JP2015536492A - サウンドベースコードを使用するモバイル画像支払いシステム - Google Patents

サウンドベースコードを使用するモバイル画像支払いシステム Download PDF

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Abstract

格納された実行可能な支払いプリケーションを有する非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記取引インターフェースが、通信ネットワークを通じてマーチャントインターフェースから独立し、遠隔にあるように、支払いアプリケーションは、通信ネットワークを通じた取引インターフェースによる受信のために支払い要求を生成するために構成され、支払い要求の取引は、製品をコンシューマに提供するマーチャントに関連付けられており、支払いアプリケーションは、コンピュータプロセッサに、サウンドベース取引データを包含するサウンドコードを受信するステップと、取引データは、製品に関連付けられたマーチャントデータを表しており、コンシューマ識別子を受信するステップと、コンシューマ識別子は、コンシューマを識別し、通信ネットワークを通じて、取引インターフェースに製品データおよびコンシューマ識別子とを含む支払い要求を送信するステップと、取引インターフェースから、支払い要求の承認または否認の確認を受信するステップとを行うよう命じる。【選択図】 図5

Description

本開示は、モバイルデバイス支払い処理システムに関する。
何年もの間、遠距離通信(telecommunication)、銀行、および、支払い処理産業は、使用するのに安全で、効果的で、容易であるモバイル取引処理技術(販売モバイル取扱いの点で圧倒的である)を設計しようと試みてきた。これを行うことの不能さにより、モバイル取引市場は、圧倒的に、着信音や音楽などのダウンロード可能なアイテムの購入に追いやられている。
加えて、モバイル支払いシステムの安全性に対するコンシューマの関心は、このような技術の一般に普及した採用を妨げている。伝統的なクレジットカードまたはデビットカードベースの販売時点情報管理(Point of Sale)システムにおいて、コンシューマが購入する場合、コンシューマのセンシティブな支払いアカウント情報が、一般的に、マーチャントのPOS端末と支払いプラットフォーム(クレジットカード会社、銀行、または、他の金融機関の支払いプラットフォームなど)との間で処理される。さらに、コンシューマは、典型的に、マーチャントのPOS端末上で、個人識別番号(”PIN”)、または、パスワードのような他のこのような照合情報を入力することを要求される。このような技術が、広く採用されているが、特に、モバイル支払いシステムの場合に、マーチャントのPOS端末から、このような支払い処理機能の多くを取り除くことによって、強化されたセキュリティを提供する必要が残っている。
特に、あるエンティティに、それらの個人の金融情報が、どのように、資金振替に関わる別のエンティティに(例えば、コンシューマとマーチャントとの間)直接提供されるのかについての何らかの制御を提供することは、これまで捉え難かった。一方で同時に、時間および情報エンティティの量を合理化することは、資金振替の間にお互いで共用しなければならず、エンティティ間の資金振替のさらなるエンティティ制御を伴うことのこの不能さは、オンライン電子直接資金振替の経験を、未来よりもむしろ昨日のものに追いやってしまう。特に、バーコードは、チェックアウトスキャナを通してスキャンされる場合に製品についてのマーチャント端末情報―すなわち、バーコードが付属/適用された製品の値段および簡単な説明―を提供することにより、コンシューマの買い物経験の速度を上げるために使用されている。しかしながら、製品ごとのベースで、製品の値段に対するルックアップサービスとして以外の、コンシューマの買い物経験を除いたバーコードの何らかの使用は、全く利用可能ではない。
同時に、モバイルコマースの分野における発展は、モバイルデバイス上で利用可能な改善された機能性および特徴により、および、最新のモバイルデバイスでますます一般化しているこのような機能性および特徴により、さらに容易化されている。例えば、今日では、セルフォン、スマートフォン、および、タブレットコンピュータが、一般的に統合された、多機能デバイスである。これらのコアで基本的な機能性に加えて、これらデバイスは、様々な他の通信性能(例えば、e−mail、テクスト、wi−fiなど)、カメラ機能性、サウンド信号取得および処理、画像スキャニング、および、グラフィカルな画像操作機能性、および、他の性能を多くの場合に有するようになるだろう、または、有するように構成されることができる。さらに、サウンドベースデータおよび/または画像ベースデータを直接記録および処理するモバイルデバイスの能力は、技術取引支払いシステムの最新の状態により、十分に活用されていない。さらに、符号化された情報を包含するべきサウンド信号および/または画像の能力もまた、技術取引支払いシステムの最新の状態により十分に活用されていない。
上に提示された不利点のうち少なくとも1つを防ぎ、軽減するためのシステムと方法を提供することが、本発明の目的である。
特にモバイル支払いシステムの場合、マーチャントのPOS端末から、このような支払い処理機能の多くを取り除くことによって、強化されたセキュリティを提供する必要が残っている。オーディオ信号取り込みおよび処理機能性、および、特徴は、最新のモバイルデバイスではますます一般化してきているが、しかしながら、サウンドベースデータおよび/または画像ベースデータを直接記録および処理するためのモバイルデバイスの能力は、技術取引支払いシステムの最新状態により十分に活用されていない、および、符号化された情報を包含するためのサウンド信号および/または画像の能力は、技術取引支払いシステムの最新状態により十分に活用されていない。
電話をかけること、または、手作業でウェブサイトを閲覧する必要なく、TVスクリーン、テレビプログラムのサウンド部分、ラジオ放送、または、他のサウンドベースメッセージ(例えば、インストアアナウンス)、カタログ、電子ビルボード、ポスター、または、何らかのタイプのサウンドベースもしくは印刷/画像ベースメディアから直接、購入を容易にするために、モバイルデバイスを使用するためのシステムおよび方法が、ここに開示される。さらに、統合的に、ウェブサイトからの登録、および/または、購入を容易にするために、モバイルデバイスを使用するシステムおよび方法がまた、ここに開示される。ここに開示されている実施形態は、以前には決して予期されなかった―例えば、サウンドベースメディア、印刷ベースメディア、および、eコマース市場―モバイル取引処理に対する市場を開拓もする、大変需要のあるモバイル販売時点情報管理市場によりよい解決を提供する。
TVスクリーン、カタログ、電子ビルボード、ポスター、または、何らかのタイプのサウンドベースもしくは画像/印刷ベースメディアは、画像化されることができるか(例えば、ORMIの場合に取られたその画面(picture))、または、サウンドコードの場合、サウンドが、取り込まれ、記録されることができる(例えば、コンシューマデバイスのマイクロフォンまたは他のサウンド取り込みデバイスによって取り込まれることができるサウンド―例えば、特定のマーチャント、特定のマーチャント製品/サービス、および/または、特定の取引または取引タイプに関連付けられるようなシステムによって認識できるサウンドベース取引データを表す一連の1つ以上のトーン、1つ以上の周波数、またはその組み合わせ―ベースのコード)、それぞれのORMI(例えば、バーコード)、または、それぞれのサウンドコード(例えば、サウンドベース製品データ)を包含することができることが、認められている。サウンドコードに包含されているサウンドベース取引データのさらなる例は、割引き、または、マーチャントの製品/サービスに関する他の購入インセンティブを提供するクーポンについての情報であり得る。サウンドコードは、ラジオを通じてのような、コンシューマに対してサウンド(例えば、コンシューマによって知覚されるような可聴サウンド、または、非可聴サウンドであるオーディオベース信号)によって通信され、それに依って有名であり、モバイルデバイススキャン可能画像(例えば、バーコード)よりむしろ、マーチャントと取引を開始するためにその後使用されることが認められている。
サウンドベース取引データは、概略で、20から20,000Hz(人間聴覚の限界)の可聴周波数範囲で、1つ以上の周波数を使用して、サウンドコードによって表現され得ることがさらに認められており、しかしながら、人間の通常の聴覚範囲外の1つ以上の周波数は、サウンドベース製品データを生成するように使用されることもできる。サウンドベース取引データは、直接、合成されてもよく、または、マイクロフォン、楽器ピックアップ、蓄音機カートリッジ、または、テープヘッドなどのトランスデューサで生じてもよい。ラウドスピーカまたはヘッドフォンは、電子オーディオ信号を、サウンドベース取引データを包含するサウンドコードに変換、またはその逆にするために使用されることができる。電子オーディオ信号のディジタル表現は、様々なフォーマットで存在し得る。
サウンドベース取引データは、1つ以上の信号トーン(例えば、信号トーンは、安定した周期的サウンドである)の組み合わせ、2つ以上のトーン(例えば、2つの後続のデュアルトーン多周波(DTMF)トーンがデータの全バイトまたは8ビットASCII文字を転送するのに十分であることを意味する、Eがに等しく、Fが#に等しいと仮定して、ニブルの16進解釈として受信されたコードを扱うことにより、DTMFシグナリングを使用する、トランスファバイナリコード(ASCIIテクストメッセージを含む)におけるような多周波シグナリング)の混合、その/それらの持続時間、ピッチ、周波数、強度(または、音の大きさ)、および/または、音質または質により特徴付けられた1つ以上の安定した周期的サウンド、複合音(compound tone)が、正弦波ではないが周期的である何らかの音楽的トーンであるように、複合音が、調和に関する周波数でシンプルトーンの総体として表されることができるように、正弦波を有する、1つ以上のシンプルトーンまたは純音(pure tone)、または、意味を有すると解釈することができる何らかの他の生成されたサウンドなどのような、しかしそれに制限されない1つ以上のサウンド符号化技術を使用して、サウンドコードで、表されることができる。サウンドベース取引データを表すものとしてシステムにより解釈されるのは、サウンドコードの意味である。言い換えると、サウンドコードは、特別な取引コンポーネント(例えば、特定のマーチャント、特定のマーチャント製品/サービス、および/または、特定の取引または取引タイプ)に対し、サウンドベース取引データに一意にマッピングされる。サウンドコードを作る1つ以上のトーン、および/または、1つ以上のサウンドの組み合わせは、連続して(すなわち、時間的に重なることなく次々に)、並行して(時間的に完全または部分的に重なって生成される2つ以上のトーン/サウンド)、またはこれらの組み合わせで生成されることができる。
サウンドコードは、画面バーコードよりむしろ、コンシューマの支払いアカウント識別子として使用され得ることも認められている。サウンドコードの場合、これは、購入された製品、または他の形でコンシューマがマーチャントから獲得した製品に関する支払い取引を開始するために、マーチャントによってコンシューマに通信(例えば、人間の耳によって知覚されるような可聴、または非可聴のサウンドとして)されることができる。サウンドコードは、特定の製品/サービスに一意であることができ、サウンドコードに包含されたサウンドベース取引データが、支払いプラットフォームとマーチャントの取引インターフェースとの間で、及び/または、支払いプラットフォームとコンシューマの取引インターフェース(例えば、支払いアプリケーション)との間で通信される場合、サウンドコードは、マーチャント支払いアカウント、および/または、マーチャント製品/サービス、および/または、取引に関連付けられた他のマーチャントデータを一意に識別するために役立つことができる。コンシューマの支払いアカウントは、金融機関、信用発行会社(Credit Issuing Company)、電子ウォレットサービスプロバイダ、送金サービスプロバイダ、または類似物によってホストされた支払いプラットフォームに常駐してもよい。
1つの観点によると、格納された実行可能な支払いアプリケーションを有する非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、取引インターフェースが、通信ネットワークを通じてマーチャントインターフェースから独立し、遠隔にあるように、支払いアプリケーションは、通信ネットワークを通じた取引インターフェースによる受信のために支払い要求を生成するために構成され、支払い要求の取引は、製品をコンシューマに提供するマーチャントに関連付けられており、支払いアプリケーションは、コンピュータプロセッサに、サウンドベース取引データを包含するサウンドコードを受信するステップと、取引データは、製品に関連付けられたマーチャントデータを表しており、コンシューマ識別子を受信するステップと、コンシューマ識別子は、コンシューマを識別し、通信ネットワークを通じて、取引インターフェースに製品データおよびコンシューマ識別子とを含む支払い要求を送信するステップと、取引インターフェースから、支払い要求の承認または否認の確認を受信するステップとを行うよう命じる。
さらなる観点によると、コンシューマとマーチャントとの間の取引に関連付けられた支払い要求の処理を調整するための取引システムであって、取引は、コンシューマに製品を提供するマーチャントに関連付けられ、システムは、メモリに結合されたコンピュータプロセッサを備え、コンピュータプロセッサは、サウンドコードおよび消費者識別子に関連付けられたサウンドベース取引データを含む支払い要求を受信することと、取引データを使用して、ルックアップデータベースにアクセスし、取引要求に関する取引情報を取得することと、取引情報は、製品の製品情報またはマーチャントのマーチャント情報のうち少なくとも1つを含み、前記コンシューマ識別子を使用して、コンシューマ支払いアカウント情報を識別することと、コンシューマ支払いアカウント情報および取引情報を使用して、取引要求を作成することと、前記取引要求を支払いプラットフォームに送信することと、コンシューマの支払いアカウントが、取引の量に足りる十分な資金を有する場合、支払いプラットフォームから取引要求の承認を受信することと、取引要求の承認の確認をコンシューマ識別子に関連付けられたコンシューマのモバイルデバイスと、マーチャントに関連付けられたコンピュータデバイスとに送信することとによって、支払い要求の処理を調整するようにプログラムされている。
特徴、観点、実施形態は、単に例として、添付の図面と共に説明されている。
コンシューマが、支払いシステムを使用して、彼/彼女のモバイルデバイスで購入をしたい場合に関わる代表的なステップを図示する、実施形態に従った、動作中のモバイル支払いシステムの単純化された概略図である。 図1のさらなる実施形態として、取引処理システムの構成要素のブロック図である。 例である取引処理システム構成、および、図2のシステムの例であるOMRI処理システム構成のブロック図である。 図2のシステムについての例である符号化および復号化(unencoded)情報を示す。 図2のシステムの例である動作である。 図2の取引アプリケーションを実施するコンピュータデバイスのブロック図である。 図2の取引サービスを実施するコンピュータデバイスのブロック図である。 図2のマーチャントインターフェースを実施するコンピュータデバイスのブロック図である。 図2のマーチャントインターフェースのブロック図である。 図2の取引アプリケーションのブロック図である。 図2の取引インターフェースのブロック図である。
図1および図9を参照する。サウンドコード3は、サウンドベース取引データを包含しているか、またはそうでなければ、サウンドベース取引データに関連付けられており(例えば、データベース110を介し、取引インターフェース15を介し、および/または、コンシューマデバイス12に備わった支払いアプリケーション113を介して)、コンシューマ18に提供されるため(例えば、コンシューマモバイルデバイス12および関連する支払いアプリケーション113によって取り込まれ、処理されるように)、マーチャントの販売時点情報管理端末17(例えば、マーチャントアプリケーションまたはインターフェース8を介して)によって使用される(ルックアップ、または、インデックス識別子(ID)として)。直接サウンドコード3、および/または、サウンドベース取引データ(サウンドベース取引データが、サウンドコード3から抽出されるように、サウンドコード3が、支払いアプリケーション113によって処理される場合)は、ルックアップテーブル63にマッピングされるように、取引情報を識別するために、取引サービス20によって受信され、使用される。例えば、(サウンドコード3から取得されるように)「次にトーンBが来るトーンA」のサウンドベース取引データとして提供されるルックアップ識別子は、実際のマーチャントのクレジットカード番号(または、他のセンシティブな金融アカウント番号61)、また同様に「次にトーンBが来るトーンA」識別子などにマッピングされる、製品価格付け、出荷命令を含む何らかの他のマーチャントデータ、を、ルックアップテーブル63から調べるために、取引サービス20によって受信され、使用されることができる。コンシューマデバイス12の支払いアプリケーション113は、(例えば、マイクロフォンのようなユーザインターフェース104によって一度取り込まれた)サウンドコード3からサウンドベース取引データを復号(decode)するか、または他の形で抽出するように、および/または、取引サービス20により包含されたサウンドベース取引データの解釈および抽出のために取引サービス20に、取り込んだサウンドコード3を渡すように構成され得ることも認められている。
サウンドコード3の1つの例は、サウンドコード3の各サウンド/トーンが、伝統的なバーコード200に配置されるバーによく似ているシリーズで生成されるものである。トーン/サウンドが無いこと(または、トーン/サウンドのシーケンスまたはシリーズにおける隣接するトーン/サウンドと比較して、トーン/サウンドの低減された振幅)は、サウンドコード3(例えば、0.5秒のトーンBが次に来る2秒の沈黙が次に来る1秒のトーンAとして生成されたサウンドコード3)の一部として使用されることができる。サウンドコード3におけるサウンド/トーンのパターン(例えば、組み合わせ)は、サウンドコード3に包含されるサウンドベース取引データの全て、または、少なくとも一部を抽出するために、解釈(例えば、処理)されることができる。例えば、0.5秒のトーンBが次に来る2秒の沈黙が次に来る1秒のトーンAとして解釈されたサウンドコード3は、実際の取引データ(例えば、製品名、製品説明、製品値段、マーチャントID)を表すために、変換され(例えば、復号され)得る、および/または、ルックアップテーブル63またはデバイス6、12、17に対し利用可能な他のルックアップテーブル/データベースにおける実際の取引データを調べる際に使用するルックアップコードを表すことができる。1つの例は、0.5秒のトーンBが次に来る2秒の沈黙が次に来る1秒のトーンAとして解釈されたサウンドコード3(または少なくともその一部分)が、マーチャントの金融アカウント番号、マーチャント出荷命令などを含むマーチャント情報を識別するために、ルックアップテーブルで使用される「マーチャント123」として変換され得るというものである。更なる例は、0.5秒のトーンBが次に来る2秒の沈黙が次に来る1秒のトーンAとして解釈されたサウンドコード3(または少なくともその一部分)が、レストランタブ=35.46$として変換され得て、このように、取引処理5(例えば、取引の製品が、レストランビル、および、その総額35.46$である)で使用される実際の取引データの少なくとも一部分を包含するというものである。
サウンドベース取引データ内に(実際の、または、ルックアップテーブルにおける(例えば、データベース110における)情報を調べるために使用される参照コードとしての)包含される何らかの金融アカウント番号情報に関して、この金融アカウント番号情報は、ルックアップ識別子としてサウンドコード3の1つ以上の部分を使用して、ルックアップテーブル63から検索された金融アカウント番号61によって識別されたコンシューマの金融支払いアカウント72から、資金の振替を遂げるために、支払い処理システム14の金融機関に提供され、および、支払い処理システム14の金融機関によって使用される。サウンドベース取引データは、コンシューマデバイス12にマーチャントインターフェース8によって提供された生成されたサウンドコード3(例えば、コンシューマデバイス12のユーザインターフェース104の何らかのサウンド取得デバイスの受信範囲内で生成される音として)に含まれることが認められる。サウンドベース取引データは、取引インターフェース15によって格納され、アクセス可能な実際の支払いアカウント情報61を識別する際に使用されるサウンドベース取引データとして、取引サービス20にも知られているサウンドコード3(例えば、テーブル63において使用されるルックアップ識別子である数字および/またはアルファベット文字を表すために使用される、例えば、サウンド/トーン/周波数/などのシーケンス/組み合わせ)に組み込まれることができる。従って、取引サービス20に、数字および/またはアルファベット文字と同じように直接または間接的に一連のサウンド/トーンとしてサウンドベース取引データを提供した後、購入取引5処理の残りは、正確に同じである。サウンドコード3を使用する1つの利点は、バーコード200(例えば、バーコードベース取引データのソース)を生成すること、またはそうでなければ、スキャンし/処理することが、マーチャントアプリケーション8および/または支払いアプリケーション113によって実施が可能でない状況で、作動することである。
サウンドコード3はまた、コンシューマ18がマーチャント16から取得したい製品を識別するために、マーチャントの販売時点情報管理端末17によって受信された(例えば、マーチャントアプリケーションまたはインターフェース8を介して)製品識別子(ID)として、生成されたORMI200の代替として使用されることができる。製品を表すサウンドコード3(および/または、サウンドコード3から抽出されたサウンドに基づいた取引データ)は、取引処理5におけるORMI200に対する代替/代用として、その後、取引サービス20に提供され、および、取引サービス20によって使用されることができる。サウンドコード3は、コンシューマデバイス12によって(例えば、支払いアプリケーション113を介して)マーチャントインターフェース8に、取引インターフェース15によって、サウンドコード3の範囲内のいずれかのコンシューマデバイス12への後続の送信のためにマーチャントインターフェース17へ提供されることができ、および/または、送信の受信範囲内(例えば、コンシューマデバイス12の何らかのサウンド取得機器の認識範囲内)のコンシューマデバイス12への、後続の送信のために、マーチャントインターフェース8によって、直接生成されることができる。
サウンドコード3は、サウンドコード3からサウンドベース取引データとして抽出(例えば、復号された)されることができる字(例えば、数字および/またはアルファベット文字)を表す1つ以上のサウンドまたはトーンのサウンドベース組み合わせとして定義されることができ、および、このサウンドベース取引データはまた、コンシューマ18により所望された製品を識別するのに使用される製品/マーチャントデータとして、取引サービス20、および/または、マーチャントインターフェース8に対して知られている。従って、サウンドコード3をマーチャントアプリケーション8および/またはコンシューマデバイス12に提供した後で、表している製品、マーチャントおよび/またはコンシューマ情報が、サウンドベース取引データとして抽出され、残りの購入取引5処理は、バーコードベース取引データを抽出し、使用するためにバーコード200を使用することの残りの処理と同様である。サウンドコード3を使用する1つの利点は、バーコード200を生成すること、またはそうでなければ、スキャンし/処理することが、マーチャントアプリケーション8および/または支払いアプリケーション113によって実施が可能でない状況で、作動することである。
従って、以下にさらに議論されるように、簡潔さのために、サウンドベース取引データ(すなわち、サウンドコード3から取得されたデータ)、および、バーコードベース取引データ(すなわち、OMRI200から取得されたデータ)は、包括的に以下では取引データと呼ぶ。
サウンドコード3またはORMI200を介してアクセスされる支払いアカウント情報61に関して、この情報は、アカウント名義名、金融機関の名前、アカウントログイン情報、アカウント番号、アカウントバランス、アカウントにアクセスするためのパスワードおよびPIN番号を含むがしかしこれに制限されない、支払いアカウント72に属するセンシティブ情報として定義されることができる取引データである。支払いアカウント情報61は、支払いアカウント情報61から、コンシューマ18の識別されたアカウント72からの実際の資金の振替にアクセスし、実際の資金の振替を果たすために、支払い処理システム14によって使用されることが認められている。さらに以下に説明されるように、支払いアカウント情報61は、マーチャント16の販売時点情報管理端末17から留められており、代わりに、取引サービスプラットフォーム20とコンシューマ18との間で直接通信され、取引サービスプラットフォーム20と支払い処理システム14との間で直接通信されることも認められている。
図1を参照すると、モバイルコマースのためのモバイル画像支払いシステム10は、コンシューマ18が、オンライン、電子メディア、印刷メディア、POS取引5、および、類似物で支払いをするために、モバイルデバイス12を使用することを可能にする。コンシューマ18は、取引5を開始するために、マーチャント16によって表示される、符号化された、モバイルデバイススキャン可能画像200(例えば、光学機械読取可能な画像OMRI)をスキャンするか、または、サウンドコードデータ3(例えば、インストアサウンドシステムを通してマーチャント16によって直接、または、例えば、サウンドコード3が、テレビプログラム、音楽、または、他の放送メディアに埋め込まれている場合、マーチャント16の代わりに生成されるような)が提供されてもよい。取引インターフェース15を介した取引サービス20は、コンシューマのモバイルデバイス12に常駐するモバイル支払いクライアントアプリケーション113、(取引サービス20の)取引サーバ6に常駐するモバイル支払いインターフェース15、および、任意で、マーチャントデバイスまたはPOS端末17に常駐するモバイル支払いアプリケーションまたはインターフェース8の間の情報を処理することによって、取引5を完了することができる。
本システム10は、モバイル取引5を処理し、完了するために、支払いプラットフォーム14と通信するためのコンシューマモバイルデバイス12、および、マーチャント取引サーバ17と通信するための支払いプラットフォーム14を提供するように構成されることができる。マーチャントOMRI200、または、サウンドコードデータ3は、以下にさらに説明されるコンシューマ環境4においてコンシューマ18が出会うような、マーチャントにとっての新しい販売およびマーケティング機会を開拓する、何らかの製品または広告メディア(例えば、テレビスクリーン、ウェブサイト、印刷メディア、自動販売機、販売時点情報管理端末、ラジオまたはオーディオコンポーネントでの他のメディアストリームなどのような放送メディア、)上で、表示または再生されることができる。
開示されたシステムおよび方法の1つの好ましい観点は、取引を実行するために画像をスキャンするのが通常マーチャントである先行技術のモバイルコマース取引アプローチに対し、取引5を開始するために、コンシューマ18が、コンシューマデバイス12の画像記録機器を使用してOMRI200をスキャンしてもよい(または、コンシューマデバイス12のユーザインターフェースのサウンド記録機器を使用してサウンドコード3を識別および記録する範囲内であってもよい)ことである。先行技術アプローチは、画像をスキャンすることができる比較的高性能のデバイスを有しているマーチャントを必要としており、最新の取引システムに存在する同等のサウンドコード3のアプローチはない。ビルボード、違反切符、TVコマーシャルなどのような「受動的な」メディアは、スキャン、または、サウンドを記録することができないので、この先行技術アプローチは、最も「受動的な」メディアまたはデバイスを、モバイル取引処理の望ましい部分として使用されることから効果的に除去している。
本システムは、OMRI200またはサウンドコードデータ3を提示することができるほぼいずれのオブジェクトが、モバイル取引5を開始するのに使用されることを可能にする。取引サービス20は、取引5が生じるところ(すなわち、インターネット上、POSにて、テレビスクリーン上、印刷メディア上、オーディオを有する放送メディアにおいて、など)にかかわらず、一貫した取引5処理をコンシューマ18に提供することができる。取引サービス20に登録した後、コンシューマ18は、取引5を処理するために以下を行うことができる。(1)自身のモバイルデバイス12上のアプリケーション113を起動、(2)マーチャントによって表示されたOMRI200、またはそうでなければ、(例えば、コンシューマ環境4において)通信されたサウンドコードデータ3を取り込み、(3)取引5の事項を選択(例えば、購入について、コンシューマ18は、クレジット、デビット、電子ウォレットなど、のような好ましい支払いアカウント70、72を選択してもよく、ATM機械取引5について、コンシューマ18は、払い戻し、預金、アカウントバランスなどのような取引タイプを選択してもよく、および、レストラン取引5について、コンシューマ18は、チップの総額を選択することができる)、(4)取引5を確認、および(5)任意で、注文履行情報が、取引サービス20によって、マーチャント16に自動で提供されることができることを確認。最終段階の履行処理は、取引サービス20(例えば、配達/ピックアップ命令、支払い処理、など)によって取り扱われることができる。
マーチャント16は、登録モジュール60にマーチャントデータ208(取引データの一部)を提供することにより取引サービス20に登録し、ストレージ110に格納されたマーチャントプロファイル117を作成することができる。例えば、マーチャントプロファイル117は、配達するか否か、配達費用、チップが必要か否かなどのような、しかしそれに限定されないプロファイルの詳細を含むように構成されるのと(例えば、マーチャントが、自分自身のプロファイル詳細117を更新することができる)同様に、提供する製品の詳細(すなわち、マーチャントパラメータ−取引データ)を包含することができる。マーチャントプロファイル117パラメータは、取引サービス20によって使用される、またはそうでなければ、取引サービス20から要求されるOMRI200、または、サウンドコード3に関連付けられた取引5を定義するために使用されることが認められている。取引データとして適切なマーチャントプロファイル117のマーチャントパラメータは、マーチャント16の金融アカウント情報(例えば、銀行アカウント番号、PIN番号、など)を含むことができることも認められる。
コンシューマは、彼/彼女のコンピュータデバイス12上の取引アプリケーション113をインストールすることができ、任意で、登録モジュール60にコンシューマデータ211を提供することにより、取引サービス20に登録し、ストレージ110に格納されたコンシューマプロファイル117を作成することができる。例えば、コンシューマプロファイル117は、どの取引5がコンシューマ18によって許可された(または許可されない‐すなわち、禁止された)か、1つ以上の取引タイプにつき最大取引総額などの、しかしそれに制限されないプロファイル詳細を含むように構成されるのと(例えば、コンシューマが自分自身のプロファイル詳細117を更新することができる)同様に、コンシューマ18の詳細(すなわち、コンシューマ取引データを含むコンシューマパラメータ)(例えばコンシューマアドレス、金融アカウント情報、など)を包含することができる。コンシューマプロファイル117パラメータ(例えば、取引データ)は、取引サービス20、コンシューマ環境4、および/または、直接マーチャント16によって使用され、またはそうでなければ、取引サービス20、コンシューマ環境4、および/または、直接マーチャント16から要求されたOMRI200またはサウンドコードデータ3に関連付けられた取引5に影響するために使用されることができる。サウンドコードデータ3、ORMI200、または、その組み合わせは、さらに以下に説明されるように、取引5を開始するために使用されることができることが認められている。
eコマースにおける取引サービス20アプリケーション
eコマースにおける2つの最も不変な問題点―買い物客の信頼および放棄された販売(abandoned sales)―を同時に扱いながら、以前は決して予期されなかったように、モバイルコマースをeコマースとを密接に結合するシステム(モバイル画像処理システム、または、取引サービス20と呼ばれることもある)が、ここに開示されている。
モバイルコマースとeコマースとを密接に結合することへの従来の産業アプローチにより、モバイルデバイスがウェブ対応してきた。これはつまり、技術産業における一般的な傾向は、コンシューマが、彼/彼女のモバイルデバイスを介してウェブサイトから閲覧および買い物をすることを可能にする技術を発展させてきたということである。標準のeコマース購入は、コンシューマが、インターネットへアクセスをし、ウェブサイトを閲覧し、オンライン買い物をし、マーチャントが取引を完了するのに必要な何らかのフォームに書き込みをし、および最終的に、オンラインでの購入の支払いをするためにパーソナルコンピュータを使用することを可能にする。ここに開示された実施形態は、モバイルデバイスに、標準のeコマース購入を補足する。これは、支払いを容易にし、オンライン取引5の書き込みコンポーネントを形成するために、取引サービス20を使用するためのコンシューマ18を提供することにより成される。
加えて、前に述べたように、いくらかのコンシューマは、個人の支払いアカウント(例えば、アカウント70、72)情報をオンラインでさらすことに関連する現実および知覚されているセキュリティの関心のために、オンラインで買い物をすることをしたがらず、または、好まない。ここに開示された実施形態は、コンシューマ18に、取引ごとに、彼/彼女の支払いアカウント70、72情報をオンラインでさらすことなく、彼/彼女のモバイルデバイス12を介して、取引5と相互に作用することにより、オンライン購入について支払うための能力を、コンシューマ18に提供することができる。加えて、取引サービス20は、取引5に関連付けられたオンライン購入処理の一部として、書き込みされる必要のある(マーチャント16の)何らかのオンラインフォームを自動的に置くことによって、チェックアウト手順を促進することができる。
モバイル画像支払いシステム10の実施形態
図2を参照すると、コンシューマ18が、OMRI200またはサウンドコードデータ3と出会って、取引アプリケーション113を介して、コンピュータデバイス12(例えば、デスクトップコンピュータ、モバイルデバイス、など)を使用して、OMRI200またはサウンドコードデータ3と相互に作用するコンシューマ環境4を含むモバイル画像支払いシステムまたは環境10が示されている。環境10は、取引サービス20からの製品データ206、マーチャントデータ208、および/または、特定の取引データ203(さらに以下に説明される)のような包括的な取引データを含むために、OMRI200またはサウンドコードデータ3の生成(図4参照)を要求する、コンピュータデバイス17(例えば、1つ以上のサーバ、1つ以上のデスクトップコンピュータ、1つ以上の販売時点情報管理(POS)端末、および/または、1つ以上のモバイルデバイスを含むマーチャントコンピュータシステム)を操作するマーチャント16を有する。マーチャント16は、コンシューマ18による後続のアクセスのために、OMRI200またはサウンドコードデータ3を、コンシューマ環境4で利用可能にすることができ、および/または、通信ネットワーク11を介して(例えば、コンシューマ18に向けられたネットワーク通信/メッセージで、および/または、一般的なグループの人々―すなわち、同時に複数のコンシューマ18、による受信のために、向けられた放送メディアで)、コンシューマ18のコンピュータデバイス12に直接、OMRI200、または、サウンドコードデータ3を送信することができる。マーチャント16はまた、取引サービス20に、通信ネットワーク11を介して、コンシューマ18のコンピュータデバイス12に直接、OMRI200またはサウンドコードデータ3を送信するように命令することができる。
通信ネットワーク11は、例えば、インターネット、エクストラネット、および/または、イントラネットなどの、しかしそれに制限されない1つ以上のネットワークであることができる。さらに、通信ネットワーク11は、有線、または、ワイヤレスネットワークであることができる。(様々なデバイス6、12、17と取引システム14との間の)ネットワーク11メッセージは、デバイス6、12、17の何らかのペアとシステム14との間で要求される電子通信のタイプを参照して、Bluetooth(登録商標)、赤外線(IR)、無線周波数(RF)、近距離通信(NFC)のようなしかしそれに制限されない短距離無線通信プロトコルを介して、および/または、長距離通信プロトコル(例えば、HTTP、HTTPSなど)によって、通信されることができることも認められている。例えば、デバイス6、12、または、6、17が、長距離HTTPまたはHTTPSベース通信を使用して、お互いに通信することができる一方、デバイス12、17は、短距離Bluetooth通信を使用して、お互いに通信することができる。通信ネットワークは、生成されたサウンドコードデータ3の距離内で、コンシューマデバイス12による受信のために、サウンドコード3を生成する際に使用するためのサウンド生成機器を含むことも認められている。
さらに、取引サービス20は、金融アカウント70、72(例えば、マーチャントアカウント72とコンシューマアカウント70)の間で取引5における何らかの要求された資金振替の清算(例えば、コンシューマ18の金融アカウントから取引5で指定された資金の借方記入、および、マーチャント16の金融アカウントへの資金の貸方記入)を行う取引処理システム14と、通信ネットワーク11を介して、通信することもできる。取引処理システム14によって行われた借方および貸方資金働きの実際の総額は、適用されたサービス費用のために、OMRI200、または、サウンドコードデータ3で具体化されるように、取引5で指定された支払い総額と正確に一致しないかもしれない。例えば、金融アカウント72から金融アカウント70への5$の支払い要求は、5.02$の実際の借方記入された総額(コンシューマ18に対する含まれている0.02$のサービス費用を表している)、および/または、4.98$の実際の貸方記入された総額(マーチャント16に対する含まれている0.02$のサービス費用を表している)という結果になり得る。従って、取引5の電子資金振替の処理は、環境4から、OMRI200またはサウンドコードデータ3のコンシューマ18によるアクセスを通じて開始した、および/または、OMRI200またはサウンドコードデータ3の生成およびコンシューマ18のコンピュータデバイス12への(マーチャント16または取引サービス20どちらかによる)OMRI200またはサウンドコードデータ3の送信によって開始された取引5の資金振替を完了するために、マーチャント16および/またはコンシューマ18に請求される取引サービス費用(任意)を伴うことができることが、予期される。
取引5の清算は、支払い総額(すなわち、取引5の任意の金融コンポーネント)が、1つのアカウント70から、他のアカウント72へ(取引処理システム14を介して)転送される、すなわち、それぞれのアカウント70、72に対して、支払い総額の貸方および借方取引が、(例えば、リアルタイムで)行われるか、行われることが約束されているかどちらかである(例えば、その日のうちにまたは翌営業日に行われるようにバッチトランザクションに含まれる)ように、定義されることができる。
取引5の処理を容易にするネットワーク11通信メッセージは、取引アプリケーション113およびマーチャントインターフェース8自身との間で直接(すなわち、直接というのは取引インターフェース15と相互作用無しにということを意味する)というよりむしろ、好ましくは、直接、取引アプリケーション113およびマーチャントインターフェース8の各々と、取引インターフェース15との間にあることが認められている。従って、1つの実施形態では、取引アプリケーション113およびマーチャントインターフェース8は、お互いからの情報を必要とする(例えば、要求)場合には、これらの要求(および応答)ネットワーク11メッセージは、取引アプリケーション113とマーチャントインターフェース8との間の中間のネットワークインターフェースの役割をする取引インターフェース15を通る。しかしながら、取引アプリケーション113とマーチャントインターフェース8との間での直接のネットワーク11メッセージングはまた、例えば、望みの取引5の生成および/または処理に関連した情報を集めるために、構成されることができることが認められている。取引アプリケーション113とマーチャントインターフェース8との間の直接通信の1つの例は、コンシューマデバイス12のサウンド記録機器による取り込みのためのサウンドコード3の通信についてである。サウンドコード3が、放送メディア(例えば、ラジオプログラム/コマーシャル、テレビプログラム/コマーシャル、オンラインメディアストリーム、など)に埋め込まれている例では、マーチャントインターフェース8は、サウンドコード3が、マーチャント16の代わりにコンシューマ18に通信されるメディアとして、放送機器を含む(例えば、ラジオ伝送機器、テレビ放送機器など)だろう。
OMRIまたはサウンドコードデータ3処理(例えば、生成および/または復号)システム90(さらに以下に説明される)が、マーチャント16のために(または直接コンシューマ18のために)OMRI200またはサウンドコードデータ3を生成またはそうでなければ復号し、取引処理システム80が、コンシューマ18からOMRIまたはサウンドコード3(および/または、コンピュータデバイス12に備わった取引アプリケーション113から、OMRI200またはサウンドコードデータ3から取得された情報)を受信すると、その間で取引5を処理するために、マーチャント16とコンシューマ18と相互作用するように、取引サービス20は、システム80、および、OMRIまたはサウンドコードデータ3処理(例えば、生成および/または復号)システム90を含む取引インターフェース15を有している。
従って、取引サービス20は、コンピュータデバイス6(例えば、ウェブサーバ)上で実施され、ホステッド取引インターフェース15を介して、コンピュータデバイス17、12と通信ネットワークを通じて通信する。取引サービス20の取引インターフェース15は、取引インターフェース15が、取引アプリケーション113およびマーチャントインターフェース8と通信するように、コンピュータデバイス17、12上で動作するそれぞれのウェブブラウザを使用して、コンピュータデバイス17、12により、通信ネットワーク11を通じてアクセス可能なウェブサイトであることができる。それに応じて、取引インターフェース15、コンピュータデバイス12、および、コンピュータデバイス17は、OMRI200またはサウンドコードデータ3(図4参照)が、取引インターフェース15と連動して、取引5の開始および/または処理の一部として生成され、含まれるように、例えば、コンシューマ18に対し、マーチャント16よって提供され、売られた製品に基づいて、取引5を開始し、完了するために、共に(例えば、ネットワーク11メッセージを介して)相互作用することができる。
コンシューマ環境4
図2と3とを参照すると、コンシューマ環境4は、コンシューマ18がOMRI 200またはサウンドコードデータ3と接触することができる環境と定義される。OMRI 200またはサウンドコードデータ3は、OMRI 200の画像を包含する電子ネットワークメッセージ54(たとえば、マーチャント16から直接にまたは環境4を介して間接に送信される)を介してコンピュータデバイス12によって入手され得、かつ/またはイメージャ118の範囲内でOMRI 200の画像を取り込むためにコンピュータデバイス12を介して操作されるイメージャ118(たとえば、カメラ。図6を参照されたい)を使用して入手され得ることが認められる。サウンドコードデータ3に関して、サウンドコードデータ3の範囲内のサウンド記録機器130が、サウンドコードデータ3を取り込むのに使用され得る。サウンドコードデータ3は、ネットワークメッセージ54から生成されるサウンドコード3がサウンド記録機器130によって取り込まれるように、電子ネットワークメッセージ54内で送信され、コンシューマ12によってユーザインターフェース104上で再生もされ得る。代替案では、ネットワークメッセージ54内で受信された任意のサウンドコードデータ3が、実際にサウンドコードデータ3を再生することなく、それから取引データを入手するために取引アプリケーション113によって処理され得る。OMRI 200の画像またはサウンドコードデータ3を包含する電子メッセージ54に関して、これらは、電子メールメッセージ、ウェブサイト(たとえば、マーチャントウェブサイト、提携されたマーチャントウェブサイト、製品広告ウェブサイトなど)との相互作用を介して入手されるブラウザベースのメッセージ、および/または他のネットワーク11通信メッセージなどのメッセージとされ得るが、これらに限定はされない。OMRI 200のメディア表示された画像または再生されたサウンドコードデータ3に関して、使用されるメディアは、雑誌、新聞、衣類、ビルボード、バーコードラベル、その他などであるがこれらに限定されない印刷メディア、ならびに放送メディアなどであるがこれに限定されないオーディオ対応メディアとされ得る。言い替えると、OMRI 200のソースとして使用される印刷メディアは、OMRI 200がその上に印刷され、形成され、または他の形で型押し加工される任意の物理基板(たとえば、紙、布、プラスティックなど)とされ得る。OMRI 200の画像を表示するのに使用される電子メディアに関して、電子メディアは、電子ビルボード、販売時点情報管理端末などのマーチャントコンピュータシステムのコンピュータディスプレイ、デスクトップコンピュータなどのコンシューマ18のディスプレイ、テレビスクリーン、およびコンピュータデバイス12のイメージャ118に隣接し、その範囲内にある任意の他のコンピュータディスプレイなどとされ得るが、これらに限定はされない。サウンドコードデータ3が、オーディオ(たとえば、無線または他のオーディオベースの広告/プログラミング)を介してコンシューマ18に通信され得ることが認められている。
コンシューマ環境4の一例は、コンピュータデバイス12が、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104(図6を参照されたい)上に表示されるOMRI 200の画像を包含するネットワークメッセージ54を受信する場合である。この例では、ネットワークメッセージ54は、マーチャントコンピュータデバイス17によって操作されるマーチャント注文インターフェース8(マーチャントウェブサイトの)から送信された注文スクリーンとされ得る。コンシューマ18は、コンピュータデバイス12のカーソルまたはタッチスクリーン機能性を使用してユーザインターフェース104上でOMRI 200画像を選択し、その後、OMRI 200から入手されたまたは他の形で導出された取引データを使用して、取引サービス20の処理システム80を介して、および/またはマーチャントデバイス17のマーチャントインターフェース8を介して、後続の取引5処理を調整するのに取引アプリケーション113を使用することができる。
さらなる例は、コンシューマ18が、たとえば小売り製品の購入中に、マーチャント16のPOS端末(たとえば、コンピュータデバイス17)のところにいる場合である。コンシューマ18は、OMRI 200の画像を取り込むのにコンピュータデバイス12のイメージャ118を、またはサウンドコードデータ3を取り込むのにサウンド機器130を使用するはずである。その後、コンシューマ18は、OMRI 200および/またはサウンドコードデータ3から入手されたまたは他の形で導出された取引データを使用して、取引サービス20の処理システム80を介しておよび/またはマーチャントデバイス17のマーチャントインターフェース8を介して後続の取引5処理を調整するのに取引アプリケーション113を使用することができる。
したがって、下で議論されるように、コンピュータデバイス12は、OMRI 200またはサウンドコードデータ3を受信するために、必ずしも取引インターフェース15またはマーチャントインターフェース8と電子的に通信する必要があるとは限らない、そうではなく、OMRI 200またはサウンドコードデータ3は、マーチャントの物理的な小売り位置のマーチャント画像/サウンド機器を介してコンシューマ18に提示され得る。この形で、コンシューマ18は、コンピュータデバイス12と取引サービス20とによる後続処理のために、コンピュータデバイス12(たとえば、カメラ対応モバイルデバイス)のイメージャ118を使用することによってOMRI 200の画像を記録し、またはコンピュータデバイス12(たとえば、マイクロフォン対応モバイルデバイス)のサウンド機器130を使用してサウンドコードデータ3を記録することができる。代替案では、コンシューマ18は、サウンドコードデータ3を書き留め、彼らのコンピュータデバイス12のユーザインターフェースを介してこれを入力することができる。
製品の定義
経済学において、経済生産は、商品とサービスとに分類される。経済活動が、価値のあるまたは有用なものを生じる時に、これは、マーチャント16がコンシューマ18による使用のために使用可能にする、経済における製品(たとえば、商品またはサービス)の全体の生産高として知られるものとされ得る。商品としての製品は、単純な安全ピン、食品、衣類、コンピュータコンポーネントから、複雑な機械類と電子メディアまたは物理メディア(音楽の物理版または電子版、印刷メディアなど)とまでの範囲にわたる可能性がある。サービスとしての製品は、別の人のための任意の義務または作業の実行(たとえば、助けになる活動または専門的活動)であり、特定の情報へのアクセスの提供、ウェブサービス、輸送、銀行業、法律上の助言、会計上の助言、経営コンサルタントの助言、および医療サービスなどであるがこれらに限定されない無形の特殊化された経済活動を定義するのに使用され得る。製品を提供するマーチャント16は、コンシューマ18によって望ましい製品を販売し、管理し、維持し、課金し、もしくは他の形で使用可能にする、卸売業/小売業に関る経営者もしくは個人、組織、経営陣、および/または会社とされ得る。したがって、製品が、購入のためにおよび/または無料でコンシューマ18に入手可能にされ得ることが認められている。「無料」製品の一例は、ウェブサービスへのトライアル加入である。
したがって、マーチャント16は、ある企業または会社を営むことにおける1人の人または人の団体、法人、商店などとされ得る。さらに、製品が、特定の製品に関係しない会社活動、たとえば、コンシューマサービス、コミュニティ活動、寄付、および/または後援に関する可能性があることが認められている。マーチャント16のこれらの全般的活動は、マーチャント16製品の定義の一部とも考えられる。
さらに議論されるように、マーチャント製品は、コンシューマ18によってアクセス可能にされるOMRI 200またはサウンドコードデータ3(たとえば、オンラインインターフェースおよび/または取り込まれた画像/サウンドを介してアクセスされる)を使用して提供される(たとえば、販売のために)。たとえば、マーチャントインターフェース8(または、たとえばラジオ、テレビ、コンピュータスクリーンなど、コンシューマによって操作される放送(ブロードキャスト)インターフェース8など、マーチャント16の代わりに働く他のインターフェース8)は、コンシューマ18に、購入のために(または、購入を伴わずに、単に取引5の一部として支払いを必要としない登録または加入として)複数の所望の製品を選択し、かつ/または指定する能力を提供し、また、製品の要約情報(たとえば、製品リスティング、購入総価格、マーチャントプロファイル情報など)を表す符号化された製品情報とマーチャント情報と(符号化された取引データを包含する時のOMRI 200またはサウンドコード3の場合に記号体系情報204)を包含する、OMRI 200またはサウンドコードデータ3、たとえば複数の製品の製品データとマーチャントデータとを表す1つのOMRIをもコンシューマ18に提供する(図4を参照されたい)。どの場合でも、OMRI 200またはサウンドコードデータ3は、1つ以上の製品に関係し、オプションで、取引5の財務要素を清算する(オプションで、財務細目を含む)ために取引処理システム14によって必要とされる支払い取引データを含む、全般的な取引データ(たとえば、製品データ206、マーチャントデータ208、および/または他の特定の取引データ210)を包含するために、コンピュータデバイス12の取引アプリケーション113によって受信されることが、認められている。
支払い移転(payment transfer)取引5のOMRI 200(すなわち、データの光学機械可読表現)は、コーディング方式209に基づく符号化された形で記号体系情報204を包含する。OMRI 200の一例は、コーディング方式209が、バーコードの記号体系情報204の符号化と復号とに使用されるバーコードコーディング方式になるバーコードである。OMRI 200のもう1つの例は、コーディング方式209が、データグリフ(dataglyph)の記号体系情報204の符号化と復号とに使用されるデータグリフコーディング方式になるデータグリフである。サウンドコード3が、符号化された情報204を包含することもできることも認められている。
マーチャント16製品が、レストラン料理(および/またはサービス)を含むことができ、OMRI 200またはサウンドコードデータ3が、料理請求書を表し、製品が、個々の食品アイテムおよび/または飲料アイテムであることが、認められている。また、マーチャント16製品が、たとえばマーチャント小売り施設でコンシューマ18によって個人的に支払われる食料雑貨または他の小売りアイテムとされ得ることが、認められている。また、サービスが実行された時の持続時間を含む小売りサービスコンテキストまたは専門サービスコンテキストでの製品がことが認められている。
OMRI 200およびサウンドコードデータ3
図4をもう一度参照すると、本明細書で使用される時に、用語OMRI 200(たとえば、バーコード、データグリフなど)は、シンボルの順序付きパターンとして提示される、符号化された情報またはデータの光学的機械可読表現(たとえば、画像の場合に記号体系コード情報204)を指す。用語サウンドコード3は、たとえばサウンド、トーン、または他のオーディオベースの信号の順序付きパターンとして提示される取引関連の情報またはデータのオーディオ機械記録可能表現(たとえば、サウンド/トーン/その他の場合にオーディオコード情報204)を指す。
たとえば、バーコードに関して、バーコードは、平行線の幅および間隔において情報を符号化することができ、線形または1D(1次元)記号体系と呼ばれ得る。バーコードは、2D(2次元)行列コードまたは記号体系と呼ばれる画像内の正方形、ドット、六角形、および他の幾何形状もしくはシンボルのパターンにおいて情報を符号化することもできる。通常、2Dシステムは、バー以外のシンボルを使用するが、これらは、一般に、バーコードとも呼ばれる。したがって、バーコードスキャナまたはデコーダと共に使用される本明細書で議論されるバーコード画像は、1Dバーコードまたは2Dバーコードのいずれをも指すことができる。従来のモノクロバーコードを用いると、特徴は、通常、白背景の上に黒で印刷され、これによって、取引5の取引情報の機械可読表現を形成するのに使用されるパターンを形成する。カラーバーコードを用いると、パターンは、バーコード復号プロセス中にお互いから区別可能な任意の個数の色(通常、黒と白とをも含む)を含むことができる。
サウンドコード3に関して、たとえば、サウンドコード3は、実際の取引データを表すものとして使用され得る事前定義のサウンド、トーン(たとえば、オーディオ信号)の幅(たとえば、持続時間)と間隔(たとえば、タイミング)とにおいて情報を符号化することができ、複数のオーディオ信号がお互いの上にオーバーレイされる(たとえば、複数のオーディオ信号またはオーディオデータストリームが「共有される」メディア上の1つのサウンドコード3にそれによって組み合わされる方法として多重化される)場合に1次元または多次元の記号体系と呼ばれ得る。多重化の例は、複数の別個の周波数範囲で同時にオーディオ信号(たとえば、個々のサウンド/トーン)を送信することによってサウンドコード3への複数のオーディオ信号の組合せを達成する周波数分割多重化(FDM)とされ得る。もう1つの例は、次々に、オーディオ信号がそれぞれのサウンドコード3に属するものとして適当な受信器に関連付けられ得る形で、オーディオ信号のグループをシーケンス化することを含む時分割多重化(TDM)である。サウンドコード3は、サウンドと、異なる持続時間に従うトーンと、サウンドコード3内の個々のオーディオ信号のそれぞれの開始時刻、終了時刻、および周波数とのパターンにおいて取引データ情報を符号化することもできる。
OMRI 200またはサウンドコード3は、たとえば、製品と、マーチャント16によってコンシューマ18に入手可能にされる製品に関する支払いまたは他の取引条件/詳細とを定義するのを助けるのに使用される、マーチャントと製品内容とを表すコーディングされた情報204を含めるために生成され得る。下でさらに議論されるように、OMRI 200またはサウンドコード3は、電子的に表示/再生され得(たとえば、コンピュータディスプレイ上に)、ネットワークメッセージ54内のグラフィック/オーディオコンテンツ(たとえば、GIFまたはJPEGなどであるがこれに限定されない画像ファイル)として提供され得)、かつ/または、印刷された形/オーディオの形で提供され得る(たとえば、紙またはプラスティックなどの物理メディア上で提示され、たとえば、雑誌の写真に関連付けられまたはラベル上で提示される)。議論されるように、OMRI 200またはサウンドコードデータ3と製品の注文を行うコンシューマ18との間の相互作用は、OMRI 200を表示するかサウンドコードデータ3を再生するコンシューマデバイス12のユーザインターフェース104上での選択(たとえば、マウスまたは他のポインタを介する)、OMRI 200を包含する画像ファイルもしくはサウンドコードデータ3を包含するオーディオの受信、ならびに/またはOMRI 200またはサウンドコードデータ3が物理メディアおよび/もしくは電子メディア機器(すなわちコンシューマデバイス12に隣接する電子ディスプレイまたはイメージャ118もしくはマイクロフォン130の範囲内のスピーカ)上で提供されるように、それぞれコンピュータデバイス12(たとえば、モバイルデバイス)のイメージャ118、マイクロフォン130(図6を参照されたい)を使用してOMRI 200の画像またはサウンドコードデータ3のオーディオを記録し/取り込むことなどであるがこれに限定されないコンシューマ18のアクションを含むことができる。説明される画像/オーディオ取込プロセスの例の環境は、OMRI 200またはサウンドコードデータ3が、コンシューマ18のデスクトップコンピュータ(または他のオーディオ対応機器)上またはマーチャント16のコンピュータ端末(取引インターフェース8の一部)上で表示され/再生される場合である。コンシューマ18が、彼らのコンピュータデバイス12のユーザインターフェースを介してテクスト入力としてサウンドコードデータ3を入力することができることも、認められている。
OMRI 200またはサウンドコード3のコード情報204に関して、コード情報204は、シンボル/オーディオ信号またはパターンの集合として(たとえば、シンボル/オーディオ信号の編成された集合が、凡例またはキーを形成する)実際の復号化マーチャントおよび製品情報201自体からは別個の符号化された取引情報を表す複数のシンボル(すなわち、グラフィカル要素)またはオーディオ信号(たとえば、サウンド、トーンなど)を含むことができる。たとえば、特定の幅の黒い線のグラフィカル要素(コーディングされた情報204の)は、数6としてのテクスト要素(テクスト情報201の)を表し、異なる幅は、数2などの異なるテクスト要素(テクスト情報201の)を表す。たとえば、特定の持続時間の中央のドの音符のオーディオ要素(コーディングされた情報204の)は、数6としてのテクスト要素(テクスト情報201の)を表し、異なる持続時間は、数2などの異なるテクスト要素(テクスト情報201の)を表す。グラフィカル要素が、テクスト要素および/または非テクスト要素の画面(たとえば、画像)とされ得ることが認められている。たとえば、オーディオベースのコーディング方式209でのオーディオ要素「中央のド」(たとえば、符号化された情報204)は、製品コード「1234」(たとえば、復号化情報201)にマッピングされ得る。別の例では、オーディオベースのコーディング方式209でのグラフィカル要素「low A(1オクターブ下のラ)」(たとえば、符号化された情報204)は、製品コード「1234」(たとえば、復号化情報201)にマッピングされ得る。たとえば、画像ベースのコーディング方式209でのグラフィカル要素「6」(たとえば、符号化された情報204)は、製品コード「1234」(たとえば、復号化情報201)にマッピングされ得る。もう1つの例では、画像ベースのコーディング方式209でのグラフィカル要素「(*)」(たとえば、符号化された情報204)は、製品コード「1234」(たとえば、復号化情報201)にマッピングされ得る。単純さのために、以下では、画像ベースのコーディング方式209またはオーディオベースのコーディング方式209は、両方とも、包括的にコーディング方式209と呼ばれる。
コーディングされた情報204の目的は、画像/サウンドデコーダ(すなわち、OMRI 200用の画像デコーダとサウンドコード3用のサウンドデコーダと)によって可読(たとえば、復号可能)として符号化された送り状情報(複数の送り状パラメータを定義する)を通信することである。デコーダは、下でさらに説明されるように、コンシューマデバイス12上および/または取引サービス20上に存在することができる。コーディングされた情報204と復号化マーチャントおよび製品情報201との間のマッピング(すなわち、デコーダまたはエンコーダによって実行される処理)は、OMRI 200またはサウンドコード3が生成され、解釈されることを可能にするものである。コーディングされた情報204の仕様は、テクストのマーチャントおよび製品情報201の単一の桁/文字の符号化ならびに個々のシンボル(またはオーディオ信号)およびシンボル/信号集合/パターンのシンボル/信号の間のスペース(または持続時間)への開始マーカおよび終了マーカ、OMRI 200の前後に必要な無音ゾーン(quiet zone)のサイズ、ならびに当技術分野で既知の誤り検査目的のためにOMRI 200に組み込まれるチェックサムの計算を含むことができる。
OMRI 200が、説明的データを含まなくてもよく、むしろ、OMRI 200が、説明的なテクストのマーチャントおよび製品情報201ならびにOMRI 200内で符号化される取引5に関連する製品またはアイテムに関するすべての他の関連情報を包含する関連付けられたレコードをルックアップするのにコンピュータが使用する基準コード(たとえば、復号されたOMRI情報)を包含するものとして使用され得ることが、認められている。たとえば、記号体系情報204の一致するアイテムレコードは、下でさらに説明されるように、製品データ206、マーチャントデータ208、コンシューマデータ211、および/または取引データ210(たとえば、取引タイプ)のいずれをも含む、製品の説明、ベンダ名、製品価格、在庫量などを包含することができる。しかし、いくつかのOMRI 200は、参照IDのほかに、たとえば製品名または製造業者などの追加のまたは補足的な情報を包含することができ、いくつかの2D OMRI 200は、1D OMRI 200を超える印刷されたパターンのより大きい変形可能性を与えられるはずの、情報的により密になり得るので、より多くの情報を包含することができる。
サウンドコード3に関して、サウンドコードデータ3が、説明的データを含まなくてもよく、むしろ、サウンドコードデータ3が、説明的なテクストのマーチャントおよび製品情報201ならびにサウンドコードデータ3によって表される取引5に関連する製品またはアイテムに関するすべての他の関連情報をルックアップするのにコンピュータが使用する参照またはルックアップ識別子として使用され得ることが、認められている。たとえば、サウンドコードデータ3の一致するアイテムレコードは、下でさらに説明されるように、製品データ206、マーチャントデータ208、コンシューマデータ211、および/または取引データ210(たとえば、取引タイプ)のいずれをも含む、製品の説明、ベンダ名、製品価格、在庫量などを包含することができる。しかし、いくつかのサウンドコードデータ3は、参照IDのほかに、製品名または製造業者などの追加のまたは補足的な情報を用いて参照されまたは他の形でこれに関連付けられ得る。
異なるバーコードタイプに関して、直線状の記号体系(たとえば、OMRI 200の例の記号体系フォーマットの例としてのUPCバーコード)は、主に2つの特性すなわち、連続対離散と2幅対複数幅とによって分類され得る。連続対離散では、連続記号体系内の文字(すなわち、マーチャントおよび製品情報201の内容を表す)は、通常は隣接し、ある文字は、スペースで終わり、次の文字は、バーから始まり(たとえば、明暗パターン)、またはその逆である。離散記号体系内の文字(すなわち、テクストのマーチャントおよび製品情報201の内容を表す)は、バーで始まり、バーで終わり、すべての文字間スペースは、コードの終わりに見えるのに十分に長くない限り、無視される。2幅対複数幅では、2幅記号体系のバーとスペースとは、幅広いか狭く、広いバーの正確な幅は、広いバーの記号体系要件が厳守される(通常は、狭いバーより2倍から3倍広い)限り、重要ではない。多数幅記号体系のバーとスペースとは、すべて、モジュールと呼ばれる基本的な幅の倍数であり、ほとんどのこのようなコードは、1モジュールと、2モジュールと、3モジュールと、4モジュールとの4つの幅を使用する。いくつかの直線状の記号体系は、最初の文字(すなわち、テクストのマーチャントおよび製品情報201の内容を表す)が、可変幅の黒いバーを使用して符号化されるように、インターリービングを使用する。その後、2番目の文字(すなわち、送り状データ内容を表す)が、これらのバーの間の白いスペースの幅を変更することによって符号化される。したがって、文字(すなわち、送り状データ内容を表す)は、バーコードの同一セクションにわたって、対で符号化される。積み重ねられた記号体系が、所与の直線状の記号体系を垂直に繰り返す。
多次元記号体系(たとえば、2D、3Dなど)に関して、多くの2D記号体系の中で最も一般的なものは、マトリックスコードであり、これは、グリッドパターンに配置された、正方形またはドットの形のモジュール(すなわち、マーチャントおよび製品情報201の内容を表す)を特徴とする。2D記号体系は、円形パターンと他のパターンとでも現れ、ステガノグラフィを使用することができ、これによって、画像内にモジュールを隠す(たとえば、DataGlyphsを使用して)ことができる。Aztec Codeは、もう1つのタイプの2Dバーコードである。
クイックレスポンスコード(QRC)は、伝統的なUPCバーコードと比較して、より高速の可読性とより大きい記憶容量とを提供するもう1つのタイプのマトリックスバーコード(または2次元コード)である。QRコード(登録商標)(OMRI 200の例の記号体系フォーマットとしての)は、白い背景上の正方形パターンに配置された黒のモジュールからなる。符号化された情報は、符号化されたデータの4つの標準化された種類(「モード」)から構成され(たとえば、数字、英数字、バイト/2進、および/または漢字)、あるいは、サポートされる拡張によって、事実上すべての種類のデータから構成され得る。
OMRI 200のコーディングされた(たとえば、記号体系)情報204が、テクスト要素を表すのに使用される1つ以上のグラフィカル要素の組合せを含むカスタムグラフィカル要素(コーディング方式209で体系化される)を含むことができることも認められており、たとえば、企業ロゴが、テクスト要素(たとえば、会社ウェブサイトのウェブページへのURL)を表すためにコーディング方式209によってマッピングされる(たとえば、復号される)グラフィカル要素(たとえば、円、正方形、および会社名)の集合として使用される。代替案では、テクスト要素は、グラフィカル要素の集合を表すために、コーディング方式209によってマッピングされ(たとえば、符号化され)得る。この例では、会社名のグラフィカル要素(コーディングされた情報204)は、URLのテクスト(復号化情報201)を表すために、コーディング方式209によって復号される。カスタムグラフィカル要素を包含するバーコードの一例が、Microsoft(登録商標)Tagバーコードである。
OMRI 200としてのMicrosoft(登録商標)Tagは、バーコード設計とその背後の内容との両方において伝統的なバーコードフォーマットより高い柔軟性を提供する、もう1つのタイプのバーコード、たとえば2Dバーコードである。Microsoft Tagバーコードは、サーバに格納されたデータにリンクされ得るので、モバイルサイト全体を含むより頑健なオンライン経験を配送することができ、毎回Microsoft Tagを変更する必要なしに内容を更新することができる。したがって、名刺上のMicrosoft Tagを自分の履歴書にリンクする場合に、そのリンクは、特別な昇格があった後でも有効である。Microsoft Tagは、カスタム画像(たとえば、会社ロゴ)を含む、白黒またはフルカラーとされ得る。したがって、Microsoft Tagは、メモリ内(たとえば、データベース内)の位置および/またはデータ内容が符号化されたリンクを介して入手可能/アクセス可能であるネットワークアドレスを参照するリンク(たとえば、URL)または他のハイパーリンクを含む符号化されたデータを、Tagのコーディングされた情報204内に有することができる。言い替えると、Tagエンコーダは、テクストのリンク情報201を対応する記号体系情報204に符号化するのにTagコーディング方式209を使用し、たとえば、ウェブサイトへのハイパーリンク(テクストのリンク情報201)は、会社ロゴまたは製品自体を示すグラフィカル要素(記号体系情報204)などの1つ以上のグラフィカル要素として表される。
OMRI 200のコーディングされた情報204が、暗号化され得る(たとえば、DESアルゴリズムを使用して)ことも、認められている。記号体系情報204のフォーマットに関して、記号体系情報204に埋め込まれ/符号化される符号語は、通常は8ビット長である。OMRI 200内の記号体系情報204によって表される取引5データが、各ブロックが長さにおいてある個数(たとえば、255個)の符号語を含むように、複数のブロックに分解され得ることが、認められている。
符号化された情報またはデータの光学機械可読(たとえば、OMRI 200)表現のもう1つの例は、DataGlyphであり、これは、機械可読データを紙文書または他の物理メディアに符号化する新しい技術である。DataGlyphは、情報を多数の小さい個々のグリフ要素に符号化する。各グラフィカル(たとえば、グリフ)要素は、たとえば使用される印刷およびスキャニングの分解能に依存する、1インチの1/100以下もの短い小さい45度対角線からなるものとされ得る。各グリフ要素(コーディングされた情報204としての)は、左右のどちらに傾くのかに依存して、単一の2進数の0または1(復号されたテクストの情報201として)を表す。これらのグリフ要素のシーケンス(記号体系情報204)は、数値情報、テクスト情報、または他の情報(復号された情報201)を符号化するのに使用され得る。
データグリフ記号体系とコーディング方式209との例の構成として、個々のグリフは、ページ上で一緒にグループ化され(または、ディスプレイ上で電子的に表示され)、グリフは、ハーフトーン画面に似た、でしゃばらない均等なテクスチャ付きのグレイエリアを形成する。対角線グリフ要素を使用する理由の1つは、それらが形成するパターンが、一塊にされた時に、視覚的に注意をそらすものではないことである。DataGlyph技術は、通常のビジネス文書が、背景、シェーディングパターン、または通常のグラフィックデザイン要素に見える可能性があるこれらのでしゃばらないグレイパターンに隠された数千文字の情報を担持することを可能にする。しばしば、DataGlyphの存在は、完全に気付かれないものになる(ゲティスバーグの演説全体が、ほぼ小さい米国郵便切手のサイズのDataGlyph内におさまる)。DataGlyphエリアは、通常の印刷プロセスの一部として文書に印刷され得、あるいは、通常の画像レンダリングプロセスの一部としてスクリーンに表示され得る。DataGlyph内に配置される情報は、個々のグリフのシーケンスとして符号化され、これらは、符号化ソフトウェアによって直接に(たとえば、コンピュータレーザプリンタによって)またはオフセットなどの従来の印刷プロセスを介してのいずれかで、印刷され得る。グリフは、エリアが均等なテクスチャを有するようにするために、微細な間隔を有する長方形グリッド上に配置される。さらに、各グリフエリアは、埋め込まれた同期格子または「スケルトン」すなわち、グリフエリアの境界をマークし、読取の信頼性を改善するためのクロッキングトラックとして働くグリフの繰り返される固定されたパターンを包含する。データが、同期フレームに配置される前に、データは、2〜3ダースのバイトのブロックにグループ化され、誤り訂正符号が、各ブロックに追加される。使用される誤り訂正の量は、印刷−スキャンサイクルの期待される品質に依存して、アプリケーションによって選択される。より高いレベルの誤り訂正は、所与の量のデータに必要なグリフエリアのサイズを増やすが、データを読み戻すことができる信頼性を改善する。これは、高いレベルの画像雑音がある環境(たとえば、ファックス)または文書が手荒な扱いを受ける環境で、非常に重要になる可能性がある。最後のステップとして、データのバイトは、グリフエリアにまたがってランダムに分散され、その結果、紙上のグリフエリアの任意の部分が激しい損傷を受ける場合に、データの任意の個々のブロックに対する損傷が、軽微になり、したがって、誤り訂正符号が回復するのが簡単になる。誤り訂正とランダム化とが一緒になって、グリフエリアがインクマーク、ホチキス、および他の種類の画像損傷によってそこなわれる時であっても、非常に高いレベルの信頼性を提供する。
上の説明に鑑みて、OMRI 200が、バーコード、データグリフ、または、コーディングされた情報204から復号化情報201へ(たとえば、復号プロセス)と復号化情報201からコーディングされた情報204へ(たとえば、符号化プロセス)とのマッピング(たとえば、ルール)を提供する適当なコーディング方式209を使用して復号化情報201(たとえば、テクスト要素)に復号され得るコーディングされた情報204を包含する他の画像として実施され得ることが、認められている。どの場合でも、以下の説明は、単純化された例の説明のためにのみ、バーコード200としてのOMRI 200に言及する。しかし、下の説明で、用語バーコード200が、望み通りにOMRI 200のより広義の意味と交換され得ることが、認められている。
上の説明に鑑みて、サウンドコード3が、コーディングされた情報204から復号化情報201へ(たとえば、復号プロセス)と復号化情報201からコーディングされた情報204へ(たとえば、符号化プロセスとのマッピング(たとえば、ルール)を提供する適当なコーディング方式209を使用して復号化情報201(たとえば、テクスト要素)に復号され得るコーディングされた情報204を表すために事前に定義されたオーディオ信号のさまざまなパターン/組合せを使用して実施され得ることが、認められている。
上記に鑑みて、異なる取引タイプについて符号化されるさまざまな異なるOMRI 200があり得ることが認められている。たとえば、OMRI 200に割り当てられる取引タイプ203は、OMRI 200に関連する取引5の処理を容易にするために、取引アプリケーション113の機能性のどの部分が、コンシューマ18によって使用され、かつ/または取引インターフェース15もしくはマーチャントインターフェース8によって提供されるのかを決定する。
上記に鑑みて、異なる取引タイプについてさまざまな異なるサウンドコードデータ3があり得ることが認められている。たとえば、サウンドコードデータ3に割り当てられた取引タイプ203は、サウンドコードデータ3に関連する取引5の処理を容易にするために、取引アプリケーション113の機能性のどの部分が、コンシューマ18によって使用され、かつ/または取引インターフェース15もしくはマーチャントインターフェース8によって提供されるのかを決定する。
PIN
PINは、システム10へのカード所有者の認証に使用される、カード所有者(たとえば、コンシューマ18)とシステム10との間で共有される秘密の数字(英字または他の非数字文字を含むこともできる)パスワードと定義される。
歴史的に、支払いカードは、POS端末に物理的に挿入され、PINは、マーチャント端末のキーパッドを使用してカード所有者によって入力された。この伝統的な照合は、マーチャントの提携銀行への通信リンクと共に物理的なクレジットカード支払い端末または販売時点情報管理(POS)システムを使用することによって使用可能にされた。しかし、平気で悪事を行うマーチャント(たとえば、「盗聴者」、「中間者攻撃者」)による欺瞞的活動(PIN情報の読取およびコピーなど)が、懸念事項のままになっている。さらに、オンライン支払いの場合に、物理的なPOS端末は、単純に使用可能ではない。
したがって、上記の従来技術の技術的不足に技術的に対処するのを助けるために、支払いアプリケーション113構成されたコンピュータデバイス12の動作において、PINを、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104を介して入力することができ、これによって、支払い要求に含める(たとえば、暗号化された形で)ことができる。たとえば、支払いアプリケーション113が符号化方式209を使用するために構成された適当なエンコーダを使用するように、PINは、OMRI 200の符号化方式209を使用することによって符号化して送信され得、あるいは、サウンドコードデータ3として表され得る。カード所有者は、入力されたPINが、取引インターフェース15および/または支払いプラットフォーム14によって保持される格納されたPINと一致する時に、彼らのアカウント70、72へのアクセスを与えられる。特に、カード所有者に関するPINサブミッションのための支払いアプリケーション113の使用において、これは有利である。というのは、このPIN情報が、マーチャントデバイス17のキーパッドを使用して暗号化されない形で入力されるのではないからである。
したがって、支払いアプリケーション113を含む技術的解決策の提供は、コンピュータデバイス12を介して(すなわち、ユーザインターフェース104と通信インターフェース102とを使用して)入力されるPIN情報を使用することを含む。
取引アプリケーション113
図2を参照すると、取引アプリケーション113が、複数のOMRI 200もしくはサウンドコードデータ3関連の処理機能性、複数の取引処理機能性、および/またはクライアント−サーバ関係での取引サービス20とのネットワーク11通信のために構成されたクライアント機能性を含むことができることが認められる。たとえば、取引アプリケーション113は、取引アプリケーション113が、OMRI/コード処理システム80によって生成され、ネットワークメッセージ13を介して送信され、ユーザインターフェース104上に表示される一連のウェブページを介してOMRI/コード処理システム80(インターフェース8、15の)と相互作用するように構成されるように、取引サービス20のシンクライアントとして構成され得る。したがって、取引アプリケーション113は、取引5固有の情報を包含するメッセージ13をネットワーク11を介して送信し、受信するために、すなわち、取引5の出力データ217(下でさらに議論される)を含むウェブページを表示し、取引5の入力データ215(下でさらに議論される)の入力とネットワーク伝送とを調整するために、ウェブブラウザ(または他のネットワーク通信プログラム)と相互作用するはずである。
代替案では、取引アプリケーション113は、下でさらに説明されるように、取引アプリケーション113が、取引処理システム80および/またはOMRI/コード処理システム90の機能性に類似する(または少なくともその一部を包含する)取引および/またはOMRIもしくはサウンドコードデータ3の処理機能性を提供されるように、取引サービス20のシッククライアントとして構成され得る。取引アプリケーション113のシッククライアント版が、取引5の処理中にシステム10全体によって実施される取引処理システム80および/またはOMRI/コード処理システム90の処理機能性のいずれかの代わりにまたは他の形でその代用として取引またはOMRIもしくはサウンドコードデータ3の処理の一部を実行するように構成され得ることが、認められている。取引アプリケーション113のシッククライアント版が、インターフェース8、15の取引処理システム80によって生成されるか他の形で受信され、コンピュータデバイス12とインターフェース8、15との間でネットワークメッセージ13を介して送信される一連のウェブページ(または、XMLファイルなどの他の電子データコンテンツフォーマット)を介してネットワーク11を介して通信するようにも構成され得ることも、認められている。
図2を参照すると、環境10は、コンシューマ18にさまざまな取引タイプを開始する(または、他の形でこれに応答する)能力を提供するために、インターフェース8、15とコンピュータデバイス12の取引アプリケーション113との間の取引フローすなわち定義された相互作用(たとえば、取引アプリケーション113および/もしくはデバイスブラウザを介してコンピュータデバイス12によって、かつ/またはインターフェース8、15のコンピュータ6、17によって実行される取引ワークフロー命令)を使用することができる。これらの取引タイプは、OMRI 200またはサウンドコードデータ3の(または、格納され、取引サービス20に使用可能なマーチャントプロファイル117情報に他の形で関連付けられる)コーディングされた情報204内で符号化され得、取引に適当な入力データ215を提供するようにコンシューマ18に指示し(たとえば、格納されるか、ローカルストレージ110を介して取引インターフェース15から他の形でアクセス可能な、取引タイプに適当なワークフロー命令を介して)、コンシューマ18に取引の適当な出力データ217を提示する(ユーザインターフェース104の動作を介して)ために、インターフェース8、15と取引アプリケーション113とによって使用される。取引タイプ(たとえば、レストラン請求書)に依存する出力データ217の一例は、チップの額を入力する形(たとえば、%チップ、$チップ、その他などのさまざまなチップオプション)に関するユーザインターフェース104上に表示される命令のセットならびにチップを含む総食費を確認する形に関する命令になるはずである。代替案では、マーチャント取引タイプセッティングは、取引タイプセッティングがマーチャントプロファイル117の一部(たとえば、格納されたマーチャントデータの一部)として格納され得るのではなく、取引サービス20のストレージ110内に収納され、OMRI 200またはサウンドコードデータ3に包含されないものとされ得る。したがって、OMRI 200またはサウンドコードデータ3は、マーチャントプロファイル117に関連する取引サービス20によるマーチャント取引タイプセッティングにアクセスするのに使用されるマーチャントプロファイル識別子203を包含する(または他の形で参照する)はずである。識別子203が、取引5支払い要求の一意識別子203(たとえば、一意取引番号)とされ得、取引インターフェース15によってコンシューマ18および/またはマーチャント16に送信される確認メッセージに関連付けられ得ることも、認められている。この場合に、マーチャントデータ206は、マーチャントプロファイル117を介してマーチャント16を識別するのを助けるために支払い要求内で使用されるはずである。
出力データ217が、データ内容に関する定義(たとえば、命令の特定の語法、命令に関連する宣伝する内容など)および/または命令のデータフォーマット(たとえば、フォントタイプ、フォント色、背景色、含まれる画像など)を含むことができることが、認められている。出力データ217が、コンシューマ18による取引の適当な入力データ215の入力を容易にするために取引アプリケーション113によって使用されるコンシューマ選択の内容と表示フォーマットと(たとえば、ドロップダウンメニュー、データ入力フィールドなど)に関する定義を含むことができることも、認められている。
上記に鑑みて、入力データ215および出力データ217は、取引5が開始された後に、コンシューマ18とのインターフェース8、15による相互作用中に必要な取引機能性(取引タイプに適当なワークフロー命令を介する)に依存して、さまざまな異なるコンテンツおよび形式をとることができることが、認められている。入力データ215は、コンシューマデータ211(下でさらに定義される)を含むことができ、コンシューマデータ211は、格納され(データベース110内に)、マーチャントデバイス17または取引サービスデバイス6から使用可能なコンシューマ18の登録詳細117、ユーザインターフェース104を使用してコンシューマ18によって入力されまたは他の形で選択されたデータ、OMRI 200またはサウンドコード3のコーディングされた情報204から入手されるデータ、またはその任意の組合せから入手され得る。インターフェース8、15ならびに取引アプリケーション113に構成されたすべてのシッククライアント取引機能性が、取引タイプのそれぞれに割り当てられまたは他の形で関連付けられた格納された(そのメモリ110内に)適当なワークフロー命令を有することができることが認められている。特定の取引5のワークフロー命令の知識が、取引アプリケーション113、インターフェース8、インターフェース15、または上記のいずれかの組合せによってアクセス可能とされ、実行可能とされ得ることが企図されている。
取引に関するワークフロー命令要件と入力データ215要件との1つの明白な相違は、チップオプションを含む購入(たとえば、座席のあるレストランでの食事(sit down restaurant meal))と、それを含まない購入(たとえば、小売り製品購入または持ち帰り食品購入)とに関する。取引に関するワークフロー命令要件と入力データ215要件とのもう1つの明白な相違は、コンシューマが購入された製品を彼ら自身で運ぶことができる場合に、POS購入の首長が、コンシューマ住所情報を必要としない可能性があるようになる、オンライン購入対POS購入に関する。
支払い要求内容
もう一度図2および図4を参照すると、取引5の支払い要求は、何が、いつ、誰によって、誰から購入され、それに対してどれだけの金銭が費やされたかを定義するために、コンシューマ18およびマーチャント16によって使用され得る。OMRI 200は、OMRI 200のコーディングされた情報204(または、サウンドコードデータ3またはの参照情報、たとえば、ルックアップテーブルまたはデータベース63に格納される)が、取引5の製品データ206、マーチャントデータ208、コンシューマデータ211、および/または取引データ210の情報201を符号化するように、複数の製品(たとえば)の製品送り状情報201を含むコーディングされた情報204を含むように生成される(または、サウンドコードデータ3が、参照情報への参照ルックアップ識別子として生成される)。したがって、OMRI 200またはサウンドコードデータ3は、コーディングされた情報204を使用し、コンシューマ18にマーチャント16によって発行された商業契約として定義され、取引5の支払いと交換にマーチャントがコンシューマ18に提供した(すなわち、コンシューマアカウントの借方記入とマーチャントアカウントの対応する借方記入と)製品、量、および/または製品の合意された価格を示す、取引5を表す。さらに、支払い要求は、コンシューマ18が、支払い要求に包含されるすべての支払い条件に従って、マーチャント16に支払わなければならないことを示す。また、レンタルもしくは専門サービスコンテキストでの支払い要求が、請求される時間の持続時間への特定の参照をも含むことができ、したがって、量と価格とコストとではなく、関る額が、量と価格とコストと持続時間とに基づく可能性があることも、認められている。たとえば、小売り/サービス支払い要求が、請求される実際の時間(たとえば、時間、日、週、月など)に言及することができる。
マーチャント16の視点から、支払い要求が、売上送り状と見なされ得ることが、認められている。コンシューマ18の観点から、支払い要求は、仕入れ送り状と見なされ得る。支払い要求は、コンシューマ18とマーチャント16との両方を識別することができるが、用語「支払い」は、一般に、金銭が、マーチャント16とコンシューマ18との間で支払う義務または支払われる義務があるという事実を指す。
たとえば、製品データ206(たとえば、コーディングされた情報204の)が、製品ごとに、製品識別子(たとえば、UPCコードなどの製品番号または製品コード)、製品購入価格(たとえば、製品の単位価格)、製品の量(たとえば、購入注文内に同一の製品が2つの場合に数2)、および/または製品の説明などであるがこれに限定されない情報を含むことができる。マーチャントデータ208(たとえば、コーディングされた情報204の)は、マーチャントの名前および連絡先詳細、マーチャントの銀行アカウント名、取引インターフェース15によって割り当てられたマーチャントの一意マーチャント参照ID、マーチャント小売り位置の位置、税金またはマーチャント登録詳細(たとえば、VAT(付加価値税)識別番号などの納税者番号もしくは会社番号または入力税額控除を主張するためのGSTのための登録番号)、および/または購入がオンラインまたは物理的な小売り位置購入のどちらであるのかの表示などであるが、これらに限定されない情報を含むことができる。取引データ210(たとえば、コーディングされた情報204の)は、一意の送り状参照番号(支払い要求に関連する取引5に関連する対応を追跡するのに使用される)、送り状の日付、製品のそれぞれの購入価格のパーセンテージとしての税金支払い(たとえば、GSTまたはVAT)、製品が送信されまたは配送された(またはされる)日付(たとえば、近似的な)、購入注文番号(または、支払い要求で言及されるコンシューマ18によって要求された類似するトラッキング番号)、製品に関する総購入額(オプションで税金の分解を含む)、支払い条件(支払い方法、支払いの期日、および/または後の支払いに関する料金に関する詳細を含む)、国際顧客情報、出荷目的地、および/または出荷元位置などの情報を含むが、これらに限定はされないものとされ得る。データ206、208、210、211(たとえば、コーディングされた情報204の)が、少なくとも、テクストの要求情報201内で全体的にまたは部分的に表現されることも、認められている。この形で、サウンドコード3のORMI 200内の記号体系情報204が、(コンピュータデバイス12および/または取引インターフェース15によって)支払い情報201に復号され得、支払い情報201は、ORMI 200および/またはサウンドコード3によって表されるコーディングされた情報204に符号化され得る(たとえば、取引インターフェース15、マーチャントインターフェース8、および/または支払いアプリケーション113によって)。
コンシューマデータ211に関して、このデータ(たとえば、コーディングされた情報204の)は、支払い者(たとえば、コンシューマ18)を識別する取引に沿って渡される参照コード、コンシューマ18の名前および連絡先詳細(たとえば、アドレス)、および/または製品の支払いに使用される資金の源を識別するアカウント番号(たとえば、コンシューマ18の銀行アカウント番号、クレジットカード番号、デビットカード番号)などであるがこれに限定されない情報を含むことができる。コーディングされた情報204で符号化されるものではなく、製品の支払いのために使用される資金のコンシューマ18の源を識別するアカウント番号は、下でさらに説明されるように、コンシューマコンピュータデバイスのユーザインターフェース104を使用してコンシューマ18によって供給され得ることが、認められている。
上で議論されたように、カスタマイズされたコーディング方式209が、OMRI 200またはサウンドコード3のコーディングされた情報204と、金融取引5に関連する支払い要求(すなわち、支払い処理システム14によって実行されるアカウント70、72との間の資金の転送)に関連する支払い情報201との間の変換(すなわち、符号化、復号)において使用される符号語とルールとを包含することが、認められている。また、サウンドコードデータ3が、情報61に含まれるデータ206、208、210、211を入手する(たとえば、製品コードデータ3がルックアップテーブル63内の取引/製品/コンシューマ/マーチャント情報61に相互参照される)ためにルックアップ識別子として使用され得ることも、認められている。
例示的な取引サービス20実施形態
図1に示されているように、取引サービス20は、取引インターフェース15がモバイル支払いクライアントアプリケーション113および支払いプラットフォーム(たとえば、取引処理システム14)と通信することを可能にするように構成され得る、取引サーバ6に常駐するモバイル支払い取引インターフェース15からなるものとされ得る。取引サーバ6は、マーチャントプロファイル情報、コンシューマプロファイル情報(たとえば、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、支払いアカウント情報など)を収納し、コンシューマがウェブを介して彼/彼女のアカウントにアクセスすることを可能にし、支払いプラットフォーム(たとえば、取引処理システム14)がモバイルアプリケーション113および取引インターフェース15と通信することを可能にすることもできる。
コンシューマのモバイルデバイス520上に常駐するモバイルアプリケーション113は、OMRI 200またはサウンドコードデータ3情報を取り込み/スキャンし、支払いプラットフォーム上で取引を作成し、支払いプラットフォームと通信し、マーチャント取引サーバと通信し、取引オプションをコンシューマに提供し(たとえば、買う、取引を断る、個人情報を送信する、マーチャントウェブサイトに移動する、さらなる情報など)、マーチャントタイプに基づくカスタマイズされたプロセスフローを提供し(たとえば、マーチャントがレストランとして識別される場合にチップのプロンプトを出す、ある価格の下の取引について取引のユーザ確認をバイパスする、マーチャントが充たされる必要がある可能性があるすべてのフォームを自動的に充たすためにマーチャントに個人情報を送信するようにユーザに促すなど)、コンシューマに、彼/彼女の望みの支払いアカウント(たとえば、貸方記入、借方記入、小切手発行、電子ウォレット、クーポン、ギフトカードなど)を選択させ、コンシューマが、アカウント保守目的で彼/彼女のアカウントにログインすることを可能にするのに使用され得る。
モバイル支払いアプリケーションマーチャントインターフェース8は、マーチャントモバイルデバイス17上に常駐することができ、取引インターフェース15から支払い確認/断りを受信し、取引IDと、マーチャントID(マーチャントの名前およびマーチャントのURLも提供され得る)と、購入されたアイテムと、価格とを含むかこれらを参照するOMRI 200またはサウンドコードデータ3を「オンザフライ」で生成するのに使用され得る。
もう1つの実施形態では、サウンドコード3は、バーコード200(またはショートコード)の置換として実施され得る。これが働く形は、バーコード200をスキャンするか他の形で供給するのではなく、マーチャント16が、サウンドコード3として取引サービス20にも知られているサウンドコード3(たとえば、取引情報を表すオーディオ信号のシーケンス)を提供することである。サウンドコード3は、格納された実際の取引情報201を、取引インターフェース15によって格納され、アクセス可能にされ得るルックアップテーブル63内のサウンドコード3に相互参照されるか他の形でインデクシングされる情報61として識別する際に使用される。その後、クライアントアプリケーション113に一連のオーディオ信号/オーディオ信号の組合せとしてサウンドコード3を供給した後に、分割購入取引5プロセスの残りは、正確に同一である。サウンドコード3を使用することの1つの利点は、バーコード200の生成または他の形でのスキャン/処理がマーチャントアプリケーション8および/または支払いアプリケーション113によって実現可能ではない状況で、これが働くことである。
もう1つの実施形態では、コンシューマデバイス12を介して(すなわち、支払いアプリケーション113を介して)取引サービス20に対して取引5の処理に使用される情報201を識別するための通信手段は、NFC、Bluetooth、赤外線、もしくは他の同様の短距離通信技術を使用し、かつ/またはWiFi、インターネット、および/もしくはエクストラネットなどのより伝統的な通信のより長距離のネットワーク技術を介する、マーチャント端末17から(すなわち、マーチャントアプリケーション8を介する)モバイルデバイス12への(すなわち支払いアプリケーション113を介する)サウンドコード3の送信を含むことができる。サウンドコード3が製品データとして使用される場合に、コンシューマ18へのこのサウンドコード3情報の送信は、マーチャント16とコンシューマ18との間のオーディオ伝送のように単純なものとされ得る。たとえば、一実施形態は、マーチャント端末17のスピーカ(またはマーチャントの代わりに使用される他のサウンド機器)が、デバイス12の支払いアプリケーション113に製品コードデータ3を可聴に(または非可聴に)通信するのに使用される場合である。もう1つの実施形態では、サウンドコード3は、ORMI 200の伝送の場合に可能であるように、ネットワーク11通信メッセージを介してデバイス12に通信される。
印刷メディアコマースおよび電子メディアコマースでの取引サービス20アプリケーション
その多数の他の利益の中でも、取引サービス20は、以前には絶対に可能と考えられなかった形でモバイルコマースを電子メディアと密接に結合することができる。電子メディアは、テレビ放送、ラジオ放送、インターネットブロードキャスト、電子ビルボード、ビデオディスプレイ端末、および、ネットワーク通信で添付ファイルとしてサウンドコード3を送信するのにまたはコンシューマデバイス12のサウンド記録機器を介して支払いアプリケーション113によって取り込まれるオーディオストリームとしてサウンドコード3を生成するのにのいずれかに使用されるすべての他の電子メディアを含むがこれらに限定されない。取引サービス20は、最新の電子メディアと印刷メディアとの販売および広告モデルに対する顕著な改善を提供することができる。現在、商品および/またはサービスを購入するために、または電子メディアもしくは印刷メディアを介して広告されるサービスについて登録するために、コンシューマは、マーチャントまたはコールセンタに電話をかけ、コンシューマサービス代理人に、彼/彼女の個人情報と支払いアカウント情報とを提供することを要求される。オプションで、コンシューマは、ウェブサイトにブラウジングし、彼/彼女の個人情報と支払いアカウント情報とをオンラインで提供しなければならない。どちらのシナリオでも、コンシューマは、彼/彼女が彼/彼女の個人情報を提供し、彼/彼女の支払いアカウント情報をマーチャントに公開することを要求する、時間のかかるプロセスを完了することを強いられる。
取引サービス20は、コンシューマが、OMRI 200をスキャンする(または、マーチャント16に関連する特定の電子機器またはサウンド生成機器によって送出されるサウンドコード3を他の形で認める/気付くことによって購入取引を開始することを可能にすることによってこれらの問題に対処する。取引の残りは、コンシューマ18が電話をかけまたはマーチャントのサイト上で個人情報および/もしくは支払いアカウント情報を書き込むことを必要とせずに、コンシューマのモバイルデバイス12上で完了される。サウンド生成機器が、マーチャント16の制御の下にある(たとえば、マーチャント端末または他のインストアサウンド生成機器)ものとすることができ、マーチャント16の代わりにサードパーティによって操作され得(たとえば、テレビ放送、ラジオ放送、インターネット/オンライン放送、電子ビルボード、マーチャント16からリモートのインターコムシステム)、かつ/またはサウンド生成機器が、コンシューマ18の制御の下にあるものとされ得る(たとえば、コンシューマコンピュータ、コンシューマラジオ、コンシューマテレビなど)ことが、認められている。
取引サービス20は、マーチャントがコールセンタに注文を処理させることを要求しないことによってマーチャントが金銭を節約することを可能にすることにおいて、マーチャント16に利益を与える。取引サービス20は、放棄された登録および購入を減らすことができる単純化された取引プロセスをコンシューマに与えることによっても、マーチャントに利益を与える。取引サービス20は、コンシューマの支払いアカウント情報を保護することと、大幅に単純化された支払い/登録プロセスをコンシューマに与えることとによって、コンシューマに利益を与える。
販売時点情報管理取引に関する取引サービス20アプリケーション
販売時点情報管理取引は、小売りPOS端末、現金自動預け払い機、または類似するデバイスとされ得る。取引サービス20は、取引タイプ(すなわち、POS、印刷メディア、電子メディア、またはeコマース)に関わりなく一貫した取引5プロセスをコンシューマに与えることができる。
小売りPOS端末のコンテキストでは、取引サービス20は、チェックアウトのレジ係に支払いアカウント情報を明らかにする必要がないという快適さをコンシューマ18に与えることができる。取引サービス20は、現金を扱う必要がないという利益をマーチャント16に与えることもでき、これによって、従業員盗難の危険性を減らす。取引サービス20の下では、モバイルデバイス12を使用してサウンドコード3のサウンド記録を実行するのは、コンシューマ18である。さらに、取引サービス20は、チェックアウトでの支払いおよびコンシューマ情報収集プロセスを促進することによって、マーチャント16に利益を与えることができる。
現金自動預け払い機のコンテキストでは、取引サービス20は、マーチャントデバイス17に関連するATM端末でコンシューマ18が彼/彼女のPINを入力することを要求しないことにおいてセキュリティを提供することができる。ますます健康を意識する世界では、これは、コンシューマ18が公衆現金自動預け払い機のキーパッドに触れることを要求しないという追加の衛生学的利益を提供することができる。取引サービス20技術は、現金自動預け払い機が画像スキャニングデバイスを備えることを要求しないという点で、より安価なモバイル支払い処理サービスをATMオペレータに提供することもできる。
本明細書で開示される取引サービス20は、オンライン、電子メディアを介して、または印刷メディアを介してのいずれかで、POS端末17から発する取引5を処理するのに使用されるモバイルデバイス12を提供することによって、モバイルコマースを容易にする。したがって、コンシューマ18は、取引5がどこから発するのかに関わりなく、一貫した取引5プロセスを与えられ得る。取引サービス20が、動作に使用される時に、コンシューマ18は、取引5プロセスを開始するために、マーチャント16によって生成され、使用可能にされるOMRI 200をスキャンするか他の形でサウンドコード3を記録するのに、彼/彼女のモバイルデバイス12を使用することができる。OMRI 200は、特定の取引5および/または特定のマーチャント16に関する情報を符号化する(たとえば、OMRI 200に関連するマーチャント識別子203を介して、2Dバーコードまたはホログラムなどのグラフィカル画像の形とされ得る。
取引サービス20の取引インターフェース15は、本明細書でさらに説明されるように、一般に、取引ネットワークのある種の物理コンポーネント上でそれぞれが動作する、適当な場合にお互いと情報を通信し、共有することができるように構成される、ある種のコンピュータソフトウェアアプリケーションを備えることができる。より具体的には、取引インターフェース15は、コンシューマのモバイルデバイス12上で動作するモバイルアプリケーション113とマーチャント取引デバイス17上で動作するマーチャントインターフェース8とを含むソフトウェアアプリケーションと、ネットワーク11を介して相互作用することができる。取引サービス20が、コンシューマ18が彼/彼女のモバイルデバイス12を使用して印刷メディアコマース取引または電子メディアコマース取引5をもたらすことを可能にするのに利用されるシナリオでは、適切な事前に符号化されたOMRI 200または事前に記録されたサウンドコード3は、単純に前記メディア上で/によって提示され得る(ソフトウェアアプリケーションに取引固有のOMRI 200またはサウンドコード3を「オンザフライ」で生成させる必要はない)。取引サービス20が、コンシューマ18が彼/彼女のモバイルデバイス12を使用してeコマース取引5(たとえば、オンライン購入)をもたらすことを可能にするのに利用されるシナリオでは、適切なOMRI 200またはサウンドコード3を生成するためのソフトウェアアプリケーション(たとえば、システム90)は、コンシューマのコンピュータ12またはマーチャントのeコマースサーバ17のいずれかに常駐することができ、生成されるOMRI 200またはサウンドコード3は、スキャン/記録のためにコンシューマのコンピュータのスクリーンの近くに表示/再生され得る。取引サービス20が、コンシューマ18がPOS端末17で彼/彼女のモバイルデバイス12を使用して購入を行うことを提供するのに利用されるシナリオでは、システム10は、さらに、マーチャントPOS端末17上で動作するモバイル支払いインターフェース8を備えることができる。
以下では、図5を参照して、実施形態300による、取引サービス20を利用する単純なオンライン取引またはPOS取引5に関るステップを説明する。
ステップ301。コンシューマ18は、マーチャントウェブサイト上または店舗内で購入されるアイテムを選択することができる(たとえば、環境4から、あるいは個人的にまたはネットワーク11通信メッセージ内でマーチャントデバイス17によって提供されて、コンシューマ18によって選択される)。
ステップ302。コンシューマ18は、「チェックアウト」(またはその同等物)を選択し、あるいはレジに進むことができる。
ステップ303。マーチャントデバイス17上のマーチャントインターフェース8は、「ショッピングカート」情報(あるいは、POS取引の場合に、キャッシュレジスタ情報)を送信され、購入のすべての詳細(取引5の)を包含するOMRI 200(またはサウンドコード3)を生成することができる。
ステップ304。OMRI 200またはサウンドコード3は、コンピュータスクリーンまたはPOS端末の場合にマーチャントディスプレイ端末17のいずれかに表示され(または再生され)得る。
ステップ305。コンシューマ18は、彼/彼女のモバイルデバイス12上でモバイル支払いクライアントまたはモバイルアプリケーション113を起動し、OMRI 200をスキャンしまたは他の形でサウンドコード3を記録することができる。
ステップ306。モバイルアプリケーション113は、OMRI 200またはサウンドコード3を読み取り、マーチャント16を識別するためにマーチャントインターフェース8または取引インターフェース15と通信することができる。
ステップ307。コンシューマ18は、「今すぐ購入」を含むオプションのリストを提示され得る。
ステップ308。コンシューマ18が、「今すぐ購入」を選択することができる。
ステップ309。モバイルアプリケーション113は、支払いアカウント70、72を選択するようにコンシューマ18に促し、PIN番号などのログイン情報を提供するように促すことができる。
ステップ310。モバイルアプリケーション113は、コンシューマ18を認証し、取引5に関連する支払い要求を処理するために、取引インターフェース15を介して支払いプラットフォーム(たとえば、取引処理システム14)と通信することができる。これは、支払いプラットフォーム14と直接にではなく、取引インターフェース15を介しても行われ得る。
ステップ311。コンシューマのアカウント70、72に十分な資金/クレジットがある場合には、モバイルアプリケーション113は、ユーザ18に、注文書データをマーチャント16に送信するように促すことができる。
ステップ312。コンシューマ18は、「はい」を選択することができ、モバイルアプリケーション113は、注文書データと注文確認とを、マーチャントデバイス17上で動作するマーチャントインターフェース8に送信する。
ステップ313。モバイルアプリケーション113と通信することによって、取引インターフェース15は、成功の取引5についてコンシューマに通知することができ、コンシューマ18の登録された電子メールアドレスにレシートを電子メールで送信することができる。POS取引の場合に、紙のレシートを、コンシューマ18に与えることができる。取引5は、ここで完了する。
電子メディア、印刷メディア、および他の「静的」アプリケーションの場合に、取引に固有である情報201(たとえば、マーチャントID、マーチャント名、製品名、製品価格、合計、マーチャントURLなど)を包含するか他の形でこれらを参照する事前に符号化されたOMRI 200またはサウンドコード3は、取引固有のOMRI 200またはサウンドコード3を「オンザフライ」で生成することを必要とせずに、電子メディアまたはサウンドベースのメディア上で提示され得る。
一実施形態による、取引サービス20を利用する別の例示的な支払い取引に含まれるステップは、図1を参照して、下で説明される。
ステップ1。コンシューマ18は、マーチャントウェブサイト上または店舗内で購入されるアイテムを選択することができる。
ステップ2。コンシューマ18は、「チェックアウト」(またはその同等物)を選択するか、レジに進むことができる。
ステップ3。マーチャントデバイス17上のマーチャントインターフェース8は、「ショッピングカート」情報(または、POS取引の場合に、キャッシュレジスタ情報)を送信され得、購入の詳細(たとえば、取引額、税金など)とマーチャント16に関する情報(たとえば、マーチャント識別子、マーチャント認証証明書など)とを包含するか他の形でこれらを参照される(たとえば、インデクシングされる)OMRI 200またはサウンドコード3を生成する。
ステップ4。OMRI 200またはサウンドコード3は、コンピュータスクリーン(図1には具体的には図示せず)上に/によって、または、POS取引の場合にマーチャントPOS端末もしくはマーチャントデバイス17のディスプレイ)上に/によってのいずれかで表示/再生され得る。
ステップ5。コンシューマ18は、彼/彼女のモバイルデバイス520上でモバイルアプリケーション113を起動することができ、OMRI 200をスキャンするか他の形でサウンドコード3を記録することができる。
ステップ6。モバイルアプリケーション113は、マーチャントデータ208(マーチャントID、取引ID、購入額、および任意の他の関連情報、その他など)を抽出するために、OMRI 200を読み取り、OMRI 200内で符号化されたデータを復号することができる。サウンドコード3の場合に、これは、アプリケーション113に使用可能なルックアップテーブル63を使用して解釈される彼とすることができ、あるいは、取引サービス20から使用可能なルックアップテーブル63を使用する取引サービス20による解釈のために取引サービス20に(たとえば、マーチャントインターフェース8を介して)送信され得る。
ステップ7。モバイルアプリケーション113は、インターネット11または他の中間通信ネットワークを介して取引インターフェース15(取引サーバ6上で動作する取引インターフェース15)とのセキュアな暗号化された通信チャネルを開くことができる。取引インターフェース15とのすべてのさらなる通信は、このセキュアチャネルを介するものとされ得る。
ステップ8。モバイルアプリケーション113は、たとえばコンシューマデータ211のデバイスデータが取引インターフェース15のストレージ110に格納されたコンシューマプロファイル117内に格納されたデバイスデータと一致する場合に、モバイルデバイス12を個々のコンシューマ18に結び付ける、以前に合意され構成された証明書を使用して取引インターフェース15を用いてそれ自体を認証することができる。
ステップ9。取引インターフェース15は、既知の(登録された)モバイルデバイス12とコンシューマ18とのデータベース117に対してモバイルアプリケーション113の認証証明書を妥当性検査することができる。
ステップ10。成功の認証時に、モバイルアプリケーション113は、スキャンされたOMRI 200データ(たとえば、オリジナルのコード情報204の少なくとも一部すなわちスキャンされたORMI 200の符号化された情報を包含する)またはサウンドコード3を、購入プロセスを開始するために取引インターフェース15に渡すことができる。
ステップ11。取引インターフェース15は、正しさについてOMRI 200データまたはサウンドコード3(たとえば、マーチャント情報、取引額など)を妥当性検査し、マーチャント情報を取り出し(たとえば、テーブル63内に常駐する情報61をルックアップするためのORMI 200の復号および/またはサウンドコード3の使用を介して)、新しい購入取引5を開始することができる。OMRI 200は、たとえばマーチャント16を識別する一意のマーチャントIDおよび取引サーバ6上の前記マーチャントのプロファイル117など、取引インターフェース15にのみ関係する一意情報を用いて符号化され得る。マーチャントプロファイル117は、セキュア接続命令、マーチャント在庫リスト、住所、連絡先情報、マーチャントアカウント情報、パスワード、アクセス命令、マーチャント実施態様詳細、マーチャント16に関するポリシおよび手順を含むがこれに限定されないマーチャント16に関するすべての関係情報を包含することができる。サウンドコード3に関して、サウンドコード3は、たとえば、マーチャント16を識別する一意のマーチャントIDおよび取引サーバ6上の前記マーチャントのプロファイル117など、取引インターフェース15にのみ関係するテーブル63内の一意情報に対して参照され得る。マーチャントプロファイル117(テーブル63を介して参照される)は、セキュア接続命令、マーチャント在庫リスト、住所、連絡先情報、マーチャントアカウント情報、パスワード、アクセス命令、マーチャント実施態様詳細、マーチャント16に関するポリシおよび手順を含むがこれに限定されないマーチャント16に関するすべての関係情報を包含することができる。
ステップ12。取引インターフェース15は、コンシューマ18の使用可能な支払い方法をルックアップし、これを取引5詳細と一緒にモバイルアプリケーション113に返すことができる。使用可能な方法は、特定のコンシューマ18が使用可能なオプションに依存する。通常の支払い方法は、Eウォレット、クーポン、ギフトカード、デビットカード、およびクレジットカードを含むが、これに限定されない。オプションに関する追加の制限は、構成された方法、通貨、取引額、または他のパラメータのそれぞれについて使用可能な資金に基づいて課せられる。ギフトカードまたはクーポンの場合に、コンシューマ18が使用可能な資金は、クーポンまたはギフトカードの事前定義の特性に基づいて変更され得る。たとえば、支払いプラットフォーム14上でコンシューマのアカウント72に入力されるマーチャントXのギフトカードは、購入がマーチャントXのところで行われる時に限って、コンシューマ18が使用可能な資金を増やすことができる。
ステップ13。モバイルアプリケーション113は、コンシューマのモバイルデバイス12上に、完了した取引5の要約(たとえば、額、量、マーチャントアイデンティティなど)を表示する(たとえば、出力データ217)。
ステップ14。一実施形態では、追加の入力フィールドが、モバイルアプリケーション113によってコンシューマ18に提示され得る。たとえば、レストランまたはタクシーの購入の場合には、通常、コンシューマ18が取引5総額に追加の「チップ」を(たとえば、入力データ215として)追加することを可能にすることが望まれる。
ステップ15。モバイルアプリケーション113は、ステップ13および適用可能な場合にステップ14からの取引5詳細と一緒にコンシューマ18が使用可能な支払い方法を表示することができる。
ステップ16。コンシューマ18は、彼/彼女の好みの支払い方法を選択し、PINまたはパスワードなど、任意のオプションの追加の支払い認証データを提供することができる。
ステップ17。モバイルアプリケーション113は、コンシューマ18を認証し、支払いを処理するために、取引インターフェース15を介して支払いプラットフォーム(たとえば、取引処理システム14)と通信することができる。
ステップ18。PINの成功の認証の後に、支払いプラットフォーム(たとえば、取引処理システム14)は、コンシューマの支払いアカウント72に取引の額を課金し、その額をマーチャントのアカウント70に貸方記入するために、要求される金融取引5を実行することができる。
ステップ19。取引の成功の完了の後に、モバイルアプリケーション113は、それが要求される可能性がある(たとえば、ハード商品の出荷先住所を提供するために)状況でマーチャント16に注文書データを送信するようにコンシューマ18に促すことができる。
ステップ20。コンシューマは、「はい」を選択することができ、モバイルアプリケーション113は、マーチャント取引サーバ17上で動作するモバイル支払いアプリケーションインターフェース8に注文書データを送信するように取引インターフェース15に指示する。
ステップ21。取引インターフェース15は、以下を含むがこれに限定されない確認メッセージ内で取引情報を送信することによって、取引5完了についてマーチャントPOS端末17上のマーチャントインターフェース8に通知することができる。
日付および時刻と、
マーチャント名と、
取引IDと、
取引額と、
取引状況(承認された/断られた)と、
マーチャントによって要求され、POS標準規格を支配する任意の他の識別する情報。
取引5情報は、本明細書ではマーチャントPOS端末17上のマーチャントインターフェース8に送信されるものとして説明されるが、これが、マーチャントPOS端末17上のマーチャントインターフェース8に間接的にも送信さえ得る、すなわち、取引5情報が、マーチャント取引サーバ17に送信され、マーチャントインターフェース8に渡され、これによってコンシューマ18に隣接するPOS端末に渡され得ることを了解されたい。
ステップ22。取引インターフェース15は、マーチャント16に送信された(ステップ21)ものと同一のまたは類似する取引5情報を有するモバイルアプリケーション113にも通知することができる。
ステップ23。取引インターフェース15は、取引5完了についてコンシューマ18に通知し、コンシューマの登録された電子メールアドレスにレシートを電子メールで送信することができる。POS取引5の場合に、紙のレシートが、コンシューマ18に与えられ得る。取引5は、ここで完了する。
代替実施形態では、取引サービス20は、電子メディアと印刷メディアと他の「静的」アプリケーションとからのアイテムの購入を容易にするのにも、同様に利用され得る。この場合に、取引に固有の情報(たとえば、マーチャントID、マーチャント名、製品名、製品価格、合計、マーチャントURLなど)を包含する事前に符号化されたOMRI 200(またはサウンドコード3)は、このような電子メディアまたは印刷メディア上で、コンシューマのモバイルデバイス12によるスキャン/記録のために提示され得る。この代替実施形態のステップは、主に、上の例示的な方法で説明されたものと同一であるはずであるが、上のステップ1〜4が、下記によって置換されることを除く。
ステップ1。取引に固有の情報(たとえば、マーチャントID、マーチャント名、製品名、製品価格、合計、マーチャントURLなど)を包含するか他の形でこれを参照される事前に符号化されたOMRI 200またはサウンドコード3は、コンシューマのモバイルデバイス12によるスキャン/記録のためにまたは他の形でのデバイス12のユーザインターフェースを介するデータ入力(たとえば、テクスト入力)のために、電子メディアまたは印刷メディア上で/によって提示され得る。
印刷メディアを含むものなどの実施形態の場合に、マーチャントPOS端末上で動作するMPAがない場合に、ステップ21が、次のように変更されることに留意されたい。
ステップ21。取引インターフェース15は、下記を含む取引5情報を送信することによって、取引5完了についてマーチャント取引サーバ17上のマーチャントインターフェース8に通知することができる。
日付および時刻と、
マーチャント名と、
取引IDと、
取引額と、
取引状況(承認された/断られた)と、
マーチャントによって要求される任意の他の識別する情報と。
例の処理システム80、90構成
図2および3を参照すると、取引サービス20は、たとえば、取引処理システム80とOMRIまたはサウンドコード3処理システム90とを含む取引インターフェース15を有し、処理システム90が、マーチャント16のために(または、直接的にコンシューマ18のために)OMRI 200またはサウンドコード3を生成し、取引処理システム80が、コンシューマ18からのOMRI 200またはサウンドコード3(および/または、コンピュータデバイス12上でプロビジョニングされる取引アプリケーション113からのOMRI 200またはサウンドコード3から入手される情報)の受信時に、その間で取引5を処理するために、マーチャント16およびコンシューマ18と相互作用するようになっている。マーチャントインターフェース8が、取引インターフェース15のシステム80、90の機能性と類似するまたは異なる(たとえば、相補的な)機能性を有する取引処理システム80と処理システム90とをも有することができることも、認められている(図2に示されているように)。
どの場合でも、以下は、マーチャントインターフェース8、取引インターフェース15、またはその組合せによる実施に関する処理システム80とシステム90との基本的な機能性の例示的な説明的な例である。後続のセクションは、処理システム80とシステム90とのさまざまなコンポーネント(たとえば、ネットワークモジュール40、50、OMRIまたはサウンドコード3生成モジュール32、62、デコーダモジュール66(取引モジュール34を含む)、登録モジュール60、提示モジュール33、および取引生成モジュール30)のより特定の実施例を提供する。OMRIまたはサウンドコード3生成に関する任意の機能性が、処理システム80によって実施され得、任意の取引処理関連機能性が、システム90によって実施され得、望み通りに交換可能であることが、認められている。また、システム80、90が、必要に応じてお互いと通信することが、認められている。
図3を参照すると、処理システム80は、コンシューマ18およびマーチャント16との登録メッセージ82を介して(デバイス12、17とネットワーク11を介して)、取引サービス20との相互作用のためにマーチャント16を登録し、マーチャントプロファイル(たとえば、格納されたマーチャントデータ208を含むことができるマーチャント登録詳細117)を作成するため、および、取引サービス20との相互作用のためにコンシューマ18を登録するための登録モジュール60を有し、コンシューマプロファイル(たとえば、格納されたコンシューマデータ211を含むことができるコンシューマ登録詳細117)を作成する。また、たとえばコンピュータデバイス12とインターフェース8、15との間およびインターフェース8と15との間でネットワークメッセージ13(および下で提供される他の特定のネットワークメッセージ)を通信するために、ネットワーク通信モジュール40、50が含まれる。ネットワークメッセージ13は、一般に、復号化マーチャント、コンシューマ、およびコーディングされた情報201と、生成されたOMRI 200またはサウンドコード3の形のコーディングされた情報204と、情報201にインデクシングされるか他の形で相互参照される情報61を包含するテーブル63と、取引5がインターフェース8、15および/または取引処理システム14によって成功して処理されたかどうかを示す確認情報と、取引5の処理を要求するコンピュータデバイス12からの取引要求メッセージ(OMRI 200から復号されるか他の形でサウンドコード3から入手された情報201、および/または復号化形のOMRI 200内のまたは他の形でこれからのコーディングされた情報204を含む)と、取引5処理に関する要求メッセージと応答メッセージとに関係する本明細書で説明されるすべての他のネットワークメッセージとの通信を提供する。また、システム90によるコーディングされた情報204への変換または他の形でのサウンドコード3にインデクシングされるか他の形で相互参照される情報61としてのテーブル63への挿入のための、さまざまな情報201(たとえば、製品データ206、マーチャントデータ208、転送もしくは取引データ210、コンシューマデータ211、および/または取引もしくはマーチャント識別子データ203)を収集するように構成された取引生成モジュール30が含まれる。また、ディスプレイ上での/による表示/再生および/または物理メディア上の印刷(または、コンシューマ18によって操作されるサウンド機器での受信と再生とのためにメディア放送を介して直接におよび/または間接にのいずれかでのサウンドコード3のオーディオ提示)のために、生成されたOMRI 200またはサウンドコード3を構成する提示モジュール33が含まれ得る。
ネットワークメッセージ54、56を使用する、取引処理システム14によって清算される金融アカウント70、72の間の資金振替命令を調整する取引処理モジュール65も、含まれ得る。また、適当な場合にOMRI 200またはサウンドコード3の復号された情報を含む取引サービス20への取引5要求を生成するように構成され得る取引要求モジュール34が、含まれ得る。
図2を参照すると、システム90は、コンシューマ環境4(たとえば、マーチャント16を介する)および/または直接にコンシューマ18への後続の配送のために、入手された復号化マーチャントおよび製品情報201、オプションで識別子データ203、ならびに製品データ206、マーチャントデータ208、取引データ210、コンシューマデータ211のうちの任意の他のものの、生成されたOMRI 200(またはサウンドコード3)に含めるためのコーディングされた情報204への符号化のためにエンコーダ120を使用する生成モジュール32、62を有する。生成モジュール32、62は、サウンドコード3にインデクシングされるか他の形で相互参照される情報61(たとえば、マーチャントおよび製品情報201、オプションで識別子データ203、ならびにサウンドコード3内の個々のオーディオ信号/オーディオ信号の組合せにマッピングされる情報61としてテーブル63に挿入される製品データ206、マーチャントデータ208、取引データ210、コンシューマデータ211のうちの任意の他のもの)をテーブル63に挿入することができる。また、受信されたOMRI 200から入手されたコーディングされた情報204をマーチャントおよび製品情報201、オプションで識別子データ203、ならびに製品データ206、マーチャントデータ208、取引データ210、コンシューマデータ211のうちの任意の他のものに復号するのにデコーダ119を使用する取引モジュール34および/またはデコーダモジュール66が含まれる。代替案では、取引モジュール34および/またデコーダモジュール66は、ルックアップテーブル63にアクセスするのにサウンドコード3を使用し、テーブル内でサウンドコード3にマッピングされた情報61を入手することができる。
また、OMRI 200またはサウンドコード3内のコーディングされた情報204から入手された識別子203に関連する取引5によって要求される適当なワークフロー命令218と入力データ215と出力データ217とを選択するように構成された取引タイプモジュール68が、含まれる。取引5に関連する適当なワークフロー命令218と入力データ215と出力データ217とに基づいて、取引タイプモジュール68は、コンピュータデバイス6、12、17の間の相互作用でネットワークメッセージ13の内容を提供する(または期待される内容を処理する)。
コンピュータデバイス12
図6を参照すると、各コンピュータデバイス12は、ワイヤレス対応(たとえば、WiFi、WANなど)携帯情報端末、電子メール対応ワイヤレス電話機、またはデスクトップコンピュータ端末とされ得る。さらに、ワイヤレス通信は、テクストデータ(たとえば、暗号化された)の伝送の容易化だけに限定されず、したがって、たとえば、望み通りに画像データ、オーディオデータ、またはマルチメディアデータの伝送に使用され得る。
図6に示されているように、コンピュータデバイス12は、通信ネットワークインターフェース102と、ユーザインターフェース104と、ネットワークインターフェース102およびユーザインターフェース104と通信しているデータ処理システム106とを備える。ネットワークインターフェース102は、通信ネットワーク11を介するワイヤレス通信のために1つ以上のアンテナを含むことができる。好ましくは、ユーザインターフェース104は、データ入力デバイス(キーボード、マイクロフォン、または書込タブレット)と、表示デバイスまたはサウンド生成/記録機器130(LCDディスプレイまたはマイクロフォンもしくはスピーカなど)とを備える。ユーザインターフェース104のディスプレイスクリーンは、OMRI 200画像取込プロセスおよび処理の結果を含めて、取引アプリケーション113のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)をユーザに視覚的に提示するのに使用され得る。ディスプレイスクリーンは、タッチスクリーンディスプレイを使用することができ、この場合に、ユーザは、復号されたOMRI 200もしくはサウンドコード3からのテクスト情報201および/または取引要求64ネットワークメッセージ13を生成するためにテクスト情報201に追加される補足情報(たとえば、マーチャントデータ208、コンシューマデータ211)として入手される取引5情報(たとえば、製品データ206、マーチャントデータ208、コンシューマデータ211、および/または取引データ210)を操作する(すなわち、入力し、かつ/または変更/削除する)ことができる)。
データ処理システム106は、そうでなければコンピュータプロセッサと呼ばれる中央処理装置(CPU)108と、両方がCPU 108と通信している、不揮発性メモリストレージデバイス(たとえば、ディスク)110(磁気ディスクメモリまたは電子メモリなど)および読み書きメモリ(RAM)112とを含む。メモリ110は、RAMにロードされた時に、コンピュータデバイス12が通信ネットワーク11を介してお互いと取引サービス20(取引インターフェース15にアクセスするため)とマーチャントインターフェース8(たとえば、1つ以上の処理サーバ)と通信することを可能にするメモリオブジェクトを定義する、CPU 108のプロセッサ命令を備えるデータを含む。CPU 108のプロセッサ命令は、下でより詳細に議論される。
CPU 108は、コンピュータデバイス17と取引サービス20のコンピュータデバイス6との間の通信を容易にするための取引アプリケーション113(たとえば、システム80、90の機能性の一部またはすべてを含む)の実行のために構成される。たとえば、取引アプリケーション113が、CPU 108によって実施されて、OMRI 200と、サウンドコード3と、取引5メッセージ13との生成と、受取と、処理とを調整するのに使用されることが、認められている。たとえば、取引アプリケーション113は、イメージャ118と、サウンド機器と、エンコーダ/デコーダ119、120とを操作することができる。
CPU 108は、タスク関連命令を実行することによって、ネットワークインターフェース102と、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104および他のアプリケーションプログラム/ハードウェア(たとえば、取引アプリケーション113から使用可能にされたウェブブラウザ)との動作を介して、所期のタスク(たとえば、取引アプリケーション113のそれぞれのモジュールの)のために構成されたコンピュータデバイス12の動作を容易にする。これらのタスク関連命令は、オペレーティングシステムによって、および/またはメモリ内に配置されたソフトウェアアプリケーションによって、および/またはシステム80、90の機能性に関連するモジュールの動作を含む、特定のタスクを実行するように設計されたプロセッサ108の電子/ディジタル回路網に構成されたオペラビリティによって、提供され得る。さらに、デバイスインフラストラクチャ106が、プロセッサ108に命令を提供し、かつ/または命令をロード/更新するためにプロセッサ108に結合されたコンピュータ読取可能な記憶媒体110を含むことができることが、認められている。コンピュータ読取可能な媒体110は、例としてのみ、フラッシュメモリなどのメモリカードまたは他のソリッドステートメモリなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。
さらに、コンピュータデバイス12が、たとえばオペレーティングシステム、イメージャ118、サウンド機器130、デコーダ119、エンコーダ120、および取引アプリケーション113とブラウザとの機能/動作を含む所定の機能/動作を実施するためのコードまたは機械可読命令を備える実行可能アプリケーションを含むことができることが、認められている。プロセッサ108は、本明細書で使用される時に、イメージャ118と、サウンド機器130と、デコーダ119と、エンコーダ120と、取引アプリケーション113とのいずれかまたはすべてによって実行される動作を含む、上の例によって説明される動作を実行するための構成されたデバイスおよび/または機械可読命令のセットである。本明細書で使用される時に、プロセッサ108は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアのいずれか1つまたはその組合せを備えることができる。プロセッサ108は、実行可能な手順または情報デバイスによる使用のために情報を操作し、分析し、変更し、変換し、または送出することによって、かつ/あるいは出力デバイスに関して情報をルーティングすることによって、情報に作用する。プロセッサ108は、たとえば、コントローラまたはマイクロプロセッサの機能を使用しまたは備えることができる。
データ処理システム106は、コンシューマ18のイメージャ118またはサウンド機器130の範囲内でマーチャント16によって表示されるか他の形で提示される、OMRI 200の画像の取込に適するイメージャ118(たとえば、画像センサ、たとえばCCDまたはCMOSセンサを含むカメラ)と、サウンドコード3を取り込むのに適するサウンド機器130を操作することとを含む。取引アプリケーション113は、OMRI 200の画像またはサウンドコード3のオーディオ信号を取り込むためのイメージャ118またはサウンド機器130の動作を制御し、取引サービス20に向けて取引/支払い要求メッセージ13を生成する際の後続の使用のために、そのように構成される場合に、コーディングされた情報204の少なくとも一部を情報201に復号することを提供するためにデコーダ119を操作するように構成される。ストレージ110は、OMRI 200またはサウンドコード3の復号/符号化での使用のためにカスタマイズされたコーディング解釈方式209をも包含することができる。
さらに、デバイス12が、たとえばシステム80、90の機能性のいずれかに関連するオペレーティングシステムとモジュールとの機能/動作を含む機能/所定の動作を実施するためにコードまたは機械可読命令を備える実行可能アプリケーションを含むことができることが、認められている。
取引サービスデバイス6
図7を参照すると、デバイス6は、ワイヤレス対応(たとえば、WiFi、WANなど)携帯情報端末または電子メール対応ワイヤレス電話機、たとえばタブレットとされ得る。さらに、ワイヤレス通信は、テクストデータ(たとえば、暗号化された)の伝送を容易にすることだけに限定されるのではなく、したがって、望み通りに、たとえば画像データ、オーディオデータ、またはマルチメディアデータを送信するのに使用され得る。好ましくは、デバイス6は、たとえばネットワークサーバである。
図7に示されているように、デバイス6は、通信ネットワークインターフェース102と、ユーザインターフェース104と、ネットワークインターフェース102およびユーザインターフェース104と通信しているデータ処理システム106とを備えることができる。ネットワークインターフェース102は、通信ネットワーク11を介するワイヤレス通信のために1つ以上のアンテナを含むことができる。ユーザインターフェース104は、データ入力デバイス(キーボード、マイクロフォン、またはライティングタブレットなど)と、ディスプレイデバイス(LCDディスプレイなど)と、サウンドデータ3を通信するためのサウンド生成機器とを備えることができる。
データ処理システム106は、コンピュータプロセッサとも呼ばれる中央処理装置(CPU)108と、両方がCPU 108と通信している、不揮発性または揮発性のメモリストレージデバイス(たとえば、ディスク)110(磁気ディスクメモリまたは電子メモリなど)と、読み書きメモリ(RAM)112とを含む。メモリ110は、データを含み、このデータは、RAMにロードされた時に、デバイス6が通信ネットワーク11を介してコンピュータデバイス17、12および取引処理システム14(たとえば、1つ以上の処理サーバ)と通信することを可能にするメモリオブジェクトを定義する、CPU 108のプロセッサ命令を備える。命令は、コンピュータデバイス6上で動作し、ネットワーク11を介してアクセスされるウェブサイトとして取引インターフェース15を提供しまたは他の形でホスティングするのに使用され得る。
CPU 108は、取引処理システム14およびコンピュータデバイス17、12との通信を容易にするための取引インターフェース15の実行のために構成される。たとえば、取引インターフェース15が、CPU 108によって実施されて、OMRI 200のテクスト情報201およびコード情報204の生成、受取、および処理と、ルックアップテーブル63にアクセスするためのサウンドコード3の使用とを調整し、指定されたアカウント70、72の間に取引5の資金振替の清算がある場合にこれを調整するのに使用されることが、認められている。
CPU 108は、タスク関連命令を実行することによって、ネットワークインターフェース102と、デバイス6のユーザインターフェース104および他のアプリケーションプログラム/ハードウェア(たとえば、取引インターフェース15を介して使用可能にされたウェブサービス)との動作を介して、所期のタスク(たとえば、取引インターフェース15のそれぞれのモジュールの)のために構成されたデバイス6の動作を容易にする。これらのタスク関連命令は、オペレーティングシステムによって、および/またはメモリ内に配置されたソフトウェアアプリケーションによって、および/または特定のタスクを実行するように設計されたプロセッサ108の電子/ディジタル回路網に構成されたオペラビリティによって、提供され得る。さらに、デバイスインフラストラクチャ106が、プロセッサ108に命令を提供し、かつ/または命令をロード/更新するためにプロセッサ108に結合されたコンピュータ読取可能な記憶媒体110を含むことができることが、認められている。コンピュータ読取可能な媒体110は、例としてのみ、フラッシュメモリなどのメモリカードまたは他のソリッドステートメモリなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。ストレージ110は、OMRI 200の符号化および/または復号ならびにルックアップテーブル63を介するサウンドコード3の解釈での使用のためにカスタマイズされたコーディング解釈方式209をも包含することができる。
さらに、デバイス6が、たとえばオペレーティングシステムとシステム80、90の機能性のいずれかに関連するモジュールとの機能/動作を含む所定の機能/動作を実施するためのコードまたは機械可読命令を備える実行可能アプリケーションを含むことができることが、認められている。プロセッサ108は、本明細書で使用される時に、システム80、90の機能性のいずれかに関連するモジュールのいずれかまたはすべてによって実行される動作を含む、上の例によって説明される動作を実行するための構成されたデバイスおよび/または機械可読命令のセットである。本明細書で使用される時に、プロセッサ108は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアのいずれかまたは組合せを備えることができる。プロセッサ108は、取引5の処理に関する実行可能な手順または情報デバイスによる使用のために情報を操作し、分析し、変更し、変換し、または送出することによって、かつ/あるいは出力デバイスに関して情報をルーティングすることによって、情報に作用する。プロセッサ108は、たとえば、コントローラまたはマイクロプロセッサの機能を使用しまたは備えることができる。
マーチャントデバイス17
図8を参照すると、デバイス17は、ワイヤレス対応(たとえば、WiFi、WANなど)携帯情報端末または電子メール対応ワイヤレス電話機、たとえばタブレットとされ得る。さらに、ワイヤレス通信は、テクストデータ(たとえば、暗号化された)の伝送を容易にすることだけに限定されるのではなく、したがって、望み通りに、たとえば画像データ、オーディオデータ、またはマルチメディアデータを送信するのに使用され得る。デバイス17は、有線とワイヤレスとの両方の、ネットワークサーバまたはPOS端末などのコンピュータデバイスの連合とすることも可能である。
図8に示されているように、デバイス17は、通信ネットワークインターフェース102と、ユーザインターフェース104と、ネットワークインターフェース102およびユーザインターフェース104と通信しているデータ処理システム106とを備えることができる。ネットワークインターフェース102は、通信ネットワーク11を介するワイヤレス通信のために1つ以上のアンテナを含むことができる。ユーザインターフェース104は、データ入力デバイス(キーボード、マイクロフォン、またはライティングタブレットなど)と、ディスプレイデバイス(LCDディスプレイなど)とを備えることができる。
データ処理システム106は、コンピュータプロセッサとも呼ばれる中央処理装置(CPU)108と、両方がCPU 108と通信している、不揮発性または揮発性のメモリストレージデバイス(たとえば、ディスク)110(磁気ディスクメモリまたは電子メモリなど)と、読み書きメモリ(RAM)112とを含む。メモリ110は、データを含み、このデータは、RAMにロードされた時に、デバイス6が通信ネットワーク11を介してコンピュータデバイス6、12と通信することを可能にするメモリオブジェクトを定義する、CPU 108のプロセッサ命令を備える。命令は、コンピュータデバイス17上で動作し、ネットワーク11を介してアクセスされるウェブサイトとしてマーチャントインターフェース8を提供しまたは他の形でホスティングするのに使用され得る。
CPU 108は、コンピュータデバイス6、12との通信を容易にするためのマーチャントインターフェース8の実行のために構成される。たとえば、マーチャントインターフェース8が、CPU 108によって実施されて、OMRI 200のテクスト情報201およびコード情報204の生成、受取、および処理と、サウンドコード3の解釈または他の処理および/または送信もしくは再送信とを調整し、デバイス6、12、17の間でのネットワークメッセージ13を介するデータ206、208、210、211、203またはデータ3の転送を調整するのに使用されることが、認められている。
CPU 108は、タスク関連命令を実行することによって、ネットワークインターフェース102と、デバイス17のユーザインターフェース104および他のアプリケーションプログラム/ハードウェア(たとえば、マーチャントインターフェース8を介して使用可能にされたウェブサービス)との動作を介して、所期のタスク(たとえば、マーチャントインターフェース8のそれぞれのモジュールの)のために構成されたデバイス17の動作を容易にする。これらのタスク関連命令は、オペレーティングシステムによって、および/またはメモリ内に配置されたソフトウェアアプリケーションによって、および/または特定のタスクを実行するように設計されたプロセッサ108の電子/ディジタル回路網に構成されたオペラビリティによって、提供され得る。さらに、デバイスインフラストラクチャ106が、プロセッサ108に命令を提供し、かつ/または命令をロード/更新するためにプロセッサ108に結合されたコンピュータ読取可能な記憶媒体110を含むことができることが、認められている。コンピュータ読取可能な媒体110は、例としてのみ、フラッシュメモリなどのメモリカードまたは他のソリッドステートメモリなど、ハードウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。ストレージ110は、OMRI 200の符号化および/もしくは復号またはサウンドコードデータ3の他の解釈での使用のためにカスタマイズされたコーディング解釈方式209をも包含することができる。
さらに、デバイス17が、たとえばオペレーティングシステムとシステム80、90の機能性のいずれかに関連するモジュールとの機能/動作を含む所定の機能/動作を実施するためのコードまたは機械可読命令を備える実行可能アプリケーションを含むことができることが、認められている。プロセッサ108は、本明細書で使用される時に、システム80、90の機能性のいずれかに関連するモジュールのいずれかまたはすべてによって実行される動作を含む、上の例によって説明される動作を実行するための構成されたデバイスおよび/または機械可読命令のセットである。本明細書で使用される時に、プロセッサ108は、ハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアのいずれかまたは組合せを備えることができる。プロセッサ108は、取引5の処理に関する実行可能な手順または情報デバイスによる使用のために情報を操作し、分析し、変更し、変換し、または送出することによって、かつ/あるいは出力デバイスに関して情報をルーティングすることによって、情報に作用する。プロセッサ108は、たとえば、コントローラまたはマイクロプロセッサの機能を使用しまたは備えることができる。
例のマーチャントインターフェース8
マーチャントインターフェース8は、上で取引サービス20について説明され、下でシステム80、90機能性のさらなる例として説明されるように、マーチャントインターフェース8が、取引処理システム80および/または処理システム90の機能性(または少なくともその一部)に類似する取引および/または処理機能性を提供されるように、取引サービス20の生成機能(生成モジュール62)のシッククライアントとして構成され得る。マーチャントインターフェース8のシッククライアント版が、取引5の処理中に取引サービス20によって実施される処理/生成システムの処理機能性のいずれかの代わりにまたは他の形でその代用として処理の一部を実行するように構成され得ることが、認められている。マーチャントインターフェース8のシッククライアント版が、マーチャントインターフェース8によって生成されるか他の形で受信され、コンピュータデバイス17と取引サービス20との間でネットワークメッセージとして送信される一連のウェブページを介してネットワーク11を介して通信するようにも構成され得ることも、認められている。マーチャントインターフェース8が、マーチャントインターフェース8自体のシステムを使用してOMRI 200またはサウンドコード3を直接に生成するのではなく、取引サービス20に直接に取引5に関するOMRI 200(またはサウンドコード3)を要求するか他の形でこれを入手することができる、すなわち、取引サービス20のシンクライアントとして動作することも、認められている。どの場合でも、モジュール62の以下の説明は、望み通りに、マーチャントインターフェース8のモジュール62および/または取引サービス20のモジュール62の生成能力の表現とされ得る。
図8を参照すると、通信ネットワーク11を介して、コンピュータデバイス12から注文要求メッセージを受信し、コンピュータデバイス12に注文応答メッセージを送信するネットワーク通信モジュール50を含むことができるマーチャントインターフェース8の例の構成が示されている。通信ネットワーク11は、たとえば、インターネット、エクストラネット、および/またはイントラネットなどであるがこれらに限定されない、1つ以上のネットワークとされ得る。さらに、通信ネットワーク11は、有線ネットワークまたはワイヤレスネットワークとされ得る。ネットワークメッセージが、望み通りに、Bluetooth(登録商標)、赤外線(IR)、ラジオ周波数(RF)、ニアフィールド通信(NFC)、および他のプロトコルなどであるがこれらに限定されない短距離ワイヤレス通信プロトコルを介してコンピュータデバイス12とネットワーク通信モジュール50との間で通信され得ることも、認められている。
ネットワーク通信モジュール50は、支払い取引処理システム14に関して通信ネットワーク11を介して注文確認メッセージを送信し、受信するようにも構成され得る。製品データ206(たとえば、製品価格設定、製品の説明、製品入手可能性など)と、マーチャントデータ208(たとえば、マーチャント銀行アカウント番号、取引インターフェース15によって割り当てられたマーチャントの一意マーチャント参照ID、税金、またはマーチャント企業登録の詳細)と、取引インターフェース15のネットワーク11アドレス情報とを包含するデータベース110も含まれる。データベース110は、取引5を表すのに使用されるOMRI 200またはサウンドコード3の生成中に送り状情報を符号化(または復号)するのに使用される、機械可読記号体系、符号語、および/またはオーディオ信号の間の関係(たとえば、ルール)を包含するカスタマイズされたコーディング方式209のカスタマイズされたOMRI(またはサウンドコード3)定義をも有することができる。
たとえば、カスタマイズされたコーディング方式209は、OMRI 200またはサウンドコード3の生成中に実行される、取引5の復号化(たとえば、テクストベースの)情報201をコード情報204(たとえば、記号体系、オーディオ信号など)に符号化する(すなわち、翻訳する)のに使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209は、OMRI 200(またはサウンドコード3)の処理(たとえば、コンピュータデバイス12および/または取引インターフェース15による)中に、OMRI 200(またはサウンドコード3)内に存在するコード情報204を取引5の復号化情報201に復号する(すなわち、解釈する)のにも使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209が、取引インターフェース15に知られ(たとえば、そのOMRI/サウンドコード生成モジュール62によって)、マーチャントID、コンシューマID、送り状の額、送り状番号、その他などであるがこれに限定されない特定の送り状情報に関する(オーディオ信号の)カスタマイズされた符号語を含むことができることが、認められている。サウンドコード3の処理が、サウンドコード3のオーディオ信号の1つ以上の部分が情報201の1つ以上の部分にマッピングされ/関係するように、取引サービス20のルックアップテーブル63および/または取引サービス20に常駐するかその外部で他の形でアクセス可能なローカルルックアップテーブル63にアクセスすることによって行われ得ることが、認められている。
図9をもう一度参照すると、マーチャントインターフェース8は、コンピュータデバイス12を介するマーチャントインターフェース8との(たとえば、通信ネットワーク11を介する)相互作用(たとえば、オンラインの)および/または環境4内で出会うサウンドコード3(たとえば、テレビ/ラジオ放送から取り込まれる、インストアサウンド機器から取り込まれるなど)との相互作用(たとえば、オンラインの)中にコンシューマ18によって注文/選択された複数の製品の取引5データ(たとえば、製品データ206、マーチャントデータ208、コンシューマデータ209、および/または取引データ210。図3を参照されたい)を収集するのに使用される注文生成モジュール60をも有する。注文された特定の製品および各製品の量など、取引5の製品データ206とコンシューマデータ211の一部とが、注文要求メッセージから入手されて注文生成モジュール60に供給され得る(たとえば、ネットワーク通信モジュール50を介して)ことが、認められている。さらに、注文生成モジュール60は、データベース110から取引5のマーチャントデータ208ならびに注文された製品の価格設定情報(たとえば、製品データ206)を収集する(または、他の形で受信する)はずである。注文生成モジュール60は、コンシューマによって支払われなければならない送り状総額と、取引5のマーチャント識別情報(マーチャント銀行アカウント情報に関連付けられまたは他の形でこれを実施する)とを含む製品価格設定総計(オプションで、適用可能な税金を含む)に関する取引データ210をも生成する。たとえば、マーチャント銀行アカウント情報に関して、これは、取引5データに含まれるマーチャント情報の一部として供給され得、あるいは、取引インターフェース15に既知であり、したがってコンシューマ18から抽象される実際のマーチャント銀行アカウント情報をルックアップするのに取引インターフェース15によって使用されるマーチャント識別情報(たとえば、マーチャントID)として供給され得る。
マーチャントインターフェース8は、使用可能な取引5データと、OMRI 200(またはサウンドコード3)を生成するかサウンドコード3の場合にルックアップテーブル63に投入するためのカスタマイズされたコーディング方式209とを使用するように構成され得るモジュール62を有する。OMRI 200またはサウンドコード3が、オプションでコンシューマ18の指定されたアカウントからマーチャント16の指定されたアカウントへの資金の転送を含む、取引(取引5データに関連する)を清算するために処理システム14または取引インターフェース15によって必要とされる支払い取引データを含む、コンシューマ18によって選択された製品に関する取引5のデータ(たとえば、OMRI 200の記号体系および/またはサウンドコード3のオーディオ信号を介する)を包含するためにモジュール62によって生成され得ることが、認められている。この例では、マーチャント16が、取引インターフェース15に事前に登録し、取引インターフェース15のセキュアデータベース110内に格納されたマーチャントの実際のアカウント情報117(および、任意の他のセンシティブなマーチャント情報)に関連するマーチャントIDを与えられるはずであることが、企図されている。
代替実施形態として、モジュール62が、OMRI 200またはサウンドコード3の一部またはすべてを生成するのではなく、取引5の関連データ(注文生成モジュール60によって収集される)を取引インターフェース15に要求メッセージを介して送信するように構成され得ることも、企図されている。これに応答して、マーチャントインターフェース8は、OMRI 200またはサウンドコード3をコンシューマ18に提供する際の後続の使用のために、生成されたOMRI 200またはサウンドコード3を応答メッセージを介して受信するはずである。この場合に、取引インターフェース15のモジュール62は、マーチャントインターフェース8の要求時に、OMRI 200またはサウンドコード3を生成するエンティティである。
図9をもう一度参照すると、マーチャントインターフェース8は、たとえばマーチャント製品の注文と支払いとが販売時点情報管理(POS)で行われつつある時に、OMRI 200を物理的におよび/もしくは電子的に表示し、またはコンシューマ18にサウンドコード3を生成する(たとえば、サウンドコード3の場合にオーディオとして)ためにマーチャント16によって使用される提示モジュール63をもオプションで有することができる。POSは、マーチャント16が、マーチャントの製品についてコンシューマ18からの支払いを受け取る会社(実在の店舗またはサービス)になるように、注文取引が開始され、取引の受入または拒絶の確認が受信される、チェックアウト位置として定義される。
もう1つの実施形態は、サウンドコード3および/またはOMRI 200が、全般的に環境4内のマーチャント16施設(たとえば、POS端末を包含する)の外部でコンシューマ18によって出会われる場合である。これの例は、コンシューマデバイス12の範囲内のラジオ、テレビ、屋内または屋外の電子ビルボード/ディスプレイなどの電子メディア内の放送サウンドおよび/または視覚的ディスプレイ、ならびに、ネットワーク11を介するコンシューマデバイス12に向けられたインターネットまたは他のオンライン/ネットワーク通信に関する。
したがって、POSシステムのマーチャントインターフェース8が、製品の注文および購入の時にコンシューマ18に物理的に近接する物理POS端末(たとえば、電子キャッシュレジスタ)を含むように、かつ/またはコンシューマデバイス12によって受信され/取り込まれるためのサウンドコード3および/またはOMRI 200を通信するためのマーチャント18によって使用されるサードパーティインターフェースとして定義され(または、たとえばローカルエリアネットワークを介する通信(図示せず)に関連付けられ)得ることが、認められる。たとえば、提示モジュール63は、OMRI 200を物理的に印刷するプリンタに命令を供給し、サウンドコード3を生成するためにコンシューマ18に隣接する電子機器に命令を供給し、かつ/またはOMRI 200またはサウンドコード3を表示/再生するために電子ディスプレイに命令を提供するように構成され得る。どの場合でも、OMRI提示モジュール63は、コンシューマのコンピュータデバイス12(すなわち、モバイルデバイス)を使用する、後続の画像取込(OMRI 200の)またはサウンドコード3のサウンド取込(たとえば、ユーザインターフェースを介するオーディオ信号入力を介するサウンドコード3のサウンド認識)のために、コンシューマ18にOMRI 200またはサウンドコード3を提示するように構成される。
符号化
バーコードのカスタマイズされたコーディング解釈方式209の一例が、送り状固有データを含むように変更されたUPC(Universal Product Code)である。もう1つの例は、下でさらに説明される、変更されたQR方式である。OMRI 200の記号体系情報204に格納された数字および/または文字(たとえば、ASCIIすなわち情報交換米国標準コード)は、OMRIデコーダによって読み取られる時にOMRI 200に関連する送り状アイテムに関する追加情報をルックアップするのに使用され得るカスタマイズされたコーディング方式209で定義される特定の標準コードとカスタムコード(送り状固有データを表す)とを表す一意の識別子である。たとえば、製品の価格およびオプションの説明は、記号体系情報204を使用してOMRI 200内で符号化される。
したがって、OMRIモジュール62は、支払いデータをとり、取引5データの復号化情報201(たとえば、文字、単語、句など)を必ずしも同一タイプではない別の形または表現すなわち記号体系情報204に変換する(ある記号から別の記号へ)ためにカスタマイズされたコーディング解釈方式209のコードおよび関連するルールを使用することができる。OMRI生成モジュール62によって実行される情報処理では、符号化は、取引5の情報201が、通信されるシンボル(カスタマイズされたコーディング方式209によって定義されるシンボルフォーマット204の)に変換されるプロセスである。復号は、コードシンボル204を受信器によって理解できる復号化情報201に戻って変換する、逆のプロセスである。したがって、取引5データの復号化情報201から生成される記号体系情報204が、カスタマイズされたコーディング方式209に従ってOMRI 200を構成するためにOMRI生成モジュール62によって使用される。このOMRI 200は、コンピュータデバイス12への注文応答メッセージ(たとえば)内で送信されるためにネットワーク通信モジュール50に使用可能にされる(たとえば、ネットワークメッセージ内で画像ファイルとして配送されるなど、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104のブラウザスクリーンに表示される。図5を参照されたい)。OMRI 200が、取引5の復号化データ201を記号的に表すことが、認められている。
図2と図4とをもう一度参照すると、取引5は、何がいつ誰によって誰から購入され、何にどれだけの金額が費やされたのかを定義するのに、コンシューマ18とマーチャント16とによって使用される。OMRI 200(またはサウンドコード3)は、OMRI 200(またはサウンドコード3)の情報204が、製品データ206、マーチャントデータ208、コンシューマデータ211、および/または取引5の取引データ210の情報201を符号化するように、取引5として複数の製品(たとえば)の製品情報201としてコーディングされた情報204を含むように生成され得る。したがって、OMRI 200(またはサウンドコード3)は、コーディングされた情報204を使用し、マーチャント16によってコンシューマ18に発行された商業契約として定義され、取引5の支払い(すなわち、コンシューマアカウントの借方記入およびマーチャントアカウントの対応する借方記入)と引き換えにマーチャントがコンシューマ18に提供した(または提供する)製品、量、および/または製品の合意された価格を示す、取引5の少なくとも一部を表す。さらに、取引5は、取引5に包含されるすべての支払い条件に従って、コンシューマ18がマーチャント16に支払わなければならないことを示すことができる。レンタルサービスまたは専門サービスのコンテキストでの取引5が、請求書を作成される時間の持続時間への特定の参照をも含み、したがって、量と価格とコストとではなく、送り状の金額は、量と価格とコストと持続時間とに基づくものとされ得ることも、認められている。たとえば、レンタル/サービス取引5は、請求書を作成される実際の時間(たとえば、時間、日、週、月など)に言及することができる。
マーチャント16の観点から、取引5が、売上送り状と見なされ得ることが、認められている。コンシューマ18の観点から、取引5が、仕入れ送り状と見なされ得る。取引5は、コンシューマ18とマーチャント16との両方を識別することができるが、用語「送り状」は、一般に、マーチャント16とコンシューマ18との間で金銭が借りられまたは支払う義務があるという事実を指す。
たとえば、コーディングされた情報204の製品データ206(視覚的情報としての記号体系またはサウンド情報としてのオーディオ信号の形で提供される)は、製品ごとに、製品識別子(たとえば、製品番号または、UPCコードもしくはスキューコードなどのコード)、製品購入価格(たとえば、製品の単位価格)、製品の量の数(たとえば、購入注文内の2つの同一製品の場合に、数2)、および/または製品の説明などであるがこれに限定されない情報を含むことができる。コーディングされた情報204のマーチャントデータ208は、マーチャントの名前および連絡先詳細、マーチャントの銀行アカウント番号、処理システム14によって割り当てられたマーチャントの一意マーチャント参照ID、マーチャント小売り位置の位置、税金またはマーチャント登録の詳細(たとえば、VAT(付加価値税)識別番号などの納税者番号もしくは会社番号、または入力税額控除を主張するためのGSTのための登録番号)、および/または購入がオンラインまたは物理的な小売り位置購入のどちらであるのかの表示などであるが、これらに限定されない情報を含むことができる。コーディングされた情報204の取引データ210は、一意の参照番号(取引5に関連する対応を追跡するのに使用される)、取引の日付、製品のそれぞれの購入価格のパーセンテージとしての税金支払い(たとえば、GSTまたはVAT)、製品が送信されまたは配送された(またはされる)日付(たとえば、近似的な)、購入注文番号(または、取引5で言及されるコンシューマ18によって要求された類似するトラッキング番号)、製品に関する総購入額(オプションで税金の分解を含む)、支払い条件(支払い方法、支払いの期日、および/または後の支払いに関する料金に関する詳細を含む)、国際顧客情報、出荷目的地、および/または出荷元位置などであるが、これらに限定はされない情報を含むことができる。コーディングされた情報204のデータ206、208、210、211が、少なくとも、復号化情報201内で全体的にまたは部分的に表現されることも、認められている。
この形で、OMRI 200内のどのコーディングされた情報204(たとえば、記号体系)は、(たとえばコンピュータデバイス12および/または取引インターフェース15によって)情報201に復号され得、情報201は、コーディングされた情報204(たとえば、記号体系)に符号化され得る(取引インターフェース15によって)。さらに、サウンドコード3内のどのコーディングされた情報204(たとえば、オーディオ信号)は、(たとえばコンピュータデバイス12および/または取引インターフェース15によって)情報201に復号され得、情報201は、(取引インターフェース15および/またはコンピュータデバイス12および/またはマーチャントインターフェース8によって)コーディングされた情報204(たとえば、オーディオ信号)に符号化され得る。
コンシューマデータ211に関して、コーディングされた情報204のこのデータは、支払い者(たとえば、コンシューマ18)を識別する取引に沿って渡される参照コード、コンシューマ18の名前および連絡先詳細(たとえば、アドレス)、および/または製品の支払いに使用される資金の源を識別するアカウント番号(たとえば、コンシューマ18の銀行アカウント番号、クレジットカード番号、デビットカード番号)などであるがこれに限定されない番号を含むことができる。記号体系204で符号化されるのではなく、製品の支払いのために使用される資金のコンシューマ18の源を識別するアカウント番号は、下でさらに説明されるように、コンシューマコンピュータデバイスのユーザインターフェース104を使用してコンシューマ18によって供給され得ることが、認められている。
上で議論されたように、カスタマイズされたコーディング方式209が、OMRI 200の視覚的にコーディングされた情報204(またはサウンドコード3のオーディオ信号を介するサウンドコーディングされた情報204)と、取引5の復号化情報201との間の変換(すなわち、符号化、復号)において使用される符号語およびルールを包含することが、認められている。
例の取引アプリケーション113構成
図10を参照すると、取引アプリケーション113が、複数のOMRI 200またはサウンドコード3関連処理機能性、複数の取引処理機能性、および/またはクライアント−サーバ関係(システム80、90の能力と機能性とに関連しまたはその代用で取引インターフェース15と通信するネットワーク11のために構成されたクライアント機能性を含むことができることが、認められている。たとえば、取引アプリケーション113は、取引アプリケーション113が、取引インターフェース15の処理システム80、90によって生成され、ネットワークメッセージを介して送信され、コンピュータ12のユーザインターフェース104上に表示される一連のウェブページを介して取引インターフェース15の処理システム80、90と相互作用するように構成されるように、取引インターフェース15のシンクライアントとして構成され得る。したがって、取引アプリケーション113は、取引5固有情報を包含するメッセージをネットワーク11を介して送信し、受信するため、すなわち、取引5の出力データを含むウェブページをユーザインターフェース104上に表示し、ユーザインターフェース104上での入力データの入力と取引5の入力データのネットワーク送信とを調整するために、ウェブブラウザ(または他のネットワーク通信プログラム)と相互作用するはずである。
代替案では、取引アプリケーション113は、下でさらに説明されるように、取引アプリケーション113が、取引インターフェース15の処理システム80および/または生成システム90の機能性(または少なくともその一部)に類似する取引および/またはOMRIもしくはサウンドコード3の処理機能性を提供されるように、取引インターフェース15のシッククライアントとして構成され得る。取引アプリケーション113のシッククライアント版が、取引5の処理中に取引インターフェース15のによって実施される処理システム80および/または生成システム90の処理機能性のいずれかの代わりにまたは他の形でその代用として取引またはOMRI 200もしくはサウンドコード3の処理の一部を実行するように構成され得ることが、認められている。取引アプリケーション113のシッククライアント版が、取引インターフェース15のによって生成されるか他の形で受信され、コンピュータデバイス6、12と取引インターフェース15との間でネットワークメッセージとして送信される一連のウェブページを介してネットワーク11を介して通信するようにも構成され得ることも、認められている。
図2と図10とを参照すると、取引アプリケーション113は、取引サービス20のクライアントアプリケーションとして構成され得、OMRI 200もしくはサウンドコード3の生成(すなわち、符号化)と取引インターフェース15への提示とのために構成され、かつ/または提示されるOMRI 200もしくはサウンドコード3の処理(すなわち、復号)(たとえば、テーブル63ルックアップを介する)と取引サービス20への支払い要求の生成とのために構成される。取引アプリケーション113は、グラフィカルインターフェース(ユーザインターフェース104上。図5を参照されたい)を提供するように、たとえば、マーチャント16の情報の入力ならびに要求される支払額の入力(たとえば、取引生成モジュール30を介する)を容易にするようにも構成される。取引アプリケーション113は、グラフィカルインターフェース(またはサウンドベースのインターフェース)を提供するように、たとえば、コンシューマ18情報の入力を容易にするようにも構成される。
図10を参照すると、示されているのは、通信ネットワーク11を介して、コンピュータデバイス6、12の間で要求メッセージを通信し(たとえば、送信しまたは受信し)、コンピュータデバイス6、12の間でメッセージを通信する(たとえば、送信しまたは受信する)、ネットワーク通信モジュール40を含むことができる取引アプリケーション113の例の構成である。ネットワーク通信モジュール40は、取引要求(たとえば、支払い処理とアカウント70、72の間の実際の資金振替とを調整することを取引処理システム14に対して可能にする要求の適当な支払いデータを包含する要求)を送信し、取引サービス20から取引確認メッセージ(正当化される場合に適当なアカウント70、72が貸方記入されまたは借方記入されたことを示す情報を包含する)と取引5が完了したこととを受信するようにも構成される。
取引アプリケーション113によって受信された確認メッセージは、アカウントが取引5の支払額だけ貸方記入/借方記入された(またはされる)ことを含む支払い処理の詳細ならびに会計記録のための取引5を識別するすべての取引データ210(図4を参照されたい)(たとえば、振替ID、コンシューマID、製品の説明など)を包含することができる。取引アプリケーション113は、アカウントが取引5の支払額だけ借方記入された(またはされる)ことを含む支払い処理の詳細を包含する確認メッセージならびに会計記録のための取引5を識別するすべての取引データ210(たとえば、振替ID、マーチャントID、製品の説明など)をも受信するはずであることができた。
ネットワーク通信モジュール40は、取引サービス20に関して通信ネットワーク11を介して取引確認メッセージを送信し、受信するようにも構成され得る。すべてのオプションの製品データ206(たとえば、製品の説明、製品入手可能性など)と、データ208(たとえば、銀行アカウント番号、取引サービス20によって割り当てられた(たとえば、登録モジュール60を介して。図11を参照されたい)マーチャントの一意参照ID、税金またはマーチャント企業登録の詳細、およびマーチャントの登録詳細117)と、コンシューマデータ211(たとえば、コンシューマ銀行アカウント番号、取引サービス20によって割り当てられた(たとえば、登録モジュール60を介して。図11を参照されたい)コンシューマの一意コンシューマ参照ID、税金またはコンシューマ企業登録の詳細、およびコンシューマの登録詳細117)と、取引サービス20のネットワーク11アドレス情報とを包含するデータベース110も含まれる。好ましくは、マーチャント16の取引アプリケーション113が、センシティブなコンシューマデータ211(たとえば、PIN番号および/または実際の銀行アカウント番号)へのアクセスを有しておらず、好ましくは、コンシューマ18の取引アプリケーション113が、センシティブなマーチャントデータ208(たとえば、PIN番号および/または実際の銀行アカウント番号)へのアクセスを有していないことが、認められている。
データベース110は、機械可読記号体系と取引5を表すのに使用されるOMRI 200の生成中に取引5情報を符号化する(または復号する)のに使用される符号語との間の関係(たとえば、ルール)を包含するカスタマイズされたコーディング方式209のカスタマイズされたOMRI定義をも有することができる。たとえば、カスタマイズされたコーディング方式209は、OMRI 200の生成中に実行される(たとえば、コンピュータデバイス12および/または取引サービス20によって)、取引5の情報201の記号体系情報204への符号化(すなわち、翻訳)に使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209は、OMRI 200の処理中(たとえば、コンピュータデバイス12および/または取引サービス20による)に、OMRI 200内に存在する記号体系情報204を取引5のテクストベースの情報201に復号する(すなわち、解釈する)のにも使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209が、取引サービス20に知られ得、マーチャントおよび/またはコンシューマの登録詳細117、マーチャントID、コンシューマID、支払額、取引番号その他などであるがこれに限定されない特定の資金情報に関するカスタマイズされた符号語を含むことができることが、認められている。
データベース110は、機械可読オーディオ信号と取引5を表すのに使用されるサウンドコード3の生成中に取引5情報を符号化する(または復号する)のに使用される符号語との間の関係(たとえば、ルール)を包含するカスタマイズされたコーディング方式209のカスタマイズされたオーディオ信号定義をも有することができる。たとえば、カスタマイズされたコーディング方式209は、サウンドコード3の生成中に実行される(たとえば、コンピュータデバイス17および/または取引サービス20によって)、取引5の情報201のオーディオコーディングされた情報204への符号化(すなわち、翻訳)に使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209は、サウンドコード3の処理中(たとえば、コンピュータデバイス12および/または取引サービス20による)に、サウンドコード3内に存在するオーディオコーディングされた情報204を取引5の(たとえば、テクストベースの)情報201に復号する(すなわち、解釈する)のにも使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209が、取引サービス20に知られ得、マーチャントおよび/またはコンシューマの登録詳細117、マーチャントID、コンシューマID、支払額、取引番号その他などであるがこれに限定されない特定の資金情報に関するカスタマイズされた符号語を含むことができることが、認められている。
図10をもう一度参照すると、取引アプリケーション113は、取引5の開始中にコンシューマ18によって選択/入力された取引5に関連する取引5データ(たとえば、製品データ206、データ208、データ211、および/または振替データ210)を収集するのに使用される取引生成モジュール30をも有する。オプションの製品データ206と、注文された特定の製品および各製品の量などの取引5のデータ211の一部とが、要求メッセージから入手されて(たとえば、ネットワーク通信モジュール40によって)取引生成モジュール30に供給され得ることが、認められている。さらに、取引生成モジュール30は、コンシューマデバイス12によってOMRI 200および/またはサウンドコード3から入手された取引データ(コンシューマデバイス12から取引インターフェース15に送信される)に基づいて、データベース110から取引5のデータ208を収集する(または、他の形で受信する)はずである。取引生成モジュール30は、取引5の、コンシューマ18によって支払われるべき支払い総額(たとえば)とマーチャント識別情報(マーチャント銀行アカウント情報に関連するか他の形でこれを実施する)とをオプションで含む取引5データをも生成する。たとえば、マーチャント銀行アカウント情報に関して、これは、取引5データに含まれるマーチャント情報の一部として供給され得、あるいは、取引サービス20に既知(たとえば、登録モジュール60を介して。図10を参照されたい)であり、したがってコンシューマ18から抽象される実際のマーチャント銀行アカウント情報をルックアップするのに取引サービス20によって使用されるマーチャント識別情報(たとえば、マーチャントID)として供給され得る。
取引生成モジュール30が、コンピュータデバイス12のユーザに(コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104上に提示されるグラフィカル/オーディオベースのユーザインターフェースを介して)所望のアカウントを選択するか他の形で入力する(たとえば、クレジットカード番号、デビットカード番号、または支払額を受け入れる/支払う際の使用のための任意の他のアカウント情報を指定する)能力を提供するようにも構成され得ることが、認められている。取引生成モジュール30は、コンシューマまたはマーチャントが指定されたアカウントに関連するPIN(または、金融アカウントに直接にアクセスすることに固有の他のパスワード情報)を入力する能力をユーザインターフェースを介して提供することもでき、これによって、取引の生成の時のコンピュータデバイス12(またはマーチャントデバイス17)のユーザと、結果のOMRI 200(またはサウンドコード3)とが、取引サービス20が指定されたアカウントを含む振替を調整することを認可する(たとえば、振替処理モジュール65を介して)権限を有することを示す。PINまたは、選択された金融アカウントに直接にアクセスすることに固有の他のパスワード情報は、支払い取引振替5データに含まれるデータ211の一部と考えられ、OMRI 200(またはサウンドコード3)の生成中に直接にまたは他の形でのいずれかで抽象される記号体系情報204に含まれる。たとえば、PINまたは他のパスワード情報は、アカウント70、72の金融機関が使用可能にされる実際のPINまたはパスワード情報ではなく、OMRI 200(またはサウンドコード3)の生成中にコンシューマ18によって提供される参照PINまたはパスワードを使用してコンシューマ18の登録詳細117に格納された実際のPINまたはパスワード情報をルックアップするのに取引サービス20によって使用される(たとえば、登録モジュール60を介して)参照情報であるはずである。
PINまたはパスワード情報のこの使用は、コンピュータデバイス12の所有者が彼らの金融アカウントへの許可されないアクセスが発生することを望まないはずなので、コンピュータデバイス12全般へのアクセス(たとえば、デバイスログイン)および/または具体的には取引アプリケーション113へのログインに必要なすべてのパスワードに加えて、有利になる可能性がある。入力されるPINまたはパスワード情報が、取引アプリケーション113自体にログインする(すなわち、コンピュータデバイス12上で提供される取引アプリケーション113の機能性にアクセスする)ためにユーザによって行われる可能性があることも、企図されている。コンピュータデバイス12のユーザが、コンピュータデバイス12および/または支払いアプリケーション113全般への一般のログイン(パスワードを含む)に加えて、取引アプリケーション113自体を介してアクセス可能な(たとえば、選択可能な)各アカウントに関連し、かつ/または登録詳細117を介して取引サービス20に既知の(たとえば、登録モジュール60を介して)別々のPINまたはパスワード(たとえば、選択可能)を有することを望む可能性があることも、認められている。
支払いアプリケーション113は、使用可能な/収集された取引5データとOMRI 200(またはサウンドコード3)を生成するためのカスタマイズされたコーディング方式209とを使用するように構成されたエンコーダ120を含む生成モジュール32をも有することができる。OMRI 200(またはサウンドコード3)が、マーチャント16の指定されたアカウントへのコンシューマ18の指定されたアカウントからの資金の転送において取引処理システム14を介する金融取引(取引5データに関連する)の清算を調整するために取引サービス20によって必要とされる支払い取引データを含む、支払額に関する取引5のデータを包含するように生成モジュール32によって生成されることが、認められている。この例では、マーチャント16が、取引サービス20に事前に登録され(すなわち、登録詳細117を提供した)、マーチャントの実際のアカウント情報(および任意の他のセンシティブリクエスタ情報)に関連するマーチャントIDを与えられ(たとえば、登録モジュール60を介して)、その両方が、取引サービス20のセキュアデータベース110に格納される(これによって、登録モジュール60によるルックアップのために提供される)ことが、企図されている。
符号化
バーコードのカスタマイズされたコーディング解釈方式209の一例が、送り状固有データを含むための変更されたUPC(Universal Product Code)である。もう1つの例は、下でさらに説明される、変更されたQR方式である。OMRI 200の記号体系コーディングされた情報204に格納された数字および/または文字(たとえば、ASCII 米国情報交換標準コード)は、OMRIデコーダ119またはエンコーダ120によって読み取られた時に、OMRI 200に関連する取引アイテムに関する追加情報をルックアップするのに使用され得る、カスタマイズされたコーディング方式209内で定義される(取引データおよびOMRI固有データを表す)特定の標準コードとカスタムコードとを表す一意識別子である。たとえば、製品の支払額およびオプションの説明は、記号体系コーディングされた情報204を使用してOMRI 200内で符号化されるはずである。
したがって、生成モジュール32は、取引5データ(すなわち、情報201)をとり、必ずしも同一タイプではない、別の形または表現すなわち記号体系情報204へ取引5データの情報201の一部(たとえば、文字、単語、句など)を変換するために(ORMI 200の場合にある記号を別の記号に、またはある視覚ベースの記号をオーディオベースの信号にもしくはその逆)、カスタマイズされたコーディング解釈方式209のコードと関連するルールとを使用する。生成モジュール32によって実行される情報処理では、符号化は、取引5のテクスト情報201がこれによって通信/提示されるコード(カスタマイズされたコーディング方式209によって定義されるシンボル/オーディオフォーマットの)へ変換されるプロセスである。復号は、逆のプロセスであり、これらのコード情報204を受信器によって理解され得る情報201に戻って変換する。したがって、取引5データの情報201から生成されたコード情報204は、生成モジュール32によって、カスタマイズされたコーディング方式209に従ってOMRI 200(またはサウンドコード3)を構成するのに使用される。このOMRI 200(またはサウンドコード3)は、コンピュータデバイス6に要求メッセージ(たとえば画像ファイルとして配送される)内で送信されるためにネットワーク通信モジュール40から使用可能にされ得、あるいは、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104のブラウザスクリーンおよび/またはコンピュータデバイス12に隣接するスクリーン(または、他の電子機器)(たとえば、テレビ、ラジオ、ビルボード、ビルディングサウンドシステムなど)に表示/再生され得る。OMRI 200(またはサウンドコード3)が、取引5のデータ201と関連する支払い要求とを記号的に表すことが、認められている。
図10を参照すると、支払いアプリケーション113は、受信されたOMRI 200(またはサウンドコード3)を復号し、コンシューマ18のアカウント情報ならびに任意の他の関連データ211を選択するか他の形で入力し(たとえば、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104上の取引アプリケーション113によって生成される提供されるグラフィカルユーザインターフェースを介して)、取引サービス20に向けられた取引要求を生成するのに使用される、デコーダ119を含む取引要求モジュール34をも有する。取引要求が、OMRI 200(またはサウンドコード3)のコーディングされた情報204から入手された、復号取引5データ(たとえば、情報201)、および/またはOMRI 200またはサウンドコード3のコーディングされた情報204自体の少なくとも一部)、ならびに、支払い/貸方記入の選択されたモードと任意の他の入力データ215とに関するアカウントデータ211を含むことができることが、認められている。
セキュリティのために、取引要求モジュール34が、コーディングされた情報204(OMRI 200またはサウンドコード3の)のうちでコンシューマ18に関係する部分(たとえば、非センシティブなマーチャント識別情報、一意振替IDなど)だけを復号し、すべてのマーチャントセンシティブ情報(たとえば、マーチャントアカウント情報、たとえばPINまたはパスワードデータを含む)をコーディングされた情報204から復号されないままにし(すなわち、符号化されたままにし)、したがって、コンシューマ18から抽象化されたままにすることを可能にすることが有利である可能性がある。この形で、取引要求モジュール34のデコーダ119は、マーチャント16だけに関するコーディングされた情報204内のある種のセンシティブ情報を復号する能力を有しないはずであり、言い替えると、マーチャント16とコンシューマ18との両方に共通する支払いデータだけが、デコーダ119によって復号可能である(たとえば、共通の情報は、支払額、振替ID、製品の説明、マーチャントとコンシューマとの名前とされ得る)。
一実施形態では、コーディングされた情報204のセンシティブ部分が復号されないままになることを提供することは、コンピュータデバイス12のデコーダ119(支払いアプリケーション113の)が、OMRI 200(またはサウンドコード3)のマーチャント固有の詳細を生成するのに使用されるエンコーダ120によって使用される暗号化鍵へのアクセスを有しないことである。さらに、この例では、取引サービス20が、取引要求内で符号化された情報204を受信する場合に、取引サービス20が(たとえば登録モジュール60を介して)、データベース110に格納されたそれぞれの登録詳細117を介して、要求者暗号化鍵および/または応答者暗号化鍵(またはルックアップテーブル63)へのアクセスを有するはずであることが、認められている。
暗号法では、暗号化鍵は、暗号アルゴリズムすなわち暗号法(すなわち、エンコーダ120またはデコーダ119によって実施される)の関数出力を決定する情報(パラメータ)と定義され得る。鍵がなければ、エンコーダ120またはデコーダ119のアルゴリズムは、有用な結果を作らないはずである(すなわち、復号された情報204は、無意味になるはずである)。暗号では、鍵は、平文から暗号文へまたは暗号解読中にはその逆の、特定の変換を指定する。鍵は、ディジタル署名方式およびメッセージ認証コードなどの暗号法アルゴリズムで使用され得る。
さらに、取引要求モジュール34は、コンピュータデバイス12のユーザに(コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104上に提示されるグラフィカルユーザインターフェースを介して)所望のアカウントを選択するか他の形で入力する(たとえば、クレジットカード番号、デビットカード番号、または支払額を受け入れる/支払う際の使用に関する任意の他のアカウント情報を指定する)能力を与える。取引要求モジュール34は、グラフィカルユーザインターフェースを介して、コンシューマ18が、指定されたアカウントに関連するPIN(または、金融アカウントに直接に関連付けることに固有の他のパスワード情報)を入力する能力をも提供し、これによって、取引要求を生成する時に、コンピュータデバイス12のユーザが、取引サービス20が指定されたアカウントを含む資金振替を調整することを認可する(たとえば、振替処理モジュール65を介して)権限を有することを示す。PINまたは選択された金融アカウントに直接にアクセスすることに固有の他のパスワード情報は、直接にまたは他の形でのいずれかで取引要求の生成中に抽象化される取引要求データに含まれるデータ211の一部と考えられ得る。たとえば、PINまたは他のパスワード情報は、取引要求の生成中にコンシューマ18によって提供される参照PINまたはパスワード情報を使用してコンシューマ18の登録詳細117に格納された実際のPINまたはパスワード情報をルックアップするのに取引サービス20(たとえば、登録モジュール60を介して)によって使用される参照情報になるはずである。
復号
バーコードに関するカスタマイズされたコーディング解釈方式209の一例が、変更されたUPC(Universal Product Code)である。OMRI 200に符号化された数および/または文字(たとえば、ASCII 米国情報交換標準コード)は、デコーダ119によって読み取られた時に、OMRI 200に関連する送り状アイテムに関する追加情報をルックアップするのに使用され得るカスタマイズされたコーディング方式209内で定義される特定のカスタムコードを表す一意識別子である。たとえば、製品の支払額およびオプションの説明は、コーディングされた情報204ならびに関連するデータ208および/またはデータ211を使用してOMRI 200内に格納される。デコーダ119の回路網および/またはソフトウェアは、OMRI 200を構成するコーディングされた情報204を認め、かつ/またはその意味をなすのに使用される。デコーダ119は、伝統的なデータフォーマット(すなわち、情報201として)での対応するディジタル出力に記号204を変換することができる。OMRI 200内の情報を復号するために、たとえば1Dバーコードについて、バーとスペースとの幅が、エッジ検出を介して認められ、その幅が測定される。
デコーダ119によって読み取られた時に、サウンドコード3に関連する送り状アイテムに関する追加情報をルックアップするのに使用され得る、カスタマイズされたコーディング方式209内で定義される特定のカスタムコードを表す一意識別子であるサウンドコード3内で符号化されるオーディオ信号に関して。たとえば、製品の支払額とオプションの説明とが、コーディングされた情報ならびに任意の関連するデータ208および/またはデータ211を使用してサウンドコード3内に格納され得る。上で議論されるように、サウンドコード3は、サウンドコード3の所望の一連のオーディオ信号を選択することと、ルックアップテーブル63内でサウンドコード3にマッピングされた情報61(たとえば、英字文字または数字文字)をルックアップテーブル63に投入することとによっても、生成され得る。
デコーダ119回路網および/またはソフトウェアは、サウンドコード3を構成するコーディングされた情報204を認め、かつ/またはその意味をなすために使用される。デコーダ119は、コーディングされた情報204のオーディオ信号を伝統的なデータフォーマットに(すなわち、情報201として)変換することができる。サウンドコード3内の情報を復号するために、たとえば、一連のオーディオ信号について、1つ以上のトーンが、事前定義の周波数を介して認められ、トーンの持続時間(たとえば、トーンの幅)も、測定され得る。
取引サービス20および取引インターフェース15
図11を参照すると、取引インターフェース15をホスティングするコンピュータデバイス6(たとえば、ウェブサーバ)を含む取引サービス20の例の構成が示されている。取引インターフェース15は、コンピュータデバイス12から注文要求メッセージを受信し(たとえば、情報201を提供し、生成されたOMRI 200またはサウンドコード3を期待する)、通信ネットワーク11を介して取引処理システム14に処理メッセージを送信するネットワーク通信モジュール50を含むことができる。
ネットワーク通信モジュール50は、コンピュータデバイス17、12に関して通信ネットワーク11を介してコンピュータデバイス17、12への振替確認メッセージ(受信された取引要求メッセージに応答する)を送信し、受信するようにも構成され得る。上で議論されたマーチャント16および/またはコンシューマ18の登録詳細117と取引処理システム14のネットワーク11アドレス情報とを包含するデータベース110も含まれる。データベース110は、機械可読記号体系(またはオーディオ信号)と、支払い要求に関連する取引5を表すのに使用されるOMRI 200(またはサウンドコード3)のコーディングされた情報204の符号化および/または復号中に情報を符号化(または復号)するのに使用される符号語との間の関係(たとえば、ルール)を包含するカスタマイズされたコーディング方式209のカスタマイズされたOMRI 200またはサウンドコード3定義をも有することができる。
たとえば、カスタマイズされたコーディング方式209は、OMRI 200またはサウンドコード3の生成中に実行される、取引5のテクストベースの情報201(コンピュータ17から受信したデータを含む)をコーディングされた情報204に符号化する(すなわち、翻訳する)ために生成モジュール62によって使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209は、OMRI 200(またはサウンドコード3)内に存在するコーディングされた情報204をOMRI 200(またはサウンドコード3)の処理中に取引5のテクストベースの情報201に復号する(すなわち、解釈する)のにも使用され得る。カスタマイズされたコーディング方式209が、取引サービス20にも知られ、センシティブな金融情報などであるがこれに限定されない特定の支払い情報に関するカスタマイズされた符号語を含むことができることが、認められている。上で議論されたように、サウンドコード3は、サウンドコード3の所望の一連のオーディオ信号を選択することと、その後、ルックアップテーブル63内でサウンドコード3にマッピングされる情報61(たとえば、英字文字および/または数字文字)をルックアップテーブル63に投入することとによっても生成され得る。
もう一度図11を参照すると、取引インターフェース15は、マーチャント16および/またはコンシューマ18の登録中に登録詳細117を収集するのに使用される登録モジュール60をも有する。さらに、上で議論されたように、登録詳細117が、取引処理システム14の金融機関を介して、指定されたアカウント70、72にアクセスするのに使用されるPINデータおよび/またはパスワードデータを含むことができることが認められている。たとえば、銀行アカウント情報に関して、これは、たとえば取引サービス20にのみ知られる登録詳細117内の実際の銀行アカウント情報をルックアップするために登録モジュール60によって使用される、取引要求に含まれる参照アカウント情報の一部として供給され得、したがって、適当なマーチャント16またはコンシューマ18から抽象化され得る。
取引インターフェース15は、取引5に関する処理の一部として構成される場合にコンピュータデバイス12への後続の配送のためにOMRI 200(またはサウンドコード3)を生成するかサウンドコード3の場合にルックアップテーブル63に投入するために受信された情報201データとカスタマイズされたコーディング方式209とを使用するようにエンコーダ120によって構成される生成モジュール62をも有することができる(すなわち、コンピュータデバイス17は、情報201を取引サービス20に送信し、取引サービス20は、その後、生成されたOMRI 200またはサウンドコード3をコンピュータデバイス12に直接に送信する)。OMRI 200またはサウンドコード3が、指定されたアカウント70、72の間で資金を転送することによって金融取引を清算するために支払い取引処理システム14によって必要とされる取引データを含む、マーチャント16によって提供される支払額に関する取引5の符号化されたデータを包含するために、生成モジュール62によって生成され得ることが、認められている。
符号化
バーコードに関するカスタマイズされたコーディング解釈方式209の一例が、送り状固有データを含むために変更されたUPC(Universal Product Code)である。もう1つの例が、下でさらに説明される変更されたQR方式である。OMRI 200(またはサウンドコード3)のコーディングされた情報204に格納された数および/または文字(たとえば、ASCII 米国情報交換標準コード)は、デコーダ119によって読み取られた時に、OMRI 200またはサウンドコード3に関連する送り状アイテムに関する追加情報をルックアップするのに使用され得るカスタマイズされたコーディング方式209内で定義される特定の標準コードとカスタムコードと(送り状固有データを表す)を表す一意識別子である。
したがって、生成モジュール62は、(たとえば、テクストベースの)情報201データをとり、情報201のうちの1つ(たとえば、文字、単語、句など)を、必ずしも同一タイプではない別の形または表現すなわち記号体系情報204へ変換するために(ある記号を別の記号に、またはオーディオ信号を視覚的記号にもしくはその逆)、カスタマイズされたコーディング解釈方式209のコードと関連するルールとを使用する。生成モジュール62によって実行される情報処理では、符号化は、テクスト情報201がこれによって通信されるシンボル/オーディオ信号(カスタマイズされたコーディング方式209によって定義されるシンボル/オーディオフォーマットの)へ変換されるプロセスである。復号は、逆のプロセスであり、これらのコードシンボル/オーディオ信号204を受信器によって理解され得るテクスト情報201に戻って変換する。したがって、テクスト情報201から生成されたコーディングされた情報204は、生成モジュール62によって、カスタマイズされたコーディング方式209に従ってOMRI 200またはサウンドコード3を構成するのに使用される。このOMRI 200またはサウンドコード3は、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104のブラウザスクリーンに表示され(これによってpr再生され)またはネットワークメッセージ内の画像ファイルとして他の形で配送されるためのコンピュータデバイス12への後続の配送のためにコンピュータデバイス17に注文応答メッセージ(たとえば)内で送信されるためにネットワーク通信モジュール50から使用可能にされる。OMRI 200(またはサウンドコード3)が、データ201を記号的に(またはオーディオに関して)表すことが、認められている。代替案では、ネットワーク通信モジュール50は、コンピュータデバイス12に直接に、メッセージ内でOMRI 200またはサウンドコード3を送信することができる(たとえば、コンピュータデバイス12のユーザインターフェース104のブラウザスクリーン上に表示され、または他の形でネットワークメッセージ内の画像ファイルとして配送されるなど)。
図11を参照すると、取引インターフェース15は、取引要求データが符号化された情報204を含む場合に受信されたOMRI 200またはサウンドコード3を復号するのに使用されるデコーダ119を含むデコーダモジュール66をも有することができる。たとえば、デコーダ119は、たとえばマーチャント16の登録詳細117内に格納されたそれぞれの暗号化鍵を使用して、コーディングされた情報204から、取引5のアカウント情報(コンシューマ18の支払い/貸方記入の選択されたモードに関係し、オプションでアカウントのPINまたはパスワードデータを含む)ならびに任意の他の関連するデータ208を復号するのに使用され得る)。
図10をもう一度参照すると、テクスト情報201のすべてが取引インターフェース15によって受信されまたは他の形で復号された後に、振替処理モジュール65は、取引処理メッセージを使用して、取引処理システム14と通信することができる(たとえば、資金を支払わせることによって、登録を完了することによって、または加入を完了することによって、取引を完了するために)。取引処理メッセージが、アカウントデータと支払額とを含む、OMRI 200またはサウンドコード3のコーディングされた情報204から入手され、かつ/またはコンピュータデバイス12から受信された復号された取引5データ(たとえば、テクスト情報201)を含むことができることが、認められている。
さらに、振替処理モジュール65は、受信されたPINまたはパスワード情報が、それぞれのアカウントに関連するそれぞれの登録詳細117(たとえば、クレジットカード番号、デビットカード番号、または支払額を受け入れる/支払う際の使用のための任意の他のアカウント情報)に格納された対応するPINまたはパスワード情報と一致するかどうかを確認するように構成され得る。受信されたPINまたはパスワード情報(マーチャントおよび/またはコンシューマに関する)が、彼らのそれぞれの登録詳細117に格納された対応するPINまたはパスワード情報と一致する場合には、振替処理モジュール65は、OMRI 200(またはサウンドコード3)の生成の時および/または取引要求が生成された時に、それぞれのマーチャント16および/またはそれぞれのコンシューマ18が、取引サービス20が指定されたアカウントを用いる資金振替を調整することを認可する権限を有したことを、確認し終えている。受信されたPINまたはパスワード情報が、彼らのそれぞれの登録詳細117に格納された対応するPINまたはパスワード情報と一致しない場合には、振替処理モジュール65は、取引要求を拒否し、それぞれの取引確認メッセージを介して拒否の通知をコンピュータデバイス17、12に戻って送信することができる。たとえば、両方の一致が失敗する場合には、コンピュータデバイス17、12の両方が、拒否について通知されるはずである。そうではなく、一致の一方だけが失敗する場合には、コンピュータデバイス17、12のうちのそれぞれの1つが、拒否について通知されるはずである。
どの場合でも、振替処理モジュール65は、確認メッセージが、支払額がアカウント70、72の間で転送されたのか、断られたのかの確認を含むように、取引処理システム14から確認メッセージを受信するようにも構成される。取引サービス20によって送信される確認メッセージは、たとえば、要求されるアカウントデータおよび(オプションの)PINまたはパスワードデータと共に、支払額を、適当なアカウント70、72に借方記入し、適当なアカウント70、72に貸方記入するための、コンシューマとマーチャントとのアカウント情報に関連するそれぞれの金融機関(図示せず)への命令を含むことができる。取引インターフェース15によって取引支払い処理システム14から受信される確認メッセージは、アカウントが金額を貸方記入された(またはされる)ことならびに会計記録のためのすべての振替データ210を含む、支払い処理の詳細を包含することができる。
上の実施形態では、アカウント情報に関して、これが、特にアカウント番号として供給され得、あるいは、これが、取引サービス20に既知(それぞれの登録詳細117を介して)である実際の銀行アカウント情報をルックアップするのに取引サービス20によって使用される識別情報(たとえば、アカウントID)として供給され得、したがって、アカウント番号が、ネットワーク11を介する全般的な通信から抽象化されるはずであることが、認められている。
代替実施形態
上記に加えて、支払いアカウント識別子が、コンシューマの対応する支払いアカウント情報をも識別することができ、支払いアカウント情報が、取引サーバのメモリに格納されることと、スキャン可能な画像またはオーディオベースのサウンドコード3が、モバイル支払い取引インターフェースにのみ関係する一意情報を用いて符号化され得ることと、マーチャントデータが、取引ID、マーチャントID、価格、および購入されたアイテム情報という群から選択される1つ以上を含むことと、デバイスデータが、International Mobile Equipment Identity(IMEI)番号、電話番号、キャリア番号、および地理的位置座標という群から選択される1つ以上を含むことができることと、取引要求が、購入額、クレジットカードデータおよびPIN、デビットカードデータおよびPIN、ならびにストアドバリューアカウントおよびログイン情報という群から選択される1つ以上のアカウント情報を含むことができることと、モバイルデバイススキャン可能画像またはサウンドコード3が、印刷メディアまたは電子メディア上で提示/再生され得ることと、モバイルデバイススキャン可能画像またはサウンドコード3が、販売時点情報管理端末上で提示され得ることと、モバイルデバイススキャン可能画像またはサウンドコード3が、モバイル支払いマーチャントインターフェースによって生成され得、モバイル支払いマーチャントインターフェースが、販売時点情報管理端末上で走行することと、支払いアカウントが、クレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、電子ウォレットアカウント、または他の電子ストアドバリューアカウントとされ得ることとが、認められている。
OMRI 200またはサウンドコード3のコーディングされた情報204が、取引サービス20のみによる復号および/または解釈を意図された一意のコーディングされた情報を包含し得ることが、認められている。したがって、アプリケーション113を介してコンシューマ18によって受信される、OMRI 200またはサウンドコード3のコーディングされた情報204の一部は、復号不能なデータ(すなわち、コンピュータデバイス12に常駐するデコーダおよびコーディング方式209は、一意のコーディングされた情報を復号する能力を有しない)および/またはアプリケーション113によって復号される場合に、その時に、コンシューマ18にとって知覚可能な意味を全く有しないデータを包含するはずである。好ましくはコンシューマ18から不明瞭にされる(すなわち、アプリケーション113によって復号不能である)、コーディングされた情報204内の一意のコーディングされた情報の一例は、マーチャント識別子データ(マーチャントプロファイル117情報に関連する)、すべてのマーチャントアカウント72金融情報、および/またはコンシューマ18によるアクセスを制限されることがマーチャント16によって望まれるすべての他のセンシティブ情報である。
アプリケーション113によって復号不能とされ得るコーディングされた情報204内の一意のコーディングされた情報の例は、取引タイプ識別子(たとえば、レストラン料理、コンシューマ製品購入、サービス登録などを示す)および/またはセキュリティ識別子(たとえば、マーチャントインターフェース8および/または取引インターフェース15によって生成されるハッシュタグまたは関連するオーディオ信号)である。この例では、取引タイプ識別子は、取引インターフェース15とアプリケーション113との間で通信される入力データ215ならびに出力データ217の内容および/またはフォーマットを調整するのに、取引インターフェース15によって使用され得る。一実施形態では、構成された入力データ215ならびに出力データ217は、取引識別子に関連するマーチャントプロファイル117情報内で使用可能である。セキュリティ識別子に関して、この識別子は、OMRI 200またはサウンドコード3が、有効であるかどうか、すなわち、偽のOMRI 200またはサウンドコード3ではなく、取引サービス20および/またはマーチャント16によって発行された(すなわち、確認された)有効な情報を含むかどうかを判定するのに、取引インターフェース15によって使用され得る。取引タイプ識別子および/またはセキュリティ識別子が、アプリケーション113によってコーディングされた情報204から復号され得るが、それでも、取引5に対する識別子の関連性に関してコンシューマ18に未知のままになることも、認められている。
さらに、コンシューマ18によってのみマーチャント16にコンシューマデータ(コンシューマ18の支払いアカウント情報61を表すのみである)が提供されることに関する利点は、マーチャント16が、コンシューマ18の支払いアカウント番号の直接の知識を全く有しないことである(この情報が、取引サービスプラットフォーム20および/または取引処理システム14のそれぞれの金融機関だけに既知なので)。別々のネットワーク11接続が、マーチャントデバイス17と取引サービスプラットフォーム20との間で購入取引5を(ネットワーク接続Aを介して)、コンシューマデバイス12と取引サービスプラットフォーム20との間でコンシューマデータを(ネットワーク接続Bを介して)送信するのに使用され得ることが、認められている。
たとえば、取引サービス20は、コンシューマ18の実際のアイデンティティ(ルックアップテーブル63内のコンシューマデータに対して相互参照されるコンシューマ18のセンシティブなアカウント情報61にアクセスするためのルックアップテーブル63の質問を介する)と彼らの実際の支払いアカウント情報61とを識別するのにコンシューマデータを使用することによって、購入取引5を処理し、コンシューマのモバイルデバイス12上の支払いアプリケーション113に購入取引5に関連する「確認の要求」要求を(たとえばネットワーク接続Aを介して)送信することができる。その後、コンシューマ18は、マーチャント16とコンシューマ18とのアカウント70、72の間のオリジナルの購入取引で示される資金の振替を実現するためにその後に支払い処理システム14と相互作用することができる取引サービスプラットフォーム20に戻る(たとえばネットワーク接続bを介して)確認応答として、確認の要求を確認しまたは断ることができる。
もう1つの実施形態では、コンシューマデータは、サウンドコード3サービス(すなわち、バーコード200の形のコーディングされたテクスト情報と対照されたオーディオ信号情報)として実施され得る。これが働く形は、バーコード200のスキャンまたは他の形での供給ではなく、コンシューマ18が、格納された(テーブル63内に)、支払いインターフェース15によってアクセス可能な実際の支払いアカウント情報61を識別する際に使用される、取引サービス20にも既知のサウンドコード3を提供することである。したがって、マーチャントアプリケーション8および/または取引インターフェース15にサウンドコード3を提供した後に、分割購入取引5処理の残りは、正確に同一である。サウンドコード3を使用することの1つの利点は、バーコード200の生成もしくは他の形でのスキャン/処理がマーチャントアプリケーション8および/または取引インターフェース15および/または支払いアプリケーション113によって実現可能ではない状況で、これが働くことである。
もう1つの実施形態では、マーチャント端末17を介して(すなわち、マーチャントアプリケーション8を介して)取引サービス20に対してコンシューマの支払いアカウントを識別するための通信手段は、モバイルデバイス12から(すなわち、支払いアプリケーション113を介して)マーチャント端末17への(すなわち、マーチャントアプリケーション8を介して)NFC、Bluetooth、赤外線、または他の同様の短距離通信技術を使用するコンシューマの支払いアカウント識別情報データの送信を用いることができる。コンシューマコードデータの導管/担体として使用されるサウンドコード3の場合に、マーチャント16へのこのコンシューマコードデータの送信は、マーチャント16とコンシューマ18との間のオーディオ伝送(サウンドコード3を生成するのに使用されるコンピュータデバイス12のスピーカによって生成される)ほどに単純なものとされ、かつ/または、コンシューマコードデータがデバイス12のスクリーン上に表示される(たとえば、コンシューマ18による支払いアプリケーション113との相互作用を介して)場合に、マーチャント16によるデバイス12のスクリーンのコンシューマコードデータの単純な読取によるものとされ得る。
モバイル支払いシステム10の代替動作では、カード残高とカードアカウント番号とというコンシューマのセンシティブ情報は、ネットワーク11を介して(たとえば、ネットワーク接続Bを介して)取引インターフェース15とコンシューマデバイス12との間で直接に伝送されるが、代表するコンシューマコードデータ3と購入取引5の製品購入情報とは、マーチャントデバイス17と取引インターフェース15との間で通信され、これによって、コンシューマ18の支払いアカウント情報61(このケースではカードアカウント番号とアカウント残高と)へのマーチャント16によるアクセスを制限するという利点を提供する。モバイル支払いシステム10の利点は、マーチャント16とコンシューマ18とが、個人識別番号(PIN)、金融機関アカウント番号、および/または金融アカウントパスワードを含む彼らの個人金融情報をお互いに公開しないことである)。購入取引5は、符号化されたアカウント情報を包含するサウンドコード3の使用を含むことができる(すなわち、サウンドコード3は、取引インターフェース15によってアクセス可能な格納された支払いアカウント情報61にマッピングされ、したがって、マーチャント16および/またはマーチャントアプリケーション8によるアクセスを制限される)。上で説明されるように、サウンドコード3は、コンシューマコードデータが関連付けられる実際のアカウント番号の符号化された版としても使用されるオーディオ信号を使用して表され得る(すなわち、コンシューマコードデータは、ルックアップテーブル63を介して取引インターフェース15によってアクセス可能な格納された支払いアカウント情報61にマッピングされ、したがって、マーチャント16および/またはマーチャントアプリケーション14によるアクセスを制限される)。
サウンドコード3
一般に、サウンドコード3は、テーブル63内の格納された情報61にマッピングされ、取引インターフェース15によってアクセス可能にされ得る1つ以上のオーディオ信号を包含し、したがって、格納された情報61は、場合に応じて、マーチャント16および/もしくはマーチャントアプリケーション8によるまたはコンシューマ18および/もしくはアプリケーション113によるアクセスを制限され得る。したがって、支払いアプリケーション113への一連のオーディオ信号としてのサウンドコード3の提供の後に、分割購入取引5処理の残りは、バーコード200を、場合に応じてマーチャント16および/またはコンシューマ18によるアクセスを制限される実際の情報61の符号化された表現をも使用することに類似する(たとえば、コンシューマ18は、センシティブなマーチャントデータ(たとえば、マーチャントアカウント番号)のアクセスに制限され得、あるいは、マーチャント16は、サウンドコード3の使用を介するセンシティブなコンシューマデータ(たとえば、コンシューマアカウント番号)に制限され得る。この形で、サウンドコード3は、取引サービス20と直接に(たとえば、取引インターフェース15を介して)通信される(たとえば、ネットワーク接続Aを介して)購入取引5のデータへの後続の組込みのためにマーチャントアプリケーション8によって受信され得る。この形で、サウンドコード3が、ルックアップテーブルまたはインデックス63内に取引インターフェース15によって格納されまたは他の形でアクセス可能なコードデータ3にマッピングされまたは他の形で関連付けられた実際の金融アカウント番号情報61にアクセスするためのルックアップ識別子としてサービス20によって使用されるので、マーチャント16による情報61(たとえば、コンシューマ18の、実際の金融アカウント72番号および/またはPINなどのアカウントアクセスパスワード)への直接アクセスは、制限される。
用語集
本開示において、下記の用語は、下記の意味と見なされた。
コンシューマ モバイルデバイスユーザすなわち、POSで購入を行う個人。
電子メディア テレビ、電子ビルボード、コンピュータ端末、ビデオディスプレイ端末、映画およびビデオの投影、ならびに類似物。
電子ウォレット 任意の電子ストアドバリューシステム。
OMRI 200 モバイルデバイススキャン可能画像。
モバイルデバイス セルフォン、電子PDA、コンピュータタブレット、スマートフォン、または同様のデバイスを含む、任意のワイヤレスのウェブ対応電子デバイス。
注文書データ 住所、電話番号、電子メールアドレス、請求先住所、出荷先住所、および誕生日を含むがこれらに限定されない、任意のコンシューマ情報。
支払いアカウント 金融機関、電子ウォレットプロバイダ、信用発行会社(Credit Issuing Company)、または類似物に関する、コンシューマによって保持されるアカウント。
支払いアカウント情報 アカウント番号、アカウント残高、パスワード、およびPIN番号を含むがこれに限定されない、支払いアカウントに関する情報。
支払いプラットフォーム アカウント所有者を認証し、かつ/アカウント所有者アカウントを収容し、アカウント所有者アカウントからの電子支払いを処理するのに使用される、銀行、他の金融機関、電子ウォレットサービスプロバイダ、送金サービスプロバイダ、または類似物によって利用されるコンピューティングインフラストラクチャ。
POSすなわち販売時点情報管理 購入/販売取引が行われる位置。
POS市場 自動販売機、請求書の支払い、現金自動預け払い機、駐車券、任意のOMRI 200関連製品。
POS端末すなわち販売時点情報管理端末 現金自動預け払い機、自動販売機、および標準的なインストア販売時点情報管理端末を含むがこれらに限定されないすべてのタイプの電子支払い端末または取引端末。
印刷メディア 駐車券、雑誌、新聞、電話帳、公共料金請求書、カタログ、ポスター、ビルボード、ちらし、および類似物。
取引 商品またはサービスの購入、サービスまたはメンバシップに関する登録、ATM取引、または販売時点情報管理取引。
ある種の実施形態が上で説明されたが、これらの実施形態が、例にすぎないことを理解されたい。したがって、本明細書で説明されるシステムおよび方法が、説明された実施形態に基づいて限定されてはならない。そうではなく、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、上の説明および添付図面に関連して解釈される時に、以下の特許請求の範囲に鑑みて限定されるのみでなければならない。

Claims (16)

  1. 格納された実行可能な支払いアプリケーションを有する非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、取引インターフェースが、通信ネットワークを通じてマーチャントインターフェースから独立し、遠隔にあるように、前記支払いアプリケーションは、前記通信ネットワークを通じた前記取引インターフェースによる受信のために支払い要求を生成するために構成され、前記支払い要求の取引は、製品をコンシューマに提供するマーチャントに関連付けられており、前記支払いアプリケーションは、コンピュータプロセッサに、
    サウンドベース取引データを包含するサウンドコードを受信するステップと、取引データは、前記製品に関連付けられたマーチャントデータを表しており、
    コンシューマ識別子を受信するステップと、前記コンシューマ識別子は、前記コンシューマを識別し、
    前記通信ネットワークを通じて、前記取引インターフェースに製品データおよび前記コンシューマ識別子とを含む前記支払い要求を送信するステップと、
    前記取引インターフェースから、前記支払い要求の承認または否認の確認を受信するステップと
    を行うよう命じる、非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  2. 前記支払い要求は、前記支払いアプリケーションを実行するデバイスのデバイスデータを含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  3. 前記デバイスデータは、International Mobile Equipment Identity(IMEI)、電話番号、キャリア名、および、地理ロケーション座標からなるグループから選択された1つ以上のものを含む、 請求項2に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  4. 前記コンシューマの支払いアカウントは、クレジットカードアカウント、デビットカードアカウント、電子ウォレットアカウント、および、他の電子ストアドバリューアカウントからなるグループから選択される、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  5. 前記支払いアプリケーションは、前記コンピュータプロセッサに、
    複数の利用可能な支払いアカウントから支払いアカウントを、前記複数の支払いアカウントの前記支払いアカウントの各々がそれぞれのコンシューマ支払いアカウント識別子を有するように、選択するステップを行うよう命じるようにさらに構成された、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  6. 前記支払いアプリケーションは、前記コンピュータプロセッサに、
    前記コンシューマに、個人識別番号(PIN)または支払いアカウントに関連付けられたパスワードを入力するよう促すステップと、
    前記通信ネットワークを通じて前記取引インターフェースに前記PINまたはパスワードを送信するステップと
    を行うよう命じるようにさらに構成された、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  7. 前記PINまたはパスワードは、前記支払い要求に含まれる、請求項6に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  8. 支払いアカウント識別子はまた、前記コンシューマの対応する支払いアカウント情報を識別し、支払いアカウント情報は、前記支払い要求に含まれない、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  9. 前記サウンドコードは、符号化されたオーディオ信号を含み、販売時点情報管理端末の電子表示メディア、放送メディア、電子広告メディアからなるグループから選択されたメディアによって提示される、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  10. 前記マーチャントデータは、取引ID、マーチャントID、製品値段、および、購入された製品情報からなるグループから選択された1つ以上のデータを含む、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  11. 支払い要求は、製品購入量、クレジットカードデータおよびPIN、デビットカードデータおよびPIN、並びに、ストアドバリューアカウントおよびログイン情報からなるグループから選択された1つ以上のデータを備える、請求項1に記載の非一時的コンピュータ読取可能な記憶媒体。
  12. コンシューマとマーチャントとの間の取引に関連付けられた支払い要求の処理を調整するための取引システムであって、前記取引は、前記コンシューマに製品を提供する前記マーチャントに関連付けられ、前記システムは、メモリに結合されたコンピュータプロセッサを備え、前記コンピュータプロセッサは、
    サウンドコードおよび消費者識別子に関連付けられたサウンドベース取引データを含む前記支払い要求を受信することと、
    前記取引データを使用して、ルックアップデータベースにアクセスし、前記取引要求に関する取引情報を取得することと、前記取引情報は、前記製品の製品情報または前記マーチャントのマーチャント情報のうち少なくとも1つを含み、
    コンシューマ識別子を使用して、コンシューマ支払いアカウント情報を識別することと、
    前記コンシューマ支払いアカウント情報および前記取引情報を使用して、取引要求を作成することと、
    前記取引要求を支払いプラットフォームに送信することと、
    前記コンシューマの前記支払いアカウントが、前記取引の量に足りる十分な資金を有する場合、前記支払いプラットフォームから前記取引要求の承認を受信することと、
    前記取引要求の前記承認の確認を前記コンシューマ識別子に関連付けられた前記コンシューマのモバイルデバイスと、前記マーチャントに関連付けられたコンピュータデバイスとに送信することと
    によって、前記支払い要求の処理を調整するようにプログラムされた、取引システム。
  13. 前記確認は、前記コンピュータデバイスとして、販売時点情報管理端末上で動作するマーチャントインターフェースを介して前記マーチャントに送信される、請求項12に記載の取引システム。
  14. 前記コンピュータプロセッサは、前記支払いプラットフォームに前記取引要求を送信する前に、
    前記コンシューマに、PINまたは前記コンシューマの前記支払いアカウントに関連付けられたパスワードを入力することを促し、
    前記PINまたはパスワードを受信し、
    前記支払いプラットフォームに前記PINまたはパスワードを送信するようにさらにプログラムされる請求項12に記載の取引システム。
  15. 1つ以上のオーディオ信号は、前記1つ以上のオーディオ信号が、前記1つ以上のオーディオ信号において符号化された前記取引データを表すのに使用されるように、前記サウンドコードに包含される、請求項12に記載の取引システム。
  16. 前記1つ以上のオーディオ信号は、前記コンシューマの人間聴覚システムによる知覚として非可聴である、請求項12に記載の取引システム。
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