JP2005321148A - 冷却庫 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/06Several compression cycles arranged in parallel

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】 スターリング冷凍機の配置に関する設計自由度が高く、且つ、COPの高い領域での運転の割合を多くできる冷却庫を提供する。
【解決手段】 冷却庫1は断熱構造の筐体10を備える。筐体10の上部角部には冷凍機収納凹部30が形設され、ここに第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bが設置される。第1スターリング冷凍機100Aの吸熱部141Aは二次冷媒回路50Aを介し、第2スターリング冷凍機100Bの吸熱部141Bは二次冷媒回路50Bを介し、それぞれ庫内の共用冷却器51に接続される。制御部60は第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bを個別に運転制御して必要な冷却能力を得る。
【選択図】 図2

Description

本発明はスターリング冷凍機により庫内の冷却を行う冷却庫に関する。「冷却庫」とは、食品その他の物品の保存のため、「庫内」と呼称される密閉空間の温度を下げる装置全般を指す概念であり、「冷蔵庫」「冷凍庫」「冷凍冷蔵庫」といった商品としての名称を問わない。
冷却庫の冷凍サイクルには特定フロン(CFC:chlorofluorocarbon)や代替フロン(HCFC:hydrochlorofluorocarbon、HFC:hydrofluorocarbon)が冷媒として使用されている。これらの冷媒のうちCFCとHCFCは大気中に放出されると程度の差こそあれオゾン層の破壊につながるので、その生産及び使用は国際的な規制の対象となっている。また、オゾン層を破壊しないHFCにも地球温暖化への寄与が大きいという問題がある。
そこで、冷媒としてオゾン破壊物質を使用しないスターリング冷凍機が脚光を浴びている。スターリング冷凍機ではヘリウム等の不活性ガスを冷媒として使用し、外部動力によりピストンとディスプレーサを動作させて冷媒の圧縮・膨張を繰り返し、放熱部(ウォームヘッド)の温度を高めるとともに吸熱部(コールドヘッド)の温度を下げる。そして放熱部で周囲環境に放熱を行い、吸熱部で庫内から吸熱を行うものである。スターリング冷凍機を用いた冷却庫は、特許文献1にその例に見ることができる。特許文献2には、スターリング冷凍機を複数台配備した冷却庫が記載されている。
特開平3−36468号公報(第3−5頁、図1) 特開2000−130875号公報(第3−5頁、図1−10)
特許文献1、2に記載された冷却庫はいずれも、スターリング冷凍機の吸熱部と庫内空気との間で直接熱交換を行う構造になっている。そのため、スターリング冷凍機の配置場所が限定され、設計自由度が低い。本発明はこの点に鑑みなされたものであり、スターリング冷凍機により庫内の冷却を行う冷却庫において、スターリング冷凍機の配置に関する設計自由度が高く、且つ、COP(Coefficient of Performance:成績係数)の高い領域での運転の割合を多くできる冷却庫構造とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では冷却庫を次のように構成した。
(1)スターリング冷凍機により庫内を冷却する冷却庫であって、複数のスターリング冷凍機で一つの冷却器を冷却する二次冷媒回路を備えて成るものとする。前記一つの冷却器とは、同じ部分を冷却する冷却器の事であり、別体の冷却器を一体化あるいは併設したものも含まれる。
(2)二次冷媒の流れを遮断できる制御弁をスターリング冷凍機毎に前記二次冷媒回路に設ける。
(3)前記複数のスターリング冷凍機の制御を司る制御装置を備え、この制御装置はスターリング冷凍機別の累計運転時間が平均化するように運転制御を行う。
(4)前記複数のスターリング冷凍機の制御を司る制御装置を備え、この制御装置は一つのスターリング冷凍機を必要冷凍能力に応じて能力可変運転すると共に他のスターリング冷凍機を高COP(成績係数)運転するように制御する。
(1)スターリング冷凍機の吸熱部は二次冷媒回路を介して冷却器に接続するから、庫内空気との熱交換の箇所から離れた箇所にスターリング冷凍機を配置することができ、設計の自由度が広がる。また複数のスターリング冷凍機で一つの冷却器を冷却するようにしたから、冷却器の冷却能力範囲が拡大する。これにより、状況に応じた最適冷却能力で運転することが可能になる。
(2)二次冷媒の流れを遮断できる制御弁をスターリング冷凍機毎に二次冷媒回路に設けたから、使用しないこととしたスターリング冷凍機に対する二次冷媒の循環を完全に断ち切り、使用することとしたスターリング冷凍機に二次冷媒の循環を集中させて、効率の良い熱交換を行うことができる。
(3)スターリング冷凍機別の累計運転時間が平均化するように運転制御を行うから、特定のスターリング冷凍機のみ長時間使用されて早く寿命を迎えるということがない。
(4)最大冷却能力を必要としない場合は、一つのスターリング冷凍機を必要冷凍能力に応じて能力可変運転すると共に他のスターリング冷凍機を高COP(成績係数)運転することにより、必要冷凍能力の大半を高COP運転で賄うことができ、省エネルギー運転に結びつけることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜6に基づき説明する。図1は冷却庫の部分垂直断面図、図2はスターリング冷凍機と二次冷媒回路との組み合わせ構成図、図3〜5はスターリング冷凍機の運転パターンの例を示す第1〜第3のシーケンスチャート、図6はCOPとストロークとの関係を示すグラフである。
冷却庫1は食品保存用であり、断熱構造の筐体10を備える。筐体10の内部は水平仕切壁11によって上下2段に仕切られており、上段が冷蔵室12、下段が冷凍室13となる。冷蔵室12、冷凍室13共に正面(図1において左側)は食品を出し入れするための開口部となっており、この開口部を扉14、15が閉ざす。扉14、15も断熱構造である。冷蔵室12の内部には複数の棚板16が設けられている。
筐体10の上部には、筐体上面と筐体背面のなす角部に冷凍機収納凹部30が形設され、その中に第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bが設置される。第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bは個々に架台31で支持される。
図2に見られるように、第1スターリング冷凍機100Aは放熱部140Aと吸熱部141Aを備え、第2スターリング冷凍機100Bは放熱部140Bと吸熱部141Bを備える。放熱部140Aには二次冷媒回路40Aが組み合わせられ、吸熱部141Aには二次冷媒回路50Aが組み合わせられる。放熱部140Bには二次冷媒回路40Bが組み合わせられ、吸熱部141Bには二次冷媒回路50Bが組み合わせられる。
二次冷媒回路40A、40Bは銅や銅合金、アルミなど熱伝導の良い金属からなるパイプを閉ループ状にしたものであり、一部は放熱部140A、140Bを取り巻き、他の一部は第1スターリング冷凍機100Aの圧力容器150A及び第2スターリング冷凍機100Bの圧力容器150Bの上に延び出す。圧力容器150A、150Bの上に延び出した部分に、多数の放熱フィン42A、42Bを並べた放熱器41A、41Bが取り付けられている。放熱フィン42A、42Bも熱伝導の良い金属からなる。二次冷媒回路40A、40Bの内部には水などの二次冷媒が密封されている。
二次冷媒回路50A、50Bも銅や銅合金、アルミなど熱伝導の良い金属からなるパイプを閉ループ状にしたものであり、内部にはCO2などの二次冷媒が密封されている。二次冷媒回路50A、50Bの一部は吸熱部141A、141Bを取り巻き、他の一部は筐体10の内部に入り込む。筐体10の内部に入り込んだところで二次冷媒回路50A、50Bは合流する。すなわち筐体10内の共用冷却器51に対し、二次冷媒回路50A、50Bは共通のパイプを通じて二次冷媒を送り込み、また共通のパイプを通じて二次冷媒を回収する。
共用冷却器51は多数の冷却フィン52を並べた構造である。冷却フィン52も熱伝導の良い金属からなる。
冷凍機収納凹部30の背面と左右側面はカバー32により、上面は天板33により、それぞれ覆われる。天板33は筐体10の上面と所定間隔を隔てて対峙する。この間隔が通風経路34となる。カバー32には排気口35が形設される。排気口35にはパンチングメタル、金網、格子などからなる侵入防止手段が取り付けられる。
通風経路34と排気口35を連結するダクト36が設けられ、その中に放熱器41A、41Bが入れられる。放熱器41A、41Bの前面側にはプロペラファンとこれを回転させるモータからなる送風機37が設置される。
冷却庫1の内部には、背面側の内壁に沿って垂直方向に延びるダクト17、18が設けられる。ダクト17は奥側に位置し、ダクト18はその手前側に位置する。ダクト17は冷蔵室12の途中までの高さで終わるが、ダクト18は冷蔵室12の天井まで続く。
ダクト17の下端には冷凍室13から庫内空気を吸い込む吸気口19が設けられ、その上方にはダクト18に空気を吹き出す送風機20が設けられる。送風機20は送風機37と同様の構造である。吸気口19と送風機20の間に共用冷却器51が設置される。
送風機20を運転すると、ダクト17の下端の吸気口19から冷凍室13内の空気が吸い込まれる。吸い込まれた空気は共用冷却器51を通る間に冷却されて冷気となる。冷気は送風機20によりダクト18に吹き込まれ、ダクト18の上方部分(水平仕切壁11より上の部分)に設けられた吹出口21を通じて冷蔵室12に、またダクト18の下方部分(水平仕切壁11より下の部分)に設けられた吹出口22を通じて冷凍室13に、それぞれ送り込まれる。ダクト18の内部に送風機20を挟むように配置されたダンパ23、24が吹出口21、22からの冷気吹出量を調節する。なお冷蔵室12内の空気は図示しない戻りダクトを通じて吸込口19に戻される。
冷却庫1は図2に示す制御部60によって制御される。続いて冷却庫1の動作を説明する。
第1スターリング冷凍機100A及び第2スターリング冷凍機100Bが駆動されると、放熱部140A、140Bは温度が上昇し、吸熱部141A、141Bは温度が低下する。
高温側の二次冷媒回路40A、40B内の二次冷媒は放熱部140A、140Bの熱により気化し、放熱器41A、41Bに熱を伝達する。第1スターリング冷凍機100A及び第2スターリング冷凍機100Bの運転と共に送風機37が駆動される。これにより、通風経路34から放熱器41A、41Bを通り、排気口35から排出される強制空冷気流が形成される。この強制空冷気流により、放熱器41A、41Bの熱は速やかに大気中に放散される。二次冷媒は放熱器41A、41Bで熱を奪われて凝縮し、重力によって放熱部140A、140Bのレベルまで流下する。このように二次冷媒回路40A、40B内の二次冷媒は気化と凝縮を繰り返して循環し、放熱部140A、140Bの熱を放熱器41A、41Bに伝達する。
低温側の二次冷媒回路50A、50B内の二次冷媒は吸熱部141A、141Bの冷熱により凝縮して流下する。共用冷却器51の手前で二次冷媒回路50A、50Bは合流し、双方の二次冷媒は混じり合って共用冷却器51に流れ込む。共用冷却器51を通る二次冷媒の循環が開始されると共に送風機20の運転も開始される。これにより、吸気口19から共用冷却器51を経てダクト18に抜ける空気流が形成される。共用冷却器51を通過するとき、空気は熱を奪われて冷気となる。逆に共用冷却器51の中の二次冷媒は空気から熱を与えられて気化する。気化した二次冷媒は共通のパイプの中を上昇した後、二次冷媒回路50Aと50Bに分かれて吸熱部141A、141Bのレベルまで上昇する。このように二次冷媒回路50A、50B内の二次冷媒は凝縮と気化を繰り返して循環し、吸熱部141A、141Bの冷熱を共用冷却器51に伝達する。
ダクト18内に送り込まれた冷気は吹出口21、22から吹き出し、冷蔵室12と冷凍室13を冷却する。このようにして冷蔵室12と冷凍室13はそれぞれ所定の温度に冷却される。
冷却庫1の冷熱源はスターリング冷凍機なので、コンプレッサを用いた冷凍サイクルよりも低温域で高いCOPを得ることができる。すなわち一般の冷凍サイクルでは−18゜Cあたりが食品の保存性と省エネ性から考えられる実用的な低温の限界であるが、スターリング冷凍機の場合、−30゜Cから−50゜Cといったレベルの低温を得ることができる。−30゜Cから−35゜Cあたりになると澱粉の老化が抑えられる。また低温であるほど魚に含まれる油脂の酸化が抑えられる。−30゜C以下の低温で保存すれば、味や栄養の劣化が抑えられるうえ、−18゜Cでの冷凍保存に比べ、保存可能期間を3倍以上に延ばすことができる。
第1スターリング冷凍機100Aの吸熱部141Aと第2スターリング冷凍機100Bの吸熱部141Bは二次冷媒回路50A、50Bを介して共用冷却器51に接続するから、庫内空気との熱交換の箇所から離れた箇所にスターリング冷凍機を配置することができ、設計の自由度が広がる。また共用冷却器51は第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bの両方から冷熱を受け取るので冷却能力が大きなものとなる。
さて、冷却庫1に求められる冷却能力は、雰囲気(外気)温度や中に入れる食品の量や冷凍食品の割合が多いか少ないかによって必要冷凍能力が異なる。制御部60は第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bを個別に運転制御することにより冷却能力の調節を行う。その運転パターンのイメージを図3〜5に示す。
図3は「冷却能力小」で使用する場合である。第2スターリング冷凍機100BはOFFのままで、第1スターリング冷凍機100AのみONとOFFを繰り返す(あるいは必要冷凍能力に応じるべく、PID〈Proportion,Integration,Differentiation〉制御により冷凍能力を変える)。
図4は「冷却能力中」で使用する場合である。第2スターリング冷凍機100Bが連続してONである一方、第1スターリング冷凍機100AはONとOFFを繰り返す(あるいは必要冷凍能力に応じるべく、PID制御により冷凍能力を変える)。
図5は「冷却能力大」で使用する場合である。第1スターリング冷凍機100Aも第2スターリング冷凍機100Bも両方ともONとなる。
制御部60は上記の第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bの役割を適宜入れ替え、スターリング冷凍機別の累計運転時間が平均化するように運転制御を行う。そのため、第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bの一方のみ長時間使用されて早く寿命を迎えるということがない。
また最大冷却能力を必要としない場合など、第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bのうちで連続的に運転する方のみ高COP運転し、他方はその補完に徹するように(必要冷凍能力を賄うように)ON/OFF運転あるいは必要冷凍能力に応じるべく、PID制御により冷凍能力可変運転を行うことにより、必要冷凍能力の大半を高COP運転で賄うことができ、省エネルギー運転に結びつけることができる。
前記の高COP運転とは、図6のグラフに示す如く、スターリング冷凍機のピストン・ストロークによってCOPが異なることに鑑み、COPの高いピストン・ストロークで運転することにより省エネルギーの運転を行うことであり、冷凍能力は最高冷凍能力より低くなる。尚、図6のグラフにおけるCOPのピークはスターリング冷凍機の吸熱部温度及び放熱部温度の少なくとも一方が変化すると移動する。そこで、吸熱部温度と放熱部温度をパラメータとするCOPがピークとなるピストン・ストローク値をデータテーブル化して、吸熱部温度と放熱部温度を検知することにより前記データテーブルを参照してCOPがピークとなるピストン・ストローク値でスターリング冷凍機を運転するよう制御すれば良い。
本発明の第2実施形態を図7に示す。図7はスターリング冷凍機と二次冷媒回路との組み合わせ構成図である。
第1実施形態の場合、第1スターリング冷凍機100Aと第2スターリング冷凍機100Bの一方のみ運転し、他方の運転を停止する場合、運転側の二次冷媒回路のみに流れるべき二次冷媒が一部運転停止側の二次冷媒回路に流れることを止められなかった。運転を停止している、すなわち熱交換を行わない側の二次冷媒回路に二次冷媒を流しても何の役にも立たないばかりか、却って運転効率が低下する。そこで第2実施形態では、二次冷媒回路50Aに制御弁70A、二次冷媒回路50Bに制御弁70Bをそれぞれ設け、運転しない側の二次冷媒回路については二次冷媒の流れを遮断できるようにした。これにより、使用しないこととしたスターリング冷凍機に対する二次冷媒の循環を完全に打ち切り、使用することとしたスターリング冷凍機に二次冷媒の循環を集中させて、効率の良い熱交換を行うことができる。
以上、本発明の各実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は家庭用又は業務用の冷却庫であって、スターリング冷凍機を冷熱源とするもの全般に利用可能である。
本発明の実施形態に係る冷却庫の部分垂直断面図 スターリング冷凍機と二次冷媒回路との組み合わせ構成図 スターリング冷凍機の運転パターンの例を示す第1のシーケンスチャート スターリング冷凍機の運転パターンの例を示す第2のシーケンスチャート スターリング冷凍機の運転パターンの例を示す第3のシーケンスチャート COPとストロークとの関係を示すグラフ 第2実施形態に係るスターリング冷凍機と二次冷媒回路の組み合わせ構成図
符号の説明
1 冷却庫
10 筐体
12 冷蔵室
13 冷凍室
30 冷凍機収納凹所
41A、41B 放熱器
51 共用冷却器
60 制御装置
100A 第1スターリング冷凍機
100B 第2スターリング冷凍機
140A、140B 放熱部
141A、141B 吸熱部
40A、40B (高温側)二次冷媒回路
50A、50B (低温側)二次冷媒回路
70A、70B 制御弁

Claims (4)

  1. スターリング冷凍機により庫内を冷却する冷却庫であって、複数のスターリング冷凍機で一つの冷却器を冷却する二次冷媒回路を備えて成ることを特徴とする冷却庫。
  2. 二次冷媒の流れを遮断できる制御弁をスターリング冷凍機毎に前記二次冷媒回路に設けることを特徴とする請求項1に記載の冷却庫。
  3. 前記複数のスターリング冷凍機の制御を司る制御装置を備え、この制御装置はスターリング冷凍機別の累計運転時間が平均化するように運転制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却庫。
  4. 前記複数のスターリング冷凍機の制御を司る制御装置を備え、この制御装置は一つのスターリング冷凍機を必要冷凍能力に応じて能力可変運転すると共に他のスターリング冷凍機を高COP(成績係数)運転することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷却庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262314A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 Hitachi Ltd 温度調節機能を有する大口径反射鏡
JP2017089991A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 日本フリーザー株式会社 並列分散型冷却システム

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