JP2005328058A - リソグラフィ装置、デバイス製造方法および放射線システム - Google Patents

リソグラフィ装置、デバイス製造方法および放射線システム Download PDF

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Abstract

【課題】放射線出力を高めるリソグラフィ投影装置を提供する。
【解決手段】リソグラフィ投影装置が、放射線ビームを提供するように構成された照明システムと、パターンが形成された放射線ビームを基板のターゲット部分に投影するように構成された投影システムとを有し、照明システムは、第1の放射線源10と、放射線源の出力を高めるように構成された少なくとも1つのミラー14とを有している。照明システムはまた第2の放射線源12と、それら放射線源の間に配置された少なくとも1つのミラー14とを有し、第2の放射線源の出力を第1の放射線源に結像させ、それによって放射線源の出力を高めるようにすることができる。放射線源は、EUV波長範囲の放射線を放出するように動作可能とすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、リソグラフィ装置、デバイス製造方法および放射線システムに関する。本発明は、極紫外(EUV)範囲の波長を有する放射線と共に使用するように設計されたリソグラフィ装置に関する。
リソグラフィ装置は、基板のターゲット部分の上に所望のパターンを適用する機械である。リソグラフィ装置は、例えば集積回路(IC)の製造に用いることができる。この場合、マスクまたはレチクルと呼ばれることもあるパターン形成デバイスを用いて、ICの個々の層に対応する回路パターンを生成することができる。これは、レチクルと基板の間に位置し、レチクルの照射された部分を基板のターゲット部分に結像させるために設けられた投影システムを用いて行われる。投影システムは、放射線ビームの方向付け、形成および/または制御を行うための構成要素を含んでいる。レジストなどの放射線感光材料の層を有する基板(例えばシリコン・ウェハ)上の(例えば1つまたは複数のダイの一部を含む)ターゲット部分に、パターンを結像させることができる。一般には、単一の基板が、連続的に露光される隣接ターゲット部分の網(ネットワーク)を含んでいる。周知のリソグラフィ装置には、パターン全体をターゲット部分の上に1回で露光することによって各ターゲット部分を照射する、いわゆるステッパと、投影ビームによって、一般に「走査」方向と呼ばれる所与の方向にパターンを走査し、それと同時にこの方向に対して平行または逆平行に基板を同期して走査することによって各ターゲット部分を照射する、いわゆるスキャナとが含まれる。
リソグラフィにおける重要な観点は、基板に適用されるパターンのフィーチャ・サイズである。できるだけ小さく且つ互いに近接したフィーチャを解像することができる装置を製造することが望ましい。いくつかのパラメータが、実現可能なフィーチャの解像度に対して影響する。その1つは、パターンの露光に用いられる放射線の波長である。5〜20nmの間、一般には13.5nmのEUV波長を有する放射線を用いると、最小32nmのフィーチャ・サイズを作製することができると見込まれる。
様々なEUV源が知られており、例えば一部のプラズマ・ベースの放射線源がこの波長範囲の放射線を放出する。こうした放射線源は体積放射器(volume radiator)である。このため、放射器は、それが放出する放射線に対して(実質的に)透過性であり、したがって体積内部で発生した放射線が体積の表面に向かって自由に伝わり、放射線種と作用することなくこの表面を通過する。適切なレーザ放射線または放電を用いることによってプラズマ源を誘導することができる。こうした放射線源には多くの様々な形のものがあり、また当技術分野において周知である。様々な例が国際公開第01/99143号パンフレットに記載されている。
EUV範囲の波長を用いると、きわめて小さいフィーチャを作製することが可能になるが、それによって実用上の問題が生じる可能性がある。この波長の放射線はあらゆる材料に吸収され、したがって屈折光学系と共に使用するには不適切である。したがってEUVリソグラフィと共に使用する投影システムの光学系は、ミラーをベースとしたものでなければならず、これは超高真空(UHV)環境でしか動作することができない。他の問題は、放電源に対する変換効率、すなわち必要な波長での出力と入力の比がきわめて小さいことであり、したがって、それに対応して放射線出力は低くなる。
本発明の観点は、先に論じた問題を少なくとも部分的に軽減することである。
本発明の第1の観点によれば、放射線ビームを提供するように構成された照明システムと、パターン形成デバイスを支持するように構成された支持体であって、パターン形成デバイスがビームの断面にパターンを与えるように構成されている支持体と、基板を保持するように構成された基板テーブルと、パターンが形成された放射線を基板のターゲット部分に投影するように構成された投影システムとを有するリソグラフィ投影装置であって、照明システムが、第1の放射線源と、ビームのパワーを高めるように構成された少なくとも1つのミラーとを有しているリソグラフィ投影装置が提供される。
ビームの放射線パワーを高めるということは、1つまたは複数のミラーがないときに得られるレベルよりも高いレベルまでパワーを高めることを意味している。
放射線源は体積放射線源(volume radiating source)とすることができ、その背面側または裏面側で開放されている。また放射線源の後方にミラーを設け、それによって放射線源から後方へ放出された放射線を前方へ反射して照明放射線を増大させ、投影ビームの放射線パワーを高めるようにすることができる。ミラーは球面ミラーまたは楕円面ミラーとすることができる。放射線源は、実質的にミラーの焦点に配置することができる。
別法として、または追加として、第2の放射線源を第1の放射線源上に結像させるように、前記少なくとも1つのミラーを構成することができる。第2の放射線源を第1の放射線源に結像させるために、この少なくとも1つのミラーを放射線源の間に設け、それよって第1の放射線源の出力を高めることができる。例えば単一の楕円面ミラーを用いることが可能であり、これを光軸線に関して回転対称とし、またその端部で開放し、それによって光線がミラーに入り且つそこから出ることができるようになっている。この場合、第1および第2の放射線源は、ミラーの第1および第2の焦点に配置される。あるいは第1の放射線源を第1の放物面の焦点に配置し、第2の放射線源を第2の放物面の焦点に配置した、2つの放物面ミラーの組み合わせを用いることもできる。もちろんこの配置では、光線を次の段階である照明システムに向けて外側へ送ることができるように、ミラーの1つは一端で開放されていなければならない。他の構成として、ウォルター型ミラーなどの入れ子式の斜入射ミラー、ウィスパリング・ギャラリー・ミラー(whispering gallery mirror)および球面ミラーが含まれる。ミラー配置のいくつかの形を用いて、2つ以上の放射線源の出力を足し合わせ、あるいは多重化することにより、ビームの全体的な放射線パワーが高められる。
ミラーを用いて放射線源からの放射線をそれ自体に結像させること、あるいはそれに第2の放射線を結像させることにより、エタンデュを増加させることなく、且つまた可動部品を用いることなく、ビームの放射線パワーを高める単純な配置が提供される。
第1および/または第2の放射線源と少なくとも1つのミラーとの間に、少なくとも1つのデブリ抑制システムを設けることができる。このデブリ抑制システムは、任意の適切な形をとることができる。例えばこうした各システムは、フォイル・トラップおよび/またはチョッパーの配列を含むことができる。
放射線源は体積放射線源とすることができる。この放射線源には、プラズマ放射線源が含まれる。プラズマ放射線源は、放電源またはレーザ生成プラズマ源とすることができる。放射線源は、EUV範囲内の放射線を放出するように動作可能とすることもできる。放射線パルスの間でプラズマ源は少なくとも光学的に透過性である。
少なくとも1つの放射線源および少なくとも1つのミラーを単一の放射線源ユニットとして設けることが可能であり、またそれらを照明システムに合うように適合させることができる。
本発明の他の観点によれば、基板を提供するステップと、パターンが形成された放射線の投影ビームを、投影システムを通過させて基板のターゲット部分に投影するステップと、照明システムに1つまたは複数のミラーを用いて投影ビームの放射線パワーを高めるステップとを含むデバイス製造方法が提供される。
前記方法はさらに、放射線源から後方へ放出された放射線を前方へ反射して照明放射線を増大させるように、放射線源の後方にミラーを配置するステップを含むことができる。このミラーは球面ミラーでも非球面ミラーでもよく、また放射線源は実質的にミラーの焦点に位置することができる。
前記方法はまた、第2の放射線源を提供するステップと、1つまたは複数のミラーを用いて第2の放射線源を第1の放射線源に結像させ、それによって第1の放射線源の出力を高めるステップとを含むことができる。この方法はさらに、第2の放射線源を第1の放射線源に結像させるために、放射線源の間に少なくとも1つのミラーを設けるステップを含むことができる。この少なくとも1つのミラーは楕円形とすることができる。
第1および/または第2の放射線源は、体積放射線源とすることができる。第1および/または第2の放射線源はプラズマ放射線源でもよい。プラズマ放射線源は、放電プラズマ源またはレーザ誘導プラズマ源とすることができる。放射線源は、EUV範囲内の放射線を放出するように動作可能とすることができる。
このデバイス製造方法は、第1および第2の放射線源の出力が加算されるように、第1および第2の放射線源を同時にシミュレートするステップを含むことができる。あるいは前記方法は、それら放射線源に放射線を交互に放出させて、それらの出力を織り交ぜる(組み合わせる)ステップを含むことができる。放射線源のうちの後方の放射線源によって放出された放射線が、他方の放射線源によって吸収されるのを回避することができる。
本発明の他の観点によれば、リソグラフィ投影装置にビームを提供するように構成された放射線システムまたはユニットであって、放射線源と、ビームの放射線パワーを増すように構成された少なくとも1つのミラーとを有するユニットが提供される。
この少なくとも1つのミラーは、放射線源から後方へ放出された放射線を前方へ反射して照明放射線を増大させるように、放射線源の後方に設けることができる。このミラーは球面ミラーでも非球面ミラーでもよく、また放射線源を実質的にミラーの焦点に配置することもできる。
別法として、あるいは追加として、第2の放射線源を第1の放射線源に結像させるように前記少なくとも1つのミラーを構成してもよい。第2の放射線源を第1の放射線源に結像させるために、この少なくとも1つのミラーを放射線源の間に設け、それによって第1の放射線源の出力を高めることができる。例えば単一の楕円面ミラーを用いることが可能であり、これを光軸線に関して回転対称とし、またその端部で開放し、それによって光線がミラーに入り且つそこから出ることができるようにする。この実施例では、第1および第2の放射線源が、ミラーの第1および第2の焦点に配置される。あるいは、第1の放射線源を第1の放物面の焦点に配置し、第2の放射線源を第2の放物面の焦点に配置した、2つの放物面ミラーの組み合わせを用いることもできる。他の構成としては、ウォルター型ミラーなどの入れ子式の斜入射ミラー、ウィスパリング・ギャラリー・ミラーおよび球面ミラーが含まれる。
放射線源は体積放射線源とすることができる。放射線源はプラズマ放射線源であってもよい。プラズマ放射線源は、放電プラズマ源またはレーザ誘導プラズマ源とすることができる。放射線源は、EUV範囲内の放射線を放出するように動作可能とすることができる。
本発明の他の観点によれば、前述の本発明の観点のいずれかによるリソグラフィ・システム、および/またはデバイス製造方法、および/または放射線ユニットを直接または間接的に用いてデバイスが製造される。
本明細書で使用する「放射線」および「ビーム」という用語は、(例えば365、248、193、157または126nmの波長を有する)紫外(UV)放射線、および(例えば5〜20nmの範囲の波長を有する)極紫外(EUV)放射線を含むあらゆるタイプの電磁放射線、ならびにイオン・ビームや電子ビームなどの粒子ビームを包含する。
本明細書で使用する「パターン形成デバイス(あるいはパターニング・デバイス)」という用語は、基板のターゲット部分にパターンを生成するためなど、放射線ビームの断面にパターンを与えるために用いることができるデバイスを指すものとして広く解釈すべきである。投影ビームに与えられるパターンは、基板のターゲット部分における所望のパターンと厳密に一致していない可能性があることに留意すべきである。一般に、投影ビームに与えられるパターンは、集積回路などターゲット部分に作製されるデバイスの特定の機能層に対応している。
パターン形成デバイスは、透過式であっても反射式であってもよい。パターン形成デバイスは、マスク、プログラマブル・ミラー・アレイおよびプログラマブルLCDパネルのいずれかを含んでいてもよい。マスクはリソグラフィの分野では周知であり、それにはバイナリ・マスク、レベンソン型位相シフト・マスクおよびハーフトーン型位相シフト・マスクなどのマスク・タイプ、ならびに様々なハイブリッド型のマスク・タイプが含まれる。プログラマブル・ミラー・アレイの一例は、小さいミラーのマトリクス状の配列を使用するものであり、入射する放射線ビームを異なる方向に反射するように、それぞれのミラーを別々に傾斜させることができる。このようにして、反射ビームにパターンが形成される。
支持体は、例えばパターン形成デバイスの重量を支えるものである。支持体は、パターン形成デバイスの向き、リソグラフィ装置の設計、ならびに例えばパターン形成デバイスが真空環境内に保持されているかどうかなど他の条件に応じた態様でパターン形成デバイスを保持する。支持体には、機械的クランピング、真空、または例えば真空条件下での静電的クランピングなど他のクランピング技術を用いることができる。支持体を、例えばフレームまたはテーブルとすることが可能であり、これらは必要に応じて固定することも移動させることもでき、またパターン形成デバイスが、例えば投影システムなどに対して所望の位置にあることを保証することができる。本明細書中の「レチクル」または「マスク」という用語の使用はいずれも、「パターン形成手段」という、より一般的な用語と同義であると考えられる。
本明細書で使用する「投影システム」という用語は、適宜、例えば使用される露光放射線に適当な、または浸漬液の使用や真空の使用など他の要因に適当な屈折光学系、反射光学系および反射屈折光学系を含む様々なタイプの投影システムを包含するものとして広く解釈すべきである。本明細書中の「レンズ」という用語の使用はいずれも、「投影システム」という、より一般的な用語と同義であると考えられる。
照明システムも、放射線ビームの方向付け、形成および/または制御のための屈折式、反射式および反射屈折式の光学要素を含めた様々なタイプの光学要素を包含することが可能であり、こうした構成要素も以下では一括して、または単独で「レンズ」と呼ぶことがある。
リソグラフィ装置は、2(デュアル・ステージ)または3以上の基板テーブル(および/または2以上のマスク・テーブル)を有するタイプのものとすることができる。こうした「マルチ・ステージ」装置では、追加のテーブルを並行して用いることができ、あるいは1つまたは複数のテーブル上で予備ステップを実施し、それと同時に1つまたは複数の他のテーブルを露光に用いてもよい。
リソグラフィ装置は、投影システムの最後の要素と基板との間の空間を満たすように、例えば水など比較的高い屈折率を有する液体に基板を浸すタイプのものであってもよい。浸漬液を、例えばマスクと投影システムの第1の要素との間など、リソグラフィ装置の他の空間に適用することもできる。投影システムの開口数を高めるための浸漬技術は、当技術分野において周知である。
次に本発明の実施例を、添付の概略図を参照して例示のみの目的で説明するが、図中において同じ参照記号は同じ部分を指すものであることに留意されたい。
図1は、放射線(例えばUVまたはEUV放射線)ビームPBを提供するように構成された照明システム(照明器)ILを含む装置を示している。第1の支持構造体(例えばマスク・テーブル)MTは、パターン形成デバイス(例えばマスク)MAを支持するように構成され、投影システム(「レンズ」)PLに対してパターン形成デバイスを正確に位置決めする第1の位置決め装置PMに接続されている。基板テーブル(例えばウェハ・テーブル)WTは、基板(例えばレジスト塗布ウェハ)を保持するように構成され、投影システムPLに対して基板を正確に位置決めする第2の位置決め装置に接続されている。投影システム(例えば反射投影レンズ)PLは、パターン形成デバイスMAによってビームPBに与えられたパターンを、基板Wの(例えば1つまたは複数のダイを含む)ターゲット部分Cに結像させるように構成されている。図1の装置は、例えば反射性マスク、または先に言及したタイプのプログラマブル・ミラー・アレイを使用する反射タイプのものである。しかしこの装置は、例えば透過性マスクを使用する透過タイプのものであってもよいことが理解されよう。
照明器ILは放射線源SOから放射線を受け取る。例えば放射線源がプラズマ放電源である場合には、放射線源とリソグラフィ装置を別々の構成要素にしてもよい。そのような場合、放射線源がリソグラフィ装置の一部を形成するものとはみなされず、放射線は一般に、例えば適切な集光ミラーおよび/またはスペクトル純度フィルタを含めた放射線コレクタを用いて、放射線源SOから照明器ILへ送られる。他の場合、例えば放射線源が水銀ランプである場合には、放射線源を装置の一部とすることができる。
照明器ILは、ビームの角強度分布を調整するように構成された調整装置を含むことができる。一般に、照明器の瞳面内における強度分布の少なくとも外側および/または内側の半径方向範囲(それぞれ一般にσアウター、σインナーと呼ばれる)を調整することができる。照明器は、所望の均一性および強度分布をその断面内に有する、調節された放射線ビームPBを提供する。このビームPBは、マスク・テーブルMT上に保持されたマスクMAに入射する。マスクMAによって反射されたビームPBは、ビームを基板Wのターゲット部分Cに集束させる投影システムPLを通過する。第2の位置決め装置PWおよび位置センサIF2(例えば干渉測定装置)を用いて、基板テーブルWTを、例えば異なるターゲット部分CをビームPBの経路内に位置決めするように、正確に移動させることができる。同様に、第1の位置決め装置PMおよび位置センサIF1(例えば干渉測定装置)を用いて、例えばマスクMAをマスク・ライブラリから機械的に取り出した後で、あるいは走査中に、マスクMAをビームPBの経路に対して正確に位置決めすることができる。一般に、オブジェクト・テーブルMTおよびWTの移動は、位置決め装置PMおよびPWの一部を形成する長ストローク・モジュール(粗い位置決め)および短ストローク・モジュール(細かい位置決め)を用いて実現される。しかし(スキャナではなく)ステッパの場合には、マスク・テーブルMTを短ストローク・アクチュエータに接続するだけでもよいし、または固定してもよい。マスクMAおよび基板Wは、マスク位置アライメント・マークM1、M2、および基板位置アライメント・マークP1、P2を用いて位置を調整することができる。
図示した装置は、様々なモードで使用することができる。例えばステップ・モードでは、投影ビームに与えられたパターン全体を1回でターゲット部分Cに投影する間、マスク・テーブルMTおよび基板テーブルWTは本質的に静止した状態に保たれる(すなわち、ただ1回の静止露光)。次いで、異なるターゲット部分Cを露光することができるように、基板テーブルWTをXおよび/またはY方向に移動させる。ステップ・モードでは、露光フィールドの最大サイズによって1回の静止露光で結像されるターゲット部分Cのサイズが制限される。
走査モードでは、投影ビームに与えられたパターンをターゲット部分Cに投影している間に、マスク・テーブルMTおよび基板テーブルWTが同期して走査される(すなわち、ただ1回の動的露光)。マスク・テーブルMTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPLの拡大(縮小)率、および像の反転特性によって決まる。走査モードでは、露光フィールドの最大サイズによって1回の動的露光におけるターゲット部分の(非走査方向の)幅が制限され、走査移動の長さによってターゲット部分の(走査方向の)高さが決定される。
他のモードでは、ビームに与えられたパターンをターゲット部分Cに投影する間、プログラム可能なパターン形成デバイスを保持しながらマスク・テーブルMTを本質的に静止した状態に保ち、基板テーブルWTを移動または走査させる。このモードでは、一般にパルス式の放射線源が使用され、基板テーブルWTが移動するたびに、または走査中の連続する放射線パルスの合間に、プログラム可能なパターン形成デバイスが必要に応じて更新される。この動作モードは、先に言及したタイプのプログラマブル・ミラー・アレイなど、プログラム可能なパターン形成デバイスを利用するマスクレス・リソグラフィに容易に適用することができる。前記のこうした様々なモードの組み合わせおよび/または変形形態、あるいは全く異なる使用モードを採用してもよい。
図2は、図1の放射線源SO、照明器ILおよび投影システムPLのより詳細な図を示している。図3は、図2のリソグラフィ装置に使用するためのEUV放射線システム/ユニットを示している。これは、2つのプラズマ源およびその放射線源を互いに結像させるためのミラーを有している。より具体的には、図5には、光学的に相互に開放された対向する2つのプラズマ放射線源10および12が示されており、それによって放射線は一方の放射線源から他方に結像させることができる。特に、光線を第2の放射線源12から第1の放射線源10に結像させることが可能である。図示した放射線源10、12はそれぞれ、電磁放射線スペクトルのEUV範囲の放射線を放出するために、例えばXeガスやLi蒸気などのガスまたは蒸気を使用してきわめて高温の放電プラズマを生成する。放射線源10、12はそれぞれ、1対のイオン化電極(図示せず)を含み、その間で部分的にイオン化されたプラズマが光軸線Oに倒れ込むようにすることもできる。あるいはレーザを用いてプラズマ源を発生させてもよい。いずれの場合も、放射線を効率的に発生させるために、分圧0.1ミリバールのXe、Li蒸気、あるいは他の任意の適切なガスまたは蒸気が必要となる場合がある。プラズマを用いて放射線を発生させる技術は周知であり、詳細には記載しない。
プラズマ源10と12の間には、光軸線Oについて回転対称で、両端が光学的に開放された単一の楕円面ミラー14が位置している。第1の放射線源10は、プラズマが実質的にミラー14の第1の焦点に形成されるように配置され、第2の放射線源12は、プラズマが実質的にミラー14の第2の焦点に形成されるように配置されている。このようにして、第2の放射線源12によって生成された光線を、第1の放射線源10によって生成された光線の方へ集束させ、したがって第1の放射線源10によって生成された光線に結像させること、あるいはそれと多重化させることが可能になる。ミラー14に損傷を与えることを防止するため、またはそこに集まる放射線源10、12からのデブリを防止するために、放射線源10、12それぞれの近く、および放射線源10、12とミラー14の間に、フォイル・トラップなどのデブリ抑制システム(図示せず)を用いてもよい。
図3の配置を使用する際には、放射線源10、12の両方を同時に発射するか、あるいはパルスを組み合わせることができる。組み合わせるということは、放射線源10、12を交互に発射することを意味しており、例えば第2の放射線源12を発射して放射線パルスを発生させ、次いで第1の放射線源10を発射することができる。発射順序を組み合わせることの利点は、第2の放射線源12のみを発射するときには、第1の放射線源10の周りにデブリ抑制システムが不要になることにある。さらに、パルス間では第1の放射線源10は実質的に透過性であるため、第2の放射線源12によって生成された放射線が第1の放射線源10のプラズマ中で自己吸収を起こすのを防止することができる。いずれの場合も、2つの放射線源10および12の出力を多重化することにより、高められた平均パワーを有する、増大した放射線出力が提供される。
図3は2つの放射線源10および12のみを示しているが、そのような放射線源をもっと多く用いることができ、そして図3のミラー配置を用いてそれぞれをその他のものに結合できることに留意すべきである。また図3の実施例では単一の楕円面ミラー14を用いているが、図4に示すように、第1の放射線源20が放射線を実質的に第1の放物面ミラー16の焦点に生成するように配置され、第2の放射線源21が放射線を実質的に第2の放物面ミラー18の焦点に生成するように配置された、2つの放物面ミラー16、18の組み合わせなど他の適切なミラー配置を用いることができることも理解されよう。
図4の配置では、放物面ミラー16および18は互いに向かい合い、軸線Oについて回転対称になっている。放射線を照明方向に送ることができるように、第2の放物面ミラー18は動作波長において光学的に開放されている。第1の放射線源20は第1の放物面ミラー16の焦点で放射するため、これによって第2の放射線源21の方へ送られた放射線がコリメートされ、その放射線は第2のミラー18に当たると、第2のミラー18の焦点の方へ集束される。このようにして、第1の放射線源20からの放射線によって第2の放射線源21からの放射線が増大されて、パワーが高められた放射線が提供される。理解されるように、前述同様、第1および第2の放射線源20、21を同時に発射することも、あるいはそれらの出力を組み合わせることもできる。
本発明に従って1つの放射線源を別の放射線源に結像させるミラーの他の選択肢には、ウォルター型ミラーなどの斜入射ミラー、ウィスパリング・ギャラリー(whispering gallery)ミラーおよび球面ミラーが含まれる。これらは周知であり、詳細には記載しない。
図5は、プラズマ放射線源の出力を増大させ、パワーが高められたビームを提供するための他の配置を示している。この配置は、単一の放射線源22からの放射線をそれ自体に結像するように構成されている。この配置では、照明方向に光軸線Oに沿って照明放射線を発生させるように、単一の放電プラズマ源22のみが設けられている。この放射線源は、その背面側または裏面側で開放されている。放射線源22の後方には、放射線源22をそれ自体に結像させるための球面ミラー24が位置している。ミラー24は、実質的にその焦点にプラズマを形成するように配置されている。任意選択で、放射線源22とミラー24の間に、フォイル・トラップなどデブリ抑制システム(図示せず)が設けられる。
使用中、図5の放射線源22によってプラズマが生成されると、光線があらゆる方向に放射線され、一部は照明方向の前方に、一部は後方へ放射線される。放射線源22はその後端で開放されているため、後方に放出された放射線はミラー24の方へ向けられ、そこで焦点に戻るようにそこから前方へ反射されて、照明方向に送られる光線を増大させる。このようにして、EUVの光学的な出力が著しく高められる。
上述の実施例から逸脱するものも、やはり本発明の範囲内に含み得ることを理解されたい。例えば、図3および図5の配列を別々に示しているが、図6に示すように、これらを組み合わせることができることが理解されよう。また、図3の単純なミラー配置の代替形態として、第2の放射線源12の適切な像を第1の放射線源10に提供するために、国際公開第01/99143号パンフレットの二重の楕円配置を用いることもできる。さらに、図3〜6の放射線源は図1および図2のリソグラフィ装置に関連して記載されているが、これらの放射線源を別々の異なるユニットとして構成して、こうした装置に適合させることも可能であることが理解されよう。さらに、本明細書では、リソグラフィ装置をICの製造に用いることについて特に言及しているが、このリソグラフィ装置は、一体型光学系、磁気ドメイン・メモリ用の誘導および検出パターン、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッドその他の製造など、他の用途にも使用可能であることを理解すべきである。こうした別の用途についての文脈では、本明細書中の「ウェハ」という用語の使用はいずれも、「基板」というより一般的な用語と同義であると考えられることを理解すべきである。さらに、本明細書で言及する基板は、露光前または露光後に、例えばトラック(一般に基板にレジスト層を施し、露光されたレジストを現像するツール)や計測または検査ツールで処理することができる。さらに、例えば多層ICを作製するために、基板を2回以上処理することも可能であり、したがって本明細書で使用する基板という用語は、処理が施された複数の層を既に含む基板を指すこともある。また、記載したリソグラフィ装置は、反射式レチクル、および反射式要素を含む投影システムを含んでいるが、投影システムに透過式レチクルおよび/または要素を用いることもできる。さらに、装置をEUV放射線と共に使用することについて記載してきたが、他の波長の放射線も使用可能であることが理解されよう。
ここまで本発明の特定の実施例について説明してきたが、本発明は記載した実施例の他にも実現できることが理解されよう。上記説明は本発明を限定するものではない。
本発明によるリソグラフィ装置の概略図である。 図1の装置の各部の、より詳細な図である。 図2の装置に使用するための照明源の概略図である。 図2の装置に使用するための他の照明源の概略図である。 図2の装置に使用するための他の照明源の概略図である。 図2の装置に使用するための他の照明源の概略図である。
符号の説明
C ターゲット部分
IF 位置センサ
IL 照明器
MA パターン形成デバイス、マスク
MT 支持構造体、オブジェクト・テーブル、マスク・テーブル
O 光軸線
PB 放射線ビーム
PL 投影システム
PM、PW 位置決め装置
SO 放射線線源
W 基板
WT 基板テーブル、オブジェクト・テーブル
10、12 プラズマ放射線源
14 楕円面ミラー
16、18 放物面ミラー
20、21 放射線源
22 放電プラズマ源、放射線源
24 球面ミラー

Claims (39)

  1. 放射線ビームを提供するように構成された照明システムと、
    パターン形成デバイスを支持するように構成された支持体であって、該パターン形成デバイスは前記ビームの断面にパターンを与えるように構成されている支持体と、
    基板を保持するように構成された基板テーブルと、
    パターンが形成された放射線を前記基板のターゲット部分に投影するように構成された投影システムと
    を有するリソグラフィ投影装置であって、
    前記照明システムが、放射線源と、前記ビームの放射線パワーを高めるように構成された少なくとも1つのミラーとを含むリソグラフィ投影装置。
  2. 前記少なくとも1つのミラーが前記放射線源の背後に設けられ、それによって前記放射線源の後方へ放出された放射線が前方へ反射されて前記ビームに加わることを特徴とする請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  3. 前記少なくとも1つのミラーが球面または非球面ミラーであり、前記放射線源が実質的に前記少なくとも1つのミラーの焦点に位置している請求項2に記載のリソグラフィ投影装置。
  4. 第2の放射線源をさらに有し、前記少なくとも1つのミラーは、該第2の放射線源を前記放射線源に結像するように構成されている請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  5. 前記少なくとも1つのミラーが、前記放射線源と前記第2の放射線源の間に設けられている請求項4に記載のリソグラフィ投影装置。
  6. 前記少なくとも1つのミラーが、回転対称であり且つ端部が光学的に開放された単一の楕円面ミラーを含む請求項5に記載のリソグラフィ投影装置。
  7. 前記少なくとも1つのミラーが、2つの楕円面ミラーであって、第1の楕円面ミラーの第2の焦点が第2の楕円面ミラーの第1の焦点と一致するように光軸線に沿って対称に配置された2つのミラーを含み、
    前記放射線源および前記第2の放射線源が、前記2つの楕円面ミラーの第1および第2の焦点にそれぞれ配置されている請求項4に記載のリソグラフィ投影装置。
  8. 前記少なくとも1つのミラーが、入れ子式の斜入射ミラー、ウォルター型ミラー、ウィスパリング・ギャラリー・ミラーおよび球面ミラーのうちの1つを含む請求項4に記載のリソグラフィ投影装置。
  9. 前記少なくとも1つのミラーが、互いに向かい合う1対の回転対称の放物面ミラーを含み、前記放射線源の一方が前記ミラーの第1のミラーの焦点に配置され、前記放射線源の他方が前記ミラーの他方のミラーの焦点に配置され、前記ミラーの一方の端部が光学的に開放され、それによって放射線が前記開放端を通して照明方向に伝送されることができる請求項4に記載のリソグラフィ投影装置。
  10. 前記放射線源がプラズマ放射線源である請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  11. 前記プラズマ放射線源が、放電源またはレーザ生成プラズマ源である請求項10に記載のリソグラフィ投影装置。
  12. 前記放射線源がEUV範囲の放射線を放出するように動作可能である請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  13. 前記放射線源と前記少なくとも1つのミラーとの間に設けられたデブリ抑制システムをさらに有する請求項1に記載のリソグラフィ投影装置。
  14. 基板を提供するステップと、
    放射線源を含む照明システムを用いて放射線ビームを提供するステップと、
    前記放射線ビームにパターンを形成するステップと、
    前記パターンが形成された放射線ビームを前記基板のターゲット部分に投影するステップと、
    前記照明システムに少なくとも1つのミラーを用いて前記放射線ビームの放射線出力を高めるステップと
    を含むデバイス製造方法。
  15. 前記少なくとも1つのミラーを前記放射線源の背後に配置するステップであって、それによって前記放射線源の後方へ放出された放射線が前方へ反射されて前記ビーム放射線に加わるステップをさらに含む請求項14に記載のデバイス製造方法。
  16. 前記少なくとも1つのミラーが球面または非球面ミラーであり、前記放射線源が実質的に前記ミラーの焦点に位置している請求項15に記載のデバイス製造方法。
  17. 第2の放射線源を提供するステップと、
    前記少なくとも1つのミラーを用いて前記第2の放射線源を前記第1の放射線源に結像させるステップと
    をさらに含む請求項14に記載のデバイス製造方法。
  18. 前記少なくとも1つのミラーが、回転対称である単一の楕円面ミラーを含む請求項17に記載のデバイス製造方法。
  19. 前記少なくとも1つのミラーが、前記第2の放射線源を前記第1の放射線源に結像させるためにそれら放射線源の間に設けられた2つのミラーを含む請求項17に記載のデバイス製造方法。
  20. 前記2つのミラーが楕円形であり、
    第1の楕円面ミラーの第2の焦点が第2の楕円面ミラーの第1の焦点と一致するように、前記2つのミラーを光軸線に沿って対称に配置するステップと、
    前記放射線源および前記第2の放射線源を、前記2つの楕円面ミラーの第1および第2の焦点にそれぞれ設けるステップと
    をさらに含む請求項19に記載のデバイス製造方法。
  21. 前記少なくとも1つのミラーが、互いに向かい合う1対の回転対称の放物面ミラーを含み、前記放射線源の一方が前記ミラーの第1のミラーの焦点に配置され、前記放射線源の他方が前記ミラーの他方のミラーの焦点に配置され、前記ミラーの一方の端部が光学的に開放され、それによって放射線が前記開放端を通して照明方向に伝送されることができる請求項17に記載のデバイス製造方法。
  22. 前記少なくとも1つのミラーが、入れ子式の斜入射ミラー、ウォルター型ミラー、ウィスパリング・ギャラリー・ミラーおよび球面ミラーのうちの1つを含む請求項17に記載のデバイス製造方法。
  23. 前記放射線源がプラズマ放射線源である請求項14に記載のデバイス製造方法。
  24. 前記プラズマ放射線源が、放電プラズマ源またはレーザ生成プラズマ源である請求項14に記載のデバイス製造方法。
  25. 前記放射線源がEUV範囲の放射線を放出するように動作可能である請求項14に記載のデバイス製造方法。
  26. 前記放射線源に放射線を交互に放出させるステップをさらに含む請求項17に記載のデバイス製造方法。
  27. リソグラフィ投影装置に放射線ビームを提供するための放射線システムであって、
    放射線源と、
    ビームの放射線パワーを高めるように構成された少なくとも1つのミラーと
    を有する放射線システム。
  28. 前記少なくとも1つのミラーが前記放射線源の背後に設けられ、それによって前記放射線源の後方へ放出された放射線が前方へ反射されて前記ビームに加わることを特徴とする請求項27に記載の放射線システム。
  29. 前記少なくとも1つのミラーが球面または非球面ミラーであり、前記放射線源が実質的に前記ミラーの焦点に位置する請求項28に記載の放射線システム。
  30. 第2の放射線源をさらに含み、前記少なくとも1つのミラーが該第2の放射線源を前記放射線源に結像させるように構成されている請求項27に記載の放射線システム。
  31. 前記第2の放射線源を前記放射線源に結像させるために、前記少なくとも1つのミラーがそれら放射線源の間に設けられている請求項30に記載の放射線システム。
  32. 前記少なくとも1つのミラーが、回転対称である単一の楕円面ミラーを含む請求項30に記載の放射線システム。
  33. 前記少なくとも1つのミラーが、2つの楕円面ミラーであって、第1の楕円面ミラーの第2の焦点が第2の楕円面ミラーの第1の焦点と一致するように光軸線に沿って対称に配置された2つのミラーを含み、
    前記放射線源および前記第2の放射線源が、前記2つの楕円面ミラーの第1および第2の焦点にそれぞれ配置されている請求項30に記載の放射線システム。
  34. 前記少なくとも1つのミラーが、互いに向かい合う1対の回転対称の放物面ミラーを含み、前記放射線源の一方が前記ミラーの第1のミラーの焦点に配置され、前記放射線源の他方が前記ミラーの他方のミラーの焦点に配置され、前記ミラーの一方の端部が光学的に開放され、それによって放射線が前記開放端を通して照明方向に伝送されることができる請求項30に記載の放射線システム。
  35. 前記少なくとも1つのミラーが、入れ子式の斜入射ミラー、ウォルター型ミラー、ウィスパリング・ギャラリー・ミラーおよび球面ミラーのうちの1つを含む請求項30に記載の放射線システム。
  36. 前記放射線源がプラズマ放射線源である請求項27に記載の放射線システム。
  37. 前記プラズマ放射線源が、放電源またはレーザ生成プラズマ源である請求項36に記載の放射線システム。
  38. 前記放射線源がEUV範囲の放射線を放出するように動作可能である請求項27に記載の放射線システム。
  39. 請求項14の方法に従って製造されるデバイス。
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