JP2005318528A - 無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラム - Google Patents

無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な構成によって、秘匿性に優れた相互認証が可能な無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラムを提供する。
【解決手段】 赤外線発光モジュール20A,20Bは赤外線受光部7b,7aにそれぞれ近接して対峙するように配置される。制御部6a,6bでは、切換部によって中央制御部と赤外線制御部との間に無線制御信号の伝送経路が形成される。制御部6a,6bの中央制御部からは無線部MACアドレスがそれぞれ出力される。無線部MACアドレスは、赤外線制御部を通じて赤外線送信部8a,8bに転送され、赤外線発光モジュール20A,20Bからそれぞれ照射される。赤外線発光モジュール20A,20Bから照射された赤外線信号は赤外線受光部7b,7aにより受光される。制御部6a,6bは、赤外線信号を解読して伝送相手の無線部MACアドレスを抽出して認証モードを終了する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラムに関し、より特定的には、データ信号を無線伝送する際に相互認証を行なう無線伝送装置、このような無線伝送装置で行なわれる相互認証方法および相互認証プログラムに関する。
近年、ホームネットワーク分野が大きく注目されており、無線ホームネットワークの確立のための技術開発が盛んに行なわれている。その一例として、家庭内やオフィス内などの限られた範囲の空間において、家電製品やコンピュータなどを無線で結合する無線伝送機器が開発されている。無線伝送機器としては、たとえば、映像信号および音声信号(以下、AVデータとも称する)を再生する、ビデオテープレコーダーやDVD(Digital Versatile Disc)プレーヤーなどのAVデータ再生装置と、テレビやプロジェクターなどのAVデータ表示装置との間を無線で結合する無線伝送機器がある。
図7は、無線伝送機器の使用形態の一例を説明するための概略図である。
図7を参照して、家庭50の各階には、AVデータ表示装置40a〜40c(たとえばテレビとする)が設置される。また、1階には、AVデータ表示装置40aに接続されてAVデータ再生装置30(たとえばビデオとする)が設置される。AVデータ再生装置30およびAVデータ表示装置40b,40cには、それぞれ無線伝送機器70a〜70cが接続される。
このような構成において、通常の通信モード時には、1階に設けられたAVデータ再生装置30において再生されたAVデータは、AVデータ表示装置40aに有線伝送されるとともに、無線伝送機器70aによって無線信号に変換されて、2階および3階に設置される無線伝送機器70b,70cにそれぞれ伝送される。
さらに、伝送された無線信号は、無線伝送機器70b,70cによって受信されると、元のAVデータに変換されてAVデータ表示装置40b,40cからそれぞれ出力される。
ここで、図7のように、ユーザの所望するAVデータ信号再生装置とAVデータ表示装置とを正確に結合するためには、それぞれに配された無線伝送機器の間で、無線伝送に先立って相互認証を行なうことが必要となる。なぜなら、AVデータは無線伝送されることから、有線伝送とは異なり、不特定多数の無線伝送機器、たとえば他の家庭内の無線伝送装置においても受信され得るからである。
この相互認証動作については、PC(Personal Computer)などの端末装置間のデータ伝送等に採用されている無線LAN(Local Area Network)の技術分野において、従来から開発されている(たとえば特許文献1〜3参照)。
図8は、たとえば特許文献1に記載される相互認証方式を説明するための構成図である。
図8を参照して、ICカード装置などの情報担体100とセンター管理の情報処理装置110とは、情報通信を行なうにあたり、互いに相手を確認し合う相互認証を実行する。
詳細には、最初に、情報担体100は、第1の記憶手段101に予め格納される固有データIDを第1の伝送手段108を用いて、通信相手となる情報処理装置110に送信する。なお、固有データIDは、個々の情報担体に固有のデータであり、情報処理装置110において管理されている。
情報処理装置110は、受信した固有データIDと第3の記憶手段111に格納されるセンター鍵とから、データ処理手段112によって個々の情報担体に固有のマスター鍵kmを生成する。すなわち、1つの固有データIDに対応して、1つのマスター鍵kmが生成される。このマスター鍵kmは、情報担体100の第2の記憶手段102に予め格納される。
情報処理装置110は、さらに、鍵生成手段116により、ランダムにセッション鍵ksを作成する。第2の暗号化手段113は、セッション鍵ksをデータ処理手段1112から得たマスター鍵kmで暗号化する。暗号化されたデータEkm[ks]は、第2の伝送手段118により情報担体100に伝送される。
次に、情報担体100は、暗号化されたデータEkm[ks]を受信すると、第1の復号化手段103において、第2の記憶手段102に記憶されるマスター鍵kmを用いて復号化する。
さらに、復号化されたデータであるセッション鍵ksは、第1の暗号化手段105に転送される。第1の暗号化手段105は、このセッション鍵ksを鍵として、結合手段104からの結合データを暗号化する。暗号化された結合データEks[R‖ID]は、第1の伝送手段108を通して情報処理装置110に伝送される。ここで、結合データEks[R‖ID]は、第1の記憶手段101に格納される固有データIDと、乱数生成手段106により生成された乱数Rとをシーケンシャルに繋ぎ合わせたものである。
情報処理装置110は、第2の復号化手段115において、結合データEks[R‖ID]をセッション鍵ksを用いて復号化する。復号化されたデータR‖IDは、分離手段114によって、乱数R’と固有データID’とに分離される。
第2の比較手段117は、固有データID’と最初に受信した固有データIDとを比較し、情報担体100を認証する。このとき、両データが一致しなければ、何らかの不正があったものとして情報担体100を拒否する。
情報担体100では、第1の比較手段107において、受信した乱数R’と乱数生成手段106において生成した乱数Rとを比較し、情報処理装置110を認証する。このとき、両者が一致しなければ、何らかの不正があったものとして情報処理装置110を拒否する。
以上の動作によって、互いに相手が認証されることによってはじめて、両者の間で情報通信が可能となる。その後の通信は、セッション鍵ksを用いて行なわれる。
特公平6−87234号公報 特開昭62−120564号公報 米国特許第471216号
従来の相互認証方式は、情報処理装置においてマスター鍵およびセッション鍵を生成し、これらの鍵を用いて暗号化した固有データを情報担体との間でやり取りすることから、高いセキュリティを保持することができる。
しかしながら、個々の装置においては、複雑な暗号化方式を用いて複雑かつ高度な処理を行なわなければならず、今後急速な普及が見込まれる無線ホームネットワークへの適用を困難なものとしていた。
したがって、無線伝送機器の汎用性を高めるためには、簡易な相互認証方法であって、なおも高いセキュリティが保証されることが必要となる。
それゆえ、この発明の目的は、簡易な構成によって、秘匿性に優れた相互認証が可能な無線伝送装置、相互認証方法および相互認証プログラムを提供することである。
この発明のある局面によれば、データ信号を無線伝送する無線伝送装置であって、無線伝送を行なう無線伝送装置間で伝送相手を互いに認証する相互認証手段と、認証した無線伝送装置との間でデータ信号の無線伝送を行なう無線伝送手段とを備える。無線伝送手段は、無線伝送装置全体を制御する制御手段と、データ信号と、制御手段との間で伝達される第1の制御信号とを無線信号に変換して送受信する無線手段と、赤外線信号を受光して電気信号に変換し、電気信号から第2の制御信号を抽出して制御手段に伝達する赤外線信号受光手段と、制御手段から伝達された第2の制御信号を赤外線信号に変換して送信する赤外線信号送信手段とを含む。相互認証手段は、第1の制御信号が制御手段から赤外線信号送信手段に伝達されるように伝達経路を切換える信号経路切換手段と、制御手段が第1の制御信号として出力した無線伝送装置に固有な識別情報を、信号経路切換手段を通じて赤外線信号送信手段に伝達する識別情報伝達手段と、伝達された無線伝送装置に固有な識別情報を赤外線信号に変換し、赤外線信号送信手段に対峙して配される伝送相手の無線伝送装置の赤外線信号受光手段に向けて照射する識別情報送信手段と、伝送相手の無線伝送装置の赤外線信号送信手段から照射された赤外線信号を赤外線信号受光手段にて受光する識別情報受信手段と、受光した赤外線信号を制御手段に伝達し、赤外線信号から伝送相手の無線伝送装置に固有な識別情報を取得する認証手段とを含む。
好ましくは、赤外線送信手段は、限られた照射範囲に赤外線信号を照射する赤外線発光素子を含む。識別情報送信手段は、赤外線発光素子の照射範囲内で対峙して配される伝送相手の無線伝送装置の赤外線信号受光手段に向けて照射する。
この発明の別の局面によれば、無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証方法であって、第1および第2の無線伝送装置は、無線伝送装置全体を制御する制御手段と、データ信号と、制御手段との間で伝達される第1の制御信号とを無線信号に変換して送受信する無線手段と、リモコンから出射された赤外線信号を受光して電気信号に変換し、電気信号から第2の制御信号を抽出して制御手段に伝達する赤外線信号受光手段と、制御手段から伝達された第2の制御信号を赤外線信号に変換して送信する赤外線信号送信手段と、制御手段と無線手段および赤外線信号送信手段との間に配され、第1の制御信号の伝達経路を選択的に切換える信号経路切換手段とをそれぞれ含む。相互認証方法は、第1および第2の無線伝送装置を、一方の赤外線信号受光手段と他方の赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップと、各第1および第2の無線伝送装置において、信号経路切換手段により、第1の制御信号の伝達経路を制御手段と赤外線信号送信手段との間に形成するステップと、第1の無線伝送装置において、制御手段が第1の制御信号として出力した第1の無線伝送装置に固有な識別情報を赤外線信号送信手段に伝達するステップと、第1の無線伝送装置において、伝達された第1の無線伝送装置に固有な識別情報を第1の赤外線信号に変換し、赤外線信号送信手段から第2の無線伝送装置の赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、第2の無線伝送装置において、制御手段が第1の制御信号として出力した第2の無線伝送装置に固有な識別情報を赤外線信号送信手段に伝達するステップと、第2の無線伝送装置において、伝達された第2の無線伝送装置に固有な識別情報を第2の赤外線信号に変換し、赤外線信号送信手段から第1の無線伝送装置の赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、第1の無線伝送装置において、第2の赤外線信号を赤外線信号受光手段にて受光するステップと、第1の無線伝送装置の制御手段において、第2の赤外線信号から第2の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、第2の無線伝送装置において、第1の赤外線信号を赤外線信号受光手段にて受光するステップと、第2の無線伝送装置の制御手段において、第1の赤外線信号から第1の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを備える。
好ましくは、第1および第2の無線伝送装置を、一方の赤外線信号受光手段と他方の赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップは、一方の赤外線信号受光手段を、他方の赤外線信号送信手段に含まれる赤外線発光素子の照射範囲内で対峙するように配置するステップを含む。
この発明の別の局面によれば、無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証プログラムであって、第1および第2の無線伝送装置は、無線伝送装置全体を制御する制御手段と、データ信号と、制御手段との間で伝達される第1の制御信号とを無線信号に変換して送受信する無線手段と、リモコンから出射された赤外線信号を受光して電気信号に変換し、電気信号から第2の制御信号を抽出して制御手段に伝達する赤外線信号受光手段と、制御手段から伝達された第2の制御信号を赤外線信号に変換して送信する赤外線信号送信手段と、制御手段と無線手段および赤外線信号送信手段との間に配され、第1の制御信号の伝達経路を選択的に切換える信号経路切換手段とをそれぞれ含む。相互認証プログラムは、コンピュータに、第1および第2の無線伝送装置を、一方の赤外線信号受光手段と他方の赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップと、各第1および第2の無線伝送装置において、信号経路切換手段により、第1の制御信号の伝達経路を制御手段と赤外線信号送信手段との間に形成するステップと、第1の無線伝送装置において、制御手段が第1の制御信号として出力した第1の無線伝送装置に固有な識別情報を赤外線信号送信手段に伝達するステップと、第1の無線伝送装置において、伝達された第1の無線伝送装置に固有な識別情報を第1の赤外線信号に変換し、赤外線信号送信手段から第2の無線伝送装置の赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、第2の無線伝送装置において、制御手段が第1の制御信号として出力した第2の無線伝送装置に固有な識別情報を赤外線信号送信手段に伝達するステップと、第2の無線伝送装置において、伝達された第2の無線伝送装置に固有な識別情報を第2の赤外線信号に変換し、赤外線信号送信手段から第1の無線伝送装置の赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、第1の無線伝送装置において、第2の赤外線信号を赤外線信号受光手段にて受光するステップと、第1の無線伝送装置の制御手段において、第2の赤外線信号から第2の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、第2の無線伝送装置において、第1の赤外線信号を赤外線信号受光手段にて受光するステップと、第2の無線伝送装置の制御手段において、第1の赤外線信号から第1の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを実行させる。
好ましくは、第1および第2の無線伝送装置を、一方の赤外線信号受光手段と他方の赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップは、一方の赤外線信号受光手段を、他方の赤外線信号送信手段に含まれる赤外線発光素子の照射範囲内で対峙するように配置するステップを含む。
この発明によれば、簡易な構成により、相互認証時の他の家庭やオフィスとの誤認混信を回避することができ、無線伝送システムにおける高いセキュリティの保持が可能となる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態に従う無線伝送機器の全体構成を示す機能ブロック図である。以下の実施の形態では、無線伝送機器の一例として、AVデータを伝送する無線伝送機器について説明する。
図1を参照して、無線伝送機器10は、AVデータが入力/出力されるAV入出力部1と、AVデータを符号化または復号化するコーデック部2と、無線伝送を行なう相手の無線伝送機器(図示せず)に無線信号を送受する無線部3およびアンテナ4と、各種プログラムを記憶するメモリ5と、機器全体を制御する制御部6とを備える。
無線伝送機器10は、さらに図示しないユーザの操作によってリモートコントローラ(以下、リモコンとも称する)から出射された赤外線信号を受信して電気信号に変換する赤外線受光部7と、制御部6から転送された制御情報である電気信号を赤外線信号に変換する赤外線送信部8とを備える。赤外線送信部8は、赤外線信号を送信するための赤外線発光モジュール20に接続される。
AV入出力部1は、図示しないAVデータ信号出力端子とAVデータ信号入力端子とを含む。たとえば図7に示したような使用形態において、無線伝送機器10がAVデータ表示装置40b,40cにそれぞれ接続されるときには、図示しないAVデータ信号出力端子は、AVデータ表示装置40b,40cのAVデータ入力端子(図示せず)にそれぞれ結合される。これにより、無線伝送機器10のAV入出力部1は、AVデータ再生装置30から、無線伝送機器70a,70bあるいは無線伝送機器70a,70cを介して受信したAVデータを対応するAVデータ表示装置40b,40cに転送する。
一方、無線伝送機器10が図7のAVデータ再生装置30に接続されるときには、図示しないAVデータ信号入力端子は、AVデータ再生装置30のAVデータ信号出力端子(図示せず)に結合される。これにより、無線伝送機器10のAV入出力部1は、AVデータ再生装置30にて再生されたAVデータを受ける。
図2は、図1における制御部6の詳細な構成を説明するための機能ブロック図である。
図2を参照して、制御部6は、無線伝送機器10に内蔵される各回路部を制御する部位として、入出力制御部61、コーデック制御部62、無線制御部63、メモリ制御部64および赤外線制御部65を備える。
入出力制御部61、コーデック制御部62および無線制御部63は、AV入出力部1、コーデック部2および無線部3をそれぞれ制御する。メモリ制御部64は、メモリ5を制御する。赤外線制御部65は、赤外線受光部7および赤外線送信部8を制御する。
制御部6は、さらに、これらの制御部を統括する部位として、中央制御部60を備える。中央制御部60は、各制御部61〜65との間で制御信号を送受する。各制御部61〜65は、中央制御部60から送られた制御信号に応じて対応する回路部を指示し、制御内容に応じた動作を実行させる。
ここで、図2に示すように、中央制御部60と無線制御部63および赤外線制御部65との間には、切換部66が配される。
切換部66は、中央制御部60と無線制御部63および赤外線制御部65との間のそれぞれの結合状態を切換える部位である。切換部66は、無線伝送を行なう通常動作時と相互認証を行なう認証モード時とで結合状態を切換える。
図3は、図2における切換部66の切換動作を説明するための概略図である。
図3を参照して、通常動作時(図3(a)参照)には、切換部66は、中央制御部60と無線制御部63および赤外線制御部65とを1対1に結合する。
これにより、中央制御部60と無線制御部63とは、無線部3を制御する信号(以下、無線部制御信号とも称する)を送受する。同様に、中央制御部60と赤外線制御部65とは、赤外線受光部7および赤外線送信部8を制御する信号(以下、赤外線制御信号とも称する)を送受する。
これに対して、認証モード時(図3(b)参照)には、切換部66は、先の1対1の結合状態を切り離して、中央制御部60と無線制御部63との経路を赤外線制御部65に繋がるように切換える。これにより、本来中央制御部60から無線制御部63に送られるはずの無線制御信号が、赤外線制御部65に転送されることになる。このため、認証モードにおいては、赤外線受光部7および赤外線送信部8には、赤外線制御部65を通じて、無線制御信号が与えられることとなる。
このような構成としたのは、以下の理由による。相互認証は、図8の従来例にて説明したように、無線伝送を行なう機器同士で、自己の機器に固有な識別情報を無線信号に変換して送信し合い、受信した識別情報から伝送相手を認証することによって完結する。このとき、無線信号は、意図しない空間にまで伝搬して不特定多数の機器に受信され得ることから、他の機器と間で誤認証や混信を起こすおそれがある。したがって、識別情報を伝送相手となる機器間でのみ既知の鍵を用いて暗号化して送信することにより、セキュリティの保持を図っている。
一方、無線伝送機器10においては、リモコンなどの遠隔操作に赤外線信号が用いられる。この赤外線信号は、赤外線発光モジュール20内のLED(Light Emitting Diode)で赤外線を発光して生成される。このLEDは、ある程度の指向性を持ち、照射範囲が狭いという性質を有する。このため、赤外線信号は、極めて限られた近隣の空間においてのみ受信される。
そこで、本実施の形態では、秘匿性が求められる識別情報の送信については、照射範囲が狭い赤外線信号を用いて行ない、限られた受信範囲に設置した所望の無線伝送機器のみに受信させることによって、認証動作を行なうこととする。
これによれば、従来の相互認証方法に求められていた複雑な暗号化処理を必要とせず、簡易に高いセキュリティを保つことができる。
ここで、最初に、図1の無線伝送機器10において通常動作時に行なわれるAVデータの無線伝送について説明する。図4は、2つの無線伝送機器(たとえば10A,10Bとする)の間で行なわれるAVデータの無線伝送を説明するための概略図である。
図4を参照して、無線伝送機器10Aは、AV入出力部1aにおいてAVデータ表示装置40aが接続される。無線伝送機器10Bは、AV入出力部1bにおいてAVデータ再生装置30bが接続される。なお、以下において、無線伝送を行なう2つの無線伝送機器10A,10Bをそれぞれ、機器Aおよび機器Bとも称する。
まず、所望のAVデータ表示装置40aにてAVデータを視聴したいユーザは、リモコン80Aを操作し、AVデータ表示装置40aに接続される無線伝送機器10AにAVデータ再生を指示する制御信号となる赤外線信号を照射する。この赤外線信号は、無線伝送機器10Aの赤外線受光部7aにおいて受信されると、電気信号に変換される。
電気信号は、さらに制御部6aに転送される。制御部6aの内部では、中央制御部60が赤外線制御部65を介して電気信号から制御情報を抽出し、これに応じた無線制御信号を生成する。無線制御信号は、無線制御部63を通じて無線部3aに送られると、無線信号に変換されてアンテナ4aから送信される。無線信号は、AVデータ再生装置30bに接続される無線伝送機器10Bのアンテナ4bにて受信される。
次に、AVデータ再生装置30bに接続される無線伝送機器10Bでは、受信した無線信号が無線部3bで無線制御信号に変換され、制御部6bに転送される。制御部6bでは、中央制御部60が、無線制御部63から送られた無線信号から制御情報を抽出し、これに応じた赤外線制御信号を生成する。赤外線制御信号は、赤外線制御部65を通じて赤外線送信部8bに転送される。
赤外線送信部8bは、赤外線制御信号に基づいて赤外線信号を生成し、赤外線発光モジュール20Bから照射する。赤外線発光モジュール20Bから照射された赤外線信号は、AVデータ再生装置30b内部の赤外線受光部(ともに図示せず)において受信される。AVデータ再生装置30bは、赤外線信号に含まれる制御情報を認識し、ユーザの指示する動作を行なう。
AVデータ再生装置30bは、再生したAVデータを当該装置に接続される無線伝送機器10Bに送信する。無線伝送機器10Bは、AV入出力部1bにおいてAVデータを受けると、コーデック部2bにおいて符号化する。符号化されたAVデータは、無線部3bにおいて無線信号に変換されてアンテナ4bより送信される。
最後に、無線信号は、AVデータ表示装置40aに接続される無線伝送機器10Aのアンテナ4aで受信されると、コーデック部2aによって元のAVデータに変換される。変換されたAVデータは、AV入出力部1aからAVデータ表示装置40aに転送される。AVデータ表示装置40aでは、AVデータの映像信号に基づいて映像が再生表示されるとともに、AVデータの音声信号に基づいて音声が再生される。
以上のように、複数の無線伝送機器間で制御信号である赤外線信号とAVデータとを無線伝送することにより、ユーザはAVデータ再生装置を遠隔操作して所望のAVデータ表示装置により映像音声を視聴することができる。
ここで、かかる動作を誤認や混信を生ずることなく正確に行なうためには、先述のように、無線伝送を実行する無線伝送機器の間で、互いに相手を確認し合う相互認証がなされていることが必要とされる。以下に、本実施の形態に係る無線伝送機器間の相互認証方法について説明する。なお、相互認証を行なう認証モードは、無線伝送の開始前に行なわれるものであり、たとえば無線伝送機器10の接続時に行なわれる初期設定において併せて実行される。
図5は、図1の無線伝送機器における相互認証方法を原理的に説明するための概略図である。
認証モードにおいて、無線伝送機器10A(機器A)と無線伝送機器10B(機器B)とは、図5に示すように、近接して配置される。このとき、一方の無線伝送機器10A(または10B)に接続される赤外線発光モジュール20A(または20B)が、他方の無線伝送機器10B(または10A)の赤外線受光部7b(または7a)に対峙するように配置することに留意する。
詳細には、機器Aに接続される赤外線発光モジュール20Aは、機器Bの赤外線受光部7bに対峙させて配置される。また、機器Bに接続される赤外線発光モジュール20Bは、機器Aの赤外線受光部7aに対峙させて配置される。このときの配置位置は、赤外線発光モジュール20A,20Bから照射される赤外線信号が対峙する赤外線受光部7b,7a以外に受光されることがないよう、できるだけ近接させることが望ましい。
このような配置構成において、さらに、機器Aおよび機器B内部の制御部6a,6bでは、図3に示したように、切換部66によって、中央制御部60と赤外線制御部65との間に無線制御信号の伝送経路が形成される。
以上の構成において、認証モードにエントリすると、機器Aおよび機器Bの制御部6a,6bにおいて、中央制御部60から、無線AV伝送装置10に固有な識別情報である無線部MAC(Media Access Control address)アドレスが無線制御信号としてそれぞれ出力される。
このとき、制御部6a,6bでは、先述のように、無線制御信号の伝送経路が切換えられていることから、無線部MACアドレスは、無線制御部63ではなく、赤外線制御部65に転送される。これによって、無線部MACアドレスは、赤外線制御部65を通じて赤外線送信部8a,8bに転送され、赤外線信号に変換されて赤外線発光モジュール20A,20Bからそれぞれ照射されることとなる。
赤外線発光モジュール20Aから照射された赤外線信号は、対峙して配置される機器Bの赤外線受光部7bにより受光される。赤外線発光モジュール20Bから照射された赤外線信号についても同様に、対峙して配置される機器Aの赤外線受光部7aにより受光される。このとき、両者は互いに近接して配置されていることから、赤外線信号は、対峙する赤外線受光部7a,7b以外には受光されない。
機器Aにおいて、赤外線受光部7aは、受光した赤外線信号を電気信号に変換して制御部6aに転送する。制御部6aでは、伝送経路の切換えにより、電気信号が無線制御信号として中央制御部60a(図示せず)に転送される。中央制御部60aは、電気信号を解読して無線部MACアドレスを抽出する。抽出した無線部MACアドレスは、機器Bに固有の識別情報であることから、機器Aは、機器Bを伝送相手と認証し、機器Bの無線部MACアドレスをメモリ5aに記憶する。
機器Bにおいても同様に、赤外線受光部7bは、受光した赤外線信号を電気信号に変換して制御部6bに転送する。制御部6bでは、電気信号が無線制御信号として中央制御部60b(図示せず)に転送される。中央制御部60bは、電気信号を解読して無線部MACアドレスを抽出する。抽出した無線部MACアドレスは、機器Aに固有の識別情報であることから、機器Bは、機器Aを伝送相手と認証し、機器Aの無線部MACアドレスをメモリ5bに記憶する。
以上の動作によって相互認証が完了すると、機器Aおよび機器Bは認証モードを終了し、通常動作に移行する。通常動作時には、それぞれの制御部6a,6bの伝送経路は図3(a)に示す正常状態に復帰しているため、制御部6a,6bは、それぞれ得られた無線部MACアドレスを宛先に指定して、無線部3a,3bよりAVデータを伝送する。
なお、図5に示した機器Aと機器Bとの間の相互認証は、実際には、機器A,Bの制御部6a,6bをそれぞれ構成するCPU(Central Processing Unit)によってソフトウェアで実行されるものである。CPUは、上記の認証モードの各ステップを備えるプログラムをメモリ5a,5bからそれぞれ読出し、その読出したプログラムを実行して相互認証を行なう。
図6は、図5における機器Aと機器Bとの間で行なわれる相互認証シーケンスを示す図である。
図6を参照して、機器Aには、自己に固有の無線部MACアドレス(たとえば[134.199.130.100]とする)が与えられている。機器Bにおいても同様に、自己に固有の無線部MACアドレス(たとえば[134.199.120.101]とする)が与えられている。
認証モードの開始に先立って、機器Aの赤外線発光モジュール20Aが機器Bの赤外線受光部7bに対峙して配置される。同時に、機器Bの赤外線発光モジュール20Bが機器Aの赤外線受光部7aに対峙して配置される。
さらに、機器Aおよび機器B内部の制御部6a,6bでは、切換部66a,66bによって、無線制御信号の伝送経路が無線制御部63a,63bから赤外線制御部65a,65bに通じるようにそれぞれ切換えられる。
以上の設定が完了したことに応じて、認証モードが開始する。まず、機器Aは、自己の無線部MACアドレス[134.199.130.100]を、赤外線制御部65aを介して赤外線送信部8aに転送し、赤外線発光モジュール20Aから赤外線信号として照射する。機器Aは、赤外線信号を照射した後、受信待機状態となる。
一方、機器Bは、自己の無線部MACアドレス[134.199.120.101]を、赤外線制御部65bを介して赤外線送信部8bに転送し、赤外線発光モジュール20Bから赤外線信号として照射する。機器Bも同様に、赤外線信号を照射した後、受信待機状態となる。
次に、機器Aは、赤外線受光部7aにおいて赤外線モジュール20Bから照射された赤外線信号を受光すると、電気信号に変換して機器Bの無線部MACアドレス[134.199.120.101]を抽出する。機器Aは、機器Bを伝送相手と認証し、抽出した機器Bの無線部MACアドレスを記憶して認証モードを終了する。
一方、機器Bは、赤外線受光部7bにおいて赤外線モジュール20Aから照射された赤外線信号を受光すると、電気信号に変換して機器Aの無線部MACアドレス[134.199.130.100]を抽出する。機器Bは、機器Aを伝送相手と認証し、抽出した機器Aの無線部MACアドレスを記憶して認証モードを終了する。
機器Aおよび機器Bは、以降の通常動作においては、記憶している無線部MACアドレスを送信先に指定して無線伝送を実行する。
なお、この発明において、無線制御信号は、「第1の制御信号」を構成し、赤外線制御信号は、「第2の制御信号」を構成する。
また、この発明による無線伝送機器は、上述したAVデータの無線伝送以外に、プログラムなどのデータ信号の無線伝送においても適用可能であることは明らかである。この場合の無線伝送機器は、図1に示すAV入出力部1およびコーデック部2に代えて、無線伝送機器が接続される家電製品またはコンピュータなどを制御するための機器制御部が配置された構成となる。
以上のように、この発明の実施の形態によれば、赤外線信号を用いて認証動作を行なうことから、無線信号を用いた認証動作時に起きていた他の家庭やオフィスとの誤認混信を回避することができ、無線伝送システムにおける高いセキュリティの保持が可能となる。
さらに、相互認証は、機器内部の制御信号経路の切換と赤外線発光モジュールの配置位置とを設定するのみによって行なうことができることから、相互認証方法の簡易化を図ることができる。
また、この発明による無線伝送機器によれば、データ信号の無線伝送において、高い秘匿性が確保されることから、信頼性の高い無線ホームネットワークの一層の普及が実現される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態に従う無線伝送機器の全体構成を示す機能ブロック図である。 図1における制御部の詳細な構成を説明するための機能ブロック図である。 図2における切換部の切換動作を説明するための概略図である。 2つの無線伝送機器の間で行なわれるAVデータの無線伝送を説明するための概略図である。 図1の無線伝送機器における相互認証方法を原理的に説明するための概略図である。 図5における機器Aと機器Bとの間で行なわれる相互認証シーケンスを示す図である。 無線伝送機器の使用形態の一例を説明するための概略図である。 特許文献1に記載の相互認証方式を説明するための構成図である。
符号の説明
1,1a,1b AV入出力部、2,2a,2b コーデック部、3,3a,3b 無線部、4,4a,4b アンテナ、5,5a,5b メモリ、6,6a,6b 制御部、7,7a,7b 赤外線受光部、8,8a,8b 赤外線送信部、10,10A,10B,70a〜70c 無線伝送機器、20,20A,20B 赤外線発光モジュール、30 AVデータ再生装置、40a〜40c AVデータ表示装置、50 家庭、60 中央制御部、61 入出力制御部、62 コーデック制御部、63 無線制御部、64 メモリ制御部、65 赤外線制御部、66 切換部、100 情報担体、101 第1の記憶手段、102 第2の記憶手段、103 第1の復号化手段、104 結合手段、105 第1の暗号化手段、106 乱数生成手段、107 第1の比較手段、108 第1の伝送手段、110 情報処理装置、111 第3の記憶手段、112 データ処理手段、113 第2の暗号化手段、114 分離手段、115 第2の復号化手段、116 鍵生成手段、117 第2の比較手段、118 第2の伝送手段。

Claims (6)

  1. データ信号を無線伝送する無線伝送装置であって、
    無線伝送を行なう前記無線伝送装置間で伝送相手を互いに認証する相互認証手段と、
    認証した前記無線伝送装置との間で前記データ信号の無線伝送を行なう無線伝送手段とを備え、
    前記無線伝送手段は、
    前記無線伝送装置全体を制御する制御手段と、
    前記データ信号と、前記制御手段との間で伝達される第1の制御信号とを無線信号に変換して送受信する無線手段と、
    赤外線信号を受光して電気信号に変換し、前記電気信号から第2の制御信号を抽出して前記制御手段に伝達する赤外線信号受光手段と、
    前記制御手段から伝達された前記第2の制御信号を赤外線信号に変換して送信する赤外線信号送信手段とを含み、
    前記相互認証手段は、
    前記第1の制御信号が前記制御手段から前記赤外線信号送信手段に伝達されるように伝達経路を切換える信号経路切換手段と、
    前記制御手段が前記第1の制御信号として出力した前記無線伝送装置に固有な識別情報を、前記信号経路切換手段を通じて前記赤外線信号送信手段に伝達する識別情報伝達手段と、
    伝達された前記無線伝送装置に固有な識別情報を前記赤外線信号に変換し、前記赤外線信号送信手段に対峙して配される前記伝送相手の無線伝送装置の前記赤外線信号受光手段に向けて照射する識別情報送信手段と、
    前記伝送相手の無線伝送装置の前記赤外線信号送信手段から照射された前記赤外線信号を前記赤外線信号受光手段にて受光する識別情報受信手段と、
    受光した前記赤外線信号を前記制御手段に伝達し、前記赤外線信号から前記伝送相手の無線伝送装置に固有な識別情報を取得する認証手段とを含む、無線伝送装置。
  2. 前記赤外線送信手段は、限られた照射範囲に前記赤外線信号を照射する赤外線発光素子を含み、
    前記識別情報送信手段は、前記赤外線発光素子の前記照射範囲内で対峙して配される前記伝送相手の無線伝送装置の前記赤外線信号受光手段に向けて照射する、請求項1に記載の無線伝送装置。
  3. 無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証方法であって、
    前記第1および第2の無線伝送装置は、
    前記無線伝送装置全体を制御する制御手段と、
    前記データ信号と、前記制御手段との間で伝達される第1の制御信号とを無線信号に変換して送受信する無線手段と、
    リモコンから出射された赤外線信号を受光して電気信号に変換し、前記電気信号から第2の制御信号を抽出して前記制御手段に伝達する赤外線信号受光手段と、
    前記制御手段から伝達された前記第2の制御信号を赤外線信号に変換して送信する赤外線信号送信手段と、
    前記制御手段と前記無線手段および前記赤外線信号送信手段との間に配され、前記第1の制御信号の伝達経路を選択的に切換える信号経路切換手段とをそれぞれ含み、
    前記第1および第2の無線伝送装置を、一方の前記赤外線信号受光手段と他方の前記赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップと、
    各前記第1および第2の無線伝送装置において、前記信号経路切換手段により、前記第1の制御信号の伝達経路を前記制御手段と前記赤外線信号送信手段との間に形成するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、前記制御手段が前記第1の制御信号として出力した前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を前記赤外線信号送信手段に伝達するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、伝達された前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を第1の前記赤外線信号に変換し、前記赤外線信号送信手段から前記第2の無線伝送装置の前記赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、前記制御手段が前記第1の制御信号として出力した前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を前記赤外線信号送信手段に伝達するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、伝達された前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を第2の前記赤外線信号に変換し、前記赤外線信号送信手段から前記第1の無線伝送装置の前記赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、前記第2の赤外線信号を前記赤外線信号受光手段にて受光するステップと、
    前記第1の無線伝送装置の前記制御手段において、前記第2の赤外線信号から前記第2の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、前記第1の赤外線信号を前記赤外線信号受光手段にて受光するステップと、
    前記第2の無線伝送装置の前記制御手段において、前記第1の赤外線信号から前記第1の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを備える、相互認証方法。
  4. 前記第1および第2の無線伝送装置を、一方の前記赤外線信号受光手段と他方の前記赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップは、前記一方の赤外線信号受光手段を、前記他方の赤外線信号送信手段に含まれる赤外線発光素子の照射範囲内で対峙するように配置するステップを含む、請求項3に記載の相互認証方法。
  5. 無線伝送を行なう第1の無線伝送装置と第2の無線伝送装置との間で伝送相手を互いに認証する相互認証プログラムであって、
    前記第1および第2の無線伝送装置は、
    前記無線伝送装置全体を制御する制御手段と、
    前記データ信号と、前記制御手段との間で伝達される第1の制御信号とを無線信号に変換して送受信する無線手段と、
    リモコンから出射された赤外線信号を受光して電気信号に変換し、前記電気信号から第2の制御信号を抽出して前記制御手段に伝達する赤外線信号受光手段と、
    前記制御手段から伝達された前記第2の制御信号を赤外線信号に変換して送信する赤外線信号送信手段と、
    前記制御手段と前記無線手段および前記赤外線信号送信手段との間に配され、前記第1の制御信号の伝達経路を選択的に切換える信号経路切換手段とをそれぞれ含み、コンピュータに、
    前記第1および第2の無線伝送装置を、一方の前記赤外線信号受光手段と他方の前記赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップと、
    各前記第1および第2の無線伝送装置において、前記信号経路切換手段により、前記第1の制御信号の伝達経路を前記制御手段と前記赤外線信号送信手段との間に形成するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、前記制御手段が前記第1の制御信号として出力した前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を前記赤外線信号送信手段に伝達するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、伝達された前記第1の無線伝送装置に固有な識別情報を第1の前記赤外線信号に変換し、前記赤外線信号送信手段から前記第2の無線伝送装置の前記赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、前記制御手段が前記第1の制御信号として出力した前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を前記赤外線信号送信手段に伝達するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、伝達された前記第2の無線伝送装置に固有な識別情報を第2の前記赤外線信号に変換し、前記赤外線信号送信手段から前記第1の無線伝送装置の前記赤外線信号受光手段に向けて照射するステップと、
    前記第1の無線伝送装置において、前記第2の赤外線信号を前記赤外線信号受光手段にて受光するステップと、
    前記第1の無線伝送装置の前記制御手段において、前記第2の赤外線信号から前記第2の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップと、
    前記第2の無線伝送装置において、前記第1の赤外線信号を前記赤外線信号受光手段にて受光するステップと、
    前記第2の無線伝送装置の前記制御手段において、前記第1の赤外線信号から前記第1の伝送装置に固有な識別情報を取得するステップとを実行させる、相互認証プログラム。
  6. 前記第1および第2の無線伝送装置を、一方の前記赤外線信号受光手段と他方の前記赤外線信号送信手段とが互いに近接して対峙するように配置するステップは、前記一方の赤外線信号受光手段を、前記他方の赤外線信号送信手段に含まれる赤外線発光素子の照射範囲内で対峙するように配置するステップを含む、請求項5に記載の相互認証プログラム。
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