテンツの再生機器120で視聴可能なコンテンツデータに変換するコンテンツ変換部115と、コンテンツの再生機器120に視聴可能なコンテンツを送信するコンテンツ送信部116とを備える。上記デバイス情報受信部111とデバイス情報データベース112とコンテンツ受信部113とコンテンツ保存部114とコンテンツ変換部115とコンテンツ送信部116は、制御部117にて制御される。
なお、図1ではコンテンツの提供元機器とコンテンツの再生機器はそれぞれ1台としたが、それぞれ複数台あってもよい。その場合、複数の再生機器にはそれぞれを識別できるデバイスIDが割り振られている。
次に、本実施例の動作の概要を説明する。
コンテンツの再生機器120のデバイス情報保存部121には、あらかじめコンテンツ再生部124で再生可能なコンテンツデータのフォーマットや表示サイズなどが記述されたデバイス情報を保存しておく。デバイス情報には、再生可能なコンテンツデータのコンテンツタイプやフォーマット、解像度などのパラメータが含まれている。図8は、デバイス情報の一例を示したものである。コンテンツタイプは、動画(Movie)、静止画(Picture)、音楽(Music)などの種類があり、それぞれのコンテンツタイプについて再生可能なフォーマットや解像度、ビットレート、サンプリング周波数などのパラメータが記載される。また、1つのコンテンツタイプに対して再生可能フォーマットが複数ある場合は、それぞれのフォーマットに対して優先度を設定しておく。そして、コンテンツの再生機器120と蓄積装置110を接続して、あらかじめ再生機器120のデバイス情報を蓄積装置110に送信し、デバイス情報データベース112に格納しておく。図8は、2個の再生機器をデバイスIDで区別し、それぞれのデバイス情報を格納した例である。
その後、コンテンツの提供元機器100と蓄積装置110を接続し、コンテンツの提供元機器100から蓄積装置110にコンテンツデータを送信する。蓄積装置110は、受信したコンテンツをそのままコンテンツ保存部114に保存するとともに、デバイス情報データベース112に格納されているデバイス情報を基に、コンテンツの再生機器120で視聴可能なフォーマットのデータにコンテンツ変換部115にて変換し、コンテンツ保存部114にて保存する。この際、変換前のコンテンツデータをそのまま残して保存しておく。図9は、コンテンツ保存部114に保存されたコンテンツデータの一例を示し、コンテンツAは変換前のMPEG2フォーマット、コンテンツA’は変換後のMPEG4フォーマットのデータである。
こうして保存されたコンテンツを、再生機器120にて再生する場合は、再生機器120を蓄積装置110に接続する。蓄積装置110は、デバイス情報データベース112に格納されているデバイス情報に基づき、該再生機器120で再生可能なコンテンツデータをコンテンツ保存部114から選出し、再生機器120へ送信する。
次に、本実施例の動作の詳細を、図2ないし図6を用いて説明する。
図2は、前記再生機器120から前記蓄積装置110にデバイス情報を送信する際の、再生機器120と蓄積装置110間の通信を示す図である。蓄積装置110と再生機器120が接続されると、再生機器120は、再生機器120固有のデバイスIDを蓄積装置110に送信する。蓄積装置110からデバイス情報の要求があれば、デバイス情報保存部121に保存されているデバイス情報をデバイス情報送信部122から送信する。
図3は、図2に示した通信時の蓄積装置110における処理手順を示すフロー図である。蓄積装置110と再生機器120が接続されると、再生機器120は、当該機器固有のデバイスIDを蓄積装置110に送信する。蓄積装置110は、再生機器のデバイスIDを受信すると(ステップS301)、受け取ったデバイスIDを基に、デバイス情報データベースに既にデバイス情報が格納されていないか判断する(ステップS302)。デバイス情報が格納済みでない場合には、接続された再生機器120に対してデバイス情報要求を送信する(ステップS303)。この要求に対して再生機器120から送信されたデバイス情報をデバイス情報受信部111にて受信し(ステップS304)、再生機器のデバイスID毎にデバイス情報をデバイス情報データベース112に格納し(ステップS305)、一連の処理を終了する。なお、ステップS302にてデバイス情報が既に格納済みである場合も、一連の処理を終了する。これにより、再生機器のデバイスIDとデバイス情報を蓄積装置に格納・登録を完了し、蓄積装置110は提供元機器100からコンテンツデータを受け取る準備ができたことになる。
なお本実施例において、提供元機器100からコンテンツデータを受け取る前に、複数の再生機器のデバイス情報を受信して登録しておくこともできる。その際には各再生機器のデバイスIDによってデバイス情報を管理すればよい。
図4は、前記提供元機器100からコンテンツデータを受信した時の前記蓄積装置110における一連の処理手順を示すフロー図である。蓄積装置110は提供元機器100と接続し、提供元機器100のコンテンツ保存部101に保存されたコンテンツデータをコンテンツ受信部113で受信すると(ステップS401)、受信したコンテンツデータをコンテンツ保存部114に保存する(ステップS402)。なお、提供元機器100のコンテンツ保存部101に保存されたコンテンツがコピー制限(Copy no more、Copy neverなど)を受けている場合は、コンテンツ保存部101に保存されたコンテンツを送信後に消去することを条件に蓄積装置110のコンテンツ保存部114に保存することができる。また逆に、蓄積装置110のコンテンツ保存部114に保存されたコンテンツを、送信後に消去することを条件に提供元機器100のコンテンツ保存部101に戻すことができる(ムーブ機能)。
次に、受信したコンテンツのコンテンツタイプやフォーマットや解像度、ビットレートなどのコンテンツ情報を解析する(ステップS403)。この解析では、コンテンツデータに含まれるヘッダ情報などを制御部117にて検出すればよい。受信したコンテンツが前記登録した再生機器120で再生可能かどうかについてデバイス情報データベース112を検索する(ステップS404)。すなわち、受信したコンテンツのコンテンツ情報が、デバイス情報データベース112に格納されているデバイス情報に記載されるフォーマットに対応できない(再生不可能)と判断した場合、格納されているデバイス情報を参照してコンテンツ変換部115にて再生可能なフォーマットのコンテンツに変換し(ステップS405)、変換後のコンテンツデータをコンテンツ保存部114に保存する(ステップS406)。デバイス情報として再生可能なフォーマットが複数通り記載されている場合は、優先度の高い方のフォーマットに変換する。なお、変換前のコンテンツデータもそのままコンテンツ保存部114に保存しておく。これは、変換後のコンテンツが元のコンテンツより品質が落ちてしまった場合、次回にコンテンツ変換する時に品質が落ちたコンテンツを基に変換してさらに品質を落としてしまうことを防ぐ為である。
ここで、コンテンツ変換部115において、コーデック機能が無いなどの理由でデバイス情報データベース114に記載されたフォーマットに変換できない場合は、デバイス情報データベース114に変換できない旨のメッセージを表示する。なお、ステップS404にて受信したコンテンツのコンテンツ情報がデバイスデータベース112内のデバイス情報に記載されるフォーマットに対応できると判断した場合、その受信コンテンツは前記登録した再生機器120で再生可能なのでコンテンツ変換(ステップS405)は不要である。このようにして、デバイス情報データベース112のすべてのデバイスIDについて検索を行ったかを判断し(ステップS407)、未済の場合はステップS404に戻って処理を再度実行する。すべてのデバイスIDについて検索を行った場合は、一連の処理を終了する。
図5は、前記蓄積装置110に保存したコンテンツを前記再生機器120にて再生する際の、蓄積装置110と再生機器120間の通信を示す図である。蓄積装置110と再生機器120とを接続し、再生機器120から蓄積装置110のコンテンツ保存部114に保存されたコンテンツのうち視聴したいコンテンツを指定すると、再生機器120は、当該機器固有のデバイスIDと指定したコンテンツ名を蓄積装置110に送信する。それに対して、蓄積装置は後の図6に示す処理によって、指定されたコンテンツのうち当該再生機器120で再生可能なコンテンツデータを送信する。
図6は、図5に示した通信時の前記蓄積装置110における処理手順を示すフロー図である。蓄積装置110は、再生機器120のデバイスIDと指定されたコンテンツ名を受信すると(ステップS601)、受け取ったデバイスIDを基に、デバイス情報データベース112を検索し、受け取ったデバイスIDの再生機器で再生できるフォーマットであって、指定されたコンテンツデータを検索する(ステップS602)。検索の結果、指定されたコンテンツで再生可能なフォーマットのコンテンツデータをコンテンツ送信部116から送信する(ステップS603)。再生機器120は、蓄積装置110から送信されたコンテンツデータをコンテンツ受信部123にて受信し、コンテンツ再生部124にて受信したコンテンツを再生する。なお、ステップS602の検索で再生可能なコンテンツデータが見つからなかった場合は、その旨を前記再生機器120に通報して処理を終了する。
本実施例では、コンテンツ蓄積装置は、提供元機器からコンテンツを受信した時点で、再生機器で視聴できるフォーマットに変換して保存している。よって、再生機器にコンテンツを送信する時にはフォーマット変換が既に完了しているため、変換に要する送信時の負荷を低減でき、送信時の消費電力を低減させることができる。また、再生機器から同一コンテンツを複数回要求された場合、その都度同一の変換処理を行う必要がなく、消費電力の低減になる。このように、コンテンツデータを蓄積装置で一元管理できるので、複数の再生機器に同じコンテンツが存在するといった無駄を省くことができ、また、各コンテンツの再生機器にコンテンツデータ記憶部を持たなくても蓄積装置一つで共用することができ、コスト削減になる。このような特徴により、本実施例の蓄積装置は携行するのに好適な装置であり、コンテンツの再生機器と提供元機器とを直接接続できない場合でも、本実施例の装置が有用になる。また、蓄積装置にフォーマット変換を行うコンテンツ変換部が備わっているので、複数のコンテンツの提供元機器にコンテンツ変換部を設ける必要がなくなり、コストが低減できる。また、コンテンツ変換処理にかかる負荷は前記蓄積装置にかかる為、前記提供元機器には負荷がかからない。
さらに本実施例では、変換前のコンテンツデータもそのままコンテンツ保存部114に保存しておくようにしたので、変換後のコンテンツが元のコンテンツより品質が低下した場合でも、元の品質のコンテンツを取り出すことができる。すなわち、コピー制限(Copy no more)を受けたコンテンツの場合でも、提供元機器100から蓄積装置110へ一旦ムーブ(移動)し、必要に応じて提供元機器100へ逆ムーブすることができる。これより再生機器へ送信するコンテンツの品質の低下を防ぐことができるとともに、提供元機器と再生機器との間でのコンテンツの供給する際、携行して用いることができ使い勝手が向上するという効果がある。
本実施例は、実施例1においてコンテンツの再生機器から蓄積装置にデバイス情報が送信された時点で、蓄積装置は必要に応じてコンテンツ変換の処理を行うように追加したものである。なお、本実施例における構成は図1に示した実施例1の構成と同じであり、その動作も実施例1と共通する部分の説明は省略する。
図7は、本発明の実施例2に係り、蓄積装置110にコンテンツの再生機器120のデバイス情報を記憶した時点で、さらにコンテンツ変換を行う一連の処理手順を示すフロー図である。図3に示した蓄積装置110に再生機器120のデバイス情報を受信し格納する処理(S305)を行った後、コンテンツ保存部114に保存されているコンテンツが受信したデバイス情報に記載されるフォーマットに対応できるかどうか(すなわち登録した再生機器で再生可能かどうか)を判断する(ステップS701)。対応できない(再生できない)フォーマットしかないと判断した場合は、受信したデバイス情報を基に再生機器120で再生可能なフォーマットにコンテンツ変換し(ステップS702)、コンテンツ保存部114に変換したコンテンツを保存する(ステップS703)。なお、実施例1と同様に、変換前のコンテンツもそのまま保存しておく。ステップS701にて、保存しているコンテンツのなかに、再生できるフォーマットがあると判断した場合は、変換は不要である。コンテンツ保存部114のすべての保存コンテンツに対してコンテンツ変換の要否を判断し(ステップS704)、一連の処理を終了する。
本実施例では、新たな再生機器を追加登録する場合、デバイス情報を蓄積装置110のデバイス情報データベース112に格納するとともに、蓄積装置110のコンテンツ保存部114に既に保存されているコンテンツに対して登録する再生機器で再生可能となるように直ちにコンテンツ変換処理を行って保存する。これより、再生機器からコンテンツの要求があった場合、変換処理することなく即座にコンテンツを供給できる。また蓄積装置を携行する場合には、再生機器への送信時の消費電力を低減できる。また、新たにコンテンツの提供元機器100からコンテンツデータを送信する必要が無くなり、処理手順を省くことができる。
本発明のデジタルデータ蓄積装置は、そのデータ保存部はHDDにより構成される場合だけでなく、各種の蓄積媒体が適用でき、また装置の形態を形態に便利なカード状とすることも可能である。これにより、携帯電話、カーナビ、液晶ディスプレイなど各種の外部再生機器にデジタルデータ(コンテンツ)を手軽に供給することが可能となる。
本発明の実施例1に係り、デジタルデータ(コンテンツ)蓄積装置を含む、コンテンツ提供、蓄積、再生システム全体の構成を示すブロック図。 実施例1において再生機器から蓄積装置へデバイス情報の送信に関する通信を示す図。 図2において蓄積装置の処理手順を示すフロー図。 実施例1において提供装置からコンテンツを受信し変換する処理を示すフロー図。 実施例1において蓄積装置から再生機器へコンテンツの送信に関する通信を示す図。 図5において蓄積装置の処理手順を示すフロー図。 本発明の実施例2に係り、蓄積装置が再生機器のデバイス情報を記憶し、さらにコンテンツ変換を行う処理手順を示すフロー図。 実施例1におけるデバイス情報の一例を示す図。 実施例1においてコンテンツ保存部に保存されたコンテンツデータの一例を示す図。
符号の説明
100…コンテンツ提供元機器
101…コンテンツ保存部
102…コンテンツ送信部
110…コンテンツ蓄積装置
111…デバイス情報受信部
112…デバイス情報データベース
113…コンテンツ受信部
114…コンテンツ保存部
115…コンテンツ変換部
116…コンテンツ送信部
117…制御部
120…コンテンツ再生機器
121…デバイス情報保存部
122…デバイス情報送信部
123…コンテンツ受信部
124…コンテンツ再生部。

Claims (8)

  1. デジタルデータを蓄積し、再生装置へ送信するデジタルデータ蓄積装置であって、
    デジタルデータを前記再生装置で再生可能なフォーマットのデータに変換するデータ変換手段を備え、再生可能なフォーマットのデータとしてデジタルデータを蓄積していることを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  2. デジタルデータを蓄積し、再生装置へ送信するデジタルデータ蓄積装置であって、
    前記再生装置にて再生可能なデータのフォーマットを登録したデータベースと、
    デジタルデータを蓄積する際、該デジタルデータを前記データベースに登録されたフォーマットのデータに変換するデータ変換手段と、
    該データ変換手段にて変換したデジタルデータを保存するデータ保存手段と、
    前記再生装置からの要求に応じて、前記データベースに基づき該再生装置にて再生可能なフォーマットのデータを前記データ保存手段から読み出して送信するデータ送信手段と、を備えることを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  3. 請求項2に記載のデジタルデータ蓄積装置であって、
    前記再生装置が当該蓄積装置に接続された時、前記再生装置から該再生装置にて再生可能なデータのフォーマットに関する情報を取得し、前記データベースに登録することを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  4. 請求項2に記載のデジタルデータ蓄積装置であって、
    前記データ保存手段は、前記データ変換手段にて変換する前のデジタルデータをも保存することを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  5. 請求項2に記載のデジタルデータ蓄積装置であって、
    前記再生装置が複数の場合、各再生装置にそれぞれ固有の識別情報を付与し、該識別情報に基づいて前記データベースを管理し、前記データ保存手段には該複数の再生装置に送信するデータを一括して保存することを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  6. 請求項3に記載のデジタルデータ蓄積装置であって、
    前記接続された再生装置にて再生可能なデータのフォーマットが前記データベースに登録されていない場合、該データベースに該フォーマットを追加登録するとともに、
    前記データ変換手段は、前記データ保存手段に保存されているデジタルデータを、該追加登録したフォーマットのデータに変換することを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のデジタルデータ蓄積装置において、
    前記デジタルデータは、コピー制限を受けたコンテンツを含むことを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載のデジタルデータ蓄積装置において、
    前記再生装置は携行可能であり、当該蓄積装置はこれに接続してデータの送信を行い、電池を電力源とする携行可能な装置としたことを特徴とするデジタルデータ蓄積装置。
JP2004144398A 2004-05-14 2004-05-14 デジタルデータ蓄積装置 Pending JP2005328324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144398A JP2005328324A (ja) 2004-05-14 2004-05-14 デジタルデータ蓄積装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144398A JP2005328324A (ja) 2004-05-14 2004-05-14 デジタルデータ蓄積装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005328324A true JP2005328324A (ja) 2005-11-24

Family

ID=35474305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144398A Pending JP2005328324A (ja) 2004-05-14 2004-05-14 デジタルデータ蓄積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005328324A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235865A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Kenwood Corp 再生システム
JP2007272305A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Kenwood Corp ネットワーク型コンテンツ再生システム、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及び、プログラム
CN101131421B (zh) * 2006-08-25 2011-12-28 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 星历数据的处理方法
WO2013014864A1 (ja) * 2011-07-26 2013-01-31 パナソニック株式会社 制御装置、転送装置、記録媒体、及びコンテンツの符号化形式の決定方法
JP2013542650A (ja) * 2010-09-24 2013-11-21 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 権利および機能包括のコンテンツ選択および配信
US8886710B2 (en) 2010-09-24 2014-11-11 Amazon Technologies, Inc. Resuming content across devices and formats
US8918645B2 (en) 2010-09-24 2014-12-23 Amazon Technologies, Inc. Content selection and delivery for random devices
US8984153B2 (en) 2010-09-24 2015-03-17 Amazon Technologies, Inc. Cloud-based device interaction
US10387626B2 (en) 2010-09-24 2019-08-20 Amazon Technologies, Inc. Rights and capability-inclusive content selection and delivery

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235865A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Kenwood Corp 再生システム
JP2007272305A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Kenwood Corp ネットワーク型コンテンツ再生システム、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及び、プログラム
CN101131421B (zh) * 2006-08-25 2011-12-28 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 星历数据的处理方法
JP2013542650A (ja) * 2010-09-24 2013-11-21 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 権利および機能包括のコンテンツ選択および配信
US8886710B2 (en) 2010-09-24 2014-11-11 Amazon Technologies, Inc. Resuming content across devices and formats
US8918645B2 (en) 2010-09-24 2014-12-23 Amazon Technologies, Inc. Content selection and delivery for random devices
US8984153B2 (en) 2010-09-24 2015-03-17 Amazon Technologies, Inc. Cloud-based device interaction
JP2015062288A (ja) * 2010-09-24 2015-04-02 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 権利および機能包括のコンテンツ選択および配信
JP2016225995A (ja) * 2010-09-24 2016-12-28 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド 権利および機能包括のコンテンツ選択および配信
US10282524B1 (en) 2010-09-24 2019-05-07 Amazon Technologies, Inc. Content selection and delivery for random devices
US10387626B2 (en) 2010-09-24 2019-08-20 Amazon Technologies, Inc. Rights and capability-inclusive content selection and delivery
WO2013014864A1 (ja) * 2011-07-26 2013-01-31 パナソニック株式会社 制御装置、転送装置、記録媒体、及びコンテンツの符号化形式の決定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003319365A (ja) 画像サーバ並びに画像表示システム
JPWO2005033952A1 (ja) 情報再生装置および方法、並びにプログラム
US20050271358A1 (en) Moving picture editing apparatus
JPH10336238A (ja) 情報処理システム、携帯端末、サーバ、及びデータ処理方法
JP4628285B2 (ja) 番組録画装置、携帯端末、番組録画・再生システム、録画番組表示方法
JP2008282295A (ja) コンテンツ配信システム、携帯端末装置及びプログラム
JP2005328324A (ja) デジタルデータ蓄積装置
JP4298490B2 (ja) 画像記録装置およびその制御方法
US9036978B2 (en) Content data recording/reproducing device, information communication system, contents list generation method and program
JP4896161B2 (ja) 情報記録再生装置、情報記録再生方法、情報記録再生プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP2008193245A (ja) コンテンツ配信方法、コンテンツ再生方法、携帯無線端末、コンテンツ再生装置およびコンテンツ配信用プログラム
CN1997133A (zh) 一种实现音视频录制的方法和系统
JP2006217529A (ja) 画像表示システムおよび画像表示装置
US20100267337A1 (en) Printing system and method for portable wireless device
JP2009118354A (ja) 静止画処理装置、静止画処理システム及び静止画処理方法
JP4081695B2 (ja) データ管理装置および方法
US8060636B2 (en) Content reproducing method and apparatus
JP3715587B2 (ja) デジタル放送受信装置の制御方法
JP2007174686A (ja) 画像データ記録装置及び画像データ記録方法
JP2006270705A (ja) 情報転送システム及び情報転送方法並びに情報取扱い装置
US8417086B2 (en) Data recording apparatus, data transfer method, data transfer program and recording medium, and data transfer system
JP3817239B2 (ja) 画像取得システム、および画像取得方法
JP2005348073A (ja) 映像配信サーバ及び映像配信方法、並びにプログラム及び記憶媒体
JP2009169460A (ja) コンテンツ自動コピーシステム
US8068822B2 (en) Information exchange method between mobile terminal devices