JP2005317756A - 太陽電池パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールの冷却効率の向上による出力電圧向上を図ることができ、さらには太陽電池モジュールの取り替え作業を容易に行うことができる太陽電池パネルを提供すること。
【解決手段】太陽電池の受光面を常に太陽の方向へ向けて発電を行う追尾型太陽光発電装置に用いられる太陽電池パネルであって、複数の太陽電池モジュールと、これらの太陽電池モジュールを搭載する支持板と、支持板が太陽を追尾するように支持板を回動させるための回転軸とを備え、支持板は熱伝導性を有する材料からなり、各太陽電池モジュールは受光面と対向する裏面が支持板の表面と面接触していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽電池パネルに関し、詳しくは、太陽追尾機能を有する太陽光発電装置に用いられる太陽電池パネルに関する。
太陽電池パネルの受光面を常に太陽の方向に向けて発電を行う太陽追尾機能を有する太陽光発電装置(以下、この明細書において、「追尾型太陽光発電装置」と称する)が知られている。
このような追尾型太陽光発電装置としては、例えば、図7および図8に示されるような構造のものが知られている。図7は従来の追尾型太陽光発電装置の概略的な構成を示す斜視図、図8は図7に示される追尾型太陽光発電装置において太陽電池パネルが裏返った状態を示す斜視図である。
図7に示されるように、従来の追尾型太陽光発電装置100は、回転軸104を有する太陽電池パネル101と、回転軸104を支持する支持台107とから主に構成されている。回転軸104は支持台107のベアリング108を介して支持され、モーター109によって駆動されるように構成されている。
また、図8に示されるように、太陽電池パネル101は複数の太陽電池モジュール102と、これら太陽電池モジュール102を固定する金属製のフレーム110とから構成されている。フレーム110に固定された各太陽電池モジュール102は、その裏面側が開放され、熱が滞留しないように配慮されている。
ところで、太陽電池は太陽光の日射が強くなるに従い出力電力は増大するが、太陽電池自体の温度が上昇し、その温度上昇により出力電圧が低下するという性質がある。特に、追尾型太陽光発電装置の場合、太陽電池パネルが常に太陽の方向に向けられるため、一般的な固定式と比較して照射される太陽光のエネルギー密度が高くなり、太陽電池の温度上昇による出力損失の影響が大きくなる。
そこで、温度上昇対策として、太陽電池モジュールの裏面に放熱フィンを取り付け、さらにモジュール枠側面に穴を設けることにより空冷効率を向上させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−83003号公報
上述のように、従来の追尾型太陽光発電装置に用いられる太陽電池パネルは、太陽電池モジュールの裏面側が開放された状態であり、太陽電池モジュール裏面に放熱フィンを取り付けるだけでも空冷による冷却効率は向上すると考えられるが、放熱効率をさらに向上させるためには、より大きな放熱フィンを取り付ける必要がある。さらに、このような方法では、太陽電池モジュール毎に放熱フィンを取り付ける必要があり、取り付け作業が煩雑になる。また、太陽電池モジュールの故障等による交換時には新たな放熱フィンを取り付けるか古い太陽電池モジュールからの付け替えが必要になり、太陽電池モジュールの交換作業が煩雑になるという問題がある。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、追尾型太陽光発電装置に用いられたときに太陽電池モジュールの冷却効率の向上による出力電圧向上を図ることができ、さらには太陽電池モジュールの取り替え作業を容易に行うことができる太陽電池パネルを提供するものである。
この発明は、太陽電池の受光面を常に太陽の方向へ向けて発電を行う追尾型太陽光発電装置に用いられる太陽電池パネルであって、複数の太陽電池モジュールと、これらの太陽電池モジュールを搭載する支持板と、支持板が太陽を追尾するように支持板を回動させるための回転軸とを備え、支持板は熱伝導性を有する材料からなり、各太陽電池モジュールは受光面と対向する裏面が支持板の表面と面接触していることを特徴とする太陽電池パネルを提供するものである。
この発明によれば、複数の太陽電池モジュールを支持する支持板が熱伝導性を有する材料からなり、各太陽電池モジュールはその裏面が支持板に面接触しているので、各太陽電池モジュールが太陽光によって熱せられたときに、各太陽電池モジュールの熱を支持板を介して放熱できる。この結果、各太陽電池モジュールの温度上昇が抑えられ、出力電圧の向上が図られる。
さらには、支持板が、太陽電池モジュールを支える役割と、各太陽電池モジュールの放熱を促進させる役割を兼ねるので、太陽電池モジュールの交換時に放熱用の部材を別途取り付ける必要がなくなり、交換作業が容易になる。
この発明は、太陽電池の受光面を常に太陽の方向へ向けて発電を行う追尾型太陽光発電装置に用いられる太陽電池パネルであって、複数の太陽電池モジュールと、これらの太陽電池モジュールを搭載する支持板と、支持板が太陽を追尾するように支持板を回動させるための回転軸とを備え、支持板は熱伝導性を有する材料からなり、各太陽電池モジュールは受光面と対向する裏面が支持板の表面と面接触していることを特徴とする。
この発明において、追尾型太陽光発電装置とは、太陽電池の受光面を常に太陽の方向に向ける太陽追尾機能を有する太陽光発電装置を意味する。
この発明において太陽電池パネルとは、複数の太陽電池モジュールが1つの支持板上に搭載されたものを意味する。
この発明において太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルが電気的に接続されるか、或いは、単一の太陽電池セルからなり、1つの発電単位をなすものを意味する。
この発明において、各太陽電池モジュールは受光面と対向する裏面が支持板の表面と面接触するが、ここで「面接触」とは、太陽電池モジュールの裏面の少なくとも一部の領域が支持板の表面に面状に接触している状態を意味し、必ずしも裏面の全面が支持板の表面に面接触している必要はない。
この発明による太陽電池パネルは、各太陽電池モジュールの裏面と支持板の表面との間に配される熱伝導性のシーリング材をさらに備えることが好ましい。
このような構成によれば、各太陽電池モジュールの裏面と支持板の表面が隙間なく密着するようになることから、各太陽電池モジュールと支持板との間の熱伝導性が向上し、各太陽電池モジュールの放熱性がより一層向上する。
この発明による太陽電池パネルにおいて、支持板はその裏面に表面積を増大させる凹凸が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、支持板の裏面側の表面積が大きくなることから、支持板の放熱性が向上し、この結果、各太陽電池モジュールの放熱性がより一層向上する。
この発明による太陽電池パネルにおいて、支持板の表面は太陽電池モジュールを搭載する搭載領域と、太陽電池モジュールを搭載しない非搭載領域に規定され、支持板は非搭載領域に表面積を増大させる凹凸が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、支持板の表面側の表面積が大きくなることから、結果として太陽電池モジュールの放熱性がより一層向上する。
また、非搭載領域に凹凸が形成される上記構成において、支持板の非搭載領域に形成された凹凸は、複数の直線状の溝によって構成され、各溝はその長手方向が回転軸と平行となるように配されると共に断面形状が矩形であることが好ましい。
このような構成によれば、追尾型太陽光発電装置の太陽電池パネルとして用いられた場合に、支持板の表面に入射する太陽光は常に垂直入射となり、凹凸が形成された領域における多重反射が抑えられることから支持板の反射率が高められる。この結果、支持板の温度上昇を抑えることができ、太陽電池モジュールの放熱性がより一層向上する。
この発明による太陽電池パネルにおいて、支持板はその表面が太陽電池モジュールを搭載する搭載領域と、太陽電池モジュールを搭載しない非搭載領域に規定され、支持板は非搭載領域上に遮光板が設けられ、支持板の表面と遮光板との間に通気可能な隙間が形成されることが好ましい。
このような構成によれば、遮光板によって支持板の非搭載領域を太陽光から遮ることができ、さらに、支持板の表面と遮光板との間に形成される通気可能な隙間によって遮光板から支持板への熱伝達を抑制することができる。この結果、支持板の温度上昇を効果的に抑えることができ、各太陽電池モジュールの放熱性がより一層向上する。
また、非搭載領域上に遮光板が設けられる上記構成において、遮光板は太陽に向けられる表面が鏡面加工されていることが好ましい。
このような構成によれば、遮光板の反射率が向上することにより遮光板の温度上昇を抑えることができる。この結果、支持板の温度上昇を効果的に抑えることができ、各太陽電池の放熱性がより一層向上する。
また、非搭載領域上に遮光板が設けられる上記構成において、遮光板は支持板の非搭載領域と対向する裏面側に断熱材を有することが好ましい。
このような構成によれば、支持板の表面と遮光板との間に形成される通気可能な隙間の温度上昇を抑えることができる。この結果、支持板の温度上昇をより効果的に抑えることができ、各太陽電池の放熱性がより一層向上する。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳細に説明する。
実施例1
この発明の実施例1による追尾型太陽光発電装置について、図1および図2に基づいて説明する。図1は実施例1による追尾型太陽光発電装置の概略的な構成を示す斜視図、図2は図1に示される追尾型太陽光発電装置のA−A'部分拡大断面図である。
図1および図2に示されるように、実施例1による追尾型太陽光発電装置10に用いられている太陽電池パネル11は、4つの太陽電池モジュール12と、これらの太陽電池モジュール12を搭載する支持板13と、支持板13が太陽を追尾するように支持板13を回動させるための回転軸14とを備えている。支持板13は熱伝導性を有する材料からなり、各太陽電池モジュール12は受光面と対向する裏面が支持板13の表面と面接触している。
各太陽電池モジュール12は、モジュール固定用金具15とボルト16で支持板13に固定され、支持板13は回転軸14に固定されている。
回転軸14は、支持台17上にベアリング18を介して支持され、モーター19によって駆動される。支持板13は仰角30度に設定され、回転軸14によって1軸駆動されることにより太陽を追尾する。この実施例では支持板13の形状を円形として意匠性を高めているが、もちろん他の形状であってもよい。
図2に示されるように、各太陽電池モジュール12は、多結晶シリコンからなる太陽電池セル20を直列接続した出力40Wタイプのものである。太陽電池モジュール12は、従来と同様に、表面ガラス21と裏面フィルム22の間に配された太陽電池セル20をEVA23で封止し、さらに周囲をアルミニウム枠24で囲った構造を有する。アルミニウム枠24は通常の住宅用太陽電池モジュールと異なり、太陽電池モジュール12の裏面側への突出高さが5mmとされている。太陽電池モジュール12の出力は、裏面の端子ボックス25を通じて配線ケーブル26により取り出される。
支持板13は、太陽電池モジュール12の裏面に突出したアルミニウム枠24と端子ボックス25を逃がすため、アルミニウム枠24については幅20mm、深さ6mmの溝27が形成され、端子ボックス25については端子ボックス25の最大幅50mmより5mm大きな直径を有する穴28が形成されている。
これにより、太陽電池モジュール12の裏面フィルム22と支持板13とが密着可能になり、太陽電池モジュール12から支持板13への熱伝導効率が向上する。なお、太陽電池モジュール12の出力を取り出す配線ケーブル26は、支持板13の穴28を介して端子ボックス25に接続される。
太陽電池モジュール12の裏面と支持板13の表面との間には熱伝導性材料であるシリコングリース29が介在し、太陽電池モジュール12の裏面フィルム22と支持板13との密着性をさらに向上させている。熱伝導性材料としては、シリコンの他にもグラファイトや金属などを主成分とするものを用いることができ、これらの材料を混合したものであってもよいが、その性状としては、裏面フィルム22と支持板13の表面との間の微細な隙間を埋めるという観点から柔軟性や流動性に優れたものが好ましい。このため、粒子状熱伝導性材料を主成分とするペースト状のものが好適である。
太陽電池モジュール12の出力を取り出す配線ケーブル26は、絶縁防水被覆された銅ケーブルからなり、各々が2mm2の断面積を有する。
支持板13は熱伝導性や機械的強度を考慮し、厚さ10mmのアルミニウム板で構成しているが、熱伝導性と機械的強度を満たすものであれば、他の材質やサイズでもよい。例えば、ステンレス、鉄等の金属板であってもよく、支持板13の面積が大きいために強度が不足する場合には、鉄、アルミニウム、ステンレス等からなる棒状の補強材によって支持板13の裏面側に補強が加えられてもよい。
支持板13の裏面には、3mmの最大高低差を有する凹凸30が形成される。凹凸30が形成されることにより、支持板13の裏面側における表面積が増大し、支持板13の放熱効率が向上するため、結果として太陽電池モジュール12の温度上昇を抑えることができる。支持板13の裏面に形成される凹凸30の断面形状は、多角形、円弧またはそれらを組合せたものであり、ライン状、ドット状のいずれでもよい。
一方、支持板13の表面には、太陽電池モジュール12の搭載領域を除く領域、すなわち非搭載領域に複数の直線状の溝からなる凹凸31が形成され、非搭載領域における表面積が増大している。この凹凸31を構成する各溝は3mmの深さを有し、その長手方向が回転軸14(図1参照)と平行となるように延びている。さらに、支持板13の表面側は鏡面加工され、反射率が高められている。
支持板13の表面側に形成される凹凸31を上記のような構成とすることにより、支持板13に入射する太陽光は凹凸31の形成領域においても常に垂直入射するようになり、凹凸31の形成領域における多重反射が防止される。さらに、鏡面加工によって高い反射率で反射されることから支持板13の温度上昇は最低限に抑えられ、結果として太陽電池モジュール12の温度上昇を抑えることができる。
実施例2
この発明の実施例2による追尾型太陽光発電装置について図3および図4に基づいて説明する。図3は、この発明の実施例2による追尾型太陽光発電装置の概略的な構成を示す斜視図、図4は図3に示される追尾型太陽光発電装置のB−B'部分拡大断面図である。
図3および図4に示されるように、実施例2による追尾型太陽光発電装置40に用いられる太陽電池パネル41は、支持板43の非搭載領域上に遮光板42が設けられている。 遮光板42は、厚さ3mmのステンレス板からなり、太陽光を受ける表面側が鏡面加工され、反射率が高められている。遮光板42は支持板43の非搭載領域上に円筒形のスペーサ44を介してボルト16によって固定されることにより、支持板43の表面と遮光板42の裏面との間に通気可能な空間45を形成している。
遮光板42を設けることにより、支持板43の非搭載領域に太陽光が照射されなくなり、支持板43の温度上昇が抑えられる。また、遮光板42の表面が鏡面加工されることにより遮光板42自体の温度上昇も抑えられ、さらに、支持板43の表面と遮光板42の裏面との間に形成される通気可能な空間45によって、遮光板42から支持板43への熱伝達も抑えられる。これらの結果、支持板43の温度上昇が抑えられ放熱効率が向上することから、結果として太陽電池モジュール12の温度上昇が抑えられる。
遮光板42はステンレス板以外で構成されてもよく、例えば、高反射率のアルミニウム板や銀板なども用いることができる。
一方、支持板43の表面の非搭載領域および裏面に形成される凹凸31は、いずれも複数の直線状の溝から構成され、各溝は、深さが3mmでその長手方向が回転軸と平行となるように延びている。その他の構成は上述の実施例1と同様である。
実施例3
この発明の実施例3による追尾型太陽光発電装置について図5に基づいて説明する。図5は、実施例3による追尾型太陽光発電装置において実施例2のB−B’部分拡大図に相当する図である。
図5に示されるように、実施例3による追尾型太陽光発電装置(図示せず)に用いられる太陽電池パネル51は、遮光板42の裏面側に発泡スチロールからなる断熱材52が設けられている。断熱材52を設けることにより、支持板43と遮光板42との間の通気可能な空間45の温度上昇が抑えられ、遮光板42から支持板43への熱伝達がより効果的に抑えられる。この結果、支持板43の温度上昇が抑えられて放熱効率が向上し、太陽電池モジュール12の温度上昇が抑えられる。
断熱材52は、発泡スチロール以外のもので構成されてもよく、例えば、グラスウール、ウレタン、ポリスチレンフォームなどを用いることもできる。その他の構成は上述の実施例2と同様である。
実施例3による追尾型太陽光発電装置では、日射強度900W/m2の条件において、特に放熱構造を備えない一般的な太陽電池モジュール(図示せず)の温度が63℃まで上昇するのに対して、太陽電池モジュール12の温度を48℃に抑えることができる。太陽電池出力の温度係数は−0.5%/℃であることから、放熱構造を備えない一般的な太陽電池モジュールに対して7.5%の出力向上が得られることになる。
実施例4
この発明の実施例4による追尾型太陽光発電装置について図6に基づいて説明する。図6は実施例4による追尾型太陽光発電装置において実施例2のB−B’部分拡大断面図に相当する図である。
図6に示されるように、実施例4による追尾型太陽光発電装置(図示せず)に用いられる太陽電池パネル61は、遮光板42が太陽電池モジュール12側へ5度傾けて取り付けられている。これにより、遮光板42に入射した散乱光は太陽電池モジュール12へ導かれ、遮光による支持板43の放熱効率の向上のみならず、太陽電池モジュール12への集光効率の向上による出力向上が得られる。なお、このような構成において、遮光板42は表面の反射率が高いほど出力向上の効果が大きくなる。その他の構成は上述の実施例3と同様である。
実施例2〜4では、遮光板による支持板の温度上昇の抑制効果とそれに伴う太陽電池モジュールの温度上昇の抑制効果について主に説明したが、遮光板42の表面に色彩や模様を施すことにより太陽電池パネルの意匠性を高めることもできる。この場合、遮光板の表面における反射率の低下とそれに伴う遮光板の温度上昇が懸念されるが、遮光板自体を断熱性の材料で構成するか、或いは、実施例3および実施例4のように遮光板の裏側に断熱材を設けることにより支持板の温度上昇抑制効果は維持される。
実施例1による追尾型太陽光発電装置の概略的な構成を示す斜視図である。 図1に示される追尾型太陽光発電装置のA−A'部分拡大断面図である。 実施例2による追尾型太陽光発電装置の概略的な構成を示す斜視図である。 図3に示される追尾型太陽光発電装置のB−B'部分拡大断面図である。 実施例3による追尾型太陽光発電装置において実施例2のB−B'部分拡大図に相当する図である。 実施例4による追尾型太陽光発電装置において実施例2のB−B'部分拡大断面図に相当する図である。 従来の追尾型太陽光発電装置の概略的な構成を示す斜視図である。 図7に示される追尾型太陽光発電装置において太陽電池パネルが裏返った状態を示す斜視図である。
符号の説明
10,40・・・追尾型太陽光発電装置
11,41,51,61・・・太陽電池パネル
12・・・太陽電池モジュール
13,43・・・支持板
14・・・回転軸
15・・・モジュール固定用金具
16・・・ボルト
17・・・支持台
18・・・ベアリング
19・・・モーター
20・・・太陽電池セル
21・・・表面ガラス
22・・・裏面フィルム
23・・・EVA
24・・・アルミニウム枠
25・・・端子ボックス
26・・・配線ケーブル
27・・・溝
28・・・穴
29・・・シリコングリース
30,31・・・凹凸
42・・・遮光板
44・・・スペーサ
45・・・空間

Claims (8)

  1. 太陽電池の受光面を常に太陽の方向へ向けて発電を行う追尾型太陽光発電装置に用いられる太陽電池パネルであって、複数の太陽電池モジュールと、これらの太陽電池モジュールを搭載する支持板と、支持板が太陽を追尾するように支持板を回動させるための回転軸とを備え、支持板は熱伝導性を有する材料からなり、各太陽電池モジュールは受光面と対向する裏面が支持板の表面と面接触していることを特徴とする太陽電池パネル。
  2. 各太陽電池モジュールの裏面と支持板の表面との間に配される熱伝導性のシーリング材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル。
  3. 支持板はその裏面に表面積を増大させる凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル。
  4. 支持板の表面は太陽電池モジュールを搭載する搭載領域と、太陽電池モジュールを搭載しない非搭載領域に規定され、支持板は非搭載領域に表面積を増大させる凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル。
  5. 支持板の非搭載領域に形成された凹凸は、複数の直線状の溝によって構成され、各溝はその長手方向が回転軸と平行となるように配されると共に断面形状が矩形であることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池パネル。
  6. 支持板はその表面が太陽電池モジュールを搭載する搭載領域と、太陽電池モジュールを搭載しない非搭載領域に規定され、支持板は非搭載領域上に遮光板が設けられ、支持板の表面と遮光板との間に通気可能な隙間が形成されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池パネル。
  7. 遮光板は、太陽に向けられる表面が鏡面加工されていることを特徴とする請求項6に記載の太陽電池パネル。
  8. 遮光板は、支持板の非搭載領域と対向する裏面側に断熱材を有することを特徴とする請求項6に記載の太陽電池パネル。
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