JP2005314210A - 改質装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 互いに隣接する折り返し流路間に断熱層を設けることにより、折り返し流路間の断熱性を向上させ、改質部における転化率および熱効率を向上する。
【解決手段】 改質部30内の折り返し流路Rを形成する中仕切り32と間隔をあけて改質部30の軸線方向に延在する仕切板33を設け、この仕切板33と中仕切り32の間に混合ガスの流れが生じない静止空間34を形成して断熱層とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、折り返し流路に改質触媒を充填してなる改質部に燃料と水蒸気との混合ガスを導入し、改質部を燃焼部によって加熱することによって燃料電池に供給する改質ガスを生成するようにした改質装置に関する。
改質装置は、環状に形成され内部に軸線に沿って延在する折り返し流路が形成されるとともに、折り返し流路の一端および他端には入口および出口が形成され、入口から供給された燃料と水蒸気との混合ガスを改質触媒によって改質して生成された改質ガスを出口から燃料電池に導出する改質部と、外部から供給された燃焼用燃料を燃焼し、その燃焼ガスを改質部の内外壁に沿って流通させ、燃焼ガスによって改質部を加熱する燃焼部とを備えたものが知られている。
特許文献1は、このような改質装置の一例を示すものである。この特許文献1は、図1に示されるように、筒状の改質器容器(1)内の中央に混合ガスを加熱するバーナ(4)を配置し、このバーナ(燃焼部)(4)の周りに環状容器からなる触媒管(改質部)(2)を配置し、この触媒管(2)と改質器容器(1)との間に形成される空間をバーナ(4)の燃焼排気ガス(以下燃焼ガスと称す)が通過する構成となっている。そして、触媒管(2)は、内部を内側空間と外側空間に区画する筒状の中仕切りを配置して折り返し流路を形成し、内側空間に改質触媒(3)を充填した構造とし、外側空間の上部に混合ガスを供給する原燃料導入口(5)を形成し、内側空間の上部に改質ガスを排出する改質ガス出口(6)を形成した構造としている。これにより、原燃料導入口(5)から供給された混合ガスは、外側空間内を折り返し点まで中仕切りに沿って移動した後、内側空間側に移動して内側空間内を改質ガス出口(6)に向かって移動し、その途中で改質触媒(3)を通過して改質され改質ガス出口(6)から排出される。この間、混合ガスは、燃焼ガスによって加熱されているため、入口から出口に向かって移動するにつれて混合ガスの温度が上昇することになる。例えば、折り返し流路の外側空間の入口付近の温度は500℃程度であり、折り返し流路の内側空間の出口付近での温度は600℃程度に到達している。
また、同様に折り返し流路を形成し、この折り返し流路を通過する混合ガスを加熱するようにしたものとして特許文献2に示すものがある。この特許文献2に示される改質器は、特許文献2の図2、図3に示されるように、外容器(20)の中央部に円筒形の燃焼筒(21)を有し、燃焼ガスを生成する改質器バーナ(30)が燃焼筒(21)の下方に取り付けられ、環状容器からなる改質管(改質部)(22)が燃焼筒(21)の外周を取り巻き、且つ改質管(22)の外面に沿って燃焼ガス通路(24)が形成されている。この改質管(22)の内部には、内側空間と外側空間に区画する筒状の中仕切りを配置して折り返し流路が形成され、この改質管(22)の内側空間に改質触媒からなる触媒層(23)が形成されている。
上述した特許文献1および2に記載の改質装置は、いずれも耐熱性、耐食性、ガス機密性の観点から金属材(例えばステンレス)で形成され、中仕切りも同様に金属材で形成されている。
特開平10−95601号公報(第2頁、図1) 特開平8−162137号公報(第4〜第5頁、図2,3)
ところが、これら特許文献1および2に記載された改質装置の折り返し流路では、入口から折り返し点までの流路と折り返し点から出口までの流路とが金属材で形成された中仕切りを挟んで隣設しているため、中仕切りを介して高温の改質ガスと低温の混合ガスとの間で容易に熱交換が行われてしまう。この結果、折り返し点から出口までの流路を通過中の改質ガスの温度が低下し、燃焼部の燃焼ガスからの熱が水蒸気改質反応に有効に利用されず、転化率(混合ガスが水素に変換される割合)が低下し、熱効率が低下する問題があった。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、互いに隣接する折り返し流路間に断熱層を設けることにより、折り返し流路間の断熱性を向上させ、改質部における転化率および熱効率を向上することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、環状に形成され内部に軸線に沿って延在する折り返し流路が形成されるとともに、折り返し流路の一端および他端には入口および出口が形成され、入口から供給された燃料と水蒸気との混合ガスを改質触媒によって改質して生成された改質ガスを出口から燃料電池に導出する改質部と、外部から供給された燃焼用燃料を燃焼し、その燃焼ガスを改質部の内外壁に沿って流通させ、前記燃焼ガスによって改質部を加熱する燃焼部とを備えた改質装置において、改質部の互いに隣接する折り返し流路間に断熱層を介在させたことである。
また、請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、断熱層を、折り返し流路内に軸線方向に延設した仕切板と前記折り返し流路の隣接壁面とによって形成された空間で形成したことである。
また、請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、断熱層を、改質部の内外壁を構成する部材の熱伝導率以下の熱伝導率を有する断熱材からなる断熱部材で形成したことである。
また、請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項3において、断熱部材の全周を金属材で形成されたケーシングで覆う構造とし、ケーシングは互いに接合されていない一対の自由端を備えたことである。
また、請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、自由端は、折り返し流路に面していない部位に設けられていることを特徴とする改質装置。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、互いに隣接する入口から折り返し点までの流路と折り返し点から出口までの流路との間が断熱層によって断熱されるため、折り返し点から出口側の流路を流れる比較的高温の混合ガスの温度が入口から折り返し点までの流路を流れる比較的低温の混合ガスの温度に引張られて低下することを防止でき、改質部における転化率および熱効率を向上させることができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、折り返し流路内に軸線方向に延設した仕切板と前記折り返し流路の隣接壁面とによって形成された空間で断熱層を形成したので、仕切板を設けるだけで断熱層を形成でき、簡単な構成で隣接する折り返し流路間を断熱し、改質部における転化率および熱効率を向上させることができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、断熱層を形成する断熱部材が改質部の内外壁を構成する部材より小さい熱伝導率を有する断熱材からなることにより、均一な断熱効果が得られ、改質部における転化率および熱効率をさらに向上することができる。
上記のように構成した請求項4に係る発明においては、断熱部材の全周を金属材で形成されたケーシングで覆う構造とし、ケーシングは互いに接合されていない一対の自由端を備えたので、断熱部材から発生する粉末などが折り返し流路に混入するのを確実に防止することできる。さらに、断熱層より内側の折り返し流路と断熱層より外側の折り返し流路で温度差が生じ、これによりケーシングの内側壁と外側壁とに熱膨張差が生じた場合、ケーシングの自由端が熱膨張によって移動するのでケーシングが破損するのを確実に防止することができる。
上記のように構成した請求項5に係る発明においては、自由端は、折り返し流路に面していない部位に設けられているので、折り返し流路を流通する改質ガスが自由端間を通って断熱層内に入り込む支流の発生を防止して、折り返し流路を流れる改質ガスの流れが乱れるのを確実に防止することができる。また、熱膨張差により隙間が発生した自由端から断熱材が改質部内に混入することを防ぐことができる。
以下、本発明による改質装置の一実施の形態を適用した燃料電池システムについて説明する。図1はこの燃料電池システムの概要を示す概要図である。この燃料電池システムは、図1に示すように、燃料電池10と燃料電池10に必要な水素ガスを生成して供給する改質装置20を備えている。燃料電池10の燃料極にはCO浄化部60から改質ガスが供給され、燃料電池10の空気極には外部からの空気が供給され、燃料電池10において改質ガス中の水素ガスと空気中の酸素ガスとが反応して発電するようになっている。
改質装置20は、改質部30、冷却部40、一酸化炭素シフト反応部(以下、COシフト部という。)50、一酸化炭素浄化部(以下、CO浄化部という。)60および燃焼部70から構成されている。
改質部30は、外部から供給された燃料(例えば天然ガス、LPガス、灯油、メタノールなど)と水蒸気との混合ガスから改質ガスを生成して導出するものであり、有底円筒状に形成されている。この改質部30は、燃焼部70のハウジング71とバーナ燃焼部72との間の環状空間に改質部30の筒部が挿入され、燃焼ガス流路73,74に取り囲まれるように配置されている。
改質部30は後述する冷却部40の環状マニホールド43の上面に当接して固定されている。改質部30内には、図2に示すように環状の空間を内側空間R1と外側空間R2に仕切る筒状の中仕切り32が改質部30の軸線方向に延在して配置されている。この中仕切り32は、改質部30と冷却部40の環状マニホールド43とを仕切る底板31に下端が固定され、上端は改質部30の環状の天板から間隔をもって延設され、この中仕切り32上端側の改質部30の天板との隙間から改質部30の内側空間R1と外側空間R2とは連通している。また、改質部30の底板31には、環状マニホールド43と外側空間R2とを連通して燃料と水蒸気との混合ガスを導入する複数の混合ガス導入口31aが設けられるとともに、環状マニホールド43の開口43aに臨んで設けられ改質ガスを内側空間R1から導出する改質ガス導出口31bが設けられている。この構成によって改質部30内には、混合ガス導入口31aから筒部先端(上端)の折り返し点Pまでの流路(外側空間R2)と、折り返し点Pから改質ガス導出口31bまでの流路(内側空間R1)から構成される折り返し流路Rが形成される。
中仕切り32の内周側には、中仕切り32との間に所定間隔を保持して軸線方向に延在する円筒状の仕切板33が配置されている。この仕切板33は、中仕切り32の上端に環状フランジ部33aに固定され中仕切り32に沿って垂下し、中仕切り32と仕切板33の間には断熱層としての静止空間34が形成されている。静止空間34は仕切板33の下端と底板31との間の開口34aのみにより、折り返し流路Rの内側空間R1と連通している。このため、静止空間34には、混合ガスが充満されてはいるが気体の流れの生じない空間となっている。開口34aは静止空間34内の混合ガスと内側空間R1の間の呼吸作用のために形成されている。
なお、改質部30の内外壁および中仕切り32は耐熱性、耐食性、ガス機密性の優れた金属(例えばステンレス)で形成されている。
改質部30内には、改質触媒30a(例えば、Ru系、Ni系の触媒)が充填されており、混合ガス導入口31aから導入された燃料と水蒸気との混合ガスが改質触媒30aによって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。この改質反応は吸熱反応である。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。この一酸化シフト反応は発熱反応である。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)は改質ガス導出口31bを通って冷却部40に導出される。
冷却部40は、改質部30から導出された改質ガスを燃料と水蒸気との混合ガスによって降温して導出するものであり、改質部30と同軸に配置されている。冷却部40は、円筒ハウジング41、環状に形成された底板42、円筒ハウジング41の上部に設けられた環状マニホールド43、環状マニホールド43の底部にそれぞれ配設された内筒44、マニホールド45,46、および両マニホールド45,46を連通する複数の熱交換パイプ47から構成されている。マニホールド45には燃料と水蒸気(または水)との混合ガスを導入する導入口45aが設けられており、マニホールド46には環状マニホールド43に連通する貫通孔46aが設けられている。
導入口45aから導入された混合ガスは、マニホールド45、熱交換パイプ47、マニホールド46、貫通孔46a、環状マニホールド43、および改質部30の混合ガス導入口31aを通って改質部30に導出される。一方、改質ガス導入口である環状マニホールド43の開口43aから導入された改質ガスは、内筒44および環状の底板42の開口42aを通ってCOシフト部50に導出される。この時、熱交換パイプ47を介して混合ガスと改質ガスとの間で熱交換が行われ、混合ガスは改質ガスによって加熱され、改質ガスは降温する。
COシフト部50は、冷却部40から供給された改質ガス中の一酸化炭素を低減するものであり、冷却部40に同軸に固定されている。COシフト部50は、外筒51と、外筒51と同軸に配置された内筒52を備えている。外筒51および内筒52の各上端縁には環状に形成された天板53の外周縁および内周縁が一体的に取り付け固定されている。天板53の開口53aは冷却部40からの改質ガスを導入する導入口である。外筒51の下端縁には円板状に形成された底板55の外周縁が一体的に取り付け固定されている。底板55と内筒52の下端との間には隙間が形成されている。外筒51の外周上部には改質ガスが導出される改質ガス導出口51aが設けられている。天板53の上面には、天板53の開口53aの内周縁(すなわち内筒52の上端開口周縁)から連結部56が立設されており、この連結部56の上端は、冷却部40の底板42上の開口42aの内周縁に取り付け固定されている。COシフト部50の内筒52内および内筒52と外筒51との間には触媒50a(例えば、Cu−Zn系の触媒)が充填されている。この触媒50aは、外周縁を外筒51の内周に取り付けたフィルタを有する支持部材54によって支持されている。
このように構成されたCOシフト部50においては、導入口53aから導入された改質ガスは、内筒52を通り、折り返して内筒52と外筒51との間の空間を通って改質ガス導出口51aから導出する。このとき、供給された改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気が触媒50aにより反応して水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。この一酸化炭素シフト反応は、発熱反応である。
CO浄化部60は、COシフト部50から供給された改質ガス中の一酸化炭素をさらに低減して燃料電池10に供給するものである。CO浄化部60は改質ガスを導入および導出する導入口61および導出口62を備えている。導入口61は配管81により改質ガス導出口51aに連通しており、この配管81の途中には酸化空気が供給されるようになっている。導入口61にはCOシフト部50からの改質ガスと酸化空気との混合ガスが供給されている。導入された混合ガス中の一酸化炭素は、酸素と反応して二酸化炭素になる。この反応は、CO浄化部60の内部に充填された触媒60a(例えば、Ru系、Pt系の触媒)によって促進される。これにより、改質ガスは酸化反応によって一酸化炭素濃度がさらに低減されて(10ppm以下)導出され、燃料電池10の燃料極に供給されるようになっている。
燃焼部70は、改質部30を加熱する燃焼ガスを生成するものである。この燃焼部70は、ハウジング71とこのハウジング71の上部中央に突設されたバーナ燃焼部72とから構成されている。バーナ燃焼部72の上部には燃焼用燃料、燃焼空気およびオフガスを導入するガス導入口72aが設けられ、バーナ燃焼部72の下部には導入された燃焼用燃料またはオフガスに着火する着火手段である電極(図示省略)が設けられている。バーナ燃焼部72内において、着火手段によって着火された燃焼用燃料またはオフガスが燃焼する。その燃焼ガスがバーナ燃焼部72の下部開口端から導出される。そして、この燃焼ガスは、バーナ燃焼部72と改質部30の筒部の内壁面との間に形成された環状流路73と、改質部30の筒部の外壁面とハウジング71との間に形成されて環状流路73の上部と連通する環状流路74とを通って外部に排気される。
また、CO浄化部60の導出口62と燃料電池10の燃料極の導入口11aとを連通する配管82が設けられ、燃料電池の燃料極の導出口11bと燃焼部のガス導入口72aとを連通する配管83が設けられている。両配管82,83の間にはバイパス管84が設けられており、配管82のバイパス管84の連結部分には切り替え装置91が設けられている。この切り替え装置91は、定常運転時にはCO浄化部60を燃料電池10に連通し、起動運転時には一酸化炭素濃度が高い改質ガスを燃料電池10に供給しないようにするためCO浄化部60を燃焼部70のバーナ燃焼部72に連通するように切り替えられている。これにより、起動運転時には、外部からの燃焼用燃料またはCO浄化部60から導出された改質ガスの少なくともどちらか一方がバーナ燃焼部72に供給されて燃焼され、定常運転時には、燃料電池10で未使用の水素ガス(オフガス)がバーナ燃焼部72に供給されて燃焼される。
このように構成された燃料電池システムの改質装置の動作について説明する。定常運転時には、図1に示すように、冷却部40のマニホールド45に水(または水蒸気)に燃料が混合され導入される。冷却部40においては、導入された混合ガスが上述したように環状マニホールド43へ到達する間に、改質部30から供給されて内筒44内を流れる改質ガスによって加熱され完全に気体化されて、改質部30の混合ガス導入口31aに導出される。そして、触媒30aを通過する間に水蒸気改質反応によって改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成される。また、これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じる。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)は冷却部40の内筒44に導出される。冷却部40の内筒44内においては、改質ガスが内筒44を通過する間に降温され、COシフト部50に導出される。そして、COシフト部50においては、冷却部40から供給された改質ガスがその中に含まれる一酸化炭素を低減されてCO浄化部60に導出される。さらにCO浄化部60に導出された改質ガスには酸化反応用空気が混合され、酸化反応によって一酸化炭素濃度がさらに低減されて導出されたのち、燃料電池10の燃料極に供給される。
ここで改質部30を通過する改質ガスの動作について詳述する。図2に示すように、混合ガス導入口31aから導入された混合ガス(400℃〜550℃)は、改質部30内の外側空間R2に導入される。外側空間R2に導入された混合ガスは、中仕切り32に沿って上昇し、改質触媒30aを通過する。このとき混合ガスは環状流路74を通過する燃焼ガスによって加熱される。そして改質部30の天板と中仕切り32の上端の隙間から折り返し点Pで折り返して内側空間R1側に移動し、仕切板33に沿って下降する。この内側空間R1を下降する混合ガスは、環状通路73を通過する燃焼ガスとバーナ燃焼部72の燃焼ガスによってさらに加熱される(550℃〜750℃)。
このとき、混合ガス導入口31aから折り返し点Pまでの流路(外側空間R2)と折り返し点Pから改質ガス導出口31bまでの流路(内側空間R1)との間は、静止空間34により断熱されている。このため、内側空間R1内を流れる比較的高温の混合ガスの温度は、外側空間R2を流れる比較的低温の混合ガスの温度に引張られて低下することなく、改質ガス導出口31bから冷却部40に導出される。
図3は、内側空間R1および外側空間R2から構成される折り返し流路R内の温度を測定した温度分布グラフである。この温度分布グラフは、混合ガス導入口31aから改質ガス導出口31bまで図2に示すT1からT9の位置の温度を測定したものである。また、静止空間34の効果を明確にするため、図4に示すように、仕切板33を設けずに静止空間34を形成しない構成の改質部30において、混合ガス導入口31aから改質ガス導出口31bまでT1からT9の位置の温度を測定した。この静止空間34のない従来の改質部34の温度分布グラフを図5に示す。
図5に示す従来の静止空間34がない温度分布グラフにおいて、位置T6をピークとして位置T9の温度は低下している。これに対して静止空間34を形成した本実施の形態における改質部30では、図3に示すように位置T6から位置T9においても温度は低下していない。この図3、図5の温度分布グラフを比較して明らかなように、本実施の形態において、改質部30の位置T6から位置T9の間、すなわち、折り返し点Pから改質ガス導出口31bまでの流路(内側空間R1)を流れる比較的高温の改質ガスの温度が、外側空間R2を流れる比較的低温の混合ガスの温度に引張られて低下することを静止空間34の断熱作用によって防止していることが確認できる。
従って、混合ガス導入口31aから折り返し点Pまでの流路(外側空間R2)と折り返し点Pから改質ガス導出口31bまでの流路(内側空間R1)との間に静止空間34を設けることによって、隣接する折り返し流路Rの間の断熱性を向上できる。この結果、内側空間R1を流れる比較的高温の改質ガスの温度は、外側空間R1を流れる比較的低温の混合ガスの温度に引張られて低下せず、改質部30における転化率および熱効率を向上させることができる。また、上述した実施の形態のように、仕切板32を設けることにより中仕切り32と仕切板33の間に気体の流れのない静止空間34を形成して断熱層とすれば、簡単な構成で隣接する折り返し流路間を断熱し、改質部30における転化率および熱効率を向上させることができる。
なお、上述の実施形態では、中仕切り32から仕切板33が環状フランジ部33aを介して垂下されるように構成したが、図6に示すように中仕切り32の内周側に所定間隔をあけて中仕切り32と平行に底板31から立設し、中仕切り32のと仕切板33の上端に環状のパンチングメタル35を装着するようにしてもよい。
このようにパンチングメタル35を装着して静止空間34を形成するようにすれば、改質触媒30aが静止空間34に落下してくることを防止したうえ呼吸作用を行うことができるうえ、中仕切り32および仕切板33の剛性が増し、折り返し流路R内を混合ガスが移動すること等によって中仕切り32および仕切板33が振動することを防止できる。
また、上述の実施の形態では中仕切り32と仕切板33の間に混合ガスの流れのない静止空間34を形成し、この静止空間34内の混合ガスにより断熱層を形成したが、断熱層を、改質部30の内外壁を構成する部材の熱伝導率以下の熱伝導率を有する断熱材(例えば、セラミックボード(セラミックファイバー断熱材)などのセラミック材)からなる断熱部材36で形成してもよい。この場合、図7に示す如く断熱部材36を中仕切り32に接着またはモールド成形によって固定すればよい。さらに、中仕切り32自体を断熱部材36と同様の断熱材で形成してもよい。
このように、断熱部材36を用いて断熱層を形成するようにすれば、断熱層は改質部30の内外壁を構成する部材の熱伝導率以下の熱伝導率を有することになり、均一な断熱効果が得られ、改質部30における転化率および熱効率をさらに向上することができる。
また、上述の実施の形態において、断熱部材36(136a)の下端部を内側に向けて延設して、その環状延設部136bによって冷却部40と隣接する改質部30を区画して断熱するようにしてもよい。これにより、改質部30はより確実に放熱を防止することができる。なお、円筒状の断熱部材36(136a)と環状延設部136bとの一体を断熱部材136としている。
さらに、この断熱部材136の全周を金属材(例えばステンレス材)で形成されたケーシング100で覆う構造とするのが好ましい。このケーシング100は、仕切り外筒101、仕切り内筒102、第1〜第3環状フランジ103〜105および第1および第2連結部材106,107から構成される一体構造体である。仕切り外筒101、仕切り内筒102および第1連結部材106は、上述した中仕切り32、仕切板33および環状フランジ部33aと同様に構成されている。
仕切り外筒101の下端は、冷却部40の上面に設けた環状の取付部40aの上面に溶接などにより固定されている。仕切り外筒101の下端には第1環状フランジ103の外周端が接続されている。仕切り外筒101の上端には環状に形成された第1連結部材106の外周端が接続され、第1連結部材106の内周端から仕切り内筒102が垂下している。仕切り内筒102の下端には第2環状フランジ104の外周端が接続され、第2環状フランジ104の内周端から円筒状に形成された第2連結部材107が垂下し、第2連結部材107の下端には第3環状フランジ105の内周端が接続されている。第3環状フランジ105の外周端105aは第1環状フランジ103の内周端103aに下側に重なるように配置されている。なお、取付部40aは冷却部40から導出される燃料と水蒸気の混合ガスを改質部30の外側空間R2に導入する導出口40bを備えている。
これにより、ケーシング100は互いに接合されていない一対の自由端である第3環状フランジ105の外周端105aおよび第1環状フランジ103の内周端103aを備えることになる。したがって、断熱部材136から発生する粉末などが折り返し流路Rに混入するのを確実に防止することできる。さらに、断熱層である断熱部材136より内側の内側流路R1と断熱部材136より外側の外側流路R2で温度差が生じ、これによりケーシング100の内側壁である仕切り内筒102と外側壁である仕切り外筒101とに熱膨張差が生じた場合、ケーシング100の自由端が熱膨張によって移動する。具体的には、内側流路R1が外側流路R2より高温となり仕切り内筒102が仕切り外筒101より膨張する場合、第2環状フランジ104ひいては第3環状フランジ105およびその外周端105aが下方に移動する。したがって、ケーシング100が変形して破損するのを確実に防止することができる。
また、これら自由端(第3環状フランジ105の外周端105aおよび第1環状フランジ103の内周端103a)は、折り返し流路Rに面していない部位に設けられるのが好ましい。これによれば、折り返し流路Rを流通する改質ガスが自由端間を通って断熱層(断熱部材136)内に入り込む支流の発生を防止して、折り返し流路Rを流れる改質ガスの流れが乱れるのを確実に防止することができる。また、熱膨張差により隙間が発生した自由端から断熱材(断熱部材136の細かい粉)が改質部30内に混入することを防ぐことができる。
さらに、好適には、断熱部材36を空気の熱伝導率以下の断熱材から形成することが好ましい。これにより、混合ガスが存在する静止空間34を断熱層とした場合と比較して、同じ断熱効果を得るのに断熱層の厚みを小さくすることができ、改質装置20をコンパクトにすることができる。なお、この場合、断熱材としては、例えば日本マイクロサーム社製のマイクロサームやドイツ・ワッカー社製のWDSなどを用いることができる。また、断熱部材36を改質ガスの熱伝導率以下の断熱材から形成してもよい。
また、上述の実施の形態では、中仕切り32を改質部30内に1つのみ配置して1回の折り返しからなる折り返し流路Rについて述べたが、径の異なる中仕切り32を複数配置して複数の折り返しからなる折り返し流路において、断熱層を形成してもよい。これによっても改質部30における転化率および熱効率を向上させることができる。
なお、静止空間34の厚みについては、折り返し流路Rを通過する混合ガスの温度勾配、流速および改質部30を構成する各部材の材質(熱伝導率)に基づいて適宜設計できる。
また、上述の実施の形態において、燃料と水蒸気の混合ガスを内側空間R1側から導入して外側空間R2に導くようにしてもよい、すなわち実施の形態における改質ガス導出口31bを混合ガス導入口とし、混合ガス導入口31aを改質ガス導出口としてもよい。この場合、それに合わせて冷却部40の構造が変えられる。
本発明に係る改質装置を示す概要図である。 本発明に係る改質装置の第1の実施の形態における要部拡大図である。 本発明に係る改質装置の第1の実施の形態における改質部内の温度分布グラフである。 本発明に係る改質装置の第1の実施の形態との比較における従来の改質部の概要図である。 図4における従来の改質部内の温度分布グラフである。 本発明に係る改質装置の第2の実施の形態における要部拡大図である。 本発明に係る改質装置の第3の実施の形態における要部拡大図である。 本発明に係る改質装置の第4の実施の形態における要部拡大図である。
符号の説明
10…燃料電池、20…改質装置、30…改質部、30a…改質触媒、31a…混合ガス導入口、31b…改質ガス導出口、32…中仕切り、33…仕切板、34…静止空間、33a,42a,43a,53a…開口、36,136…断熱部材、40…冷却部、45a…導入口、46a…貫通孔、50a,60a…触媒、51a…改質ガス導出口、60…CO浄化部、61…導入口、62…導出口、70…燃焼部、81〜83…配管、84…バイパス管、91…切り替え装置、100…ケーシング、101…仕切り外筒、102…仕切り内筒、103〜105…第1〜第3環状フランジ、103a…第1環状フランジの内周端(自由端)、105a…第3環状フランジの外周端(自由端)、106,107…第1および第2連結部材、P…折り返し点、R…折り返し流路、R1…内側空間、R2…外側空間。

Claims (5)

  1. 環状に形成され内部に軸線に沿って延在する折り返し流路が形成されるとともに、該折り返し流路の一端および他端には入口および出口が形成され、前記入口から供給された燃料と水蒸気との混合ガスを改質触媒によって改質して生成された改質ガスを前記出口から燃料電池に導出する改質部と、
    外部から供給された燃焼用燃料を燃焼し、その燃焼ガスを前記改質部の内外壁に沿って流通させ、前記燃焼ガスによって前記改質部を加熱する燃焼部と、
    を備えた改質装置において、
    前記改質部の互いに隣接する折り返し流路間に断熱層を介在させたことを特徴とする改質装置。
  2. 請求項1において、前記断熱層を、前記折り返し流路内に前記軸線方向に延設した仕切板と前記折り返し流路の隣接壁面とによって形成された空間で形成したことを特徴とする改質装置。
  3. 請求項1において、前記断熱層を、前記改質部の内外壁を構成する部材の熱伝導率以下の熱伝導率を有する断熱材からなる断熱部材で形成したことを特徴とする改質装置。
  4. 請求項3において、前記断熱部材の全周を金属材で形成されたケーシングで覆う構造とし、前記ケーシングは互いに接合されていない一対の自由端を備えたことを特徴とする改質装置。
  5. 請求項4において、前記自由端は、前記折り返し流路に面していない部位に設けられていることを特徴とする改質装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011044244A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Toyota Motor Corp 燃料電池スタック装置
JP2016149250A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社デンソー 燃料電池装置

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