JP2005315414A - 緩閉式弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直動式の安全弁、減圧弁において、急激な弁体の開閉を防ぐ。
【解決手段】弁箱1内にシリンダ室2を設け、このシリンダ室2内にピストン型弁体6を設けて、その弁体6とシリンダ室2の上端壁に、1次側、2次側の各流体管に繋がるニードル孔16、パイロット孔12を同一軸上に設けて、それぞれニードル弁7とパイロット弁体8を付加する。このニードル弁7は、弁体6の開放とともに前記シリンダ室2内の1次側流体管への開放度合が大きくなるようになっている。また、パイロット弁体8は、シリンダ室2内の流体圧又は2次側の流体圧に基づいて前記パイロット孔12に接離して、シリンダ室2内が2次側流体管に開閉するようになっており、この両弁を介してシリンダ室2内の圧を制御し、流体管の圧力変化により弁体6の急激な開閉を防止するようにした。装置を、シリンダ室2に付加したので、大型化、複雑化することなく、簡単な装置でもって急激な弁体の開閉を防止し得る。
【選択図】図1

Description

この発明は、上水道配管や農業用水配管の途中に設けられる安全弁、及び減圧弁に関するものである。
上水道配管や農業用水配管には、その途中に適宜、安全弁や減圧弁が設けられる。安全弁は、配管内の異常圧力上昇の際に圧力を開放し配管の損傷を防ぐためのものであり、また、減圧弁は、高圧に設定された配管内の流水を、末端の機器に減圧しながら供給するために設けられ、その末端側で何らかの原因で圧力上昇した場合には、その逆流を防ぐための機能も有している。
その弁装置の構成は、例えば、弁箱内部に設けられた弁体をスプリングのような弾性体により弁座に押し付けるように設置し、その弾性体による付勢力が配管内の圧力に抗するようにしたいわゆるリリーフバルブタイプの小型、直動式の安全弁(例えば、特許文献1参照)や、あるいは、ダイアフラムなど弁体に接続された圧力感知部への配管圧力の変化により、弁体を作動させて弁を開閉する小型、直動式の減圧弁などがある(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
特開平8−170745号公報 特開平8−253125号公報 特開平10−149223号公報
上記の小型、直動式の弁装置は、比較的構造が簡単であり便利であるが、配管圧力が急激に変化すると、弁体が急激に開閉されて、その後、小刻みな振動を繰り返すことがある。このように弁体が振動すると、水圧が変動するので安定して水の供給ができず、また、この状態が続けば、弁装置が磨耗、疲労等により損傷することもあり得るので好ましくない。さらに、急激に弁体が閉塞した場合には、水撃、サージングが発生して、配管の破損等につながることがある。このため、上記弁装置では、急激な弁体の開閉を生じさせるため、配管内の急激な圧力変化には対応することができない。
そこで、この発明は、小型、直動式の安全弁、減圧弁において、簡単な構造により、急激な弁体の開閉を防ぐことを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、流体管路に介設した開閉弁の弁箱内にシリンダ室を設け、このシリンダ室内のピストンを前記開閉弁の弁体と連動させたピストン型弁体として、シリンダ室内に導入された流体圧に基づくピストンの動きによって弁開閉を行う弁装置とし、その弁体を動作させるシリンダ室に、1次側、2次側の各流体管路に繋がる開口を設けて、各開口にそれぞれニードル弁とパイロット弁を付加したものである。このニードル弁は、開閉弁の開放とともに前記シリンダ室内の1次側流体管路への開放度合が大きくなるようになっている。また、パイロット弁は、シリンダ室内の流体圧又は2次側流体管路の流体圧に基づいて前記開口に接離して、その接離により前記シリンダ室内が2次側流体管路に開閉するようになっており、この両弁を介してシリンダ室内に導入される流体圧を制御し、流体管の圧力変化によりシリンダ室圧が急変しないようにしたのである。この装置を、前記開閉弁のシリンダ室に付加したので、弁装置本体を大型化、複雑化することなく、簡単な装置でもって急激な弁体の開閉を防止し得る。
この発明は、以上のようにしたので、直動式の安全弁、減圧弁において、急激な弁体の開閉を防ぐことができる。
上記手段の具体的実施形態として、安全弁として機能する弁装置としては、弁箱内にピストン型弁体を挿入したシリンダ室を形成し、そのシリンダ室の端壁に1次側に連通する弁孔を形成し、その弁孔内内側周縁に主弁座を形成して前記ピストン型弁体をその主弁座に接離自在とする。シリンダ室の側壁に2次側への流通口を形成し、前記主弁座の反対側のシリンダ室の端壁に前記弁孔と同一軸上のパイロット孔を形成してこのパイロット孔を前記2次側に連通する。このパイロット孔の外側周縁には、パイロット弁座を形成してそのパイロット弁座にパイロット弁体を接離自在に設ける。
さらに、前記ピストン型弁体にその前記同一軸上にニードル孔を形成し、弁箱に固定の前記同一軸上のニードル弁をそのニードル孔に貫通し、そのニードル弁とニードル孔は、ピストン型弁体のパイロット孔方向への移動により、徐々にそのニードル孔が開放するようになっている。
前記パイロット弁体には、バネによりパイロット弁座への圧接方向へ所要の付勢力が付与されて、前記ピストン型弁体に1次側から所要以上の流体圧が作用すると、その流体圧により前記付勢力に抗してパイロット弁体がそのパイロット弁座から離れてパイロット孔を開放し、続いてピストン型弁体がその主弁座から離れて弁孔を開放する。1次側からの流体圧が所要以下になると、パイロット弁体がそのパイロット弁座に接してパイロット孔を閉じ、続いてピストン型弁体がその主弁座に接して弁孔を閉じるようになっているものである。
この構成の弁装置によれば、前記1次側の流体圧増加により、前記ピストン形弁体が僅かに弁孔を開放する方向へ移動すると、そのピストン型弁体のニードル孔を介してシリンダ室内の圧力が徐々に増加し、シリンダ室内が所定圧に達すると、前記付勢力に抗してパイロット弁体を弁座から離して前記パイロット孔が開放する。パイロット孔が開放されると、シリンダ室内の流体はパイロット孔を介して2次側に放出され、シリンダ室内の圧力は低下しピストン型弁体が移動して弁孔を開放する。また、1次側の流体圧低下によりシリンダ室内の圧力が所定圧よりも下がると、パイロット弁体が弁座に接して前記パイロット孔を閉じ、前記ニードル孔を介して流体圧が引き続き導入されてシリンダ室内の圧力を高め、最後にピストン型弁体が主弁座に接して弁孔を閉じる。
上記構成により、直動式の安全弁の弁装置において、簡単な構造により、管路の急激な圧力変動による弁体の振動や、あるいは急激な弁体の開閉を防止し得るようになる。
また、減圧弁として機能する弁装置としては、上記安全弁の弁装置の構成において、前記パイロット孔外側周縁に設けたパイロット弁座に代えて、そのパイロット弁座をシリンダのパイロット孔内側周縁に設け、そのパイロット弁座に接離するパイロット弁体は、そのパイロット弁座への圧接方向と逆方向に付勢されているようにする。
この構成の弁装置によれば、前記2次側の流体圧が増加すると、前記パイロット弁体に前記付勢力に抗して流体圧が作用して、パイロット弁体がパイロット弁座に接してパイロット孔を閉じる。シリンダ室には、引き続き前記ニードル孔を介して流体圧が導入されてシリンダ室内の圧力が高まるので、その後、シリンダ室内が所定圧に達すると、ピストン型弁体が主弁座に接して弁孔を閉じる。また、前記2次側の流体圧が低下して所定圧よりも下がると、前記パイロット弁体は、前記付勢力によりパイロット弁座から離れてパイロット孔を開放するので、シリンダ室内の圧力が低下し、最後にピストン型弁体が主弁座から離れて弁孔を開放する。
上記構成により、直動式の減圧弁の弁装置において、簡単な構造により、管路の急激な圧力変動による弁体の振動や、あるいは急激な弁体の開閉を防止し得るようになる。
一実施例の安全弁の弁装置を、図1乃至図5に示す。この実施例1の安全弁20は、例えば、図5に示すように、上水道配管や農業用水配管の途中で上方へ向かって分岐した枝管(1次側流体管路)Pに、その安全弁20の流入口21が接続され、上記上水道配管等の本管内の異常圧力上昇の際には、その安全弁20の開閉弁Vを構成する弁孔11及び流通口15を介して、流出口22に接続された放水管(2次側流体管路)P’に放水して、その本管内の圧力を開放するためのものである。
弁装置の構成は、図1に示すように、前記枝管(1次側流体管路)Pと、放水管(2次側流体管路)P’に介設した開閉弁Vの弁箱1内にシリンダ室2を設け、このシリンダ室2内に進退可能に設けた凹型のピストン3の下端に弁部を設けて連動させて、開閉弁Vのピストン型弁体6を構成する。そのシリンダ室2内のピストン型弁体6は、開閉弁Vの弁孔11の内側に設けられた主弁座17に接離して、流入口21と流出口22とを流通口15を介して開閉するようになっている。
この弁孔11を介して、前記ピストン型弁体6下面に前記枝管Pの流体圧が作用し、その流体圧に基づいて、ピストン型弁体6は、シリンダ室2内の圧力とのバランスにより、図中の上方へと矢印Aのように上昇して主弁座17から離れ、また、その逆方向へと下降し主弁座17に接して、その昇降の動きによって弁孔11の開閉を行う。
前記開閉弁Vのシリンダ室2には、図1に示すように、その上方端壁にパイロット孔12を設けており、そのパイロット孔12を介してシリンダ室2内は、弁箱1内のパイロット室4に通じている。パイロット室4は、2次側の放水管P’及び流出口22に接続されたパイロット管5に連通している。このパイロット室4内において、パイロット弁体8が前記パイロット孔12の外側周縁に設けたパイロット弁座13に接離し、そのパイロット弁座13に圧接する方向(パイロット孔12を閉じる方向)にバネSにより付勢されており、開閉弁Vのピストン型弁体6を動作させるシリンダ室2を圧力制御するパイロット弁10を構成する。
パイロット弁体8は、図1に示すように、前記パイロット孔12を閉じた状態において、そのパイロット孔12を介して、シリンダ室2内の圧力を図中のaの部分で前記付勢力と反対方向に受けており、シリンダ室2内圧等による図中の矢印Bに向かう押上力が、前記付勢力を上回るとパイロット弁体8は上昇してパイロット孔12を開き、前記押上力が前記付勢力を下回るとパイロット弁体8は下降してパイロット孔12を閉じるようになっている。
前記シリンダ室2の下方端壁に相当するピストン型弁体6下面には、その進退方向に沿う上下方向のニードル孔16が設けられて、そのニードル孔16には、弁箱1に固定されたニードル弁7が挿通されている。このニードル孔16と前記パイロット孔12とは同一軸上に形成されており、ニードル弁7は、図1に示すように、前記パイロット弁体8を水密に摺動自在に貫通するとともに、前記パイロット孔12を間隙を持って挿通し、さらに前記ニードル孔16に貫通する。そのニードル弁7とニードル孔16とは、ピストン型弁体6のパイロット孔12方向への移動により、徐々にそのニードル孔16が開放するように、ニードル弁7下端には下方に向かうにつれて徐々に拡径するテーパを設けている。
なお、このニードル弁7は、その上部が弁箱1にねじ込まれて弁箱1外に貫通しており、そのニードル弁7上端に設けた回転杆9を操作して軸周りに回転することにより、軸方向に進退するようになっている。このニードル弁7の進退により、前記ピストン型弁体6のシリンダ室2内での進退位置に対して、前記ニードル孔16とニードル弁7外周との間に生じる隙間量の大小を調整できるようになっている。また、ピストン型弁体6を構成するピストン3とその下端に設けた弁部とを止めるナットを調整することにより、ピストン3に対して弁部がニードル弁7の軸方向に沿って進退するようになっており、その進退により、上記と同じくニードル孔16とニードル弁7外周との間に生じる隙間量の大小を調整できるようになっている。この隙間量の調整により、シリンダ室2内に導入される流体圧の変化の速度を調整できるようになっており、そのニードル孔16は、ピストン型弁体6の弁部が上昇して、弁孔11が全開した状態において最も大きく開放された状態となり、ピストン型弁体6の弁部が主弁座17に接して、弁孔11を全閉した状態において、最も開放量の小さい状態となる。なお、ピストン型弁体6の全閉時には、そのニードル孔16は、ニードル弁7との間に僅かな隙間をもって開放されている状態であることが望ましい。
この安全弁20の作用を説明すると、前記ピストン型弁体6の下面に、弁孔11を介して枝管(1次側流体管路)Pから流体圧が作用し、その流体圧がシリンダ室2内圧よりも大きくなると、前記ピストン型弁体6が、図1に矢印Aに示す方向に押し上げられてシリンダ室2内を図中の上方へ向かって移動してニードル孔16を開放する。このとき、適宜パイロット弁体8も矢印Bのように押し上げられる小さな動きがあるものの、ニードル孔16を介してシリンダ室2内へ流入する流体の圧力により、シリンダ室2内の圧力が徐々に高まっていく。
シリンダ室2内が所定圧に達すると、パイロット弁体8は、前記バネSの付勢力に抗して、図2に矢印Bで示すように上方へと押し上げられて、パイロット弁座13から離れてパイロット孔12を開放する。パイロット孔12を介して、図中の矢印Cのように、パイロット室4に導かれた流体は、その後、矢印Dのように、パイロット管5を介して流出口22から放水管(2次側流体管路)P’へと放出される。この放出により、シリンダ室2内の圧力は下がって、ピストン型弁体6は、図3に示すように、枝管Pの流体圧により押し上げられ、その主弁座17から離れて弁孔11を大きく開放する。
逆に、枝管Pからの流体圧が下がって、その流体圧がシリンダ室2内圧よりも小さくなると、パイロット弁体8は、そのシリンダ室2内の圧力により押し上げられる力よりも前記バネSによる付勢力が勝って、図4に示す矢印B’のように下降し、パイロット弁座13に接してパイロット孔12を閉じる。パイロット孔12が閉じることにより、引き続き、シリンダ室2内へは、ニードル孔16を介して図中の矢印Eのように流体が流入しているので、そのシリンダ室2内の圧力が徐々に高まっていく。
このとき、シリンダ室2内の圧力が所定圧に達すると、シリンダ室2内においてピストン型弁体6を押し下げようとする受圧面積(凹型のピストン3が、図中の上面に向く部分の面積)が、押し上げようとする受圧面積(図1のb部分の面積)よりも大きいので、ピストン型弁体6は、図4の矢印A’のように徐々に下降し、主弁座17に接して弁孔11を緩やかに閉じる。
安全弁20の開閉弁Vは、このように、その弁孔11がピストン型弁体6によって緩やかに閉じられるので、水撃等の発生を抑止し配管等の損傷を防止し得る。
一方、減圧弁の弁装置の実施例を、実施例2として図6及び図7に示す。この実施例2の減圧弁30は、例えば、図7に示すように、末端の給水設備等に配管内の流体を減圧して供給するために使用されるものである。その構成は、前述の安全弁20の構成において、図6に示すように、前記パイロット孔12外側周縁に設けたパイロット弁座13に代えて、そのパイロット弁座13をシリンダ室2のパイロット孔12内側周縁に設け、そのパイロット弁座13に接離するパイロット弁体8は、図中の下方へ向かって、つまり、そのパイロット弁座13への圧接方向と反対方向に付勢されているようにしたものである。それ以外の構成は、上記安全弁20の構成と同じである。
この減圧弁30の作用を説明すると、図6に示す状態において、前記パイロット室4内のパイロット弁体8下面には、図6に示すW部分(W’部分を除く)にパイロット管5を介して放水管P’から流体圧が作用している。その2次側からの流体圧が所要以上となり、その圧による押上力がバネSによる付勢力よりも大きくなると、前記パイロット弁体8は、図中の上方に押し上げられて、パイロット弁座13に接してパイロット孔12を閉じる。このとき、ピストン型弁体6が主弁座17から離れて弁孔11を開放した状態にあると、ニードル孔16は開放した状態にあるので、そのニードル孔16を介してシリンダ室2内へ流体が流入していき、シリンダ室2内の圧力が徐々に高まっていく。
シリンダ室2内の圧力が所定圧に達すると、シリンダ室2内においてピストン型弁体6を押し下げようとする受圧面積(凹型のピストン3が、図中の上面に向く部分の面積)が、押し上げようとする受圧面積(図1のb部分の面積)よりも大きいので、ピストン型弁体6は、図6の下方へと徐々に下降し、主弁座17に接して弁孔11を緩やかに閉じる。
逆に、この状態で、放水管P’からの流体圧が所要以下になると、前記パイロット弁体8を押し下げようとするバネSの付勢力が勝って、パイロット弁体8が下降しパイロット弁座13から離れてパイロット孔12を開放する。パイロット孔12が開放すると、シリンダ室2内の流体は、パイロット室4、パイロット管5を介して流出口22から放水管P’へと図中の矢印のように放出される。この放出により、シリンダ室2内の圧力は下がって、ピストン型弁体6は、図中の上方へと押し上げられ、その主弁座17から離れて弁孔11を大きく開放する。
減圧弁30の開閉弁Vは、このように、その弁孔11がピストン型弁体6によって緩やかに閉じられるので、水撃等の発生を抑止し配管等の損傷を防止し得る。
安全弁の弁装置の他の実施例を、実施例3として図8及び図9に示す。この実施例3の安全弁の弁装置40の構成を、実施例1との差異点を中心に説明すると、図8に示すように、開閉弁Vの弁箱1に固定されるニードル弁7は、実施例1のようにパイロット弁体8に挿通されることなく、その上端から下端に至るまでシリンダ室2内に収納された態様となっている。また、そのニードル弁7の固定高さ(軸方向位置)は、シリンダ室2内のナット49を回転させることにより、そのニードル弁7自体が上下に進退して調整できるようになっている。
さらに、そのパイロット弁体8の中程には、ピストン48を設けており、そのピストン48を前記弁箱1内に設けたシリンダ室43内で進退可能としている。
弁箱1内には、前記シリンダ室43と一次側とを連通するバイパス管46が設けられており、前記パイロット弁体8には、前記バイパス管46、シリンダ室43、及びピストン48を介して1次側の流体圧が、バネSの付勢力に抗して作用するようになっている。
また、図8に示すシリンダ室2内の二次側弁室42には、図示しない流通口が形成されており、その流通口を介して二次側流体管路に通じている。そして、ピストン型弁体6が、開閉弁Vの弁孔11の内側に設けられた主弁座17に接離することにより、図中の流入口21に接続される一次側流体管路と前記二次側流体管路とを、前記流通口を介して開閉するようになっている。
この安全弁40の作用を説明すると、前記ピストン型弁体6の下面に、弁孔11を介して1次側流体管路から流体圧が作用しており、その流体圧がシリンダ室2内圧よりも大きくなると、前記ピストン型弁体6が、シリンダ室2内を図中の上方へ向かって移動してニードル孔16をより大きく開放するので、そのニードル孔16を介してシリンダ室2内へ流入する流体の圧力により、シリンダ室2内の圧力が徐々に高まっていく。
また、1次側流体管路からの流体圧は、図8に示すように、バイパス管46を通じて矢印E,Fに示すようにシリンダ室43内に導入されているので、その一次側流体圧が所定圧に達すると、パイロット弁体8は、前記バネSの付勢力に抗して、図9(a)に矢印Iで示すように上方へと押し上げられて、パイロット弁座13から離れてパイロット孔12を開放する。シリンダ室2内の流体は、パイロット孔12を介して、図中の矢印Gのように、パイロット室44に導かれ、その後、矢印Hのように、バイパス管45を介して2次側流体管路へと放出される。この放出により、シリンダ室2内の圧力は下がって、ピストン型弁体6は、図9(b)に示すように、流体圧により押し上げられ、主弁座17から離れて弁孔11を大きく開放する。一次側から供給される流体は、図中の矢印Jで示すように、二次側へと配水されていく。
逆に、一次側からの流体圧が下がって、その流体圧が所定圧に達すると、パイロット弁体8は、その一次側の流体圧により押し上げられる力よりも前記バネSによる付勢力が勝って、図9(c)に示す矢印Kのように下降し、パイロット弁座13に接してパイロット孔12を閉じる。パイロット孔12が閉じることにより、引き続き、シリンダ室2内へは、ニードル孔16を介して図中の矢印Lのように流体が流入しているので、そのシリンダ室2内の圧力が徐々に高まっていく。
このとき、シリンダ室2内の圧力が所定圧に達すると、シリンダ室2内においてピストン型弁体6を押し下げようとする受圧面積a’(凹型のピストン3が、図中の上面に向く部分の面積)が、押し上げようとする受圧面積bよりも大きく設定されているので(図9(a)参照)、ピストン型弁体6は、図9(c)の矢印Mのように徐々に下降し、主弁座17に接して弁孔11を緩やかに閉じる。
安全弁40の開閉弁Vは、このように、その弁孔11がピストン型弁体6によって緩やかに閉じられるので、水撃等の発生を抑止し配管等の損傷を防止し得るとともに、ニードル弁7がシリンダ室2内に収められてコンパクトである。また、導圧配管であるバイパス管45,46等をマニホールド化し、実施例1、2と同様、外部配管を無くして弁箱1及びその蓋と一体化したことにより、さらにコンパクトなものとすることができる。
減圧弁の弁装置の他の実施例を、実施例4として図10及び図11に示す。この実施例4の減圧弁の弁装置50は、前述の実施例3に示す安全弁40の構成において、図10に示すように、前記パイロット孔12外側周縁に設けたパイロット弁座13に代えて、そのパイロット弁座13をシリンダ室2のパイロット孔12内側周縁に設け、そのパイロット弁座13に接離するパイロット弁体8は、図中の下方へ向かって、つまり、そのパイロット弁座13への圧接方向と反対方向に付勢されているようにしたものである。また、パイロット弁体8と一体に進退するピストン58が収納されるシリンダ室53は、バイパス管55を通じて2次側に連通しており、すなわち、前記パイロット弁体8には、前記バイパス管55、シリンダ室53、及びピストン58を介して2次側の流体圧が作用するようになっており、さらに前記パイロット孔12を介してシリンダ室2に連通している。それ以外の構成は、上記安全弁40の構成と同じである。
この減圧弁50の作用を説明すると、図11(a)に示す状態において、前記シリンダ室53内には、図中の矢印F’で示すように、バイパス管55を介して2次側流体圧が作用している。その2次側からの流体圧が所要以上となり、その圧による押上力がバネSによる付勢力よりも大きくなると、前記パイロット弁体8は、図11(a)に矢印I’で示すように上方へ押し上げられて、パイロット弁座13に接してパイロット孔12を閉じる。このとき、図11(b)に示すように、ピストン型弁体6が主弁座17から離れて弁孔11を開放した状態にあると、ニードル孔16は大きく開放した状態にあるので、そのニードル孔16を介してシリンダ室2内へ流体が流入していき、シリンダ室2内の圧力が徐々に高まっていく。
シリンダ室2内の圧力が所定圧に達すると、図9(a)に示す安全弁の場合と同様、シリンダ室2内においてピストン型弁体6を押し下げようとする受圧面積(凹型のピストン3が、図中の上面に向く部分の面積)が、押し上げようとする受圧面積よりも大きく設定されているので、ピストン型弁体6は徐々に下降し、図11(c)に示すように、主弁座17に接して弁孔11を緩やかに閉じる。
逆に、この状態で、二次側流体圧が所要以下になると、前記パイロット弁体8を押し下げようとするバネSの付勢力が勝って、パイロット弁体8が下降しパイロット弁座13から離れてパイロット孔12を開放する。パイロット孔12が開放すると、シリンダ室2内の流体は、パイロット孔12、シリンダ室53、バイパス管55を介して2次側へと放出される。この放出により、シリンダ室2内の圧力は下がって、ピストン型弁体6は、図中の上方へと押し上げられ、その主弁座17から離れて弁孔11を大きく開放する。
なお、上記各実施例における弁装置20,30,40,50は、図5及び図7の使用形態に限定されるものではなく、それぞれ安全弁、減圧弁として機能する任意の場所に使用可能である。
実施例1の安全弁の断面図 同実施例の安全弁の断面図 同実施例の安全弁の断面図 同実施例の安全弁の断面図 実施例1の安全弁の使用状態を示す説明図 実施例2の減圧弁の断面図 実施例2の減圧弁の使用状態を示す説明図 実施例3の安全弁の断面図 実施例3の安全弁の要部拡大断面図 実施例3の安全弁の要部拡大断面図 実施例3の安全弁の要部拡大断面図 実施例4の減圧弁の断面図 実施例4の減圧弁の要部拡大断面図 実施例4の減圧弁の要部拡大断面図 実施例4の減圧弁の要部拡大断面図
符号の説明
1 弁箱
2 シリンダ室
3 ピストン
4,44 パイロット室
5 パイロット管
6 ピストン型弁体
7 ニードル弁
8 パイロット弁体
9 回転杆
10 パイロット弁
11 弁孔
12 パイロット孔
13 パイロット弁座
15 流通口
16 ニードル孔
17 主弁座
20,40 安全弁
30,50 減圧弁
42,52 二次側弁室
43,53 シリンダ室
45,46,55 バイパス管
48,58 ピストン
V 開閉弁



Claims (6)

  1. 弁箱1内にピストン型弁体6を挿入したシリンダ室2を形成し、そのシリンダ室2の端壁に1次側に連通する弁孔11を形成し、その弁孔11内内側周縁に主弁座17を形成して前記ピストン型弁体6をその主弁座17に接離自在とするとともに、
    シリンダ室2の側壁に2次側への流通口15を形成し、前記主弁座17の反対側のシリンダ室2の端壁に前記弁孔11と同一軸上のパイロット孔12を形成してこのパイロット孔12を前記2次側に連通し、前記パイロット孔12の外側周縁にパイロット弁座13を形成してそのパイロット弁座13にパイロット弁体8を接離自在に設け、
    前記ピストン型弁体6にその前記同一軸上にニードル孔16を形成し、弁箱1に固定の前記同一軸上のニードル弁7をそのニードル孔16に貫通し、そのニードル弁7とニードル孔16は、ピストン型弁体6のパイロット孔12方向への移動により、徐々にそのニードル孔16が開放するようになっており、
    前記パイロット弁体8には、バネSによりパイロット弁座13への圧接方向へ所要の付勢力が付与されて、1次側から所要以上の流体圧が作用すると、その流体圧により前記付勢力に抗してパイロット弁体8がそのパイロット弁座13から離れてパイロット孔12を開放し、続いてピストン型弁体6がその主弁座17から離れて弁孔11を開放し、1次側からの流体圧が所要以下になると、パイロット弁体8がそのパイロット弁座13に接してパイロット孔12を閉じ、続いてピストン型弁体6がその主弁座17に接して弁孔11を閉じることを特徴とする緩閉式安全弁装置。
  2. 前記ニードル弁7は、前記パイロット弁体8を水密に摺動自在に貫通するとともに前記パイロット孔12を間隙を持って挿通し、前記パイロット弁体8には、前記ニードル孔16、シリンダ室2及びパイロット孔12の間隙を介して1次側の流体圧が作用することを特徴とする請求項1に記載の緩閉式安全弁装置。
  3. 前記パイロット弁体8にピストン48を設け、そのピストン48を前記弁箱1内に設けたシリンダ室43内で進退可能とし、そのシリンダ室43と一次側とを連通するバイパス管46を設けて、前記パイロット弁体8には、前記バイパス管46、シリンダ室43、及びピストン48を介して1次側の流体圧が作用することを特徴とする請求項1に記載の緩閉式安全弁装置。
  4. 弁箱1内にピストン型弁体6を挿入したシリンダ室2を形成し、そのシリンダ室2の端壁に1次側に連通する弁孔11を形成し、その弁孔11内内側周縁に主弁座17を形成して前記ピストン型弁体6をその主弁座17に接離自在とするとともに、
    シリンダ室2の側壁に2次側への流通口15を形成し、前記主弁座17の反対側のシリンダ室2の端壁に前記弁孔11と同一軸上のパイロット孔12を形成してこのパイロット孔12を前記2次側に連通し、前記パイロット孔12の内側周縁にパイロット弁座13を形成してそのパイロット弁座13にパイロット弁体8を接離自在に設け、
    前記ピストン型弁体6にその前記同一軸上にニードル孔16を形成し、弁箱1に固定の前記同一軸上のニードル弁7をそのニードル孔16に貫通し、そのニードル弁7とニードル孔16は、ピストン型弁体6のパイロット孔12方向への移動により、徐々にそのニードル孔16が開放するようになっており、
    前記パイロット弁体8には、バネSによりパイロット弁座13への圧接方向と逆方向へ所要の付勢力が付与されて、2次側から所要以上の流体圧が作用すると、その流体圧により前記付勢力に抗してパイロット弁体8がそのパイロット弁座13に接してパイロット孔12を閉じ、続いてピストン型弁体6がその主弁座17に接して弁孔11を閉じ、2次側からの流体圧が所要以下になると、前記パイロット弁体8がパイロット弁座13から離れてパイロット孔12を開放し、続いてピストン型弁体6がその主弁座17から離れて弁孔11を開放することを特徴とする緩閉式減圧弁装置。
  5. 前記ニードル弁7は、前記パイロット弁体8を水密に摺動自在に貫通するとともに、そのニードル弁7とパイロット弁体8とは、前記パイロット孔12に間隙を持って挿通されることを特徴とする請求項4に記載の緩閉式減圧弁装置。
  6. 前記パイロット弁体8にピストン58を設け、そのピストン58を前記弁箱1内に設けたシリンダ室53内で進退可能とし、そのシリンダ室53と2次側とを連通するバイパス管55を設けて、前記パイロット弁体8には、前記バイパス管55、シリンダ室53、及びピストン58を介して2次側の流体圧が作用することを特徴とする請求項4に記載の緩閉式減圧弁装置。
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CN107559478A (zh) * 2017-10-12 2018-01-09 刘文华 一种电磁启动式流体动力差开闭装置
CN110185804A (zh) * 2019-05-14 2019-08-30 佛山一精模具配件有限公司 一种抗压气顶阀

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