JP2005313989A - 包装物を製造する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 香りを密封できる包装された飲み物を製造する方法を提供する。
【解決手段】 缶入りコーヒーを製造する方法が述べられている。コーヒー粒子20が容器12の端部蓋36に取り付けられた収容部16内で保持される。収容部16にはフィルタ22が設けられ、それによって、水、砂糖溶液、ミルクの混合物などが容器12の容積14内に保持され、収容部16の中へおよび中から相互に通過できると共に、コーヒー微粒子20が収容部16から逃れられないようになっている。コーヒーは密封された容器12を加熱することによって、コーヒー粒子20からコーヒーを抽出することによって製造される。粒子20は抽出前に容器12内で密封されるため、コーヒーの全ての揮発性のある高い香り要素は容器12内に保持され、そこに保持された水およびミルクの中に注入される。
【選択図】 図6
【解決手段】 缶入りコーヒーを製造する方法が述べられている。コーヒー粒子20が容器12の端部蓋36に取り付けられた収容部16内で保持される。収容部16にはフィルタ22が設けられ、それによって、水、砂糖溶液、ミルクの混合物などが容器12の容積14内に保持され、収容部16の中へおよび中から相互に通過できると共に、コーヒー微粒子20が収容部16から逃れられないようになっている。コーヒーは密封された容器12を加熱することによって、コーヒー粒子20からコーヒーを抽出することによって製造される。粒子20は抽出前に容器12内で密封されるため、コーヒーの全ての揮発性のある高い香り要素は容器12内に保持され、そこに保持された水およびミルクの中に注入される。
【選択図】 図6
Description
この発明は包装された食品の製造方法に関し、限られるものではないが、特に、お茶やコーヒーのような包装された飲料に関する。
この発明は特に包装された飲み物のような、包装された食品の従来の製造方法を考慮および研究して生じたものである。
コーヒーのような包装された飲み物の公知の製造方法の1つは、レトルト殺菌方法である。これは、コーヒーの粉末を抽出器に置き、典型的には、100℃より低い温度で水でコーヒーを抽出する。抽出プロセスにおいて、揮発性の香りの高い成分の幾つかがコーヒー抽出器から逃げることが知られている。その後、コーヒー抽出器は、コーヒー粉末を除去するために濾過され、コーヒーの混合物を製造するために、クリームや砂糖のような、他の物質および風味を有するものと混合するように容器にポンプで送られる。コーヒーの混合物は、それから缶にポンプで送られ、注がれて、その後密封される。密封された缶は、蒸気で加圧された室内に載置されて、120℃より高い温度に加熱される。その結果、細菌やバクテリアが死滅し、コーヒーの混合物を人間が消費しても、無菌でかつ安全である。
代わりの方法が、上記したレトルト殺菌方法と実質的に同様の抽出および濾過工程を含む、衛生的な方法として知られている。しかしながら、ひとたびコーヒーの混合物が衛生的な方法で得られると、それは超高温処理(UHT)を受け、そこでコーヒーの混合物はジャケット付きの配管を通過し、数秒間130℃を超える温度に加熱され、それから細菌およびバクテリアを死滅させるために数秒間95℃より低い温度に冷やされ、人間が消費しても安全なようにされる。缶および関連した蓋は、120℃を超える温度に蒸気で蒸されかつ加熱される部屋で別々に殺菌される。殺菌された缶および殺菌されたコーヒーの混合物は、それらが殺菌されていない空気に接触しないことを確実にするために、特別の充てん室(衛生的な部屋)に搬送され、そこで混合物は殺菌された缶にポンプで詰められる。この殺菌された缶は、続いて蓋をされて密封される。
上で記載した両方の方法共、缶に入れられる前にコーヒーの加熱(または抽出)を必要とする。その結果、コーヒーの揮発性のある香りの高い成分の大部分が、コーヒーの混合物が密封される前に失われる。その結果、缶詰された製品はコーヒー粉末から新鮮に生じる芳香や香りの高い成分を欠くことになる。この問題を是正するための多くの試みがなされてきた。例えば、カナダ特許第1,104,409(味の素ゼネラルフード株式会社)は、コーヒー粉末またはお茶の葉を小さな多孔性の密封された袋に載置し、密封された袋を缶内で水溶性の砂糖溶液と共に置き、缶をしっかりと閉めて、缶を加圧下で加熱し、それから缶を急速に冷やすというプロセスを提案している。しかしながら、そのような製品は、缶が開けられたとき、飲み物中にフィルタ袋が浮いているのを見ることになり、美的な面において楽しいものではないため、消費者に対する魅力がないかもしれない。また、缶から直接飲み物が飲まれるときは、袋が缶の開口部をさえぎるか、またはストロで飲まれるときには、ストロの端部を邪魔することによって、袋が飲み物を飲むときの障害になるかもしれない。また、そのうちに袋が劣化し、袋が砕けて、コーヒー粉末またはお茶の葉を飲み物内に逃がすというリスクも存在する。
さらなる方法が日本特許出願番号07−315742(タワラ機工株式会社)に記載されている。この明細書は、水の供給およびお茶の葉またはコーヒー粉末を保持する容器が内蔵されたお茶またはコーヒーを製造するための缶を記載している。容器は缶の底面に固定された複数の突起に対して押し付けることによって穴が開けられる。ネットまたはフィルタが容器の一部に設けられ、それによって、ひとたび突起によって穴が開けられると、コーヒー粉末またはお茶の葉を除いて水が容器の内外に流れるようになっている。飲み物を消費するために、消費者が製品を飲もうとしたときに、容器に穴が開けられる。このとき、消費者は、コーヒー粉末またはお茶の葉からコーヒーまたはお茶の抽出および濾過を起こすために製品を加熱するよう要求される。しかしながら、一般には、消費者は、従来の抽出プロセスにおいて行なわれたように、お茶またはコーヒーを十分に抽出するために、缶を加熱および加圧することはできない。
この発明のある局面に従えば、包装された飲み物を製造する方法が提供され、
開口を有する外側容器を形成するステップと、
複数の孔を有する収容部を形成するステップと、
前記開口を通して前記外側容器に一定量の液体を堆積するステップと、
前記収容部に多量の粒子状の飲み物材料を載置するステップを含み、前記粒子状の材料および穴は、前記粒子状の材料が前記穴を通過できないような相対的な寸法であり、
前記穴が前記容器包装の内部に配置された状態で、前記外側容器を閉じるために、前記開口全体にわたって前記収容部を密封するステップを含み、それによって、前記液体は前記穴を介して、前記収容部に入る。
開口を有する外側容器を形成するステップと、
複数の孔を有する収容部を形成するステップと、
前記開口を通して前記外側容器に一定量の液体を堆積するステップと、
前記収容部に多量の粒子状の飲み物材料を載置するステップを含み、前記粒子状の材料および穴は、前記粒子状の材料が前記穴を通過できないような相対的な寸法であり、
前記穴が前記容器包装の内部に配置された状態で、前記外側容器を閉じるために、前記開口全体にわたって前記収容部を密封するステップを含み、それによって、前記液体は前記穴を介して、前記収容部に入る。
好ましくは、前記外側容器を形成する前記ステップは、第1の蓋によって一端が密封された側壁を有する密封されない缶を形成するステップを含み、前記開口を形成するために、他方端が開かれている。
好ましくは、前記方法はさらに、前記閉じられた外側容器にレトルト処理を受けさせるステップをさらに含む。
この発明のさらなる局面に従えば、2以上の物質の混合物を含む包装された製品を製造する方法が提供され、前記方法は、
開口を有する外側容器を形成するステップと、
前記収容部の表面の一部を形成するフィルタを有する収容部を形成するステップと、
前記包装に第1の物質を堆積するステップと、
前記収容部に第2物質を載置するステップと、
前記フィルタが、前記包装の内部に配置された状態で、前記開口を閉じるために、前記収容部を前記外側容器に取り付けるステップを含み、前記第1の物質は前記フィルタを介して前記収容部の中へまた収容部の中から移動が可能であり、前記第2の物質は前記フィルタによって前記収容部から実質的に移動ができないようにされている。
開口を有する外側容器を形成するステップと、
前記収容部の表面の一部を形成するフィルタを有する収容部を形成するステップと、
前記包装に第1の物質を堆積するステップと、
前記収容部に第2物質を載置するステップと、
前記フィルタが、前記包装の内部に配置された状態で、前記開口を閉じるために、前記収容部を前記外側容器に取り付けるステップを含み、前記第1の物質は前記フィルタを介して前記収容部の中へまた収容部の中から移動が可能であり、前記第2の物質は前記フィルタによって前記収容部から実質的に移動ができないようにされている。
好ましくは、前記第1物質は液体を含む。
好ましくは、前記第2物質は粒状の固体を含む。
好ましくは、前記包装はレトルト処理に耐え得る缶またはブリキ缶または他の容器である。
好ましくは、前記粒状の固体はコーヒー粉末またはお茶の葉を含む。
好ましくは、前記液体は水、ミルクおよび砂糖溶液の1つ、またはそれらの混合物を含む。
この発明のさらに他の局面によれば、液体および粒状の固体から製造される飲み物のための包装が提供される。前記包装は、
液体を含むための第1の容積を規定する外側容器と、
粒状の固体を含む第2の容積を規定する収容部とを含み、前記収容部は前記外側容器に取り付けられ、前記容器の内側に配置された表面部分を有し、前記表面部分は、前記第1および第2の容積間で液体の通過を許容するとともに、前記粒状の固体が、前記第2容積から前記第1容積へ実質的に通過しないように構成されている。
液体を含むための第1の容積を規定する外側容器と、
粒状の固体を含む第2の容積を規定する収容部とを含み、前記収容部は前記外側容器に取り付けられ、前記容器の内側に配置された表面部分を有し、前記表面部分は、前記第1および第2の容積間で液体の通過を許容するとともに、前記粒状の固体が、前記第2容積から前記第1容積へ実質的に通過しないように構成されている。
好ましくは、前記外側容器は側壁と、前記側壁の両端で密封された第1および第2の端部の蓋を有する缶である。
好ましくは、前記容器は、前記缶の内部で第1および第2の端部の蓋の1つに取り付けられている。
好ましくは、前記フィルタは表面部分に形成された複数の穴を含む。
添付の図面および特に、図1および図6を参照して、包装された飲み物を製造するための本方法において使用されてもよい、包装10の実施例は、飲み物の第1の材料を含む容積14を規定する外側容器12と、収容部16とを含み、第1の材料は典型的には、特に限られるものではないが、水、ミルク、クリームまたはそれらの混合物(図示なし)のような、典型的には液体であり、収容部16は、この実施例ではコーヒー粉末20として例示されている、粒状の固体の形状の飲み物のさらなる材料を含む容積18を規定する。収容部16の表面の一部は、組み立てられた包装10において外側容器12の内側に配置されたフィルタ22の形状に構成されている。フィルタ22は、容積14と容積18の間で液体が通過するのを許容し、一方、コーヒー粉末20が、容積18から容積14に通過するのを実質的に妨げるように構成されている。
外側容器12は、円筒状の側壁24および側壁24の一方端を密封する平面状のディスク状の端部の蓋26を有する缶の形態である。任意の従来の方法および技術が、円筒状の壁24と端部の蓋26を製造するために使用されてもよく、続いてそれらが互いに取り付けられる。
収容部16は、一方端に形成された平面状のベース30付きの、実質的に円筒状の側壁28を有する小さな円形状のカップの形態である。ベース30は、フィルタ22を形成するために穴が開けられている。側壁28は、その反対側の自由端32の内部に、円周状の溝34が形成される。溝34は、容積18の内側から見たとき、一般に凸状の断面である。
包装10は第2の端部蓋36をまた含む。端部蓋36は、中央の突起38を形成され、中央の突起38は組み立てられた包装10内では、外側容器12内に突出している。突起38は収容部16の内側の形状と実質的に補完的な形状であり、平面状の端部壁40と突起38の側壁44から外側へ突出する円周状のリブ42を含む。リブ42は、収容部16を端部蓋36に、効率的に接続するための溝34に存在する。容積18が収容部16のベース30(すなわちフィルタ22)と突起38の端部壁40との間に効果的に限定されるよう、突起38は、収容部16の深さよりも浅い深さに形成されている。
端部蓋36および収容部16は共に、常温圧縮成形および深絞りのような、従来のシートメタル技術から製造されてもよい。溝34内のリブ42の機械的な係合は収容部16を端部蓋36に取り付けるのに十分である。溶接やろう付けのような、いかなる補助的な接続も必要としない。
ひとたび容積14が、所定の量の液体、収容部16内に装填されたコーヒーの微粒子20、蓋36に取り付けられた収容部16で満たされると、蓋36は、それから、側壁の対向する端部を密封され、包装10の製造が完成する。
大まかにいうと、包装10の上記した実施例は、以下の主要なステップを利用して、特に限られるものではないが、缶詰にされたお茶またはコーヒーのような包装された飲み物の製造方法を容易にする。
まず、図1に示された包装10の主な要素が形成される。これは一方端が開かれた外側容器および収容部16を形成するステップを含む。収容部16は、フィルタ22を形成するために、そのベース30に複数の穴を形成されている。水、ミルクおよび/または砂糖の溶液の混合物が、側壁24の開口端部を介して外側容器12に注がれる。
ある量のコーヒー微粒子20は収容部16の容積18内に堆積される(図2参照)。穴/フィルタ22は、容積14内の液体が容積18の中へおよびそこから流れることを許容するが、コーヒー微粒子が容積18から容積14内へ通過するのを妨げる。それから、収容部16は容器12の開口端全体で密封される。図3−5を参照して、これは次のことを意味する。すなわち、リブ42を溝34にはめ込むように、突起38を収容部16に押し、それから蓋36を側壁24に取り付ける。包装10は今や逆の状態にあり、例えば水、ミルクおよび砂糖溶液を容積14内で、そしてコーヒー微粒子20を容積18内で、コーヒー飲み物のための材料を保持する。
包装10は端部蓋36が包装10の底に位置するように、図6に示すように直立になるよう回転される。微粒子20からコーヒーを抽出することは、上記したように、例えば、包装10を蒸気で加圧された室内に置き、それを120℃を超える温度に加熱することによって行なわれる。これは、微粒子20からコーヒーを抽出すること、および人間の消費に対して安全となるよう得られる飲み物を殺菌する、という二つの効果を奏する。選択的には包装は抽出中に振られても良い。
この方法によって、微粒子を包装10の内部に密封した状態で、抽出プロセスが実行される、という点が評価されるべきである。このように、すべての揮発性の香りの高い要素が、より一層の芳香を提供するように包装10内で密封される。収容部16は、端部蓋36に固定され、それゆえ容積14内に浮遊できない、という点についてもさらに評価すべきである。また、金属から製造されているため、収容部16はコーヒー粒子が容積14内に解放されるように破裂したり爆発することはほとんどない。
この発明の実施例が詳細に記載されたため、当業者にとって多くの修正や変形が基本的な発明概念から離れることなくなされ得る。例えば、上記実施例は、缶詰またはブリキ缶コーヒーの製造に関連して述べられた。しかしながら、包装された製品の製造方法および包装は、飲み物または食品の他の形式のものまたは形態のものに適用されてもよい。特に、抽出される任意の食品(「抽出可能な食品」)は、収容部16に保持されてもよい。特に、包装および方法は、コーヒー微粒子20をお茶の葉と単に置き換えることによって、缶入りのまたはブリキ缶の茶を製造するのに非常によく適している。さらに、この実施例においては、フィルタ22は、収容部16のベース30全体に延在するよう例示されている。しかしながら、フィルタは、側壁28にまで延在してもよい(すなわち穴は側壁28に形成されてもよい)。これは、液体を容積18を通してさらに流れるようにし、抽出プロセスの強化、または早い抽出を促す。実際、収容部16の全表面に穴が存在してもよい。加えて、この実施例は、単一の収容部16の使用について述べているが、同じまたは異なった粒状の固体、または液体内で溶解する固体を含む複数の収容部が提供されてもよい。また、収容部16は、容器の端部蓋に取り付けられるのが最も便利であると考えられるが、収容部16が、側壁24の内側に取り付けられるような方法で、包装10の実施例を形成することも、技術的には可能である。また、包装は、好ましくはブリキまたは缶であるが、包装または包装が形成される材料の他の形態、レトルト処理に耐え得るものであれば使用してもよい。
全てのそのような修正および変形は、この発明の範囲内にあるものと見なされ、その特性は上記実施例および添付のクレームから決定される。
Claims (15)
- 包装された飲み物を製造する方法であって、
開口を有する外側容器を形成するステップと、
複数の穴を有する収容部を形成するステップと、
前記開口を通して前記外側容器にある容積の液体を堆積するステップと、
前記収容部にある量の粒状の飲み物材料を載置するステップを含み、前記粒状の材料および穴は、粒状の材料が前記穴を通過できないような相対的な寸法であり、
前記容器内に前記穴が配置された状態で、前記外側容器を閉じるために、前記開口全体にわたって前記収容部を密封するステップを含み、それによって、前記液体は前記穴を介して前記収容部内を通過できる、方法。 - 前記外側容器の前記形成するステップは、第1の蓋によって一方端を密封され、前記開口を形成するために、他方端を開放された側壁を有する密封されない缶を形成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
- 2以上の物質の混合物を含む包装された製品を製造する方法であって、前記方法は、
開口を有し、第1の物質を収容する外側容器を形成するステップと、
収容部を形成するステップを含み、収容部は、収容部の表面の一部を形成するフィルタを有し、
前記収容部に第2の物質を載置するステップと、
前記フィルタが、前記包装の内部に配置された状態で前記開口を閉じるために、前記外側容器に対して前記収容部を取り付けるステップを含み、前記第1の物質は、前記フィルタを介して前記収容部の中へまた収容部から移動することができ、前記第2の物質は、前記フィルタによって前記収容部の外へ実質的に移動できない、方法。 - 前記第1物質は液体を含む、請求項3に記載の方法。
- 前記液体は、水、ミルク、および砂糖溶液の1つ、またはその混合物を含む、請求項4に記載の方法。
- 前記第2物質は粒状の固体を含む、請求項3から5のいずれかに記載の方法。
- 前記粒状の固体は抽出可能な食品を含む、請求項6に記載の方法。
- 前記粒状の固体はコーヒー粉末またはお茶の葉を含む、請求項6に記載の方法。
- 前記包装はレトルト処理に耐えるよう形成されている、請求項3から8のいずれかに記載の方法。
- 前記包装は缶またはブリキ缶である、請求項3から9のいずれかに記載の方法。
- 前記閉じられた外側容器に対してレトルト処理を行うステップをさらに含む、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
- 液体と粒状の固体から製造される飲み物のための包装であって、前記包装は、
液体を含むための第1の容積を規定する外側容器と、
粒状の固体を含むための第2の容積を規定する収容部とを含み、前記収容部は、前記外側容器の包装に取り付けられると共に、前記容器の内側に配置された表面部分を有し、前記表面部分は、前記第1および第2の容積間で液体が通過するのを許容する一方で、前記粒状固体が、前記第2容積から前記第1容積へ通過するのを妨げるよう構成されたフィルタを含む、包装。 - 前記外側容器は、側壁および前記側壁の両端面で密封された第1および第2の端部蓋を有する缶である、請求項12に記載の包装。
- 前記収容部は、前記缶の内部で第1および第2の端部蓋の1つに取り付けられている、請求項13に記載の包装。
- 前記フィルタは前記表面部分に形成された複数の穴を含む、請求項12から14のいずれか1つに記載の包装。
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