JP2005310578A - コイン形二次電池 - Google Patents

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侯志 高村
Makoto Nakanishi
眞 中西
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幹児 川上
Takahiro Teraoka
孝浩 寺岡
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Abstract

【課題】重負荷放電特性、充放電サイクル特性に優れ、かつ信頼性に優れたコイン形二次電池を提供するものであり、特に巻回構造を採用した電極群を備えた電池において、充放電末期における微小短絡の発生を抑制し、長期間の使用であっても高い信頼性を発揮するコイン形二次電池を提供する。
【解決手段】複数の積層面が連結片によって帯状に結ばれた正極極板、負極極板がセパレータを介して交互に積み重なるよう扁平状に巻回された電極群を備え、前記電極群を非水電解液と共にともに正極端子を兼ねる浅い有底ケースと負極端子を兼ねる封口ケースにより絶縁ガスケットを介してカシメ封口される電池容器に収容してなるコイン形二次電池であり、前記電極群がその下端面及び上端面に負極極板を位置させてなる構成を採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高負荷放電特性の改善を目的として巻回構造を採用した電極群を備え、扁平形の電池ケース内に収容したコイン形二次電池に関する。
ボタン形電池、偏平形電池とも称されるコイン形電池は小型薄型であるため、その特徴を生かして腕時計や補聴器など小型化が要求される場合や、ICカードなどのように薄型化が要求される場合に広く用いられている。また、扁平形状とされた電池容器の周縁をカシメ封口することで、容器内部を確実に密封口できることから電池の生産性を高めると同時に高い信頼性を有することから膨大な生産規模を有している。
コイン形電池の内部構造は、正極ペレットと負極ペレットとを1:1で対面させたものである。この構造では正極と負極とが対極する反応面積が小さいこと等の要因により連続での放電電流はせいぜい10mA程度であり、負荷電流が小さな機器にしか適用できない問題点を有していた。放電電流を高めるためには、正極極板と負極極板との対極面積を増加させる必要がある。有底筒状の電池ケースに収容した円筒形電池や角形電池では、複数枚の正極極板と負極極板とをセパレータを介して積層した積層構造や、帯状の正極極板と負極極板との間にセパレータを配して渦巻き状に巻回した巻回構造を採用することで、反応面積の増大を図る構造が広く用いられている。
このような技術的背景において、本発明者らは上記問題点を解決するために巻回構造の電極群を扁平形状の電池容器に収容することでコイン形電池の放電特性を改善することを提案している(特許文献1)。このコイン形電池は積層部位と連結片が交互に形成された帯状の極板を作製し、これら極板を巻回した構造の電極群を構成しており、大電流での放電特性を向上させた電池とされる。また、偏平形状の電池容器を採用することで電池の厚みを小さくでき、従来の角形電池に比べて電池の薄型化も実現するものである。さらに、カシメ封口を採用することで電池の生産性を高めると同時に高い信頼性も実現するものである。
国際公開第02/013305号パンフレット
本発明者らは、特許文献1にて提案したコイン形電池の量産化に向けた検討を行った。例えば正極としてリチウム遷移金属酸化物を、負極に炭素材料を用いたコイン形非水電解液二次電池を作製した場合、充放電を繰り返したサイクル末期に微小短絡を生じ易い事実を確認した。さらに本発明者らが前記微小短絡の発生メカニズムを鋭意検証した結果、微小短絡が充電時に正極から放出されたリチウムの析出に起因することを確認した。このリチウム析出は最も有底ケース側に配置される負極表面上で顕著に生じており、析出したリチウムと有底ケース、及び析出部位に対面する正極との間において微小短絡を発生している。そしてリチウム析出の発生作用について詳細な検討を実施した結果、以下のような知見を得た。すなわち、電極群の有底ケースに対面する近傍部分では正極容量が負極容量を上回っており、充電時に負極側に吸蔵しきれない過剰なリチウムイオンが析出したものである。とりわけ扁平形状の電池容器を採用したコイン形電池では電池容器の内容積が小さく、電解液量が僅少となることから、リチウムイオンの移動が阻害される傾向が顕著であり、リチウム析出を生じやすい状況となってしまう。また本発明者らは他の電極材料を用いた非水電解液二次電池においても同様のリチウム析出を確認しており、このリチウム析出が扁平形状の電池容器に電極群を収容した構成による特有の問題点であることを見いだ
した。
上記のようなリチウム析出に起因する微小短絡は充放電サイクルが繰り返された電池のサイクル使用末期において特に生じ易く、且つ急激な放電特性の悪化を生じることから電池の長期間信頼性を大きく低下させる要因となる。特に機器のメモリバックアップや小型携帯機器の主電源を主たる用途とするコイン形電池は、機器側より高い信頼性を要求されており、使用末期における放電特性の悪化は機器に極めて大きい影響を与える虞がある。
本発明は、帯状の正負極板が巻回された電極群を扁平形状の電池容器に収容されたコイン形二次電池において、サイクル使用末期におけるリチウム析出を抑制することで信頼性を向上させたコイン形二次電池を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のコイン形二次電池は、複数の積層面が連結片によって帯状に結ばれた正極極板、負極極板がセパレータを介して交互に積み重なるよう扁平状に巻回された電極群を備え、前記電極群を非水電解液と共にともに正極端子を兼ねる浅い有底ケースと負極端子を兼ねる封口ケースとで絶縁ガスケットを介してカシメ封口してなる構造を有しており、前記電極群がその下端面及び上端面に負極極板を位置させてなること、すなわち電極群がその主面に負極板を配置していることを特徴とする。
尚、本発明の詳細な説明を含む本明細書の記載において、積層面とは電極群の主面に対して平行な極板部位を指すものとし、正負極板において前記主面に対して平行な極板の表裏面何れかの一方のみ特定するものでない。
本発明に係るコイン形二次電池の具体構造は、n個の積層面がn−1個の連結片によって帯状に結ばれた正極極板と、n+1個の積層面がn個の連結片によって帯状に結ばれた負極極板がセパレータを介して交互に積み重なるように正負極各極板の一端(1番目の積層面)から扁平状に巻回した電極群を備えており、さらに電極群が負極のn及びn+1番目の積層面及びこれら積層面に繋がる連結片を最外周に配置した構成を有している。そして前記電極群は、非水電解液と共に正極端子を兼ねる浅い有底ケースと負極端子を兼ねる封口ケースとで絶縁ガスケットを介してカシメ封口してなる電池容器の内部に収容されており、コイン形二次電池を形成するものである。
本発明の構成によれば、正極極板は負極極板にて覆い隠された状態となり、特に正極端子を兼ねる有底ケースと負極極板との間に正極極板が存在しない状態となる。このため、充放電サイクルを繰り返した電池のサイクル寿命末期であっても、正極ケースと負極極板との間に活物質の析出を生ずることがなく、前記析出に起因する微小短絡の発生を大幅に抑制し、電池の信頼性を大きく高めることになる。
さらに本発明のコイン形電池は、上記構成を有する電極群に用いられる負極において、電極材料が金属箔芯材の両面に塗着されてなる両面塗着部分と電極材料が金属箔芯材の片面のみに塗着されてなる片面塗着部分とを有しており、負極極板の片面塗着部分は電極群の上端面、下端面に配置し、電極群主面が未塗着状態とされるものである。
そして、前記片面塗着部分を形成することによって、電極材料の塗着部位を最適化することで電極群の体積に占める放電反応への寄与率が高い活物質の割合を増やすことができ、電極群の単位体積当たりの放電容量を増加させるものである。
また本発明のコイン形電池は、上記構成を有する電極群において正極極板、負極極板の各々が巻回終端側の端部に金属リードを備えており、前記各極板の金属リードは電極群の
巻回方向に延出され、同極性となる有底ケース、封口ケースの各々に接続されるものである。
またさらに本発明のコイン形電池は、上記の金属リードを備えた電極群において正極極板、負極極板の各金属リードが少なくとも電極群の1周以上に渡って巻回され、且つ少なくとも1回以上折り返して有底ケース、封口ケースに接続するものである。
これら金属リードにて電極群と電池容器と接続を行うことで、コイン形電池の内部抵抗の削減が低減でき、放電特性が改善されるものである。さらに常に電極群と電池容器との接続状態が良好に保たれることから電池の信頼性を高め、放電特性を改善するものである。また、正極極板の金属リードは電極群の1周以上の長さを設定することで、負極極板が最外周に配置される構成であっても電極群の外周まで正極リードを導出することを可能にする。
さらにまた本発明のコイン形電池は、上記構成を有する電極群において、正極極板及び負極極板は、積層面が円形をした封口ケースの開口部内に可能な限り隙間が少なく収まるような円弧をもつ形状に形成され、積層数が増加するにつれて連結長さが順次増加するような連結片により、積層面と連結片が交互に帯状に結ばれたものである。或いは上記構成を有する電極群において、積層面が方形に形成され、連結片が前記積層面と同一幅に形成され、かつ積層面数が増加するにつれて連結長さが順次増加し、前記積層面と前記連結片が交互に帯状に結ばれたものである。
これら形状を有する極板は、巻回後の扁平状電極群が円弧を有する形、或いは方形となり、コイン形の電池ケース或いは扁平角型の電池ケースに体積効率良く電極群を収容することができる。
以上の説明の通り本発明によれば、コイン形電池における活物質の析出に起因する微小短絡の発生を抑制することで、長期に亘って充放電特性を維持することが可能となり、電池の信頼性を大きく向上させたコイン形電池が得られるものである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(第1の実施形態)
本実施形態に係るコイン形電池は、リチウムイオン二次電池として構成した例を示すもので、第1の実施形態に係るコイン形電池Aは、図1に断面図として示すように、浅い有底円筒形の電池缶2(有底ケース)と、この電池缶2にガスケット3を介して、その開口部を封口板4(封口ケース)によって封口する電池容器内に巻回構造の電極群1を収容して、コイン形の外観を呈する電池に構成されている。
前記電極群1は、図2に平面図として示すように、電池缶2と封口板4によって形成される円形の空間内に、無駄な空間の形成が少ない略円形の平面形状に形成される。従って、電池体積あたりの放電容量が大きい体積エネルギー密度のよい電池に構成することができる。この電極群1は、図3(a)に示す正極極板5と、図3(b)に示す負極極板6とを、図4に示すように、セパレータ7を介して巻回することにより形成される。
形成された電極群1は各電極から導出された金属リード(図示せず)により電池缶2、
封口板4に接続されるが、負極端子を兼ねる封口板4に対面する電極群の上面において集電体を露出させ、集電体と封口板4との接触により導電性を確保する構成としても良い。
このような電極群1を構成する正極極板5は、アルミニウム箔によって形成された集電体の両面に正極材料を塗着させ、図3(a)に示すように、幅方向に円弧を形成した正極積層面8a〜8eを連結片9a〜9dで連結した帯状に形成され、その一端側にアルミニウム箔リード10が形成されている。また、負極極板6は、銅箔によって形成された集電体に負極材料を塗着させ、図3(b)に示すように、幅方向に円弧を形成した負極積層面11a〜11fを連結片12a〜12eで連結した帯状に形成され、その一端側に銅箔リード13が形成されている。
尚、負極極板6と正極極板5の幅の長さ比率をWb1>Wa1、Wb2>Wa2として負極極板6の幅を正極極板5よりも大きく形成しておくことにより、正極積層面8a〜8eと負極積層面11a〜11fとの対向位置に位置ずれが生じたときにも正極極板が確実に負極極板に対向する構成としている。
この正極極板5と負極極板6とは、図4に模式図として示すように、正極積層面8a〜8eと負極積層面11a〜11fとがセパレータ7を介して対面して積層されるように、正極連結片9a〜9d及び負極連結片12a〜12eで折り曲げて巻回される。図示するように巻回することにより、正極極板5の巻き終りの正極積層面8eは、負極極板6の巻き終りの負極積層面11fにより覆い隠されて封口板4の側に面するようになり、電池缶2の側には負極積層面11eが面するようになる。また、図4において正負極の各リード10、13は少なくとも電極群の1周以上に渡って巻回され、且つ少なくとも1回以上折り返すことで、後述する方法にて電池容器に接続されるものである。
尚、図3(b)において負極積層面11e、11fの一面を未塗着の状態とすることで片面塗着部分を形成し、この片面塗着部分が電極群1の外周面に位置する様に巻回することで、電池容器の内面に対向する電極群1の主面において負極集電体が露呈した状態の電極群を得ることができる。さらに前記負極積層面11e、11fと併せて連結片12d、12eの一面も未塗着状態とすることで電極群1の外周面全体にて集電体が露出する形態となる。この構成では、正極極板に対向しておらず、起電反応への寄与が小さい領域を未塗着とすることで、体積効率の向上を図ることで体積当たりの容量を増加させるものである。
さらに前記セパレータ7は微多孔性ポリエチレンフィルムをテープ状に形成したもので、負極極板6の幅寸法より大きな幅のテープ状に形成され、正極極板5及び負極極板6と共に巻回された後、四隅を円弧に沿って切り落とすことにより、円盤状の電極群1が形成される。さらに図4に示すように前記セパレータ7の巻終端を正極極板5、負極極板6の終端部より延長し、正負極の各リード10、13と共に電極群1を巻回することで電極群1の全体がセパレータ7に被覆された構成とされる。この構成であれば、電極群1を別の樹脂材料を用いて絶縁被覆する必要がなく、電極群1を作製するための工数低減に繋がる効果を奏するものである。特に本発明の電極群1は最外周に負極極板6を配置しており、確実に電極群1を絶縁被覆する必要があることから、セパレータ7により電極群1を被覆した構成の効果がより顕著に発揮される。
正極極板5と負極極板6とが、正極積層面8a〜8eと負極積層面11a〜11fとが正対して積層されるように巻回するには、正極連結片9a〜9d及び負極連結片12a〜12eの連結方向の長さを、巻回する外側になるほど長くする必要があり、図3に示すように、巻き始めの正極連結片9a、負極連結片12aの長さから巻き終りの正極連結片9d、負極連結片12eの長さに正極極板5、負極極板6及びセパレータ7の厚さを加算し
て順次増加させるように形成されている。
また、正極連結片9a〜9dの幅及び負極連結片12a〜12eの幅は、図2に示すように、封口板4の円形の収容空間に体積効率よく電極群1を収容するためには、正極連結片9a〜9d及び負極連結片12a〜12eの幅は可能な限り小さいほうが望ましいが、幅を小さくするにつれて極板の引張り強度が低下し、巻回時に切れてしまう割合が高くなるので、極板強度との兼ね合いで正極連結片9a〜9d及び負極連結片12a〜12eの幅は決定される。
上記構成になる電極群1は、正極リード10の先端部が電池缶2の内面に溶接され、負極リード13の先端部が封口板4の内面に溶接される。正極リード10は、コバルト酸リチウム等を正極活物質として用いる場合に正極集電体としてアルミニウム箔が適用されることからアルミニウムを電池缶2に溶接することになる。しかし、電池缶2は一般にステンレス製であることからアルミニウムをステンレスに溶接することは容易でない。そこで、本実施形態における電池缶2は、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスのクラッド材によって形成される。この電池缶2の構成により正極リード10はアルミニウム同士での溶接となり、超音波溶接を適用することによってアルミニウム箔の溶接を確実なものとしている。一方、負極リード13は負極集電体として銅箔が適用されていることから、負極リード13をステンレス製の封口板4に抵抗溶接により接合できる。
負極リード13を封口板4に、正極リード10を電池缶2に溶接した後、正極リード10及び負極リード13を折り畳むようにして電極群1を電池缶2内に収容し、電解液を注入して電池缶2の開口部にガスケット3を介して封口板4で封口し、コイン形電池Aを形成したとき、電池缶2はコイン形電池Aの正極端子、封口板4は負極端子となるようにガスケット3で絶縁して構成される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る方形状の主面を有する扁平角形電池Bは、図5に略平面図を示すように、角形電池缶15と角形封口板17によって形成される方形の空間内に、無駄な空間の形成が少なくなるような方形状の電極群14が収容される。電極群14を構成する正極極板18は、アルミニウム箔によって形成された集電体の両面に正極材料を塗着させ、図6(a)に示すように、方形の正極積層面21a〜21eを連結片22a〜22dで連結した帯状に形成され、その一端側にアルミニウム箔リード24が形成されている。また、負極極板19は、銅箔によって形成された集電体に負極材料を塗着させ、図6(b)に示すように、幅方向に円弧を形成した負極積層面25a〜25fを連結片26a〜26eで連結した帯状に形成され、その一端側に銅箔リード27が形成されている。
この正極極板18と負極極板19とは、第1の実施形態において示したコイン形電池Aと同様にセパレータ20を介して巻回することで、図7の模式図のような電極群14の断面構造を与える。また、正極極板18と負極極板19とが正対して積層されるように巻回するには、正極連結片22a〜22d及び負極連結片26a〜26eの連結方向の長さを、巻回する外側になるほど長くする必要があり、図6に示すように、巻き始めの正極連結片22a、負極連結片26aの長さから巻き終りの正極連結片22d、負極連結片26eの長さに正極極板18、負極極板19及びセパレータ20の厚さを加算して順次増加させるように形成されている。
尚、負極極板19と正極極板18の幅の長さ比率をWb>Waとして負極極板19の幅を正極極板18よりも大きく形成しておくことにより、正極積層面21a〜21eと負極積層面25a〜25fとの対向位置に位置ずれが生じた場合でも、負極極板19が確実に正極極板18に対向する構成としており、正極極板18の露出に起因する不具合の発生を
抑制している。
上記構成になる電極群14は、正極リード24の先端部が、内面側がアルミニウム、外面側がステンレスのクラッド材によって形成される角形電池缶15の内面に超音波溶接され、負極リード27の先端部がステンレス製の角形封口板17の内面に抵抗溶接される。その後、正極リード24及び負極リード27を折り畳むようにして電極群14を角形電池缶15内に収容し、電解液を注入して角形電池缶15の開口部にガスケット16を介して角形封口板17で封口し、扁平角形電池Bを形成したとき、角形電池缶15は扁平角形電池Bの正極端子、角形封口板17は負極端子となるようにガスケット16で絶縁して構成される。
次に、本実施形態で説明したコイン形の外観形状を呈する電池A、及び扁平角形の外観形状を呈する電池Bと、そして比較例として同一の積層面数を有する正極極板及び負極極板を巻回した電極群を備えた比較電池Cについて、比較検証した実施例を以下に示す。ここで、電池A及び比較電池Cの構成は直径24mm、厚さ3.0mmのコイン形、電池Bの構成は縦25mm、横25mm、厚さ3.0mmの扁平角形に形成した場合での比較である。
(1)電池Aの作製
電池Aにおいて正極極板5は、次のように作製した。すなわち、厚さ20μmのアルミニウム箔の両面に、ポリフッ化ビニリデン3重量部をN−メチルピロリドン38重量部に溶解し、これに活物質としてLiCoO2 50重量部、導電剤として黒鉛9重量部を加えて不活性雰囲気下で混合分散した正極電極材料を均等な厚さに大気中で塗布し、120℃で1時間乾燥させた後、180μmの厚さになるように圧延処理した正極極板材から、正極積層面8a〜8eの幅Wa2が18mm、正極連結片9a〜9dの幅Wa1が9mmとなるように、図3(a)に示した形状に打ち抜き加工した。
負極極板6は、厚さ15μmの銅箔の両面に、ポリフッ化ビニリデン3重量部をN−メチルピロリドン38重量部に溶解し、これにコークスの2500℃焼成品59重量部を加えて不活性雰囲気下で混合分散した負極電極材料を均等な厚さに大気中で塗布し、120℃で1時間乾燥させた後、180μmの厚さになるように圧延処理した負極極板材から、負極積層面11a〜11fの幅Wb2が20mm、負極連結片12a〜12eの幅Wb1が10mmとなるように、図3(b)に示した形状に打ち抜き加工した。
上記構成になる正極極板5と負極極板6とを、厚さ25μmの微多孔性ポリエチレンフィルムを介して正極積層面8a〜8eと負極積層面11a〜11fとが、図4のように積層されるように巻回し、厚さが約2.4mmの電極群1に形成し、正極リード10の先端部を電池缶2の内面に超音波溶接し、負極リード13の先端部を封口板4の内面に抵抗溶接した。この電極群1を電池缶2内に収容し、1MLiPF/EC−EMC電解液を400μl注液して、電池缶2の開口部にガスケット3を介して封口板4により封口した。
(2)電池Bの作製
電池Bでは正極極板18及び負極極板19は、それぞれ塗布する電極材料は上記電池Aの場合と同一である。上記正極極板18は、正極積層面21a〜21eの幅Waが20mmとなるよう、図6(a)に示した形状に打ち抜き加工した。上記負極極板19は、負極積層面25a〜25fの幅Wbが21mmとなるよう、図6(b)に示した形状に打ち抜き加工した。上記構成になる正極極板18と負極極板19とを、厚さ25μmの微多孔性ポリエチレンフィルムを介して正極積層面21a〜21eと負極積層面25a〜25fとが、図7のように積層されるよう巻回し、厚さが約2.4mmの電極群14に形成し、正
極リード24の先端部を角形電池缶15の内面に超音波溶接し、負極リード27の先端部を角形封口板17の内面に抵抗溶接した。この電極群14を角形電池缶15内に収容し、1MLiPF/EC−EMC電解液を500μl注液して、角形電池缶15の開口部にガスケット16を介して角形封口板17により封口した。
(3)比較電池Cの作製
比較電池Cでは正極極板28は、図8に示すように正極積層面31a〜31dは正極電極材料が両側に塗着され、31eは片側のみ正極電極材料が塗着されている。負極極板29は、上記電池Aに用いた負極極板6より積層面数が1面少ない、すなわち負極積層面が34a〜34e、負極連結片が35a〜35dとした。そして図9に示すように上記構成になる正極極板28と負極極板29とを、上記電池Aと同様に積層面が正対するように、かつ正極極板28の正極電極材料の未塗布面が電極群14の外周面となるように巻回し、厚さが約2.2mmの電極群に形成し、正極リード33の先端部を電池缶2の内面に超音波溶接し、負極リード36の先端部を封口板4の内面に抵抗溶接した。この電極群14を電池缶2内に収容し、1MLiPF/EC−EMC電解液を400μl注液して、電池缶2の開口部にガスケット3を介して封口板4により封口した。
(4)電池評価
上記電池A、B及び比較電池Cについて、充放電サイクルを繰り返した後、電池を分解し、負極極板上あるいはセパレータ上におけるリチウム金属の析出状況を確認した。
上記の充放電サイクル条件としては、各電池ともに4.2V〜3.0Vの間で、放電電流25mA、充電電流10mAの定電流により、充放電を500回繰り返した。本発明に係る電池A、Bは、何れも負極極板あるいはセパレータ上にリチウム金属の析出は認められなかったが、比較電池Cでは負極積層面34dと正極析積層面31eに挟まれるセパレータ上にリチウム金属が析出しており、微小短絡を生じていた。
また本発明者らは、本実施例と同様の構成にて他の電極材料を用いたコイン形電池を作製し、充放電サイクルによる影響を検証した。その結果、いずれの電極材料を用いたコイン形電池でも正極と負極の積層面が同数の極板を用いた場合、負極表面上に活物質の析出が確認され、微小短絡も生じていた。しかし、本発明に係る構成では微小短絡、及びその原因となる活物質の析出を生じておらず、本発明による効果が確認された。
以上の説明の通り本発明によれば、巻回構造を採用した電極群を有するコイン形二次電池において、負極表面上における活物質の析出を抑え、この析出に起因する微小短絡の発生を抑制することで、充放電サイクルが繰り返される長期間の使用であっても安全性、充放電サイクル特性、充放電特性、信頼性を維持することが可能となる。このため、携帯機器等の小型化、薄型化、軽量化が要求される用途に加え、メモリバックアップ用途等の高い信頼性が要求される用途の電源として利用することができ、その工業的価値は大なるものである。
コイン形電池Aの断面構成を示す模式図 コイン形電池A内部の平面構成を示す模式図 (a)コイン形電池Aの正極極板の構成を示す展開図(b)同電池Aの負極極板の構成を示す展開図 コイン形電池Aの電極群の巻回状態を説明する模式図 扁平角形電池B内部の平面構成を示す模式図 (a)扁平角形電池Bの正極極板の構成を示す展開図(b)同電池Bの負極極板の構成を示す展開図 扁平角形電池Bの電極群の巻回状態を説明する模式図 (a)比較電池の正極極板の構成を示す展開図(b)同電池の負極極板の構成を示す展開図 比較電池の電極群の巻回状態を説明する模式図
符号の説明
1、14 電極群
2、15 電池缶
4、17 封口板
3、16 ガスケット
5、18、28 正極極板
6、19、29 負極極板
7、20、30 セパレータ
8a〜8e、21a〜21e、31a〜31e 正極積層面
9a〜9d、22a〜22d、32a〜32d 正極連結片
10、24、33 正極リード
11a〜11f、25a〜25f、34a〜34e 負極積層面
12a〜12e、26a〜26e、35a〜35d 負極連結片
13、27、36 負極リード

Claims (6)

  1. 複数の積層面が連結片によって帯状に結ばれた正極極板、負極極板がセパレータを介して交互に積み重なるよう扁平状に巻回された電極群を備え、前記電極群を非水電解液と共にともに正極端子を兼ねる浅い有底ケースと負極端子を兼ねる封口ケースにより絶縁ガスケットを介してカシメ封口される電池容器に収容してなるコイン形二次電池であって、
    前記電極群がその下端面及び上端面に負極極板を位置させてなることを特徴とするコイン形二次電池。
  2. 負極極板は、電極材料が金属箔芯材の両面に塗着されてなる両面塗着部分と電極材料が金属箔芯材の片面のみに塗着されてなる片面塗着部分とを有しており、前記負極極板の片面塗着部分は電極群の上端面、下端面に配置され、少なくとも電極群主面が未塗着状態とされる請求項1記載のコイン形二次電池。
  3. 正極極板、負極極板は巻回終端側の端部に金属リードを備えており、前記各極板の金属リードは電極群の巻回方向に延出され、同極性となる有底ケース、封口ケースの各々に接続される請求項1記載のコイン形二次電池。
  4. 正極極板、負極極板の各金属リードは、少なくとも電極群の1周以上に渡って巻回され、且つ少なくとも1回以上折り返して有底ケース、封口ケースに接続される請求項3記載のコイン形二次電池。
  5. 正極極板及び負極極板は、積層面が円形をした封口ケースの開口部内に可能な限り隙間が少なく収まるような円弧をもつ形状に形成され、積層面数が増加するにつれて連結長さが順次増加するような連結片により、積層面と連結片が交互に帯状に結ばれてなる請求項1記載のコイン形二次電池。
  6. 正極極板及び負極極板は、積層面が方形に形成され、連結片が前記積層面と同一幅に形成され、かつ積層面数が増加するにつれて連結長さが順次増加し、前記積層面と前記連結片が交互に帯状に結ばれてなる請求項1記載のコイン形二次電池。
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