JP2005315600A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 抗体が付着されたプローブに抗原抗体反応を用いて捕捉された測定対象物を検出する光学的測定法において、
   前記測定対象物を含む検体を入れた検体容器中に油分吸収材を投入する工程又は前記検体に糖エステルを添加する工程と、
   前記プローブの表面に抗原抗体反応により前記検体を接触させ前記測定対象物を捕捉させる工程と、
   蛍光性発色団を有する標識抗体を前記捕捉された検体に結合させる工程と、
   前記プローブ内に励起光を導入して発生したエバネッセント光によって前記蛍光性発色団を励起する工程と、
   前記プローブ内を伝播して収集された光量を測定することによって前記プローブ上に形成された前記測定対象物を検出する工程と、
   を有することを特徴とする光学的測定法。
2. 前記油分吸収材は親油性ポリマから成る繊維であることを特徴とする請求項１に記載の光学的測定法。
3. 前記糖エステルはショ糖脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項１又は２に記載の光学的測定法。
4. 前記糖エステルはモノエステルの含量が９５％以上であるショ糖脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項１〜３の何れか１つの請求項に記載の光学的測定法。
5. 前記糖エステルは０．１〜１０質量％の濃度となるように添加することを特徴とする請求項１〜４の何れか１つの請求項に記載の光学的測定法。