JP2005327050A - 電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム - Google Patents

電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005327050A
JP2005327050A JP2004144050A JP2004144050A JP2005327050A JP 2005327050 A JP2005327050 A JP 2005327050A JP 2004144050 A JP2004144050 A JP 2004144050A JP 2004144050 A JP2004144050 A JP 2004144050A JP 2005327050 A JP2005327050 A JP 2005327050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remaining amount
message
unit
identification code
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004144050A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Takatsu
祐一 高津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Au Payment Corp
Original Assignee
WebMoney Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WebMoney Corp filed Critical WebMoney Corp
Priority to JP2004144050A priority Critical patent/JP2005327050A/ja
Publication of JP2005327050A publication Critical patent/JP2005327050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract


【課題】 電子商取引システム等を提供する。
【解決手段】 販売サーバ141から商品等の提供を受けたい場合、ユーザは、販売サーバ141にて商品を選択した後、端末121から入力された残額識別符号を決済サーバ161に送信し、決済サーバ161での残額が合計金額以上である場合には、残額が減額されて決済サーバ161から販売サーバ141に決済が成功した旨が通知される。ユーザは、端末121において残額識別符号を2つ入力することによって一方から他方へ残額を補充するよう決済サーバ161に指示を出したり、端末121において所望の金額の残額識別符号を新たに発行してもらいたい場合には、その金額と発行元とする残額識別符号を決済サーバ161に通知して、新規発行するよう指示を出す。決済サーバ161では、残額識別符号と残額とを対応付ける残額データベースを利用することによって、決済、補充、新規発行等の種々の処理を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、これらをコンピュータ上にて実現するためのプログラムに関する。
従来から、各種の電子商取引システムが提案されており、発明者らも、プリペイドカードを用いた小額決済に好適な電子商取引システムを、下記の文献にて提案している。
特開2002−117242号公報
[特許文献1]に開示される電子商取引システムでは、商品やサービスの提供を受けようとするユーザは、あらかじめ代金の決済のために、プリペイドカードと呼ばれる前払いカードを購入する。プリペイドカードには、決済に利用できる金額が記載されているほか、スクラッチ部分に決済の際に用いる識別符号が隠されている。この識別符号は「プリペイド番号」と呼ばれる。ユーザは、決済をしたい場合に、当該プリペイド部分を硬貨などでけずる(スクラッチする)ことにより、プリペイド番号を見ることができる。
[特許文献1]に開示の技術では、販売サーバでは、商品やサービスの価格を自由に決めることができる。ユーザの端末から販売サーバへ、提供の申込があると、販売サーバは、その申込にユニークな取引番号を割り当て、取引番号とその価格とを端末に通知する。
そして、ユーザが端末に、プリペイド番号を入力すると、端末は、取引番号、価格およびプリペイド番号を決済サーバに通知する。
決済サーバは、価格とプリペイド番号を参照して決済ならびに残額処理を行い、決済ができた場合は、販売サーバに当該取引番号の決済が成功した旨を通知する。
すると、販売サーバは、当該取引番号の取引に係るサービスの提供を端末に直接行ったり、商品の発送を別途行う等するのである。
しかしながら、このような電子商取引システムにおいて、クレジットカードや銀行引き落としを利用するユーザが前払いカードを事前に購入しなくとも、決済ができるようにしたいとの要望は大きい。
本発明は、このような電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、これらをコンピュータ上にて実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示する。
本発明の第1の観点に係る電子商取引システムは、決済サーバ、販売サーバ、端末を備え、以下のように構成する。
ここで、決済サーバは、残額識別符号に残額を対応付けて記憶する残額データベース部を備える。
一方、販売サーバは、商品識別符号に価格を対応付けて記憶する価格データベース部を備える。
さらに、端末は、販売サーバに記憶される商品識別符号のいずれかを指定する第1メッセージを販売サーバに送信する第1メッセージ送信部を備える。
そして、販売サーバは、端末から送信された第1メッセージを受信する第1メッセージ受信部、当該第1メッセージに指定される商品識別符号に対応付けられて価格データベース部に記憶される価格を取得する価格取得部、他と重複しない取引符号を生成する取引符号生成部、生成された取引符号と当該第1メッセージに指定される商品識別符号と当該第1メッセージを送信した端末を特定する情報とを対応付けて記憶する決済待データベース部、取得された価格と生成された取引符号と決済サーバを特定する情報とを指定する第2メッセージを、端末に送信する第2メッセージ送信部をさらに備える。
一方、端末は、販売サーバから送信された第2メッセージを受信する第2メッセージ受信部、ユーザから残額識別符号の入力を受け付ける残額識別符号入力受付部、入力を受け付けられた残額識別符号と当該第2メッセージに指定される価格と当該第2メッセージに指定される取引符号と販売サーバを特定する情報とを指定する第3メッセージを、第2メッセージに指定される決済サーバに送信する第3メッセージ送信部をさらに備える。
さらに、決済サーバは、端末から送信された第3メッセージを受信する第3メッセージ受信部、当該第3メッセージに指定される残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額を取得する決済残額取得部、決済残額取得部により取得された残額が、当該第3メッセージに指定される価格以上である場合、当該第3メッセージに指定される残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額を、これから当該第3メッセージに指定される価格を減じた値に更新する決済残額更新部、残額更新部により残額が更新された場合、当該第3メッセージに指定される取引符号を指定する第4メッセージを、当該第3メッセージに指定される情報により特定される販売サーバに送信する第4メッセージ送信部をさらに備える。
そして、販売サーバは、決済サーバから送信された第4メッセージを受信する第4メッセージ受信部、当該第4メッセージに指定される取引符号に対応付けられて決済待データベース部に記憶される商品識別符号と端末を特定する情報とを取得する商品端末取得部、取得された商品識別符号に対応する商品または役務を取得された端末に提供する旨を報告する提供報告部をさらに備える。
一方、端末は、補充元の残額識別符号と補充先の残額識別符号との入力を受け付ける補充入力受付部、入力を受け付けられた補充元の残額識別符号と補充先の残額識別符号とを指定する第5メッセージを決済サーバに送信する第5メッセージ送信部をさらに備える。
さらに、決済サーバは、端末から送信された第5メッセージを受信する第5メッセージ受信部、当該第5メッセージに指定される補充元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額(以下「補充元残額」という。)と、当該第5メッセージに指定される補充先の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額(以下「補充先残額」という。)と、を取得する補充残額取得部、当該補充元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額を0に更新し、当該補充先の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額を当該補充元残額と当該補充先残額との和に更新する補充残額更新部をさらに備える。
また、本発明の電子商取引システムは、以下のように構成することができる。
すなわち、端末は、発行金額と発行元の残額識別符号との入力を受け付ける発行入力受付部、入力を受け付けられた発行金額と発行元の残額識別符号とを指定する第6メッセージを決済サーバに送信する第6メッセージ送信部をさらに備える。
一方、決済サーバは、端末から送信された第6メッセージを受信する第6メッセージ受信部、当該第6メッセージに指定される発行元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額を取得する発行残額取得部、発行残額取得部により取得された残額が、当該第6メッセージに指定される発行金額以上である場合、他と重複しない残額識別符号(以下「発行先の残額識別符号」という。)を生成する残額符号生成部、残額符号生成部により発行先の残額識別符号が生成された場合、当該発行先の残額識別符号に当該発行金額を対応付けて残額データベース部に記憶させ、当該発行元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部に記憶される残額を、これから当該発行金額を減じた値に更新する発行更新部、当該発行先の残額識別符号を指定する第7メッセージを端末に送信する第7メッセージ送信部をさらに備える。
一方、端末は、決済サーバから送信された第7メッセージを受信する第7メッセージ受信部、当該第7メッセージに指定される発行先の残額識別符号を出力する発行表示部をさらに備える。
さらに、本発明の電子商取引システムは、以下のように構成することができる。
すなわち、販売サーバにおいて、第2メッセージ送信部は、「取得された価格と生成された取引符号と決済サーバを特定する情報とを指定する第2メッセージを、端末に送信」するのにかえて、「『取得された価格と生成された取引符号とを指定するメッセージ』を決済サーバに送信して、決済サーバに『取得された価格と生成された取引符号と決済サーバを特定する情報とを指定する第2メッセージ』を送信」させる。
一方、決済サーバは、販売サーバから送信される『取得された価格と生成された取引符号とを指定するメッセージ』を受信する手段、受信されたメッセージに指定される価格と取引符号と、当該決済サーバを特定する情報とを指定する指定する第2メッセージを端末に送信する手段をさらに備える。
さらに、端末において、第2メッセージ受信部は、「販売サーバから送信された第2メッセージを受信」するのにかえて、「決済サーバから送信された第2メッセージを受信」する。
本発明のその他の観点に係る決済サーバは、上記電子商取引システムにおける決済サーバである。
本発明のその他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、上記電子商取引システムにおける決済サーバとして機能させるように構成する。
これらのプログラムは、各種のコンピュータ読取可能な情報記録媒体(コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリなど)に記録することにより、コンピュータとは独立に配布・販売することができる。また、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。
本発明により、プリペイド番号を利用する電子商取引システムにおいて、クレジットカードや銀行引き落としを利用するユーザが前払いカードを事前に購入しなくとも、決済ができるようにするのに好適な電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、これらをコンピュータ上にて実現するためのプログラムを提供することができる。
以下に本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子取引システム全体の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
電子取引システム101は、商品やサービスの提供を受けるユーザが利用する端末121と、商品やサービスを販売するための情報を管理提供する販売サーバ141と、ユーザが商品やサービスを購入するための代金決済を行う決済サーバ161と、を備える。
端末121と販売サーバ141との間、および、端末121と決済サーバ161との間は、いずれもインターネット181を介して接続されている。
販売サーバ141と決済サーバ161との間は、セキュリティを確保するため、専用通信線182を介して接続されている。なお、専用通信線182にかえて、インターネット181を介して両者を接続し、SSL技術を利用してセキュリティを確保してもよい。本実施形態では、端末121から販売サーバ141へのアクセスと、端末121から決済サーバ161へのアクセスと、は、いずれも、WWW(World Wide Web)ブラウザを用いて行われる。すなわち、本実施形態では、販売サーバ141や決済サーバ161は、いわゆるウェブサーバとして一般的なサーバコンピュータ上に構築される。
なお、専用のアクセス用アプリケーションプログラム、WWWブラウザに組み込まれるプラグイン、もしくは、WWWブラウザで利用可能な各種のプラグイン等を利用してアクセスしてもよい。また、端末121として移動体電話を採用することもできる。
本実施形態では、端末121のユーザは、商品やサービスを購入する際に、その代金の決済のために、あらかじめ前払いカードを購入しておくことができる。図2は、このような前払いカードの外観例を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
図2(a)に示すように、前払いカード201には、決済に利用できる当初の金額表示202と、識別符号203と、が印刷されている。
前払いカード201はプリペイドカードとして構成されており、前払いカード201そのものの販売時には図2(b)に示すように、識別符号203は隠れている。ユーザは、前払いカード201を購入してから、そのカード表面をコインなどで削ることにより、識別符号203を見ることができる。
なお、本実施形態では、ユーザによる入力を容易にするため、識別符号203として数字列を用いている。そこで、プリペイドカード形式の前払いカード201の識別符号のことを、適宜「プリペイド番号」と呼ぶこととする。
なお、プリペイド番号には、数字のほか、英字やキーボードに用意された各種の記号を用いるような態様を採用することもでき、このような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
本図に示される前払いカード201は、当初の金額表示202として「2000円」が印刷されている。ユーザは、この前払いカード201を用いることにより、合計金額が2000円となるまで、商品やサービスを購入することができる。
図3は、プリペイド番号を用いた電子商取引において、端末、販売サーバ、決済サーバの間でどのようなメッセージがやりとりされるかを示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。なお、図3に示す処理は、[特許文献1]に開示される電子商取引システムに類似するものである。
まず、端末121から販売サーバ141のWWWページにアクセスすると(301)、販売サーバ141からは、提供する商品やサービスの一覧であるカタログ情報が端末121に送信される(302)。
カタログ情報には、少なくとも、商品やサービスの値段と、商品やサービスの種別をあらわす商品識別符号と、が含まれる。図4は、このようなカタログ情報をWWWブラウザを用いて表示した様子を示す説明図である。
WWWブラウザの表示部401には、商品の商品番号表示欄402、当該商品の価格表示欄403、当該商品を購入する場合の個数を入力する個数入力欄404、購入の合計金額を表示する合計金額表示欄405、商品の発送先を入力する発送先入力欄406、および、購入ボタン407が用意されている。商品番号表示欄402にには、商品識別符号が表示されている。
ユーザが、個数入力欄404に所望の商品の個数を入力すると、WWWブラウザが備える機能により合計金額が計算され、これが合計金額表示欄405に表示される。
ユーザは、所望の商品を選択した後、通信販売における商品の発送先(通常はユーザの自宅や連絡先)を発送先入力欄406に入力する。
最後に、購入ボタン407をクリックすることにより、WWWブラウザは、商品識別符号(商品番号)や商品の個数等、ユーザが入力した各種の情報を指定する第1メッセージを生成して、販売サーバ141に送信する(303)。
販売サーバ141は、第1メッセージを受信すると、当該第1メッセージによって端末から依頼のあった取引に、他と重複しない取引符号を生成する。
そして、自身が持つ価格データベースを参照して、ユーザが希望する商品の価格を調べ、当該取引の合計金額を計算する。
さらに、取引符号とユーザが入力した情報(商品番号、商品の個数、商品の発送先等)と合計金額とを対応付けて決済待データベースに登録する。
ついで、販売サーバ141は、生成した取引符号と計算した合計金額と決済サーバ161の決済用スクリプトが配置されるURL(Universal Resource Locator)とを指定する第2メッセージを端末121に送信する(304)。
図5は、この第2メッセージを受信した端末121のWWWブラウザによる画面表示の様子を示す説明図である。
WWWブラウザの表示部501には、取引符号がトランザクション識別符号表示欄502に、購入に必要な合計金額が合計金額表示欄503に、それぞれ表示されている。また、購入する商品とその個数などの付加情報がある場合は、付加情報表示欄504に表示される。
このほか、前払カード識別符号入力欄505が用意されており、ユーザは、ここに購入に用いるプリペイド番号を入力する。
ユーザは、プリペイド番号の入力が終了したら、決済ボタン506をクリックする。
すると、WWWブラウザは、決済サーバ161が有する当該URLにより指定される決済用スクリプトに対して、取引符号と、合計金額と、プリペイド番号とを指定する第3メッセージを送信する(305)。
決済サーバ161は、残額データベースを参照して、第3メッセージに指定されるプリペイド番号の残額が、合計金額以上であるかを調べる。
残額が合計金額以上である場合は、残額データベースの当該レコードから当該合計金額を減算して残額データベースを更新するとともに、当該取引符号と当該合計金額とを指定する第4メッセージを、販売サーバ141に送信する(306)。
販売サーバ141は、この第4メッセージを受信すると、当該取引符号が決済待データベースに記録されているかどうか調べ、合計金額が決済待データベースと第4メッセージとで一致しているかを調べる。一致している場合は、決済が完了したことになるので、決済待データベースの当該レコードに記録される発送先に当該商品を当該個数だけ発送するように、発送センター等に報告する。
また、当該商品が電子情報(画像ファイル、ストリーミングにより提供される映画、音楽ファイル等)の場合には、発送センター等に報告するのではなく、当該電子情報を入手できるURLを端末121に送信する等の手法を採用することもできる(307)。
なお、第2メッセージを販売サーバ141から端末121に直接送信するのではなく、取引符号と合計金額を販売サーバ141から決済サーバ161に一旦送信し、決済サーバ161では、取引符号、合計金額、販売サーバ141を特定する情報をデータベースに登録した後に、決済サーバ161で生成した取引符号と計算した合計金額と決済サーバ161の決済用スクリプトが配置されるURL(Universal Resource Locator)とを指定する第2メッセージを生成して、これを端末121に送信することとしても良い。
この場合は、決済が正しく行われているか否かを、販売サーバ141と決済サーバ161との間で、さらに確認することが可能である。
(販売サーバ)
図6は、本実施形態に係る販売サーバ141の概要構成を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。
販売サーバ141は、価格データベース部601、第1メッセージ受信部602、価格取得部603、取引符号生成部604、決済待データベース部605、第2メッセージ送信部606、第4メッセージ受信部607、商品端末取得部608、提供報告部609を備える。
ここで、価格データベース部601は、ある商品やサービスを識別するための商品識別符号と、当該商品やサービスの価格と、を対応付けて記憶する。
一方、第1メッセージ受信部602は、端末121から送信された第1メッセージを受信する。
すると、価格取得部603は、当該第1メッセージに指定される商品識別符号に対応付けられて価格データベース部601に記憶される価格を取得する。ここで取得される価格は、商品識別符号が1つだけ指定されている場合は、当該商品の単価であるが、商品識別符号が複数指定されている場合は、その合計金額である。
そして、取引符号生成部604は、当該第1メッセージに対して、他と重複しない取引符号を生成する。
ついで、決済待データベース部605は、生成された取引符号と当該第1メッセージに指定される商品識別符号と当該第1メッセージを送信した端末121を特定する情報とを対応付けて記憶する。端末121を特定する情報とは、端末121のIP(Internet Protocol)アドレスや、事前にユーザのメールアドレスを調査した場合はそのメールアドレスなどが含まれるが、商品の発送先の情報としても良い。また、取引符号には、取引の合計金額や商品の個数などの情報もともに対応付けて記憶することが望ましい。
そして、第2メッセージ送信部606は、取得された価格(合計金額)と生成された取引符号と決済サーバ161を特定する情報とを指定する第2メッセージを、端末121に送信する。
この後、販売サーバ141は、端末121と決済サーバ161との間で決済が行われるのを待つことになる。決済が行われた旨は、第4メッセージ受信部607が決済サーバ161から送信された第4メッセージを受信することによってわかる。
ついで、商品端末取得部608は、当該第4メッセージに指定される取引符号に対応付けられて決済待データベース部605に記憶される商品識別符号と端末121を特定する情報とを取得する。ここで、上記のように、合計金額等のチェックもあわせて行うことが望ましい。
最後に、提供報告部609は、取得された商品識別符号に対応する商品または役務を取得された端末121に提供する旨を報告する。報告の手法としては、上記のように発送センターへの報告等のほか、注文を行った端末121へメッセージを送信する形態での報告もありうる。
このように、販売サーバ141は、[特許文献1]に開示されるものに類似する構成を有している。
一方、本実施形態に係る電子商取引システムでは、端末121と決済サーバ161との間で、図7に示すようなメッセージのやりとりを行うことによって、あるプリペイド番号から別のプリペイド番号に残額を補充したり、あるプリペイド番号から新規プリペイド番号(発行済の前払カードに記載されたプリペイド番号とは異なるプリペイド番号)を発行することができる。
以下、残額の補充の場合のメッセージのやりとりについて説明する。
図7(a)に示すように、端末121のユーザがあるプリペイド番号から別のプリペイド番号へ残額を補充したい場合は、決済サーバ161の所定の残額補充URLにアクセスする(701)。すると、残額補充用フォームが得られる(702)。図8は、端末121のウェブブラウザにより、残額表示フォームが表示される様子を示す説明図である。
WWWブラウザの表示部801には、補充元プリペイド番号入力欄802、補充先プリペイド番号入力欄804、補充金額入力欄803、補充ボタン805が表示される。
ユーザは、補充元のプリペイド番号を補充元プリペイド番号入力欄802に、補充先のプリペイド番号を補充先プリペイド番号入力欄804に、補充金額を補充金額入力欄803に、それぞれ入力した後、補充ボタン805をクリックする。
すると、補充元と補充先のプリペイド番号と補充金額を指定する第5メッセージが決済サーバ161に送信される(703)。
第5メッセージを受信した決済サーバ161は、残額データベースを参照して、補充元のプリペイド番号の残額が補充金額以上である場合には、補充元のプリペイド番号の残額から補充金額を減額し、補充先のプリペイド番号の残額に補充金額を加算して、残額データベースを更新する。
この後、適宜決済サーバ161から端末121へ補充が成功したか否かの報告をすることとしても良い(704)。
なお、上記説明では、補充金額を指定することとしているが、後述する新規のプリペイド番号の発行が行える場合には、補充は全額に限ることとして、補充金額と残額との比較はせずに、補充元の全額を補充先に補充するような実施形態を採用することもできる。
次に、新規のプリペイド番号の発行の場合のメッセージのやりとりについて説明する。
図7(b)に示すように、端末121のユーザがあるプリペイド番号から新規のプリペイド番号を発行したい場合は、決済サーバ161の所定の新規発行URLにアクセスする(751)。すると、新規発行用フォームが得られる(752)。図9は、端末121のウェブブラウザにより、新規発行用フォームが表示される様子を示す説明図である。
WWWブラウザの表示部901には、発行元プリペイド番号入力欄902、発行金額入力欄903、発行ボタン904が表示される。
ユーザは、どのプリペイド番号から金額を引き出して新しいプリペイド番号を生成したいか、を発行元プリペイド番号入力欄902に入力し、引き出したい金額を発行金額入力欄903に入力した後に、発行ボタン904をクリックする。
すると、発行元のプリペイド番号と発行金額とを指定する第6メッセージが決済サーバ161に送信される(753)。
第6メッセージを受信した決済サーバ161は、残額データベースを参照して指定された発行元プリペイド番号の残額を調べ、これが指定された発行金額以上であるか否かを調べる。
そうである場合は、すでに発行済のいずれのプリペイド番号とも異なるプリペイド番号(発行先プリペイド番号)を生成し、発行元プリペイド番号の残額から発行金額を減算し、発行先プリペイド番号に発行金額を対応付けて残額データベースに登録する。これによって、新しいプリペイド番号が生成され、これに指定された発行金額が引き出されたことになる。
ついで、決済サーバ161は、新たに発行された発行先プリペイド番号を指定する第7メッセージを端末121に送信する(754)。すると、端末121のWWWブラウザは、当該発行先プリペイド番号を画面に表示する。
これによって、端末121のユーザは、新しく発行された(前払いカードに印刷されたものではない)プリペイド番号を、通常のプリペイド番号と同様に利用することができる。
(決済サーバ)
図10は、本実施形態に係る決済サーバ161の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
決済サーバ161は、残額データベース部1001、第3メッセージ受信部1002、決済残額取得部1003、決済残額更新部1004、第4メッセージ受信部1005、第5メッセージ受信部1006、補充残額取得部1007、補充残額更新部1008、第6メッセージ受信部1009、発行残額取得部1010、残額符号生成部1011、発行更新部1012、第7メッセージ送信部1013を備える。
ここで、残額データベース部1001は、残額識別符号(プリペイド番号)に残額を対応付けて記憶する。なお、このほかの付加情報として、プリペイド番号ごとに、補充先や発行元のプリペイド番号とすることができるか否か、を指定できるようにしても良い。この場合は、後述する各部において、補充先プリペイド番号として有効か、あるいは、発行元プリペイド番号として有効か、を適宜検査し、有効でない場合は、補充や発行を失敗させる。
まず、通常の決済に係る機能を果たす各部について説明する。
最初に、第3メッセージ受信部1002は、端末121から送信された第3メッセージを受信する。
さらに、決済残額取得部1003は、当該第3メッセージに指定される残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額を取得する。
そして、決済残額更新部1004は、決済残額取得部により取得された残額が、当該第3メッセージに指定される価格以上である場合、当該第3メッセージに指定される残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額を、これから当該第3メッセージに指定される価格を減じた値に更新する。
一方、第4メッセージ送信部1005は、決済残額更新部1004により残額が更新された場合、当該第3メッセージに指定される取引符号を指定する第4メッセージを、当該第3メッセージに指定される情報により特定される販売サーバ141に送信する。
以下では、補充に係る機能を果たす各部について説明する。
まず、第5メッセージ受信部1006は、端末121から送信された第5メッセージを受信する。
さらに、補充残額取得部1007は、当該第5メッセージに指定される補充元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額(以下「補充元残額」という。)と、当該第5メッセージに指定される補充先の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額(以下「補充先残額」という。)と、を取得する。なお、前述したように、第5メッセージには、補充金額を指定できることとしても良い。
一方、補充残額更新部1008は、当該補充元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額を0に更新し、当該補充先の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額を当該補充元残額と当該補充先残額との和に更新する。
補充金額が指定されている場合は、補充残額更新部1008は、補充元の残額が補充金額以上である場合に、補充元の残額から補充金額を減算し、補充先の残額に補充金額を加算して、残額データベース部1001を更新すれば良い。
以下では、新規発行に係る機能を果たす各部について説明する。
まず、第6メッセージ受信部1009は、端末121から送信された第6メッセージを受信する。
一方、発行残額取得部1010は、当該第6メッセージに指定される発行元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額を取得する。
さらに、残額符号生成部1011は、発行残額取得部1010により取得された残額が、当該第6メッセージに指定される発行金額以上である場合、他と重複しない残額識別符号(以下「発行先の残額識別符号」という。)を生成する。
ここで、発行先の残額識別符号としては、単なる連番だけではなく、各種の暗号化、チェックサムに類似する識別符号の有効性を示す情報、電子署名、電子透かし等の情報を付加する等の処理を施すことが望ましい。これらの処理を施すことによって、偽の識別符号が発行されることをできるだけ防止することができる。
また、補充先や発行元となることができる識別符号と、そうでないものとを区別する場合には、前者の識別符号を利用者のみ知ることができるものとしておくことにより、偽の識別符号が発行されることをできるだけ防止することができる。
そして、発行更新部1012は、残額符号生成部により発行先の残額識別符号が生成された場合、当該発行先の残額識別符号に当該発行金額を対応付けて残額データベース部1001に記憶させ、当該発行元の残額識別符号に対応付けられて残額データベース部1001に記憶される残額を、これから当該発行金額を減じた値に更新する。
さらに、第7メッセージ送信部1013は、当該発行先の残額識別符号を指定する第7メッセージを端末121に送信する。
なお、補充先や発行元の残額識別符号は、残額の移動の中心となるものであるため、あらかじめ既定値をユーザに入力させ、その後の処理では、クッキーなどを利用することによって、ユーザの入力を省略させるような形態を採用しても良い。この場合は、クッキーを指定するWWWブラウザからの応答に補充先や発行元の残額識別符号を直接指定したり、これらを決済サーバに一時的に保存した際のセッション番号をクッキーに指定することによって、これらを第3メッセージ、第5メッセージ、第6メッセージの一部とすれば良い。
(端末)
図11は、本実施形態に係る端末121の概要構成を示す説明図である。以下、本図を参照して説明する。尚、本実施形態の端末121は、WWWブラウザが動作する情報処理装置であり、決済サーバ161や販売サーバ141から送られる各種のフォームを表すHTMLデータを解釈してこれに対応付けられる各種の処理を行うことにより、以下の各部として機能することとなる。
すなわち、端末121は、第1メッセージ送信部1201、第2メッセージ受信部1202、残額識別符号入力受付部1203、第3メッセージ送信部1204、補充入力受付部1205、第5メッセージ送信部1206、発行入力受付部1207、第6メッセージ送信部1208、第7メッセージ受信部1209、発行表示部1210を備える。
以下は、通常の電子商取引に係る各部の機能である。
ここで、第1メッセージ送信部1201は、販売サーバ141に記憶される商品識別符号のいずれかを指定する第1メッセージを販売サーバ141に送信する。これは、図4に示されるような入力フォームにユーザが各種の情報を入力し、購入ボタン407をクリックすることによって行われる。
一方、第2メッセージ受信部1202は、販売サーバ141から送信された第2メッセージを受信する。
さらに、残額識別符号入力受付部1203は、ユーザから残額識別符号の入力を受け付ける。これは、図5に示されるような入力フォームにプリペイド番号を入力することによって行われる。
ついで、第3メッセージ送信部1204は、入力を受け付けられた残額識別符号と当該第2メッセージに指定される価格と当該第2メッセージに指定される取引符号と販売サーバ141を特定する情報とを指定する第3メッセージを、第2メッセージに指定される決済サーバ161に送信する。これは、図5に示されるような入力フォームに各種情報を入力した後に、入力フォームで決済ボタン506をクリックすることによって行われる。
以下は、補充に係る各部の機能である。
まず、補充入力受付部1205は、補充元の残額識別符号と補充先の残額識別符号との入力を受け付ける。これは、図8に示されるような入力フォームを用いることによって実現される。なお、上述の通り、補充金額を明示的に指定することとしても良い。
そして、当該入力フォームにおいて補充ボタン805をクリックすることによって、第5メッセージ送信部1206は、入力を受け付けられた補充元の残額識別符号と補充先の残額識別符号とを指定する第5メッセージを決済サーバ161に送信する。
以下は、新規発行に係る各部の機能である。
まず、発行入力受付部1207は、発行金額と発行元の残額識別符号との入力を受け付ける。これは、図9に示されるような入力フォームを用いることによって実現される。
そして、ユーザが発行ボタン904をクリックすると、第6メッセージ送信部1208は、入力を受け付けられた発行金額と発行元の残額識別符号とを指定する第6メッセージを決済サーバ161に送信する。
ついで、第7メッセージ受信部1209は、決済サーバ161から送信された第7メッセージを受信する。
最後に、発行表示部1210は、当該第7メッセージに指定される発行先の残額識別符号を画面表示する等して、出力する。
上記実施形態においては、理解を容易にするため、決済、補充、新規発行に失敗した場合の取扱いについては説明を省略したが、このような場合は、通常の電子商取引システムと同様に、販売サーバ141や決済サーバ161から、端末121に対してエラーメッセージを送信して、ユーザに対して失敗した旨を通知することが望ましい。
このほか、補充先や発行元となることができる残額識別符号(プリペイド番号)に対しては、銀行引き落としやコンビニエンスストア決済、クレジットカード決済等、現在広く用いられている決済手法を使用することにより、その残額を増額できるようにしても良い。
以上説明したように、本発明によれば、プリペイド番号を利用する電子商取引システムにおいて、クレジットカードや銀行引き落としを利用するユーザが前払いカードを事前に購入しなくとも、決済ができるようにするのに好適な電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、これらをコンピュータ上にて実現するためのプログラムを提供することができる。
本発明に係る電子取引システムの第1の実施形態の概要構成を示す説明図である。 前払いカードの外観を示す説明図である。 プリペイド番号を用いた電子商取引において、端末、販売サーバ、決済サーバの間でどのようなメッセージがやりとりされるかを示す説明図である。 カタログ情報をWWWブラウザを用いて表示した様子を示す説明図である。 第2メッセージを受信した端末のWWWブラウザによる画面表示の様子を示す説明図である。 本実施形態に係る販売サーバの概要構成を示す説明図である。 補充や新規発行を行う場合のメッセージのやりとりの様子を示す説明図である。 端末のウェブブラウザにより、残額表示フォームが表示される様子を示す説明図である。 端末のウェブブラウザにより、新規発行用フォームが表示される様子を示す説明図である。 本実施形態に係る決済サーバの概要構成を示す模式図である。 本実施形態に係る端末の概要構成を示す説明図である。
符号の説明
101 電子商取引システム
121 端末
141 販売サーバ
161 決済サーバ
181 インターネット
182 専用通信線
201 前払いカード
202 当初の金額表示
203 識別符号
401 WWWブラウザの表示部
402 商品番号表示欄
403 価格表示欄
404 個数入力欄
405 合計金額表示欄
406 発送先入力欄
407 購入ボタン
501 WWWブラウザの表示部
502 トランザクション識別符号表示欄
503 合計金額表示欄
504 付加情報表示欄
505 前払いカード識別符号入力欄
506 決済ボタン
601 価格データベース部
602 第1メッセージ受信部
603 価格取得部
604 取引符号生成部
605 決済待データベース部
606 第2メッセージ送信部
607 第4メッセージ受信部
608 商品端末取得部
609 提供報告部
801 WWWブラウザの表示部
802 補充先プリペイド番号入力欄
803 補充元プリペイド番号入力欄
804 補充金額入力欄
805 補充ボタン
901 WWWブラウザの表示部
902 発行元プリペイド番号入力欄
903 発行金額入力欄
904 発行ボタン
1001 残額データベース部
1002 第3メッセージ受信部
1003 決済残額取得部
1004 決済残額更新部
1005 第4メッセージ送信部
1006 第5メッセージ受信部
1007 補充残額取得部
1008 補充残額更新部
1009 第6メッセージ受信部
1010 発行残額取得部
1011 残額符号生成部
1012 発行更新部
1013 第7メッセージ送信部
1201 第1メッセージ送信部
1202 第2メッセージ受信部
1203 残額識別符号入力受付部
1204 第3メッセージ送信部
1205 補充入力受付部
1206 第5メッセージ送信部
1207 発行入力受付部
1208 第6メッセージ送信部
1209 第7メッセージ受信部
1210 発行表示部

Claims (5)

  1. 決済サーバ、販売サーバ、端末を備える電子商取引システムであって、
    (1)前記決済サーバは、
    残額識別符号に残額を対応付けて記憶する残額データベース部を備え、
    (2)前記販売サーバは、
    商品識別符号に価格を対応付けて記憶する価格データベース部を備え、
    (3)前記端末は、
    前記販売サーバに記憶される商品識別符号のいずれかを指定する第1メッセージを前記販売サーバに送信する第1メッセージ送信部を備え、
    (4)前記販売サーバは、
    前記端末から送信された第1メッセージを受信する第1メッセージ受信部、
    当該第1メッセージに指定される商品識別符号に対応付けられて前記価格データベース部に記憶される価格を取得する価格取得部、
    他と重複しない取引符号を生成する取引符号生成部、
    前記生成された取引符号と当該第1メッセージに指定される商品識別符号と当該第1メッセージを送信した端末を特定する情報とを対応付けて記憶する決済待データベース部、
    前記取得された価格と前記生成された取引符号と前記決済サーバを特定する情報とを指定する第2メッセージを、前記端末に送信する第2メッセージ送信部をさらに備え、
    (5)前記端末は、
    前記販売サーバから送信された第2メッセージを受信する第2メッセージ受信部、
    ユーザから残額識別符号の入力を受け付ける残額識別符号入力受付部、
    前記入力を受け付けられた残額識別符号と当該第2メッセージに指定される価格と当該第2メッセージに指定される取引符号と前記販売サーバを特定する情報とを指定する第3メッセージを、前記第2メッセージに指定される決済サーバに送信する第3メッセージ送信部をさらに備え、
    (6)前記決済サーバは、
    前記端末から送信された第3メッセージを受信する第3メッセージ受信部、
    当該第3メッセージに指定される残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額を取得する決済残額取得部、
    前記決済残額取得部により取得された残額が、当該第3メッセージに指定される価格以上である場合、当該第3メッセージに指定される残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額を、これから当該第3メッセージに指定される価格を減じた値に更新する決済残額更新部、
    前記残額更新部により残額が更新された場合、当該第3メッセージに指定される取引符号を指定する第4メッセージを、当該第3メッセージに指定される情報により特定される販売サーバに送信する第4メッセージ送信部をさらに備え、
    (7)前記販売サーバは、
    前記決済サーバから送信された第4メッセージを受信する第4メッセージ受信部、
    当該第4メッセージに指定される取引符号に対応付けられて前記決済待データベース部に記憶される商品識別符号と端末を特定する情報とを取得する商品端末取得部、
    前記取得された商品識別符号に対応する商品または役務を前記取得された端末に提供する旨を報告する提供報告部をさらに備え、
    (8)前記端末は、
    補充元の残額識別符号と補充先の残額識別符号との入力を受け付ける補充入力受付部、
    前記入力を受け付けられた補充元の残額識別符号と補充先の残額識別符号とを指定する第5メッセージを前記決済サーバに送信する第5メッセージ送信部をさらに備え、
    (9)前記決済サーバは、
    前記端末から送信された第5メッセージを受信する第5メッセージ受信部、
    当該第5メッセージに指定される補充元の残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額(以下「補充元残額」という。)と、当該第5メッセージに指定される補充先の残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額(以下「補充先残額」という。)と、を取得する補充残額取得部、
    当該補充元の残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額を0に更新し、当該補充先の残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額を当該補充元残額と当該補充先残額との和に更新する補充残額更新部をさらに備える
    ことを特徴とするもの。
  2. 請求項1に記載の電子商取引システムであって、
    (10)前記端末は、
    発行金額と発行元の残額識別符号との入力を受け付ける発行入力受付部、
    前記入力を受け付けられた発行金額と発行元の残額識別符号とを指定する第6メッセージを前記決済サーバに送信する第6メッセージ送信部をさらに備え、
    (11)前記決済サーバは、
    前記端末から送信された第6メッセージを受信する第6メッセージ受信部、
    当該第6メッセージに指定される発行元の残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額を取得する発行残額取得部、
    前記発行残額取得部により取得された残額が、当該第6メッセージに指定される発行金額以上である場合、他と重複しない残額識別符号(以下「発行先の残額識別符号」という。)を生成する残額符号生成部、
    前記残額符号生成部により発行先の残額識別符号が生成された場合、当該発行先の残額識別符号に当該発行金額を対応付けて前記残額データベース部に記憶させ、当該発行元の残額識別符号に対応付けられて前記残額データベース部に記憶される残額を、これから当該発行金額を減じた値に更新する発行更新部、
    当該発行先の残額識別符号を指定する第7メッセージを前記端末に送信する第7メッセージ送信部をさらに備え、
    (12)前記端末は、
    前記決済サーバから送信された第7メッセージを受信する第7メッセージ受信部、
    当該第7メッセージに指定される発行先の残額識別符号を出力する発行表示部をさらに備える
    ことを特徴とするもの。
  3. 請求項1または2に記載の電子商取引システムであって、
    (13)前記販売サーバにおいて、前記第2メッセージ送信部は、
    「前記取得された価格と前記生成された取引符号と前記決済サーバを特定する情報とを指定する第2メッセージを、前記端末に送信」するのにかえて、「『前記取得された価格と前記生成された取引符号とを指定するメッセージ』を前記決済サーバに送信して、前記決済サーバに『前記取得された価格と前記生成された取引符号と前記決済サーバを特定する情報とを指定する第2メッセージ』を送信」させ、
    (14)前記決済サーバは、
    前記販売サーバから送信される『前記取得された価格と前記生成された取引符号とを指定するメッセージ』を受信する手段、
    前記受信されたメッセージに指定される価格と取引符号と、当該決済サーバを特定する情報とを指定する指定する第2メッセージを前記端末に送信する手段をさらに備え、
    (15)前記端末において、
    前記第2メッセージ受信部は、「前記販売サーバから送信された第2メッセージを受信」するのにかえて、「前記決済サーバから送信された第2メッセージを受信」する
    ことを特徴とするもの。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の電子商取引システムにおける決済サーバ。
  5. コンピュータを、請求項4に記載の決済サーバとして機能させることを特徴とするプログラム。
JP2004144050A 2004-05-13 2004-05-13 電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム Pending JP2005327050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144050A JP2005327050A (ja) 2004-05-13 2004-05-13 電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004144050A JP2005327050A (ja) 2004-05-13 2004-05-13 電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005327050A true JP2005327050A (ja) 2005-11-24

Family

ID=35473372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004144050A Pending JP2005327050A (ja) 2004-05-13 2004-05-13 電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005327050A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111932241A (zh) * 2020-08-05 2020-11-13 时时同云科技(成都)有限责任公司 预付订单处理方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111932241A (zh) * 2020-08-05 2020-11-13 时时同云科技(成都)有限责任公司 预付订单处理方法及装置
CN111932241B (zh) * 2020-08-05 2023-09-29 时时同云科技(成都)有限责任公司 预付订单处理方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100620192B1 (ko) 저장값 전자 인증서 처리
US8255324B2 (en) Systems and methods for facilitating financial transactions over a network with a gateway adapter
JP5241839B2 (ja) 従来の小売りに適する電子商取引の方法、システム、及び装置
US20130144663A1 (en) Online and Offline Authentication for Instant Physical or Virtual Access and Purchases
US20100153265A1 (en) Single page on-line check-out
US20020179704A1 (en) Enhanced digital wallet
US20100121735A1 (en) Affiliate selling system
US20050171842A1 (en) Method and system for incentivizing the promotion of a payment service
US20030033249A1 (en) System and method for facilitating electronic commerce transactions at an automatic teller machine
JP2015536492A (ja) サウンドベースコードを使用するモバイル画像支払いシステム
JP2011186660A (ja) 電子商取引システム、決済サーバ、およびプログラム
US7124115B1 (en) Micro payment-based advertising
JP2011128898A (ja) 取引システム、取引方法およびカード情報提供サーバ
TWI228670B (en) Electronic data interchange system, sales server, settlement server, terminal, sales method, settlement method, purchasing method and information recording medium storing information for realizing the same
JP2005250899A (ja) プリペイド決済装置、プリペイド決済システム、プリペイド決済方法、及びプログラム
KR102202639B1 (ko) 결제 서비스 제공 장치, 방법, 기록매체 및 결제 페이지 획득 방법을 실행하기 위한 컴퓨터 프로그램
JP2005327050A (ja) 電子商取引システム、決済サーバ、ならびに、プログラム
JP2007122344A (ja) ポイントシステム
TW201504961A (zh) 以商品安全識別碼進行交易之系統及其方法
CN105005922A (zh) 电子商品商店的购物系统及其购物方法
JP7342235B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR102548159B1 (ko) 결제 분리 승인 전문 구성 방법
JP4570450B2 (ja) 金融機関サーバ及びこのサーバによる振込処理方法
JP6488887B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
WO2002005159A1 (fr) Procede et systeme de reglement

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100202