JP2005316199A - 画像形成装置における転写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや像担持体へのダメージを防止した、画像形成装置における転写装置を提供することが課題である。
【解決手段】 トナー画像を担持する像担持体と転写ニップで接触すると共に、表面に接触させた転写電流印加手段から転写バイアス電流を印加されて転写ニップに送られる転写材に前記トナー画像を転写させる転写ローラを設け、この転写ローラを、導電性軸芯の周囲にイオン導電材を巻装して構成すると共に、転写電流印加手段を、該転写電流印加手段から印加する転写バイアス電流が、前記転写ローラ軸芯を経由して前記転写電流印加手段と転写ニップ間を流れるような位置に配すると共に、転写電流印加手段軸方向に複数に分割し、少なくとも前記転写材における最小サイズの通紙域とそれ以外の部分に別個の転写バイアス電源を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に用いられる転写装置に係り、特に、像担持体上のトナー画像を転写材に転写させる転写ローラと、該転写ローラに接触し、転写バイアス電流を給電する転写電流印加手段とを有する画像形成装置における転写装置に関するものである。
電子写真方式で像担持体上に形成されたトナー画像を転写材に転写する手段としては、従来から、コロトロンあるいはスコロトロンのチャージャを用いたものがあるが、近年、オゾン発生量の抑制、転写材の搬送安定性、転写バイアストランスの低出力化等の観点から、転写ローラが多く用いられるようになっている。
この転写ローラは、環境安定性に優れたカーボンや金属酸化物をEPDM(エチレンプロピレンゴム)、ウレタン、クロロプレンゴム、ニトリルゴム等に分散させたり(電子導電タイブ)、エピクロルヒドリンゴムやニトリルゴムとエピクロルヒドリンゴムをブレンドしたもの(イオン導電タイブ)、イオン導電性のものにカーボン導電性を付与し、環境変動を押さえたハイブリッドタイプなどがよく用いられている。
しかしながらこの電子導電タイブの転写ローラは、感光体(像担持体)としてアモルファスシリコン(a−Si)を用いた場合、転写に必要な電流がOPCなどに比較して10倍程度必要となり、カーボンや金属酸化物の分散ムラが有ると、そこに生じた導電路への電荷集中によって転写ムラが起こったり、アモルファスシリコンのSi−C層が破壊されて画像上に黒点が発生するという問題がある。
こういったことに対処するため例えば特許文献1、2には、転写ローラの電荷供給作用の制御を容易にしてトナー像の保持を確実にし、トナー飛び散り等を防止したり(特許文献1)、環境条件や転写材の違いに拘わらず安定した転写性を得たり(特許文献2)するためではあるが、転写ローラの少なくとも表層に誘電体層を設け、該誘電体層表面にローラ状の帯電部材を接触させて転写ローラ上に転写電荷を供給し、この転写電荷によって像担持体上のトナー画像を転写部材に転写させるようにした技術が示されている。
また、画像形成装置では一般的に複数のサイズの転写材(記録媒体)を使えるようにしているが、こういった転写ローラは軸方向長さが最大用紙幅より長く構成されており、そのため小サイズの転写材(記録媒体)を使う場合、非画像形成領域、すなわち非通紙域への通電によって種々の問題を起こすことがある。そのため、例えば特許文献3、4には、印刷する用紙幅に応じ、転写ローラを軸方向に複数に分割して用紙幅に対応するブロックのみに電圧を印加できるようにしたり(特許文献3)、転写ローラの通紙幅方向に複数の電極と個別にバイアス電流を印加して定電流制御できる電源を設け、転写材の抵抗を考慮して最適転写電流でトナー像を転写できるようにして、こういった問題を起こさないようにした転写装置が示されている。
特開平6−138784号公報 特開平9−34278号公報 特開平6−258965号公報 特開2001−188422号公報
しかしながら、これら特許文献1、2に示された技術は、誘電体層の転写電荷蓄積にムラが生じやすく、画像形成時に転写手段に印加する電圧を決定する制御動作や転写部材の抵抗値を検知する制御を行ったり(特許文献1)、環境条件や転写材の種類に応じて誘電体層裏面を接地したりする(特許文献2)など、複雑な制御が必要である。
そのため本発明においては、簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや像担持体へのダメージを防止した、画像形成装置における転写装置を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明における画像形成装置における転写装置は、
電子写真方式により形成されたトナー画像を担持する像担持体と転写ニップで接触すると共に、表面に接触させた転写電流印加手段から転写バイアス電流を印加され、前記転写ニップに送られる転写材に前記トナー画像を転写させる転写ローラを備えて複数サイズの転写材を使用可能に構成した画像形成装置における転写装置であって、
前記転写ローラは導電性軸芯の周囲にイオン導電材を巻装して構成され、前記転写電流印加手段を前記イオン導電材における分極を防止する為に、前記転写電流印加手段からの転写電流が前記転写ローラ軸芯を経由して転写ニップ間に流れるような位置に配すると共に、前記転写電流印加手段は軸方向に少なくとも前記転写材における最小サイズの通紙域とそれ以外の部分に複数に分割され、該分割されたそれぞれに別個の転写バイアス電源を接続したことを特徴とする。
このように転写ローラの材質として、例えばエピクロルヒドリンゴムなどのイオン導電材を用いると、カーボンや金属酸化物をEPDM(エチレンプロピレンゴム)等に分散させた電子導電タイブの転写ローラと異なって電荷集中が起こりにくく、そのため簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや像担持体へのダメージを防止した、画像形成装置における転写装置を提供することができる。ただ、イオン導電材を用いて転写ローラを構成した場合、例えば転写ローラ軸芯に転写バイアス電流を印加して転写ニップとの間で電流が流れるようにすると、通電時間の経過とともに、イオンが転写ニップまたは軸芯の一方に偏って(分極)抵抗値の上昇がおこり、環境変動とともに転写ローラ耐久性を悪化させる要因となる。
しかしながら本発明のように、転写電流印加手段から給電する転写バイアス電流を、転写ローラ軸芯経由で転写電流印加手段と転写ニップの間に流れるようにすることにより、例えば転写ローラにおける転写ニップ位置で軸芯から転写ニップ方向に電流が流れるとすると、その転写ニップ位置に有る部位が転写電流印加手段の位置に来たとき、今度は転写電流印加手段から軸芯方向に電流が流れるから、イオン導電材には逆方向の電界がかかり、イオンの偏り(分極)は起こらず、抵抗値の上昇による転写ローラ耐久性の悪化は防止できる。
しかし、複数サイズの転写材(記録媒体)を使う画像形成装置においては、小サイズの転写紙(記録媒体)を使用すると、転写ローラと感光体(像担持体)ドラムとのニップ部に通紙域と非通紙域ができ、非通紙域では、転写材の抵抗がないため通紙域より大きな電流が流れる。ところが給電ローラから軸芯までは、抵抗値がほぼ一定であるから流れる電流は転写ローラの軸端から軸端までほぼ一定であり、そのため、小サイズの転写材(記録媒体)を用いたときは、転写ローラにおける通紙域と非通紙域では、供給ローラから軸芯までと軸芯から転写ニップまでに流れる電流量が異なり、分極を防止することかができなくなってしまう。
ところが本発明においては、転写ローラに転写バイアス電流を印加する転写電流印加手段は、軸方向に複数に分割され、少なくとも前記転写材における最小サイズの通紙域とそれ以外の部分に別個の転写バイアス電源を備えているから、たとえ小サイズの転写材(記録媒体)の場合でも、分極を起こさないようなバイアス電流設定を行うことが可能となり、イオンの偏り(分極)は起こらず、抵抗値の上昇による転写ローラ耐久性の悪化は防止できる。
そして、前記複数の転写バイアス電源は、軸方向最大サイズの転写材通紙時に同一転写バイアス電流を出力し、小サイズの転写材通紙時は、通紙域を含む部分の出力より通紙域を含まない部分の出力値を高くする制御手段を有することを特敬とする。
このように、複数の転写バイアス電源を、軸方向最大サイズの転写材通紙時に同一転写バイアス電流を出力し、小サイズの転写材通紙時に、通紙域を含む部分の出力より通紙域を含まない部分の出力値を高くするよう制御することにより、通紙域を含まない部分では軸芯から転写ニップまでの抵抗が小さくなって大きな電流が流れるが、それに対応して転写電流印加手段から軸芯までの出力が高くなるから、転写ローラの半回転毎に同一の電流値が得られ、転写ローラにおけるイオンの偏り(分極)は起こらず、抵抗値の上昇による転写ローラ耐久性の悪化は防止できる。
また、前記制御手段は、前記通紙域を含む部分の転写バイアス電流と通紙域を含まない部分の転写バイアス電流を、温湿度条件に対応させて変化させる事を特徴とする。
このように、温湿度情報によって複数の転写バイアス電流出力値を変化させることで、温湿度変化によって通紙域と通紙域外の電流値の差が変化しても、適宜最適な転写バイアス電流を印加することが出来る。
このように本発明によれば、簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや像担持体へのダメージを防止した、画像形成装置における現像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1、図2は本発明になる画像形成装置における転写装置の構成概略を示す図、図3は本発明になる画像形成装置における転写装置に使用するイオン導電のイメージを示した図、図4は本発明になる画像形成装置における転写装置で用いる転写ローラのイオンの偏り(分極)が起こらない理由を説明するための図、図5は本発明になる画像形成装置における転写装置で転写電流印加手段を配置する位置を説明するための図、図6は本発明になる画像形成装置における転写装置を用いて最大サイズの転写材(記録媒体)を通紙するときの転写バイアス電流の印加状況を示した図、図7は本発明になる画像形成装置における転写装置を用いて小サイズの転写材(記録媒体)を通紙するときの転写バイアス電流の印加状況を示した図、図8は本発明になる画像形成装置における転写装置を用いて温湿度条件に対応させて転写バイアス電流を変化させることを説明するための図、図9は転写電流印加手段を分割していない場合に小サイズの転写材(記録媒体)を通紙させたときの、通紙域と非通紙域における転写バイアス電流の状況を説明するための図、図10は本発明になる画像形成装置における転写装置のように転写ローラ表面に転写電流印加手段を接触させて転写電流を印加した場合と、転写ローラ軸芯から転写電流を印加した場合の転写ローラの体積抵抗値変化状況を示したグラフ、図11は従来のカーボンや金属酸化物をEPDM(エチレンプロピレンゴム)等に分散させた電子導電タイブの転写ローラと、イオン導電材を用いた転写ローラのそれぞれに、転写電流印加手段を表面に接触させて転写電流を印加した時と軸芯から転写電流を印加した時とでの抵抗変化を測定したグラフ、図12は軸芯から転写電流を印加する場合に生じる不具合を説明するための図である。
本発明になる画像形成装置における転写装置は、図2に構成断面を示したように、電子写真方式により形成されたトナー画像を担持する感光層がアモルファスシリコン感光体である感光体(像担持体)ドラム1に、導電性軸芯21の周囲にエピクロルヒドリンゴムなどのイオン導電材を単層のソリッドまたは発泡弾性体として巻装した転写ローラ2を圧接して転写ニップを形成し、転写ローラ2の中心に対して転写ニップの逆側に、SUSなどの導電材を用いた転写電流印加手段としての給電ローラ3を圧接して転写バイアス電源4を接続してある。
このうち転写電流印加手段としての給電ローラ3は、図1に示したように、軸方向に少なくとも転写材(記録媒体)における最小サイズの通紙域(例えば3)とそれ以外の部分(例えば3、3)との複数に分割され、それぞれの領域には、別個の高圧発生手段(転写バイアス電源)55、55、55、……55を接続してあり、さらにそれらの高圧発生手段(転写バイアス電源)55、55、55、……55には、紙サイズ検知手段51からの信号でそれぞれの高圧発生手段(転写バイアス電源)55、55、55、……55に、通紙される転写材(記録媒体)に最適な転写バイアス電流値を印加させる制御CPU52により、出力電流を指示する高圧制御部53、増幅器54が接続されている。
なお、転写ローラ2を構成するイオン導電材としては、金属錯体(例えば過塩素酸リチウムや、1エチル−3メチル−イミタゾリウム−ビス(トリフルオロメチルスルフォニル)イミドなど)などをNBR等に添加したものや前記したエピクロルヒドリンゴムなどを用いることができ、このイオン導電材は図3に示したように、イオン導電材15を挟んだ+と−の電極11、12の間に電圧を印加すると、印加された電圧により形成された電界によって+イオンと−イオンがイオン導電材15(転写ローラ2)を移動し電流がながれる。
そのため、このようなイオン導電材を用いて転写ローラ2を構成すると、従来のカーボンや金属酸化物を用いて導電性を付与した転写ローラと異なり、イオンは分散ムラを生ぜずに電荷集中が起こりにくいから、感光体(像担持体)ドラム1にダメージを与えて形成画像に黒点が発生するなどの不具合は生じない。
しかし、このイオン導電材を用いた転写ローラ2は図12に示したように、転写バイアス電源4を転写ローラ2の軸芯21に接続して電流を印加した場合、転写電流が例えば矢印27のように転写ローラ2の軸芯21から、感光体(像担持体)ドラム1と転写ローラ2とが接して転写材(記録媒体)6を挟む転写ニップの方向に流れているとすると、イオン導電材の中の−(マイナス)イオンは転写ニップで常時転写ローラ2の外周方向に流れて分極し、後記するように、時間と共に図10に31で示したように抵抗値が増えてしまう。
そのため本発明においては、イオン導電材を巻装した転写ローラ2を感光体(像担持体)ドラム1に圧接して転写ニップを形成すると共に、その転写ニップとは逆側に、SUSなどの導電材を用いて転写バイアス電源4を接続した給電ローラ3を圧接して給電することで、この分極を防ぐようにしたものである。
この分極を防ぐメカニズムを図4に基づいて説明すると、図4(A)において、転写ローラ2における感光体(像担持体)ドラム1と接触してニップを形成している特定部位には、矢印24に示したように給電ローラ3から転写ローラ2における軸芯21を経由して転写電流が流れるとする。この給電ローラ3から転写ローラ2の軸芯21を経由して感光体(像担持体)ドラム1とのニップ部に流れる電流は、常時この方向に流れるが、転写ローラ2が回転すると、図4(A)の矢印24を描いた特定部位は、90度回転した図4(B)では矢印24が図上右方向を向き、さらに90度回転した図4(C)では矢印24は、図4(A)の場合とは全く逆方向の給電ローラ3側を向く。すなわち、図4(A)で矢印24の方向に電流が流れていた転写ローラ2の特定部位は、図4(C)では全く逆方向の26で示した電流が流れることになり、転写ローラ2におけるイオン導電材にかかる電界は、転写ローラ2の半回転毎に逆方向になる。
そのため図12に示したように、転写バイアス電源4を転写ローラ2の軸芯21に接続した時と異なり、イオン導電材の中のイオンから見ると半回転毎に電界の方向が反転するようになり、例えば図2に示したように、感光体(像担持体)ドラム1を接地して給電ローラ3に−を印加すると、図4(A)における矢印24で示した部位では、−イオンが、転写ローラ2における軸芯21から感光体(像担持体)ドラム1までは感光体(像担持体)ドラム1側へ、転写ローラ2における給電ローラ3から軸芯21までは軸芯21側に集まり、半周した図4(C)においては、図4(A)で感光体(像担持体)ドラム1側へ集まったイオンが軸芯21側へ、軸芯21側に集まったイオンが感光体(像担持体)ドラム1側に集まってくる。
従って、転写ローラ2を構成するイオン導電材中のイオンは半回転毎に転写ローラ2における外周部と軸芯21側に交互に移動し、分極が起こることがない。その効果を示したのが図10のグラフで、これは、感光体(像担持体)ドラム1にイオン導電材で構成した転写ローラ2を圧接させ、図2に示したように、給電ローラ3を感光体(像担持体)ドラム1とは反対側に圧接して給電するようにした本発明の転写装置と、図12に示したように、転写ローラ2における軸芯21から給電するようにした転写装置を用い、100μAの連続通電エージングを行って、それぞれの転写ローラ2における体積抵抗値の変化量を測定したものである。
この図10において、横軸はエージング時間、縦軸は体積抵抗値の変化量をΔlogΩとして表したもので、31は図12に示したように、転写ローラ2における軸芯21から給電するようにした転写装置におけるデータ、32は本発明の転写装置のように、給電ローラ3を感光体(像担持体)ドラム1とは反対側に圧接して給電するようにした転写装置におけるデータである。
すなわちこのグラフから明らかなように、31の転写ローラ2における軸芯21から給電するようにした転写装置では、エージング時間と共に転写ローラ2における体積抵抗値が上昇しているのに対し、32の給電ローラ3を感光体(像担持体)ドラム1とは反対側に圧接して給電するようにした転写装置の場合はその抵抗値が殆ど変化無く、非常に安定している。
なお以上の説明では、給電ローラ3を転写ローラ2における感光体(像担持体)ドラム1とは反対側に位置させ、感光体(像担持体)ドラム1と転写ローラ2と給電ローラ3におけるそれぞれの中心が略直線上に配置された場合を例に説明してきたが、本発明の転写装置は、給電ローラ3から供給した電流が転写ローラ2における軸芯21を経由して転写ニップに流れればよく、そのためには、給電ローラ3が図5に示したような位置に配置されても同様な効果を得ることができる。
この図5に示した給電ローラ3の位置は、rを転写ローラ2の半径、rを転写ローラ軸芯21の半径、Lを転写電流印加手段としての給電ローラ3が転写ローラ2と接している位置から、感光体(像担持体)ドラム1と転写ローラ2とが接している転写ニップまでの直線距離としたとき、給電ローラ3を、
L≧2(r−r) ………(1)
を満たす位置に配するようにしたものである。
すなわち、転写ローラ2の軸芯21は導電性であるから、転写ローラ2を構成するイオン導電材が全体的に均質な体積抵抗を有していると仮定すれば、給電ローラ3から転写ローラ2に給電した転写電流は、より抵抗値の低い経路を通って転写ニップに達する。そのため給電ローラ3を前記(1)式で示したように、給電ローラ3が転写ローラ2と接している位置から感光体(像担持体)ドラム1と転写ローラ2とが接している転写ニップまでの直線距離Lを、給電ローラ3と転写ローラ2が接している位置から軸芯21までの距離、すなわち(r−r)を2倍した距離より大きくなるような位置とすると、転写電流が給電ローラ3から軸芯21を経由して転写ニップに達することとなり、前記した、分極を防ぐために充分な電界の反転効果が得られる。なお、本実施例ではrは10mm、rは3mm、Lは20mmであり、感光体1の中心と転写ローラ2の中心を結ぶ線と給電ローラ3の中心と転写ローラ2の中心を結ぶ線のなす角度が略90度(Lが約14mmである)〜180度で上記式(1)が成立する。(抵抗値の最も低くなる経路を電流が流れるため)
なお、この給電ローラ3の設置位置は、以上説明してきたLとr、rとの距離的な関係だけでなく、転写ローラ2を構成するイオン導電材における、(r−r)間の体積抵抗、すなわち給電ローラ3から軸芯21までの体積抵抗Rvと軸芯21から転写ニップまでの体積抵抗Rvとを加えた値と、転写ローラ2における給電ローラ3と接触する位置から転写ニップまでの表面抵抗値Rsとの関係として規定しても良い。これは、転写ローラ2における表面抵抗値Rsが、給電ローラ3から軸芯21を経由して転写ニップに至るまでの体積抵抗2Rvより大きい、すなわち、
Rs>2Rv ………………(2)
とするような位置に給電ローラ3を設置すれば、半分以上の電流が給電ローラ3から軸芯21を経由して転写ニップに達することとなり、前記した、分極を防ぐために充分な電界の反転効果が得られることになる。なお、本実施例では転写ローラ2をイオン導電材で構成した場合、表面抵抗値Rsは1×10Ω、体積抵抗Rvは1×10Ω程度になる。
なお、従来用いられていたカーボンや金属酸化物をEPDM等に分散させた電子導電タイブの転写ローラでは、前記したようなカーボンや金属酸化物の分散ムラに起因する電荷集中による転写ムラや感光体(像担持体)ドラム1へのダメージの他に、感光体(像担持体)ドラム1への圧接や、本発明の転写装置のように給電ローラ3を圧接した場合、転写ローラ2中のカーボンや金属酸化物による通電路が切断され、抵抗が増してしまうという現象も生じる。
それを示したのが図11のグラフであり、この図11は、以上説明してきた本発明の転写装置に使われるイオン導電材を用いた転写ローラ2と、従来のカーボンや金属酸化物をEPDM等に分散させた電子導電タイブの転写ローラとを用い、それぞれの転写ローラに、図2に示したように給電ローラ3を圧接させて給電した転写装置と、図12に示したように、転写ローラの軸芯21に給電した転写装置とを用い、100μAの連続通電エージングを行って、それぞれの転写ローラにおける体積抵抗値の変化量を測定したものである。
この図11において、横軸はエージング時間、縦軸は体積抵抗値の変化量をlogΩとして表したもので、61はイオン導電材を用いた転写ローラ2に給電ローラ3を圧接させて給電した場合、62は同じくイオン導電材を用いた転写ローラ2の軸芯21に給電した場合、63はカーボンなどを用いた電子導電タイプの転写ローラ2を用い、給電ローラ3を圧接させて給電した場合、64は同じく電子導電タイプの転写ローラ2の軸芯21に給電した場合である。
この実験結果によれば、カーボンなどを用いた電子導電タイプの転写ローラ2を用い、給電ローラ3を圧接させて給電した63は、実験開始直後に急激に抵抗値が上昇し、その後、少しずつ抵抗値が低下している。また、同じくカーボンなどを用いた電子導電タイプの転写ローラ2を用い、軸芯21から給電した64では、53の場合より大きくはないがやはり実験開始直後に抵抗値が上昇してほぼその値近辺で推移している。
すなわちこの現象は、前記したように転写ローラ2の感光体(像担持体)ドラム1への圧接や、本発明の転写装置のように給電ローラ3の圧接により、転写ローラ2中のカーボンや金属酸化物による通電路が切断され、抵抗が増してしまったものである。
それに対してイオン導電材を用いた転写ローラ2の軸芯21に給電した場合は、前記図10に示した実験結果と同様、時間の経過と共に生じたイオン導電材の分極に起因して抵抗値が上昇するため、ほぼ滑らかに一定割合で抵抗値が上昇し、本発明の転写装置のように、イオン導電材を用いた転写ローラ2に給電ローラ3を圧接させて給電した61では、大きな抵抗値上昇は起こらずに安定して推移している。
しかしながらこのように転写装置を構成しても、画像形成装置が複数サイズの転写材(記録媒体)6を扱う場合、図9に示したように、サイズの小さな転写材(記録媒体)6の場合に給電ローラ3から軸芯21までの電流と、軸芯21から転写ニップまでの電流が異なってしまい、そのため、反転した電界の大きさが異なって分極が進み、転写ローラ2の抵抗値が上昇してしまうということが生じる。なお、図9は略図であり、実際には非通紙域においても転写ローラ2はドラム1と接触している。
すなわち、小サイズの転写材(記録媒体)6を使用したとき、転写ローラ2と感光体(像担持体)ドラム1とのニップ部にこの転写材(記録媒体)6による通紙域と非通紙域ができ、軸芯21から転写ニップまでは、通紙域に比較して非通紙域における転写材(記録媒体)6分の抵抗がなくなるために抵抗値が小さくなり、通紙域に流れる電流40より大きな電流41が流れる。ところが給電ローラ3から軸芯21までは、抵抗値がほぼ一定であるから流れる電流42は転写ローラの軸端から軸端までほぼ一定であり、そのため、小サイズの転写材(記録媒体)6が通紙するときは、転写ローラ2が半回転したときの電界の大きさが一定とならず、分極を防止することかができなくなってしまうのである。
そのため本発明においては、転写電流印加手段としての給電ローラ3を、図1に示したように軸方向に少なくとも転写材(記録媒体)における最小サイズの通紙域(例えば3)とそれ以外の部分(例えば3、3)との複数に分割し、それぞれの領域に別個の高圧発生手段(転写バイアス電源)55、55、55、……55を接続したもので、さらにそれらの高圧発生手段(転写バイアス電源)55、55、55、……55には、紙サイズ検知手段51からの信号で、通紙される転写材(記録媒体)6に最適な転写バイアス電流を印加させる制御を行うCPU52により転写バイアス電流値を指示される、高圧制御部53、増幅器54を接続している。なお、給電ローラ3は、絶縁体の軸心(図示せず)にSUS等の導電性部材で構成されたそれぞれの通紙域の大きさに合わせた軸方向の長さを有する円筒状の部材(3、3,3)を噛合させ、それぞれの円筒状の部材間には間隙(本実施例では0.5mmを設けている)。
このように構成した本発明になる画像形成装置における転写装置において、図6に示したように、画像形成装置で用いる最大幅の転写材(記録媒体)6を用いて印字が行われる場合、使用する転写材(記録媒体)6の紙サイズを、光学センサを使ったり印字データから検知する紙サイズ検知手段51が最大サイズの転写材(記録媒体)6による印字が行われることを検出し、それを制御CPU52に伝える。すると制御CPU52は、軸芯21から転写ローラ2と感光体(像担持体)1とのニップとの間、及び給電ローラ3から軸芯21との間には、いずれの部分も等しい電流43が流れると判断し、図1における高圧発生手段55、55、55、……55に等しいバイアス電流を発生させるよう高圧制御部53に指示する。
そのため高圧発生手段55、55、55、……55は、いずれも等しい転写バイアス電流を発生し、軸芯21から転写ローラ2と感光体(像担持体)1とのニップとの間、及び給電ローラ3から軸芯21との間には、いずれの部分も等しい電流43が流れて前記したように転写ローラ2の半回転毎にイオン導電材に逆向きで大きさが等しい電界がかかり、イオン導電材の分極は防止される。
一方図7に示したように、小サイズの転写材(記録媒体)6を使用したときは、前記したように転写ローラ2と感光体(像担持体)ドラム1とのニップ部にこの転写材(記録媒体)6による通紙域と非通紙域ができ、軸芯21から転写ニップまでは、通紙域に比較して非通紙域における転写材(記録媒体)6分の抵抗がなくなるために抵抗値が小さくなり、通紙域に流れる電流40より大きな電流41が流れる。そのため紙サイズ検知手段51から、小サイズの転写材(記録媒体)6による印字が行われるという信号を受けた制御CPU52は、分割されている給電ローラ3、3には非通紙域の軸芯21から転写ニップに流れる大きな電流41と同じ電流41が流れるように、また給電ローラ3には通紙域の軸芯21から転写ニップに流れる小さな電流40と同じ電流40が流れるように高圧制御部53に指示する。
そのため高圧発生手段55、55は大きなバイアス電流41を、高圧発生手段55は小さなバイアス電流40を発生し、分割された給電ローラ3、3、3のそれぞれに供給する。従って、転写ローラ2における分割された給電ローラ3、3、3のそれぞれに対応した部位には、転写ニップに小サイズの転写材(記録媒体)6があるために生じた電流の差に対応した電流が発生し、転写ローラ2の半回転毎にイオン導電材に逆向きで大きさが等しい電界がかかり、イオン導電材の分極は防止される。
また、この小サイズの転写材(記録媒体)6を使用したときの通紙域と非通紙域の電流量の差は、温湿度条件によって大きく変化する。そのため本発明においては、図8に示したように、温湿度条件によって分割した給電ローラ3、3、3、……各々へのバイアス電流出力を可変制御するようにした。すなわち、高温高湿環境の図8(A)では、通紙域に対して非通紙域の抵抗低下が大きいため、給電ローラ3、3には通紙域に対応した給電ローラ3に印加するバイアス電流44より高いバイアス電流45を、通常の温度湿度環境の図8(B)では前記したようなバイアス電流40、41を、さらに低温低湿環境の図8(C)では、通紙域に対して非通紙域の抵抗低下が小さいため、給電ローラ3、3と給電ローラ3には、差の小さいバイアス電流46、47をそれぞれ印加するよう制御CPU52が高圧制御部53に指示する。つまり、給電ローラ3、3に印加すべき電流は高温高湿環境、通常の温度湿度環境、低温低湿環境の順に小さくなる。そのため、温湿度条件が変化しても、常に最適な転写バイアス電流が給電ローラ3、3、3……に供給され、イオン導電材の分極は防止される。
なお、以上の説明では、給電ローラ3の分割数を3の場合を例に説明してきたが、これはこの分割数に限られないことは自明である。
このように本発明になる画像形成装置における転写装置によれば、簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや像担持体へのダメージを防止し、さらに、イオンの偏り(分極)に起因する、抵抗値の上昇や環境変動による転写ローラ耐久性の悪化を防止して、常に安定した転写性能を発揮できる転写装置を提供することができる。
以上、種々述べてきたように本発明によれば、転写ローラ2の材質として、例えばエピクロルヒドリンゴムなどのイオン導電材を用いたことにより、カーボンや金属酸化物をEPDM(エチレンプロピレンゴム)等に分散させた電子導電タイブの転写ローラと異なって電荷集中が起こりにくく、そのため簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや感光体(像担持体)ドラム1へのダメージを防止でき、また、給電ローラ3を転写ローラ2に圧接させて転写バイアス電流を、転写ローラ2の軸芯21経由で転写ニップに流れるようにしたことで、イオン導電材を用いたときに問題となるイオンの偏り(分極)も防止でき、従って、抵抗値の上昇や環境変動による転写ローラ耐久性の悪化をも防止して、常に安定した転写性能を発揮できる転写装置を提供することができる。
また本発明においては、転写ローラに転写バイアス電流を印加する転写電流印加手段が軸方向に複数に分割され、少なくとも前記転写材における最小サイズの通紙域とそれ以外の部分に別個の転写バイアス電源を備えているから、たとえ小サイズの転写材(記録媒体)の場合でも、分極を起こさないようなバイアス電流設定を行うことが可能となり、イオンの偏り(分極)は起こらず、抵抗値の上昇や環境変動による転写ローラ耐久性の悪化は防止できる。
さらに、複数の転写バイアス電源を、軸方向最大サイズの転写材通紙時に同一転写バイアス電流を出力し、小サイズの転写材通紙時に、通紙域を含む部分の出力より通紙域を含まない部分の出力値を高くするよう制御することにより、通紙域を含まない部分では軸芯から転写ニップまでの抵抗が小さくなって大きな電流が流れるが、それに対応して転写電流印加手段から軸芯までの出力が高くなるから、転写ローラの半回転毎に同一の電流値が得られ、転写ローラにおけるイオンの偏り(分極)は起こらず、抵抗値の上昇や環境変動による転写ローラ耐久性の悪化は防止できる。
また、温湿度情報によって複数の転写バイアス電流出力値を変化させることで、温湿度変化によって通紙域と通紙域外の電流値の差が変化しても、適宜最適な転写バイアス電流を印加することが出来る。
本発明によれば、簡単な構成で、しかも複雑な制御を要さずに転写ムラや像担持体へのダメージや転写ローラの抵抗値上昇を防止し、長期にわたり安定して動作する画像形成装置における現像装置を提供することができる。
本発明になる画像形成装置における転写装置の構成概略を示す図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置の構成概略を示す図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置に使用するイオン導電のイメージを示した図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置で用いる転写ローラのイオンの偏り(分極)が起こらない理由を説明するための図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置で転写電流印加手段を配置する位置を説明するための図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置を用いて最大サイズの転写材(記録媒体)を通紙するときの転写バイアス電流の印加状況を示した図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置を用いて小サイズの転写材(記録媒体)を通紙するときの転写バイアス電流の印加状況を示した図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置を用いて温湿度条件に対応させて転写バイアス電流を変化させることを説明するための図である。 転写電流印加手段を分割していない場合に小サイズの転写材(記録媒体)を通紙させたときの、通紙域と非通紙域における転写バイアス電流の状況を説明するための図である。 本発明になる画像形成装置における転写装置のように転写ローラ表面に転写電流印加手段を接触させて転写電流を印加した場合と、転写ローラ軸芯から転写電流を印加した場合の転写ローラの体積抵抗値変化状況を示したグラフである。 従来のカーボンや金属酸化物をEPDM(エチレンプロピレンゴム)等に分散させた電子導電タイブの転写ローラと、イオン導電材を用いた転写ローラのそれぞれに、転写電流印加手段を表面に接触させて転写電流を印加した時と軸芯から転写電流を印加した時とでの抵抗変化を測定したグラフである。 軸芯から転写電流を印加する場合に生じる不具合を説明するための図である。
符号の説明
1 感光体(像担持体)ドラム
2 転写ローラ
、3、3 複数に分割した給電ローラ
55、55、55、……55 複数に分割した給電ローラのそれぞれに対応させた高圧発生手段(転写バイアス電源)
5 アース(接地)
21 導電性軸芯
51 紙サイズ検知手段
52 制御CPU
53 高圧制御部
54 増幅器

Claims (3)

  1. 電子写真方式により形成されたトナー画像を担持する像担持体と転写ニップで接触すると共に、表面に接触させた転写電流印加手段から転写バイアス電流を印加され、前記転写ニップに送られる転写材に前記トナー画像を転写させる転写ローラを備えて複数サイズの転写材を使用可能に構成した画像形成装置における転写装置であって、
    前記転写ローラは導電性軸芯の周囲にイオン導電材を巻装して構成され、前記転写電流印加手段を前記イオン導電材における分極を防止する為に、前記転写電流印加手段からの転写電流が前記転写ローラ軸芯を経由して転写ニップ間に流れるような位置に配すると共に前記転写電流印加手段は軸方向に少なくとも前記転写材における最小サイズの通紙域とそれ以外の部分に複数に分割され、該分割されたそれぞれに別個の転写バイアス電源を接続したことを特徴とする画像形成装置における転写装置。
  2. 前記複数の転写バイアス電源は、軸方向最大サイズの転写材通紙時に同一転写バイアス電流を出力し、小サイズの転写材通紙時は、通紙域を含む部分の出力より通紙域を含まない部分の出力値を高くする制御手段を有することを特敬とする請求項1に記載した画像形成装置における転写装置。
  3. 前記制御手段は、前記通紙域を含む部分の転写バイアス電流と通紙域を含まない部分の転写バイアス電流を、温湿度条件に対応させて変化させる事を特徴とする請求項2に記載した画像形成装置における転写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014054A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Fuji Xerox Co Ltd 転写装置及び転写プログラム
JP2017129850A (ja) * 2016-01-15 2017-07-27 キヤノン株式会社 画像形成装置

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