JP2005324293A - 切削加工装置及び切削加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削加工装置を用いた切削加工において、切粉を低コストで効率的に除去できるようにする。
【解決手段】ワークを切削加工により加工する切削加工装置において、切削加工により発生する切粉を吸引するための吸引部5と、ワークを加工するための加工データを入力する入力部11と、入力部により入力された加工データに基づいて、吸引部の吸引動作を制御する制御部15とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切削加工装置における切削加工において生じる切粉を効率的に除去する技術に関するものである。
従来、切削加工装置における切削加工において生じる切粉を除去するために、切削工具、被加工物に気体を吹き付けて付着した切粉を除去し、その除去された切粉を集塵装置等を用いて吸引することにより外部に排出することは広く行われており、また集塵力を最適にする提案もなされている。
例えば特開2002−144188号公報(特許文献1)に記載されている方法では、切粉を集塵するための配管の途中に、集塵力を検出するセンサ、すなわち、配管の内部を通過する空気の流量または速度あるいは圧力のいずれかを検出するための圧力センサを配置し、またNC装置に工具の径毎に最適な集塵力を記載したデータテーブルを記憶させておき、加工時、圧力センサの出力を監視しながら、集塵力が最適な値になるように、集塵機を制御するようになされている。
特開2002−144188号公報
しかしながら、上記の従来の方法では集塵力を検出するための圧力センサが必要であり、また事前に工具の径毎に最適な集塵力を検討し、値を定め、NC装置のデータテーブルに記憶させなければならず、それを実現するためには、センサ追加によるコストアップや、事前検討のために多大な労力を費やさなければならなかった。
したがって、本発明は上述した課題に鏡みてなされたものであり、その目的は、切削加工装置を用いた切削加工において、切粉を低コストで効率的に除去できるようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる切削加工装置は、ワークを切削加工により加工する切削加工装置において、前記切削加工により発生する切粉を吸引するための吸引手段と、前記ワークを加工するための加工データを入力する入力手段と、該入力手段により入力された加工データに基づいて、前記吸引手段の吸引動作を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工装置において、前記制御手段は、少なくとも前記加工データに基づく前記ワークへの切り込み量と切り込み速度とに基づいて、前記吸引手段の吸引動作を制御することを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工装置において、前記ワークへの切り込み量は前記加工データに基づいて算出されることを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工装置において、前記制御手段は、前記吸引手段を所定の周期毎に制御すると共に、該周期内で吸引動作を行なわせる時間と吸引動作を停止させる時間のデューティを制御することにより、前記加工データに適した吸引動作を行なわせることを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工装置において、前記制御手段は、前記切り込み量が大きくなった場合に、前記周期内の吸引動作を行なわせる時間が長くなるように前記デューティを設定し、前記切り込み速度が大きくなった場合に、前記周期を短く設定することを特徴とする。
また、本発明に係わる切削加工方法は、ワークを切削加工により加工する切削加工方法において、前記ワークを加工するための加工データを入力する入力工程と、該入力工程において入力された加工データに基づいて、前記ワークを切削加工する加工工程と、前記切削加工により発生する切粉を吸引するための吸引工程と、前記入力工程において入力された加工データに基づいて、前記吸引工程における吸引動作を制御する制御工程と、を具備することを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工方法において、前記制御工程では、少なくとも前記加工データに基づく前記ワークへの切り込み量と切り込み速度とに基づいて、前記吸引工程における吸引動作を制御することを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工方法において、前記ワークへの切り込み量を前記加工データに基づいて算出することを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工方法において、前記制御工程では、前記吸引工程を所定の周期毎に制御すると共に、該周期内で吸引動作を行なわせる時間と吸引動作を停止させる時間のデューティを制御することにより、前記加工データに適した吸引動作を行なわせることを特徴とする。
また、この発明に係わる切削加工方法において、前記制御工程では、前記切り込み量が大きくなった場合に、前記周期内の吸引動作を行なわせる時間が長くなるように前記デューティを設定し、前記切り込み速度が大きくなった場合に、前記周期を短く設定することを特徴とする。
本発明によれば、切削加工装置を用いた切削加工において、切粉を低コストで効率的に除去することが可能となる。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる切削加工装置の構成を示すブロック図である。
図1において、1は切削加工装置制御部、2は切削加工装置本体、11は被加工物の形状データ入力部12と、加工データ読み込み部13と、データ記憶部14とを備えるデータ入力部を示す。
切削加工装置制御部1は、各種演算処理と切削加工装置本体2の制御を司るメイン制御部15と、I/Oインターフェース16と、サーボアンプ(X)17と、サーボアンプ(Y)18と、サーボアンプ(Z)19と、主軸コントローラ20と、データ記憶部14とを備えている。
切削加工装置本体2は、切粉吸引部を備えたワークテーブル3と、エアーブロー部4と、吸引部(集塵機)5と、工具長測定部6と、被加工物を固定するためのワークテーブル3が備えられたX軸ステージ7と、それに直交する移動軸を有し、X軸ステージ7を可搬するよう配置されたY軸ステージ8と、切削工具が取り付けられる主軸(スピンドル)10と、この主軸10を支持し、被加工物を固定するためのテーブル平面に対して垂直に移動させるZ軸ステージ9とを備えて構成されている。尚、工具長測定部6は、X軸ステージ7とY軸ステージ8によって可動できる。
次に、本発明の一実施形態の切削加工装置の動作について、図2、図3、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず被加工物の形状データ入力部12により被加工物の形状データ(サイズ)が入力され、データ記憶部14に記憶される(ステップS100)。続いて加工データ読み込み部13により、被加工物の加工形状に関する加工データを読み込み、データ記憶部14に記憶する(ステップS101)。
この場合、被加工物は既にX軸ステージ7に備えられた被加工物を固定するためのワークテーブル3に固定され、Z軸ステージ9に備えられた主軸10には切削工具が取り付けられている。
この状態で、加工開始処理がなされるのを待っている(ステップS102)。
加工開始処理が行われると、第一に工具長測定(ステップS103)が行われる。
工具長測定については、図5を用いて説明する。
メイン制御部15は、まずサーボアンプ(X)17、サーボアンプ(Y)18を介して、X軸ステージ7、Y軸ステージ8を駆動し、ワークテーブル3に備えられた工具長センサ6を、Z軸ステージ9に備えられた主軸10の軸中心の真下に移動させる。移動完了後、サーボアンプ(Z)19を介して、Z軸ステージ9を、主軸10に備えられた切削工具先端が工具長センサ6に触れ、その信号がメイン制御部15に検出されるまで下降させる。この時のZ軸ステージの移動量をZ1とし、予め入力され既にわかっているワーク高さWと、機械設定値である工具長測定センサ高さTとから、以下に示す式(1)を用いて工具長補正値Hを算出する。尚、この値HはZ軸加工領域設定値でもあるので、次工程でZ軸方向の加工領域として設定する(ステップS104)。
H(H0)=Z0−((T−W)+Z1) …(1)
H:工具長補正値
H0:Z軸加工領域設定値(Z軸の座標位置がこの値以下になったら加工領域である)
Z1:主軸移動量
T:工具長測定センサ高さ
W:ワーク高さ
続いて、エアーブロー部4によりワークテーブル3に対してエアーブローが開始され(ステップS105)、次に、ワークテーブル3に備えられた切粉吸引部を介して吸引部5の切粉吸引が開始される(ステップS106)。
この時の切粉吸引制御は、図7に示す基準設定のサイクルとデューティーを用いて行われる。
次に、メイン制御部15は、データ記憶部14に記憶された加工データの解析を1行毎に実行していく(ステップS107)。
解析終了後、メイン制御部15は、データ記憶部14に所定のデータが記憶されているかを確認し、記憶されている場合は、吸引制御データ演算を実行する(ステップS109)。
メイン制御部15は、解釈した行の加工データの内容に従って、サーボアンプ(X)17を介してX軸ステージ7を、サーボアンプ(Y)18を介してY軸ステージ8を、サーボアンプ(Z)19を介してZ軸ステージ9を、主軸コントローラ20を介して主軸10を制御し、切削加工を行なう(ステップS110)。
メイン制御部15は、解釈した行の加工データに終了を示すM30コードが確認できた場合(ステップS111Yes)は、加工を終了し、確認できない場合は、データ記憶部14に記憶されている加工データを1行読み進める(ステップS112)。
メイン制御部15は、データ記憶部14に記憶された加工データの解釈(ステップS107)以降の処理をM30のコードが確認出来る(ステップS111Yes)まで繰り返す。
以下に、加工データの解析処理(ステップS107)について、説明する。
第一に、加工データに主軸の回転数設定に関するデータが有るか無いかを確認する(ステップS201)。
データがある場合は、メイン制御部15は、その回転数データをデータ記憶部14にデータSとして記憶する(ステップS202)。
第二に、加工データにX軸ステージ7、Y軸ステージ8、Z軸ステージ9の送り速度設定に関するデータが有るか無いかを確認する(ステップS203)。
データがある場合は、メイン制御部15は、その送り速度データをデータ記憶部14にデータFとして記憶する(ステップS204)。
第三に、解析した行の加工データにZ軸位置決め指令が有るか無いかを確認し(ステップS205)、指令がある場合は、メイン制御部15は、その指令に付属するZ軸座標データをデータ記憶部14に記憶する。この場合、前回の記憶値O1をデータO2として記憶し、今回の値をデータO1として記憶する(ステップS206)。
次に、図6に示した加工データを用いて、解析処理を説明する。
1行目から4行目までは、上記解析内容(ステップS201、ステップS203、ステップS205)に該当せず、且つ、切込量、吸引制御データ演算に必要なデータも全て記憶されていない(ステップS108No)ので、メイン制御部15は、吸引制御データ演算(ステップS109)を行わず、加工動作(ステップS110)を行う。
5行目は、前記解析内容(ステップS201)に該当するので、メイン制御部15は、その回転数データ:20000rpmをデータSとして、データ記憶部14に記憶する(ステップS202)。しかしまだ切込量、吸引制御データ演算に必要なデータは記憶されていない(ステップS108No)ので、メイン制御部15は、加工動作(ステップS110)を行う。
6行目から10行目までは、上記解析内容(ステップS201、ステップS203、ステップS205)に該当せず、且つ、切込量、吸引制御データ演算に必要なデータも記憶されていない(ステップS108No)ので、メイン制御部15は、吸引制御データ演算(ステップS109)を行わず、加工動作(ステップS110)を行う。
11行目は、前記解析内容(ステップS203、ステップS205)に該当するので、メイン制御部15は、Z軸ステージ9の送り速度データ:100をデータFとしてデータ記憶部14に記憶し(ステップS204)、Z軸位置決め指令位置:0をデータO1として、データ記憶部14に記憶する(ステップS206)。しかしまだ切込量、吸引制御データ演算に必要なデータは記憶されていない(ステップS108No)ので、メイン制御部15は、吸引制御データ演算(ステップS109)を行わず、データ加工動作(ステップS110)を行う。
12行目から15行目までも、上記解析内容(ステップS201、ステップS203、ステップS205)に該当せず、且つ、切込量、吸引制御データ演算に必要なデータは記憶されていない(ステップS108No)ので、メイン制御部15は、吸引制御データ演算(ステップS109)を行わず、データ加工動作(ステップS110)を行う。
16行目は、前記解析内容(ステップS203、ステップS205)に該当するので、メイン制御部15は、Z軸ステージ9の送り速度データ:100をデータFとしてデータ記憶部14に記憶し(ステップS204)、次に先に記憶していたデータO1をデータO2へ書き換え、新たにZ軸位置決め指令位置:−0.4をデータO1として、データ記憶部14に記憶する(ステップS206)。
これで切込量、吸引制御データ演算に必要なデータが全て記憶された(ステップS108Yes)ので、メイン制御部15は、現在のZ軸ステージの位置座標データをサーボアンプ(Z)を介して読み取り、先に設定した(ステップS104)Z軸方向の加工領域設定値と比較し(ステップS301)、以下に示す式(2)を用いて、式(2)が成り立つ場合は、加工領域内にあると判断し、引き続き切込量演算(ステップS303)、吸引制御データ演算(ステップS304)を行う。また成り立たない場合は、加工領域内にないと判断し、吸引制御データ演算は行わずに、吸引制御データである吸引サイクルデータ、吸引デューティーデータについて、吸引サイクルデータは前回の設定値を変更せず、吸引デューティーデータは0%とする(ステップS302)。
尚、この場合の吸引制御のタイムチャートは、図7の切込量が0の場合で示されるものである。
現在のZ軸ステージの位置座標データ≦Z軸方向の加工領域設定値 …(2)
次に、切込量演算(ステップS302)について、説明する。
切込量は、以下に示す式(3)で表される単位時間(1秒)当りの切削工具の送り量(μm)と、以下に示す式(4)で表される切削深さ(Z軸の変位量)を掛けて、以下に示す式(5)で表される演算式で算出される。
切削工具の送り量=(データF(mm/min)÷データS(rpm))
÷1000(秒) …(3)
切削深さ(Z軸の変位量)=データO1−データO2 …(4)
切込量=切削工具の送り量×切削深さ …(5)
次に、吸引制御データ演算(ステップS303)について、説明する。
吸引制御データは、吸引サイクルデータ、吸引デューティーデータからなり、これらは各々の基準データを基に、先に算出した切込量と先に保存したデータFにより算出される。尚、吸引サイクルデータ、及び吸引デューティーデータは、以下に示す式(6)、(7)で表される。
吸引サイクルデータ=基準サイクル×(基準サイクル送り速度÷データF) …(6)
吸引デューティーデータ=基準デューティー×(切込量÷基準切込量) …(7)
図7は、吸引制御データにおける切込量の変化の影響を示したタイムチャートであり、切込量が基準切込量より多い場合は、1サイクルにおけるオン時間のデューティーが基準デューティーより増加し、切込量が基準切込量より少ない場合は、1サイクルにおけるオン時間のデューティーが基準デューティーより減少することを示している。
図8は、吸引制御データにおける送り速度の変化の影響を示したタイムチャートであり、送り速度が基準送り速度より低速な場合は、1サイクルの時間が増加し、送り速度が基準送り速度より高速な場合は、1サイクルの時間が減少することを示している。
図9は、本実施形態において、切込量と送り速度により、吸引サイクルと吸引デューティーが相互に関連して変化することを示したものである。
メイン制御部15は、算出した吸引サイクルデータ、吸引デューティーデータを吸引制御データとして設定し(ステップS305)、この更新された吸引制御データに従って、メイン制御部15は、吸引制御を実行する。
以降は、16行目から20行目まで、22行目から26行目まで、n−7行目からn−4行目まで、n−2行目からn−1行目までは、1行目から4行目までと同様に、上記解析内容(ステップS201、ステップS203、ステップS205)に該当せず、且つ、切込量、吸引制御データ演算に必要なデータは記憶されていない(ステップS108No)ので、メイン制御部15は、吸引制御データ演算(ステップS109)を行わず、加工動作(ステップS110)を行う。
21行目、n−8行目、n−3行目は、16行目と同様に、前記解析内容(ステップS203、ステップS205)に該当するので、メイン制御部15は、Z軸ステージ9の送り速度データ:100をデータFとしてデータ記憶部14に記憶し(ステップS204)、次に先に記憶していたデータO1をデータO2へ書き換え、新たにZ軸位置決め指令位置:−0.4をデータO1として、データ記憶部14に記憶する(ステップS206)。
メイン制御部15は、現在のZ軸ステージの位置座標データをサーボアンプ(Z)19を介して読み取り、先に設定した(ステップS104)Z軸方向の加工領域設定値と比較し(ステップS301)、加工領域内にあると判断した場合は、引き続き切込量演算(ステップS303)、吸引制御データ演算(ステップS304)を行う、また加工領域内にないと判断した場合は、吸引制御データ演算は行わずに、吸引制御データである吸引サイクルデータ、吸引デューティーデータについて、吸引サイクルデータは前回の設定値を変更せず、吸引デューティーデータは0%とし(ステップS302)、算出した吸引サイクルデータ、吸引デューティーデータを吸引制御データとして設定する(ステップS305)。
そして、メイン制御部15は、n行目のM30のコードを見つけると処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、切削工具により被加工物の切削を行うことによって生じた切粉を効率的に除去することができ、省エネルギーで残留切粉による加工精度への影響の無い加工を実現することができる。
また、本実施形態によれば、特別なセンサ等を追加する必要がないので、コストアップがなく、また加工データにより吸引を制御するので工具毎にデータテーブルを作成しなくても、切削工具により被加工物の切削を行うことによって生じた切粉を効率的に除去することができ、省エネルギーで残留切粉による加工精度への影響の無い加工を実現することができる。
本発明の一実施形態に係わる切削加工装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の切削加工装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の切削加工装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の切削加工装置の動作を示すフローチャートである。 一実施形態における工具長補正値(Z軸加工領域)演算の説明図である。 加工データの一例を示す図である。 切込量の変化による切粉吸引制御のタイミング変化を説明するためのタイミングチャートである。 送り速度の変化による切粉吸引制御のタイミング変化を説明するためのタイミングチャートである。 切込量と送り速度の変化による切粉吸引制御のタイミング変化を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 切削加工装置制御部
2 切削加工装置本体
3 切粉吸引部
4 エアーブロー部
5 吸引部
6 工具長センサ
7 X軸ステージ
8 Y軸ステージ
9 Z軸ステージ
10 主軸
11 データ入力部
12 被加工物の形状データ入力部
13 加工データ読み込み部
14 データ記憶部
15 メイン制御部(演算部)
16 I/O
17 サーボアンプ(X)
18 サーボアンプ(Y)
19 サーボアンプ(Z)
20 主軸コントローラ

Claims (10)

  1. ワークを切削加工により加工する切削加工装置において、
    前記切削加工により発生する切粉を吸引するための吸引手段と、
    前記ワークを加工するための加工データを入力する入力手段と、
    該入力手段により入力された加工データに基づいて、前記吸引手段の吸引動作を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする切削加工装置。
  2. 前記制御手段は、少なくとも前記加工データに基づく前記ワークへの切り込み量と切り込み速度とに基づいて、前記吸引手段の吸引動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の切削加工装置。
  3. 前記ワークへの切り込み量は前記加工データに基づいて算出されることを特徴とする請求項2に記載の切削加工装置。
  4. 前記制御手段は、前記吸引手段を所定の周期毎に制御すると共に、該周期内で吸引動作を行なわせる時間と吸引動作を停止させる時間のデューティを制御することにより、前記加工データに適した吸引動作を行なわせることを特徴とする請求項2に記載の切削加工装置。
  5. 前記制御手段は、前記切り込み量が大きくなった場合に、前記周期内の吸引動作を行なわせる時間が長くなるように前記デューティを設定し、前記切り込み速度が大きくなった場合に、前記周期を短く設定することを特徴とする請求項4に記載の切削加工装置。
  6. ワークを切削加工により加工する切削加工方法において、
    前記ワークを加工するための加工データを入力する入力工程と、
    該入力工程において入力された加工データに基づいて、前記ワークを切削加工する加工工程と、
    前記切削加工により発生する切粉を吸引するための吸引工程と、
    前記入力工程において入力された加工データに基づいて、前記吸引工程における吸引動作を制御する制御工程と、
    を具備することを特徴とする切削加工方法。
  7. 前記制御工程では、少なくとも前記加工データに基づく前記ワークへの切り込み量と切り込み速度とに基づいて、前記吸引工程における吸引動作を制御することを特徴とする請求項6に記載の切削加工方法。
  8. 前記ワークへの切り込み量を前記加工データに基づいて算出することを特徴とする請求項7に記載の切削加工方法。
  9. 前記制御工程では、前記吸引工程を所定の周期毎に制御すると共に、該周期内で吸引動作を行なわせる時間と吸引動作を停止させる時間のデューティを制御することにより、前記加工データに適した吸引動作を行なわせることを特徴とする請求項7に記載の切削加工方法。
  10. 前記制御工程では、前記切り込み量が大きくなった場合に、前記周期内の吸引動作を行なわせる時間が長くなるように前記デューティを設定し、前記切り込み速度が大きくなった場合に、前記周期を短く設定することを特徴とする請求項9に記載の切削加工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008129732A1 (ja) * 2007-04-09 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corporation 工作機械
JP2017001117A (ja) * 2015-06-08 2017-01-05 ローランドディー.ジー.株式会社 切削加工機および切削加工方法

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