JP2005315453A - 給湯器 - Google Patents

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Masafumi Nishinomiya
理文 西宮
Yuji Tani
祐二 谷
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Abstract

【課題】ダイレクト形給湯器において、パワーモジュールの発熱と輻射熱による周辺電子部品の温度上昇を抑制し、長時間運転を可能にすると共に信頼性を向上させる。
【解決手段】冷水を供給する給水管10と、ヒートポンプユニット1を制御する制御部16(リアクタを有する一般的なコンバータ回路を含む)とを備え、制御部16と給水管10とを接することにより、制御部16のパワーモジュール17やリアクタ22の放熱性を向上させて、周辺電子部品の温度上昇も抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明はヒートポンプを用いた給湯器の熱交換に関するものである。
従来、この種の給湯器は図7に示すようにヒートポンプユニット1、給湯ユニット2から成り立っている。
すなわち、ヒートポンプユニット1は、冷媒(図示せず)を圧縮する圧縮機3と、圧縮機3から吐出した冷媒と給湯用流体(図示せず)との熱交換を行う放熱用熱交換器4と、放熱用熱交換器4から流れ出た冷媒を減圧する減圧器5と、減圧器5から流れ出た冷媒を蒸発させて冷媒に熱を吸収させる蒸発用熱交換器6とからなる冷凍サイクル7で構成されている。8は、蒸発用熱交換器6に風を送る送風機であり、冷媒の蒸発能力を制御している。
次に給湯ユニット2は、水道管(図示せず)などから保温タンク9へ冷水を供給する給水管10と、保温タンク9からヒートポンプユニット1の放熱用熱交換器4へ流れる流体の流量を調整するポンプ11と、流体を保温タンク9から流出し、ポンプ11、放熱用熱交換器4を介して再度保温タンク9に流体を導く吸熱管12と、保温タンク9から高温となった流体を蛇口、シャワー(図示せず)などへと導く給湯管13にて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−213806号公報
しかしながら、前記従来の構成では、次のような課題がある。
すなわち、深夜電力などを利用して予め温水を容量が大きな保温タンクに貯める貯湯型と呼ばれるタイプの給湯器では問題とはならないが、保温タンクの容量が小さく、予め温水を貯める能力に乏しいダイレクト型と呼ばれるタイプの給湯器では、瞬間的に冷水を温水に温めて給湯しなければならず、次のような課題があった。
まず、貯湯型に比べ、短時間で冷水を温水に温める必要があるため、ヒートポンプユニットの圧縮機を貯湯型以上に高回転にて駆動し、貯湯型以上の高温の温水を供給したり、または、貯湯型と同等の回転であっても、求められる量の温水を供給するために貯湯型以上に連続した時間の駆動を要求されるなど、圧縮機を駆動するパワーモジュールに対する負荷が重く、その通電時間が長いために発熱する量も多くなってしまう。
その結果、例えば、温度保護機能を有する給湯器では、頻繁に温度保護機能が働いたり、あるいは温度保護機能を有しない給湯器では、パワーモジュール内の半導体の温度が上昇し、ジャンクション温度の限度値に達して半導体素子が破壊に至る恐れがあるという課題を有していた。
同じように、リアクタに大電流が流れ続けた場合、リアクタ周辺の機器、特に電子部品を輻射熱によってあぶり、雰囲気温度を上昇させるため、電子部品の寿命を短くすることがあるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、パワーモジュールの放熱性を向上し、周
辺の電子部品の温度上昇を防止したヒートポンプユニットを有する給湯器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯器は、ヒートポンプユニットの大電流部に用いる電子部品を、給湯ユニットの給水管と接続することとしたものである。
これによって、給水管内を流れる冷水により、電子部品の放熱性が向上するため、より多くの電流を流したり、同じ電流値の場合、より長い時間、電流を通電することができるため、圧縮機の能力をより向上させることが可能となる。
本発明の給湯器は、大電流が流れる回路に使用する電子部品の放熱性を向上し、パワーモジュールなどの半導体を用いている電子部品については、半導体素子のジャンクション温度の限度値に対する余裕度をより大きくすることができ、半導体素子の熱破壊を回避することができる。
また、リアクタについては、コイルを冷却することにより、コイルの発熱、及び熱輻射を抑制することができる。
さらに、リアクタに用いる線種によって設定されている許容温度に対する余裕度をより大きくすることができる。
第1の発明は、ヒートポンプユニットの大電流部を構成する電子部品を、給湯ユニットの給水管で放熱することにより、瞬時に冷水を温水に温めなければならない瞬時給湯モードで、給水管内を流れる冷水で電子部品の放熱を促進することとなり、電子部品の温度上昇を低減することができる。
その結果、従来と同じ電子部品を用いても、より大きな電流を流すことが可能となり、ヒートポンプユニット、ひいては給湯器としての能力をより向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のうち、圧縮機を駆動するパワーモジュールの放熱板に関するものであり、放熱板のパワーモジュール取付け部に給水管を接続することにより、パワーモジュールの放熱を促進することで、パワーモジュールの温度上昇を抑制し、より多くの電流を流してもパワーモジュール内の半導体部品がジャンクション温度の限度値に達することを回避することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明のうち、リアクタに関するものであり、リアクタと給水管を接することにより、リアクタの温度上昇を抑制するとともに給水管を流れる冷水を温めることができるため、放熱用熱交換器で行われる熱交換量を少なくすることができ、給湯器全体の効率を良くすることができる。
第4の発明は、特に第1の発明で、制御部のコンバータ回路に設けたリアクタと給水管を接することにより、リアクタのコイルで発生した熱を給水管を通して放熱することができる。
第5の発明は、特に第1の発明で、制御部のコンバータ回路に設けたリアクタと給水管を隣接させて熱伝導材を間に充填することにより、リアクタのコイルで発生した熱を給水管を通して放熱することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における給湯器のブロック図を示すものである。従来と同じ機能のものについては、同一の符号を付与し、説明を省略する。
図1において、従来と異なる点は、ヒートポンプユニット1の制御部16(リアクタを有する一般的構成のコンバータ回路(図示せず)を含む)を給湯ユニット2の給水管10と接する構造としたことである。
この構成とすることにより、大電流を流すことによる発熱の輻射熱で温度上昇していた電子部品を冷却することにより、従来の貯湯型よりも大きな電流を流したり、あるいは通電時間を長くすることができ、従来と同じ電子部品を用いてもダイレクト型給湯器に求められる能力を満足することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2におけるヒートポンプユニットを制御する制御部の構成部品のひとつである放熱板の斜視図である。
図中、17は圧縮機3を駆動するパワーモジュールである。また、18はパワーモジュール17に発生した熱を放熱する放熱板であり、パワーモジュール17を取付ける取付板19と、放熱を行う放熱フィン20から成り立っている。さらに、取付板19には給湯ユニット2の給水管10が貫通している。
以上のように構成された給湯器について、以下その具体的な動作、作用を図1と図2を用いて説明する。
例えば使用者が風呂に給湯した後、シャワーを使用する(いずれも図示せず)など、冷水を温水に温めた後、直接給湯ような場合に、保温タンク9が小さいと事前に貯めておいた温水がすぐに不足することになる。そこで、給水管10から流量を調整するポンプ11を介して放熱用熱交換器4に導かれた冷水は、この放熱用熱交換器4で加熱され温水となり、給湯管13からシャワーなどへ温水を供給する。このとき、放熱用熱交換器4では、従来の貯湯型給湯器以上の熱交換能力を必要とする。その主機能は圧縮機3の圧縮能力、言い換えれば、圧縮機3の回転数を如何に高く、如何に長時間回転させるかということになる。
そこで本構成とした場合、求められる給湯量が多ければ多いほど供給する給水量が多くなり、取付板19の放熱量が増加するため、パワーモジュール17内の半導体がジャンクション温度の限度値に達することを抑制することが可能となり、例えば、より多くの電流を流したり、同じ電流値であってもより長い時間、通電可能となるため、圧縮機3を高回転で連続運転することができる。
しかも、放熱用熱交換器4に供給される冷水を予め温めておけるので、放熱用熱交換器4で行われる熱交換量を低減し、給湯器としての効率を改善することができる。
図3は、本発明の実施の形態2の応用例である。図2との違いは、給水管10が取付板19を貫通せず、接していることである。
このような構成とした場合、図2に示す形態より、放熱の効率は低下するが、給湯器を組立てる場合の作業効率を改善することができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明の実施の形態3におけるヒートポンプユニットを制御する制御部の構成部品のひとつであるリアクタの斜視図、図5は断面図を示すものである。
図4に示すように、給湯ユニット2の給水管10をリアクタ22に接するようにする。図5に示すように、リアクタ22を構成するコイル23と給水管10とを接することで、コイル23で発生した熱が給水管10に伝わり、放熱される。
その結果、コイル23の温度上昇を抑制し、リアクタ22周辺への輻射を抑制することができる。しかも、給水管内を流れる冷水を温めることができるため、放熱用熱交換器4で行う熱交換量を低減することができる。
図6にその応用例を示す。図6では、図5に比べ、コイル23の密度を下げている。その結果、コイル23から給水管10への熱の移動がよりスムーズになり、リアクタ22全体の発熱をより抑制することができる。
また、図5及び図6に示すように、コイル23と給水管10との間にシリコンなどの熱伝導材24を充填する。
その結果、さらにコイル23から給水管10への熱の伝わり方が向上し、よりリアクタ22の温度上昇を抑制することができる。しかも熱伝導材24で固定されているため、振動などによる影響を受けることがない。
以上のように、本発明にかかる給湯器は、給水管と接することで電子部品の発熱を抑制することにより、半導体素子のジャンクション温度の限度値に対する余裕度をより大きくすることができ、半導体素子の熱破壊を回避することができる。
また、リアクタなどの電子部品については、コイル部を冷却することにより、コイル部の発熱、及び輻射を抑制することができる。
よって、ガスエアコンや石油エアコン等の複数の冷媒、流体を用いた熱交換システムの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における給湯器のブロック図 本発明の実施の形態2における放熱板の斜視図 本発明の実施の形態2の応用例における放熱板の斜視図 本発明の実施の形態3におけるリアクタの斜視図 本発明の実施の形態3におけるリアクタと給水管の断面図 本発明の実施の形態3の応用例におけるリアクタと給水管の断面図 従来の給湯器のブロック図
符号の説明
1 ヒートポンプユニット
3 圧縮機
4 放熱用熱交換器
5 減圧器
6 蒸発用熱交換器
7 冷凍サイクル
10 給水管
13 給湯管
16 制御部(コンバータ回路を含む)
17 パワーモジュール
18 放熱板
22 リアクタ
24 熱伝導材

Claims (5)

  1. 給水管を介して供給した冷えた給湯用流体をヒートポンプユニットを用いて加熱し、得られた温かい給湯用流体を給湯管を介して供給する給湯器であって、前記ヒートポンプユニットは、冷媒を圧縮する圧縮機と、この圧縮機から吐出した冷媒と前記給湯用流体との熱交換を行う放熱用熱交換器と、この放熱用熱交換器から流れ出た冷媒を減圧する減圧器と、この減圧器から流れ出た冷媒を蒸発させて冷媒に熱を吸収させる蒸発用熱交換器とを有する冷凍サイクルと、この冷凍サイクルの各構成要素を制御する制御部とを具備し、前記制御部を前記給水管と接続したことを特徴とする給湯器。
  2. 制御部には少なくとも圧縮機を駆動するパワーモジュールと、このパワーモジュールで発生した熱を放熱するために前記パワーモジュールと接続した放熱板とを設け、給水管が前記放熱板を貫通することを特徴とした請求項1に記載の給湯器。
  3. 制御部には少なくとも圧縮機を駆動するパワーモジュールと、このパワーモジュールで発生した熱を放熱するために前記パワーモジュールと接続した放熱板とを設け、給水管と前記放熱板が接することを特徴とした請求項1に記載の給湯器。
  4. 制御部には交流を直流に変換し少なくともリアクタを有するコンバータ回路を設け、前記リアクタと給水管が接することを特徴とした請求項1に記載の給湯器。
  5. 制御部には交流を直流に変換し少なくともリアクタを有するコンバータ回路を設け、前記リアクタと給水管とを隣接させるとともに熱伝導材を前記リアクタと前記給水管の間に設けたことを特徴とした請求項1に記載の給湯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187366A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ給湯機

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