JP2005309840A - 交通情報データの補間装置及び補間方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不足する旅行速度データを交通量データの変化に基づき決定するようにした交通情報データの補間装置及び補間方法を提供する。
【解決手段】 ピーク時間交通量Taがピーク時間交通量Tb以上であれば、上り車線の混雑時旅行速度Vsaを混雑時旅行速度Vsでもって置換するとともに、下り車線の混雑時旅行速度Vsbを混雑時旅行速度Vs、ピーク時間交通量Ta及びピーク時間交通量Tbに基づき算出する。
ピーク時間交通量Taがピーク時間交通量Tb以上でなければ、上り車線の混雑時旅行速度Vsaを混雑時旅行速度Vs、ピーク時間交通量Ta及びピーク時間交通量Tbに基づき算出するとともに、下り車線の混雑時旅行速度Vsbを混雑時旅行速度Vsでもって置換する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、交通情報データの補間装置及び補間方法に関する。
従来、例えば、下記特許文献1に開示された車両用ナビゲーション装置のように、光ディスクに予め記憶された時間帯、曜日、季節毎の統計的混雑度に応じた通過平均速度情報を利用して案内経路の所要時間を求めるものがある。
特開平09−081894号公報
しかし、上記車両用ナビゲーション装置では、案内経路の所要時間を算出するためのデータが不足する場合がある。例えば、全国道路交通情勢調査(いわゆる道路交通センサス)における交通情報には、旅行速度データは混雑時のデータしか存在せず、旅行速度データが不足する時間帯においては道路交通センサスにおける交通情報を使用できないという問題点がある。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、不足する旅行速度データを交通量データの変化に基づき決定するようにした交通情報データの補間装置及び補間方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、以上のようなことに対処するため、不足する旅行速度データを有効な旅行速度データと道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき決定するようにした交通情報データの補間装置及び補間方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る交通情報データの補間装置は、
各対象道路の上り車線の交通量(Ta)、下り車線の交通量(Tb)及び旅行速度(Vs)を記憶する記憶手段と、
上り車線の交通量、下り車線の交通量及び対象道路の旅行速度に基づき、各対象道路の上り車線及び下り車線の旅行速度(Vsa、Vsb)を決定する車線別旅行速度決定手段(220〜250)とを備える。
これによれば、有効に存在する各対象道路毎の上り線車、下り車線の交通量及び各対象道路の旅行速度に基づき、各対象道路毎に上下車線を区別した旅行速度を設定することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置においては、
上記車線別旅行速度決定手段は、上り車線の交通量が下り車線の交通量以上であるか否かを判定する交通量判定手段(210)と、
上記交通量判定手段により上り車線の交通量が下り車線の交通量以上であると判定されると、上り車線の旅行速度を対象道路の旅行速度と等しくなるように決定するとともに、上り車線の交通量に対する下り車線の交通量の比を対象道路の旅行速度に乗算し、この乗算結果を下り車線の旅行速度として決定する第1車線別旅行速度決定手段(220、230)と、
上記交通量判定手段により上り車線の交通量が下り車線の交通量以上でないと判定されると、下り車線の交通量に対する上り車線の交通量の比を対象道路の旅行速度に乗算し、この乗算結果を上り車線の旅行速度として決定するとともに、下り車線の旅行速度を対象道路の旅行速度と等しくなるように決定する第2車線別旅行速度決定手段(240、250)とを備える。
これによれば、有効に存在する各対象道路毎の上り線車の交通量と下り車線の交通量とを比較し、交通量が多い方の車線の旅行速度を対象道路の旅行速度と等しくなるように決定し、交通量の少ない方の車線の旅行速度を上下車線の各交通量の比を対象道路の旅行速度に乗算結果として決定することにより、各対象道路毎に上下車線を区別した旅行速度を設定することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置は、
各対象道路の混雑時の交通量(Ts)、昼間時の交通量(Td)、混雑時の旅行速度(Vs)及び道路環境に応じて設定された旅行速度(Vw)を記憶する記憶手段(23)と、
混雑時の旅行速度と道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき、各対象道路の昼間時及び夜間時の旅行速度(Vd、Vn)を決定する時間帯別旅行速度決定手段(320〜350)とを備える。
これによれば、有効に存在する各対象道路毎の混雑時の旅行速度と道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき、各対象道路毎に昼間時及び夜間時の旅行速度を設定することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置においては、
上記時間帯別旅行速度決定手段は、混雑時の旅行速度が道路環境に応じて設定された旅行速度未満であるか否かを判定する旅行速度判定手段(310)と、
上記旅行速度判定手段により道路環境に応じて設定された旅行速度未満であると判定されると、混雑時の交通量、昼間時の交通量及び混雑時の旅行速度に基づき、昼間時の旅行速度を決定するとともに、夜間時の旅行速度を道路環境に応じて設定された旅行速度と等しくなるように決定する第1時間帯別旅行速度決定手段(320、330)と、
上記旅行速度判定手段により道路環境に応じて設定された旅行速度未満でないと判定されると、昼間時及び夜間時の旅行速度を混雑時の旅行速度と等しくなるように決定する第2時間帯別旅行速度決定手段(340、350)とを備える。
これによれば、各対象道路毎に混雑時の旅行速度が道路環境に応じて設定された旅行速度未満であれば、混雑時の交通量、昼間時の交通量及び混雑時の旅行速度に基づき、昼間時の旅行速度を決定するとともに夜間時の旅行速度を道路環境に応じて設定された旅行速度と等しくなるように決定し、混雑時の旅行速度が道路環境に応じて設定された旅行速度未満でなければ昼間時及び夜間時の旅行速度を混雑時の旅行速度と等しくなるように決定する。従って、有効に存在する各交通量及び混雑時の旅行速度に基づき、各対象道路毎に昼間時及び夜間時の旅行速度を設定することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置においては、上記道路環境は、道路の種別又は幅員であってもよい。
また、本発明に係る交通情報データの補間方法においては、
各対象道路の上り車線の交通量(Ta)、下り車線の交通量(Tb)及び旅行速度(Vs)を記憶し、
上り車線の交通量、下り車線の交通量及び対象道路の旅行速度に基づき、各対象道路の上り車線及び下り車線の旅行速度(Vsa、Vsb)を決定する。
これによれば、有効に存在する各対象道路毎の上り線車、下り車線の交通量及び各対象道路の旅行速度に基づき、各対象道路毎に上下車線を区別した旅行速度を設定することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間方法においては、
各対象道路の混雑時の交通量(Ts)、昼間時の交通量(Td)、混雑時の旅行速度(Vs)及び道路環境に応じて設定された旅行速度(Vw)を記憶し、
混雑時の旅行速度と道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき、各対象道路の昼間時及び夜間時の旅行速度(Vd、Vn)を決定する。
これによれば、有効に存在する各対象道路毎の混雑時の旅行速度と道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき、各対象道路毎に昼間時及び夜間時の旅行速度を設定することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1においては、本発明を適用した自動車用ナビゲーションシステムの一例が示されている。当該ナビゲーションシステム10は、現在位置検出装置11を備えており、この現在位置検出装置11は、GPS受信装置であって、衛星航法システム(GPSともいう)の人工衛星から送信される電波を受信して、当該自動車の現在位置を現在時刻と共に検出する。
また、当該ナビゲーションシステム10は、入力装置12を備えており、この入力装置12は、携帯用リモートコントローラであって、その操作により、必要な情報をマイクロコンピュータ13(後述する)の受信部(図示しない)に送信により入力する。なお、リモートコントローラに代えて、出力装置16の液晶パネル(後述する)にその表示面側から添着したタッチパネルを入力装置12としてもよい。
また、当該ナビゲーションシステム10は、マイクロコンピュータ13、記憶装置14、無線通信装置15及び出力装置16を備えている。マイクロコンピュータ13は、上記受信部の他、CPU、RAM及びROM等をバスラインで接続して構成されている。
当該マイクロコンピュータ13は、現在位置検出装置11の検出出力、入力装置12の操作出力、記憶装置14の出力、無線通信装置15の出力や専用情報通信システム20(後述する)の出力に基づき、当該自動車の地図表示、案内経路探索や経路案内等の種々の処理を行う。
記憶装置14は、ハードディスクであって、この記憶装置14には、一連の地図データ、交通情報データがマイクロコンピュータ13により読み出し可能にデータベースとして記憶されている。無線通信装置15は、専用情報通信システム20からの道路交通情報を受信してマイクロコンピュータ13に出力する。
専用情報センターに設けられた専用情報通信システム20は、無線通信装置15と道路交通情報センターに設けた道路交通情報通信システム(以下、VICS30ともいう)との無線通信を行う。なお、「VICS」は、道路交通情報センターの登録商標である。
また、当該専用情報通信システム20は、サーバ21、無線通信装置22及び記憶装置23により構成されている。サーバ21は、図2〜図4にて示すフローチャートに従いサーバプログラムを実行する。当該サーバ21は、上記サーバプログラムの実行中において、無線通信装置22を介し、無線通信装置15及びVICS30との間で送受信処理をする。なお、上記サーバプログラムは、サーバ21のROMに、当該サーバ21により読み出し可能に予め書き込まれている。
記憶装置23には、道路交通センサスデータ及び幅員旅行速度データが統計データとして当該記憶装置23のデータベースに記憶される。当該データベースには、各リンク毎に混雑時旅行速度Vs、上り車線におけるピーク時間交通量Ta、下り車線におけるピーク時間交通量Tb、混雑時交通量Ts、昼間時交通量Tdがそれぞれ記憶されており、これらのデータは、07:00−09:00間及び17:00−19:00間を混雑時、09:00−17:00間を昼間時、00:00−07:00及び19:00−24:00を夜間時として設定されている。
出力装置16は、表示装置であって、マイクロコンピュータ13による制御のもと、当該自動車において必要なデータを情報として表示する。なお、出力装置13は、その液晶パネル等の表示パネルにて、当該自動車の車室内前壁に設けたインストルメントパネルに配設されている。
以上のように構成した本実施形態において、専用情報通信システム20を作動状態におくと、サーバ21は、図2に示すフローチャートに基づきサーバプログラムの実行を開始する。
まず、ステップ100において、記憶装置23からの対象データの読み出し処理がなされる。この処理では、各リンク毎に混雑時旅行速度Vs、上り車線におけるピーク時間交通量Ta、下り車線におけるピーク時間交通量Tb、混雑時交通量Ts、昼間時交通量Td及び幅員旅行速度Vwが記憶装置23のデータベースからそれぞれ読み出される。
次に、上下車線別混雑時旅行速度設定処理ルーチン200(図3参照)の処理が以下のようにがなされる。まず、図3のステップ210において、ピーク時間交通量Taがピーク時間交通量Tb以上か否かが判定される。ここで、下り車線に比べて上り車線が混雑し、ピーク時間交通量Taがピーク時間交通量Tb以上であると判定されると、ステップ210において、YESと判定される。
ついで、ステップ220において、上り車線混雑時旅行速度置換処理がなされる。この処理では、上り車線の混雑時旅行速度Vsaは、混雑時旅行速度Vsでもって置換される。ここで、置換とは、例えば、上り車線の混雑時旅行速度Vsaが混雑時旅行速度Vsと等しくなるように決定されることを示す。
然る後、ステップ230において、下り車線混雑時旅行速度算出処理がなされる。この処理では、下り車線の混雑時旅行速度Vsbは、混雑時旅行速度Vs、ピーク時間交通量Ta及びピーク時間交通量Tbに基づき、数1の式から算出される。
Vsb=Vs×(Ta/Tb) ・・・ (数1)
上述のようにステップ230の処理が終了すると、ステップ260の処理がなされる。
また、上述したステップ210において、上り車線に比べて下り車線が混雑し、ピーク時間交通量Taがピーク時間交通量Tb以上でなければ、NOと判定される。然る後、ステップ240において、上り車線混雑時旅行速度算出処理がなされる。この処理では、上り車線の混雑時旅行速度Vsaは、ピーク時間交通量Ta及びピーク時間交通量Tbに基づき、数2の式から算出される。
Vsa=Vs×(Tb/Ta) ・・・ (数2)
然る後、ステップ250において、下り車線混雑時旅行速度置換処理がなされる。この処理では、下り車線の混雑時旅行速度Vsbは、混雑時旅行速度Vsでもって置換される。
次に、ステップ260において、全リンクにおいて道路交通センサスデータの上下車線別混雑時旅行速度算出処理の検討が終了したか否かが判定される。全リンクにおける道路交通センサスデータの上下車線別混雑時旅行速度算出処理の検討が終了していなければ、260においてNOと判定され、上下車線別混雑時旅行速度設定処理ルーチン200の処理が再度なされる。以後、ステップ260での判定がYESとなるまで、上下車線別混雑時旅行速度設定処理ルーチン200の処理が繰り返される。
以上のように、道路交通センサスデータにおける上下車線の区別のない混雑時旅行速度Vsに対し、上り線車の交通量と下り車線の交通量とを比較して交通量が多い方の車線の旅行速度を混雑時旅行速度Vsでもって置換し、交通量の少ない方の車線の旅行速度には、上下車線の各交通量に基づく旅行速度補正を行うことにより、各リンク毎に上下車線を区別した旅行速度を決定することができる。
上記ステップ260において、全リンクにおける道路交通センサスデータの上下車線別混雑時旅行速度算出処理の検討が終了すると、YESと判定される。然る後、旅行速度補間処理ルーチン300(図4参照)の処理が以下のようにがなされる。なお、以下、旅行速度補間処理ルーチン300における混雑時旅行速度Vsは、上り車線の混雑時旅行速度Vsaと下り車線の混雑時旅行速度Vsbとを双方含めた旅行速度とする。
まず、図4のステップ310において、混雑時旅行速度Vsが幅員旅行速度Vw未満か否かが判定される。ここで、混雑時旅行速度Vsが幅員旅行速度Vw未満であると判定されると(図5参照)、ステップ310においてYESと判定される。
然る後、ステップ320において、昼間時旅行速度算出処理がなされる。この処理では、昼間時旅行速度Vdは、混雑時旅行速度Vs、混雑時交通量Ts及び昼間時交通量Tdに基づき、数3の式から算出される(図5a太実線部参照)。
Vd=Vs×(Ts/Td) ・・・ (数3)
ついで、ステップ330において、夜間時旅行速度置換処理がなされる。この処理では、夜間時旅行速度Vnは、幅員旅行速度Vwでもって置換され(図5b破線部参照)、ついで、ステップ360の処理がなされる。
また、上述したステップ310において、混雑時旅行速度Vsが幅員旅行速度Vw未満でないと判定されると(図6参照)、NOと判定され、ステップ340において、昼間時旅行速度置換処理がなされる。この処理では、昼間時旅行速度Vdは、混雑時旅行速度Vsでもって置換される(図6a太実線部参照)。
ついで、ステップ350において、夜間時旅行速度置換処理がなされる。この処理では、夜間時旅行速度Vnは、混雑時旅行速度Vsでもって置換される(図6b破線部参照)。
次に、ステップ360において、全リンクにおける道路交通センサスデータの旅行速度補間処理の検討が終了したか否かが判定される。全リンクにおける道路交通センサスデータの旅行速度補間処理の検討が終了していなければ、360においてNOと判定され、旅行速度補間処理ルーチン300の処理が再度なされる。以後、ステップ360での判定がYESとなるまで、旅行速度補間処理ルーチン300の処理が繰り返される。
以上のように、混雑時旅行速度Vsと幅員旅行速度Vwとを比較し、混雑時旅行速度Vsが幅員旅行速度Vw未満であれば、昼間時旅行速度Vdは、混雑時交通量Ts及び昼間時交通量Tdに基づき、混雑時旅行速度Vsから算出し、夜間時旅行速度Vnは、幅員旅行速度Vwでもって置換される。従って、この場合には、混雑時と昼間時との交通量の比較を加味することにより、道路交通センサスデータには存在しない昼間時及び夜間時旅行速度データを有効なデータでもって補間することができる。
一方、混雑時旅行速度Vsが幅員旅行速度Vw未満でなければ、昼間時旅行速度Vd及び夜間時旅行速度Vnは、混雑時旅行速度Vsでもって置換される。従って、この場合には、幅員旅行速度Vwよりも混雑時旅行速度Vsが有効なデータであるとして、1日中の旅行速度が混雑時旅行速度Vsに等しくなるように道路交通センサスデータには存在しない昼間時及び夜間時旅行速度データを補間することができる。
上述のように専用情報通信システム20にてVICSデータの補正処理が終了すると、ステップ400にて、道路交通センサスデータ送信処理がなされる。この処理では、無線通信装置22は、上記補正処理された道路交通センサスデータを無線通信装置15を介し、マイクロコンピュータ13に送信する。受信した道路交通センサスデータは、記憶装置14のデータベースに蓄積される。
然る後、マイクロコンピュータ13は、入力装置12による表示要求に基づき、経路案内を探索する。この経路探索処理の際に、マイクロコンピュータ13は、記憶装置14のデータベースに蓄積された補間後の道路交通センサスデータに基づき、経路探索を行う。従って、補間後の信頼性の高い道路交通センサスデータに基づき、信頼性の高い経路探索を行うことができる。
なお、本発明の実施にあたり、上記実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)上述した旅行速度補間処理ルーチン300にいて、幅員旅行速度Vwに基づき昼間時旅行速度Vd及び夜間時旅行速度Vnを補間することに限らず、例えば、当該リンクの道路種別に応じて設定された旅行速度に基づき昼間時旅行速度Vd及び夜間時旅行速度Vnを補間してもよい。
(2)上述した専用通信情報システム20が道路交通センサスデータを上述したステップ100〜400における処理を行い、ナビゲーションシステム10に送信することに限らず、ナビゲーションシステム10が道路交通センサスデータを直接取得して上述したステップ100〜300における処理を行っても良い。
本発明の一実施形態を示すブロック図である。 図1の専用情報通信システムのサーバにて実行されるサーバプログラムを表すフローチャートである。 図2の上下車線別混雑時旅行速度設定処理ルーチンの詳細フローチャートである。 図2の旅行速度補間処理ルーチンの詳細フローチャートである。 混雑時旅行速度が幅員旅行速度未満である場合における混雑時旅行速度、幅員旅行速度、昼間時旅行速度及び夜間時旅行速度と時刻との関係を示すタイムチャートである。 混雑時旅行速度が幅員旅行速度未満でない場合における混雑時旅行速度、幅員旅行速度、昼間時旅行速度及び夜間時旅行速度と時刻との関係を示すタイムチャートである。
符号の説明
Ta…ピーク時間交通量、Tb…ピーク時間交通量、Td…昼間時交通量、Ts…混雑時交通量、Vd…昼間時旅行速度、Vn…夜間時旅行速度、Vs…混雑時旅行速度、Vsa…上り車線の混雑時旅行速度、Vsb…下り車線の混雑時旅行速度、Vw…幅員旅行速度、20…専用通信情報システム、23…記憶装置。

Claims (7)

  1. 各対象道路の上り車線の交通量、下り車線の交通量及び旅行速度を記憶する記憶手段と、
    前記上り車線の交通量、前記下り車線の交通量及び前記対象道路の旅行速度に基づき、前記各対象道路の上り車線及び下り車線の旅行速度を決定する車線別旅行速度決定手段とを備える交通情報データの補間装置。
  2. 前記車線別旅行速度決定手段は、前記上り車線の交通量が前記下り車線の交通量以上であるか否かを判定する交通量判定手段と、
    前記交通量判定手段により前記上り車線の交通量が前記下り車線の交通量以上であると判定されると、前記上り車線の旅行速度を前記対象道路の旅行速度と等しくなるように決定するとともに、前記上り車線の交通量に対する前記下り車線の交通量の比を前記対象道路の旅行速度に乗算し、この乗算結果を前記下り車線の旅行速度として決定する第1車線別旅行速度決定手段と、
    前記交通量判定手段により前記上り車線の交通量が前記下り車線の交通量以上でないと判定されると、前記下り車線の交通量に対する前記上り車線の交通量の比を前記対象道路の旅行速度に乗算し、この乗算結果を前記上り車線の旅行速度として決定するとともに、前記下り車線の旅行速度を前記対象道路の旅行速度と等しくなるように決定する第2車線別旅行速度決定手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の交通情報データの補間装置。
  3. 各対象道路の混雑時の交通量、昼間時の交通量、混雑時の旅行速度及び道路環境に応じて設定された旅行速度を記憶する記憶手段と、
    前記混雑時の旅行速度と前記道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき、前記各対象道路の昼間時及び夜間時の旅行速度を決定する時間帯別旅行速度決定手段とを備える交通情報データの補間装置。
  4. 前記時間帯別旅行速度決定手段は、前記混雑時の旅行速度が前記道路環境に応じて設定された旅行速度未満であるか否かを判定する旅行速度判定手段と、
    前記旅行速度判定手段により前記道路環境に応じて設定された旅行速度未満であると判定されると、前記混雑時の交通量、前記昼間時の交通量及び前記混雑時の旅行速度に基づき、前記昼間時の旅行速度を決定するとともに、前記夜間時の旅行速度を前記道路環境に応じて設定された旅行速度と等しくなるように決定する第1時間帯別旅行速度決定手段と、
    前記旅行速度判定手段により前記道路環境に応じて設定された旅行速度未満でないと判定されると、前記昼間時及び前記夜間時の旅行速度を前記混雑時の旅行速度と等しくなるように決定する第2時間帯別旅行速度決定手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載の交通情報データの補間装置。
  5. 前記道路環境は、道路の種別又は幅員であることを特徴とする請求項3或いは4に記載の交通情報データの補間装置。
  6. 各対象道路の上り車線の交通量、下り車線の交通量及び旅行速度を記憶し、
    前記上り車線の交通量、前記下り車線の交通量及び前記対象道路の旅行速度に基づき、前記各対象道路の上り車線及び下り車線の旅行速度を決定する交通情報データの補間方法。
  7. 各対象道路の混雑時の交通量、昼間時の交通量、混雑時の旅行速度及び道路環境に応じて設定された旅行速度を記憶し、
    前記混雑時の旅行速度と前記道路環境に応じて設定された旅行速度とに基づき、前記各対象道路の昼間時及び夜間時の旅行速度を決定する交通情報データの補間方法。
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