JP2005316346A - レンズ保護装置 - Google Patents
レンズ保護装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005316346A JP2005316346A JP2004162555A JP2004162555A JP2005316346A JP 2005316346 A JP2005316346 A JP 2005316346A JP 2004162555 A JP2004162555 A JP 2004162555A JP 2004162555 A JP2004162555 A JP 2004162555A JP 2005316346 A JP2005316346 A JP 2005316346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- protection
- area
- protection device
- protective member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、デジタルマイクロミラーを用いた光学機器、特にプロジェクタに用いるレンズの保護装置に関するものであり、安価であり、かつ紛失を防止することが可能なレンズ保護装置に関する。
【解決手段】本発明は、請求項1に記載するように、投影光が投影レンズの約半分の領域のみ透過するデジタルマイクロミラー式光学機器のレンズ保護装置において、前記レンズを部分的に覆う第1の保護領域と、非使用時には前記投影光が透過する領域を覆い保護すると共に、使用時にはこの領域を開放する第2の保護領域を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、請求項1に記載するように、投影光が投影レンズの約半分の領域のみ透過するデジタルマイクロミラー式光学機器のレンズ保護装置において、前記レンズを部分的に覆う第1の保護領域と、非使用時には前記投影光が透過する領域を覆い保護すると共に、使用時にはこの領域を開放する第2の保護領域を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばデジタルマイクロミラー方式プロジェクタの投影レンズの保護装置に関するものである。
プロジェクタに限らず、カメラなどレンズを有する装置においては、非使用時における、レンズの保護が必要となる。
従来は、レンズキャップを用い、非使用時はレンズキャップをレンズに装着しレンズを保護し、使用時はレンズキャップを外して投影、あるいは撮影をおこなっていた。
しかしながら、このレンズキャップを用いる場合、そのレンズキャップを紛失してしまうことがあった。
従来は、レンズキャップを用い、非使用時はレンズキャップをレンズに装着しレンズを保護し、使用時はレンズキャップを外して投影、あるいは撮影をおこなっていた。
しかしながら、このレンズキャップを用いる場合、そのレンズキャップを紛失してしまうことがあった。
ところで、デジタルマイクロミラー式のプロジェクタは、液晶プロジェクタとは異なった特性を有する。
図5に、デジタルマイクロミラー式のプロジェクタの構造図を示す。
20は白色光源のアーク(発光点)、21は集光ミラーとしての楕円ミラー、22は輪帯部分が光の三原色(赤、緑、青)に分割された回転可能なカラーフィルタ、23は光学部品であるライトトンネル、24はコンデンサレンズ、25は折り返しミラーとしての平面ミラー、26は第2の折り返しミラーとしての球面ミラー、27は反射表示手段としてのDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)、28は第2のコンデンサレンズ、8は投影レンズである。
図5に、デジタルマイクロミラー式のプロジェクタの構造図を示す。
20は白色光源のアーク(発光点)、21は集光ミラーとしての楕円ミラー、22は輪帯部分が光の三原色(赤、緑、青)に分割された回転可能なカラーフィルタ、23は光学部品であるライトトンネル、24はコンデンサレンズ、25は折り返しミラーとしての平面ミラー、26は第2の折り返しミラーとしての球面ミラー、27は反射表示手段としてのDMD(ディジタルマイクロミラーデバイス)、28は第2のコンデンサレンズ、8は投影レンズである。
ここで、DMD27は、「光学」(Vol.25,No.6,p.313〜314,1996年)に記載されているように、2次元的に配列した各ピクセルが微小なミラーから構成され、各ピクセルごとにその直下に配置されたメモリー素子による静電界作用によって上記微小ミラーの傾きを制御し、反射光の反射角度を変化させることによってオン/オフ状態を作る反射形表示素子である。そして、ピクセルがオフの状態では、当該ピクセルの微小ミラーによる反射光が投影レンズに入射せず、ピクセルがオンの状態では、当該ピクセルの微小ミラーによる反射光が投影レンズ8に入射してスクリーンに画像を形成するように光学系部品を配置する必要がある。
なお、各ピクセルの微小ミラーのオン時の傾き角は、DMD27の光線の入射面に対して10度から12度程度と決められている。
なお、各ピクセルの微小ミラーのオン時の傾き角は、DMD27の光線の入射面に対して10度から12度程度と決められている。
特開2000−194035号
特開2001−242542号
レンズキャップの紛失防止に技術としては、例えば技術文献1に示されたような、レンズキャップと装置本体とをキャップストリングで結ぶものや、技術文献2に示されたような装置本体に開閉機構を設けるものがある。
しかしながら、キャップストリングを用いるものは、そのキャップストリングが邪魔になるという問題があり、また装置本体にk愛丙機構を設けるものは、装置のデザインが限定されてしまうという問題や、コストが高くなるという問題がある。
しかしながら、キャップストリングを用いるものは、そのキャップストリングが邪魔になるという問題があり、また装置本体にk愛丙機構を設けるものは、装置のデザインが限定されてしまうという問題や、コストが高くなるという問題がある。
本発明は、投影レンズを部分的にしか用いていないデジタルマイクロミラー方式プロジェクタの特徴を利用して、投影レンズの保護を確実に行うと共に、保護装置の紛失という問題を解決することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載するように、投影光が投影レンズの約半分の領域のみ透過するデジタルマイクロミラー式光学機器のレンズ保護装置において、前記レンズを部分的に覆う第1の保護領域と、非使用時には前記投影光が透過する領域を覆い保護すると共に、使用時にはこの領域を開放する第2の保護領域を有することを特徴としている。
本発明によれば、デジタルマイクロミラー方式の光学装置の本体デザイン設計に制限を加えることなく、また安価にレンズの保護を行うことが可能となる。
また、この保護装置の紛失を防止することが可能となる。
また、この保護装置の紛失を防止することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態を示す斜視図であり、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を用いたプロジェクタに用いられるレンズ保護装置を示している。
これらの図において、1は円筒形状の第1の保護部材であり、図示しないプロジェクタの投影レンズ側面に固定される。
2は前記第1の保護部材を覆うような円筒形状の第2の保護部材であり、投影光が透過できるように開口がレンズ中心点より深く設けられている。
この第2の保護部材は回転することにより前記開口が上方に配置された状態で投影動作が行われ、前記開口が下方に配置された状態で、投影レンズを保護する。3は第2の保護部材の開閉動作に応じて上下運動する可動部、4は第2の保護部材に設けられた第1の突起部であり、可動部3の上部に設けられたスリット開口に挿入される。
この可動部3は、前記第2の保護部材の開口が上方に配置された状態で最も下に位置し、投影光の通過する面積を最大とすように配置され、前記第2の保護部材2の開口が下方に配置された状態で最も上に位置し、前記第1の保護部材1と前記第2の保護部材2の開口との隙間を塞ぐように配置される。
5は第2の保護部材に設けられた第2の突起部、7は第1の保護部材に設けられた第3の突起であり、6は前記第1の保護部材1に設けられた第3の突起部7と第2の保護部材2の第2の突起部5とに両端が接合されるバネである。
尚、第2の突起部5と、第3の突起部7との位置関係を図2に示す。
第2の保護部材の第2の突起5は、投影レンズを保護した状態のときは、図中9の位置に配置され、投影動作を行っている状態のときは、図中10の位置に配置される。
この位置9と位置10とを結ぶ直線に垂直で、かつレンズの中心を通る直線上に第3の突起部が設けられている。
また、バネ6は上述の位置9と位置10の状態で自然長となるように固定される。このため、第2の保護部材が90度未満に回転した状態では位置9側にバネの力が加わり、90度以上に回転した状態では、位置10側にバネの力が加わる。
従って、第2の保護部材2は、閉じた状態または開いた状態が最も安定した状態となる。
これらの図において、1は円筒形状の第1の保護部材であり、図示しないプロジェクタの投影レンズ側面に固定される。
2は前記第1の保護部材を覆うような円筒形状の第2の保護部材であり、投影光が透過できるように開口がレンズ中心点より深く設けられている。
この第2の保護部材は回転することにより前記開口が上方に配置された状態で投影動作が行われ、前記開口が下方に配置された状態で、投影レンズを保護する。3は第2の保護部材の開閉動作に応じて上下運動する可動部、4は第2の保護部材に設けられた第1の突起部であり、可動部3の上部に設けられたスリット開口に挿入される。
この可動部3は、前記第2の保護部材の開口が上方に配置された状態で最も下に位置し、投影光の通過する面積を最大とすように配置され、前記第2の保護部材2の開口が下方に配置された状態で最も上に位置し、前記第1の保護部材1と前記第2の保護部材2の開口との隙間を塞ぐように配置される。
5は第2の保護部材に設けられた第2の突起部、7は第1の保護部材に設けられた第3の突起であり、6は前記第1の保護部材1に設けられた第3の突起部7と第2の保護部材2の第2の突起部5とに両端が接合されるバネである。
尚、第2の突起部5と、第3の突起部7との位置関係を図2に示す。
第2の保護部材の第2の突起5は、投影レンズを保護した状態のときは、図中9の位置に配置され、投影動作を行っている状態のときは、図中10の位置に配置される。
この位置9と位置10とを結ぶ直線に垂直で、かつレンズの中心を通る直線上に第3の突起部が設けられている。
また、バネ6は上述の位置9と位置10の状態で自然長となるように固定される。このため、第2の保護部材が90度未満に回転した状態では位置9側にバネの力が加わり、90度以上に回転した状態では、位置10側にバネの力が加わる。
従って、第2の保護部材2は、閉じた状態または開いた状態が最も安定した状態となる。
図3に本実施例のレンズ保護装置の開閉動作を示す。
実際には可動部3は第1の保護部材1より紙面後方に位置し、部分的に台1の保護部材により覆われ見えないはずであるが、説明上、全体形状を示している。
(1)は、第1の保護部材1、第2の保護部材2、及び可動部3によって、投影レンズを完全に覆い投影レンズが保護されている状態を示している。
尚、第1の保護部材1と第2の保護部材2を繋ぐバネ6は自然長の状態であり、第2の保護部材にはバネ6による力は作用していない。
(2)は、矢印方向に第2の保護部材2を保護部材1の周りに45度程度回転させている状態を示している。
バネ6は自然長より引き伸ばされた状態であり、第2の保護部材にはバネ6から、(1)の状態に戻そうとする方向に力が作用している。
また、可動部3は、(1)の状態よりも下方に位置している。
(3)は、矢印方向に第2の保護部材を90度回転させた状態を示している。先に述べたとおり、90度以下では(1)の状態に向うようにバネ6の力が第2の保護部材2に作用し、この90度を超えると(4)の状態へ向うようにバネ6の力が保護部材2に作用する。
尚、可動部2は(2)の状態よりさらに下方に位置している。
(4)は、保護装置が完全に開閉した状態を示している。
尚、第1の保護部材1と第2の保護部材2を繋ぐバネ6は自然長の状態であり、第2の保護部材にはバネ6による力は作用していない。
また、可動部3は、最も下方に位置している。
この状態で投影動作が行われる。
実際には可動部3は第1の保護部材1より紙面後方に位置し、部分的に台1の保護部材により覆われ見えないはずであるが、説明上、全体形状を示している。
(1)は、第1の保護部材1、第2の保護部材2、及び可動部3によって、投影レンズを完全に覆い投影レンズが保護されている状態を示している。
尚、第1の保護部材1と第2の保護部材2を繋ぐバネ6は自然長の状態であり、第2の保護部材にはバネ6による力は作用していない。
(2)は、矢印方向に第2の保護部材2を保護部材1の周りに45度程度回転させている状態を示している。
バネ6は自然長より引き伸ばされた状態であり、第2の保護部材にはバネ6から、(1)の状態に戻そうとする方向に力が作用している。
また、可動部3は、(1)の状態よりも下方に位置している。
(3)は、矢印方向に第2の保護部材を90度回転させた状態を示している。先に述べたとおり、90度以下では(1)の状態に向うようにバネ6の力が第2の保護部材2に作用し、この90度を超えると(4)の状態へ向うようにバネ6の力が保護部材2に作用する。
尚、可動部2は(2)の状態よりさらに下方に位置している。
(4)は、保護装置が完全に開閉した状態を示している。
尚、第1の保護部材1と第2の保護部材2を繋ぐバネ6は自然長の状態であり、第2の保護部材にはバネ6による力は作用していない。
また、可動部3は、最も下方に位置している。
この状態で投影動作が行われる。
図4に、第2の実施例を示す。
この実施例は,上述の第1の実施例に比べ、より簡単な構造をなしており、第2の保護部材は、分割された蓋形状に構成され、ヒンジを介して開閉動作が行われる。
この実施例は,上述の第1の実施例に比べ、より簡単な構造をなしており、第2の保護部材は、分割された蓋形状に構成され、ヒンジを介して開閉動作が行われる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、DMDを用いたデジタルカメラの光学ユニットの保護装置としても利用できる。
また、保護装置の構造、各部品の配置構造も図1に限定されるものではない。
また、保護装置の構造、各部品の配置構造も図1に限定されるものではない。
本発明では、プロジェクタやカメラなどのレンズの保護に利用することができる。
1:第1の保護部材
2:第2の保護部材
3:可動部
2:第2の保護部材
3:可動部
Claims (3)
- 投影光が投影レンズの約半分の領域のみ透過するデジタルマイクロミラー式光学機器のレンズ保護装置において、前記レンズを部分的に覆う第1の保護領域と、非使用時には前記投影光が透過する領域を覆い保護すると共に、使用時にはこの領域を開放する第2の保護領域を有することを特徴とするレンズ保護装置。
- 前記第2の保護領域は、回転移動することによって、前記保護状態と開放状態が切り替わることを特徴とする請求項1項記載のレンズ保護装置。
- 前記第2の保護領域は,前記第2の保護領域の回転移動に連動して保護領域を拡大又は縮小する可動部を有することを特徴とする請求項1項記載のレンズ保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004162555A JP2005316346A (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | レンズ保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004162555A JP2005316346A (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | レンズ保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005316346A true JP2005316346A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35443819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004162555A Pending JP2005316346A (ja) | 2004-04-28 | 2004-04-28 | レンズ保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005316346A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016061955A1 (zh) * | 2014-10-20 | 2016-04-28 | 海信集团有限公司 | 投影显示设备保护装置和投影显示设备 |
-
2004
- 2004-04-28 JP JP2004162555A patent/JP2005316346A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016061955A1 (zh) * | 2014-10-20 | 2016-04-28 | 海信集团有限公司 | 投影显示设备保护装置和投影显示设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6959990B2 (en) | Prism for high contrast projection | |
US7993014B2 (en) | Prism for high contrast projection | |
US6958777B1 (en) | Exposure control in electromechanical imaging devices | |
US20010048558A1 (en) | Reflecting projection unit for a projector | |
US8585216B2 (en) | Video projector which obliquely projects images onto screen | |
JP4760582B2 (ja) | アイグラスディスプレイ | |
JP2005316346A (ja) | レンズ保護装置 | |
JP2006023441A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2007034102A (ja) | 背面投射型プロジェクタ | |
JP2005025113A (ja) | 投写型表示装置 | |
JP2008022362A (ja) | アイグラスディスプレイ | |
JP2006098588A (ja) | ディジタルマイクロミラー式の光学機器 | |
WO2020261851A1 (ja) | 投影装置 | |
JP2007155902A (ja) | 結像光学系 | |
JP2006058859A (ja) | 画像表示装置 | |
JP6914388B2 (ja) | 投射レンズ及び投射装置 | |
JP2006201646A (ja) | プロジェクタ | |
JP2004279498A (ja) | 画像投影装置 | |
JP2007279082A (ja) | 反射マイクロデバイスの遮光装置 | |
JP2003177352A (ja) | 投写型表示装置及びこれを用いた背面投写型表示装置 | |
JP2006030586A (ja) | 投射レンズ装置及びプロジェクタ装置 | |
JP2005173095A (ja) | 投写型画像表示装置 | |
JP4756362B2 (ja) | アイグラスディスプレイ | |
JP2005107465A (ja) | 光学ユニット及びプロジェクタ装置 | |
TW202215141A (zh) | 光路調整機構及其製造方法 |