JP2005321456A - 光学装置、プロジェクタ及びリアプロジェクタ - Google Patents

光学装置、プロジェクタ及びリアプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 光変調素子の冷却を効率良く行うことができる冷却装置を備えた光学装置、プロジェクタ及びリアプロジェクタを提供すること。
【解決手段】 冷却装置100は、冷却媒体を基幹配管部12へ送り出すポンプ10と、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1G毎に密着して設けられた各色光用導熱容器2B,2R,2Gと、冷却媒体が吸収した熱を放熱させる放熱板16と、冷却媒体だまりであるタンク15と、これらの構成部を接続する複数の配管部等から構成された、液冷式の冷却装置である。冷却媒体は、基幹配管部12から、各色光用配管部11,13,14へ分岐して各色光用導熱容器2B,2R,2Gへ流入する。ここで、B光用導熱容器2Bに接続するB光用配管部11は、他色光用の配管部13,14よりも流路の断面積が大きく設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光変調素子の冷却を効率良く行うことができる冷却装置を備えた光学装置、プロジェクタ及びリアプロジェクタに関する。
光源から放射された白色光を、赤色光(以下、R光という)と、緑色光(以下、G光という)、及び青色光(以下、B光という)の光の3原色成分に分離し、各色光毎に光を画像信号に応じて変調した上で、再度合成しフルカラーの投写画像を得る液晶3板式プロジェクタが知られている。このようなプロジェクタにおいて、光を画像信号に応じて変調する光変調素子としては、TFT等のスイッチング素子や、所定の偏光軸を有した光のみを透過する偏光板等を備えた液晶ライトバルブが用いられる。R光、G光、B光の各色光成分に分離された各色光の内、各色光用液晶ライトバルブのTFT等のスイッチング素子部に入射した光は、スイッチング素子を保護する遮光層により吸収され熱エネルギーとなる。また、所定の偏光軸を持たない光は、偏光板に吸収され、やはり熱エネルギーとなる。このような、液晶ライトバルブの発熱による劣化を防ぐため、ファンを用いた空冷による冷却装置が広く知られているが、プロジェクタの高輝度化に伴い発熱量が増えていることから、空冷方式よりも冷却効率の良い冷却装置を備えた光学装置が求められている。
前述のような冷却効率の良い冷却装置の要望に応じ、液状の冷却媒体を用いて液晶ライトバルブを冷却するプロジェクタが、例えば以下の特許文献1に記載されている。これは、透明な導熱容器を各色光用液晶ライトバルブ毎に設け、各色光用導熱容器を連続して接続し、冷却媒体が各色光用導熱容器内を循環することにより複数の液晶ライトバルブを冷却しようとするものである。
特開平6−189240号公報
しかしながら、特許文献1では、各色光用導熱容器が連続して3つ接続されている。この構成によると、G光用液晶ライトバルブの熱を吸収して熱くなった冷却媒体が、次のB光用導熱容器に送り込まれることになるので、B光用液晶ライトバルブの温度と、冷却媒体との温度差が縮まりB光用液晶ライトバルブの冷却効率は低下してしまう。また、冷却媒体がB光用導熱容器の後段に接続されているR光用導熱容器に送り込まれるときには、G光用液晶ライトバルブで吸収した熱による温度上昇に加え、B光用液晶ライトバルブで吸収する熱も加わることになるので、さらに冷却効率は悪くなってしまう。さらに、B光は、R光、G光、B光の各色光の中で最も波長が短いためエネルギーが大きく、B光用液晶ライトバルブは最も発熱することが知られているが、G光用導熱容器の後段にB光用導熱容器が接続される構成では、B光用液晶ライトバルブを効率良く冷却することは困難である。このように、各色光用光変調素子である複数の液晶ライトバルブを、それぞれの発熱量に応じて効率良く冷却することは困難であるという問題を有している。
上記課題を解決するために、本発明では、複数の光変調素子の冷却を効率良く行うことができる光変調素子の冷却装置を備えた光学装置、プロジェクタ及びリアプロジェクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の光学装置は、光源からの光を画像信号に応じて変調する複数の光変調素子と、複数の光変調素子で変調された光を合成するための光学系とを備えた光学装置において、複数の光変調素子毎に接触して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した複数の導熱容器と、冷却媒体を循環させるポンプと、冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、冷却媒体を、導熱容器と、ポンプと、放熱部とを循環して導く複数の配管部と、を有し、特定の色光用光変調素子の導熱容器に接続する配管部は、他色光用の当該導熱容器に接続する配管部より流路の断面積が大きいことを特徴とする。
例えば、本発明の光学装置を、青色光と、赤色光と、緑色光の光の3原色からなる3つの光変調素子を備えた、3板式プロジェクタに応用した場合について説明する。3板式プロジェクタにおいて、青色光用光変調素子は、赤色光、緑色光、青色光の各色光用光変調素子の中で最も発熱することが知られている。これは、青色光が、各色光の中で最も波長が短くエネルギーが大きいからである。ここでは、特定の色光として、青色光を想定して説明する。
青色光用光変調素子に接触して設けられた導熱容器に接続する配管部は、他色光用の導熱容器に接続する配管部より流路の断面積が大きくなっている。ここで、各色光用導熱容器の流路断面積及び各色光用導熱容器に接続する配管部の経路が、各色光用ともにほぼ同一で、冷却媒体に加わる圧力が一定であるとすると、冷却媒体の流量は配管部の流路の断面積に比例する。従って、赤色光及び緑色光用の導熱容器に流れ込む冷却媒体の量よりも、より多くの冷却媒体を、青色光用の導熱容器に流すことができる。また、冷却媒体の流量が多くなると冷却媒体ののべ量が増え、熱容量が増えるので、青色光用の導熱容器内の冷却媒体は、同一の熱量が加わった場合において他色光用の導熱容器内の冷却媒体より温度上昇が少なくなる。よって、赤色光及び緑色光用光変調素子を冷却媒体により冷却すると共に、最も発熱量が大きい青色光用光変調素子を効率良く冷却することができる。従って、複数の光変調素子を、効率良く冷却することができるという効果を奏する。
また、本発明の好ましい態様は、光源からの光を画像信号に応じて変調する複数の光変調素子と、複数の光変調素子で変調された光を合成するための光学系とを備えた光学装置において、複数の光変調素子毎に接触して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した複数の導熱容器と、冷却媒体を循環させる複数のポンプと、冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、冷却媒体を、導熱容器と、複数のポンプと、放熱部とを循環して導く複数の配管部と、を有し、複数のポンプのうち、少なくとも1つが特定の色光用の導熱容器のみに接続されていることを特徴とする。前述した通り、各色光用光変調素子の中で、青色光用光変調素子の発熱量は最も多い。この構成によれば、青色光用の導熱容器に供給する冷却媒体の流量を、専用ポンプにより調整することができる。従って、青色光用光変調素子の発熱状況に応じて冷却能力を調整することができる。
また、本発明の好ましい態様は、さらに、複数の導熱容器毎に、冷却媒体の温度を検出する温度センサを設け、温度センサが検出する温度情報に応じて、前記ポンプによる前記冷却媒体の流量を制御する制御部とを設けることを特徴とする。
この構成によれば、各色光用導熱容器毎に、冷却媒体の温度を検出する温度センサが設けられているので、各色光用光変調素子毎の発熱状況を検出することができる。制御部には、各色光用光変調素子が所定の性能を確保するための各色光用光変調素子毎の目標温度があらかじめ格納されている。制御部は、温度センサが検出した温度と目標温度を比較し、冷却媒体の温度が目標値となるようにポンプの回転数を調整して冷却媒体の流量を制御する。これにより、各色光用光変調素子を目標温度近傍の温度で維持することができる。また、発熱量の多い青色光用光変調素子については、青色光用導熱容器に専用のポンプが接続しているため、青色光用光変調素子のみについての緻密な冷却媒体の流量制御ができる。従って、複数の光変調素子を、効率良く冷却することができるという効果を有する。
また、本発明の光学装置の好ましい態様は、光源からの光を画像信号に応じて変調する複数の光変調素子と、複数の光変調素子で変調された光を合成するための光学系とを備え、複数の光変調素子のうち少なくとも一つに熱的に結合して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した導熱容器と、冷却媒体を循環させるポンプと、冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、冷却媒体を、導熱容器と、ポンプと、放熱部とを循環して導く複数の配管部とから構成されることを特徴とする。この構成によれば、各色光用光変調素子の中で最も発熱量の多い青色光用光変調素子の冷却装置は、青色光用光変調素子専用に設けられている。これにより、青色光用光変調素子の発熱量に応じた冷却能力を持つ冷却装置を備えた光学装置を設けることができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、特定の色光用の導熱容器は、他色光用の導熱容器より、流路の断面積が小さいことを特徴とする。液体は、一定の圧力が加わった状態で、流路が大きければ流速は遅くなり、流路が小さければ流速が早くなることが知られている。この構成によれば、青色光用の導熱容器は、他色光用の導熱容器より流路の断面積が小さいので、冷却媒体の流速は速くなる。流速が速くなると、熱伝達率が向上し、冷却効率が向上する。従って、各色光用光変調素子の中で発熱量の最も多い青色光用光変調素子の冷却効率を向上させる効果がある。
また、本発明の好ましい態様は、光源と、前記画像信号を処理するための画像信号処理回路とを備えたプロジェクタに前記記載の光学装置を備えることを特徴とする。この構成によれば、プロジェクタの備える複数の光変調素子を、効率良く冷却することができる。よって、複数の光変調素子を適切な温度環境下で機能させられるので、複数の光変調素子の性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないプロジェクタを提供できる。
また、本発明の好ましい態様は、光源と、前記画像信号を処理するための画像信号処理回路と、前記光学装置から投射された光が投影されるスクリーンとを備えたリアプロジェクタに前記記載の光学装置を備えることを特徴とする。この構成によれば、リアプロジェクタの備える複数の光変調素子を、効率良く冷却することができる。よって、複数の光変調素子を適切な温度環境下で機能させられるので、複数の光変調素子の性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないリアプロジェクタを提供できる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1の冷却装置100を備えたプロジェクタ200の概略構成図である。図3(a)は、プロジェクタ200において、冷却装置100のみを抜粋した斜視図である。ここでは、まず、プロジェクタ200と冷却装置100の概略構成を説明する。プロジェクタ200は、光変調素子として赤色(以下、R光という)光用液晶ライトバルブ1R、緑色(以下、G光という)光用液晶ライトバルブ1G、青色(以下、B光という)光用液晶ライトバルブ1Bの3つの液晶ライトバルブを用いた液晶3板式のプロジェクタである。光源であるランプ4から射出される白色光は、後述する光学系によりR光,G光,B光の各色光成分に分離され、各色光毎に、各色光用の液晶ライトバルブ1R,1G,1Bに入射し、画像信号に応じた変調光に変調される。ここで、各色光用液晶ライトバルブ1R,1G,1B毎に冷却媒体を充填した導熱容器2R,2G,2Bが、密着して設けられている。各色光用液晶ライトバルブ1R,1G,1Bから射出された変調光は、クロスダイクイックプリズム8にて、合成され、投写光として投写レンズ9へ進行する。
続いて、冷却装置100についてB光用導熱容器2Bを例にして説明する。ポンプ10は冷却媒体を基幹配管部12に送り出す。送り出された冷却媒体は、各色光用配管部11,13,14に分岐し、各色光用導熱容器2B,2R,2Gへ流入する。B光用導熱容器2Bは、B光用液晶ライトバルブ1Bの入射端面にB光用導熱容器2Bの相対する面を密着して設けられている。ここで、B光用導熱容器2Bへ接続される配管部11は、他色光用配管部13,14よりも流路の断面積が大きく設定されている。B光用導熱容器2Bは、透明な窓部材を有し、内部は透明な冷却媒体で満たされている。
B光用導熱容器2BにてB光用液晶ライトバルブ1Bの熱エネルギーを吸収した冷却媒体は、配管部21へ送り出される。B光用導熱容器2Bから排出された冷却媒体は、他色光用導熱容器2R,2Gから排出されてくる冷却媒体と合流して基幹配管部22を通って、放熱用配管部17へ流入する。放熱用配管部17は、放熱板16に密着して設けられ折り重なって配管されている。冷却媒体は、放熱用配管部17を通過する際に放熱し、タンク15へ流入する。タンク15の冷却媒体は、ポンプ10により吸引される。なお、R光用配管部13及びG光用配管部14から、R光用導熱容器2R及びG光用導熱容器2Gへ流入した冷却媒体の働き及び各導熱容器2R,2Gの構成についてはB光用導熱容器2Bの説明と同様である。
続いて、光学系について説明する。図2は、プロジェクタ200の投写光学系のみを抜粋した図である。光源部30は、光源ランプ4、反射面からなるリフレクタ31及び平行化凹レンズ32とから構成されている。光源ランプ4は、好適な事例として高圧水銀ランプを用いている。なお、高圧水銀ランプ以外に、メタルハライドランプや、ハロゲンランプ等も使用することができる。光源ランプ4が放射した光の内、第1レンズアレイ34の方向へ進行する光は、平行化凹レンズ32に入射し、光軸38に沿って略平行化された光となって、第1レンズアレイ34の方向へ進行する。また、光源ランプ4が放射しリフレクタ31で反射された光は、平行化凹レンズ32の作用により、光軸38に沿って略平行化された光となって、第1レンズアレイ34の方向へ進行する。
インテグレータ光学系33は、第1レンズアレイ34と、第2レンズアレイ35と、偏光変換素子36及び、重畳レンズ37とから構成される。第1レンズアレイ34及び第2レンズアレイ35は、光軸38から見てほぼ矩形状の輪郭を有する小さな集光レンズがマトリクス状に配列された構成を有している。第2レンズアレイ35と、偏光変換素子36及び、重畳レンズ37は密着して構成されている。このインテグレータ光学系に入射した光源部30からの略平行な光は、第1レンズアレイ34の複数の矩形集光レンズにより複数の部分光束に分割される。複数の矩形集光レンズにより切りだされた光源像は、各矩形集光レンズに対応した第2レンズアレイ35及び重畳レンズ37により所定の照明領域上に重畳結像される。ここで、所定の照明領域は、各色光用液晶ライトバルブ1R,1G,1B毎の入射端面となる。これにより、インテグレータ光学系33から射出された光は、各色光用液晶ライトバルブ1R,1G,1Bの入射端面において、光の強度分布が略均一化された光となっている。
光源ランプ4から放射される光には、様々な方向の波を持つ光が含まれている。ここで、液晶ライトバルブ1R,1G,1Bは、液晶によって光の変調を行うため、一種類の偏光光のみの変調が可能である。光の利用効率を考えると、一種類の偏光光のみを使う場合は、光源ランプ4からの光のうち約半分が無駄になってしまう。偏光変換素子36は、入射した光の内、液晶ライトバルブで変調可能な偏光光はそのままの偏光方向で射出し、変調できない偏光光は、変調可能な偏光光に偏光方向を変えてから重畳レンズ37へ進行させる作用を有する。偏光変換素子36は、複数の偏光分離プリズムアレイとλ/2位相差板等から構成されている。これにより、光の利用効率が向上する。なお、前述のインテグレータ光学系33及び、偏光変換素子36については、例えば特開平8−304739号公報に紹介されている。
色分離光学系39は、2枚のダイクロイックミラー40,41と、反射ミラー42,43とを備えている。インテグレータ光学系33から射出された光は、反射ミラー42で反射し、ダイクロイックミラー40へ入射する。ダイクロイックミラー40は、R光とG光成分を反射し、B光成分を透過する。ダイクロイックミラー41は、R光成分を透過し、G光を反射する。光源部31から射出された複数の波長領域を有する照明光は、2枚のダイクロイックミラー40,41により、R光、G光、B光の各色光に分離される。
ダイクロイックミラー40を透過したB光は、反射ミラー43で反射し、フィールドレンズ3とB光用導熱容器2Bを通って、B光用液晶ライトバルブ1Bへ入射する。フィールドレンズ3は、B光を、B光の光軸38に沿って平行な光束に整える作用を持つ。なお、R光及びG光用のフィールドレンズ3も同じ作用を有し、各色光を、各色光の光軸38に沿って平行な光束に整える。B光用液晶ライトバルブ1Bで、画像信号に応じて変調されたB光は、クロスダイクロイックプリズム8に入射する。各色光用液晶ライトバルブ1R,1G,1Bとしては、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いた液晶パネルを用いる。また、各色光用液晶ライトバルブ1R,1G,1Bは、各色光を合成するクロスダイクロイックプリズム8に密着して固定されている。
ダイクロイックミラー40で反射したR光及びG光の内、G光はダイクロイックミラー41で反射し、フィールドレンズ3とG光用導熱容器2Gを通って、G光用液晶ライトバルブ1Gへ入射する。G光用液晶ライトバルブ1Gで、画像信号に応じて変調されたG光は、クロスダイクロイックプリズム8に入射する。また、ダイクロイックミラー40で反射したR光は、ダイクロイックミラー41を透過し、リレー光学系44の入射側レンズ45へ入射する。リレー光学系44は、入射側レンズ45と、反射ミラー46と、リレーレンズ47及び反射ミラー48とから構成されている。入射側レンズ45から射出したR光は、反射ミラー46で反射し、リレーレンズ47を通り、さらに反射ミラー48で反射して、フィールドレンズ3へ進行する。フィールドレンズ3へ入射したR光は、R光用導熱容器を通ってR光用液晶ライトバルブ1Rへ入射する。R光の光路は、G光及びB光に比べて長いため、入射側レンズ45及びリレーレンズ47により、R光の発散等による減衰を防いでいる。R光用液晶ライトバルブ1Rで、画像信号に応じて変調されたR光は、クロスダイクロイックプリズム8に入射する。
クロスダイクロイックプリズム8は、2つのダイクロイック膜49,50を有する。2つのダイクロイック膜49,50は、X字型に直交して配置されている。ダイクロイック膜49は、B光を反射し、G光を透過する。ダイクロイック膜50は、R光を反射し、G光を透過する。このように、クロスダイクロイックプリズム8は、R光用液晶ライトバルブ1Rと、G光用液晶ライトバルブ1Gと、B光用液晶ライトバルブ1Bとにおいて変調されたR光、G光及びB光を合成し、フルカラーの変調光として投写レンズ9の方向に進行させる。投写レンズ9に入射した、R光、G光及びB光を合成した変調光は、投写レンズ9で拡大され、フルカラー画像としてスクリーンに投写される。
続いて、図3を用いて冷却装置100について詳しく説明する。図3(b)は、図3(a)における2点斜線で示した仮想平面で切った断面をQ視方向から見た図である。冷却装置100に用いる冷却媒体としては、例えば透明な不揮発性液体であるエチレングリコールを使用する。また、冷却媒体の比熱を上げるためにエチレングリコールを水で希釈して、さらに、シリコンオイルを含んだ消泡剤を加えても良い。これにより、冷却媒体の温度を上げるのに必要な熱量が増えるので、吸熱能力が向上し、また、泡の発生が押さえられるので、投写画像への泡による影響を減らすことができる。冷却媒体は、ポンプ10により、基幹配管部12へ送り出される。ポンプ10は、例えば、DCサーボモータで羽根車を駆動し、回転によって羽根が水を押し出す遠心式ポンプを用いる。また、電圧をかけると伸び縮みするピエゾ素子を使って冷却媒体を吸引及び排出するピエゾポンプを用いても良い。
基幹配管部12へ送り出された冷却媒体は、各色光用配管部11,13,14で分岐して、各色光用導熱容器2B,2G,2Rへ流入する。ここで、各色光用配管部11,13,14の流路の断面積は、図3(b)に示すように、B光用配管部11の断面積が最も大きく設定されている。冷却媒体に掛かる圧力は同一で、各色光用導熱容器2B,2G,2Rに至る経路と、各色光用導熱容器の容量及び各色光用導熱容器から流れ出る経路も後述する通り略同じなので、冷却媒体の流量は、各色光用配管部11,13,14の流路の断面積の大きさに比例する。よって、冷却媒体は、最も多くの量がB光用配管部11へ流れ込む。また、ここで、冷却媒体の流量が多くなると冷却媒体ののべ量が増え、熱容量が増えるので、同一の熱量が加わった場合において、B光用の導熱容器2B内の冷却媒体は、他色光用の導熱容器内の冷却媒体より温度上昇が少ない。よって、より多くの熱エネルギーを吸収することができる。
各色光用配管部11,13,14の流路の断面積の比率は、各光用液晶ライトバルブ毎の発熱量の実態を考慮した上で決定する。例えば、主要配管部の断面積を100としたときに、B光用配管部11を50、R光及びG光用配管部13,14を各25というように各色光用配管部11,13,14の断面積を設定する。
各色光用導熱容器2B,2R,2Gの構成について、B光用導熱容器2Bを例にして説明する。図4は、B光用液晶ライトバルブ1B及びB光用導熱容器2Bを、図1のC−Cに沿って切断した断面図である。B光用液晶ライトバルブ1Bは、液晶パネル50と、入射側偏光板51、射出側偏光板52とから構成されている。B光用導熱容器2Bは、入射側の透明基板53と、射出側の透明基板54と、案内枠55と、シール部材56及び固定枠57とから構成されている。入射側の透明基板53と、射出側の透明基板54には、透明性と熱伝達率の優れたサファイヤガラスを用いている。また、サファイヤガラスに限定するものではなく、例えば同様の特性を持つ石英ガラスを使うこともできる。入射側の透明基板53及び射出側の透明基板54は、案内枠55との間に導熱性シリコンゴムからなるシール部材56を介して固定されている。また、シール部材56は、シリコンゴムに限定するものではなく、導熱性とシール性があれば良く、例えばニトリルゴムを用いても良い。
シール部材56は、例えばシリコン系の接着剤を塗布され、かつ、固定枠57により入射側の透明基板53と、射出側の透明基板54とから圧接されることにより、案内枠55と、入射側の透明基板53及び射出側の透明基板54に対してシール性を確保している。また、B光用導熱容器2Bの内部には冷却媒体5が充填されている。液晶パネル50のTFT等のスイッチング素子部に入射した光は、スイッチング素子を保護する遮光層により吸収され熱エネルギーとなる。また、所定の偏光軸を持たない光は、入射側偏光板51及び射出側偏光板52に吸収され、やはり熱エネルギーとなる。これらの熱エネルギーは、B光用液晶ライトバルブ1Bの入射側偏光板51から、B光用導熱容器2Bの射出側基板54に伝わる。射出側基板54は、流動する冷却媒体5により常に冷却されており、入射側偏光板51からの熱エネルギーを効率良く吸収することができる。
図3(a)に戻る。B光用液晶ライトバルブ1Bの熱を吸収して温度が上昇した冷却媒体5は、流出側のB光用配管部21を通って、流出側の基幹配管部22へ流入する。なお、冷却媒体が、流入側のB光用配管部11から、B光用導熱容器2Bを通って、流出側のB光用配管部21へ向かう経路は、Y軸マイナス方向からY軸プラス方向となっている。これにより、もし冷却媒体5内に気泡が発生した場合でも、気泡は冷却媒体5の流れに加えて重力の働きにより素早く流出側のB光用配管部21へ向かうので、投写画像への影響を少なくすることができる。また、流出側のB光用配管部21の流路の断面積は流入側のB光用配管部11と同じ設定となっている。なお、ここでは、B光用導熱容器2Bの構成について説明したが、R光用導熱容器及2R及び、G光用導熱容器2Gについても同様な構成を有している。
各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの熱を吸収して温度が上昇した冷却媒体は、各色光用導熱容器2B,2R,2Gの流出側の各色光用配管部21,23,24を通って、流出側の基幹配管部22で合流する。流出側の基幹配管部22の流路の断面積と、流入側の基幹配管部12の断面積とは、同一に設定されている。温度が上昇した冷却媒体は、基幹配管部22に接続する放熱用配管部17へ流入する。放熱用配管部17は、放熱板16にうねりを持って折り重なるように密着して設置されている。放熱板16は、複数の放熱フィンが設けられた熱伝導率の良いアルミニウムから構成されている。複数の放熱フィンにより、空気との接触面積を増やすことができるので放熱効果が向上している。また、プロジェクタ200のシールド板や、外装ケースが金属から構成されている場合は、それらを放熱板として使用することもできる。放熱用配管部17の材質は、熱伝導率の良い銅又は黄銅から構成されている。冷却媒体は、放熱用配管部17を流動しながら放熱板16あるいは空気中に熱を放熱し冷却される。
放熱した冷却媒体は、タンク15へ流入する。タンク15のY軸プラス側の部分は、冷却装置100の構成の中で最もY軸プラス側に突出して設けられている。また、タンク15のY軸プラス側に突出した部分の内部には、若干の空気層が設けられている。これにより、冷却媒体内に発生した気泡は、重力によりタンク15のY軸プラス側に突出した部分の空気層に集まる。また、この空気層により、外気の温度変化等に伴う各導熱容器及び各配管部の熱収縮によるひずみや、冷却媒体の体積変化を吸収することができる。なお、タンク15の設置場所は、放熱用配管部17の後段に限定するものではない。例えば、配管部22と、放熱用配管部17とが接続する場所でも良い。タンク15の構成が同じであれば、同様の作用効果が得られる。タンク15内の冷却媒体は、再度ポンプ10へ送り込まれ、加圧されて基幹配管部12へ送り出される。
上述した通り、実施形態1によれば以下の効果が得られる。
(1)B光用の導熱容器2Bに接続する配管部11の流路は、他色光用の導熱容器2R,2Gに接続する配管部13,14より断面積が大きくなっている。これにより、他色光用の導熱容器2R,2Gに流れ込む冷却媒体の量よりも、より多くの冷却媒体をB光用の導熱容器2Bに流すことができる。前述した通り、冷却媒体の流量が多いと冷却効率が良い。よって、R光用液晶ライトバルブ1R、及びG光用液晶ライトバルブ1Gを冷却媒体により冷却すると共に、最も発熱量が大きいB光用液晶ライトバルブ1Bを効率良く冷却することができる。従って、各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを、効率良く冷却することができるという効果を奏する。
(2)本実施形態1の冷却装置100を備えることにより、プロジェクタ200の各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを効率良く冷却することができる。よって、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを適切な温度環境下で機能させられるので、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないプロジェクタを提供できる。
(実施形態2)
続いて、本発明の第2の実施形態について図面に基づいて説明する。図6は実施形態2のプロジェクタ210が備える光変調素子の冷却装置110の概略構成図である。なお、上記のプロジェクタ200及び冷却装置100と同一の部分には同一の符号を付し重複する説明は省略する。冷却装置110は、B光用導熱容器2Bへの流入側のB光用配管部を延長してB光用専用のポンプを設け、また、B光用導熱容器2Bの流路の幅を他色光用の導熱容器2R,2Gより狭くした冷却装置100である。プロジェクタ210の光学系については、プロジェクタ200と同一なので、ここでは、冷却装置110の構成についてのみ説明する。
冷却装置110には、ポンプが2つ設けられている。1つは、B光用液晶ライトバルブ1Bを冷却するB光用導熱容器2BにつながるB光用配管部11に設けられたB光用ポンプ60である。B光用導熱容器2Bへの冷却媒体の流量は、B光用ポンプ60のみで制御される。また、R光及びG光用液晶ライトバルブ1R,1Gを冷却するR光及びG光用導熱容器2R,2Gへつながる配管部62には、ポンプ61が設けられている。B光用ポンプ60及びポンプ61は、例えば、DCサーボモータで羽根車を駆動し、回転によって羽根が水を押し出す遠心式ポンプを用いる。B光用ポンプ60及びポンプ61は、放熱管17から放熱した冷却媒体が流入するタンク15の冷却媒体を、各配管部11,62へ送り出す。ここで、B光用配管部11の流路は、他色光用の配管部13,14よりも断面積が大きく設定されている。各色光用配管部11,13,14の流路の断面積は、図3(b)と同一の比率となっており、B光用配管部11の断面積が最も大きく設定されている。流路の断面積が大きいと冷却媒体の流動抵抗が少なくなる。これにより、例えば、ポンプ60と、ポンプ61とが、同一のポンプ圧で冷却媒体を送り出した場合、冷却媒体は、流路の断面積が大きくて、流路抵抗の少ないB光用配管部11の方に、より多くの量が流れ込む。
図5は、B光用液晶ライトバルブ1B及びB光用導熱容器2Bを、図6のD−Dに沿って切断したときの断面図である。B光用導熱容器2Bは、冷却媒体5が通る流路の幅t2が、他色光用導熱容器2R、2Gよりも狭く設定されている。ちなみに、他色光用導熱容器2R,2Gの流路の幅は、図4で示される冷却装置100のB光用導熱容器2Bと同じ、t1に設定されている。例えば、t2の値はt1の幅の半分に設定されている。液体は、一定の圧力が加わった状態で、流路が広ければ流速は遅くなり、流路が狭ければ流速が早くなることが知られている。よって、B光用の導熱容器2Bの流路は他色光用の導熱容器2R,2Gより断面積が小さいので、冷却媒体の流速は速くなる。さらに、その流速はB光用ポンプ60で、制御することができる。
図6に戻る。B光用配管部11を通過し、B光用導熱容器2BにてB光用液晶ライトバルブ1Bの熱エネルギーを吸収した冷却媒体は、配管部21及び22を経由して放熱用配管部17へ流入する。また、ポンプ61から配管部62へ送り出された冷却媒体は、途中で、R光用配管部13と、G光用配管部14とに分岐し、冷却媒体はそれぞれの導熱容器2R,2Gへ流入する。各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの熱エネルギーを吸収した冷却媒体が、各色光用導熱容器2B,2R,2Gから各色光用配管部21,23,24を通って、基幹配管部22で合流し、放熱用配管部17を通過しながら放熱する説明は、冷却装置100と同じである。
上述した通り、実施形態2によれば以下の効果が得られる。
(1)B光用導熱容器2BにつながるB光専用の配管部11に専用のポンプ60が設けられていることにより、B光用導熱容器2Bに供給される冷却媒体の流量を調整することができる。前述した通り、冷却媒体の流量により冷却能力を調整できる。従って、各色光液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの中で、最も発熱量の多いB光用液晶ライトバルブ1Bの発熱状況に応じて冷却能力を調整することができる。
(2)B光用配管部11の流路は、他色光用の配管部13,14よりも断面積が大きく設定されている。これにより、例えば、ポンプ60と、ポンプ61とが、同一のポンプ圧で冷却媒体を送り出した場合、冷却媒体は、流路の断面積が大きくて流路抵抗の少ないB光用配管部11の方に、より多くの量が流入する。前述した通り、冷却媒体の流量が多いと冷却効率が良い。従って、各色光液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの中で、最も発熱量の多いB光用液晶ライトバルブ1Bの冷却効率を向上させることができる。
(3)B光用導熱容器2Bは、冷却媒体5が通る流路の幅t2が、他色光用導熱容器2R,2Gよりも薄く設定されている。これにより、B光用導熱容器2Bを流れる冷却媒体5の流速は、他色光用導熱容器2R,2G内を流れる冷却媒体の流速よりも速くなる。流速が速くなると熱伝達率が向上し、冷却効率が向上する。従って、B光用光変調素子であるB光用液晶ライトバルブ1Bの冷却効率を向上させることができる。
(4)本実施形態2の冷却装置110を備えることにより、プロジェクタ210の各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを効率良く冷却することができる。よって、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを適切な温度環境下で機能させられるので、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないプロジェクタを提供できる。
(実施形態3)
続いて、本発明の第3の実施形態について図面に基づいて説明する。図7は実施形態3のプロジェクタ220が備える光変調素子の冷却装置120の概略構成図である。なお、実施形態1のプロジェクタ200及び冷却装置100と同一の部分には同一の符号を付し重複する説明は省略する。冷却装置120は、B光用液晶ライトバルブ1B専用の独立した冷却装置70と、他色光用液晶ライトバルブ1R,1Gの冷却装置71とから構成されている。プロジェクタ220の光学系については、プロジェクタ200と同一なので、ここでは、冷却装置120の構成のみについて説明する。
冷却装置70は、B光用液晶ライトバルブ1Bのみを冷却することを目的とした冷却装置である。冷却装置70は、冷却媒体と、ポンプ60、流入側の配管部11、B光用導熱容器2B、流出側の配管部21、タンク15、放熱用配管部17及び冷却板16とから構成されている。これらの構成からなる冷却装置70の冷却原理は、冷却装置100と同様である。但し、冷却装置100は、B光用液晶ライトバルブ1B専用の冷却装置であるため、あらかじめ予測されるB光用液晶ライトバルブ1Bの発熱量に対応できる冷却能力を得るための構成を有している。まず、流入側の配管部11及び流出側の配管部21は、流路の断面積が他色光用の配管部13,14に比べて大きく設定されている。配管部11と、他色光用の配管部13,14との流路の断面積の比率は、実施形態1の冷却装置100と同様の設定が成されている。これにより、冷却媒体の流量を十分に確保することができる。
また、B光用導熱容器2Bの冷却媒体の流路の幅は、他色光用の導熱容器2R,2Gに比べて狭く設定されている。B光用導熱容器2Bの幅と、他色光用の導熱容器2R,2Gの幅との比率は、実施形態2の冷却装置110と同様の設定が成されている。これにより、B光用導熱容器2B内を流れる冷却媒体の流速は、他色光用の導熱容器2R、2Gに比べて速くなる。さらに、冷却媒体を送り出すポンプ60は、例えば、DCサーボモータで羽根車を駆動し、回転によって羽根が水を押し出す遠心式ポンプであり、多量の冷却媒体を送り出す能力を持っている。
冷却装置71は、冷却媒体と、ポンプ61、基幹配管部62、G光用配管部14,24、R光用配管部13,23、タンク15、放熱用配管部17及び放熱板16とから構成されている。これらの構成からなる冷却装置71の冷却原理は、冷却装置100と同様である。また、冷却装置71と、冷却装置70との違いは、冷却装置71では、ポンプ61が送り出した冷却媒体がR光用導熱容器2Rと、G光用導熱容器2Gとに分岐することと、冷却媒体の流量を増やしたり、流速を速くする等の特別な設定がなされていないことである。
上述した通り、実施形態3によれば以下の効果が得られる。
(1)B光用液晶ライトバルブ1B専用の冷却装置70と、他色光用の液晶ライトバルブ1R、1Gの冷却装置71とは、独立して設けられている。これにより、それぞれの液晶ライトバルブ1B、1R、1Gの発熱量に応じた冷却能力を持つ冷却装置を設けることができる。従って、各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B、1R、1Gを、効率良く冷却することができる。
(2)本実施形態3の光変調素子の冷却装置120を用いることにより、プロジェクタ220の各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを効率良く冷却することができる。よって、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを適切な温度環境下で機能させられるので、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないプロジェクタを提供できる。
(実施形態4)
続いて、本発明の第4の実施形態について図面に基づいて説明する。図8は実施形態4のプロジェクタ230が備える光変調素子の冷却装置130の概略構成図である。なお、実施形態2のプロジェクタ210及び冷却装置110と同一の部分には同一の符号を付し重複する説明は省略する。冷却装置130は、各色光用導熱容器2B,2R,2G毎に温度センサを取り付け、検出した温度情報に基づいてポンプを駆動し冷却媒体の流量を制御する制御部を設けた冷却装置110である。プロジェクタ230の光学系及び、温度センサと制御部を除いた冷却装置の構成については、プロジェクタ210と同一なので、ここでは、冷却装置130の温度センサと制御部の構成のみについて説明する。例として、B光用液晶ライトバルブ1Bの冷却系について説明する。
温度センサ80は、B光用導熱容器2Bと、流出側の配管部21との接合部の内壁に取り付けられている。温度センサ80はサーミスタを使用しており、B光用液晶ライトバルブ1Bの熱エネルギーを吸収した後の冷却媒体の温度を検出する。温度センサ80からの検出信号は制御部83へ送られ、A/D変換等により所定の信号形式に変換される。制御部83には、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gが所定の性能を確保するために必要な目標温度があらかじめ格納されている。制御部83は、温度センサ80が検出した温度と目標温度を比較し、PID(Proportional Integral Differential)制御により、冷却媒体の温度が目標値となるようにポンプ60の回転数を調整して冷却媒体の流量を制御する。ポンプ60は、B光用導熱容器2B専用ポンプなので、B光用液晶ライトバルブ1Bのみの発熱状況に応じて適切な冷却媒体の流量を確保することができる。
R光用導熱容器2R、G光用導熱容器2Gについても同様に、温度センサ81,82が取り付けられている。制御部83は、温度センサ81,82が検出した温度とそれぞれの対応する目標温度とを比較し、PID制御により、冷却媒体の温度が目標値となるようにポンプ61の回転数を調整して冷却媒体の流量を制御する。R光用液晶ライトバルブ1R及びG光用液晶ライトバルブ1Gは、B光用液晶ライトバルブ1Bに比べて発熱量が少ないため、専用の冷却系は必要とせず、ポンプ61を兼用にして冷却媒体を循環させている。
上述した通り、実施形態4によれば以下の効果が得られる。
(1)各色光用導熱容器2B,2R,2G毎に、冷却媒体の温度を検出する温度センサ80,81,82が設けられているので、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1G毎の発熱状況を検出することができる。制御部83は、温度センサ80,81,82が検出した温度と目標温度を比較し、冷却媒体の温度が目標値となるようにポンプ60,61の回転数を調整して冷却媒体の流量を制御する。これにより、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを目標温度近傍の温度に維持することができる。また、発熱量の多いB光用液晶ライトバルブ1Bについては、B光用導熱容器2Bに専用のポンプ60が接続しているため、B光用液晶ライトバルブ1Bのみについての緻密な冷却媒体の流量制御ができる。従って、各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを、効率良く冷却することができるという効果を奏する。
(2)本実施形態4の光変調素子の冷却装置130を備えることにより、プロジェクタ230の各色光用光変調素子である各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを効率良く冷却することができる。よって、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gを適切な温度環境下で機能させられるので、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないプロジェクタを提供できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記各実施形態において、各色光用導熱容器2B,2R,2Gの設置位置については、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの入射側偏光板に密着するように固定することに限定するものではない。図4にて説明する。例えば、液晶ライトバルブ1Bの入射側偏光板51を、導熱容器2Bの入射側透明基板53に設けて、射出側透明基板54と、液晶パネル50とが接触することとしても良い。これにより、サファイヤガラス面からなる射出側透明基板54と、石英ガラス等の無機ガラスから構成される液晶パネル50面とが密着するので、より熱伝達率が向上し、冷却効率が良くなるという効果がある。また、液晶ライトバルブ1Bの射出側偏光板52を、導熱容器2Bの射出側透明基板54に設けて、導熱容器2Bを液晶ライトバルブ1Bと、クロスダイクロイックプリズム8との間に設ける構成としても良い。これにより、液晶パネル50の射出側面と、導熱容器2Bの入射側透明基板53とが接触する構成となるので、同様な効果が得られる。
(変形例2)実施形態3において、B光用液晶ライトバルブ1B以外の他色光用液晶ライトバルブ1R,1Gの冷却装置71は、液冷方式に限定するものではない。図7にて説明する。R光用液晶ライトバルブ1R、及びG光用液晶ライトバルブ1G用の冷却装置71は、液状の冷却媒体を用いた冷却装置であるが、空気の循環により冷却するファンを用いた冷却装置としても良い。冷却装置120において、最も発熱量が多いB光用液晶ライトバルブ1Bについては、冷却効率の高い液冷方式の冷却装置70が設けられている。よって、B光用液晶ライトバルブ1Bに比べると、発熱量の小さいR光用液晶ライトバルブ1R、及びG光用液晶ライトバルブ1G用の冷却装置71は空冷とすることもできる。これにより、冷却装置120の構成を簡単にできる。さらに、部品コスト及び製造コストを抑えることができる。
(変形例3)実施形態4において、B光用液晶ライトバルブ1B以外の他色光用液晶ライトバルブ1R,1Gの冷却系は、R光用及びG光用液晶ライトバルブ1R,1G兼用となっているが、兼用することに限定するものではない。図8にて説明する。ポンプ61及び配管部62は、R光用導熱容器2R、及びG光用導熱容器2G兼用で設けられているが、ポンプ及び配管部を追加してそれぞれ独立した冷却系としても良い。これにより、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1G毎に、ポンプ及び配管部が独立した冷却系が設けられる。これにより、各色光用導熱容器2B,2R,2Gの温度情報から、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gに適した温度目標値に沿って、繊細な温度制御ができる。よって、最適な温度環境下で、各色光用液晶ライトバルブ1B,1R,1Gの性能を引き出すことができる。
(変形例4)前記各実施形態において、光変調素子の冷却装置100,110,120,130はプロジェクタに使用することに限定するものではない。光変調素子の冷却装置100,110,120,130は、R光と、G光と、B光用の3つの光変調素子を有するものに適合する。従って、プロジェクタと同様な光学系を有し、透過型スクリーンに背面から投写画像を投写するリアプロジェクタに使用しても良い。光変調素子の冷却装置100,110,120,130を用いることにより、リアプロジェクタの各色光用光変調素子である複数の液晶ライトバルブを効率良く冷却することができる。よって、各色光用液晶ライトバルブを適切な温度環境下で機能させられるので、各色光用液晶ライトバルブの性能を長期間維持することができる。従って、画像品質の経時変化が少ないリアプロジェクタを提供できる。また、同様に、光変調素子として3板式の反射型液晶表示素子や他の光変調素子を用いたプロジェクタやリアプロジェクタに使用した場合も同様な効果を得ることができる。
前記各実施形態および各変形例から把握できる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
複数の光変調素子毎に接触して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した複数の導熱容器と、前記複数の導熱容器毎に接続して設けられ、前記冷却媒体を循環させる複数のポンプと、前記冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、前記冷却媒体を、前記導熱容器と、前記ポンプと、前記放熱部とを循環して導く複数の配管部と、を有し、前記複数の導熱容器毎に、冷却媒体の温度を検出する温度センサを設け、前記温度センサが検出する温度情報に応じて、前記複数のポンプによる前記冷却媒体の流量を制御する制御部とを設けることを特徴とする。
これによれば、複数の光変調素子毎に、導熱容器と、ポンプ及び配管部を有する独立した冷却系が構成される。さらに、導熱容器毎に温度センサが取り付けられているので、複数の光変調素子毎の温度状況を検出することができる。制御部には、複数の光変調素子毎の所定の性能を確保できる適切な目標温度があらかじめ格納されている。制御部は、検出した光変調素子毎の温度と、目標温度を比較し、複数の光変調素子が目標温度となるようにポンプを調整して、冷却媒体の流量を制御する。これにより、複数の光変調素子をそれそれの発熱状況に応じて目標温度近傍の温度で維持することができる。よって、複数の光変調素子を効率良く冷却することができる。従って、複数の光変調素子の劣化を防ぐと共に、所定の性能を引き出すことができる。また、光源の色バランスの関係で、緑色光の光量が多く結果的に緑色光用変調素子の発熱が大きい場合は、青色用光変調素子の冷却能力を上げる代わりに、緑色光用光変調素子の冷却能力を上げることにより対応することもできる。
実施形態1の冷却装置を用いたプロジェクタの概略構成図。 プロジェクタの光学系の概略構成図。 (a)冷却装置のみの抜粋斜視図。(b)Q視の断面図。 B光用導熱容器周辺のC−C断面図。 実施形態2のB光用導熱容器周辺のD−D断面図。 実施形態2の冷却装置を用いたプロジェクタの概略構成図。 実施形態3の冷却装置を用いたプロジェクタの概略構成図。 実施形態4の冷却装置を用いたプロジェクタの概略構成図。
符号の説明
1R…R光用液晶ライトバルブ、1G…G光用液晶ライトバルブ、1B…B光用液晶ライトバルブ、2R…R光用導熱容器、2G…G光用導熱容器、2B…B光用導熱容器、4…ランプ、5…冷却媒体、8…クロスダイクロイックプリズム、9…投写レンズ、10、60、61…ポンプ、11、21…B光用配管部、12、22…基幹配管部、13、23…R光用配管部、14、24…G光用配管部、15…タンク、17…放熱用配管部、16…放熱板、50…液晶パネル、51…入射側偏光板、52…射出側偏光板、53、54…透明基板、55…案内枠、56…シール部材、57…固定枠、80、81、82…温度センサ、83…制御部、100、110、120、130…冷却装置、200、210、220、230…プロジェクタ。

Claims (7)

  1. 光源からの光を画像信号に応じて変調する複数の光変調素子と、複数の前記光変調素子で変調された光を合成するための光学系とを備えた光学装置において、
    前記複数の光変調素子毎に接触して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した複数の導熱容器と、
    前記冷却媒体を循環させるポンプと、
    前記冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、
    前記冷却媒体を、前記導熱容器と、前記ポンプと、前記放熱部とを循環して導く複数の配管部と、を有し、
    特定の色光用前記光変調素子の前記導熱容器に接続する前記配管部は、他色光用の当該導熱容器に接続する前記配管部より流路の断面積が大きいことを特徴とする光学装置。
  2. 光源からの光を画像信号に応じて変調する複数の光変調素子と、前記複数の光変調素子で変調された光を合成するための光学系とを備えた光学装置において、
    前記複数の光変調素子毎に接触して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した複数の導熱容器と、
    前記冷却媒体を循環させる複数のポンプと、
    前記冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、
    前記冷却媒体を、前記導熱容器と、前記複数のポンプと、前記放熱部とを循環して導く複数の配管部と、を有し、
    前記複数のポンプのうち、少なくとも1つが特定の色光用の導熱容器のみに接続されていることを特徴とする光学装置。
  3. さらに、複数の前記導熱容器毎に、冷却媒体の温度を検出する温度センサを設け、
    前記温度センサが検出する温度情報に応じて、前記ポンプによる前記冷却媒体の流量を制御する制御部とを設けることを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
  4. 光源からの光を画像信号に応じて変調する複数の光変調素子と、複数の前記光変調素子で変調された光を合成するための光学系とを備え、
    複数の前記光変調素子のうち少なくとも一つに熱的に結合して設けられ、内部に流動可能な冷却媒体を充填した導熱容器と、前記冷却媒体を循環させるポンプと、前記冷却媒体の熱を放熱させる放熱部と、前記冷却媒体を、前記導熱容器と、前記ポンプと、前記放熱部とを循環して導く複数の配管部とから構成されることを特徴とする光学装置。
  5. 特定の色光用の前記導熱容器は、他色光用の前記導熱容器より、流路の断面積が小さいことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の光変調素子の光学装置。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学装置と、光源と、前記画像信号を処理するための画像信号処理回路とを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学装置と、光源と、前記画像信号を処理するための画像信号処理回路と、前記光学装置から投射された光が投影されるスクリーンとを備えたことを特徴とするリアプロジェクタ。
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