JP2005309254A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示形態が類似する予め定める情報を迅速かつ確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を向上することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】 キー入力部14に、予め定める画像、たとえばメールメニュー画像42を表示部24の表示画面の所定の表示領域に表示させるための指令が入力されると、第1描画テーブルに基づいて、メールメニュー画像42の描画の向きが決定され、予め定める時間にわたって、決定された描画の向きに、表示部24の表示画面に表示されている画像からメールメニュー画像42に表示状態が変化するように、制御部18によって制御される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表示画面に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させるときに好適に用いられる情報処理装置に関する。
従来の技術の携帯電話機および携帯情報端末(Personal Digital Assistance;略称:PDA)などの情報処理装置では、たとえば使用者によって入力される所定の動作モードを実行する指令に基づいて、メモリに記憶されている所定の動作モードに関する所定のデータ項目をメニュー画面に一覧表示し、使用者によって、一覧表示されるデータ項目の中から所望のデータ項目が選択され、選択されたデータ項目に関する詳細内容を表示する指令が入力されると、使用者が選択したデータ項目に関する詳細内容を表示するように構成される。また、メモリに記憶されている所定のデータ項目の数が多く、メニュー画面として1画面に表示しきれない場合は、メニュー画面を複数画面に分割したり、階層化したりして、表示画面を切換えることによって所定のデータ項目およびその詳細内容を表示するように構成される。
特許文献1に記載のマルチ画面表示装置は、表示ユニットを制御するシステムコントローラから任意の複数の表示ユニットに対して同時にトリガ信号を与えることによって、任意の複数の表示ユニットに対して同時に指定した動作を行うように構成される。また、各々の表示ユニットも表示ユニット内部の複数のフレームメモリから再生された画像信号を合成することによって表示画面の高速な切換え、ならびにワイプおよびフェードを行い、効果的な特殊再生を行うように構成される。
特許文献2に記載の画像表示制御装置は、第1の駒の画像から第2の駒の画像へと変化する途中を表すモーフィング画像(中間画像)を生成し、第1の駒の画像表示から第2の駒の画像表示に切換える前に、生成したモーフィング画像を表示するように構成される。
前述の従来の技術の情報処理装置では、使用者によって入力される所定の動作モードを実行する指令に基づいて、メモリに記憶されている所定の動作モードに関するデータ項目をメニュー画面に一覧表示するように構成されており、使用者によって入力される指令に応答して表示画面に表示される各動作モードのメニュー画面は、いずれも表示形態が類似した画面になるので、使用者は、表示画面に一覧表示されるメニュー画面を見ても、使用者自身が所望する動作モードのデータ項目を含むメニュー画面であるか否かを迅速に認識することが困難であり、誤認識するおそれがある。したがって、使用者に対する利便性が低いという問題がある。
また、従来の技術の情報処理装置では、使用者が、メニュー画面の中から所望のデータ項目を選択し、選択したデータ項目に関する詳細内容を表示する指令の入力操作を行うときに、たとえば通話の要求および電子メールの受信要求のいずれかを着信した場合、着信したことを表す着信情報を表示画面に表示するように構成されているけれども、通話の要求を着信したことを表す着信情報が表示される表示画面と、電子メールの受信要求を着信したことを表す着信情報が表示される表示画面とは、表示形態が類似した画面になる。したがって、使用者は、表示画面に表示される前記着信情報を見ても、通話の要求および電子メールの受信要求のいずれを着信したのかを迅速に認識することは困難であり、誤認識するおそれがある。したがって、使用者に対する利便性が低いという問題がある。
前述の特許文献1および特許文献2に記載の従来の技術では、使用者に、表示形態が類似した表示画面に表示される予め定める情報を迅速に認識させるための技術については、述べられていない。したがって、特許文献1および特許文献2に記載の従来の技術では、前述の問題を解決することができない。
本発明の目的は、表示形態が類似する予め定める情報を迅速かつ確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を向上することができる情報処理装置を提供することである。
本発明は、予め定める画像を表示する表示手段と、
予め定める画像を表示手段に表示させるための指令を入力する表示指令入力手段と、
表示指令入力手段によって入力される指令に基づいて、表示手段に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させる制御手段とを含み、
制御手段は、予め定める時間にわたって、前記新たに表示されるべき画像の予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、前記表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように、表示手段を制御することを特徴とする情報処理装置である。
予め定める画像を表示手段に表示させるための指令を入力する表示指令入力手段と、
表示指令入力手段によって入力される指令に基づいて、表示手段に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させる制御手段とを含み、
制御手段は、予め定める時間にわたって、前記新たに表示されるべき画像の予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、前記表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように、表示手段を制御することを特徴とする情報処理装置である。
また本発明は、前記予め定める種類は、新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記表示手段の表示領域は、前記表示指令入力手段によって入力された指令に応答して切換えられる切換表示領域であることを特徴とする。
また本発明は、前記新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示領域全体に表示されるまでの変化速度を設定する変化速度設定手段をさらに含み、
前記制御手段は、変化速度設定手段によって設定された変化速度で、表示手段に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させることを特徴とする。
前記制御手段は、変化速度設定手段によって設定された変化速度で、表示手段に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、表示指令入力手段には、予め定める画像を表示手段に表示させるための指令が入力される。表示指令入力手段に、予め定める画像を表示手段に表示させるための指令が入力されると、この入力された指令に基づいて、表示手段は、予め定める時間にわたって、新たに表示されるべき画像の予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示手段に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように、制御手段によって制御される。このように、予め定める時間にわたって、入力された指令に基づいて新たに表示されるべき画像の予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示手段に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように構成されるので、使用者によって、新たに表示されるべき画像が誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、新たに表示されるべき画像を迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、新たに表示されるべき画像を迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
また本発明によれば、新たに表示されるべき画像の予め定める種類は、新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられている。表示手段は、予め定める時間にわたって、前述のように新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられている予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示手段に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように、制御手段によって制御される。このように、予め定める時間にわたって、新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられている予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示手段に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように構成されるので、新たに表示されるべき画像の表示形態が他の画像の表示形態と類似していても、使用者によって、新たに表示されるべき画像が誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、新たに表示されるべき画像をさらに確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
また本発明によれば、表示手段の表示領域は、表示指令入力手段によって入力された指令に応答して切換えられる切換表示領域である。表示指令入力手段に、予め定める画像を表示手段に表示させるための指令が入力されると、この入力された指令に基づいて、表示手段は、予め定める時間にわたって、新たに表示されるべき画像の予め定める種類に応じて、切換表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように、制御手段によって制御される。このように、制御手段は、表示手段の表示領域のうち、切換表示領域に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように表示手段を制御するだけでよいので、表示画面全体に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように表示手段を制御する場合に比べて、時間的に画像の表示を変化させるときの画像処理における画像データのデータ処理量を減少させることができる。
また本発明によれば、変化速度設定手段には、新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示領域全体に表示されるまでの変化速度が設定される。変化速度設定手段に前記変化速度が設定されると、制御手段によって、変化速度設定手段によって設定された変化速度で、表示手段に表示されている画像が新たな画像に表示状態が変化させられる。このように、変化速度設定手段によって設定された変化速度に基づいて、表示手段に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるように構成されるので、たとえば使用者にとって新たに表示されるべき画像を把握し易い前記変化速度を設定することができる。したがって、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができる。これによって、使用者に対する利便性を確実に向上することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である情報処理装置1の構成を示すブロック図である。図2は、情報処理装置1の外観を示す正面図である。情報処理装置1は、たとえば画像を撮像する撮像手段を備え、無線電波を介して他の通信端末装置と無線通信を行い、音声情報だけではなく、文字データおよび画像データなどを送受信することができる、いわゆるカメラ付携帯電話機である。
情報処理装置1は、アンテナ11、無線部12、通信制御部13、キー入力部14、キー照明部15、音声入力部16、音声出力部17、制御部18、プログラム用メモリ19、作業用メモリ20、データ用メモリ21、表示用メモリ22、表示ドライバ部23、表示部24、撮像部25、照明部26、計時部27および開閉検出部28を含んで構成される。
アンテナ11は、無線電波を介して他の通信端末装置と無線通信を行うときに、音声データ、文字データおよび画像データなどを送受信する。アンテナ11は、たとえば伸縮自在なロッドアンテナによって実現される。無線部12は、受信時は、他の通信端末装置からアンテナ11を介して受信した音声データ、文字データおよび画像データを復調し、送信時は、通信制御部13から送られてくる音声データ、文字データおよび画像データなどを変調して増幅し、アンテナ11を介して他の通信端末装置に送信する。
通信制御部13は、無線部12が復調した文字データおよび画像データなどの受信データを所定の通信プロトコルに基づいて制御部18に送り、無線部12が復調した音声データを後述する音声出力部17に送る。無線部12および通信制御部13を介して受信した相手先からの文字データおよび画像データなどの受信データは、データ用メモリ21に記憶される。また、通信制御部13は、データ用メモリ21に記憶される文字データおよび画像データなどの送信データ、および後述する音声入力部16に入力される音声を音声データとして無線部12に送る。
キー入力部14は、数字情報、文字情報、および情報処理装置1への指令などの所定の情報を入力するための複数の操作入力キーを有し、操作入力キーを操作することによって、後述する制御部18に各操作入力キーに対応した指令信号を与える。キー入力部14は、機能キー群14aおよび数字キー群14bを含む。
機能キー群14aは、カーソルキー31、決定キー32、電源キーおよび終話キーとして用いられる第1操作キー33、ダイヤル発信、電子メールの送受信およびインターネット接続などに関する各アプリケーションプログラムを実行させるときに操作される複数のアプリケーションキー、ならびにシャッタキーを含む。カーソルキー31は、第1カーソルキー31aおよび第2カーソルキー31bを含んで構成される。カーソルキー31は、後述する表示部24に表示されるカーソルの移動を行うときに操作される。第1カーソルキー31aは、表示部24に表示されるカーソルを、表示部24の予め定める方向の一方から他方の向きに移動させるときに操作される。第2カーソルキー31bは、表示部24に表示されるカーソルを、表示部24の予め定める方向の他方から一方の向きに移動させるときに操作される。また第1カーソルキー31aは、着信履歴一覧画像を表示部24に表示するときに操作され、第2カーソルキー31bは、リダイヤル一覧画像を表示部24に表示するときに操作される。
決定キー32は、所定の入力および選択を決定するときに操作される。また決定キー32は、所定のデータ項目をメニュー画面として表示部24に表示するときに操作される。第1操作キー33は、情報処理装置1への電力の供給および停止の指令、ならびに無線電波を介した他の通信端末装置との無線通信の終了、つまり終話の指令を入力するときに操作される。
アプリケーションキーは、第2操作キー34、第3操作キー35、第4操作キー36および第5操作キー37を含む。各アプリケーションキーは、所定のアプリケーションプログラムを実行させるための指令を入力するときに操作される。第2操作キー34は、たとえば電話帳一覧画像を表示部24に表示するときに操作される。第3操作キー35は、たとえば後述する撮像部25によって画像を撮像して、撮像した画像を画像データとしてデータ用メモリ21、または不揮発性の記録媒体であるフラッシュメモリカードに記憶させるために、後述するプログラム用メモリ19に記憶される撮像に関するアプリケーションプログラムを実行させる指令を入力するときに操作される。前記フラッシュメモリカードは、たとえばSD(Secure Digital)メモリカード、miniSDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)カードおよびスマートメディア(登録商標)カードによって実現される。また第3操作キー35は、いわゆるサムネイル画像である登録画像一覧画像を表示部24に表示するときに操作される。
第4操作キー36は、たとえば電子メールの文書の作成、ならびに送信および受信した電子メールの閲覧を行うために、後述するプログラム用メモリ19に記憶される電子メールに関するアプリケーションプログラムを実行させる指令を入力するときに操作される。換言すれば、第4操作キー36は、メールメニュー画像を表示部24に表示するときに操作される。第5操作キー37は、インターネットを介して予め記憶されたURL(
Uniform Resource Locator)に対応するウェブサイトに接続して、映画、音楽、書籍などに関連するテキストデータ、画像データおよび音声データなどのいわゆるコンテンツデータを閲覧するために、後述するプログラム用メモリ19に記憶されるインターネットに関するアプリケーションプログラムを実行させる指令を入力するときに操作される。換言すれば、第5操作キー37は、インターネット接続メニュー画像を表示部24に表示するときに操作される。シャッタキーは、後述する撮像部25で撮像されて生成される画像データをデータ用メモリ21に記憶するための所定の指令を入力するときに操作される。
Uniform Resource Locator)に対応するウェブサイトに接続して、映画、音楽、書籍などに関連するテキストデータ、画像データおよび音声データなどのいわゆるコンテンツデータを閲覧するために、後述するプログラム用メモリ19に記憶されるインターネットに関するアプリケーションプログラムを実行させる指令を入力するときに操作される。換言すれば、第5操作キー37は、インターネット接続メニュー画像を表示部24に表示するときに操作される。シャッタキーは、後述する撮像部25で撮像されて生成される画像データをデータ用メモリ21に記憶するための所定の指令を入力するときに操作される。
数字キー群14bは、数字キー、文字キーおよび記号キーを含む。数字キーは、数字データを入力するときに操作される。文字キーは、文字データを入力するときに操作される。記号キーは、記号データを入力するときに操作される。
キー照明部15は、キー入力部14の背面に設置され、キー入力部14の背面から光を照射することによって明るさを補う、いわゆるバックライトとして機能する。キー照明部15は、たとえば発光素子である発光ダイオード(Light Emitting Diode;略称:LED)によって実現される。キー照明部15は、制御部18から制御信号が与えられ、その制御信号に基づいて点灯および消灯などを行う。キー照明部15からキー入力部14に光を照射することによって、情報処理装置1の周囲が暗い場合でも、キー入力部14の各キーを見易くすることができ、視認性が向上する。キー照明部15のLEDは、点灯してから予め定める時間が経過すると、制御部18によって消灯される構成にしてもよいし、使用者によってLEDを消灯するための所定の情報がキー入力部14によって入力されるまで点灯する構成にしてもよい。
音声入力部16は、たとえばマイクロフォンによって実現される。音声入力部16には、たとえば通話時の送話音声を入力する。音声出力部17は、たとえばスピーカによって実現される。音声出力部17は、たとえば通話時の受話音声、および通信制御部13から与えられる音声データに基づく音声を発音する。
制御部18は、中央演算処理装置(Central Processing Unit;略称:CPU)を含み、後述するプログラム用メモリ19に記憶される制御プログラムに基づいて、通信制御部13、キー入力部14、キー照明部15、音声入力部16、音声出力部17、プログラム用メモリ19、作業用メモリ20、データ用メモリ21、表示用メモリ22、表示ドライバ部23、表示部24、撮像部25、照明部26、計時部27および開閉検出部28を制御する。また制御部18は、キー入力部14によって入力される所定の情報に応答して情報処理装置1を構成する各部位に制御信号を与えて、その動作を制御する。また制御部19は、キー入力部14に入力される予め定める指令に基づいて、表示部24に表示されている画像を新たな画像に変化させる。
プログラム用メモリ19は、たとえばEEPROM(Electronically Erasable and
Programmable Read Only Memory)およびフラッシュメモリ(flash memory)などの書換え可能な不揮発性メモリによって実現される。プログラム用メモリ19には、たとえば情報処理装置1を構成する各部位を制御するための制御プログラム、複数のアプリケーションプログラムが記憶される。アプリケーションプログラムは、たとえば電話帳に関するアプリケーションプログラム、撮像に関するアプリケーションプログラム、電子メールに関するアプリケーションプログラム、およびインターネットに関するアプリケーションプログラムである。
Programmable Read Only Memory)およびフラッシュメモリ(flash memory)などの書換え可能な不揮発性メモリによって実現される。プログラム用メモリ19には、たとえば情報処理装置1を構成する各部位を制御するための制御プログラム、複数のアプリケーションプログラムが記憶される。アプリケーションプログラムは、たとえば電話帳に関するアプリケーションプログラム、撮像に関するアプリケーションプログラム、電子メールに関するアプリケーションプログラム、およびインターネットに関するアプリケーションプログラムである。
作業用メモリ20は、たとえばRAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリによって実現される。作業用メモリ20には、作業中のデータが一時的に記憶される。作業用メモリ20には、たとえば作成している途中の電話帳データ、電子メールの文書データ、ならびに撮像部25から連続的に与えられる画像データが一時的に記憶される。
データ用メモリ21は、たとえばフラッシュメモリ(flash memory)などの書換え可能な不揮発性メモリによって実現される。データ用メモリ21には、シャッタキーが押下されたとき、作業用メモリ20に記憶されている画像データのうちの所定の画像データが記憶される。また、データ用メモリ21には、無線部12および通信制御部13を介して受信した文字データおよび画像データなどの所定のデータが記憶される。また、データ用メモリ21には、新たに描画する画像の種類と、表示部24の表示画面に新たな画像を描画するときの描画の向きとが関連付けられた複数の描画テーブル、本実施の形態では第1〜第5描画テーブルが記憶される。
表示用メモリ22は、VRAM(Video Random Access Memory)によって実現される。表示用メモリ22のメモリ空間は、第1メモリ領域および第2メモリ領域を含む。第1メモリ領域には、表示部24に表示させる所定の画像データが一時的に記憶される。第2メモリ領域には、表示部24に表示している所定の画像データが一時的に記憶される。表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶されるデータは、制御部18の指令に従って、表示ドライバ部23に与えられる。
表示ドライバ部23は、後述する表示部24の駆動回路であって、表示用メモリ22の第2メモリ領域から与えられる画像データに基づいて、表示部24の各画素電極に対して駆動電圧を印加する。これによって、表示部24の表示画面に、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶される画像データが表す画像が表示される。
表示部24は、たとえばカラー表示可能な半透過半反射型液晶表示素子によって実現され、文字ならびに静止画像および動画像などの画像を表示する。表示部24には、たとえばプログラム用メモリ19に記憶される所定のアプリケーションプログラムに基づく情報、予め定めるピクト、および後述する撮像部25によって撮像された画像が表示される。ここで、「ピクト」とは、情報処理装置1の状態を簡易的に示す記号および画像である。ピクトには、情報処理装置1のバッテリの残量を示す記号、アンテナによる電波の送受信状態を示す画像、SDメモリカードなどメモリカードの装着を示す画像がある。なお、表示部24は、カラー表示または白黒表示可能な透過型液晶表示素子、反射型液晶表示素子、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence;略称:EL)素子および白黒表示可能な半透過半反射型液晶表示素子のうちいずれか1つによって実現されてもよい。
撮像部25は、撮像レンズと、電荷結合素子(Charge Coupled Device;略称:CCD)イメージセンサ(以下、単に「CCD」と表記する場合がある)およびCMOS(
Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子と、カラーフィルタとを備える。撮像レンズは、被写体を撮像したとき、被写体の光像をCCD上に結像させる。CCDの受光面には、半球状のマイクロレンズを有する多数のフォトダイオードがマトリクス状に配置されている。また、CCDは、赤(略称:R),緑(略称:G),青(略称:B)の3色のカラーフィルタを備えており、被写体で反射されて撮像レンズを介して入射した光は、カラーフィルタを通してR,G,Bの3色光にされる。撮像レンズを介してCCDの受光面のマイクロレンズに結像された被写体像は、各フォトダイオードによってR,G,Bの3色光の入射光量に応じた量の信号電荷に変換されて蓄積される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、信号電荷に応じた電気信号(画像信号)として出力される。
Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子と、カラーフィルタとを備える。撮像レンズは、被写体を撮像したとき、被写体の光像をCCD上に結像させる。CCDの受光面には、半球状のマイクロレンズを有する多数のフォトダイオードがマトリクス状に配置されている。また、CCDは、赤(略称:R),緑(略称:G),青(略称:B)の3色のカラーフィルタを備えており、被写体で反射されて撮像レンズを介して入射した光は、カラーフィルタを通してR,G,Bの3色光にされる。撮像レンズを介してCCDの受光面のマイクロレンズに結像された被写体像は、各フォトダイオードによってR,G,Bの3色光の入射光量に応じた量の信号電荷に変換されて蓄積される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、信号電荷に応じた電気信号(画像信号)として出力される。
撮像部25は、CCDから出力されるRGBの3色光にそれぞれ対応したアナログ信号である電気信号を増幅し、増幅された前記電気信号を、アナログ/デジタル(略称:A/D)変換器によって、デジタル信号に変換して画像データを生成する。
また、撮像部25は、生成された画像データに対して、ホワイトバランス補正およびガンマ補正などの信号処理を施した後、信号処理を施した画像データに対して、予め定める圧縮処理を施す。本実施の形態では、JPEG(Joint Photographic coding Experts
Group)形式の圧縮処理を施す。圧縮処理が施された画像データは、データ用メモリ21に記憶される。ここで、画像データを圧縮するときには、予め定める圧縮率に従って圧縮されてもよいし、使用者によって選択され、キー入力部14が操作されて入力される圧縮率に従って圧縮されてもよい。圧縮率を変えることによって、同一の画像サイズでもファイルの容量を変えることができる。
Group)形式の圧縮処理を施す。圧縮処理が施された画像データは、データ用メモリ21に記憶される。ここで、画像データを圧縮するときには、予め定める圧縮率に従って圧縮されてもよいし、使用者によって選択され、キー入力部14が操作されて入力される圧縮率に従って圧縮されてもよい。圧縮率を変えることによって、同一の画像サイズでもファイルの容量を変えることができる。
照明部26は、表示部24の表示面の背面に設置され、表示面の背面から光を照射することによって明るさを補う、いわゆるバックライトとして機能する。照明部26は、たとえば発光素子であるLEDによって実現される。照明部26は、制御部18から与えられる制御信号に基づいて、点灯および消灯ならびに輝度調整などを行う。照明部26から表示部24に光を照射することによって、情報処理装置1の周囲が暗い場合でも、表示部24に表示される表示内容を見易くすることができ、視認性が向上する。照明部26のLEDは、点灯してから予め定める時間が経過すると、制御部18によって消灯される構成にしてもよいし、使用者によってLEDを消灯するための所定の情報がキー入力部14によって入力されるまで点灯する構成にしてもよい。
計時部27は、たとえばリアルタイムクロック(Real Time Clock;略称:RTC)によって実現される。計時部18は、制御部21、プログラム用メモリ19およびデータ用メモリ21の動作の基準となるシステムクロック、ならびに現在時刻などを含む計時情報を制御部18に与える。
開閉検出部28は、情報処理装置1の開閉状態、具体的には後述する第1筐体および第2筐体の折り畳み状態および展開状態を検出する。本実施の形態における展開状態とは、第1および第2筐体が相互に対向させた折り畳み状態で相互に対向する領域が外部に露出する状態であって、使用者が表示部24を目視することができ、かつキー入力部14を操作することができる状態である。
本実施の形態において、表示手段は、制御部18、表示用メモリ22、表示ドライバ部23および表示部24によって構成される。表示指令入力手段は、通信制御部13、キー入力部14および制御部18によって構成される。制御手段は、制御部18およびプログラム用メモリ19によって構成される。変化速度設定手段は、キー入力部14および制御部18によって構成される。
情報処理装置1は、図2に示すように、比較的扁平な略直方体状の第1筐体2と第2筐体3とが、ヒンジ部4を介して角変位可能に連結されて構成される。すなわち、情報処理装置1は、第1筐体2と第2筐体3とを角変位させることによって折り畳み可能に構成される。なお、情報処理装置1の2つの筐体2,3の成す最大の角度は、第1および第2筐体2,3の形状ならびにヒンジ部4の種類などで決まり、本実施の形態では約180度になるように構成されている。
アンテナ11は、2つの筐体2,3を折り畳んだときの外側に位置するように、第1筐体2に設けられる。表示部24は、2つの筐体2,3を折り畳んだときの内側に位置するように、第1筐体2に設けられる。キー入力部14は、2つの筐体2,3を折り畳んだときの内側に位置するように、第2筐体3に設けられる。音声入力部16は、第2筐体3の内部空間で、遊端部6の中央部に設けられる。音声出力部17は、第1筐体2の内部空間で、遊端部5の中央部に設けられる。撮像部25は、第1筐体2の遊端部5でかつ折り畳み状態で外部に露出する領域に、外部に臨んで設けられる。シャッタキーは、第1筐体2の一側面部に設けられる。本発明の実施の他の形態では、シャッタキーは、第2筐体3の一側面部に設けられてもよいし、第3操作キー35を兼用するようにしてもよい。前述の位置に撮像部25を設けることによって、折り畳み状態であっても、撮像部25によって所望の画像を撮像することができる。
図3は、表示部24の表示画面に新たな画像を描画するときの描画の向きを説明するための図である。本実施の形態では、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるときに操作されるキー入力部14の機能キー群14aの操作入力キー、たとえば第1カーソルキー31a、第2カーソルキー31b、第2操作キー34、第3操作キー35、第4操作キー36および第5操作キー37の位置と、前記表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるときの表示画面の表示領域における変化開始位置とを対応させている。
本実施の形態において、第5操作キー37が操作されて、新たにインターネット接続メニュー画像に表示状態が変化するときの変化開始位置は、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y一端部である。第1カーソルキー31aが操作されて、新たに着信履歴一覧画像に表示状態が変化するときの変化開始位置は、表示画面の短手方向Y一端部である。第4操作キー36が操作されて、新たにメールメニュー画像に表示状態が変化するときの変化開始位置は、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y一端部である。第3操作キー35が操作されて、新たに登録画像一覧画像に表示状態が変化するときの変化開始位置は、表示画面の長手方向一端部かつ短手方向Y他端部である。第2カーソルキー31bが操作されて、新たにリダイヤル一覧画像に表示状態が変化するときの変化開始位置は、表示画面の短手方向Y他端部である。第2操作キー34が操作されて、電話帳一覧画像に表示状態が変化するときの変化開始位置は、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y他端部である。
表1は、データ用メモリ21に記憶される第1描画テーブルの一例である。本実施の形態では、表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるとき、新たに表示されるべき画像の種類に応じて、新たに表示されるべき画像の描画の向きを決定する。描画の向きは、制御部18が表1に示す第1描画テーブルを参照することによって決定する。
本実施の形態において、表1に示す第1方向一方から他方への向きは、たとえば図3に示す矢符A1の向き、つまり表示画面の一方の対角線方向一方から他方への向きである。表1に示す第2方向一方から他方への向きは、たとえば図3に示す矢符A2の向き、つまり表示画面の短手方向Y一方から他方への向きである。表1に示す第3方向一方から他方への向きは、たとえば図3に示す矢符A3の向き、つまり表示画面の他方の対角線方向一方から他方への向きである。表1に示す第1方向他方から一方への向きは、たとえば図3に示す矢符A6の向き、つまり表示画面の一方の対角線方向他方から一方への向きである。表1に示す第2方向他方から一方への向きは、たとえば図3に示す矢符A5の向き、つまり表示画面の短手方向Y他方から一方への向きである。表1に示す第3方向他方から一方への向きは、たとえば図3に示す矢符A4の向き、つまり表示画面の他方の対角線方向他方から一方への向きである。
本実施の形態では、第5操作キー37が操作されたとき、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y一端部から、第1方向一方から他方への向き、たとえば図3に示す矢符A1の向きに、表示画面に表示されている所定の画像からインターネット接続メニュー画像に表示状態が変化するようにしている。また第1カーソルキー31aが操作されたとき、表示画面の短手方向Y一端部から、第2方向一方から他方への向き、たとえば図3に示す矢符A2の向きに、表示画面に表示されている所定の画像から着信履歴画像に表示状態が変化するようにしている。また第4操作キー36が操作されたとき、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y一端部から、第3方向一方から他方への向き、たとえば図3に示す矢符A3の向きに、表示画面に表示されている所定の画像からメールメニュー画像に表示状態が変化するようにしている。
また第3操作キー35が操作されたとき、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y他端部から、第3方向他方から一方への向き、たとえば図3に示す矢符A4の向きに、表示画面に表示されている所定の画像から登録画像一覧画像に表示状態が変化するようにしている。また第2カーソルキー31bが操作されたとき、表示画面の短手方向Y他端部から、第2方向他方から一方への向き、たとえば図3に示す矢符A5の向きに、表示画面に表示されている所定の画像からリダイヤル一覧画像に表示状態が変化するようにしている。また第2操作キー34が操作されたとき、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y端部から、第1方向他方から一方への向き、たとえば図3に示す矢符A6の向きに、表示画面に表示されている所定の画像から電話帳一覧画像に表示状態が変化するようにしている。
図4は、待ち受け画像41およびメールメニュー画像42を示す図である。図5は、待ち受け画像41からメールメニュー画像42に表示状態が変化する過程における表示部24に表示される画像の一例を示す図である。図4では、理解を容易にするために、第1方向他方から一方への向き、第2方向他方から一方への向き、および第3方向他方から一方への向きを表す矢符を省略している。待ち受け画像41は、他の通信端末装置からの通信要求およびキー入力部14からのキー入力のうちいずれか一方を待っている待機状態(以下、単に「待ち受け状態」と表記する場合がある)のときに表示部24の表示画面に表示される。メールメニュー画像42は、第4操作キー36が操作されたときに表示部24の表示画面に表示される。メールメニュー画像42は、画像のタイトル42a、項目番号42bおよび項目番号42bに対応するデータ項目42cによって構成される。
本実施の形態において、たとえば表示部24の表示画面に待ち受け画像41が表示されている状態で、使用者によって第4操作キー36が操作されてメールメニュー画像42を表示する指令が入力されると、まず表1に示す第1描画テーブルに基づいて、メールメニュー画像42の描画の向きが決定される。本実施の形態において、メールメニュー画像42の描画の向きは、第1描画テーブルに基づいて、第3方向一方から他方への向き、つまり図4に示す矢符A3の向き、詳細に述べると表示画面の他方の対角線方向一方から他方への向きに決定される。
第4操作キー36が操作されて、メールメニュー画像42の描画の向きが決定されると、予め定める時間にわたって、図5に示すように、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y一端部から、第3方向一方から他方への向き、本実施の形態では図4に示す矢符A3の向きに、表示画面に表示されている待ち受け画像41からメールメニュー画像42に表示状態が変化し、最終的にメールメニュー画像42が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
図6は、待ち受け画像41およびインターネット接続メニュー51を示す図である。図7は、待ち受け画像41からインターネット接続メニュー51に表示状態が変化する過程における表示部24に表示される画像の一例を示す図である。図7では、理解を容易にするために、第1方向他方から一方への向き、第2方向他方から一方への向き、および第3方向他方から一方への向きを表す矢符を省略している。インターネット接続メニュー画像51は、第5操作キー37が操作されたときに表示部24の表示画面に表示される。インターネット接続メニュー画像51は、画像のタイトル51a、項目番号51bおよび項目番号51bに対応するデータ項目51cによって構成される。
本実施の形態において、たとえば表示部24の表示画面に待ち受け画像41が表示されている状態で、使用者によって第5操作キー37が操作されてインターネット接続メニュー画像51を表示する指令が入力されると、まず表1に示す第1描画テーブルに基づいて、インターネット接続メニュー画像51の描画の向きが決定される。本実施の形態において、インターネット接続メニュー画像51の描画の向きは、第1描画テーブルに基づいて、第1方向一方から他方への向き、つまり図6に示す矢符A1の向き、詳細に述べると表示画面の一方の対角線方向一方から他方への向きに決定される。
第5操作キー37が操作されて、インターネット接続メニュー画像51の描画の向きが決定されると、予め定める時間にわたって、図7に示すように、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y一端部から、第1方向一方から他方への向き、本実施の形態では図6に示す矢符A1の向きに、表示画面に表示されている待ち受け画像41からインターネット接続メニュー画像51に表示状態が変化し、最終的にインターネット接続メニュー画像51が表示部24の表示画面全体に表示される。
図8は、予め定める画像データを表示用メモリ22に記憶させるときの制御部18の処理手順を示すフローチャートである。ステップa1では、制御部18は、キー入力部14によって予め定める画像、たとえばメールメニュー画像42およびインターネット接続メニュー画像51を表示部24の表示画面に表示するための予め定める表示指令が与えられたか否かを判断する。ステップa1において、制御部18が、予め定める表示指令が与えられたと判断したときは、ステップa2に進み、制御部18が、予め定める表示指令が与えられていないと判断したときは、予め定める表示指令が与えられるまで待機する。
ステップa2では、制御部18は、データ用メモリ21に記憶されている第1描画テーブルに基づいて、予め定める表示指令に従って表示部24の表示画面に新たに表示されるべき画像、ここではメールメニュー画像42およびインターネット接続メニュー画像51の描画の向きを決定する。
ステップa3では、制御部18は、予め定める表示指令に従って表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データを、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶させる。ステップa4では、制御部18は、ステップa3で表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる。
ステップa5では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたか否かを判断する。ステップa5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたと判断したときは、すべての処理手順を終了する。またステップa5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させていないと判断したときは、ステップa6に進む。
ステップa6では、制御部18は、所定時間、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる処理の進行を待機させるウエイト処理を行う。ウエイト処理における前述の処理の進行を待機させる所定時間は、キー入力部14によって設定される変化速度、具体的には、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて算出される。ここで、前記変化速度は、表示されている画像に対する新たに表示されるべき画像の単位時間当たりの変化の比率をいう。制御部18は、計時部27から取得する現在時刻を含む計時情報に基づいて、前記算出される所定時間が経過したか否かを判断する。制御部18が、所定時間が経過したと判断した場合は、ステップa4に戻り、前述と同様の処理を繰り返し行う。
このように、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて、ウエイト処理が行われるので、たとえば使用者にとって新たに表示されるべき画像を把握し易い変化速度を設定することによって、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を確実に向上することができる。
前述のように本実施の形態によれば、キー入力部14に、予め定める画像、たとえばメールメニュー画像42を表示部24の表示画面の所定の表示領域に表示させるための指令が入力されると、第1描画テーブルに基づいて、メールメニュー画像42の描画の向きが決定され、予め定める時間にわたって、決定された描画の向きに、表示部24の表示画面に表示されている画像からメールメニュー画像42に表示状態が変化するように、制御部18によって制御される。
このように、予め定める時間にわたって、入力された指令に基づいて、新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられている予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように構成されるので、たとえば図4に示すメールメニュー画像42および図6に示すインターネット接続メニュー画像51のように、画像の表示形態が類似していても、使用者によって、新たに表示されるべき画像であるメールメニュー画像42およびインターネット接続メニュー画像51が誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、新たに表示されるべき画像、ここではメールメニュー画像42およびインターネット接続メニュー画像51を迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、新たに表示されるべき画像を迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
また本実施の形態によれば、予め定める時間にわたって、入力された指令に基づいて新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられている予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像、ここではメールメニュー画像42およびインターネット接続メニュー画像51に表示状態が変化するように構成されるので、たとえば、表示部24の表示画面が比較的小さい場合でも、使用者に対して、新たに表示されるべき画像、ここではメールメニュー画像42およびインターネット接続メニュー画像51を迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、新たに表示されるべき画像を迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
図9は、メールメニュー画像42および通話着信画像52を示す図である。本実施の形態において、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば通話要求を着信したときは、表示部24の表示画面に通話着信画像52が表示される。また他の通信端末装置からの電子メールの受信要求を着信したときは、表示部24の表示画面にメール着信画像52が表示される。以下の説明において、通話着信画像およびメール着信画像を示す場合、共に同一の参照符号「52」を付す。また以下の説明において、他の通信端末装置からの通信要求を着信したときに表示部24の表示画面に表示される画像を、単に「着信画像52」と表記する場合がある。
表2は、データ用メモリ21に記憶される第2描画テーブルの一例である。本実施の形態では、他の通信端末装置からの通信要求を着信した場合に、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるとき、新たに表示されるべき画像の種類に応じて、新たに表示されるべき画像の描画の向きを決定する。描画の向きは、制御部18が表2に示す第2描画テーブルを参照することによって決定する。
本実施の形態において、表2に示す第1方向一方から他方への向きは、たとえば図9に示す矢符B1の向き、つまり表示画面の長手方向X一方から他方への向きである。表2に示す第1方向他方から一方への向きは、たとえば図9に示す矢符B2の向き、つまり表示画面の長手方向X他方から一方への向きである。
本実施の形態では、たとえばメールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば通話要求を着信したときは、メールメニュー画像42から通話着信画像52に表示状態が変化するようにしている。また、たとえばメールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば電子メールの受信要求を着信したときは、メールメニュー画像42からメール着信画像52に表示状態が変化するようにしている。
本実施の形態において、メールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば通話要求を着信したときは、まず表2に示す第2描画テーブルに基づいて、通話着信画像52の描画の向きが決定される。本実施の形態において、通話着信画像52の描画の向きは、第2描画テーブルに基づいて、第1方向一方から他方への向き、たとえば図9に示す矢符B1の向き、詳細に述べると、表示画面の長手方向X一方から他方への向きに決定される。
他の通信端末装置からの通話要求を着信したときに表示されるべき通話着信画像52の描画の向きが決定されると、予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の長手方向X一端部から、第1方向一方から他方への向き、本実施の形態では図9に示す矢符B1の向きに、表示画面に表示されているメールメニュー画像42から通話着信画像52に表示状態が変化し、最終的に通話着信画像52が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
また本実施の形態において、メールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば電子メールの受信要求を着信したときは、まず表2に示す第2描画テーブルに基づいて、メール着信画像52の描画の向きが決定される。本実施の形態において、メール着信画像52の描画の向きは、第2描画テーブルに基づいて、第1方向他方から一方への向き、たとえば図9に示す矢符B2の向き、詳細に述べると、表示画面の長手方向X他方から一方への向きに決定される。
他の通信端末装置からの電子メールの受信要求を着信したときに表示されるべきメール着信画像52の描画の向きが決定されると、予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の長手方向X他端部から、第1方向他方から一方への向き、本実施の形態では図9に示す矢符B2の向きに、表示画面に表示されているメールメニュー画像42からメール着信画像52に表示状態が変化し、最終的にメール着信画像52が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
図10は、予め定める画像データを表示用メモリ22に記憶させるときの制御部18の処理手順を示すフローチャートである。ステップb1では、制御部18は、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通信要求、たとえば通話要求および電子メールの受信要求の着信に関する着信情報を受取ったか否かを判断する。ステップb1において、制御部18が、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通信要求の着信に関する着信情報を受取ったと判断したときは、ステップb2に進み、制御部18が、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通信要求の着信に関する着信情報を受取っていないと判断したときは、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通信要求に関する着信情報を受取ったと判断するまで待機する。
ステップb2では、制御部18は、データ用メモリ21に記憶されている第2描画テーブルに基づいて、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める着信画像52の描画の向きを決定する。
ステップb3では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める着信画像52を表す画像データを、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶させる。ステップb4では、制御部18は、ステップb3で表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める着信画像52を表す画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる。
ステップb5では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める着信画像52を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたか否かを判断する。ステップb5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたと判断したときは、すべての処理手順を終了する。またステップb5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める着信画像52を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させていないと判断したときは、ステップb6に進む。
ステップb6では、制御部18は、所定時間、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める着信画像52を表す画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる処理の進行を待機させるウエイト処理を行う。ウエイト処理における前述の処理の進行を待機させる所定時間は、キー入力部14によって設定される変化速度、具体的には、新たに表示されるべき着信画像52が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて算出される。制御部18は、計時部27から取得する現在時刻を含む計時情報に基づいて、前記算出される所定時間が経過したか否かを判断する。制御部18が、所定時間が経過したと判断した場合は、ステップb4に戻り、前述と同様の処理を繰り返し行う。
このように、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて、ウエイト処理が行われるので、たとえば使用者にとって新たに表示されるべき画像を把握し易い変化速度を設定することによって、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を確実に向上することができる。
前述のように本実施の形態によれば、予め定める画像を表示部24の表示画面に表示している状態で、他の通信端末装置からの通信要求を着信したときは、第2描画テーブルに基づいて、前記通信要求を着信したときに新たに表示されるべき画像の描画の向きが決定され、予め定める時間にわたって、決定された描画の向きに、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように構成されるので、たとえば前述の通話着信画像52およびメール着信画像52のように、画像の表示形態が類似していても、使用者によって、通話着信画像52およびメール着信画像52が誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、通話着信画像52およびメール着信画像52のいずれであるかを迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、通話着信画像52およびメール着信画像52のいずれであるのかを迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
図11は、メールメニュー画像42および通話着信画像52を示す図である。本実施の形態において、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば通話要求を着信したときは、表示部24の表示画面に通話着信画像52が表示される。また他の通信端末装置からの通話要求、たとえば特定の相手である友人Aからの通話要求を着信したときは、表示部24の表示画面に友人Aからの通話要求を着信したことを表す通話着信画像(以下、単に「番号通知画像」と表記する場合がある)52が表示される。また他の通信端末装置からの通話要求、たとえば不特定の相手からの通話要求を着信したときは、表示部24の表示画面に不特定の相手からの通話要求を着信したことを表す通話着信画像(以下、単に「番号非通知画像」と表記する場合がある)52が表示される。以下の説明において、番号通知画像および番号非通知画像を示す場合、共に同一の参照符号「52」を付す。
表3は、データ用メモリ21に記憶される第3描画テーブルの一例である。本実施の形態では、他の通信端末装置からの通話要求を着信した場合に、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるとき、新たに表示されるべき画像の種類に応じて、新たに表示されるべき画像の描画の向きを決定する。描画の向きは、制御部18が表2に示す第3描画テーブルを参照することによって決定する。
本実施の形態において、表3に示す第1方向一方から他方への向きは、たとえば図11に示す矢符B1の向き、つまり表示画面の長手方向X一方から他方への向きである。表3に示す第1方向他方から一方への向きは、たとえば図11に示す矢符B2の向き、つまり表示画面の長手方向X他方から一方への向きである。
本実施の形態において、たとえばメールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通話要求、たとえば友人Aからの通話要求を着信したときは、メールメニュー画像42から番号通知画像52に表示状態が変化するようにしている。また、たとえばメールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通話要求、たとえば不特定の相手からの通話要求を着信したときは、メールメニュー画像42から番号非通知画像52に表示状態が変化するようにしている。
本実施の形態において、メールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通話要求、たとえば特定の相手、ここでは友人Aからの通話要求を着信したときは、まず表3に示す第3描画テーブルに基づいて、番号通知画像52の描画の向きが決定される。本実施の形態において、番号通知画像52の描画の向きは、第3描画テーブルに基づいて、第1方向一方から他方への向き、たとえば図11に示す矢符B1の向き、詳細に述べると、表示画面の長手方向X一方から他方への向きに決定される。
友人Aからの通話要求を着信したときに表示されるべき番号通知画像52の描画の向きが決定されると、予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の長手方向X一端部から、第1方向一方から他方への向き、本実施の形態では図11に示す矢符B1の向きに、表示画面に表示されているメールメニュー画像42から番号通知画像52に表示状態が変化し、最終的に番号通知画像52が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
また本実施の形態において、メールメニュー画像42が表示部24の表示画面に表示されている状態で、他の通信端末装置からの通信要求、たとえば不特定の相手からの通話要求を着信したときは、まず表3に示す第3描画テーブルに基づいて、番号非通知画像52の描画の向きが決定される。本実施の形態において、番号非通知画像52の描画の向きは、第3描画テーブルに基づいて、第1方向他方から一方への向き、たとえば図11に示す矢符B2の向き、詳細に述べると、表示画面の長手方向X他方から一方への向きに決定される。
不特定の相手からの通話要求を着信したときに表示されるべき番号非通知画像52の描画の向きが決定されると、予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の長手方向X他端部から、第1方向他方から一方への向き、本実施の形態では図11に示す矢符B2の向きに、表示画面に表示されているメールメニュー画像42から番号非通知画像52に表示状態が変化し、最終的に番号非通知画像52が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
図12は、予め定める画像データを表示用メモリ22に記憶させるときの制御部18の処理手順を示すフローチャートである。ステップc1では、制御部18は、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通話要求の着信に関する着信情報を受取ったか否かを判断する。ステップc1において、制御部18が、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通話要求の着信に関する着信情報を受取ったと判断したときは、ステップc2に進み、制御部18が、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通話要求の着信に関する着信情報を受取っていないと判断したときは、通信制御部13が他の通信端末装置からの所定の通話要求の着信に関する着信情報を受取ったと判断するまで待機する。
ステップc2では、制御部18は、データ用メモリ21に記憶されている第3描画テーブルに基づいて、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める通話着信画像52の描画の向きを決定する。
ステップc3では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める通話着信画像52を表す画像データを、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶させる。ステップc4では、制御部18は、ステップc3で表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める通話着信画像52を表す画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる。
ステップc5では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める通話着信画像52を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたか否かを判断する。ステップc5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたと判断したときは、すべての処理手順を終了する。またステップc5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める通話着信画像52を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させていないと判断したときは、ステップc6に進む。
ステップc6では、制御部18は、所定時間、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める通話着信画像52を表す画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる処理の進行を待機させるウエイト処理を行う。ウエイト処理における前述の処理の進行を待機させる所定時間は、キー入力部14によって設定される変化速度、具体的には、新たに表示されるべき通話着信画像52が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて算出される。制御部18は、計時部27から取得する現在時刻を含む計時情報に基づいて、前記算出される所定時間が経過したか否かを判断する。制御部18が、所定時間が経過したと判断した場合は、ステップc4に戻り、前述と同様の処理を繰り返し行う。
このように、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて、ウエイト処理が行われるので、たとえば使用者にとって新たに表示されるべき画像を把握し易い変化速度を設定することによって、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を確実に向上することができる。
前述のように本実施の形態によれば、予め定める画像を表示部24の表示画面に表示している状態で、他の通信端末装置からの通話要求を着信したときは、第3描画テーブルに基づいて、前記通話要求を着信したときに新たに表示されるべき画像の描画の向きが決定され、予め定める時間にわたって、決定された描画の向きに、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように構成されるので、たとえば前述の番号通知画像52および番号非通知画像52のように、画像の表示形態が類似していても、使用者によって、番号通知画像52および番号非通知画像52が誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、番号通知画像52および番号非通知画像52のいずれであるかを迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、番号通知画像52および番号非通知画像52のいずれであるのかを迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
図13は、予め定める画像53および着信履歴一覧画像54を示す図である。着信履歴一覧画像54は、特定の相手、たとえば友人Aからの通話要求の着信履歴を表す画像(以下、単に「番号通知履歴画像」と表記する場合がある)54a、および不特定の相手からの通話要求の着信履歴を表す画像(以下、単に「番号非通知履歴画像」と表記する場合がある)54bを含む。着信履歴一覧画像54は、第1カーソルキー31aが操作されたときに表示部24の表示画面に表示される。
表4は、データ用メモリ21に記憶される第4描画テーブルの一例である。本実施の形態では、表示部24の表示画面に表示されている予め定める画像53から新たな画像に表示状態を変化させるとき、新たに表示されるべき画像の種類に応じて、新たに表示されるべき画像の描画の向きを決定する。描画の向きは、制御部18が表4に示す第4描画テーブルを参照することによって決定する。
本実施の形態において、表4に示す第1方向一方から他方への向きは、たとえば図13に示す矢符c1の向き、つまり表示画面の短手方向Y一方から他方への向きである。表3に示す第1方向他方から一方への向きは、たとえば図13に示す矢符c2の向き、つまり表示画面の短手方向Y他方から一方への向きである。
本実施の形態において、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、着信履歴一覧画像54を表示する場合、番号通知履歴画像54aと番号非通知履歴画像54bとで、変化開始位置および方向を異ならせて、予め定める画像53から着信履歴一覧画像54に表示状態が変化するようにしている。
本実施の形態において、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、着信履歴一覧画像54の番号通知履歴画像54aを新たに表示する場合は、まず表4に示す第4描画テーブルに基づいて、番号通知履歴画像54aの描画の向きが決定される。本実施の形態において、番号通知履歴画像54aの描画の向きは、第4描画テーブルに基づいて、第1方向他方から一方への向き、たとえば図13に示す矢符c2の向き、詳細に述べると、表示画面の短手方向Y他方から一方への向きに決定される。
また、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、着信履歴一覧画像54の番号非通知履歴画像54bを新たに表示する場合は、まず表4に示す第4描画テーブルに基づいて、番号非通知履歴画像54bの描画の向きが決定される。本実施の形態において、番号非通知履歴画像54bの描画の向きは、第4描画テーブルに基づいて、第1方向一方から他方への向き、たとえば図13に示す矢符c1の向き、詳細に述べると、表示画面の短手方向Y一方から他方への向きに決定される。
新たに表示されるべき番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bの描画の向きが決定されると、まず予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の短手方向Y他端部から、第1方向他方から一方への向き、本実施の形態では図13に示す矢符c2の向きに、表示画面に表示されている予め定める画像53から番号通知履歴画像54aに表示状態が変化し、次に予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の短手方向Y一端部から、第1方向一方から他方への向き、本実施の形態では図13に示す矢符c1の向きに、番号通知履歴画像54aに加えて番号非通知履歴画像54bが表示される状態に表示状態が変化して、最終的に着信履歴一覧画像54が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
本実施の形態では、予め定める画像53から着信履歴一覧画像54に表示状態を変化させるとき、番号通知履歴画像54aを表示させてから番号非通知履歴画像54bを表示させるようにしているが、本発明の他の実施の形態では、たとえば同時に番号通知履歴画像54aと番号非通知履歴画像54bとを、前述のようにそれぞれ異なる向きに表示するようにしてもよい。また、本発明のさらに他の実施の形態では、たとえば着信日時の古い順に1件ずつ、番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bを表示するようにしてもよい。
図14は、予め定める画像データを表示用メモリ22に記憶させるときの制御部18の処理手順を示すフローチャートである。ステップd1では、制御部18は、キー入力部14によって予め定める画像、たとえば着信履歴一覧画像54を表示部24の表示画面に表示するための予め定める表示指令が与えられたか否かを判断する。ステップd1において、制御部18が、予め定める表示指令が与えられたと判断したときは、ステップd2に進み、制御部18が、予め定める表示指令が与えられていないと判断したときは、予め定める表示指令が与えられるまで待機する。
ステップd2では、制御部18は、データ用メモリ21に記憶されている第4描画テーブルに基づいて、予め定める表示指令に従って表示部24の表示画面に新たに表示されるべき画像、ここでは着信履歴一覧画像54の番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bの描画の向きを決定する。
ステップd3では、制御部18は、予め定める表示指令に従って表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める画像、ここでは着信履歴一覧画像54を表す画像データを、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶させる。ステップd4では、制御部18は、ステップd3で表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる。
ステップd5では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める画像、ここでは着信履歴一覧画像54を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたか否かを判断する。ステップd5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像、ここでは着信履歴一覧画像54を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたと判断したときは、すべての処理手順を終了する。またステップd5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像、ここでは着信履歴一覧画像54を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させていないと判断したときは、ステップd6に進む。
ステップd6では、制御部18は、所定時間、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる処理の進行を待機させるウエイト処理を行う。ウエイト処理における前述の処理の進行を待機させる所定時間は、キー入力部14によって設定される変化速度、具体的には、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて算出される。制御部18は、計時部27から取得する現在時刻を含む計時情報に基づいて、前記算出される所定時間が経過したか否かを判断する。制御部18が、所定時間が経過したと判断した場合は、ステップd4に戻り、前述と同様の処理を繰り返し行う。
このように、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて、ウエイト処理が行われるので、たとえば使用者にとって新たに表示されるべき画像を把握し易い変化速度を設定することによって、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を確実に向上することができる。
前述のように本実施の形態によれば、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bを含む着信履歴一覧画像54を表示させるための表示指令がキー入力部14によって入力されると、第4描画テーブルに基づいて、番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bの描画の向きが決定され、予め定める時間にわたって、決定された描画の向きに、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像、ここでは番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bを含む着信履歴一覧画像54に表示状態が変化するように構成されるので、使用者によって、番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bが誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bのいずれであるかを迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、番号通知履歴画像54aおよび番号非通知履歴画像54bのいずれであるのかを迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
図15は、予め定める画像53、日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56を示す図である。日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56は、所定の操作入力キーが操作されたときに表示部24の表示画面に表示される。日本語設定画像55は、予め定める操作入力キーに対応する機能の説明が日本語で表示される。バイリンガル設定画像56は、予め定める操作入力キーに対応する機能の説明が、たとえば英語で表示される。
表5は、データ用メモリ21に記憶される第5描画テーブルの一例である。本実施の形態では、表示部24の表示画面に表示されている予め定める画像53から新たな画像に表示状態を変化させるとき、新たに表示されるべき画像の種類に応じて、新たに表示されるべき画像の描画の向きを決定する。描画の向きは、制御部18が表5に示す第5描画テーブルを参照することによって決定する。
本実施の形態において、表5に示す第1方向一方から他方への向きは、たとえば図15に示す矢符c1の向き、つまり表示画面の短手方向Y一方から他方への向きである。表5に示す第1方向他方から一方への向きは、たとえば図15に示す矢符c2の向き、つまり表示画面の短手方向Y他方から一方への向きである。
本実施の形態において、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、日本語設定画像55を新たに表示する場合は、まず表5に示す第5描画テーブルに基づいて、日本語設定画像55の描画の向きが決定される。本実施の形態において、日本語設定画像55の描画の向きは、第5描画テーブルに基づいて、第1方向他方から一方への向き、たとえば図15に示す矢符c2の向き、詳細に述べると、表示画面の短手方向Y他方から一方への向きに決定される。
新たに表示されるべき日本語設定画像55の描画の向きが決定されると、まず予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の短手方向Y他端部から、第1方向他方から一方への向き、本実施の形態では図15に示す矢符c2の向きに、表示画面に表示されている予め定める画像53から日本語設定画像55に表示状態が変化して、最終的に日本語設定画像55が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
また、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、バイリンガル設定画像56を新たに表示する場合は、まず表5に示す第5描画テーブルに基づいて、バイリンガル設定画像56の描画の向きが決定される。本実施の形態において、バイリンガル設定画像56の描画の向きは、第5描画テーブルに基づいて、第1方向一方から他方への向き、たとえば図15に示す矢符c1の向き、詳細に述べると、表示画面の短手方向Y一方から他方への向きに決定される。
新たに表示されるべきバイリンガル設定画像56の描画の向きが決定されると、まず予め定める時間にわたって、たとえば表示画面の短手方向Y一端部から、第1方向一方から他方への向き、本実施の形態では図15に示す矢符c1の向きに、表示画面に表示されている予め定める画像53からバイリンガル設定画像56に表示状態が変化して、最終的にバイリンガル設定画像56が表示部24の表示画面の所定の表示領域全体に表示される。
図16は、予め定める画像データを表示用メモリ22に記憶させるときの制御部18の処理手順を示すフローチャートである。ステップe1では、制御部18は、キー入力部14によって予め定める画像、たとえば日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56を表示部24の表示画面に表示するための予め定める表示指令が与えられたか否かを判断する。ステップe1において、制御部18が、予め定める表示指令が与えられたと判断したときは、ステップe2に進み、制御部18が、予め定める表示指令が与えられていないと判断したときは、予め定める表示指令が与えられるまで待機する。
ステップe2では、制御部18は、データ用メモリ21に記憶されている第5描画テーブルに基づいて、予め定める表示指令に従って表示部24の表示画面に新たに表示されるべき画像、ここでは日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56の描画の向きを決定する。
ステップe3では、制御部18は、予め定める表示指令に従って表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データを、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶させる。ステップe4では、制御部18は、ステップe3で表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる。
ステップe5では、制御部18は、表示部24の表示画面に新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたか否かを判断する。ステップe5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させたと判断したときは、すべての処理手順を終了する。またステップe5において、制御部18が、新たに表示されるべき予め定める画像を表す画像データのすべてを表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させていないと判断したときは、ステップe6に進む。
ステップe6では、制御部18は、所定時間、表示用メモリ22の第1メモリ領域に記憶される予め定める画像データを、表示用メモリ22の第2メモリ領域に記憶させる処理の進行を待機させるウエイト処理を行う。ウエイト処理における前述の処理の進行を待機させる所定時間は、キー入力部14によって設定される変化速度、具体的には、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて算出される。制御部18は、計時部27から取得する現在時刻を含む計時情報に基づいて、前記算出される所定時間が経過したか否かを判断する。制御部18が、所定時間が経過したと判断した場合は、ステップe4に戻り、前述と同様の処理を繰り返し行う。
このように、予め定める表示指令に基づいて新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示部24の表示画面の表示領域全体に表示されるまでの変化速度に基づいて、ウエイト処理が行われるので、たとえば使用者にとって新たに表示されるべき画像を把握し易い変化速度を設定することによって、使用者に対して、新たに表示されるべき画像をさらに確実に認識させることができ、使用者に対する利便性を確実に向上することができる。
前述のように本実施の形態によれば、予め定める画像53が表示部24の表示画面に表示されている状態で、日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56を表示させるための表示指令がキー入力部14によって入力されると、第5描画テーブルに基づいて、日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56の描画の向きが決定され、予め定める時間にわたって、決定された描画の向きに、表示部24の表示画面に表示されている予め定める画像53から新たな画像、ここでは日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56に表示状態が変化するように構成されるので、使用者によって、日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56が誤認識されることを防ぎ、使用者に対して、日本語設定画像55およびバイリンガル設定画像56のいずれであるかを迅速かつ確実に認識させることができる。換言すれば、使用者は、所定の表示領域の変化開始位置および方向を見るだけで、日本語設定およびバイリンガル設定のいずれに設定されているのかを迅速かつ確実に把握することができる。これによって、使用者に対する利便性を向上することができる。
また、前述の実施の形態では、制御部18は、表示部24の表示画面の表示領域のうち、所定の表示領域に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように表示部24などによって構成される表示手段を制御するだけでよいので、表示画面全体に表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように表示部24などによって構成される表示手段を制御する場合に比べて、時間的に画像の表示を変化させるときの画像処理における画像データのデータ処理量を減少させることができる。
前述の実施の形態は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲内において発明の構成を変更してもよい。たとえば、前述の実施の形態では、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるときの変化開始位置および方向を、それぞれ表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y一端部から、表示画面の一方の対角線方向一方から他方への向き、表示画面の短手方向Y一端部から、表示画面の短手方向Y一方から他方への向き、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y一端部から、表示画面の他方の対角線方向一方から他方への向き、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y他端部から、表示画面の他方の対角線方向他方から一方への向き、表示画面の短手方向Y他端部から、表示画面の短手方向Y他方から一方への向き、および表示画面の長手方向他端部かつ短手方向Y他端部から、表示画面の一方の対角線方向他方から一方への向きにしているが、本発明の他の実施の形態では、前記変化開始位置および方向を、表示画面の長手方向X一端部から、表示画面の長手方向X一方から他方への向き、および表示画面の長手方向X他端部から、表示画面の長手方向X他方から一方への向きにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させるときの変化開始位置が1箇所であるが、本発明の他の実施の形態では、前記変化開始位置を複数箇所としてもよい。たとえば、変化開始位置を、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y一端部と、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y他端部との2箇所とし、これらの変化開始位置から、それぞれ表示画面の一方の対角線方向一方から他方への向き、および表示画面の一方の対角線方向他方から一方への向きに、同時に表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させてもよい。
また、変化開始位置を、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向Y一端部、表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y一端部、表示画面の長手方向X一端部かつ短手方向他端部、および表示画面の長手方向X他端部かつ短手方向Y他端部の4箇所とし、これらの変化開始位置から、それぞれ表示画面の一方の対角線方向一方から他方への向き、表示画面の他方の対角線方向一方から他方への向き、表示画面の他方の対角線方向他方から一方への向き、および表示画面の一方の対角線方向他方から一方への向きに、同時に表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させてもよい。
さらに、表示画面の長手方向X中央部かつ短手方向Y中央部から、表示画面の一方の対角線方向他方から一方への向き、表示画面の他方の対角線方向他方から一方への向き、表示画面の他方の対角線方向一方から他方への向き、および表示画面の一方の対角線方向一方から他方への向きに、それぞれ同時に表示部24の表示画面に表示されている画像から新たな画像に表示状態を変化させてもよい。
また、前述の実施の形態では、情報処理装置1としてカメラ付携帯電話機に適用した場合の構成について述べたが、本発明の他の実施の形態では、カメラ付携帯電話機に限らず、たとえば情報処理装置1として携帯情報端末(略称:PDA)に適用した場合でも、好適に実施することができる。
1 情報処理装置
11 アンテナ
12 無線部
13 通信制御部
14 キー入力部
15 キー照明部
16 音声入力部
17 音声出力部
18 制御部
19 プログラム用メモリ
20 作業用メモリ
21 データ用メモリ
22 表示用メモリ
23 表示ドライバ部
24 表示部
25 撮像部
26 照明部
27 計時部
28 開閉検出部
11 アンテナ
12 無線部
13 通信制御部
14 キー入力部
15 キー照明部
16 音声入力部
17 音声出力部
18 制御部
19 プログラム用メモリ
20 作業用メモリ
21 データ用メモリ
22 表示用メモリ
23 表示ドライバ部
24 表示部
25 撮像部
26 照明部
27 計時部
28 開閉検出部
Claims (4)
- 予め定める画像を表示する表示手段と、
予め定める画像を表示手段に表示させるための指令を入力する表示指令入力手段と、
表示指令入力手段によって入力される指令に基づいて、表示手段に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させる制御手段とを含み、
制御手段は、予め定める時間にわたって、前記新たに表示されるべき画像の予め定める種類に応じて、所定の表示領域の変化開始位置および方向を異ならせて、前記表示されている画像から新たな画像に表示状態が変化するように、表示手段を制御することを特徴とする情報処理装置。 - 前記予め定める種類は、新たに表示されるべき画像の共通する表示形態によって分けられていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記表示手段の表示領域は、前記表示指令入力手段によって入力された指令に応答して切換えられる切換表示領域であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記新たに表示されるべき画像が、変化開始位置から表示領域全体に表示されるまでの変化速度を設定する変化速度設定手段をさらに含み、
前記制御手段は、変化速度設定手段によって設定された変化速度で、表示手段に表示されている画像を新たな画像に表示状態を変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128915A JP2005309254A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128915A JP2005309254A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005309254A true JP2005309254A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35438086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004128915A Pending JP2005309254A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005309254A (ja) |
-
2004
- 2004-04-23 JP JP2004128915A patent/JP2005309254A/ja active Pending
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