JP2005310738A - 放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

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Hirokazu Otake
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Abstract

【課題】間引き点灯が可能で所定灯数以上の放電ランプの不点に対応できる放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】蛍光ランプFL1のみが不点の状態では、蛍光ランプFL1に電流が流れず、抵抗R4,R5に電流が流れ、ダイオードD1を介して出力するが、蛍光ランプFL2が点灯している状態のため、抵抗R6,R7には電流が流れず、ダイオードD2からの出力は低電圧の状態で、制御部18はインバータ回路12を動作させ、間引き点灯できる。蛍光ランプFL1,FL2のいずれもが不点の状態では、蛍光ランプFL1,FL2に電流が流れず、抵抗R4,R5,R6,R7に電流が流れ、ダイオードD1,D2を介して出力し、制御部18はインバータ回路12の動作を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の放電ランプが接続される放電灯点灯装置および照明装置に関する。
従来、スイッチング素子を有するハーフブリッジ型のインバータ回路で直流電圧を高周波の交流電圧に変換し、このインバータ回路の出力により放電ランプとしての蛍光ランプが点灯する。また、蛍光ランプのフィラメントのインバータとの反対側にはコンデンサを設け、このコンデンサによりフィラメントが予熱される。蛍光ランプの両端の直流電圧を検出し、蛍光ランプが寿命末期になるとインバータ回路の出力を低下させる構成が記載されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平11−31594号公報
そして、上記背景技術の構成の場合、ハーフブリッジ型のインバータ回路の場合、対になるスイッチング素子をそれぞれスイッチング素子Q1,Q2とすると、スイッチング素子Q1,Q2は交互にスイッチングを繰り返し、それぞれのスイッチング素子Q1,Q2は通常ではたとえば図18に示すように遅相電流波形となっている。
ところが、フィラメントを予熱するコンデンサが断線した状態で全ての蛍光ランプが不点になると、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング波形が電流と同相近くになる。このように、スイッチング波形が電流と同相近くになっている状態ではたとえば図19に示すように双方のスイッチング素子Q1,Q2がオンしてひげ状の電流が流れ、スイッチングロスが増加して発熱し、破壊にいたるおそれがある。
また、複数の蛍光ランプが取り付けられる家庭用の照明装置の場合、間引き点灯が可能であることが要求され、複数本の蛍光ランプの内の一部たとえば1灯でも蛍光ランプが接続されてる場合には点灯させることが必要である。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、所定本数の間引き点灯が可能であるとともに、複数の放電ランプの内の所定条件の放電ランプが全て不点となった場合には、インバータ回路の出力を停止することができる放電灯点灯装置および照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の放電灯点灯装置は、インバータ回路と;それぞれ共振用インダクタ、共振用コンデンサおよび直流カット用コンデンサを直列に含むとともに共振用コンデンサに並列的に接続されインバータ回路により点灯される放電ランプを含む2個以上の放電灯負荷回路と;任意の直流カット用コンデンサに対してそれぞれ並列に接続されたコンデンサ用抵抗と;放電ランプの点灯時の等価インピーダンスより大きいインピーダンスであって、かつ、コンデンサ用抵抗の抵抗値より小さいインピーダンスであり、コンデンサ用抵抗が設けられている各々の直流カット用コンデンサの放電ランプ側間に接続される放電ランプ用抵抗と;放電ランプの点灯時の等価インピーダンスよりも大きなインピーダンスを有しコンデンサ用抵抗が接続されている放電ランプの両端間の直流電圧を検出する直流検出回路と;コンデンサ用抵抗が接続されている全ての放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されるとインバータ回路の出力を停止させる制御手段とを具備したもので、共振用インダクタ、共振用コンデンサおよび直流カット用コンデンサの直列回路を形成するとともに共振用コンデンサに対して並列に放電ランプを接続し、直流カット用コンデンサに対して並列にコンデンサ用抵抗を接続し、直流カット用コンデンサの放電ランプ側で放電ランプの両端間には放電ランプの点灯時の等価インピーダンスより大きいインピーダンスでコンデンサ用抵抗の抵抗値より小さいインピーダンスの放電ランプ用抵抗を接続して、直流電流が流れる経路を形成し、直流電圧検出回路で所定灯数以上の放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧を検出すると制御手段でインバータ回路の動作を少なくとも低下させるため、一部の放電ランプが点灯している状態ではインバータ回路が点灯している放電ランプの点灯状態を維持することにより所定本数の間引き点灯状態を可能にし、所定条件の放電ランプが全て不点の場合にはインバータ回路の動作を停止させることにより、スイッチングロスの発生を抑制する。
請求項2記載の放電灯点灯装置は、直流電源の出力間に接続されたインバータ回路と;それぞれ共振用インダクタ、共振用コンデンサおよび直流カット用コンデンサを直列に含むとともに共振用コンデンサに並列的に接続されインバータ回路により点灯される放電ランプを含む2個以上の放電灯負荷回路と;任意の直流カット用コンデンサに対してそれぞれ並列に接続されたコンデンサ用抵抗と;放電ランプの点灯時の等価インピーダンスより大きいインピーダンスであって、かつ、コンデンサ用抵抗の抵抗値より小さいインピーダンスであり、コンデンサ用抵抗が設けられている各々の直流カット用コンデンサの放電ランプ側間に接続される放電ランプ用抵抗と;放電ランプの点灯時の等価インピーダンスよりも大きなインピーダンスを有しコンデンサ用抵抗が接続されている放電ランプの両端間の直流電圧を検出する直流検出回路と;コンデンサ用抵抗が接続されている全ての放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されるとインバータ回路の出力を停止させる制御手段とを具備したもので、共振用インダクタ、共振用コンデンサおよび直流カット用コンデンサの直列回路を形成するとともに共振用コンデンサに対して並列に放電ランプを接続し、直流電源および直流カット用コンデンサの放電ランプ側間に電源用抵抗を接続し、直流カット用コンデンサの放電ランプ側で放電ランプの両端間には放電ランプの点灯時の等価インピーダンスより大きいインピーダンスでコンデンサ用抵抗の抵抗値より小さいインピーダンスの放電ランプ用抵抗を接続して、直流電流が流れる経路を形成し、直流電圧検出回路で所定灯数以上の放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されると制御手段はインバータ回路の動作を少なくとも停止させ、一部の放電ランプが点灯している状態ではインバータ回路が点灯している放電ランプの点灯状態を維持することにより所定本数の間引き点灯状態を可能にし、所定条件の放電ランプが全て不点の場合にはインバータ回路の動作を停止させることにより、スイッチングロスの発生を抑制する。
請求項3記載の放電灯点灯装置は、請求項1または2記載の放電灯点灯装置において、放電ランプ全てが不点の場合と放電ランプが寿命末期の場合とを検出できる。
請求項4記載の照明装置は、放電ランプが装着される器具本体と;放電ランプを点灯させる請求項1ないし3いずれか記載の放電灯点灯装置とを具備したもので、それぞれの作用を奏する。
請求項1記載の放電灯点灯装置によれば、直流電圧検出回路で所定灯数以上の放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されると制御手段でインバータ回路の動作を少なくとも低下させるため、一部の放電ランプが点灯している状態ではインバータ回路が点灯している放電ランプの点灯状態を維持することにより所定本数の間引き点灯状態を可能にできるとともに、所定条件の放電ランプが全て不点の場合にはインバータ回路の動作を停止させることにより、スイッチングロスの発生を抑制できる。
請求項2記載の放電灯点灯装置によれば、直流電圧検出回路で所定灯数以上の放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されると制御手段でインバータ回路の動作を停止させ、一部の放電ランプが点灯している状態ではインバータ回路が点灯している放電ランプの点灯状態を維持することにより所定本数の間引き点灯状態を可能にできるとともに、所定条件の放電ランプが全て不点の場合にはインバータ回路の動作を停止させることにより、スイッチングロスの発生を抑制できる。
請求項3記載の放電灯点灯装置によれば、請求項1または2記載の放電灯点灯装置に加え、放電ランプ全てが不点の場合と放電ランプが寿命末期の場合とを検出できる。
請求項4記載の照明装置によれば、放電ランプを点灯させる請求項1ないし3いずれか記載の放電灯点灯装置とを具備したので、それぞれの効果を奏することができる。
以下、本発明の照明装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図2は照明装置の外観を示す斜視図で、この図2に示すように、照明器具本体1には円環状の放電ランプとしての異なる消費電力の蛍光ランプFL1,FL2が同心状に配設され、これら蛍光ランプFL1,FL2を覆うように乳白色のセード2が照明器具本体1に装着されている。
図1は放電灯点灯装置を示す回路図で、放電灯点灯装置11は照明器具本体1に収納され、図1に示すように、たとえば商用交流電源を整流平滑して構成する直流電源Eに、ハーフブリッジ型のインバータ回路12が接続されている。このインバータ回路12は、直流電源Eに対してスイッチング素子としての電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2が直列に接続されている。
また、インバータ回路12の出力端となる電界効果トランジスタQ2の両端間には、直流カット用コンデンサC1、共振用インダクタとしてのバラストチョークL1および蛍光ランプFL1のフィラメントFL1a,FL1bの直列回路が接続され、直流カット用コンデンサC1に対して並列にコンデンサ用抵抗R1が接続されるとともに、蛍光ランプFL1のフィラメントFL1a,FL1bの他端間にはフィラメント予熱としても機能する共振用コンデンサC2が接続されて、放電灯負荷回路14を形成している。同様に、電界効果トランジスタQ2の両端間には、直流カット用コンデンサC1、バラストチョークL1および蛍光ランプFL1の直列回路に対して並列に、直流カット用コンデンサC3、共振用インダクタとしてのバラストチョークL2および蛍光ランプFL2のフィラメントFL2a,FL2bの直列回路が接続され、直流カット用コンデンサC3に対して並列にコンデンサ用抵抗R2が接続されるとともに、蛍光ランプFL2のフィラメントFL2a,FL2bの他端間にはフィラメント予熱としても機能する共振用コンデンサC4が接続されて、放電灯負荷回路15を形成している。そして、このように2つの放電灯負荷回路14,15を有している。さらに、直流カット用コンデンサC1およびバラストチョークL1の接続点および直流カット用のコンデンサC3およびバラストチョークL2の接続点の間には、放電ランプ用抵抗R3が接続されている。なお、放電ランプ用抵抗R3はバラストチョークL1およびバラストチョークL2の蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2側に配設されていてもよい。
そして、蛍光ランプFL1のフィラメントFL1a,FL1bの一端側には蛍光ランプFL1と並列になるように直流電圧検出回路16が接続されている。この直流電圧検出回路16は抵抗R4およびコンデンサC5が直列に接続され、コンデンサC5に対して並列に抵抗R5が接続され、抵抗R4およびコンデンサC5の接続点にオア回路を構成する逆流防止用のダイオードD1が接続されている。また、蛍光ランプFL2のフィラメントFL2a,FL2bの一端側には蛍光ランプFL2と並列になるように直流電圧検出回路17が接続されている。この直流電圧検出回路17は抵抗R6およびコンデンサC6が直列に接続され、コンデンサC6に対して並列に抵抗R7が接続され、抵抗R6およびコンデンサC6の接続点にダイオードD1とともにオア回路を構成する逆流防止用のダイオードD2が接続されている。
なお、コンデンサ用抵抗R1とコンデンサ用抵抗R2との抵抗値はそれぞれほぼ等しく、抵抗R4および抵抗R5の合成抵抗値と抵抗R6および抵抗R7の合成抵抗値はそれぞれほぼ等しく設定されている。また、抵抗R4および抵抗R5の合成抵抗値は蛍光ランプFL1の点灯時の等価インピーダンスより十分に大きく、かつ、コンデンサ用抵抗R1の抵抗値より小さい。さらに、抵抗R6および抵抗R7の合成抵抗値は蛍光ランプFL2の点灯時の等価インピーダンスより大きく、かつ、コンデンサ用抵抗R2の抵抗値より小さい。さらに、放電ランプ用抵抗R3は、コンデンサ用抵抗R1、コンデンサ用抵抗R2、抵抗R4および抵抗R5の合成抵抗値、および、抵抗R6および抵抗R7の合成抵抗値より、十分に小さく、かつ、蛍光ランプFL1、蛍光ランプFL2の点灯時の等価インピーダンスより大きい抵抗値に設定されている。
そして、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2の2灯がいずれも不点の場合のダイオードD1またはダイオードD2の出力電圧と、蛍光ランプFL1または蛍光ランプFL2の寿命末期時のダイオードD1またはダイオードD2の出力電圧とはほぼ等しい電圧に設定されている。
さらに、ダイオードD1およびダイオードD2は制御手段としての制御部18に接続され、この制御部18により電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2を制御して、インバータ回路12の出力その他の動作を制御する。
また、制御部18は、直流電圧検出回路16,17からダイオードD1またはダイオードD2を介して出力された電圧に応じて、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2をオン、オフ動作ないしオフ状態を維持させる閾値が設定されている。そして、この閾値は蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2が点灯している場合に出力される電圧より高く、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2が不点の場合に出力される電圧より低い。
次に、上記実施の形態の動作について説明する。
まず、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれも正常に点灯している場合について説明する。
制御部18により、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2が交互にオン、オフされ、電界効果トランジスタQ2のドレイン、ソース間に、高周波交流が発生する。そして、共振用コンデンサC2により蛍光ランプFL1のフィラメントFL1a,FL1bが予熱され、共振用コンデンサC4により蛍光ランプFL2のフィラメントFL2a,FL2bが予熱され、それぞれ蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2が始動、点灯する。
そして、蛍光ランプFL1が点灯している状態では、蛍光ランプFL1の等価インピーダンスがコンデンサ用抵抗R1よりも十分に小さいため、蛍光ランプFL1の両端間の直流電圧成分VFL1は小さくなるので、抵抗R4および抵抗R5の接続点からの出力も低くなり、ダイオードD1からの出力は低電圧の状態である。また、蛍光ランプFL2が点灯している状態では、蛍光ランプFL2の等価インピーダンスがコンデンサ用抵抗R2よりも十分に小さいため、放電ランプFL2の両端間の直流電圧成分VFL2は小さくなるので、抵抗R6および抵抗R7の接続点からの出力も低くなりダイオードD2からの出力は低電圧の状態である。
また、2灯が不点、たとえば蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2の双方を取り外した場合について説明する。
このように蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれもが不点の状態では、図3に示すような回路となり、蛍光ランプFL1に電流が流れず、抵抗R4および抵抗R5に電流が流れ、抵抗R4および抵抗R5の接続点からダイオードD1を介して出力される。また、蛍光ランプFL2にも電流が流れず、抵抗R6および抵抗R7に電流が流れ、抵抗R6および抵抗R7の接続点からダイオードD2を介して出力される。
そして、直流成分のみを考慮した等価回路は図4となり、具体的には、直流成分は共振用コンデンサC2および共振用コンデンサC4に電流は流れないとともに、放電ランプ用抵抗R3はブリッジの平衡状態のために放電ランプ用抵抗R3にも電流が流れず、図4に示すように、蛍光ランプFL1に並列の抵抗R4および抵抗R5の直流分である両端間の直流電圧成分VFL1は、
(式1)
VFL1=(E/2)×1/(1+R1/(R4+R5))
となり、蛍光ランプFL2の直流分である両端間電圧VFL2は、
(式2)
VFL2=(E/2)×1/(1+R2/(R6+R7))
となる。
次に、蛍光ランプFL1のみが不点の場合について説明する。
このように蛍光ランプFL1のみが不点の状態では、図5に示すような回路となり、蛍光ランプFL1に電流が流れず、抵抗R4および抵抗R5に電流が流れ、図5に示していないが、抵抗R4および抵抗R5の接続点から図1に示したダイオードD1を介して制御部18へ出力される。また、蛍光ランプFL2が点灯している状態のため、蛍光ランプFL2の等価インピーダンスがコンデンサ用抵抗R1よりも十分に小さいため、蛍光ランプFL2の両端間の直流電圧成分VFL2は小さくなるので、抵抗R6および抵抗R7の接続点からの出力も低くなりダイオードD2からの出力は低電圧の状態である。
そして、具体的には、蛍光ランプFL2の両端間電圧VFL2は、蛍光ランプFL2の等価インピーダンスが抵抗R2よりも十分に小さいため、
(式3)
VFL2≒0
とみなせる。この場合、直流成分は共振用コンデンサC2に電流は流れないため、図6に示すように、蛍光ランプFL1に並列の抵抗R4および抵抗R5の両端間の直流電圧成分VFL1は、蛍光ランプFL2の等価インピーダンスを略ゼロとすると、
(式4)
VFL1=(E/2)×1/(1+R1((1/R3)+(1/(R4+R5)))
となるが、放電ランプ用抵抗R3がコンデンサ用抵抗R1よりも十分に低い抵抗値であるため両端間の直流電圧成分VFL1は、式1で得られる両端間の直流電圧成分VFL1よりも十分に小さな値となる。
したがって、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2の双方が点灯している場合には、ダイオードD1およびダイオードD2から出力される電圧は低電圧状態で、制御部18で設定されている閾値を超えないため、制御部18は通常の状態で電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2をオン、オフさせて、通常の状態でインバータ回路12を動作させる。
なお、閾値は、蛍光ランプFL1、fL2の直流分である両端間電圧が式1と式2とに示した電圧となった際に、ダイオードD1,D2から出力される電圧よりも低く設定されるとともに、直流分である両端間電圧が式4に示した電圧となった際にダイオードD1から出力される電圧よりも高くなるように設定する。
また、所定灯数以上である蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれもが不点の場合には、式1および式2で示した電圧がダイオードD1およびダイオードD2から出力された状態で、制御部18で設定されている閾値を越えるため、制御部18は電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2のオフ状態を維持させて、インバータ回路12を動作させず停止させる。
したがって、たとえば蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれもが不点の状態では、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2の双方が同時にオンした状態が発生してひげ状の電流が流れることがなくなり、スイッチングロスを低減して発熱などを防止できる。
さらに、蛍光ランプFL1のみが不点の場合には、両端間の直流電圧成分VFL1は式4で示したように、式1で設定される両端間の直流電圧成分VFL1よりも十分に小さな値となる。すなわち、制御部18の閾値を蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2が不点となっている場合に出力される電圧よりも低いものであって、さらに、式4の電圧よりも大きな値に設定する。このような閾値に設定することにより、一方の蛍光ランプFL1が不点となった場合でも制御部18に設定されている閾値を越えないので、制御部18は通常の状態で電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2をオン、オフさせて、通常の状態でインバータ回路12を動作させる。
したがって、たとえば蛍光ランプFL1の1本のみを間引いた状態でも、他方の蛍光ランプFL2を通常どおり点灯させることができる。反対に、蛍光ランプFL2の1本のみを間引いた状態でも、同様に、他方の蛍光ランプFL1を通常どおり点灯させることができる。
また、蛍光ランプFL1または蛍光ランプFL2のいずれかが寿命末期になり、蛍光ランプFL1または蛍光ランプFL2に発生した正方向の直流電圧が発生した状態でも、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれもが不点になった場合とほぼ等しい電圧をダイオードD1またはダイオードD2から出力することにより、寿命末期の半波放電などにより、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2にスイッチングロスが発生して、発熱することを防止する。
次に、他の実施の形態の放電灯点灯装置を図7を参照して説明する。
図7は他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回路図で、この図7に示す放電灯点灯装置11は、図1に示す放電灯点灯装置11において、コンデンサ用抵抗R1に代えて直流電源Eの正極と直流カット用コンデンサC1の蛍光ランプFL1側のバラストチョークL1との間に電源用抵抗R11が接続され、コンデンサ用抵抗R2に代えて直流電源Eの正極と直流カット用コンデンサC3の蛍光ランプFL2側のバラストチョークL2との間に電源用抵抗R12が接続されている。
そして、基本的な動作は、図1に示す放電灯点灯装置11と同様で、コンデンサ用抵抗R1に代えて電源用抵抗R11、コンデンサ用抵抗R2に代えて電源用抵抗R12から直流電流が供給される。
また、他の実施の形態の放電灯点灯装置を図8を参照して説明する。
図8はまた他の実施の形態の放電灯点灯装置の回路図で、この図8に示す放電灯点灯装置11は、図1に示す放電灯点灯装置11において、直流電源Eは商用交流電源eにダイオードブリッジなどの全波整流用の整流回路21が接続され、この整流回路21に平滑用のコンデンサC11が接続されて構成されるとともに、直流電圧検出回路16,17はそれぞれ独立して制御部18に接続されるため、オア回路を構成するダイオードD1およびダイオードD2は接続されていない。
また、蛍光ランプFL1,FL2には、それぞれフィラメント検出回路22,23が接続されている。このフィラメント検出回路22は、蛍光ランプFL1のフィラメントFL1bの他端に直流電源Vccに接続された抵抗R15が接続されるとともに、抵抗R13および抵抗R16の直列回路を介して接地され、抵抗R16にはコンデンサC15が並列に接続され、フィラメントFL1bの他端が制御部18に接続されるように構成されている。また、フィラメント検出回路23は、蛍光ランプFL2のフィラメントFL2bの他端に直流電源Vccに接続された抵抗R17が接続されるとともに、抵抗R14および抵抗R18の直列回路を介して接地され、抵抗R18にはコンデンサC19が並列に接続され、フィラメントFL2bの他端が制御部18に接続されるように構成されている。
次に、上記実施の形態の放電灯点灯装置11の動作について説明する。
この図8に示す放電灯点灯装置11も、基本的な動作は、図1に示す放電灯点灯装置11と同一である。
そして、蛍光ランプFL1が適切に装着されている場合には蛍光ランプFL1のフィラメントFL1bも接続されるため直流電源Vccからの電流はフィラメントFL1bを介して流れるためコンデンサC15は充電されず、制御部18には電圧が印加されず、一方、蛍光ランプFL1のフィラメントFL1bが接続されていない場合には、フィラメントFL1bを介して直流電源Vccからの電流が流れないため、直流電源Vccから抵抗R15を介してコンデンサC15が充電され、制御部18に電圧が印加される。
また、同様に、蛍光ランプFL2が適切に装着されている場合には蛍光ランプFL2のフィラメントFL2bも接続されるため直流電源Vccからの電流はフィラメントFL2bを介して流れるためコンデンサC16は充電されず、制御部18には電圧が印加されず、一方、蛍光ランプFL2のフィラメントFL2bが接続されていない場合には、フィラメントFL2bを介して直流電源Vccからの電流が流れないため、直流電源Vccから抵抗R17を介してコンデンサC16が充電され、制御部18に電圧が印加される。
そして、制御部18は、電圧V2を検出して、いずれのフィラメント検出回路22,23でもフィラメントFL1b,FL2bの装着が検出され、図9に示すように、電圧V2がレベル1またはレベル2で、電圧V1を検出して、電圧V1が閾値より高く、いずれの蛍光ランプFL1,FL2も不点と検出された場合、すなわち所定灯数以上、たとえば蛍光ランプFL1,FL2の2灯のいずれも点灯しない場合に、インバータ回路12の動作を停止させる。
また、いずれのフィラメント検出回路22,23でもフィラメントFL1b,FL2bの装着が検出されない場合、同様に、電圧V1を検出して、図10に示すように、電圧が閾値より高く、たとえば蛍光ランプFL1,FL2の2灯のいずれも点灯しない場合に、インバータ回路12の動作を少なくとも低下、たとえば停止させることにより、スイッチングロスの発生を抑制して発熱を防止する。
さらに、図10に示すように、電圧V1が閾値より低く、いずれか一方のフィラメント検出回路22,23のみがフィラメントFL1b,FL2bの装着を検出しない場合には、インバータ回路12を動作させるので、蛍光ランプFL1,FL2の間引き点灯を可能にすることができる。
また、電圧V2が、図9に示すように、レベル3からレベル2、あるいは、レベル2からレベル1に変化した場合には、蛍光ランプFL1,FL2の装着されていないものが装着された状態になるものであるから、新たに装着された蛍光ランプFL1,FL2を点灯させるために、インバータ回路12の出力を始動電圧まで上昇させるようにしてもよい。
なお、図8に示す実施の形態の放電灯点灯装置11では、図7に示す放電灯点灯装置11と同様に、コンデンサ用抵抗R1,R2に代えてそれぞれ電源用抵抗が接続されるようにしても同様の効果を得ることができる。
さらに、他の実施の形態の放電灯点灯装置を図11を参照して説明する。
図11はまた他の実施の形態の放電灯点灯装置の回路図で、この図11に示す放電灯点灯装置11は、図1に示す放電灯点灯装置11において、放電灯負荷回路14,15に対して並列に3つ目の放電灯負荷回路31が接続されている。この放電灯負荷回路31は、インバータ回路12の出力端となる電界効果トランジスタQ2の両端間に、直流カット用コンデンサC21、共振用インダクタとしてのバラストチョークL3および蛍光ランプFL3のフィラメントFL3a,FL3bの直列回路が接続され、蛍光ランプFL3のフィラメントFL3a,FL3bの他端間にはフィラメント予熱としても機能する共振用コンデンサC22が接続されている。
また、蛍光ランプFL3には、それぞれフィラメント検出回路32が接続され、このフィラメント検出回路32は、蛍光ランプFL3のフィラメントFL3bの他端に直流電源Vccに接続された抵抗R21が接続されるとともに、コンデンサC22および抵抗R21の接続点を介して抵抗R22が接続されている。さらに、放電灯負荷回路14,15は、図8に示すコンデンサC15,C16が削除されている。そして、抵抗R16、抵抗R18および抵抗R22の一端にコンデンサC23が接続されて整流回路21の負極に接続されている。また、コンデンサC23に対して並列に抵抗R23および抵抗R24の直列回路が接続され、これら抵抗R23および抵抗R24の接続点は電圧V2を検出する低電位側検出部33に接続され、低電位側検出部33は制御部18に接続されている。
さらに、直流カット用コンデンサC1の蛍光ランプFL1側である直流カット用コンデンサC1およびバラストチョークL1の接続点と、直流カット用コンデンサC3の蛍光ランプFL2側である直流カット用コンデンサC3およびバラストチョークL2の接続点との間には、抵抗R25が接続されている。また、抵抗R4および抵抗R5の接続点はダイオードD1を介して、抵抗R6および抵抗R7の接続点はダイオードD2を介してそれぞれ抵抗R26を介して接地され、ダイオードD1およびダイオードD2と抵抗R26との接続点は電圧V1を検出する高電位側検出部34に接続され、高電位側検出部34は制御部に接続されている。
なお、フィラメント検出回路22,23,32は、それぞれ対応する蛍光ランプFL1,FL2,FL3に対応して3つ設けられているが、直流電圧検出回路16,17は蛍光ランプFL1,FL2に対応してのみ設けられ、蛍光ランプFL3に対応しては設けられていない。
次に、上記実施の形態の放電灯点灯装置11の動作について説明する。
この図11に示す放電灯点灯装置11は、基本的な動作は、図8に示す放電灯点灯装置11と同一である。
そして、低電位側検出部33で検出する電圧V2が、図12に示すように、レベル3およびレベル4、すなわち蛍光ランプFL1,FL2,FL3が所定灯数として2本以上点灯していない場合に、制御部18はインバータ回路12の出力を低下、たとえば停止させる。さらに、電圧V2がレベル3からレベル2、あるいは、レベル2からレベル1に変更された場合には、新たに蛍光ランプFL1,FL2,FL3が装着されたり、交換された場合と考えられるため、インバータ回路12の出力を始動電圧に増加する。
また、高電位側検出部34で検出する電圧V1が、図13に示すように、閾値より高い場合、すなわち蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2の双方が点灯していない場合に、同様にインバータ回路12の出力を停止させる。すなわち、点灯の有無を検出している蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2の全灯が点灯していない状態である。これは、直流電圧検出回路16および直流電圧検出回路17を抵抗R25で接続していることにより、いずれか一方の蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2が点灯しないのみでは電圧が上昇しないように構成されている。また、蛍光ランプFL3には直流電圧検出回路が設けられていないため、蛍光ランプFL3の点灯の有無に係わらず、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2の双方が点灯しない場合、3つの蛍光ランプFL1,FL2,FL3の内の所定灯数以上、たとえば2本以上点灯しない場合に、インバータ回路12の出力を停止する。なお、蛍光ランプFL3の点灯の有無は検知しないので,蛍光ランプFL3が点灯していない場合には全党点灯していない状態でインバータ回路12は出力を低下する。
またさらに、他の実施の形態の放電灯点灯装置を図14を参照して説明する。
図14はまたさらに他の実施の形態の放電灯点灯装置の回路図で、この図14に示す放電灯点灯装置11は、図11に示す放電灯点灯装置11において、抵抗R4および抵抗R5の並列回路にコンデンサC31および抵抗R31の並列回路を介して整流回路21の負極に接続し、直流電圧検出回路35を1つにしたものである。
そして、この図14に示す放電灯点灯装置は、基本的には、図11に示す放電灯点灯装置11と同様に動作する。
また、上記実施の形態では、蛍光ランプFL1,FL2の一方向の半波放電などの寿命末期状態を検知するものであるが、いずれの実施の形態においても、他方向の半波放電などの寿命末期を検出できる構成を加えた回路を用いることにより、いずれの方向の半波放電などによる寿命末期も検出できる。
さらに、いずれの実施の形態も図15に示す実施の形態のように、電界効果トランジスタQ2に対して並列にスナバ回路を構成するコンデンサC41を接続してもよい。
このように、スナバ回路を構成するコンデンサC41を接続した場合、蛍光ランプFL1、蛍光ランプFL2、また場合によって蛍光ランプFL3が点灯している状態では、図16に示すように問題はないものの、コンデンサC41のスナバ機能の充放電の影響により、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2、さらに場合によっては蛍光ランプFL3のいずれもが点灯していない状態では、図17に示すように、ひげ状の電流がより発生しやすくなるが、上述の実施の形態のように構成することにより、インバータ回路12の出力を少なくとも低下させることにより、電界効果トランジスタQ1,Q2のスイッチングロスが生じて、発熱することを防止できる。
なお、インバータ回路12は、ハーフブリッジ型に限らず、一石式でも同様の効果を得ることができる。
また、いずれの場合にも、放電ランプの不点には、蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2が取り付けられていない状態で不点の場合も含む。
本発明の放電灯点灯装置の一実施の形態を示す回路図である。 同上照明装置の外観を示す斜視図である。 同上蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれもが不点の状態を示す等価回路図である。 同上蛍光ランプFL1および蛍光ランプFL2のいずれもが不点の状態の直流電圧検出回路の出力の計算を容易にする等価回路図である。 同上蛍光ランプFL1のみが不点の状態を示す等価回路図である。 同上蛍光ランプFL1のみが不点の状態の直流電圧検出回路の出力の計算を容易にする等価回路図である。 同上他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回路図である。 同上また他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回路図である。 同上蛍光ランプFL1,FL2の有無と電圧V2およびインバータ回路12の出力の関係を示す図である。 同上蛍光ランプFL1,FL2の有無と電圧V1およびインバータ回路12の出力の関係を示す図である。 同上さらに他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回路図である。 同上蛍光ランプFL1,FL2,FL3の有無と電圧V2およびインバータ回路12の出力の関係を示す図である。 同上蛍光ランプFL1,FL2,FL3の有無と電圧V1およびインバータ回路12の出力の関係を示す図である。 同上またさらに他の実施の形態の放電灯点灯装置を示す回路図である。 同上他の実施の形態のスナバ回路を有する放電灯点灯装置の一部を示す回路図である。 同上蛍光ランプが点灯している状態のスイッチング動作を示す波形図である。 同上蛍光ランプが点灯していない状態のスイッチング動作によりひげ状の電流が流れている状態を示す波形図である。 遅相電流波形の場合のスイッチング動作を示す波形図である。 スイッチング動作によりひげ状の電流が流れている状態を示す波形図である。
符号の説明
1 照明器具本体
11 放電灯点灯装置
12 インバータ回路
14,15,31 放電灯負荷回路
16,17 直流電圧検出回路
18 制御手段としての制御部
C1,C3 直流カット用コンデンサ
C2,C4 共振用コンデンサ
E 直流電源
FL1,FL2,FL3 放電ランプとしての蛍光ランプ
L1,L2 共振用インダクタとしてのバラストチョーク
R1,R2 コンデンサ用抵抗
R3 放電ランプ用抵抗
R11,R12 電源用抵抗

Claims (4)

  1. インバータ回路と;
    それぞれ共振用インダクタ、共振用コンデンサおよび直流カット用コンデンサを直列に含むとともに共振用コンデンサに並列的に接続されインバータ回路により点灯される放電ランプを含む2個以上の放電灯負荷回路と;
    任意の直流カット用コンデンサに対してそれぞれ並列に接続されたコンデンサ用抵抗と;
    放電ランプの点灯時の等価インピーダンスより大きいインピーダンスであって、かつ、コンデンサ用抵抗の抵抗値より小さいインピーダンスであり、コンデンサ用抵抗が設けられている各々の直流カット用コンデンサの放電ランプ側間に接続される放電ランプ用抵抗と;
    放電ランプの点灯時の等価インピーダンスよりも大きなインピーダンスを有しコンデンサ用抵抗が接続されている放電ランプの両端間の直流電圧を検出する直流検出回路と;
    コンデンサ用抵抗が接続されている全ての放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されるとインバータ回路の出力を停止させる制御手段と;
    を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 直流電源の出力間に接続されたインバータ回路と;
    それぞれ共振用インダクタ、共振用コンデンサおよび直流カット用コンデンサを直列に含むとともに共振用コンデンサに並列的に接続されインバータ回路により点灯される放電ランプを含む2個以上の放電灯負荷回路と;
    任意の直流カット用コンデンサに対してそれぞれ並列に接続されたコンデンサ用抵抗と;
    放電ランプの点灯時の等価インピーダンスより大きいインピーダンスであって、かつ、コンデンサ用抵抗の抵抗値より小さいインピーダンスであり、コンデンサ用抵抗が設けられている各々の直流カット用コンデンサの放電ランプ側間に接続される放電ランプ用抵抗と;
    放電ランプの点灯時の等価インピーダンスよりも大きなインピーダンスを有しコンデンサ用抵抗が接続されている放電ランプの両端間の直流電圧を検出する直流検出回路と;
    コンデンサ用抵抗が接続されている全ての放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧が検出されるとインバータ回路の出力を停止させる制御手段と;
    を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 制御手段は、インバータ回路の出力を停止させる閾値が設定されており、この閾値は、コンデンサ用抵抗が接続されている全ての放電ランプが不点の場合に発生する放電ランプの両端間の直流電圧よりも低く、かつ、放電ランプが寿命末期の際に発生する直流電圧よりも低いものである
    ことを特徴とする請求項1または2記載の放電灯点灯装置。
  4. 放電ランプが装着される器具本体と;
    放電ランプを点灯させる請求項1ないし3いずれか記載の放電灯点灯装置と;
    を具備したことを特徴とする照明装置。
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JP2008016393A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置及び照明器具

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