JP2005327855A - 温度モニタ機能付き通信機器及び光送受信器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放熱性が低下した異常状態を早期に検出してユーザに警告を出せる温度モニタ機能付き通信機器を提供する。
【解決手段】 発熱部品4と放熱部材7とをケース2に収納した光送受信器1が通信機器本体12に挿抜可能に設けられ、ケース2が通信機器側の放熱器15と密着する通信機器11において、放熱部材7に放熱部材7の温度を検出する第1の温度センサ8を設け、放熱器15に放熱部材7から伝わる温度を検出する第2の温度センサ16を設けたものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、通信機器本体に挿抜可能に設けられる光送受信器を備えた通信機器及び光送受信器に関するものである。
通信機器本体に挿抜可能な光送受信器(光モジュール、あるいは光トランシーバ)のうち、伝送速度が10Gbit/s等の高ビットレート対応、あるいは長距離対応の製品は、LSIなどの発熱部品が発熱するので、通信機器側の放熱が非常に重要である。そのため、通常は光モジュールの受け側である通信機器内に十分な大きさの放熱器を用意することで、通信機器本体に光モジュールが挿入されると同時に光モジュールが放熱器と良く密着するようにし、光モジュールの熱を通信機器内外に放熱できるようになっている。
この光モジュールは、光素子の近傍に設けられる温度センサと、その温度センサからのモニタ情報を機器側とやり取りする通信手段とを備えているため、機器側から光モジュール内の温度モニタが可能である。また、光モジュールが動作温度範囲外になると、光モジュール側から警告を出す機能もある。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開平10−41678号公報 特開平6−188503号公報
この光モジュールは挿抜可能なモジュールであるため、光モジュールや放熱器にゴミや埃などの異物が付着し、放熱器との密着性(密着度)が悪くなると放熱性が低下して十分に放熱できない場合がある。
しかしながら、従来の光モジュールでは、放熱器との密着度が悪く放熱性が落ちている場合でも、稼動直後で雰囲気温度が低い場合等のように、外部環境次第では光モジュール側から警告が出ないため、光モジュールのインストール直後には放熱器との密着度がわからないという問題がある。
そして、稼動後しばらく経過して雰囲気温度の上昇により、光モジュール側から警告が出たり、さらに雰囲気温度が光モジュールの動作可能温度範囲を超えて上昇し、光モジュールが動作不能となって初めて放熱器との密着度不良が推測できるということになる。
そこで、本発明の目的は、放熱性が低下した異常状態を早期に検出してユーザに警告を出せる温度モニタ機能付き通信機器及び光送受信器を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、請求項1の発明は、発熱部品と放熱部材とをケースに収納した光送受信器が通信機器本体に挿抜可能に設けられ、前記ケースが通信機器側の放熱器と密着する通信機器において、前記放熱部材に前記放熱部材の温度を検出する第1の温度センサを設け、前記放熱器に前記放熱部材から伝わる温度を検出する第2の温度センサを設けた温度モニタ機能付き通信機器である。
請求項2の発明は、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度を比較し、前記ケースが前記放熱器と密着しているかどうかを判断する請求項1記載の温度モニタ機能付き通信機器である。
請求項3の発明は、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度がほぼ等しいとき、前記ケースが前記放熱器と密着していると判断し、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度に差があるとき、前記ケースが前記放熱器と密着していないと判断する請求項2記載の温度モニタ機能付き通信機器である。
請求項4の発明は、発熱部品と放熱部材とをケースに収納して通信機器本体に挿抜可能に設けられ、前記ケースが通信機器側の放熱器と密着する光送受信器において、前記放熱部材に前記放熱部材の温度を検出する第1の温度センサを設け、その第1の温度センサから離れた位置の前記ケースに前記放熱部材から伝わる温度を検出する第2の温度センサを設けた温度モニタ機能付き光送受信器である。
請求項5の発明は、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度を比較し、前記ケースが前記放熱器と密着しているかどうかを判断する請求項4記載の温度モニタ機能付き光送受信器である。
請求項6の発明は、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度がほぼ等しいとき、前記ケースが前記放熱器と密着していないと判断し、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度に差があるとき、前記ケースが前記放熱器と密着していると判断する請求項5記載の温度モニタ機能付き光送受信器である。
本発明によれば、ケースと通信機器側の放熱器との密着度を監視する温度モニタ機能を有し、放熱性が低下した異常状態を早期に検出してユーザに警告を出せるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適実施の形態を示す通信機器の主要部の分解斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る通信機器11は、外部の他の通信機器と通信するものである。この通信機器11は、通信機器本体12に挿抜可能に設けられて光信号を送受信する光送受信器(光モジュール、あるいは光トランシーバ)1を備えている。図1では、光モジュール1の挿入方向はx1方向であり、引き抜き方向はx2方向である。
通信機器本体12の一端部には、光モジュール1が挿抜される挿抜口13が複数個(図1では、1個)形成される。通信機器本体12内には、光モジュール1が通信機器本体12に挿入された際、光モジュール1のほぼ全体を収納するケージ14が各挿抜口13に臨んでそれぞれ設けられる。各ケージ14は、前方と上方が開口するように形成される。
各ケージ14の上方には、光モジュール1が通信機器本体12に挿入された際、光モジュール1のケース2の上面と密着する通信機器側の放熱器15が設けられる。この放熱器15は、図示しないバネなどの付勢部材により、下方(矢印z方向)に押し付けられている。放熱器15は、通信機器本体12に光モジュール1が挿入されてケージ14に収納されると同時に、ケース2の上面と良く密着することで、光モジュール1の(図2で後述する放熱部材7から伝わる)熱を通信機器11内外に放熱する。放熱器15としては、例えば、Cu、Cu合金、CuW、Al、Feなどの放熱性が高い金属板に、同じ材質からなる多数のフィンが一体形成されたヒートシンクを使用する。
さて、放熱器15には、図2で後述する放熱部材7から伝わる温度を検出するための第2の温度センサとして、放熱器用の温度センサ16が設けられる。温度センサ16は、例えば、放熱器15の上面にセンサ設置用の穴17を開け、その穴17に固定される。温度センサ16としては、例えばサーミスタを使用する。本実施の形態では、以下に説明する各温度センサについてもサーミスタを使用した。
この温度センサ16は、リード18を介して、ケース2と放熱器15との密着度を監視(管理)する図示しない機器側の温度監視(モニタ)手段に接続される。この機器側の温度モニタ手段には、温度センサ16からの温度モニタ情報(センサ信号)が入力される。機器側の温度モニタ手段としては、例えば、温度モニタの機能を通信機器11に従来から備えられたCPUに追加したものを使用する。もちろん、温度モニタの機能を有する部品をCPUとは別に新たに取り付けてもよい。機器側の温度モニタ手段の動作は後述する。
一方、図2に示すように、光モジュール1は、ケース2に回路基板3を収納して主に構成される。回路基板3には、光信号を送信する半導体レーザ(LD)などの発光素子、光信号を受信するフォトダイオード(PD)などの受光素子、電力を消費することで発熱する発熱部品4などが搭載される。
発熱部品4としては、電流が流れる部品はすべて該当するが、特に大きな負荷を駆動するもの、動作速度が速いスイッチング素子、集積度が高いICなどがあり、光送受信器に関しては、例えば、LDを駆動するLDドライバ、送信用、受信用、送受信一体型などの各種LSIがある。
ケース2は、例えば、Cu、Cu合金、CuW、Al、Feなどの放熱性が高い金属で形成され、回路基板3を収納する上方が開口した筐体5と、その筐体5の上部を覆う上蓋6とで構成される上下2分割のケースである。筐体5の一端部には、図示しない光コネクタがそれぞれ挿抜されるコネクタ挿抜口21が2個形成される。各光コネクタには、伝送路となる光ファイバが接続される。
発熱部品4と上蓋6間には、筐体5を上蓋6で覆った際、発熱部品4および上蓋6の両者に接する光モジュール側の放熱部材7が設けられる。放熱部材7は、発熱部品4の上面および上蓋6の下面に接することで、発熱部品4の熱を上蓋6に伝えてケース2外に放熱する。放熱部材7としては、例えば、絶縁性を有する熱伝導シートを使用する。この放熱部材7を用いる代わりに、筐体5を上蓋6で覆った際、発熱部品4に接するように下方に突出した突出部を有する上蓋を用いてもよい。
放熱部材7には、放熱部材7の温度を検出するための第1の温度センサとして、放熱部材用の温度センサ8が設けられる。温度センサ8は、例えば、放熱部材7の後端部にセンサ設置用の穴9を開け、その穴9に固定される。この温度センサ8は、リード10を介して回路基板3に接続される。
回路基板3には、温度センサ8からの温度モニタ情報を図1の通信機器本体12と通信する図示しない通信手段が備えられる。このため、通信機器本体12に光モジュール1を挿入して電気的に接続することで、上述した機器側の温度モニタ手段には、温度センサ8からの温度モニタ情報が入力される。
図1に示すように、通信機器本体12の挿抜口13に、光モジュール1を挿入してケージ14に収納し、通信機器本体12と光モジュール1とを電気的に接続する。また、光モジュール1の挿抜口21に、光ファイバが接続された光コネクタをそれぞれ挿入し、光モジュール1の発光素子と光コネクタとを光学的に接続すると共に、光モジュール1の受光素子と光コネクタとを光学的に接続する。このとき、通信機器11は、通常、上蓋6が放熱器15と密着した図3に示した状態になる。この状態で光モジュール1を含む通信機器11が稼動する。
本実施の形態の作用を説明する。
通信機器11の稼動時、機器側の温度モニタ手段は、放熱部材用の温度センサ8からのセンサ信号に基づいて検出した温度と、放熱器用の温度センサ16からのセンサ信号に基づいて検出した温度とを比較し、上蓋6が放熱器15と密着しているかどうかを判断する。すなわち、機器側の温度モニタ手段は、温度センサ8で検出した(放熱部材7の)温度と、温度センサ16で検出した(放熱器15の)温度との両者の温度差(温度勾配)を利用して上蓋6と放熱器15との密着度(光モジュール1や通信機器11の放熱性)を常時監視する。
機器側の温度モニタ手段は、温度センサ8で検出した温度と温度センサ16で検出した温度がほぼ等しいとき、光モジュール1と放熱器15間の熱抵抗が小さく、上蓋6の上面が放熱器15の下面と良く密着できていると判断する。このとき、通信機器11は、上蓋6が放熱器15と密着した図3の状態であり、発熱部品4の熱が放熱部材7、上蓋6を介して放熱器15に伝わり、放熱器15によって通信機器11内外に効率よく十分に放熱され、放熱性が良好な状態である。
一方、機器側の温度モニタ手段は、温度センサ8で検出した温度と温度センサ16で検出した温度に大きな差があるとき、光モジュール1と放熱器15間の熱抵抗が大きく、上蓋6の上面が放熱器15の下面と密着できていないと判断する。このとき、通信機器11は、例えば、上蓋6と放熱器15間にゴミや埃などの異物Xが存在し、上蓋6が放熱器15と密着できていない図4の状態であり、放熱性が低下した異常状態である。異常状態時、機器側の温度モニタ手段は、ブザーを鳴らしたり、光モジュール1や通信機器本体12に設けた図示しないランプを点灯したりしてユーザに警告を出す。
このように、通信機器11は、放熱部材7に温度センサ8を設け、放熱器15に温度センサ16を設けることで、機器側の温度モニタ手段により、上蓋6と放熱器15との密着度(光モジュール1や通信機器11の放熱性)を温度センサ8,16で検出した温度差(温度勾配)として監視する温度モニタ機能を有する。
また、機器側の温度モニタ手段により、上蓋6と放熱器15との密着度の監視を常時行っているため、稼動直後で雰囲気温度が低い場合等の外部環境によらず、しかも発熱部品4が動作不能になるほど高温となる前に、放熱性が低下した異常状態を早期に検出してユーザに警告を出すことができ、光モジュール1の動作不良を未然かつ確実に防止できる。
上記実施の形態では、機器側でケース2と放熱器15との密着度を判断する例で説明したが、次に、機器側だけでなく、光モジュール側のみでもケース2と放熱器15との密着度を判断できる第2の実施の形態を説明する。
図5に示すように、光送受信器(光モジュール、あるいは光トランシーバ)51は、基本的には図2で説明した光モジュール1と同じ構成であるが、放熱部材7に放熱部材7の温度を検出するための第1の温度センサとして、放熱部材用の温度センサ8を設け、その放熱部材用の温度センサ8から離れた位置の上蓋6の下面に接するように、放熱部材7から伝わる温度を検出するための第2の温度センサとして、上蓋用の温度センサ52を設けたものである。この温度センサ52は、リード53を介して回路基板3に接続される。
温度センサ52の設置箇所は、温度センサ52で検出した温度と、温度センサ8で検出した温度との温度差(温度勾配)が生じ、かつ稼動時に放熱器15と常に接する上蓋6の下面であればよい。本実施の形態では、放熱部材7の後端部から離れた上蓋6の下面の後端部に、温度センサ52を設けた。
回路基板3には、ケース2と放熱器15との密着度を監視(管理)する図示しないモジュール側の温度監視(モニタ)手段が備えられる。このモジュール側の温度モニタ手段には、温度センサ8,52の両者からの温度モニタ情報(センサ信号)が入力される。モジュール側の温度モニタ手段としては、例えば、温度モニタの機能を回路基板3に搭載されたLSIの一つに追加したものを使用する。もちろん、温度モニタの機能を有する部品を回路基板3に新たに搭載してもよい。モジュール側の温度モニタ手段の動作は後述する。
一方、図6に示すように、通信機器61は、通信機器本体62に挿抜可能に設けられる光モジュール51を備えている。通信機器61は、基本的には図1で説明した通信機器11と同じ構成であるが、放熱器15には温度センサが設けられていない。
図1で説明した通信機器11と同様に、通信機器本体62に光モジュール51を挿入して通信機器本体62と光モジュール51とを電気的に接続し、光モジュール51に図示しない光コネクタを挿入して光モジュール51と光コネクタとを光学的に接続する。このとき、通信機器61は、通常、上蓋6が放熱器15と密着した図6に示した状態になる。この状態で光モジュール51を含む通信機器61が稼動する。
第2の実施の形態の作用を説明する。
通信機器61の稼動時、モジュール側の温度モニタ手段は、放熱部材用の温度センサ8からのセンサ信号に基づいて検出した温度と、上蓋用の温度センサ52からのセンサ信号に基づいて検出した温度とを比較し、上蓋6が放熱器15と密着しているかどうかを判断する。すなわち、モジュール側の温度モニタ手段は、温度センサ8で検出した(放熱部材7の)温度と、温度センサ52で検出した(上蓋6の後端部の)温度との両者の温度差(温度勾配)を利用して上蓋6と放熱器15との密着度(光モジュール51や通信機器61の放熱性)を常時監視する。
モジュール側の温度モニタ手段は、温度センサ8で検出した温度と温度センサ52で検出した温度がほぼ等しいとき、発熱部材4から放熱器15に熱が逃げず、光モジュール51内に熱がこもっており、上蓋6の上面が放熱器15の下面と密着できていないと判断する。このとき、通信機器61は、例えば、上蓋6と放熱器15間にゴミや埃などの異物Xが存在し、上蓋6が放熱器15と密着できていない図7の状態であり、放熱性が低下した異常状態である。異常状態時、モジュール側の温度モニタ手段は、ブザーを鳴らしたり、光モジュール51や通信機器本体62に設けた図示しないランプを点灯したりしてユーザに警告を出す。
一方、モジュール側の温度モニタ手段は、温度センサ8で検出した温度と温度センサ52で検出した温度に差があるとき、上蓋6の上面が放熱器15の下面と良く密着できていると判断する。これは、発熱部材4から放熱器15に熱が良く逃げていると、光モジュール51内に熱がこもらず、温度センサ8,52の設置箇所間の熱抵抗により温度差ができるためである。このとき、通信機器61は、上蓋6が放熱器15と密着した図6の状態であり、発熱部品4の熱が放熱部材7、上蓋6を介して放熱器15に伝わり、放熱器15によって通信機器61内外に効率よく十分に放熱され、放熱性が良好な状態である。
このように、光モジュール51は、放熱部材7に温度センサ8を設け、その温度センサ8から離れた位置の上蓋6に温度センサ52を設けることで、モジュール側の温度モニタ手段により、上蓋6と放熱器15との密着度(光モジュール51や通信機器61の放熱性)を温度センサ8,52で検出した温度差(温度勾配)として監視する温度モニタ機能を有する。
また、モジュール側の温度モニタ手段により、上蓋6と放熱器15との密着度の監視を常時行っているため、稼動直後で雰囲気温度が低い場合等の外部環境によらず、しかも発熱部品4が動作不能になるほど高温となる前に、放熱性が低下した異常状態を早期に検出してユーザに警告を出すことができ、光モジュール51の動作不良を未然かつ確実に防止できる。
さらに、光モジュール51は、従来の光モジュールに温度センサ8,52とモジュール側の温度モニタ手段とを組み込めば簡単に構成され、図1の通信機器11のように機器側に温度センサや温度モニタ手段を設ける必要がないため、高価な通信機器の仕様を変更することなく、従来の通信機器をそのまま使用でき、低コストである。
第2の実施の形態では、モジュール側の温度モニタ手段により、ケース2と放熱器15との密着度を判断する例で説明したが、回路基板3には、温度センサ8,52からの温度モニタ情報を通信機器本体62と通信する図示しない通信手段が備えられるので、上述した機器側の温度モニタ手段によっても、放熱器15との密着度を判断できる。
本発明の好適実施の形態を示す通信機器の主要部の分解斜視図である。 図1に示した光送受信器の斜視図(一部透視図)である。 図1の光送受信器が機器側放熱器と良く密着している状態を示す縦断面図である。 図1の光送受信器が機器側放熱器と密着できていない状態を示す縦断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す光送受信器の斜視図(一部透視図)である。 図5の光送受信器が機器側放熱器と良く密着している状態を示す縦断面図である。 図5の光送受信器が機器側放熱器と密着できていない状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 光送受信器
2 ケース
7 光モジュール側の放熱部材
8 放熱部材用の温度センサ(第1の温度センサ)
15 通信機器側の放熱器
16 放熱器用の温度センサ(第2の温度センサ)

Claims (6)

  1. 発熱部品と放熱部材とをケースに収納した光送受信器が通信機器本体に挿抜可能に設けられ、前記ケースが通信機器側の放熱器と密着する通信機器において、前記放熱部材に前記放熱部材の温度を検出する第1の温度センサを設け、前記放熱器に前記放熱部材から伝わる温度を検出する第2の温度センサを設けたことを特徴とする温度モニタ機能付き通信機器。
  2. 前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度を比較し、前記ケースが前記放熱器と密着しているかどうかを判断する請求項1記載の温度モニタ機能付き通信機器。
  3. 前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度がほぼ等しいとき、前記ケースが前記放熱器と密着していると判断し、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度に差があるとき、前記ケースが前記放熱器と密着していないと判断する請求項2記載の温度モニタ機能付き通信機器。
  4. 発熱部品と放熱部材とをケースに収納して通信機器本体に挿抜可能に設けられ、前記ケースが通信機器側の放熱器と密着する光送受信器において、前記放熱部材に前記放熱部材の温度を検出する第1の温度センサを設け、その第1の温度センサから離れた位置の前記ケースに前記放熱部材から伝わる温度を検出する第2の温度センサを設けたことを特徴とする温度モニタ機能付き光送受信器。
  5. 前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度を比較し、前記ケースが前記放熱器と密着しているかどうかを判断する請求項4記載の温度モニタ機能付き光送受信器。
  6. 前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度がほぼ等しいとき、前記ケースが前記放熱器と密着していないと判断し、前記第1の温度センサで検出した温度と前記第2の温度センサで検出した温度に差があるとき、前記ケースが前記放熱器と密着していると判断する請求項5記載の温度モニタ機能付き光送受信器。
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