JP2005323250A - 検波回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受信電波を効率よく検波できる検波回路を提供する。
【解決手段】 放射電波の位相が互いに逆となる2つの給電点P1、P2と接地点Gとをそれぞれ有する第1及び第2のアンテナ11、16と、第1のアンテナ11における2つの給電点P1、P2間に結合された第1のダイオード12と、第1のダイオード12の一端と接地間に設けられ、第1のダイオード12とPN接合の方向が同一となるように配置された第2のダイオード13と、第2のアンテナ16における2つの給電点P1、P2間に結合された第3のダイオード17とを備え、第3のダイオード17の一端を第1のダイオード12の他端に接続すると共に、第1のダイオード12とPN接合の方向が同一となるように第3のダイオード17を配置し、第3のダイオード17の他端から検波電圧を出力した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信した電波から電源電圧を生成する検波回路に関し、例えば、車に装着されたタイヤの空気圧情報等を送信する応答器に使用して好適な検波回路に関する。
図4を参照して、従来の応答器に使用される検波給電回路を説明する。基板1の平面上にはマイクロストリップパッチアンテナ2が形成される。ダイオード3aのアノードはマイクロストリップパッチアンテナ2に接続される。ダイオード3bはそのアノードが高周波接地回路1に接続される。また、インダクタ5aは、その一端がダイオード3a、3bのカソード側に接続され、他端がコンデンサ5bによって接地される。このインダクタ5aとコンデンサ5bとにより低域通過フィルタ5を構成する。
以上の構成において、マイクロストリップパッチアンテナ2は、放射された電波を受信して電源をダイオード3aに供給する。そして、この2個のダイオード3a、3bで整流され、低域通過フィルタ5に通すことにより得られた直流電力が出力端6に得られる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平07−231585号公報(図1)
上記構成では、検波用のダイオード3aに供給される電波の大きさ以上の電圧を得ることはできないため検波効率が低かった。
本発明は、受信電波を効率よく検波できる検波回路を提供する。
上記課題を解決する手段として、放射電波の位相が互いに逆となる2つの給電点と接地点とをそれぞれ有する第1及び第2のアンテナと、前記第1のアンテナにおける前記2つの給電点間に結合された第1のダイオードと、前記第1のダイオードの一端と接地間に設けられ、前記第1のダイオードとPN接合の方向が同一となるように配置された第2のダイオードと、前記第2のアンテナにおける前記2つの給電点間に結合された第3のダイオードとを備え、前記第3のダイオードの一端を前記第1のダイオードの他端に接続すると共に、前記第1のダイオードとPN接合の方向が同一となるように前記第3のダイオードを配置し、前記第3のダイオードの他端から検波電圧を出力した。
また、前記第3のダイオードの他端に低域通過フィルタを接続した。
また、前記第1のダイオードのカソードに前記第2のダイオードのアノードを接続し、前記第1のダイオードのアノードに前記第3のダイオードのカソードを接続した。
また、前記第1及び第2のアンテナは少なくとも対向する2辺の長さを半波長とする直線偏波用の方形の放射導体をそれぞれ有し、前記放射導体には前記放射導体の仮想接地点に対して互いに点対称となる前記2辺の長さ方向の位置に前記2つの給電点を設けた。
請求項1に記載の発明によれば、放射電波の位相が互いに逆となる2つの給電点と接地点とをそれぞれ有する第1及び第2のアンテナと、第1のアンテナにおける前記2つの給電点間に結合された第1のダイオードと、第1のダイオードの一端と接地間に設けられ、第1のダイオードとPN接合の方向が同一となるように配置された第2のダイオードと、第2のアンテナにおける2つの給電点間に結合された第3のダイオードとを備え、第3のダイオードの一端を第1のダイオードの他端に接続すると共に、第1のダイオードとPN接合の方向が同一となるように第3のダイオードを配置し、第3のダイオードの他端から検波電圧を出力したので、大きな検波電圧が得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、第3のダイオードの他端に低域通過フィルタを接続したので、直流電圧が得られる。
また、請求項3に記載の発明によれば、第1のダイオードのカソードに第2のダイオードのアノードを接続し、第1のダイオードのアノードに第3のダイオードのカソードを接続したので、正方向の検波電圧を取り出せる。
また、請求項4に記載の発明によれば、第1及び第2のアンテナは少なくとも対向する2辺の長さを半波長とする直線偏波用の方形の放射導体をそれぞれ有し、放射導体には前記放射導体の仮想接地点に対して互いに点対称となる2辺の長さ方向の位置に2つの給電点を設けたので、2つの給電点間には位相が逆となる信号を取り出すことができる。
以下、本発明の変復調回路を図面にしたがって説明する。図1はその回路図であり、等価回路を並列共振回路によって示した第1のアンテナ11には、接地点Gと2つの給電点P1、P2が設けられている。そして、こられ給電点P1、P2における電波の位相は互いに逆になっている。接地点Gは接地され、2つの給電点P1、P2間には検波用(整流用)に使用される第1のダイオード12が間に結合される。また、第1のダイオード12の一端(例えば、カソード)と接地間には検波用の第2のダイオード13が設けられる。第2のダイオード13は、第1のダイオード12に対してPN接合の方向が同一となるように配置され、図1では第2のダイオード13のアノードが第1のダイオード12のカソードに接続される。
等価回路を並列共振回路によって示した第2のアンテナ16には、接地点Gと2つの給電点P1、P2が設けられている。第2のアンテナ16は第1のアンテナと同じ構成を有する。また、第2のアンテナ16の給電点P1、P2における電波の位相は互いに逆になっている。更に、第1のアンテナ11の給電点P1と第2のアンテナ16の給電点P1とには同位相の電波が現れる。そして、第2のアンテナ16の接地点Gは接地されず、2つの給電点P1、P2間には検波用の第3のダイオード17が結合される。第3のダイオード17の一端が第1のダイオード12の他端に接続される。この際に、第1のダイオード12と第3のダイオード17とはPN接合が同一となるようにそれぞれが配置される。即ち、図1においては第1のダイオード12のアノードに第3のカソードが接続される。
そして、第3のダイオードの他端(アノード)に低域通過フィルタ14が接続される。低域通過フィルタ14は、その一端が第3のダイオード17の他端に接続されたインダクタ14aと、インダクタ14aの他端をグランドにシャントする容量素子14bとから構成される。インダクタ14aの他端は出力端15に接続される。
以上の構成において、例えば2.4GHzの電波が図示しない送信側(例えば質問器側)から放射されると、それが第1のアンテナ11と第2のアンテナ16に到来する。第1及び第2のアンテナ11、16のそれぞれの給電点P1、P2には、それぞれ位相が180°異なる信号が誘起する。一方の給電点(例えば、P1)に誘起する信号の振幅をEとすれば、2つの給電点P1、P2間に誘起する信号の振幅は2Eとなる。したがって、第1のダイオード12と第3のダイオード17との各両端間には振幅2Eの信号が印加される。
一方、第2のダイオード13は、給電点P2にも接続されていることから、第2のダイオード13の両端には振幅Eの信号が印加される。そして、第1のダイオード12と第2のダイオード13とは直列に接続されていることから、第1のダイオード12に現れた信号と第二のダイオード13に現れた信号とが加算され、第1のダイオード12の他端には、グランドに対して振幅3Eの信号が現れる。
また、第2のアンテナ16の接地点は接地されず、第3のダイオード17が第1のダイオード12に直列に接続されていることから、第1のダイオード12の他端に現れる3Eの振幅の信号に第3のダイオード17に印加される2Eの振幅の信号が加算され、第3のダイオード17の他端(アノード)には5Eの振幅の信号が現れる。この3Eの振幅の信号が直線検波(半波整流)され、低域通過フィルタ14を通過することによって2.5Eの検波電圧が出力される。検波電圧は図示しない後段の回路に供給される。
図2は第1のアンテナ11及び第2のアンテナ16の断面図であり、図3はその平面図である。第1のアンテナ11と第2のアンテナ16とは同じ構成を有しているので、第1のアンテナ11についてその構成を説明する。誘電体基板11aの上面には例えば方形の放射導体11bが形成される。放射導体11bは、対向する2辺の長さLが電波の波長の1/2となっている。また、誘電体基板11aの下面には、放射導体11bよりも広い接地導体11cが形成される。
そして、このアンテナは直線偏波用のパッチアンテナを構成する。この接地導体11cは、第1のアンテナ11においては接地されるが第2のアンテナ16においては接地されない。この構成では、放射導体11bの中央の点Gが仮想接地点となる。そして、給電点P1、P2は、仮想接地点Gに対して互いに点対称となる2辺の長さ方向の位置に設けられる。この給電点P1、P2に上記の第1のダイオード12、及び第3のダイオード17が結合される。
本発明の変復調回路の構成を示す回路図である。 本発明の変復調回路に使用するアンテナの断面図である。 本発明の変復調回路に使用するアンテナの平面図である 従来の検波給電開の構成を示す回路図である。
符号の説明
11:第1のアンテナ
11a:誘電体基板
11b:放射導体
11c:接地導体
12:第1のダイオード
13:第2のダイオード
14:低域通過フィルタ
14a:インダクタ
14b:容量素子
15:出力端
16:第2のアンテナ
17:第3のダイオード
G:接地点
P1、P2:給電点

Claims (4)

  1. 放射電波の位相が互いに逆となる2つの給電点と接地点とをそれぞれ有する第1及び第2のアンテナと、前記第1のアンテナにおける前記2つの給電点間に結合された第1のダイオードと、前記第1のダイオードの一端と接地間に設けられ、前記第1のダイオードとPN接合の方向が同一となるように配置された第2のダイオードと、前記第2のアンテナにおける前記2つの給電点間に結合された第3のダイオードとを備え、前記第3のダイオードの一端を前記第1のダイオードの他端に接続すると共に、前記第1のダイオードとPN接合の方向が同一となるように前記第3のダイオードを配置し、前記第3のダイオードの他端から検波電圧を出力したことを特徴とする検波回路。
  2. 前記第3のダイオードの他端に低域通過フィルタを接続したことを特徴とする請求項1に記載の検波回路。
  3. 前記第1のダイオードのカソードに前記第2のダイオードのアノードを接続し、前記第1のダイオードのアノードに前記第3のダイオードのカソードを接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の検波回路。
  4. 前記第1及び第2のアンテナは少なくとも対向する2辺の長さを半波長とする直線偏波用の方形の放射導体をそれぞれ有し、前記放射導体には前記放射導体の仮想接地点に対して互いに点対称となる前記2辺の長さ方向の位置に前記2つの給電点を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の検波回路。
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