JP2005318527A - 無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラム - Google Patents

無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な構成によって、秘匿性に優れた相互認証が可能な無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラムを提供する。
【解決手段】 ユーザは、リモコン20を用いて無線伝送を行なう複数の無線伝送機器10に対して共通の認証コードを入力する。リモコン送受信部1は、リモコン20から受信した赤外線信号を電気信号に変換し、電気信号から認証コードを抽出する。認証コードは不揮発性記憶領域8内の認証コード記録領域80に記録される。認証通信モードにおいて、無線部3は、認証コードを鍵として無線部MACアドレスを暗号化して送信する。無線部3はさらに、伝送相手の無線伝送機器10から応答された無線部MACアドレスを認証コードを鍵として復号化する。無線伝送機器10は、伝送相手の無線部MACアドレスを取得して、認証モードを終了する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラムに関し、より特定的には、データ信号を無線伝送する際に相互認証を行なう無線伝送装置、このような無線伝送装置で行なわれる相互認証方法および相互認証プログラムに関する。
近年、ホームネットワーク分野が大きく注目されており、無線ホームネットワークの確立のための技術開発が盛んに行なわれている。その一例として、家庭内やオフィス内などの限られた範囲の空間において、家電製品やコンピュータなどを無線で結合する無線伝送機器が開発されている。無線伝送機器としては、たとえば、映像信号および音声信号(以下、AVデータとも称する)を再生する、ビデオテープレコーダーやDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーなどのAVデータ再生装置と、テレビやプロジェクターなどのAVデータ表示装置との間を無線で結合する無線伝送機器がある。
図13は、無線伝送機器の使用形態の一例を説明するための概略図である。
図13を参照して、家庭50の各階には、AVデータ表示装置40a〜40c(たとえばテレビとする)が設置される。また、1階には、AVデータ表示装置40aに接続されてAVデータ再生装置30a(たとえばビデオテープレコーダーとする)が設置される。AVデータ再生装置30aおよびAVデータ表示装置40b,40cには、それぞれ無線伝送機器60a〜60cが接続される。
このような構成において、通常の通信モード時には、1階に設けられたAVデータ再生装置30aにおいて再生されたAVデータは、AVデータ表示装置40aに有線伝送されるとともに、無線伝送機器60aによって無線信号に変換されて、2階および3階に設置される無線伝送機器60b,60cにそれぞれ伝送される。
さらに、伝送された無線信号は、無線伝送機器60b,60cによって受信されると、元のAVデータに変換されてAVデータ表示装置40b,40cからそれぞれ出力される。
ここで、図13のように、ユーザの所望するAVデータ信号再生装置とAVデータ表示装置とを正確に結合するためには、それぞれに配された無線伝送機器の間で、無線伝送に先立って相互認証を行なうことが必要となる。なぜなら、AVデータは無線伝送されることから、有線伝送とは異なり、不特定多数の無線伝送機器、たとえば他の家庭内の無線伝送機器においても受信され得るからである。
この相互認証動作については、PC(Personal Computer)などの端末装置間のデータ伝送等に採用されている無線LAN(Local Area Network)の技術分野において、従来から開発されており、その一例が特許文献1に記載される。
図14は、特許文献1に記載の相互認証方式を説明するための構成図である。
図14を参照して、ICカード装置などの情報担体100とセンター管理の情報処理装置110とは、情報通信を行なうにあたり、互いに相手を確認し合う相互認証を実行する。
詳細には、最初に、情報担体100は、第1の記憶手段101に予め格納される固有データIDを第1の伝送手段108を用いて、通信相手となる情報処理装置110に送信する。なお、固有データIDは、個々の情報担体に固有のデータであり、情報処理装置110において管理されている。
情報処理装置110は、受信した固有データIDと第3の記憶手段111に格納されるセンター鍵とから、データ処理手段112によって個々の情報担体に固有のマスター鍵kmを生成する。すなわち、1つの固有データIDに対応して、1つのマスター鍵kmが生成される。このマスター鍵kmは、情報担体100の第2の記憶手段102に予め格納される。
情報処理装置110は、さらに、鍵生成手段116により、ランダムにセッション鍵ksを作成する。第2の暗号化手段113は、セッション鍵ksをデータ処理手段1112から得たマスター鍵kmで暗号化する。暗号化されたデータEkm[ks]は、第2の伝送手段118により情報担体100に伝送される。
次に、情報担体100は、暗号化されたデータEkm[ks]を受信すると、第1の復号化手段103において、第2の記憶手段102に記憶されるマスター鍵kmを用いて復号化する。
さらに、復号化されたデータであるセッション鍵ksは、第1の暗号化手段105に転送される。第1の暗号化手段105は、このセッション鍵ksを鍵として、結合手段104からの結合データを暗号化する。暗号化された結合データEks[R‖ID]は、第1の伝送手段108を通して情報処理装置110に伝送される。ここで、結合データEks[R‖ID]は、第1の記憶手段101に格納される固有データIDと、乱数生成手段106により生成された乱数Rとをシーケンシャルに繋ぎ合わせたものである。
情報処理装置110は、第2の復号化手段115において、結合データEks[R‖ID]をセッション鍵ksを用いて復号化する。復号化されたデータR‖IDは、分離手段114によって、乱数R’と固有データID’とに分離される。
第2の比較手段117は、固有データID’と最初に受信した固有データIDとを比較し、情報担体100を認証する。このとき、両データが一致しなければ、何らかの不正があったものとして情報担体100を拒否する。
情報担体100では、第1の比較手段107において、受信した乱数R’と乱数生成手段106において生成した乱数Rとを比較し、情報処理装置110を認証する。このとき、両者が一致しなければ、何らかの不正があったものとして情報処理装置110を拒否する。
以上の動作によって、互いに相手が認証されることによってはじめて、両者の間で情報通信が可能となる。その後の通信は、セッション鍵ksを用いて行なわれる。
特公平6−87234号公報
従来の相互認証方式は、情報処理装置においてマスター鍵およびセッション鍵を生成し、これらの鍵を用いて暗号化した情報を情報担体との間でやり取りすることから、高いセキュリティを保持することができる。
しかしながら、個々の装置においては、複雑な暗号化方式を用いて複雑かつ高度な処理を行なわなければならず、今後急速な普及が見込まれる無線ホームネットワークへの適用を困難なものとしていた。
したがって、無線伝送機器の汎用性を高めるためには、簡易な相互認証方法であって、なおも高いセキュリティが保証されることが必要となる。
それゆえ、この発明の目的は、簡易な構成によって、秘匿性に優れた相互認証が可能な無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラムを提供することである。
この発明のある局面によれば、データ信号を無線伝送する無線伝送装置であって、無線伝送を行なう無線伝送装置間で伝送相手を互いに認証する相互認証手段と、認証した無線伝送装置との間でデータ信号の無線伝送を行なう無線伝送手段とを備える。相互認証手段は、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、電気信号から無線伝送を行なう無線伝送装置間に共通する認証コードを抽出するリモコン信号受信手段と、認証コードを不揮発的に記録する認証コード記録手段と、認証コードを鍵として、無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化する暗号化手段と、暗号化した無線伝送装置に固有な識別情報を送信する識別情報送信手段と、受信した伝送相手の無線伝送装置に固有な識別情報を認証コードを鍵として復号化し、伝送相手の無線伝送装置に固有な識別情報を取得する認証手段とを含む。
好ましくは、リモコン信号受信手段は、ユーザがリモコンに入力した任意の文字列を指示する赤外線信号を受信して電気信号に変換し、任意の文字列を抽出して認証コードとする。
好ましくは、リモコン信号受信手段は、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、電気信号からリモコン信号波形を抽出して認証コードとする。
この発明の別の局面によれば、無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証方法であって、第1および第2の無線伝送装置の各々において、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、電気信号から無線伝送を行なう無線伝送装置間に共通する認証コードを抽出するステップと、認証コードを第1および第2の無線伝送装置にそれぞれ不揮発的に記録するステップと、第1の無線伝送装置において、認証コードを鍵として第1の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化して送信するステップと、第2の無線伝送装置において、受信した第1の無線伝送装置に固有な識別情報を認証コードを鍵として復号化し、第1の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、第2の無線伝送装置において、認証コードを鍵として第2の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化し、第1の無線伝送装置に固有な識別情報をアドレス指定して送信するステップと、第1の無線伝送装置において、受信した第2の無線伝送装置に固有な識別情報を認証コードを鍵として復号化し、第2の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを備える。
好ましくは、認証コードを抽出するステップは、ユーザがリモコンに第1および第2の無線伝送装置に共通する任意の文字列を入力するステップと、第1および第2の無線伝送装置において、リモコンから照射される任意の文字列を指示する赤外線信号を受信して電気信号に変換し、任意の文字列を抽出して認証コードとするステップとを含む。
好ましくは、認証コードを抽出するステップは、ユーザが、第1および第2の無線伝送装置に共通するリモコンに、第1および第2の無線伝送装置に共通する任意かつ単一のキーを入力するステップと、第1および第2の無線伝送装置において、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、電気信号からリモコン信号波形を抽出して認証コードとするステップとを含む。
この発明の別の局面によれば、無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証プログラムであって、コンピュータに、第1および第2の無線伝送装置の各々において、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、電気信号から無線伝送を行なう無線伝送装置間に共通する認証コードを抽出するステップと、認証コードを第1および第2の無線伝送装置にそれぞれ不揮発的に記録するステップと、第1の無線伝送装置において、認証コードを鍵として第1の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化して送信するステップと、第2の無線伝送装置において、受信した第1の無線伝送装置に固有な識別情報を認証コードを鍵として復号化し、第1の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、第2の無線伝送装置において、認証コードを鍵として第2の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化し、第1の無線伝送装置に固有な識別情報をアドレス指定して送信するステップと、第1の無線伝送装置において、受信した第2の無線伝送装置に固有な識別情報を認証コードを鍵として復号化し、第2の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを実行させる。
好ましくは、認証コードを抽出するステップは、ユーザがリモコンに第1および第2の無線伝送装置に共通する任意の文字列を入力するステップと、第1および第2の無線伝送装置において、リモコンから照射される任意の文字列を指示する赤外線信号を受信して電気信号に変換し、任意の文字列を抽出して認証コードとするステップとを含む。
好ましくは、認証コードを抽出するステップは、ユーザが、第1および第2の無線伝送装置に共通するリモコンに、第1および第2の無線伝送装置に共通する任意かつ単一のキーを入力するステップと、第1および第2の無線伝送装置において、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、電気信号からリモコン信号波形を抽出して認証コードとするステップとを含む。
この発明のある局面によれば、簡易な構成により、相互認証時の他の家庭やオフィスとの誤認混信を回避することができ、無線伝送システムにおける高いセキュリティの保持が可能となる。
さらに、多様なリモコン信号波形を認証コードとして利用することにより、ユーザは相互認証に必要な認証コードをリモコンの1つのキーの押下のみによって記憶できることから、相互認証のセキュリティを保持しつつ、さらなる簡易化を図ることができる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従う無線伝送機器の全体構成を示す機能ブロック図である。なお、本実施の形態では、無線伝送機器の一例として、AVデータを伝送する無線伝送機器について説明する。
図1を参照して無線伝送機器10は、ユーザもしくは他の無線伝送機器10との間で赤外線信号を送受信するリモコン送受信部1と、受信した赤外線信号を変換して得られた電気信号に含まれる制御情報に応じて、機器全体を制御するCPU2と、無線伝送を行なう相手の無線伝送機器(図示せず)に無線信号を送受する無線部3およびアンテナ4とを備える。
無線伝送機器10は、さらに、AVデータが入力/出力されるAV入出力部5と、AVデータを符号化または復号化するコーデック部6と、各種プログラムを記憶するメモリ7と、後述する認証コードを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域8とを備える。
リモコン送受信部1は、図示は省略するが、ユーザの操作によってリモートコントローラ(以下、リモコンとも称する)20から出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換するリモコン受信部12と、CPU2から伝送された制御情報である電気信号を赤外線信号に変換して送信するリモコン送信部11とを含む(ともに図示せず)。
AV入出力部5は、図示しないAVデータ信号出力端子とAVデータ信号入力端子とを含む。たとえば図13に示したような使用形態において、無線伝送機器10がAVデータ表示装置40b,40cに接続されるときには、図示しないAVデータ信号出力端子は、AVデータ表示装置40b,40cのAVデータ入力端子(図示せず)にそれぞれ結合される。これにより、無線伝送機器10のAV入出力部5は、AVデータ再生装置30aから、無線伝送機器60a,60bあるいは無線伝送機器60a,60cを介して受信したAVデータを対応するAVデータ表示装置40b,40cに転送する。
一方、無線伝送機器10が図13のAVデータ再生装置30aに接続されるときには、図示しないAVデータ信号入力端子は、AVデータ再生装置30aのAVデータ信号出力端子(図示せず)に結合される。これにより、無線伝送機器10のAV入出力部5は、AVデータ再生装置30aにて再生されたAVデータを受ける。
不揮発性記憶領域8は、図1に示すように、ユーザがリモコン20を用いて入力した認証コードが記録される認証コード記録領域80を含む。不揮発性記憶領域8は、たとえばフラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリやハードウェアで構成される。
CPU2とこれらの部位とは、バス9に共通に接続される。バス9は、CPU2から出力される制御信号や送信/受信するAVデータなどの各種信号を伝達する。
次に、図1の無線伝送機器10にて行なわれるAVデータの無線伝送について説明する。図2は、2つの無線伝送機器(たとえば10a,10bとする)の間で行なわれるAVデータの無線伝送を説明するための概略図である。
図2を参照して、無線伝送機器10aは、AV入出力部5aにおいてAVデータ再生装置30aに接続される。無線伝送機器10bは、AV入出力部5bにおいてAVデータ表示装置40bに接続される。
まず、所望のAVデータ表示装置40bにてAVデータを視聴したいユーザは、リモコン20bを操作し、AVデータ表示装置40bに接続される無線伝送機器10bにAVデータ再生を指示する制御信号となる赤外線信号を照射する。この赤外線信号は、無線伝送機器10bのリモコン受信部12bにおいて受信されると、電気信号に変換される。
電気信号は、CPU2bで解析、符号化され、さらに無線部3bに転送されると、制御信号となる無線信号に変換されてアンテナ4bから送信される。無線信号は、AVデータ再生装置30aに接続される無線伝送機器10aのアンテナ4aにて受信される。
次に、AVデータ再生装置30aに接続される無線伝送機器10aは、アンテナ4aで受信した無線信号を無線部3aで無線復号し、さらにCPU2aで赤外線波形の電気信号に復号する。復号された電気信号は、リモコン送信部11aに接続される赤外線発光モジュール13aから出力される。AVデータ再生装置30aは、内部のリモコン受信部(図示せず)において赤外線信号を受信すると、赤外線信号による制御信号を認識し、ユーザの指示する動作を行なう。
AVデータ再生装置30aは、再生したAVデータを当該装置に接続される無線伝送機器10aに送信する。無線伝送機器10aは、AV入出力部5aにおいてAVデータを受けると、CPU2aの制御により、コーデック部6aならびにメモリ7aを介してAVデータを符号化する。符号化された信号は、さらに無線部3aで無線信号に変換され、アンテナ4aより送信される。
最後に、無線信号は、AVデータ表示装置40bに接続される無線伝送機器10bのアンテナ4bで受信されると、無線部3bにおいて、前記符号化された信号に無線復号される。無線復号された信号は、さらにCPU2bの制御により、コーデック部6bならびにメモリ7bを介してもとのAVデータに復号化され、AV入出力部5bからAVデータ表示装置40bに転送される。AVデータ表示装置40bでは、AVデータの映像信号に基づいて映像が再生表示されるとともに、AVデータの音声信号に基づいて音声が再生される。
以上のように、複数の無線伝送機器間で制御信号である赤外線信号とAVデータとを無線伝送することにより、ユーザはAVデータ再生装置を遠隔操作して所望のAVデータ表示装置により映像音声を視聴することができる。
ここで、かかる動作を誤認や混信を生ずることなく正確に行なうためには、先述のように、無線伝送を実行する無線伝送機器の間で、互いに相手を確認し合う相互認証がなされていることが必要とされる。以下に、本実施の形態に係る無線伝送機器間の相互認証方法について説明する。
図3は、図1の無線伝送機器における相互認証方法を原理的に説明するための概略図である。
図3を参照して、各家庭50A〜50Cには、AVデータ再生装置30A〜30Cと、AVデータ表示装置40A〜40Cとがそれぞれ設置される。これらの装置には、それぞれ図1に示す無線伝送機器10A−1〜10C−1,10A−2〜10C−2が接続される。
ここで、相互認証に必要となる認証コードは、家庭ごとに異なるコードが設定される。認証コードの設定は、各無線伝送機器の初期設定の認証コード記録モードにおいて、それぞれ実行される。たとえば、図2に示すように、家庭50Aでは、無線伝送機器10A−1,10A−2に対して、認証コード「A」が設定される。家庭50Bでは、無線伝送機器10B−1、10B−2に対して、認証コード「B」が設定される。家庭50Cでは、無線伝送機器10C−1、10C−2に対して、認証コード「C」が設定される。
認証コード記録モードが終了すると、実際に相互認証を行なう認証通信モードに移行する。認証通信モードでは、無線伝送機器(たとえば無線伝送機器10A−2とする)は、各無線伝送機器10に固有な識別情報である無線部MAC(Media Access Control address)アドレスを認証コード「A」で暗号化して送信する。なお、無線部MACアドレスとは、各機器の無線部に固定的に割り振られるアドレスであり、これによってデータの送信先、宛先が指定される。本実施の形態は、認証コードを、無線部MACアドレスを暗号化するための鍵として用いることを特徴とする。
認証コード「A」で暗号化された無線部MACアドレスは、相手先のアドレスを指定しない、いわゆるオープンアドレスに対して送信される。
この無線部MACアドレスを受信したその他の無線伝送機器10の各々は、記録された認証コードを鍵として復号化を試みる。このとき、当然ながら、無線伝送機器10A−2と同一の認証コード「A」が記録された無線伝送機器10A−1のみが復号化することができる。無線伝送機器10A−1は、復号化した無線部MACアドレスを通信相手先のアドレスとして不揮発記憶領域8に記憶し、認証モードを終了する。無線伝送機器10A−1は、以降の通常の通信モードでは、このアドレスに対してAVデータを伝送する。
これに対して、認証コードが異なる家庭50B,50Cの無線伝送機器10B−1,10B−2,10C−1,10C−2においては、正常な無線部MACアドレスが復号されることがなく、認証モードは終了する。
次に、図3の相互認証方法の実現するための具体的な方法について述べる。
本実施の形態による相互認証方法は、上記のように、認証コード記録モードと認証通信モードとの2つのモードに大別される。なお、これらのモードは、いずれも無線伝送の開始前に行なわれるものであり、たとえば無線伝送機器10の接続時に行なわれる初期設定において併せて実行される。
まず、認証コード記録モードでは、無線伝送を行なう複数の無線伝送機器10間で同一の認証コードを共有すべく、認証コードが各々の不揮発性記憶領域8内の認証コード記録領域80に記録される。認証コードの記録は、ユーザがリモコン20を用いて任意のコードを打ち込むことによって行なわれる。このときの任意のコードには、たとえばアルファベットと数字とを自由に組み合わせて構成される複数桁の文字列が指定される。
そして、ユーザは、無線伝送を行なう複数の無線伝送機器10の各々に対して、リモコン20を操作して同一の認証コードからなる赤外線信号を出射する。このとき、図4に示すように、複数の無線伝送機器10を互いに近接させた状態で、ユーザがリモコン20から認証コードからなる赤外線信号を出射する構成とすれば、1回の操作で認証コードの記録を完了することができる。
図5は、認証コード記録モードを説明するためのフロー図である。
図5に示すように、無線伝送機器10は、初期設定時において認証コードの入力待機の状態にある(ステップS02)。ユーザによる認証コードの入力を確認すると(ステップS03)、当該認証コードを認証コード記録領域80に記録する(ステップS04)。記憶後は、認証コード記録モードを終了して、認証通信モードに移行する(ステップS05)。なお、この認証コードの記録動作は、通常の通信モードにおいて無線伝送させたい全ての無線伝送機器10に対して、同一の認証コードを入力することによって完了する。
次に、認証通信モードでは、相互認証は、記録された認証コードを鍵として各無線伝送機器10に固有の無線部MACアドレスを暗号化し、これを互いに送信し合うことによって行なわれる。
図6は、認証通信モードを説明するためのフロー図である。以下においては、同一の認証コードが記録された無線伝送機器10(以下、機器A,機器Bとも称する)間の相互認証について説明する。
まず、機器A側では、無線部MACアドレスが認証コードを鍵として暗号化される(ステップS11)。暗号化されたMACアドレスは、宛先を指定しないオープンアドレスに対して送信される(ステップS12)。機器Aは、無線部MACアドレスを送信すると、これに対する応答の受信待機状態となる(ステップS13)。
機器Aは、ステップS13において、応答を待機するとともに、その待機時間をCPU2内のタイマ手段によって計時する(ステップS14)。タイマ手段には、予め所定の待機時間が設定されており、設定した待機時間に至るまで受信待機の状態を保持する(ステップS15)。この設定時間内に応答の受信がなければ、機器Aは認証モードを終了する(ステップS16)。
一方、ステップS13において設定時間内に応答の受信が得られると(ステップS17)、機器Aの無線部3は、受信したデータを、認証コード記録領域80に記録された認証コードを鍵として復号化する(ステップS18)。復号化に成功すれば、すなわち、同一の認証コードを有する機器Bからの応答が確認されれば、得られた機器Bの無線部MACアドレスを送信先のアドレスとして、不揮発性記憶領域8に記憶し(ステップS21)、認証モードを終了する。
一方、ステップS19において、復号化ができない場合、すなわち機器Aと送信側の機器との認証コードが一致しない場合は、送信側の機器を認証せずに認証モードを終了する(ステップS20)。
これに対して、機器B側では、まず、通信相手となる無線伝送機器10から送信される無線部MACアドレスの受信待機状態にある(ステップS31)。このとき、機器Bにおいても、機器Aと同様にタイマ手段によって待機時間を計時する(ステップS32)。このとき、機器Bは、タイマ手段に予め設定されている待機時間内において待機状態を保持する。計時値が設定された待機時間を超えると(ステップS33)、機器Bは認証モードを終了する(ステップS34)。
ステップS31において、設定時間内に他の無線伝送機器10からの送信データが受信されると(ステップS35)、機器Bの無線部3は、認証コード記録領域80に記録されている認証コードを鍵として送信データを復号化する(ステップS36)。復号化が成功すれば、すなわち、同一の認証コードを有する機器Aからの応答が確認されれば、抽出した機器Aの無線部MACアドレスを送信先のアドレスとして、不揮発性記憶領域8に記憶する(ステップS39)。
一方、ステップS37において、復号化ができない場合、すなわち機器Bと送信側の機器との認証コードが一致しない場合は、送信側の機器を認証せず、認証モードを終了する(ステップS38)。
さらに、機器Bは、自己の無線部MACアドレスを認証コード記録領域80に記録された認証コードを鍵として暗号化し(ステップS40)、ステップS39にて抽出した機器Aの無線部MACアドレスを宛先として送信して認証モードを終了する(ステップS41)。機器Bの送信データは、先述のステップS13において受信待機している機器Aによって受信されることになる。
機器Aおよび機器Bにおいてそれぞれ通信相手が確信されて認証モードが終了すると、以降の通常の通信モードにおいて、機器Aと機器Bとの間でAVデータの無線伝送が実行される。
なお、機器Aと機器Bとの間の相互認証は、実際には、無線伝送機器10内部のCPU2によって、図5および図6に示すフロー図にしたがってソフトウェアで実行されるものである。CPU2は、図5および図6に示すフロー図の各ステップを備えるプログラムをメモリ7から読み出して実行する。したがって、メモリ7は、図5および図6に示す認証モードの各ステップを備えるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に相当する。
図7は、図6における機器Aと機器Bとの間で行なわれる相互認証シーケンスを示す図である。
図7を参照して、機器Aには、自己に固有の無線部MACアドレス(たとえば[134.199.100.1]とする)が与えられている。機器Aは、さらに、無線伝送を行なう複数の無線伝送機器の間で共通する認証コード(たとえば[0123]とする)が認証コード記録領域80に記録されている。
機器Aは、認証通信モードにおいて、自己の無線部MACアドレスを認証コード[0123]を鍵として暗号化したデータ(たとえば[AbdlhYgTflllPpo]とする)を無線部3より送信する。
機器Aの送信データは、機器Bの無線部3にて受信されると、機器Bの認証コード記録領域80に記録された認証コードを鍵として復号化される。このとき、機器Aと機器Bとには、認証コード記録モードにおいて、同一の認証コード[0123]が既に記憶されているため、この認証コードにより復号化したデータ[134.199.100.1]が得られる。この復号化データは、当然ながら機器Aの無線部MACアドレスに一致する。機器Bは、機器Aを伝送相手と認証し、復号化したデータを機器Aの無線部MACアドレスとして不揮発性記憶領域8に記憶する。
続いて、機器Bは、機器Aに自己を認証させるべく、機器Bの無線部MACアドレス(たとえば[134.199.180.25]とする)を認証コード[0123]を鍵として暗号化し、暗号化したデータ(たとえば[UyHtgfrTHDWqpuH]とする)を機器Aの無線部MACアドレスを宛先に指定して送信する。送信後、機器Bは認証モードを終了する。
機器Bの送信データは、機器Aの無線部3にて受信されると、認証コード[0123]を鍵として復号化される。復号化したデータ[134.199.180.25]は、機器Bの無線部MACアドレスとして抽出され、不揮発記憶領域8に記憶される。機器Aは、機器Bを無線伝送相手と認証し、認証モードを終了する。
機器Aおよび機器Bにおいて、それぞれ認証モードが終了すると、以降の無線伝送は、記憶している相手の無線部MACアドレスを宛先に指定して行なわれる。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、簡易な構成により、相互認証時の他の家庭やオフィスとの誤認混信を回避することができ、無線伝送システムにおける高いセキュリティの保持が可能となる。
[実施の形態2]
先の実施の形態では、無線伝送を行なう無線伝送機器10の間で共通の認証コードは、認証コード記録モードにおいて、ユーザがリモコン20の入力によって任意の文字列を指定して記録されるものであった。このとき、リモコン20から発せられた認証コードである赤外線信号は、図1のリモコン送受信部1内のリモコン受信部12において電気信号に変換され、得られた電気信号から認証コードが解読されて認証コード記録領域80に転送される。
ここで、リモコン受信部12で生成される電気信号(以下、リモコン信号と称する)は、パルス信号列で構成されている。リモコン受信部12は、最小パルス幅の複数分の1の周期でリモコン信号のレベルをサンプリングし、制御情報であるリモコン命令コードを抽出する。
図8は、リモコン信号の一形態を示すリモコン信号波形図である。
図8(a)を参照して、リモコン信号波形は、リモコン20の1つのキーを押下したタイミングを先頭として9mSの期間「H」が続き、その後に4.5mSの期間「L」が続く。この部分は、リーダコードと呼ばれ、リモコン信号が入力されたことを意味する。
次に、リーダコードの後には、カスタムコードと呼ばれる16ビットの信号が続く。16ビットの信号は、前半8ビットと後半8ビットとからなり、後半部分は前半部分を反転して生成される。
カスタムビットに続いて、8ビットのデータコードと、8ビットのデータコードの反転コードとが送られる。データコードは、ユーザによって入力されるリモコン命令コードを構成する。データコードの後には、リモコン信号の終わりを示すストップビットが送られる。
このように、ユーザがリモコン20のキーを1つ押下したことに応じて、図8(a)に示す32ビット分の電気信号が送出されることになる。
ここで、リモコン信号は、パルス間隔の違いで2進数のビット”0”と”1”とを表現するパルス位置変調(PPM:Pulse Position Modulation)方式を採用している。たとえば、図8(b)に示すように、0.56mSの「H」に対する「L」の期間の長さの違いによって”0”と”1”とが表現される。図8(a)のリモコン信号のカスタムコードおよびデータコードは、PPM方式で表現されたビット”0”と”1”とによって構成される。
この2進数のビットの表現方式には、図8(b)の方式以外に、「H」の期間の長さの違いで表現する方式がある。また、その期間の長さにおいても制御対象機器の種類や製造メーカによって様々な方式が採用されている。
図9は、代表的な4つの方式A〜Dのリモコン信号波形を示す図である。
図9を参照して、A〜D方式は、それぞれ特徴を有する。たとえば、先頭のリーダコードについては、リーダコードが有るもの(A〜C方式)と無いもの(D方式)とがある。さらに、リーダコードが有るものにおいても、その長さは互いに異なっている。また、カスタムコードおよびデータコードについては、各方式でパルス幅やビット数が異なっている。
本実施の形態は、リモコン信号が、製造メーカおよび制御対象機器の種類によって異なる信号方式が採用されていることに着目し、多様なリモコン信号波形を無線伝送機器間の相互認証における認証コードとして使用することを提案する。これによれば、ユーザは、リモコン20の1つのキーを押下するという簡易な操作で、相互認証に必要な認証コードを記録させることができる。
具体的には、先の実施の形態1の図5にて説明した認証コード記録モードにおいて、ユーザは、複数桁の文字列からなる認証コードを入力する代わりに、リモコン20の1つのキーを押下する。リモコン20から照射された赤外線信号は、無線伝送機器10のリモコン受信部12において、図9に示すような信号波形の電気信号に変換される。この電気信号は、製造メーカおよび制御対象機器によって様々な信号波形を示すことから、無線伝送を行なう無線伝送機器10間で同じリモコン20の同じキーを入力することにより、特定の信号波形が当該無線伝送機器10間の認証コードとして共有され、相互認証を行なうことができる。
なお、認証通信モードについては、先の実施の形態1の図6で説明したものと同様である。すなわち、無線伝送機器10は、図9のリモコン信号波形を鍵として自己の無線部MACアドレスを暗号化して互いに送信し合うことによって、通信相手の認証を行なう。
この発明の実施の形態2によれば、多様なリモコン信号波形を認証コードとして利用することにより、ユーザは相互認証に必要な認証コードをリモコンの1つのキーの押下のみによって記憶できることから、相互認証のセキュリティを保持しつつ、さらなる簡易化を図ることができる。
[実施の形態3]
この発明によれば、無線伝送機器は、先の実施の形態1,2で述べた相互認証を行なうことにより、高いセキュリティのもとでのデータ信号の無線伝送が可能となる。無線伝送されるデータ信号には、上述したAVデータ以外に、無線伝送機器が接続される家電製品またはコンピュータを制御するためのプログラム信号などが含まれる。以下の実施の形態3〜5では、無線伝送システムにおける、この発明による無線伝送機器の使用形態について説明する。
図10は、この発明による無線伝送機器の使用形態の他の例を説明するための概略図である。
図10を参照して、屋内には、AVデータ表示装置40a(たとえばテレビとする)と、AVデータ表示装置40aに接続されたAVデータ再生装置30a(たとえばDVDプレーヤーとする)とが設置される。また、屋内の一室には、AVデータ表示装置42b(たとえばプロジェクターとする)と、照明機器70cと、電動カーテン72dとが設置される。
そして、AVデータ再生装置30a,AVデータ表示装置42b,照明機器70cおよび電動カーテン72dには、無線伝送機器10a〜10dがそれぞれ接続される。これらの無線伝送機器10a〜10dのうち、無線伝送機器10a,10bは、図2で説明したものと同一の構成からなる。一方、無線伝送機器10c,10dは、図2のAV入出力部5a(または5b)およびコーデック部6a(または6b)に代えて、各々が接続される照明機器70cまたは電動カーテン72dを制御するための機器制御部14c,14dをそれぞれ含む。
このような構成において、無線伝送機器10a〜10dは、データ信号の無線伝送を行なうに先立って、実施の形態1または実施の形態2で述べた方法に従って、相互認証を実行する。具体的には、ユーザは、初期設定の認証コード記録モードにおいて、同一の認証コードを無線伝送機器10a〜10dの認証コード記録領域80a〜80dにそれぞれ記録する。そして、認証通信モードにおいては、相互認証は、記録された認証モードを鍵として各無線伝送機器10a〜10dに固有の無線部MACアドレスを暗号化し、これを互いに送信し合うことによって行なわれる。
次に、認証モードが完了して通常の通信モードに移行すると、所望のAVデータ表示装置42bでAVデータを視聴したいユーザは、リモコン20bを操作し、AVデータ表示装置42bに接続される無線伝送機器10bにAVデータ再生を指示する制御信号となる赤外線信号を照射する。この赤外線信号は、図2で説明したのと同様に、無線信号に変換されてアンテナ4bから出力されると、無線伝送機器10aにて受信される。無線伝送機器10aは、無線信号を赤外線信号に変換して、赤外線発光モジュール13aから出力する。AVデータ再生装置30aは、赤外線信号を受信すると、赤外線信号による制御信号を認識し、制御信号に応じてAVデータを再生する。
AVデータ再生装置30aにおいて再生されたAVデータは、無線伝送機器10aによって無線信号に変換されて無線伝送機器10b〜10dにそれぞれ伝送される。
そして、伝送された無線信号は、無線伝送機器10b〜10dにより受信される。無線伝送機器10bは、無線信号を受信すると、コーデック部6bならびにメモリ7bを介して元のAVデータに復号化し、AV入出力部5bからAVデータ表示装置42bに転送する。これにより、AVデータ表示装置42bでは、AVデータに基づいて映像および音声が再生される。
また、無線信号が無線伝送機器10cによって受信されると、無線伝送機器10c内部のCPU2cは、機器制御部14cに対して、室内の照度の低下を指示する制御信号を出力する。機器制御部14cは、制御信号を受けると、照明機器70cの照度を落とす、あるいは照明機器70cを消灯することにより、室内の照度が指示された照度となるように照明機器70cを制御する。
さらに、無線信号が無線伝送機器10dによって受信されると、無線伝送機器10d内部のCPU2dは、機器制御部14dに対して、電動カーテン72dの閉動作を指示する制御信号を出力する。機器制御部14dは、制御信号を受けると、電動カーテン72dが
CPU2dは、機器制御部14dへ出力する。機器制御部14dは、制御信号を受けると、閉動作を行なうように電動カーテン72dを制御する。
以上のような構成とすることにより、無線信号を受信した無線伝送機器10b〜10cによって、AVデータがAVデータ表示装置72dから再生されるとともに、室内の照度が下げられる。その結果、ユーザは、AVデータ表示装置42bに対するリモコン20bの1回の操作で、AVデータの再生とともに、AVデータの視聴に適した環境を構築することが可能となる。
なお、図10では、無線伝送機器10a〜10dを、AVデータ再生装置30a、AVデータ表示装置42b、照明機器70cおよび電動カーテン72dにそれぞれ接続される構成としたが、対応する装置に内蔵される構成としても良い。この場合、無線伝送機器10a,10bに含まれるAV入出力部5a,5bおよびコーデック部6a,6bは、AVデータ再生装置30aおよびAVデータ表示装置42bに含まれる対応する部品が共用される。また、無線伝送機器10c,10dに含まれる機器制御部14c,14dは、照明機器70cおよび電動カーテン72dに含まれる制御部(図示せず)が共用される。
[実施の形態4]
図11は、この発明による無線伝送機器の使用形態の他の例を説明するための概略図である。
図11を参照して、屋内には、AVデータ表示装置40a(たとえばテレビとする)と、AVデータ表示装置40aに接続されたAVデータ再生装置30a(たとえばDVDプレーヤーとする)とが設置される。また、屋内の一室には、AVデータ表示装置42b(たとえばプロジェクターとする)と、通信機器(たとえば電話機74eとする)とが設置される。
そして、AVデータ再生装置30a,AV表示装置42bおよび電話機74eには、無線伝送機器10a,10bおよび10eがそれぞれ接続される。これらの無線伝送機器10a,10bおよび10eのうち、無線伝送機器10a,10bは、図10の無線伝送機器10a,10bと同じである。一方、無線伝送機器10eは、AV入出力部5a(または5b)およびコーデック部6a(または6b)に代えて、接続される電話機72eを制御するための機器制御部14eを含む。
このような構成において、無線伝送機器10a,10bおよび10eは、データ信号の無線伝送を行なうに先立って、実施の形態1または実施の形態2で述べた方法に従って、相互認証を実行する。すなわち、無線伝送機器10a,10bおよび10eは、それぞれの認証コード記録領域80a,80bおよび80eに記録された同一の認証コードを鍵として自己の無線部MACアドレスを暗号化し、これを互いに送信し合うことによって、相互認証を行なう。
次に、認証モードが完了して通常の通信モードに移行すると、所望のAVデータ表示装置42bでAVデータを視聴したいユーザは、リモコン20bを操作し、AVデータ表示装置42bに接続される無線伝送機器10bにAVデータ再生を指示する制御信号となる赤外線信号を照射する。この赤外線信号は、図10で説明したのと同様に、無線信号に変換されてアンテナ4bから出力されると、無線伝送機器10aにて受信される。無線伝送機器10aは、無線信号を赤外線信号に変換して、赤外線発光モジュール13aから出力する。AVデータ再生装置30aは、赤外線信号を受信すると、赤外線信号による制御信号を認識し、制御信号に応じてAVデータを再生する。
AVデータ再生装置30aにおいて再生されたAVデータは、無線伝送機器10aによって無線信号に変換されて無線伝送機器10b,10eにそれぞれ伝送される。
そして、無線伝送機器10bは、無線信号を受信すると、コーデック部6bならびにメモリ7bを介して元のAVデータに復号化し、AV入出力部5bからAVデータ表示装置42bに転送する。これにより、AVデータ表示装置42bでは、AVデータに基づいて映像および音声が再生される。
また、無線信号が無線伝送機器10eによって受信されると、無線伝送機器10e内部のCPU2eは、機器制御部14eに対して、着信を通知する手段の設定変更を指示する制御信号を出力する。機器制御部14eは、制御信号を受けると、呼出し音の音量を下げる、もしくは、着信を呼出し音で指示するモードからボタン等の点灯で指示するモードへと変更するように、電話機74eを制御する。
以上の構成とすることにより、無線信号を受信した無線伝送機器10b,10eによって、AVデータがAVデータ表示装置72dから再生されるとともに、電話機74eの発する音によって視聴が妨害されるのが回避される。その結果、ユーザは、AVデータ表示装置42bに対するリモコン20bの1回の操作で、AVデータの再生とともに、AVデータの視聴に適した環境を構築することが可能となる。
[実施の形態5]
図12は、この発明による無線伝送機器の使用形態の他の例を説明するための概略図である。
図12を参照して、屋内の一室には、空調機器90f(たとえばエアコンディショナとする)と、空調機器90g(たとえば扇風機とする)とが設置される。
そして、空調機器90f,90gには、無線伝送機器10f,10gがそれぞれ接続される。無線伝送機器10f,10gは、図10の無線伝送機器10aのAV入出力部5aおよびコーデック部6aを、各々が接続される空調機器90f,90gを制御するための機器制御部14f,14gに代えたものである。
機器制御部14f,14gは、図12に示すように、空調機器90f,90gに取り付けられた温度センサ16f,16gに接続される。温度センサ16f,16gは、空調機器90f,90gが設置される場所の周辺の気温を検出して、その検出した気温を機器制御部90f,90gへそれぞれ出力する。そして、機器制御部14fは、温度センサ16fから空調機器90fの周辺の気温Tacを受けると、その気温TacをCPU2fへ出力する。また、機器制御部14gは、温度センサ16gから空調機器90gの周辺の気温Tfを受けると、その気温TfをCPU2gへ出力する。
このような構成において、無線伝送機器10f,10gは、データ信号の無線伝送を行なうに先立って、実施の形態1および2で述べた方法に従って、相互認証を実行する。すなわち、無線伝送機器10f,10gは、それぞれの認証コード記録領域80g,80fに記録された同一の認証コードを鍵として自己の無線部MACアドレスを暗号化し、これを互いに送信し合うことによって、相互認証を行なう。
次に、認証モードが完了して通常の通信モードに移行すると、ユーザは、リモコン20fを操作し、空調機器90fに接続される無線伝送機器10fに空調機器90fの作動を指示する制御信号となる赤外線信号を照射する。この赤外線信号は、CPU2fおよび無線部3fを介して無線信号に変換され、アンテナ4fから出力される。さらに、CPU2fは、機器制御部14fから受けた気温Tacを、無線部3fを介して無線信号に変換して出力する。
そして、無線信号に変換された制御信号および気温Tacは、無線伝送機器10gにて受信される。無線信号が無線伝送機器10gによって受信されると、CPU2gは、無線信号に含まれる気温Tacと、機器制御部14gから受けた気温Tfとの温度差を検出する。そして、CPU2gは、検出した温度差に基づいて、空調機器を作動させるか否かを判定する。このとき、CPU2gは、温度差が所定値以上であれば、空調機器90gを作動させる制御信号を機器制御部14gへ出力する。機器制御部14gは、制御信号に応じて空調機器90gを作動させる。その結果、空調機器90gからの送風によって室内の気温が一様化される。やがて、温度差が所定値よりも下回ると、CPU2gは、空調機器90gを停止させる制御信号を機器制御部14gへ出力する。機器制御部14gは、制御信号に応じて空調機器90gを停止させる。
以上の構成とすることにより、無線信号を受信した無線伝送機器10gによって、空調機器90gが自動的に作動/停止する。その結果、ユーザは、空調機器90fに対するリモコン20fの1回の操作で、快適な室内の環境を構築することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1に従う無線伝送機器の全体構成を示す機能ブロック図である。 2つの無線伝送機器の間で行なわれるAVデータの無線伝送を説明するための概略図である。 図1の無線伝送機器における相互認証方法を原理的に説明するための概略図である。 この発明による認証コード記録動作の一例を説明するための概略図である。 認証コード記録モードを説明するためのフロー図である。 認証通信モードを説明するためのフロー図である。 図5における機器Aと機器Bとの間で行なわれる相互認証シーケンスを示す図である。 リモコン信号の一形態を示すリモコン信号波形図である。 代表的な4つの方式A〜Dのリモコン信号波形を示す図である。 この発明による無線伝送機器の使用形態の他の例を説明するための概略図である。 この発明による無線伝送機器の使用形態の他の例を説明するための概略図である。 この発明による無線伝送機器の使用形態の他の例を説明するための概略図である。 無線伝送機器の使用形態の一例を説明するための概略図である。 特許文献1に記載の相互認証方式を説明するための構成図である。
符号の説明
1 リモコン送受信部、2,2a〜2g CPU、3,3a〜3g 無線部、4,4a〜4g アンテナ、5,5a,5b AV入出力部、6,6a,6b コーデック部、7,7a〜7g メモリ、8,8a〜8g 不揮発性記憶領域、9,9a〜9g バス、10,10A−1,10A−2,10B−1,10B−2,10C−1,10C−2,10a〜10g,60a〜60c 無線伝送機器、11a〜11g リモコン送信部、12a〜121g リモコン受信部、13a 赤外線発光モジュール、20,20b,20f リモコン、30,30a,30A〜30C AVデータ再生装置、40,40a〜40c,40A〜40C,42b AVデータ表示装置、50,50A〜50C 家庭、70c 照明機器、72d 電動カーテン、74e 通信機器、80,80a〜80g 認証コード記録領域、90g,90f 空調機器、100 情報担体、101 第1の記憶手段、102 第2の記憶手段、103 第1の復号化手段、104 結合手段、105 第1の暗号化手段、106 乱数生成手段、107 第1の比較手段、108 第1の伝送手段、110 情報処理装置、111 第3の記憶手段、112 データ処理手段、113 第2の暗号化手段、114 分離手段、115 第2の復号化手段、116 鍵生成手段、117 第2の比較手段、118 第2の伝送手段。

Claims (9)

  1. データ信号を無線伝送する無線伝送装置であって、
    無線伝送を行なう前記無線伝送装置間で伝送相手を互いに認証する相互認証手段と、
    認証した前記無線伝送装置との間で前記データ信号の無線伝送を行なう無線伝送手段とを備え、
    前記相互認証手段は、
    リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、前記電気信号から無線伝送を行なう前記無線伝送装置間に共通する認証コードを抽出するリモコン信号受信手段と、
    前記認証コードを不揮発的に記録する認証コード記録手段と、
    前記認証コードを鍵として、前記無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化する暗号化手段と、
    暗号化した前記無線伝送装置に固有な識別情報を送信する識別情報送信手段と、
    受信した前記伝送相手の無線伝送装置に固有な識別情報を前記認証コードを鍵として復号化し、前記伝送相手の無線伝送装置に固有な識別情報を取得する認証手段とを含む、無線伝送装置。
  2. 前記リモコン信号受信手段は、ユーザが前記リモコンに入力した任意の文字列を指示する前記赤外線信号を受信して前記電気信号に変換し、前記任意の文字列を抽出して前記認証コードとする、請求項1に記載の無線伝送装置。
  3. 前記リモコン信号受信手段は、前記リモコンから出射された前記赤外線信号を受信して前記電気信号に変換し、前記電気信号からリモコン信号波形を抽出して前記認証コードとする、請求項1に記載の無線伝送装置。
  4. 無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証方法であって、
    前記第1および第2の無線伝送装置の各々において、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、前記電気信号から無線伝送を行なう前記無線伝送装置間に共通する認証コードを抽出するステップと、
    前記認証コードを前記第1および第2の無線伝送装置にそれぞれ不揮発的に記録するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、前記認証コードを鍵として前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化して送信するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、受信した前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を前記認証コードを鍵として復号化し、前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、前記認証コードを鍵として前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化し、前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報をアドレス指定して送信するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、受信した前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を前記認証コードを鍵として復号化し、前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを備える、相互認証方法。
  5. 前記認証コードを抽出するステップは、
    ユーザが前記リモコンに前記第1および第2の無線伝送装置に共通する任意の文字列を入力するステップと、
    前記第1および第2の無線伝送装置において、前記リモコンから照射される前記任意の文字列を指示する赤外線信号を受信して前記電気信号に変換し、前記任意の文字列を抽出して前記認証コードとするステップとを含む、請求項4に記載の相互認証方法。
  6. 前記認証コードを抽出するステップは、
    ユーザが、前記第1および第2の無線伝送装置に共通する前記リモコンに、前記第1および第2の無線伝送装置に共通する任意かつ単一のキーを入力するステップと、
    前記第1および第2の無線伝送装置において、前記リモコンから出射された前記赤外線信号を受信して前記電気信号に変換し、前記電気信号からリモコン信号波形を抽出して前記認証コードとするステップとを含む、請求項4に記載の相互認証方法。
  7. 無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証プログラムであって、コンピューターに、
    前記第1および第2の無線伝送装置の各々において、リモコンから出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換し、前記電気信号から無線伝送を行なう前記無線伝送装置間に共通する認証コードを抽出するステップと、
    前記認証コードを前記第1および第2の無線伝送装置にそれぞれ不揮発的に記録するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、前記認証コードを鍵として前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化して送信するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、受信した前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を前記認証コードを鍵として復号化し、前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、前記認証コードを鍵として前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を暗号化し、前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報をアドレス指定して送信するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、受信した前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を前記認証コードを鍵として復号化し、前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを実行させる、相互認証プログラム。
  8. 前記認証コードを抽出するステップは、
    ユーザが前記リモコンに前記第1および第2の無線伝送装置に共通する任意の文字列を入力するステップと、
    前記第1および第2の無線伝送装置において、前記リモコンから照射される前記任意の文字列を指示する赤外線信号を受信して前記電気信号に変換し、前記任意の文字列を抽出して前記認証コードとするステップとを含む、請求項7に記載の相互認証プログラム。
  9. 前記認証コードを抽出するステップは、
    ユーザが、前記第1および第2の無線伝送装置に共通する前記リモコンに、前記第1および第2の無線伝送装置に共通する任意かつ単一のキーを入力するステップと、
    前記第1および第2の無線伝送装置において、前記リモコンから出射された前記赤外線信号を受信して前記電気信号に変換し、前記電気信号からリモコン信号波形を抽出して前記認証コードとするステップとを含む、請求項7に記載の相互認証プログラム。
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