JP2005322127A - 制御装置、制御方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

制御装置、制御方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数機種の機器に対して共通して用いることができる制御装置を提供する。
【解決手段】 データ処理部121において、ネットワーク・インタフェース部7を介して制御コマンドを受信すると、制御コマンド実行判定手段1000は、機器動作仕様保持手段510(ハードディスク6)に保持されている機器動作仕様情報を参照して、受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する。ここで、実行可能な制御コマンドであると判定された制御コマンドは制御コマンド実行手段1010に渡され、制御コマンド実行手段1010により実行される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、機器を制御するための制御装置、その制御方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
各種装置に搭載されている制御装置は、その装置が受け付けることが可能な制御コマンドおよび設定する値を識別し、動作不可能な制御コマンドや設定値に対しては受付を拒否する、または動作不可能な制御コマンドや設定値を、受付可能な制御コマンドや設定値に修正して実行する必要がある。
従来、受け付けることが可能な制御コマンドや制御コマンドに付属している設定値の有効範囲などを示す動作仕様情報は、機器の動作を制御するコントローラの制御実行プログラム内に組み込まれており、制御実行プログラムは、上記動作仕様情報を参照して、外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否か、制御コマンドに付属する属性の設定値が有効な値であるか否かの判断を行う。また、そのような制御コマンドの実行可能性の判定を行うプログラムは、一般には、機器の仕様に合わせて手作業で作成される。
また、プログラムの作成作業に掛かる負荷を軽減するために、制御対象機器の動作仕様の情報からコントローラの制御論理を自動的に生成する方法(例えば特許文献1を参照)や、機器操作規約と機器状態遷移規則から制御実行プログラムを作成する方法(例えば特許文献2を参照)が提案されている。
特開平2−3802号公報 特開平7−84516号公報
しかしながら、各制御コマンドや設定値毎の個別の判定処理を手作業でプログラミングすることは、制御対象が複雑になるにつれて困難になり、また制御コマンドと設定値の実行可能判定処理の入力漏れを防ぐことも難しい。また、複数機種の動作を制御するコントローラの制御実行プログラムを開発する際に、様々な機種の制御コマンドを実行することが可能な共通の制御実行プログラムを開発する方が効率的である。しかし、どのような制御コマンドや設定値が有効であるか否かを判定する処理がコントローラの制御実行プログラムに組み込まれていると、制御コマンドや設定値が異なる場合に、複数機種で共通に利用可能な制御実行プログラムを開発することは困難である。
また、上述した制御対象機器の動作仕様情報からコントローラの制御論理を自動的に生成する方法や、機器操作規約と機器状態遷移規則から制御実行プログラムを作成する方法は、制御実行プログラムそのものを生成するものであり、これらの方法により、機器の動作制御のために生成された制御プログラムは、特定機種に特化した制御プログラムとなるため、複数の機器に対して共通に利用することができない。また、動作仕様が変更された場合には、新たに制御実行プログラムを生成し直す必要がある。
本発明の目的は、複数機種の機器に対して共通して用いることができる制御装置、制御方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、機器を制御するための制御装置であって、外部装置から制御コマンドを受信する制御コマンド受信手段と、構造化文書で記述された制御対象の機器動作仕様情報を保持する機器動作仕様保持手段と、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する制御コマンド実行判定手段と、前記制御コマンド実行判定手段により前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドと判定された場合に、前記外部装置から受信した制御コマンドを実行する制御コマンド実行手段とを備えることを特徴とする制御装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、外部装置から少なくとも制御コマンドを受信することが可能な通信手段と、構造化文書で記述された制御対象の機器動作仕様情報を保持する機器動作仕様保持手段とを有する制御装置により、機器を制御するための制御方法であって、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する制御コマンド実行判定工程と、前記制御コマンド実行判定工程で前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドと判定された場合に、前記外部装置から受信した制御コマンドを実行する制御コマンド実行工程とを有することを特徴とする制御方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、外部装置から少なくとも制御コマンドを受信することが可能な通信手段と、構造化文書で記述された制御対象の機器動作仕様情報を保持する機器動作仕様保持手段とを有する制御装置により、機器を制御すべく実行されるプログラムであって、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する制御コマンド実行判定モジュールと、前記制御コマンド実行判定モジュールにより前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドと判定された場合に、前記外部装置から受信した制御コマンドを実行する制御コマンド実行モジュールとを有することを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記プログラムをコンピュータ読み取り可能格納したことを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、複数機種の機器に対して共通して用いることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る制御装置を搭載する画像形成装置が接続されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
画像形成装置12は、図1に示すように、各ユーザが複数のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)15,16を収容するネットワーク11に接続され、各クライアントPC15,16とネットワーク11を介してデータの送受信を行うことができる。
次に、画像形成装置12の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置12の構成を示すブロック図である。
画像形成装置12は、図2に示すように、リーダ部1、プリンタ部2および画像入出力制御部3を備える。リーダ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データを画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2は画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
画像入出力制御部3は、ファクシミリ部4、ストレージ部5、ネットワーク・インタフェース部7、RIP(Raster Image Processor)部8、操作部9、およびコア部10を有する。ファクシミリ部4は、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長して、伸長された画像データをコア部10へ転送し、また、コア部10から転送された画像データを圧縮して、圧縮された圧縮画像データを、電話回線を介して送信する。送受信する画像データは、ストレージ部5に接続されたハードディスク6中に一時的に保存することができる。
ストレージ部5には、ハードディスク6が接続されており、ストレージ部5はコア部10から転送された画像データを圧縮し、その画像データを検索するためのID番号とともにハードディスク6に記憶させる。また、ストレージ部5は、コア部10を介して転送されたコードデータに基づいてハードディスク6に記憶されている圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像データを読み出して伸長し、伸長された画像データをコア部10へ転送する。
ネットワーク・インタフェース部7は、ネットワーク11とコア部10とを接続するためのインタフェースであり、ネットワーク11上のクライアントPC15,16や他の機器(図示せず)との間でデータのやり取りを行う。
RIP部8は、ネットワーク11から転送された画像を表すコードデータ(PDL)をプリンタ部2で記録可能な画像データに展開するものである。
操作部9は、ユーザインタフェースを構成するために、タッチパネルディスプレイおよびハードキーを備える。上記タッチパネルディスプレイおよびハードキーを操作することによって、画像形成装置12への動作指示や動作設定等を行うことが可能である。
コア部10は、リーダ部1、プリンタ部2、ファクシミリ部4、ストレージ部5、ネットワーク・インタフェース部7、RIP部8、操作部9のそれぞれの間を流れるデータを制御するものである。コア部10の詳細については、後述する。
次に、上記リーダ部1およびプリンタ部2の構成について図3を参照しながら説明する。図3は図2のリーダ部およびプリンタ部2の構成を模式的に示す縦断面図である。
リーダ部1には、原稿給送装置101が搭載され、原稿給送装置101は、原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ103が点灯され、そしてスキャナユニット104の移動が開始され、スキャナユニット104により、原稿が露光走査される。このときの原稿からの反射光は、ミラー105,106,107およびレンズ108を介してCCDイメージセンサ(以下、CCDという)109へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD109によって読み取られる。CCD109から出力される画像データは、所定の処理が施された後、画像入出力制御部3のコア部10へ転送される。
プリンタ部2は、レーザドライバ201を有する。レーザドライバ201は、レーザ発光部221を駆動し、画像入出力制御部3のコア部10から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部221から発光させる。このレーザ光は、感光ドラム202に照射され、感光ドラム202には、レーザ光に応じた潜像が形成される。この感光ドラム202上に形成された潜像は、現像器203から供給された現像剤により現像剤像として可視像化される。
また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204,カセット205のいずれかから記録紙が給紙され、転写部206へ搬送される。そして、転写部206により、感光ドラム202上の現像剤像は、上記記録紙に転写され、現像剤像が転写された記録紙は定着部207に搬送される。定着部207においては、記録紙上の現像剤像が熱圧され、記像紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は、排出ローラ208によってフィニッシャ220に排出され、フィニッシャ220は排出された記録紙を束ねて記録紙の仕分けを行い、必要に応じて、仕分けされた記録紙のステイプルを行う。
また、両面記録が設定されている場合、記録紙の一方の面への画像形成後、記録紙は、排出ローラ208の位置まで一旦搬送される。そして、排出ローラ208が逆転され、記録紙はフラッパ209によって再給紙搬送路210へ導かれる。再給紙搬送路210へ導かれた記録紙は、上述したタイミングで転写部206へ再度給紙され、記録紙の他方の面へ画像が形成される。これにより、記録紙の両面に画像が形成され、この記録紙は、排出ローラ208によってフィニッシャ220に排出される。
次に、上記コア部10の構成について図4を参照しながら説明する。図4は図2のコア部10の構成を示すブロック図である。
コア部10は、図4に示すように、インタフェース(I/F)120、データ処理部121、インタフェース(I/F)122、CPU123、およびメモリ124を有する。インタフェース(I/F)120は、ファクシミリ部4、ストレージ部5、ネットワーク・インタフェース部7、RIP部8および操作部9と接続される。インタフェース122には、リーダ部1およびプリンタ部2が接続される。
リーダ部1からの画像データは、インタフェース122を介して、データ処理部121へ転送される。データ処理部121は、画像の回転処理や変倍処理などの画像処理や画像データの圧縮、伸長を行うものであり、内部にA4/Letterサイズ相当の画像データ複数ページ分のページメモリ(図示せず)が設けられている。リーダ部1からデータ処理部121へ転送された画像データは、ページメモリ(図示せず)に一時的に記憶された後、圧縮されてインタフェース120を介してストレージ部5へ転送される。
ネットワーク・インタフェース部7を介して入力された画像を表すコードデータ(PDL)は、インタフェース120を介してデータ処理部121に転送された後、RIP部8へ転送されて画像データに展開される。この画像データは、データ処理部121に転送されて上記ページメモリに一時的に記憶された後、圧縮されてストレージ部5へ転送される。
ファクシミリ部4からの画像データは、データ処理部121へ転送されてページメモリに一時的に記憶された後、圧縮されてストレージ部5へ転送される。
ストレージ部5からの画像データは、データ処理部121へ転送された後、伸長されてページメモリに一時的に記憶された後、インタフェース122を介してプリンタ部2へ、また、インタフェース120を介して、ファクシミリ部4、ネットワーク・インタフェース部7へ転送される。
また、データ処理部121からストレージ部5へ画像データが転送される前に、この画像データをプリンタ部2やファクシミリ部4、ネットワーク・インタフェース部7へ転送することも内部のセレクタを切り替えて転送することができる。
CPU123は、メモリ124に記憶されている制御プログラム、および操作部9から転送された制御コマンドに従って上述した画像データの転送制御などを行う。また、メモリ124は、CPU123の作業領域としても使われる。
このように、コア部10は、データ処理部121およびストレージ部5を介して、原稿画像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を複合させた処理の制御を行う。ここで、上記データ処理部121は、CPU123がメモリ124に記憶されているプログラムを実行することによって構成される機能モジュールであり、ここでは、説明上、ブロック化して明示されている。
次に、コア部10のデータ処理部121の構成およびストレージ部5の構成について図5を参照しながら説明する。図5は図3のコア部10のデータ処理部121の詳細構成および図2のストレージ部5の詳細構成を示すブロック図である。
ストレージ部5は、図5に示すように、機器動作仕様取得手段500、構造化文書で記述された、制御対象である画像形成装置の機器動作仕様情報を格納する機器動作仕様保持手段510、および上記機器動作仕様情報を記述するための構造化文書の文法を格納する文法格納手段520を有する。機器動作仕様取得手段500は、取得した機器動作仕様情報が文法格納手段520に格納されている文法通りに記述されているかの検査を行い、その記述に誤りがなければ、取得した機器動作仕様情報を機器動作仕様保持手段510に上書きして格納する。ここで、機器動作仕様保持手段510および文法格納手段520は、ハードディスク6内に構成されているものである。機器動作仕様取得手段500は、コア部10のCPU123がメモリ124に記憶されているプログラムを実行することによって構成される機能モジュールである。
コア部10のデータ処理部121は、制御コマンド実行判定手段1000および制御コマンド実行手段1010を有する。制御コマンド実行判定手段1000は、機器動作仕様情報解釈手段1001、制御コマンド抽出手段1002、制御コマンド受付可能性判断手段1003、設定値有効範囲抽出手段1004および制御コマンドの設定値有効性判断手段1005を含む。データ処理部121において、外部からネットワーク・インタフェース部7を介して受信した制御コマンドに対しては、制御コマンド実行判定手段1000により、実行可能な制御コマンドであるか否かが判定される。そして、この受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであれば、この受信した制御コマンドは、制御コマンド実行手段1010に渡され、制御コマンド実行手段1010は上記受信した制御コマンドを実行する。ここで、制御コマンド実行判定手段1000および制御コマンド実行手段1010は、コア部10のCPU123がメモリ124に記憶されているプログラムを実行することによって構成される機能モジュールである。
制御コマンド実行判定手段1000において、機器動作仕様情報解釈手段1001は、機器動作仕様保持手段510に格納されている機器動作仕様情報を取得し、その機器動作仕様情報を解釈する。
制御コマンド抽出手段1002は、機器動作仕様情報解釈手段1001が解釈した動作仕様の情報から、受付可能な制御コマンドを抽出する。制御コマンド受付可能性判断手段1003は、制御コマンド抽出手段1002が抽出した制御コマンドとネットワーク・インタフェース部7を介して受信した制御コマンドとを比較し、この比較結果に基づいてこの受信した制御コマンドが受付可能なコマンドか否かを判断する。
設定値有効範囲抽出手段1004は、制御コマンド抽出手段1002と同様に、機器動作仕様情報解釈手段1001が解釈した動作仕様情報から、制御コマンドに付属する属性の設定値に対する設定有効範囲を抽出する。設定値有効性判断手段1005は、制御コマンド受付可能性判断手段1003と同様に、設定値有効範囲抽出手段1004が抽出した制御コマンドに付属する属性の設定値の設定有効範囲とネットワーク・インタフェース部7を介して受信した制御コマンドに付属する属性の設定値とを比較し、この比較結果に基づいて、受信した制御コマンドに付属する属性の設定値が有効であるか否かを判断する。
上記制御コマンド受付可能性判断手段1003により受信した制御コマンドが受付可能な制御コマンドであると判断され、かつ上記設定値有効性判断手段1005により、受信した制御コマンドに付属する属性値の設定が有効であると判断されると、この受信した制御コマンドは実行可能な制御コマンドとして、制御コマンド実行手段1010に渡され、制御コマンド実行手段1010は、上記渡された制御コマンドを実行する。
画像形成装置12の動作仕様が変更になり、画像形成装置12に対して外部から新たな動作仕様情報の書き換え要求が発行されると、コア部10は、ネットワーク・インタフェース部7を介して、この要求とともに変更すべき動作仕様を示す機器動作仕様情報を取得し、機器動作仕様取得手段500に対して、取得した機器動作仕様情報の書き換えを行うように依頼する。機器動作仕様取得手段500は、取得した機器動作仕様情報が文法格納手段520に格納されている文法通りに記述されているかの検査を行い、その記述に誤りがなければ、取得した機器動作仕様情報を機器動作仕様保持手段510に上書きして格納する。
このような構成を有する画像形成装置12のデータ処理部121による制御コマンドを受信したときの動作について図6を参照しながら説明する。図6は図5のデータ処理部121による制御コマンドを受信したときの動作手順を示すフローチャートである。
データ処理部121においては、図6に示すように、ネットワーク・インタフェース部7を介してデータが受信されると(ステップS1)、受信したデータが解釈され、このデータが制御コマンドであると、この制御コマンドは制御コマンド実行判定手段1000に渡される(ステップS2)。
制御コマンド実行判定手段1000は、上記制御コマンドに対する受付可能性判断を行う(ステップS3)。この受付可能性判断により、上記制御コマンドが受付可能な制御コマンドであると判断された場合(ステップS4)、制御コマンド実行判定手段1000は、上記制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性判断を行う(ステップS5)。そして、この有効性判断により、上記設定値が有効すなわち受付可能な設定値であると判断されると(ステップS6)、この受信した制御コマンドは、実行可能な制御コマンドとして制御コマンド実行手段1010に渡され、制御コマンド実行手段1010により実行される(ステップS7)。
上記受信した制御コマンドに対する受付可能性判断により、受信した制御コマンドが受付可能な制御コマンドでないと判断されると(ステップS4)、この制御コマンドは実行可能な制御コマンドでないとして、本処理は終了する。上記受信した制御コマンドに付属する設定値の有効性判断により、この設定値が受付可能な設定値でないと判断されると(ステップS6)、この受信した制御コマンドは実行可能な制御コマンドでないとして、本処理は終了する。
次に、上記ステップS3の制御コマンドの受付可能性判断および上記ステップS5の制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性判断について図7および図8を参照しながら説明する。図7は図6のステップS3の制御コマンドの受付可能性判断の手順を示すフローチャート、図8は図6のステップS5の制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性判断の手順を示すフローチャートである。
上記ステップS3の制御コマンドの受付可能性判断においては、図7に示すように、まず、機器動作仕様情報解釈手段1001が、制御コマンド抽出手段1002からの要求を受けて、機器動作仕様保持手段510に格納されている機器動作仕様情報の解釈を行う。ここでは、機器動作仕様情報解釈手段1001により、機器動作仕様保持手段510から格納されている動作仕様書情報のすべてが読み込まれ、その解釈が行われる。そして、制御コマンド抽出手段1002は、上記解釈結果を取得する(ステップS31)。
次いで、制御コマンド抽出手段1002は、上記取得した解釈結果から、制御コマンドに関する部分のみを抽出し、受付可能制御コマンドの一覧の作成をする(ステップS32)。この受付可能制御コマンドの一覧は、制御コマンド受付可能性判断手段1003に送られる。
制御コマンド受付可能性判断手段1003は、上記受付可能な制御コマンドの一覧中に、ネットワーク・インタフェース部7を介して受信した制御コマンドが存在するか否かを確認する(ステップS33)。ここで、受信した制御コマンドが上記一覧中に存在すると、制御コマンド受付可能性判断手段1003は、受信した制御コマンドを受付可能な制御コマンドであると判定する(ステップS34)。これに対し、受信した制御コマンドが上記一覧中に存在しないと、受信した制御コマンドは、受付可能な制御コマンドでないと判定して、本処理は終了する。
上記ステップS5の制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性判断においては、図8に示すように、まず、機器動作仕様情報解釈手段1001が設定値有効範囲抽出手段1004からの要求を受けて、機器動作仕様保持手段510に格納されている機器動作仕様情報の解釈を行う。ここでは、機器動作仕様情報解釈手段1001により、機器動作仕様保持手段510から格納されている動作仕様書情報のすべてが読み込まれ、その解釈が行われる。そして、設定値有効範囲抽出手段1004は、機器動作仕様情報解釈手段1001による解釈結果を取得する(ステップS51)。ここでは、機器動作仕様保持手段510に格納されている機器動作仕様情報の解釈が行われるが、この解釈は、上記制御コマンド受付可能性判断のステップS31において行われているので、このステップS31においての機器動作仕様情報の解釈結果をステップS51で利用可能なようにメモリに保持するようにしてもよい。
次いで、設定値有効範囲抽出手段1004は、上記取得した解釈結果から、受付可能な制御コマンドの属性一覧を作成する(ステップS52)。この作成された属性一覧は、設定値有効性判断手段1005に送られる。
設定値有効性判断手段1005は、設定値有効範囲抽出手段1004により作成された属性一覧に基づいて、受信した制御コマンドに付属する属性の設定値が有効範囲にあるか否かを判断する。この判断においては、具体的には、まず受信した制御コマンドに属性が存在し、この受信した制御コマンドの属性が作成された属性一覧に存在するか否かの判定が行われる(ステップS53)。
上記ステップS53において受信した制御コマンドに属性が存在し、この受信した制御コマンドの属性が上記作成された属性一覧に存在すると判定された場合、設定値有効性判断手段1005は、属性一覧から対応する1つの属性を取り出し、設定値有効範囲抽出手段1004に対して、取り出された属性の設定有効範囲の取得を依頼する。設定値有効範囲抽出手段1004は、機器動作仕様情報解釈手段1001から得られた機器動作仕様情報の中の対応する制御コマンドの属性の設定可能範囲を取り出し、設定値有効性判断手段1005に送る(ステップS54)。これにより、設定値有効性判断手段1005は、上記属性一覧から取り出された属性の設定有効範囲を取得する。
次いで、設定値有効性判断手段1005は、受信した制御コマンドの属性の設定値が上記属性一覧から取り出された属性の設定可能範囲内にあるか否かを判定する(ステップS55)。ここで、受信した制御コマンドの属性の値が上記設定可能範囲内にある場合、設定値有効性判断手段1005は、ステップS53に戻り、受信した制御コマンドに次の属性が存在せず、この次の属性が上記属性一覧に存在しなければ、受信した制御コマンドを受付可能な制御コマンドと判定する(ステップS58)。そして、本処理は終了する。受信した制御コマンドに次の属性が存在し、この属性が上記属性一覧に存在すれば、上記ステップS54からの処理が繰り返される。
これに対し、上記ステップS55において受信した制御コマンドの属性の設定値が上記設定可能範囲内にないと判定された場合、設定値有効性判断手段1005は、受信した制御コマンドの属性の設定値が設定範囲外の値であった場合の処理方法が機器動作仕様情報中に記述されているか否かを判定する(ステップS56)。そして、受信した制御コマンドの属性の値が設定範囲外の値であった場合の処理方法が記述されていれば、設定値有効性判断手段1005は、受信した制御コマンドの属性の設定値を上記記述された処理方法に応じた値(機器動作仕様情報の属性の設定値)に置き換える(ステップS57)。次いで、設定値有効性判断手段1005は、ステップS53に戻り、受信した制御コマンドに次の属性が存在し、またこの受信した制御コマンドの次の属性が作成された属性一覧に存在するか否かの判定を行う。
上記ステップS56において受信した制御コマンドの属性の値が設定範囲外の値であった場合の処理方法が機器動作仕様情報中に記述されていない場合、設定値有効性判断手段1005は、受信した制御コマンドを受付可能な制御コマンドでないと判断し、本処理は終了する。
上記ステップS53において受信した制御コマンドに属性が存在せず、またこの受信した制御コマンドの属性が作成された属性一覧に存在しない場合、設定値有効性判断手段1005は、受信した制御コマンドを受付可能な制御コマンドと判定する(ステップS58)。そして、本処理は終了する。
次に、受信した制御コマンドに対する具体的な処理例について図9および図10を参照しながら説明する。図9は図5のストレージ部5の機器動作仕様保持手段510に保持されている動作仕様情報の一例を示す図、図10は外部装置から受信する制御コマンドの一例を示す図である。
ストレージ部5の機器動作仕様保持手段510には、例えば図9に示すような動作仕様情報が格納されている。この動作仕様情報は、画像形成装置12の動作仕様を示す情報であり、受付可能な制御コマンドとしては、ジョブの開始を示す「jobStart」とジョブの終了を示す「jobEnd」、部数を指定する「setImpression」の3種類が存在する。また、制御コマンド「setImpression」は、属性「number」を有し、その属性の設定値は、最大値が99、最小値が1で、設定範囲外の値の場合は1であることを示すものである。
また、ここでは、本画像形成装置12が外部装置から受信する制御コマンドとして、例えば図10に示すような制御コマンドを想定する。本例は、最初に制御コマンド「jobStart」が受信され、その後に、属性「number」が3である制御コマンド「setImpression」、属性「number」が100である制御コマンド「setImpression」、属性の「density」が4である濃度を設定する制御コマンド「setDensity」、制御コマンド「jobEnd」が順次受信された場合のものである。
まずネットワーク・インタフェース部7を介して制御コマンド「jobStart」が受信されると(図6のステップS1)、この受信された制御コマンド「jobStart」が制御コマンド実行判定手段1000に渡され(ステップS2)、受信された制御コマンド「jobStart」の受付可能性判断が行われる(ステップS3)。
まず、機器動作仕様情報解釈手段1001により、機器動作仕様保持手段510に格納されている機器動作仕様情報の解釈が行われ、その解釈結果が制御コマンド抽出手段1002に渡される(ステップS31)。
この動作仕様情報の例においては、まず、先頭に<Print>タグが存在するため、この機器は印刷可能な機器であることが分かる。次に、その中から<OperationList>のタグが検索される。2行目に<OperationList>タグが見つけられるので、それ以降の</OperationList>タグが見つかるまで、<Operation>タグが検索される。1つ目の<Operation>タグが3行目で見つけられるので、これから、「Operationname」が「jobStart」だということが分かる。そして、次の行に</Operation>タグが存在するので、「jobStart」には付属する属性がないことが分かる。次に、5行目に2つ目の<Operation>タグが見つけられ、「Operationname」が「setImpression」だということが分かる。また、次の行に<Attribute>タグが存在するため、付属する属性があることが分かり、その属性の「name」が「number」だということが分かる。さらに次の行に、<Max>タグがあることから、その次の</Max>タグの間にはさまれた数値99がこの属性の最大値だということが分かる。次に、<Min>と</Min>の間にはさまれた数値1が、この属性の最小値であることが分かる。また、次の<OutOfRange>と</OutOfRange>タグの間には数値1が存在するので、設定範囲外の値が設定されていた場合、その数値が1に置き換えられて実行されることになる。そして、</Attribute>タグの存在でこの属性の定義が終了したことが分かり、</Operation>タグで、「setImpression」の「Operation」の定義が終了したことが分かる。次に、3つ目の<Operation>タグが見つけられ、「Operation」の「name」が「jobEnd」だということが分かる。次の行の</Operation>タグで「jobEnd」の「Operation」の定義が終了していることが分かる。そして</OperationList>タグで「Operation」の定義がすべて終了したことが分かり、<./Print>タグで「Print」の仕様がここで終了したことが分かる。
制御コマンド抽出手段1002は、機器動作仕様情報解釈手段1001の上記解釈結果から、受付可能制御コマンドの一覧を作成する(ステップS32)。ここでは、制御コマンドとして、「jobStart」、「setImpression」、「jobEnd」の3種類の制御コマンドが抽出され、その一覧が受付可能制御コマンドの一覧として制御コマンド受付可能性判断手段1003に渡される。
制御コマンド受付可能性判断手段1003は、上記受付可能制御コマンドの一覧中に、受信された制御コマンド「jobStart」が存在するか否かを確認する(ステップS33)。ここでは、受信された制御コマンド「jobStart」が上記一覧中に存在するので、制御コマンド受付可能性判断手段1003は、受信された制御コマンド「jobStart」を受付可能な制御コマンドであると判定する(ステップS34)。
次いで、受信された制御コマンドに付属する属性値の有効性判断が行われる(ステップS5)。ここで、受信された制御コマンド「jobStart」には、属性値が設定されていないが、設定されていないことが正しいかを判断するために、設定値有効範囲手段1004は、機器動作仕様情報解釈手段1001に対して、機器動作仕様情報の解釈を依頼し、機器動作仕様情報解釈手段1001の解釈結果を取得する(ステップS51)。
設定値有効範囲抽出手段1004は、機器動作仕様情報解釈手段1001による解釈結果から、制御コマンド「jobStart」の属性一覧を作成する(ステップS52)。制御コマンド「jobStart」の属性はないため、その一覧は空白になる。
次いで、設定値有効性判断手段1005は、設定値有効範囲抽出手段1004により作成された一覧に基づいて、受信された制御コマンド「jobStart」に付属する属性の設定値が有効範囲にあるか否かを判断する。ここで、受信された制御コマンド「jobStart」および作成された属性一覧のいずれにも属性が存在しないので(ステップS53)、受信された制御コマンド「jobStart」は、受付可能な制御コマンドとして判定される(ステップS58)。
次に、属性「number」が3である制御コマンド「setImpression」が受信された場合、制御コマンド「jobStart」の場合と同様の手順で、この制御コマンド「setImpression」が受付可能な制御コマンドであるか否かの判定が行われる。受信された制御コマンド「setImpression」は、受付可能制御コマンドの一覧中に存在するので(ステップS33)、制御コマンド受付可能性判断手段1003により、受信された制御コマンド「setImpression」は受付可能な制御コマンドであると判定される(ステップS34)。
次いで、受信された制御コマンド「setImpression」に付属する属性の設定値の有効性判断が行われる(図6のステップS5)。ここで、受信された制御コマンド「setImpression」には属性が付属しているので、その設定値が有効であるか否かを判断するために、設定値有効範囲手段1004は、機器動作仕様情報解釈手段1001の解釈結果を取得し(ステップS51)、この解釈結果から、制御コマンド「setImpression」の属性一覧を作成する(ステップS52)。この属性一覧には、「setImpression」に対する属性として1つの属性「number」が存在する。
次いで、設定値有効性判断手段1005により、作成された属性一覧を参照して、受信された制御コマンド「setImpression」に付属する属性の設定値が有効範囲にあるか否かの判断が行われる。ここで、受信された制御コマンド「setImpression」には属性「number」が付属し、かつ作成された属性一覧にも属性「number」が存在するので(ステップS53)、上記属性一覧の属性「number」の設定可能範囲が機器動作仕様情報から取り出される(ステップS54)。
そして、受信された制御コマンド「setImpression」の属性「number」の値(本例では3)が上記取りだされた設定可能範囲内にあるか否かの判定が行われる(ステップS55)。ここでは、受信された制御コマンド「setImpression」の属性「number」の値(=3)が上記設定可能範囲有効範囲(1から99までの範囲)にあるので、受信された制御コマンド「setImpression」は受付可能なコマンドと判定される(ステップS58)。
属性「number」が100である制御コマンド「setImpression」が受信された場合、属性「number」が3である制御コマンド「setImpression」が受信された場合と同様に、この制御コマンド「setImpression」は受付可能な制御コマンドであると判定される(ステップS34)。
次いで、受信された制御コマンド「setImpression」に付属する属性の設定値の有効性判断が行われる(図6のステップS5)。この受信された制御コマンド「setImpression」の属性「number」の値は「100」であるので、この値は設定可能範囲有効範囲(1から99までの範囲)にないと判定され(ステップS55)、設定範囲外の値であった場合の処理方法が記述されているか否かの判定が行われる(ステップS56)。機器動作仕様情報においては、属性「number」に対してその設定値が設定範囲外であった場合に設定されている値を示す<OutOfRange>の記述があるので、受信された制御コマンド「setImpression」の属性「number」の設定値が<OutOfRange>に記述された1に置き換えられる(ステップS57)。そして、受信された制御コマンド「setImpression」は、受付可能なコマンドと判定される(ステップS58)。
制御コマンド「setDensity」が受信された場合、制御コマンド「jobStart」の場合と同様の手順で、この制御コマンド「setDensity」が受付可能な制御コマンドであるか否かの判定が行われる。受信された制御コマンド「setDensity」は、受付可能制御コマンドの一覧中に存在しないので(ステップS33)、受信された制御コマンド「setDensity」は受付可能な制御コマンドでないと判定される。
制御コマンド「jobEnd」が受信された場合、受信された制御コマンド「jobStart」と同様に、受付可能性判断(ステップS3)において、受信された制御コマンド「jobEnd」は、受付可能な制御コマンドであると判定される(ステップS34)。そして、受信された制御コマンドに付属する属性値の有効性判断(ステップS5)において、受信された制御コマンド「jobEnd」は、受付可能な制御コマンドとして判定される(ステップS58)。
このように、本実施の形態によれば、データ処理部121がネットワーク・インタフェース部7を介して制御コマンドを受信すると、データ処理部121の制御コマンド実行判定手段1000が機器動作仕様保持手段510(ハードディスク6)に保持されている機器動作仕様情報を参照して、受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定し、実行可能な制御コマンドと判定された制御コマンドのみを制御コマンド実行手段1010に渡すので、データ処理部121(制御プログラム)を、複数機種の機器で共通に利用することが可能な制御装置とすることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図11〜図14を参照しながら説明する。図11は本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置における外部装置から取得された機器動作仕様情報を用いて機器動作仕様保持手段510に保持されている機器動作仕様情報を変更するための動作手順を示すフローチャート、図12は文法格納手段520に格納されている、機器動作仕様情報を記述するための構造化文書の文法の一例を示す図、図13は機器動作仕様情報書き換え要求により書き換えが要求される機器動作仕様情報の一例を示す図、図14は機器動作仕様情報書き換え要求により書き換えが要求される機器動作仕様情報の他の例を示す図である。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、説明は省略する。また、本実施の形態においては、上記第1の実施の形態と同じ符号を用いて説明を行うものとする。
本実施の形態においては、外部装置からネットワーク・インタフェース部7を介して機器動作仕様情報を取得し、この取得された機器動作仕様情報を用いてストレージ部5の機器動作仕様情報保持手段510に保持されている機器動作仕様情報を変更する処理を行うことが可能である。この機器動作仕様情報の変更処理には、文法格納手段520に格納されている動作仕様情報の文法が参照される。
外部装置から取得された機器動作仕様情報を用いて機器動作仕様情報保持手段510に保持されている機器動作仕様情報を変更する処理においては、図11に示すように、ネットワーク・インタフェース部7を介して、書き換えが要求される機器動作仕様情報を含む機器動作仕様情報書き換え要求を受信すると(ステップS8)、データ処理部121は、この機器動作仕様書き換え要求に基づいて機器動作仕様取得手段500に対して書き換えが要求される機器動作仕様情報の書き換えを行うよう依頼する。機器動作仕様取得手段500は、取得された機器動作仕様情報が構造化文書の文法格納手段520に格納されている文法通りに記述されているか否かの検査を行う(ステップS9)。
次いで、機器動作仕様取得手段500は、上記ステップS9の検査の結果に基づいて書き換え要求の機器動作仕様情報が上記文法通りに記載されているか否かを判定する(ステップS10)。ここで、書き換え要求の機器動作仕様情報が上記文法通りに記載されている場合、機器動作仕様取得手段500は、機器動作仕様保持手段510に保持されている機器動作仕様情報を、書き換え要求の機器動作仕様情報へ書き換える(ステップS11)。そして、本処理は終了する。これに対し、書き換え要求の機器動作仕様情報が上記文法通りに記載されていない場合、機器動作仕様取得手段500は、書き換え要求の機器動作仕様情報の書き換えを拒否し(ステップS12)、本処理は終了する。
次に、機器動作仕様情報書き換え要求に基づいて機器動作仕様情報を書き換える場合の具体例について図12〜図14を参照しながら説明する。
文法格納手段520に格納されている動作仕様情報の文法は、例えば図12に示すような文法である。この文法では、まず1行目に「Print」という名前のタグが存在し、このタグが、「OperationList」という1つの要素を必ず持つ必要があることが示されている。2行目には、「OperationList」タグが、「Operation」という0個以上の要素を保持することが示されている。3行目から5行目には、「Operation」タグが「Attribute」という0個以上の要素を保持し、「name」というString型の属性を保持することが示されている。6行目から8行目には、「Attribute」タグが「Max」と「Min」のそれぞれの要素を必ず保持し、「OutOfRange」という0個以上の要素を保持し、さらに「name」というString型の属性を保持することが示されている。9行目から11行目には、「Max」、「Min」、「OutOfRange」の各タグが値を保持することが示されている。
ここで、まず、機器動作仕様情報書き換え要求により書き換えが要求される機器動作仕様情報として、例えば図13に示すような機器動作仕様情報を想定する。機器動作仕様取得手段500は、図13に示す機器動作仕様情報が文法格納手段520に格納されている図12に示す文法通りに記述されているか否かの検査を行う(ステップS9)。ここで、書き換え要求の機器動作仕様情報において、1行目の「Print」タグの次にくるタグが「Operation」であるため、1行目の「Print」タグは、「OpertionList」という1つの要素を必ず保持するという文法に違反する。すなわち、この書き換え要求の機器動作仕様情報は、文法格納手段520に格納されている文法通りに記述されていない。よって、機器動作仕様取得手段500は、書き換え要求の機器動作仕様情報の構造が正しくないと判定し(ステップS10)、機器動作仕様情報の書き換え要求を拒否する(ステップS12)。
次に、機器動作仕様情報書き換え要求により書き換えが要求される機器動作仕様情報として、例えば図14に示すような機器動作仕様情報を想定する。機器動作仕様取得手段500は、図14に示す機器動作仕様情報が文法格納手段520に格納されている図12に示す文法通りに記述されているか否かの検査を行う(ステップS9)。ここで、この書き換え要求の機器動作仕様情報は、文法格納手段520に格納されている文法通りに記述されているので、機器動作仕様取得手段500は、書き換え要求の機器動作仕様情報の構造が正しいと判定し(ステップS10)、機器動作仕様保持手段510に保持されている機器動作仕様情報を、書き換え要求の機器動作仕様情報へ書き換える(ステップS11)。
このようにして、機器動作仕様保持手段510に格納されている機器動作仕様情報が図14の動作仕様情報に書き換えられるので、プログラムを変更することなく、新たに濃度の設定を行う制御コマンド「setDensity」を受け付けることが可能になる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図15および図16を参照しながら説明する。図15は本発明の制御装置が搭載された画像形成装置に対する動作仕様変更時の制御プログラム開発の手順流れを示すフローチャート、図16は従来の動作仕様変更時の制御プログラム開発の手順を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、画像形成装置の動作仕様を異なる動作仕様に変更する場合の従来の方法と本発明の制御装置が搭載された画像形成装置に対する方法とを対比して説明する。
まず、従来の、画像形成装置の動作仕様変更時の制御プログラムを流用して開発する手順について図16を参照しながら説明する。
従来の制御プログラムは、制御コマンド実行手段1010、制御コマンド実行判定手段1000、および機器動作仕様保持手段510が分離されておらずに一体に組み込まれたものであり、そのアルゴリズム自体が仕様を組み込んだものである。よって、動作仕様変更に伴いアルゴリズムの変更個所が発生する。
これに応じて、図16に示すように、まず、動作仕様変更に伴う制御プログラム内の該当修正個所が探し出され(ステップS100)、新たな動作仕様に対応するように、プログラムの修正箇所の修正が行われる(ステップS200)。次いで、プログラムの修正による影響個所が探され、その影響箇所に対して修正が行われる(ステップS300)。例えば、画像形成装置において、両面印刷の機能が追加される場合、両面印刷処理のプログラム修正の他に、両面印刷設定をしたときに実行することができない他の機能の処理を変更するための修正が必要になる。
次いで、上記ステップS200,S300のプログラムの変更に応じて、プログラム全体のコンパイルがし直される(ステップS400)。そして、最後に変更した制御プログラムの動作確認が行われ(ステップS500)、本処理は終了する。
次に、本発明の制御装置が搭載された画像形成装置に対する現在の制御プログラムを流用して動作仕様が異なる新たな制御プログラムを開発する手順について図15を参照しながら説明する。
図15に示すように、まず、新たな動作仕様に基づく機器動作仕様情報が用意される(ステップ600)。ここで、用意される機器動作仕様情報は、文法格納手段520に格納されている文法に従って記述されたものである。次いで、機器動作仕様格納手段510に格納された機器動作仕様情が新たに用意された機器動作仕様情報に入れ替えられる(ステップS700)。ここで、制御プログラムは、予め構造化文書を解釈し、その記述内容によって動作が変更されるようになっており、構造化文書の入れ替えによっての修正は必要ない。そのため新たにコンパイルをする必要もない。最後に動作仕様を記述した構造化文書の内容に間違いがないかを動作確認し(ステップS800)、本処理は終了する。
このように制御プログラムと機器の動作仕様を分離し、また動作仕様情報を構造化文書で格納することで、動作仕様が変更になっても、動作仕様情報の入れ替えを行うのみでよく、プログラム自体の修正を行う必要がない。そのため、コンパイルをし直す必要もなく、プログラムの修正を行うことによる新たなバグの発生などを抑えることが可能になる。
上記各実施の形態では、画像形成装置を制御する制御装置について説明したが、画像形成装置と異なる他の機器を制御する制御装置に本発明の原理を適用することができることはいうまでもない。
なお、本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードを、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係る制御装置を搭載した画像形成装置が接続されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置12の構成を示すブロック図である。 図2のリーダ部およびプリンタ部2の構成を模式的に示す縦断面図である。 図2のコア部10の構成を示すブロック図である。 図3のコア部10のデータ処理部121の詳細構成および図2のストレージ部5の詳細構成を示すブロック図である。 図5のデータ処理部121による制御コマンドを受信したときの動作手順を示すフローチャートである。 図6のステップS3の制御コマンドの受付可能性判断の手順を示すフローチャートである。 図6のステップS5の制御コマンドに付属する属性値の有効性判断の手順を示すフローチャートである。 図5のストレージ部5の機器動作仕様保持手段510に保持されている動作仕様情報の一例を示す図である。 外部装置から受信する制御コマンドの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置における外部装置から取得された機器動作仕様情報を用いて機器動作仕様保持手段510に保持されている機器動作仕様情報を変更するための動作手順を示すフローチャートである。 文法格納手段520に格納されている、機器動作仕様情報を記述するための構造化文書の文法の一例を示す図である。 機器動作仕様情報書き換え要求により書き換えが要求される機器動作仕様情報の一例を示す図である。 機器動作仕様情報書き換え要求により書き換えが要求される機器動作仕様情報の他の例を示す図である。 本発明の制御装置が搭載された画像形成装置に対する動作仕様変更時の制御プログラム開発の手順流れを示すフローチャートである。 従来の動作仕様変更時の制御プログラム開発の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 コア部
121 データ処理部
123 CPU
124 メモリ
500 機器動作仕様取得手段
510 動作仕様書保持手段
520 構造化文書仕様書の文法格納手段
1000 制御コマンド実行判定手段
1001 機器動作仕様情報解釈手段
1002 受け付け可能制御コマンド抽出手段
1003 制御コマンドの受付可能性判断手段
1004 設定値有効範囲抽出手段
1005 制御コマンドの設定値有効性判断手段
1010 制御コマンド実行手段

Claims (17)

  1. 機器を制御するための制御装置であって、
    外部装置から制御コマンドを受信する制御コマンド受信手段と、
    構造化文書で記述された制御対象の機器動作仕様情報を保持する機器動作仕様保持手段と、
    前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する制御コマンド実行判定手段と、
    前記制御コマンド実行判定手段により前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドと判定された場合に、前記外部装置から受信した制御コマンドを実行する制御コマンド実行手段と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御コマンド実行判定手段は、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドの受付可能性を判断する制御コマンド受付可能性判断手段と、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性を判断する設定値有効性判断手段とを有し、
    前記制御コマンド実行判定手段は、前記制御コマンド受付可能性判断手段の判断結果と前記設定値有効性判断手段の判断結果とに基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記制御コマンド実行判定手段は、前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報から受付可能な制御コマンドを抽出する制御コマンド抽出手段を有し、前記制御コマンド受付可能性判断手段は、前記制御コマンド抽出手段によって抽出された制御コマンドと前記外部装置から受信した前記制御コマンドとを比較し、該比較結果に基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドの受付可能性を判断することを特徴とする請求項2記載の制御装置。
  4. 前記制御コマンド実行判定手段は、前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報から受付可能な制御コマンドに付属する属性の設定値の有効範囲を抽出する有効範囲抽出手段とを有し、前記設定値有効性判断手段は、前記有効範囲抽出手段によって抽出された設定値の有効範囲と前記制御コマンド受付可能性判断手段により受付可能な制御コマンドと判断された前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値とを比較し、該比較結果に基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性を判断することを特徴とする請求項3記載の制御装置。
  5. 前記外部装置から書き換えが要求される機器動作仕様情報を受信する機器動作仕様情報受信手段と、
    前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報を前記受信された機器動作仕様情報へ書き換える機器動作仕様情報更新手段と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の制御方法。
  6. 前記機器は、画像形成装置であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の制御方法。
  7. 外部装置から少なくとも制御コマンドを受信することが可能な通信手段と、構造化文書で記述された制御対象の機器動作仕様情報を保持する機器動作仕様保持手段とを有する制御装置により、機器を制御するための制御方法であって、
    前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する制御コマンド実行判定工程と、
    前記制御コマンド実行判定工程で前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドと判定された場合に、前記外部装置から受信した制御コマンドを実行する制御コマンド実行工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  8. 前記制御コマンド実行判定工程は、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドの受付可能性を判断する制御コマンド受付可能性判断工程と、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性を判断する設定値有効性判断工程とを含み、
    前記制御コマンド実行判定工程では、前記制御コマンド受付可能性判断工程の判断結果と前記設定値有効性判断工程の判断結果とに基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定することを特徴とする請求項7記載の制御方法。
  9. 前記制御コマンド実行判定工程は、前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報から受付可能な制御コマンドを抽出する制御コマンド抽出工程を含み、前記制御コマンド受付可能性判断工程では、前記制御コマンド抽出工程で抽出された制御コマンドと前記外部装置から受信した前記制御コマンドとを比較し、該比較結果に基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドの受付可能性を判断することを特徴とする請求項8記載の制御方法。
  10. 前記制御コマンド実行判定工程は、前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報から受付可能な制御コマンドに付属する属性の設定値の有効範囲を抽出する有効範囲抽出工程を含み、前記設定値有効性判断工程では、前記有効範囲抽出工程で抽出された設定値の有効範囲と前記制御コマンド受付可能性判断工程で受付可能な制御コマンドと判断された前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値とを比較し、該比較結果に基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性を判断することを特徴とする請求項9記載の制御方法。
  11. 前記外部装置から前記通信手段を介して書き換えが要求される機器動作仕様情報を受信すると、該受信した機器動作仕様情報を取得する取得工程と、
    前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報を前記取得工程で取得された機器動作仕様情報へ書き換える機器動作仕様情報更新工程と
    を有することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1つに記載の制御方法。
  12. 外部装置から少なくとも制御コマンドを受信することが可能な通信手段と、構造化文書で記述された制御対象の機器動作仕様情報を保持する機器動作仕様保持手段とを有する制御装置により、機器を制御すべく実行されるプログラムであって、
    前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定する制御コマンド実行判定モジュールと、
    前記制御コマンド実行判定モジュールにより前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドと判定された場合に、前記外部装置から受信した前記制御コマンドを実行する制御コマンド実行モジュールと
    を有することを特徴とするプログラム。
  13. 前記制御コマンド実行判定モジュールは、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドの受付可能性を判断する制御コマンド受付可能性判断モジュールと、前記機器動作仕様保持手段に保持されている機器動作仕様情報を参照して、前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性を判断する設定値有効性判断モジュールとを含み、
    前記制御コマンド実行判定モジュールは、前記制御コマンド受付可能性判断モジュールの判断結果と前記設定値有効性判断モジュールの判断結果とに基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドが実行可能な制御コマンドであるか否かを判定することを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 前記制御コマンド実行判定モジュールは、前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報から受付可能な制御コマンドを抽出する制御コマンド抽出モジュールを含み、前記制御コマンド受付可能性判断モジュールは、前記制御コマンド抽出モジュールにより抽出された制御コマンドと前記外部装置から受信した前記制御コマンドとを比較し、該比較結果に基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドの受付可能性を判断することを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 前記制御コマンド実行判定モジュールは、前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報から受付可能な制御コマンドに付属する属性の設定値の有効範囲を抽出する有効範囲抽出工程を含み、前記設定値有効性判断モジュールは、前記有効範囲抽出モジュールにより抽出された設定値の有効範囲と前記制御コマンド受付可能性判断工程で受付可能な制御コマンドと判断された前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値とを比較し、該比較結果に基づいて前記外部装置から受信した制御コマンドに付属する属性の設定値の有効性を判断することを特徴とする請求項14記載のプログラム。
  16. 前記外部装置から前記通信手段を介して書き換えが要求される機器動作仕様情報を受信すると、該受信した機器動作仕様情報を取得する取得モジュールと、
    前記機器動作仕様情報保持手段に保持されている機器動作仕様情報を前記取得モジュールにより取得された機器動作仕様情報へ書き換える機器動作仕様情報更新モジュールと
    を有することを特徴とする請求項11ないし15のいずれか1つに記載のプログラム。
  17. 請求項12ないし16のいずれか1つに記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能格納したことを特徴とする記憶媒体。
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