JP2005315843A - 超音波検査方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被検査体内部の欠陥であるか否かを適正に判定できる超音波検査方法を提供することである。
【解決手段】 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子とを用意し、垂直探触子を用いて被検査体の肉厚を測定して垂直探触子で測定した肉厚及び斜角探触子の屈折角に基づいて斜角探触子の超音波ビーム路程を算出し、一方、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求め、被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、斜角探傷法により被検査体の欠陥部位を検出する超音波検査方法及び装置に関する。
発電プラントにおいては、蒸気配管や給排水配管等のプラント構成機器の健全性を評価するために超音波検査が実施されている。例えば、被検査体である配管の外面に超音波探触子を設置し、超音波探触子から被検査体内部に超音波を送信して、被検査体内部の欠陥部位からの反射エコーを受信し、被検査体内部の欠陥を検出するようにしている。
一般に、超音波検査は斜角探傷法による直射法が行われるが、被検査体における肉厚方向の探傷範囲や被検査体の幾何的な形状の制約がある場合には、斜角探傷による1回反射法が行われている(例えば、非特許文献1参照)。斜角探傷法による1回反射法は被検査体面に探触子を設置し、その反対面で超音波を1回だけ反射させて欠陥部位からの反射エコーを受信し傷を探すものである。このため、被検査体の肉厚方向において、探触子を設置した面に近い範囲を探傷する際に利点がある。
斜角探傷法では垂直探傷法と異なり反対面での反射エコーが得られず、傷などの反射源に超音波が当たった場合に反射エコーとして観察されるので、反射エコーなどの反射源位置を直感的に知ることはできない。このため、測定しておいた探触子の入射点や屈折角を用いた三角関数の関係式により反射源の位置を幾何学的に推定することになる。
すなわち、欠陥の位置を評価する場合には、欠陥部位からの反射エコーを検出し、被検査体の肉厚及び探触子の屈折角から超音波ビーム路程を算出し欠陥部位の位置を推定することになる。プラント構成機器である配管等には公称肉厚が示されているので、配管等の被検査体の肉厚としては、設計図面などから知ることができる被検査体の公称肉厚を用いている。
新非破壊検査便覧、編者:社団法人日本非破壊検査協会、発行者:藤吉敏生、発行所:日刊工業新聞社、1992年10月15日、P297
ところが、被検査体の肉厚としては被検査体の公称肉厚を用いているので、公称肉厚と実肉厚との間に誤差があると、欠陥部位の位置の推定にも誤差が生じる。斜角探傷法による1回反射法では、欠陥の位置を被検査体の肉厚を基に推定するので、欠陥の位置を正確に評価するためには、探触子の屈折角を正確に測定することに加え被検査体の実肉厚を正確に知る必要がある。
図11は、斜角探傷法による1回反射法で肉厚に誤差のある被検査体のスミ肉溶接部の欠陥を探傷する場合の不具合の説明図である。被検査体である検査対象母材11と他の母材12とがスミ肉溶接されてスミ肉溶接部13が形成されており、検査対象部材11のスミ肉溶接部13におけるビード部近傍の探傷を行う場合を考える。いま、検査対象母材11の公称肉厚がtであり、斜角探触子14の屈折角がθであるとし、欠陥部位からの反射エコーがビーム路程Wで検出されたとする。この場合、超音波ビーム路程はW(Wの距離=Wの距離)と算出されることになり、検査対象母材11と他の母材13との溶接部の位置A1に欠陥部位が位置すると推定されることになる。
この場合、検査対象母材11の実肉厚が公称肉厚tより薄い肉厚t’であった場合には、超音波ビーム路程はW’(W’の距離=Wの距離)であり、他の部材12がスミ肉溶接部13と接するビード部の位置A2の欠陥部位からの反射エコーであると推察される。逆に、検査対象母材11の実肉厚が公称肉厚tより厚い肉厚t”であった場合には、超音波ビーム路程はW”(W”の距離=Wの距離)であり、検査対象母材11の内部の位置A3の欠陥部位からの反射エコーであると推察される。
ここで、欠陥深さをd、超音波ビーム路程をW、肉厚をt、屈折角をθとした場合、欠陥深さdは下記の(1)式で示される。
d=2t−Wcosθ …(1)
例えば、肉厚tの評価に1mmの誤差が生じると、欠陥深さdには2mmの誤差が生じることになり、欠陥位置に2mmの誤差が生じることになる。この誤差により実際には検査対象母材11内部の欠陥であるにもかかわらず、他の母材12とスミ肉溶接部13とのビード部での欠陥であると推定してしまい、検査対象母材11の適切な探傷ができない。
一方、肉厚tに誤差がない場合であっても、斜角探触子14の位置が把握できていないと欠陥部位の横方向の位置を特定することができない。図12は、斜角探傷法による1回反射法で肉厚に誤差のない被検査体のスミ肉溶接部の欠陥を探傷する場合の不具合の説明図である。図12では反射エコーのビーム路程Wが1回反射より短い場合を示している。
いま、斜角探触子14が反射エコーのビーム路程Wを検出したとする。斜角探触子14が位置X1にあるときは、検査対象母材11の内部の欠陥深さdの位置B1に欠陥部位があることになる。同様に、斜角探触子14が位置X2にあるときは、検査対象母材11の内部の欠陥深さdの位置B2に欠陥部位があることになり、斜角探触子14が位置X3にあるときは、検査対象母材11の内部の欠陥深さdの位置B3に欠陥部位があることになる。このように、斜角探触子14の位置が把握できていないと欠陥部位の横方向の位置を特定することができない。
図13は、斜角探傷法による1回反射法で肉厚に誤差のない被検査体のスミ肉溶接部の欠陥を探傷する場合の他の不具合の説明図である。図13では反射エコーのビーム路程Wが1回反射のビーム路程と同じである場合を示している。1回反射のビーム路程で反射エコーが得られた場合は、欠陥深さdが零であることは分かるが、斜角探触子14が位置X1にあるときは、溶接線のトウ部へ沿った位置C1での溶接不良であり、斜角探触子14が位置X2にあるときは、溶接線ルート部の位置C2での欠陥であり、斜角探触子14が位置X3にあるときは、他の母材12と検査対象母材11との境界に沿った位置C3での欠陥である。
従って、斜角探触子14の位置が把握できていないと、溶接線のトウ部へ沿った位置C1での溶接不良なのか、溶接線ルート部の位置C2での欠陥なのか、あるいは他の母材12と検査対象母材11との境界に沿った位置C3での欠陥なのかの判別が不明である。このように、斜角探触子14の位置Xが把握できていないと欠陥部位の横方向の位置を特定することができない。
本発明の目的は、被検査体内部の欠陥であるか否かを判別できるとともに、欠陥部位の位置も判定できる超音波検査方法及び装置を提供することである。
請求項1の発明に係わる超音波検査方法は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子とを用意し、前記垂直探触子を用いて前記被検査体の肉厚を測定して前記垂直探触子で測定した肉厚及び前記斜角探触子の屈折角に基づいて前記斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップと、前記斜角探触子を用いて前記被検査体からの反射エコー分布を求めるステップとを予め定めた順序でまたは並行して行い、前記被検査体の反射エコー分布に重ねて前記超音波ビーム路程を表示することを特徴とする。
請求項2の発明に係わる超音波検査方法は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子と前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置とを用意し、前記垂直探触子を用いて前記被検査体の肉厚を測定して前記垂直探触子で測定した肉厚及び前記斜角探触子の屈折角に基づいて前記斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップと、前記斜角探触子を用いて前記被検査体からの反射エコー分布を求めるステップと、前記位置測定装置を用いて前記斜角探触子の位置を測定するステップとを予め定めた順序でまたは並行して行い、前記被検査体の反射エコー分布に重ねて前記超音波ビーム路程を表示し、前記斜角探触子の位置から欠陥部位の位置を判別することを特徴とする。
請求項3の発明に係わる超音波検査方法は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子と前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置とを用意し、前記垂直探触子を用いて前記被検査体の肉厚を測定して前記垂直探触子で測定した肉厚及び前記斜角探触子の屈折角に基づいて前記斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップと、前記斜角探触子を用いて前記被検査体からの反射エコー分布を求めるステップと、前記位置測定装置を用いて前記斜角探触子の位置を測定するステップとを予め定めた順序でまたは並行して行い、前記被検査体の反射エコー分布に重ねて前記超音波ビーム路程を表示するとともに前記斜角探触子の位置を表示し、前記斜角探触子の位置から欠陥部位の位置を判別することを特徴とする。
請求項4の発明に係わる超音波検査装置は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信し被検査体の肉厚を測定する垂直探触子と、前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して被検査体の欠陥部位からの反射エコーを受信し被検査体を探傷する斜角探触子と、前記垂直探触子で測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するとともに前記斜角探触子で受信した反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する演算装置と、前記演算装置で作成した被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明に係わる超音波検査装置は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信し被検査体の肉厚を測定する垂直探触子と、前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して被検査体の欠陥部位からの反射エコーを受信し被検査体を探傷する斜角探触子と、前記垂直探触子で測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するとともに前記斜角探触子で受信した反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する演算装置と、前記演算装置で作成した被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示する表示装置と、前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置と、前記位置測定装置で測定した前記斜角探触子の位置を表示する表示器とを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明に係わる超音波検査装置は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信し被検査体の肉厚を測定する垂直探触子と、前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して被検査体の欠陥部位からの反射エコーを受信し被検査体を探傷する斜角探触子と、前記垂直探触子で測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するとともに前記斜角探触子で受信した反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する演算装置と、前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置と、前記演算装置で作成した被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示するとともに前記位置測定装置で測定した前記斜角探触子の位置を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、被検査体の肉厚を測定し、測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するので、超音波ビーム路程を正確に求めることができ、被検査体内部の欠陥であるか否かを適正に判定できる。
また、斜角探触子の位置を測定するので、欠陥部位の位置を特定することができ、斜角探傷による1回反射法の検査精度がさらに向上する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる超音波検査方法のステップを示すフロー図である。まず、垂直探触子と斜角探触子とを用意する(S1)。垂直探触子は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信するものであり、斜角探触子は被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して1回反射法により反射エコーを受信するものである。
次に、用意した垂直探触子を用いて被検査体の肉厚を測定する(S2)。すなわち、被検査体の表面から垂直方向に垂直探触子から超音波を送信して底面での反射エコーを受信し、その反射エコーから被検査体の肉厚を測定する。そして、この垂直探触子で測定した肉厚及び斜角探触子の屈折角に基づいて斜角探触子の超音波ビーム路程を算出する(S3)。斜角探触子の超音波ビーム路程Wは、肉厚をt、屈折角をθとしたとき、下記の(2)式で求められる。
W=2t/cosθ …(2)
そして、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求める(S4)。すなわち、被検査体の表面から斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信し、被検査体内部の反射エコー分布を作成する。反射エコーは欠陥部位で反射されて生成されるものであるので、反射エコー分布は被検査体内部の欠陥部位を表すことになる。そして、反射エコー分布に超音波ビーム路程を重ねて表示する(S5)。これにより、被検査体内部の反射エコーであるのかどうかの判別が容易にできる。
以上の説明では、垂直探触子を用いて被検査体の肉厚を測定し(S2)、斜角探触子の超音波ビーム路程を算出してから(S3)、その後に斜角探触子を用いて反射エコー分布を求める(S4)ようにしたが、図2に示すように、ステップS2、S3の前にステップS4を行うようにしてもよいし、図3に示すように、ステップS2、S3とステップS4とを並行して行うようにしてもよい。
図4は本発明の第1の実施の形態に係わる超音波検査装置の構成図である。被検査体である検査対象母材11の表面には、1回反射法で検査対象母材11を探傷する斜角探触子14に加えて垂直探触子15が配置される。垂直探触子15は検査対象母材11の肉厚tを測定するためのものであり、検査対象母材11に対して垂直方向に超音波を送信して検査対象母材11の底面で反射した反射エコーを検出する。垂直探触子15で検出された反射エコーは入力処理装置16を介して演算装置17に入力され、演算装置17は垂直探触子15からの反射エコーに基づいて検査対象母材11の肉厚tを算出する。
そして、その算出した検査対象母材11の肉厚t及び斜角探触子14の屈折角θに基づいて、斜角探触子14の超音波ビーム路程を算出する。超音波ビーム路程Wは前述の(2)式で求められる。このようにして、垂直探触子15で検査対象母材11の肉厚tを測定し、斜角探触子14の超音波ビーム路程Wを算出する。
一方、斜角探触子14は被検査体である検査対象母材11に対して斜め方向に所定の屈折角θで超音波を送信して検査対象母材11の欠陥部位からの反射エコーを受信し検査対象母材11を探傷する。斜角探触子14で検出された反射エコーは入力処理装置16を介して演算装置17に入力される。演算装置17は斜角探触子14からの反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する。この反射エコー分布は検査対象母材11内部の欠陥部位を表すことになる。そして、演算装置17は、作成した検査対象母材11の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程Wを出力処理装置18を介して表示装置19に表示出力する。
図5は、表示装置19に表示した反射エコー分布の一例を示す説明図である。被検査体である検査対象母材11内部からの反射エコー分布Eとともに超音波ビーム路程Wを示すエコーE11が重ねて表示されている。検査対象母材11内部の反射エコー分布Eの反射エコーE1は検査対象母材11の表面部分のエコーであり、反射エコーE2は超音波ビーム路程Wを示すエコーE11より短い距離に位置することから、検査対象母材11内部の欠陥部位で反射されて形成されたエコーであることが容易に判別できる。
本発明の第1の実施の形態によれば、超音波探傷の際に被検査体の肉厚測定を行い、その肉厚測定から得られた被検査体の実肉厚t及び斜角探触子14の屈折角θから算出した被検査体の1回反射分の超音波ビーム路程Wを算出し、その超音波ビーム路程Wを斜角探触子14の反射エコー分布に重ねて表示するので、反射源である欠陥部位の概略位置(肉厚方向)を確認しながら、超音波試験を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図6は本発明の第2の実施の形態に係わる超音波検査方法のステップを示すフロー図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、垂直探触子および斜角探触子に加えて、斜角探触子14の位置を測定する位置測定装置を用意し、斜角探触子の位置から欠陥部位の位置を判別するようにしたものである。
まず、垂直探触子と斜角探触子と位置測定装置とを用意する(S11)。垂直探触子は、被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信するものであり、斜角探触子は被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して1回反射法により反射エコーを受信するものである。また、位置測定装置は、ある基準点からの距離で斜角探触子の位置を測定するものである。
次に、垂直探触子を用いて被検査体の肉厚を測定して斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップS12、S13と、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求めるステップS14と、位置測定装置を用いて斜角探触子の位置を測定するステップS15とを並行して行う。
ここで、超音波ビーム路程を算出するには、用意した垂直探触子を用いて被検査体の肉厚を測定し(S12)、斜角探触子の超音波ビーム路程を算出する(S13)。すなわち、垂直探触子を用いて被検査体の表面から垂直方向に垂直探触子から超音波を送信して底面での反射エコーを受信し、その反射エコーから被検査体の肉厚を測定する(S12)。そして、この垂直探触子で測定した肉厚及び斜角探触子の屈折角に基づいて、(2)式により斜角探触子の超音波ビーム路程を算出する(S13)。
一方、それと並行して、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求め(S14)、また、位置測定装置を用いて斜角探触子の位置を測定する(S15)。すなわち、斜角探触子を用いて被検査体の表面から斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信し、被検査体内部の反射エコー分布を作成する。反射エコーは欠陥部位で反射されて生成されるものであるので、反射エコー分布は被検査体内部の欠陥部位を表すことになる。また、その際の斜角探触子の位置は、位置検出装置を用いてある基準点からの距離で測定する。例えば定規やエンコーダ等を用いて斜角探触子14の位置を測定する。
次に、反射エコー分布にステップS13で求めた超音波ビーム路程を重ねて表示する(S16)。そして、ステップS15で測定した斜角探触子の位置から、検査員は被検査体の欠陥部位の位置を判別する(S17)。これにより、被検査体内部の反射エコーであるのかどうかの判別が容易になるとともに、斜角探触子の位置が明確になるので欠陥部位の位置を特定することができる。
以上の説明では、超音波ビーム路程を算出するステップS12、S13、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求めるステップS14、位置測定装置を用いて斜角探触子の位置を測定するステップS15を並行して行うようにしたが、予め定めた順序で行うようにしてもよい。例えば、ステップS12〜S15の順序で行ってもよいし、ステップS14、S12、S13、S15の順序で行ってもよい。さらには、斜角探触子の位置を測定するステップS15については、反射エコー分布に超音波ビーム路程を重ねて表示するステップS16の後に行うようにしてもよい。
図7は本発明の第2の実施の形態に係わる超音波検査装置の構成図である。図4に示した第1の実施の形態に対し、斜角探触子14の位置を測定する位置測定装置20と、位置測定装置20で測定した斜角探触子14の位置を表示する表示器21とが追加して設けられている。図4と同一要素には、同一符号を付し重複する説明は省略する。
位置測定装置20は斜角探触子14の位置をある基準点からの距離で測定する。基準点としては、例えば他の母材12上に設置する。この場合、他の母材12とスミ肉溶接部13との溶接線の脚長を測定し、基準点22と超音波探傷部位との位置関係を予め把握しておくとともに、基準点22からの斜角探触子14の配置位置を位置測定装置20により随時測定する。位置測定装置20としては、例えば定規やエンコーダ等を用いて斜角探触子14の位置を測定する。
図7では位置測定装置20としてエンコーダを用いた場合を示している。位置測定装置20としてエンコーダを用いた場合には、位置測定装置20で測定した斜角探触子14の位置を表示器21に表示する。すなわち、斜角探触子14での1回反射法による超音波探傷試験と垂直探触子15での肉厚試験を同時に実施しながら、エンコーダ等で測定された斜角探触子14の位置を表示器21に表示する。なお、定規等の位置検出装置で斜角探触子14の位置を測定する場合には、検査員は斜角探触子14の位置を把握できるので表示器21は設ける必要がない。
本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、斜角探触子14の位置を測定するので、欠陥部位の位置を特定することができ、斜角探傷による1回反射法の検査精度がさらに向上する。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図8は本発明の第3の実施の形態に係わる超音波検査方法のステップを示すフロー図である。この第3の実施の形態は、図6に示した第2の実施の形態に対し、ステップS16において反射エコー分布に超音波ビーム路程を重ねて表示することに加え、ステップS15で求めた斜角探触子の位置を表示するようにしたものである。図6と同一ステップには同一符号を付し重複する説明は省略する。
まず、垂直探触子と斜角探触子と位置測定装置とを用意する(S11)。次に、垂直探触子を用いて被検査体の肉厚を測定して斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップS12、S13と、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求めるステップS14と、位置測定装置を用いて斜角探触子の位置を測定するステップS15とを並行して行う。斜角探触子の位置は、エンコーダ等を用いて斜角探触子14の位置を測定する。そして、反射エコー分布にステップS13で求めた超音波ビーム路程を重ねて表示するとともに斜角探触子の位置を表示する(S16’)。
以上の説明では、超音波ビーム路程を算出するステップS12、S13、斜角探触子を用いて被検査体からの反射エコー分布を求めるステップS14、位置測定装置を用いて斜角探触子の位置を測定するステップS15を並行して行うようにしたが、予め定めた順序で行うようにしてもよい。
図9は本発明の第3の実施の形態に係わる超音波検査装置の構成図である。図7に示した第2の実施の形態に対し、位置測定装置20で測定した斜角探触子14の位置を入力処理装置16を介して演算装置17に取り込み、出力装置18を介して表示装置19に表示する構成となっている。
この場合、図10に示すように、超音波ビーム路程Wを示すエコーE11が表示された反射エコー分布Eの表示画面上に斜角探触子14の位置を併せて表示するようにしてもよい。また、検査対象母材11と他の母材12との溶接線の形状を表示装置19の画面上に表示するようにしてもよい。この場合は、斜角探触子14の位置をその画面上で確認できるので、検査対象母材11の探傷状態をより分かりやすくすることができ、より正確な欠陥位置を知ることができる。
本発明の第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態の効果に加え、検査員は表示装置19に表示された反射エコー分布及び超音波ビーム路程により欠陥部位が被検査体内部の欠陥であるか否かを判断でき、また、位置測定装置20で測定した斜角探触子14の位置により欠陥部位の位置を容易に特定できる。
ここで、本発明においては、超音波探傷の際に被検査体の肉厚測定を行うものであるので、垂直探触子15と斜角探触子14とは一体的に保持することが望ましい。そこで、垂直探触子15と斜角探触子14とを所定の間隔を保って保持する保持具を設け、その保持具で垂直探触子15と斜角探触子14とを保持するようにしてもよい。その際には、垂直探触子15と斜角探触子14との間隔を調整可能な保持具とする。これは、検査対象母材11の厚さ、スミ肉溶接部13の大きさ、斜角探触子14の屈折角θ等により、探傷部位と斜角探触子14との位置関係が異なってくるので、垂直探触子15と斜角探触子14との間隔も調整できるようにしておくためである。
本発明の第1の実施の形態に係わる超音波検査方法の一例のステップを示すフロー図。 本発明の第1の実施の形態に係わる超音波検査方法の他の一例のステップを示すフロー図。 本発明の第1の実施の形態に係わる超音波検査方法のさらに別の一例のステップを示すフロー図。 本発明の第1の実施の形態に係わる超音波検査装置の構成図。 本発明の第1の実施の形態における表示装置に表示した反射エコー分布の一例を示す説明図。 本発明の第2の実施の形態に係わる超音波検査方法の一例のステップを示すフロー図。 本発明の第2の実施の形態に係わる超音波検査装置の構成図。 本発明の第3の実施の形態に係わる超音波検査方法の一例のステップを示すフロー図。 本発明の第3の実施の形態に係わる超音波検査装置の構成図。 本発明の第3の実施の形態における表示装置に斜角探触子位置を併せて表示した一例を示す説明図。 斜角探傷法による1回反射法で肉厚に誤差のある被検査体のスミ肉溶接部の欠陥を探傷する場合の不具合の説明図。 斜角探傷法による1回反射法で肉厚に誤差のない被検査体のスミ肉溶接部の欠陥を探傷する場合の不具合の説明図 斜角探傷法による1回反射法で肉厚に誤差のない被検査体のスミ肉溶接部の欠陥を探傷する場合の他の不具合の説明図。
符号の説明
11…検査対象母材、12…他の母材、13…スミ肉溶接部、14…斜角探触子、15…垂直探触子、16…入力処理装置、17…演算装置、18…出力処理装置、19…表示装置、20…位置測定装置、21…表示器、22…基準点

Claims (6)

  1. 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子とを用意し、前記垂直探触子を用いて前記被検査体の肉厚を測定して前記垂直探触子で測定した肉厚及び前記斜角探触子の屈折角に基づいて前記斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップと、前記斜角探触子を用いて前記被検査体からの反射エコー分布を求めるステップとを予め定めた順序でまたは並行して行い、前記被検査体の反射エコー分布に重ねて前記超音波ビーム路程を表示することを特徴とする超音波検査方法。
  2. 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子と前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置とを用意し、前記垂直探触子を用いて前記被検査体の肉厚を測定して前記垂直探触子で測定した肉厚及び前記斜角探触子の屈折角に基づいて前記斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップと、前記斜角探触子を用いて前記被検査体からの反射エコー分布を求めるステップと、前記位置測定装置を用いて前記斜角探触子の位置を測定するステップとを予め定めた順序でまたは並行して行い、前記被検査体の反射エコー分布に重ねて前記超音波ビーム路程を表示し、前記斜角探触子の位置から欠陥部位の位置を判別することを特徴とする超音波検査方法。
  3. 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信する垂直探触子と前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して反射エコーを受信する斜角探触子と前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置とを用意し、前記垂直探触子を用いて前記被検査体の肉厚を測定して前記垂直探触子で測定した肉厚及び前記斜角探触子の屈折角に基づいて前記斜角探触子の超音波ビーム路程を算出するステップと、前記斜角探触子を用いて前記被検査体からの反射エコー分布を求めるステップと、前記位置測定装置を用いて前記斜角探触子の位置を測定するステップとを予め定めた順序でまたは並行して行い、前記被検査体の反射エコー分布に重ねて前記超音波ビーム路程を表示するとともに前記斜角探触子の位置を表示し、前記斜角探触子の位置から欠陥部位の位置を判別することを特徴とする超音波検査方法。
  4. 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信し被検査体の肉厚を測定する垂直探触子と、前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して被検査体の欠陥部位からの反射エコーを受信し被検査体を探傷する斜角探触子と、前記垂直探触子で測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するとともに前記斜角探触子で受信した反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する演算装置と、前記演算装置で作成した被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする超音波検査装置。
  5. 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信し被検査体の肉厚を測定する垂直探触子と、前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して被検査体の欠陥部位からの反射エコーを受信し被検査体を探傷する斜角探触子と、前記垂直探触子で測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するとともに前記斜角探触子で受信した反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する演算装置と、前記演算装置で作成した被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示する表示装置と、前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置と、前記位置測定装置で測定した前記斜角探触子の位置を表示する表示器とを備えたことを特徴とする超音波検査装置。
  6. 被検査体に対して垂直方向に超音波を送信して反射エコーを受信し被検査体の肉厚を測定する垂直探触子と、前記被検査体に対して斜め方向に所定の屈折角で超音波を送信して被検査体の欠陥部位からの反射エコーを受信し被検査体を探傷する斜角探触子と、前記垂直探触子で測定した被検査体の肉厚に基づいて超音波ビーム路程を算出するとともに前記斜角探触子で受信した反射エコーに基づいて反射エコー分布を作成する演算装置と、前記斜角探触子の位置を測定する位置測定装置と、前記演算装置で作成した被検査体の反射エコー分布に重ねて超音波ビーム路程を表示するとともに前記位置測定装置で測定した前記斜角探触子の位置を表示する表示装置とを備えたことを特徴とする超音波検査装置。
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