JP2005309111A - 操作パネルの照明構造 - Google Patents

操作パネルの照明構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005309111A
JP2005309111A JP2004126389A JP2004126389A JP2005309111A JP 2005309111 A JP2005309111 A JP 2005309111A JP 2004126389 A JP2004126389 A JP 2004126389A JP 2004126389 A JP2004126389 A JP 2004126389A JP 2005309111 A JP2005309111 A JP 2005309111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
operation panel
light guide
storage tray
illumination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004126389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4455142B2 (ja
Inventor
Yasutaka Tashiro
泰隆 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
U Shin Ltd
Original Assignee
Yuhshin Co Ltd
Yuhshin Seiki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yuhshin Co Ltd, Yuhshin Seiki Kogyo KK filed Critical Yuhshin Co Ltd
Priority to JP2004126389A priority Critical patent/JP4455142B2/ja
Publication of JP2005309111A publication Critical patent/JP2005309111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4455142B2 publication Critical patent/JP4455142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

【課題】 操作パネルの照明部と収納トレイとを少ない光源および導光部材によって同時に照明することができる表示パネルの照明構造を提供する。
【解決手段】 操作パネル12の内部と収納トレイ19を連通させる第1開口部20と、ベース22の前面側に配置されて光源23、24からの光を所定の照明位置に導く導光部材40とを設け、導光部材40には、第1開口部20近傍まで延設されて光源23、24からの光を第1開口部20を介して収納トレイ19内に導くとともに、収納トレイ19の照明範囲に応じて光源23、24からの光を屈折させるように形成された傾斜面46、47を有する第1導光部45を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車輌の操作パネルの照明構造に関する。
広く知られているように、車輌のインストルメントパネルにはオーディオ、ヒーターコントロール装置、収納トレイ、灰皿などが配設されている。そして、これらの各機器にはそれぞれ光源が設けられ、各機器ごとにそれぞれ照明されるようになっている。下記特許文献1には、各機器の光源を共用するようにして、光源の数を削減し、消費電力の削減が出来るようにした照明構造が開示されている。
この特許文献1の照明構造は、照明用の光源を有する自発光機器に、光源からの光を外部に出光する出光部を設け、この自発光機器に組み合わせる機器に、出光部から出光される光を受光し照明部分に光を伝達する受光部を設けるようにしたものである。そして、光源および受光部からの光は、導光部材によって所定の照明位置に導かれるようになっている。
特開平11−353914
しかし、光源からの光を導光部材によって所定の照明位置に導いて各照明部を均一に照明しようとした場合、各照明部ごとにそれぞれ導光部材を設ける必要があるため、複数の導光部材が必要となり、製造コストが高いものとなってしまう。また、1つの導光部材を全ての照明位置まで延設して設けるようにすると、導光部材が大型化してしまい、照明される機器の内部部品のレイアウトに支障をきたす場合があった。
そこで、本発明は、前述したような問題点に鑑みてなされたもので、操作パネルの照明部と他機器の照明部とを少ない光源および導光部材によって同時に照明することができる表示パネルの照明構造を提供することを目的とする。
前記問題を解決するために本発明は、ダイヤルノブと、前記ダイヤルノブが回動可能に取り付けられて前記ダイヤルノブの操作位置を示す透光性の表示部が設けられる操作パネルと、前記表示部を照明する光源が取り付けられて前記操作パネルの背面側に配置されるベースと、前記操作パネルに隣接して略箱状の収納トレイが設けられる操作パネルの照明構造において、前記操作パネルの内部と前記収納トレイを連通させる第1開口部と、前記ベースの前面側に配置されて前記光源からの光を所定の照明位置に導く導光部材とを設け、該導光部材には、前記第1開口部近傍まで延設されて前記光源からの光を前記第1開口部を介して前記収納トレイ内に導くとともに、前記収納トレイの照明範囲に応じて前記光源からの光を屈折させるように形成された傾斜面を有する第1導光部を設けるようにした。
このように構成すれば、操作パネルを照明する光源によって、収納トレイも照明することができ収納トレイ専用の光源が不要となる。また、導光部材の第1導光部に傾斜面を設けることにより、第1導光部からの光だけで収納トレイのより広い範囲を照明することが可能となるため、複数の導光部材および光源を別途設ける必要がない。
また、前記第1導光部の傾斜面は、少なくとも前記収納トレイの奥側に光を屈折させる第1傾斜部と、手前側に光を屈折させる第2傾斜面とを設け、前記第1傾斜面は前記第2傾斜面よりも面積を大きく形成してもよい。
このように構成すれば、簡単な構成にて、収納トレイの手前側を暗く、奥側を明るく照明することができ、収納トレイの奥にある物品の認識性を向上することができると共に、運転手が照明光によって眩しさを感じることを防止することもできる。これにより、収納トレイの奥に物が置かれた場合でも容易に確認することができるので、収納トレイへの物の置き忘れを防止することができる。
さらに、前記導光部材には、前記光源が配置され前記操作パネルに向かって開口する貫通孔を形成してもよい。
このように構成すれば、操作パネルを光源からの直接光によって照明することができるため、導光部材をそれぞれの照明位置まで延設する必要がなく、導光部材を小型化することができる。また、光源からの熱が放熱されるので、レンズが溶けて照明ムラが生じることを防止することができる。
さらにまた、透光性の表示部が設けられたプッシュノブを有する操作スイッチが前記ベースに隣接して取り付けられる操作パネルの照明構造において、前記操作スイッチには外部から前記プッシュノブの内部まで貫通する第2開口部を設け、前記導光部材には前記第2開口部を介して前記プッシュノブ内まで突出して前記光源の光を前記プッシュノブの表示部に導く第2導光部を設けるようにしてもよい。
このように構成すれば、操作スイッチに専用の光源を設けることなく、操作スイッチを照明することができる。また、複数の操作スイッチに対応して、複数の第2導光部を導光部材に設けるようにすれば、光源及び導光部材の数を増やすことなく、複数の操作スイッチを同時に照明することが可能となる。
さらに、前記操作パネルに対して水平方向に回動可能な操作レバーが前記ベースに軸支されて取り付けられる操作パネルの照明構造において、前記操作レバーには、把持部の前面側に一部が露出するように取り付けられた透光性のレンズ部材を設け、前記導光部材には前記光源からの光を前記レンズ部材に導く第3導光部を設け、該第3導光部を前記該レンズ部材が前記操作レバーの回動操作によって移動する範囲に沿うように設けてもよい。
このように構成すれば、操作レバーに専用の光源を設けることなく、操作レバーを照明することができる。また、第3導光部を、レンズ部材が操作レバーの回動操作によって移動する範囲に沿うように設けているため、操作レバーをどの位置に操作しても、均一にレンズ部材を照明することができる。
上述したように、本発明の操作パネルの照明構造では、少ない光源および導光部材により操作パネルと収納トレイとを照明できる。また、導光部材の第1導光部に傾斜面を設けることにより、収納トレイのより広い範囲を照明することが可能となる。
また、導光部材に設けた貫通孔に光源を配置することにより、光源からの直接光によって操作パネルを照明できるので、導光部材を小型化することができる。
さらに、収納トレイ以外の操作スイッチ、操作レバーを1つのレンズで効率的に光を分散させて、少ない光源で複数箇所を照明することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。本実施の形態は本発明の操作パネルの照明構造を自動車のヒータコントロール装置に採用したものであり、図1は自動車のインストルメントパネル1にヒータコントロール装置2が装着された状態を示し、図2はヒータコントロール装置2の正面図、図3は図2の側面断面図、図4は操作レバーの側面断面図、図5は操作スイッチの側面断面図である。尚、この明細書において、上、下、左、右及び、前(紙面手前側)、後(紙面奥側)とは図1の向きを基準として説明したものである。
図1に示すように、自動車のインストルメントパネル1にはヒータコントロール装置2が設置されている。このヒータコントロール装置2には、風向調整用のダイヤルノブ3、風量調整用のダイヤルノブ4、温度調整用のダイヤルノブ5、内外換気切換え用の操作レバー6が設けられ、運転者の操作により風向、風量、温度、内外換気の設定を自由に変更できるように構成されている。また、ヒータコントロール装置2の上部には、助手席のシートベルトの装着忘れを警告する警告表示部7と、両方のウインカーを点滅させるためのハザード操作スイッチ8と、リアウインドウの曇取りの作動を行うリアデフ操作スイッチ9と、冷房、除湿の作動を行うA /C 操作スイッチ10とがインストルメントパネル1に横一列に配置されている。
ヒータコントロール装置2の前面側には、操作パネル12がインストルメントパネル1に一体的に形成され配置されている。この操作パネル12には各ダイヤルノブ3、4、5を挿通させる図示しない3つの挿通孔が形成され、各ダイヤルノブ3、4、5の周縁には、それぞれのダイヤルノブ3、4、5の操作位置ごとの機能を示す図形及び、数字などの形状の表示部14が複数設けられている。この表示部14は透光性であり、昼間においては、外部からの自然光などによって表示部14の形が認識でき、夜間においては、背面から光を照射して表示部14を浮き上がらせ、容易に認識できるようになっている。
また、操作パネル12の下部には、操作レバー6の作動範囲領域が開口したレバー挿通孔15が形成されている。レバー挿通孔15の上方左右には外気導入モードを示す表示フィルム16a及び、内気循環モードを示す表示フィルム16bが装着されており、背面からの光によって照明される。さらに、操作パネル12の上部には、警告表示部7及び3つの操作スイッチ8、9、10を前面側に露出させるスイッチ挿通孔17が形成されている。
前記ヒータコントロール装置2の下方側には、インストルメントパネル1に一体的に形成され前面側が開口した略箱状の収納トレイ19が設けられている。そして、この収納トレイ19の上壁には、操作パネル12の内部に連通した2つの第1開口部20が穿設されている。
次に操作パネル12の背面側に装着されるヒータコントロール装置2の機構部について図2、図3を参照して説明する。ヒーターコントロール装置2は、白色の樹脂材料、例えばアクリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂などを白色に着色した樹脂にて成形されたベース22を備えている。ベース22の前面部には、照明用の光源であるバルブ23、24を配置した略俵形状のバルブボックス25が形成され、このバルブボックス25はバルブ23、24からの光を操作パネル12側へ反射する反射板としての役割をなす。また、バルブボックス25の左右端部にはそれぞれ、前面側に傾斜してバルブ23、24からの光を操作パネル12側に反射する略円弧状の反射板26が設けられており、バルブ23、24からの直接光により操作パネル12全体をほぼ均一に照明できるようになっている。
バルブボックス25の中央には、3つのダイヤルノブ3、4、5がほぼ横一列に配置され、その各ダイヤルノブ3、4、5の間にバルブ23、24が位置するように構成されている。この各ダイヤルノブ3、4、5は、周知のダイヤルノブと同様に、回転操作することにより図示しない操作機構部が作動してそれぞれ、風向、風量、温度の調整が行われるものである。このダイヤルノブ3、4、5には照明部32が設けられている。この照明部32は、図4に示すように、バルブ23、24からの光を前面側まで透過する透光性の軸受部材33が前面側に一部露出することにより形成され、バルブ23、24の光によって照明されて夜間でもダイヤルノブ3、4、5の操作位置が認識できるようになっている。
バルブ23、24の周辺には、透光性の合成樹脂材で形成され、バルブ23、24の光を所定の照明位置に導く導光部材40が設けられている。導光部材40には、図2及び図3に示すように、略V字状の基板41が設けられ、該基板41の両端側には前記バルブ23、24を内部に装着する2つの貫通孔42、43が形成されている。また、基板41の左右両端にはそれぞれ、導光部材40をベース22に取り付けるための係合爪44が弾性変形可能に設けられ、ベース22の取付部27に係合させることにより導光部材40をベース22に簡単に取り付けることができる。
また、基板41の下側には、貫通孔42、43周辺から収納トレイ19の第1開口部20近傍まで延設された2つの第1導光部45が設けられている。この第1導光部45は、バルブ23、24からの光を第1開口部20近傍まで導き、その先端から放射される光によって収納トレイ19内を照明できるようにしたものである。第1導光部45の先端には、図3に示すように、前方側(図3中左側)が切り欠かれて設けられた第1傾斜面46と、後方側(図3中右側)が切り欠かれて設けられた第2傾斜面47とが形成されている。そして、バルブ23、24から第1導光部45内を介して先端から放射される光をこの第1傾斜面46によって収納トレイ19の奥側に屈折させるとともに、第2傾斜面47によって収納トレイ19の前側に屈折させて、より前後方向の広範囲に光が拡散するようにして収納トレイ19全体を照明できるようにしている。なお、第1傾斜面46の面積を第2傾斜面47の面積よりも大きく形成すれば、収納トレイ19の奥側に屈折する光量を多くすることができ、より明るく収納トレイ19の奥側を照明できるようになる。なお、第1導光部45の端面に逆V字状の切り込みを入れて、その両側面を傾斜面46、47としてもよいが、本実施の形態のように外側に傾斜面46、47を設けることで、傾斜面46、47を収納トレイ19の大きさに応じて容易に設定することができる。
さらに、前記第1傾斜面46及び第2傾斜面47には、図2に示すように(第1傾斜面46のみ図示)、略山形に内側面46aと外側面46bとが傾斜して形成されている。そして、バルブ23、24から第1導光部45内を介して先端から放射される光を内側面46aによって収納トレイ19の幅方向端部側に屈折させるとともに、外側面46bによって収納トレイ19幅方向の中央側に屈折させて、より幅方向の広範囲に光が拡散するようにして収納トレイ19全体を照明できるようにしている。すなわち、第1導光部45の先端に設けた各傾斜面の面積及び角度を変更することにより、収納トレイ19内の各位置の照明の明るさを調整することが可能となる。
導光部材40の基板41の上側には、貫通孔42、43周辺から各操作スイッチ8、9、10の内部まで延設された3つの第2導光部48が設けられている。この第2導光部48は、バルブ23、24からの光を各操作スイッチ8、9、10内まで導き、その先端から放射される光によって操作スイッチ8、9、10の後述する各表示部71を照明できるようにしたものである。第2導光部48の先端は、図3に示すように、前方に向かって湾曲して形成され、その先端面48aが前方側に向くように形成されている。
導光部材40の基板41の下部には、横方向に直線状に形成された第3導光部49が形成されている。この第3導光部49は、後述する操作レバー6が移動する範囲に沿うように形成されている。
操作レバー6は、図4に示すように、棒状のレバー本体51がベース22の軸部28に軸支され、ベース22の下側に回動操作可能に設けられている。このレバー本体51の前面側には、略矩形筒状の把持部52が設けられ、この把持部52を摘んで左右に操作することにより、レバー本体51の後端部が移動して、レバー本体51の後端部に連結された図示しないコントロールワイヤが操作されて所定の切り替え動作が行われるようになっている。この把持部52には、前端が把持部52の前面側に露出するようにレンズ部材53が嵌挿されている。このレンズ部材53は透光性の合成樹脂材で形成してあり、本体がほぼ四辺形断面のレンズ部材53で、その後端側(図4において右側)は導光部材40の第3導光部49からの光を前端方向に反射させるために、斜面形成した端面53aとしてある。そして、この端面53aに対応するベース22の位置には、導光部材40の第3導光部49からの光を挿通させるための第3開口部29が、操作レバー6を操作したときのレンズ部材53の端面53aの移動範囲に沿って形成されている。
このように構成された操作レバー6は、図2に示すように、実線で示す外気導入位置から、2点鎖線で示す内気循環位置まで移動可能である。そして、導光部材40の第3導光部49がこの操作レバー6が移動する範囲に沿うように形成されているため、どの位置に操作レバー6が操作されてもレンズ部材53の端面53aに光を照射することができ、操作位置が変化しても均一に操作レバー6のレンズ部材53を照明することができる。
一方、各操作スイッチ8、9、10及び警告表示部7は、ベース22の上部に取り付けてある。操作スイッチ8は、図5に示すように、略筒状で内周面に複数の固定接点61が設けられたケース62と、ケース62内に前後方向に移動可能に保持され前記固定接点61と摺動する可動接点63が設けられたプッシュノブ64と、前記プッシュノブ64を前側に付勢するスプリング65と、前記プッシュノブ64を後方位置に保持するための周知のハートカム66及び、ハートカムピン67とによって構成されている。前記プッシュノブ64はさらに、可動接点63が取り付けられるスライダ69と、該スライダ69の前部に嵌着されるキャップ70とによって構成されている。
この操作スイッチ8は、プッシュノブ64を後方側に押圧操作することによって、プッシュノブ64に固定された可動接点63が複数の固定接点61を導通することによりオンするようになっている。ケース62の下部には、導光部材40の第2導光部48の先端が挿入される第2開口部62aが形成されている。また、プッシュノブ64のスライダ69には、導光部材40の第2導光部48の先端を挿入するための開口孔69aがスライダ69の下部に設けられている。この開口孔69aは、スライダ69の前端まで開口するとともに、プッシュノブ64押圧時のスライダ69の移動の際に、スライダ69が第2導光部48に干渉しない範囲に形成されている。プッシュノブ64のキャップ70には操作スイッチ8の機能を表す透光性の表示部71が設けられ、ケース62の第2開口部62aを介してスライダ69の開口孔69aまで挿入された第2導光部48の先端面48aから放射される光によって照明されようになっている。尚、操作スイッチ9、10は操作スイッチ8と同様の構造であるため、同様の部位には同符合を付して詳細な説明は省略する。一方、警告表示部7は、助手席のシートベルトが装着されていないときにのみ照明されるものであるため、内部に図示しない光源が別途設けられる。
本実施形態は、上記のように、バルブ23、24から比較的離れた位置にある操作レバー6のレンズ部材53及び、各操作スイッチ8、9、10の表示部71は、第2導光部48と第3導光部49とによって光を導くことにより確実に照明することができる。また、ヒータコントロール装置2の下側に設けられた収納トレイ19は、第1開口部20を介して、導光部材40の第1導光部45の先端から照射される光によって、内部を照明することができるため、個別の光源をそれぞれ設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
さらに、操作パネル12に設けられた操作パネル12の表示部14、表示フィルム16a、16b及び、ダイヤルノブ3、4、5の照明部32は、導光部材40に設けられた貫通孔42、43によりバルブ23、24の前方側が開放された状態となっているため、バルブ23、24からの直接光によって照明することができる。このため、各照明部32の背面側まで導光部材40をそれぞれ設ける必要がなく、導光部材40を小型にすることが可能となる。また、導光部材40による光の減衰もないため、より消費電力の少ない小型のバルブ23、24にすることができる。
このように、本実施の形態の操作パネル12の照明構造によれば、ヒータコントロール装置2および収納トレイ19を僅か2つのバルブ23、24と1つの導光部材40だけで1度に照明することが可能であり、多数のバルブを廃止できる優れた効果を発揮するものである。
尚、本実施の形態においては、操作パネル12及び収納トレイ19をインスツルメントパネル1と一体的に設けるようにしたが、別体にそれぞれ設けるようにしてもよい。また、第1開口部は、操作パネル側に設けるようにしてもよいし、操作パネルと収納トレイとの境目に形成するようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、2つの光源と、1つの導光部材を設けて照明するようにしたが、本発明はこれに限定されることはなく、製品仕様等により、光源及び、導光部材の個数を変更してもよい。
本発明の操作パネルの照明構造を採用した車輌のヒータコントロール装置の正面図である。 図1の一部断面正面図である。 図1の側面断面図である。 図1の側面断面図である。 図1の操作スイッチの側面断面図である。
符号の説明
3、4、5…ダイヤルノブ、12…操作パネル、14…表示部、19…収納トレイ、20…第1開口部、22…ベース、23、24…光源、40…導光部材、45…第1導光部、46、47…傾斜面。

Claims (5)

  1. ダイヤルノブと、前記ダイヤルノブが回動可能に取り付けられて前記ダイヤルノブの操作位置を示す透光性の表示部が設けられる操作パネルと、前記表示部を照明する光源が取り付けられて前記操作パネルの背面側に配置されるベースと、前記操作パネルに隣接して略箱状の収納トレイが設けられる操作パネルの照明構造において、前記操作パネルの内部と前記収納トレイを連通させる第1開口部と、前記ベースの前面側に配置されて前記光源からの光を所定の照明位置に導く導光部材とを設け、該導光部材には、前記第1開口部近傍まで延設されて前記光源からの光を前記第1開口部を介して前記収納トレイ内に導くとともに、前記収納トレイの照明範囲に応じて前記光源からの光を屈折させるように形成された傾斜面を有する第1導光部を設けたことを特徴とする操作パネルの照明構造。
  2. 前記第1導光部の傾斜面は、少なくとも前記収納トレイの奥側に光を屈折させる第1傾斜部と、手前側に光を屈折させる第2傾斜面とを設け、前記第1傾斜面は前記第2傾斜面よりも面積を大きく形成したことを特徴とする請求項1に記載の操作パネルの照明構造。
  3. 前記導光部材には、前記光源が配置され前記操作パネルに向かって開口する貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の操作パネルの照明構造。
  4. 透光性の表示部が設けられたプッシュノブを有する操作スイッチが前記ベースに隣接して取り付けられる請求項1に記載の操作パネルの照明構造において、前記操作スイッチには外部から前記プッシュノブの内部まで貫通する第2開口部を設け、前記導光部材には前記第2開口部を介して前記プッシュノブ内まで突出して前記光源の光を前記プッシュノブの表示部に導く第2導光部を設けたことを特徴とする操作パネルの照明構造。
  5. 前記操作パネルに対して水平方向に回動可能な操作レバーが前記ベースに軸支されて取り付けられる請求項1に記載の操作パネルの照明構造において、前記操作レバーには、把持部の前面側に一部が露出するように取り付けられた透光性のレンズ部材を設け、前記導光部材には前記光源からの光を前記レンズ部材に導く第3導光部を設け、該第3導光部を前記該レンズ部材が前記操作レバーの回動操作によって移動する範囲に沿うように設けたことを特徴とする操作パネルの照明構造。
JP2004126389A 2004-04-22 2004-04-22 操作パネルの照明構造 Expired - Fee Related JP4455142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004126389A JP4455142B2 (ja) 2004-04-22 2004-04-22 操作パネルの照明構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004126389A JP4455142B2 (ja) 2004-04-22 2004-04-22 操作パネルの照明構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005309111A true JP2005309111A (ja) 2005-11-04
JP4455142B2 JP4455142B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=35437966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004126389A Expired - Fee Related JP4455142B2 (ja) 2004-04-22 2004-04-22 操作パネルの照明構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4455142B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196706A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Alps Electric Co Ltd 操作パネル装置および面発光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196706A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Alps Electric Co Ltd 操作パネル装置および面発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4455142B2 (ja) 2010-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4714112B2 (ja) 照明装置
EP2251882B1 (en) Operating device with illumination function
JP4495694B2 (ja) 導光体およびパワーウインドウスイッチ
JP6026247B2 (ja) 操作パネルの照明構造
JP2006190597A (ja) 点灯装置
JP2000021266A (ja) ダイヤル式スイッチ
JP2004199005A (ja) 導光体及びこれを備えた照光式スイッチ装置
JP2014517792A (ja) 車両内部用の照明装置
JP4455142B2 (ja) 操作パネルの照明構造
JP5372614B2 (ja) 室内照明装置
JP4529546B2 (ja) パネル表示ユニット
JP4748051B2 (ja) 表示装置
KR100857372B1 (ko) 복합스위치의 다이얼노브 조명구조
JP4426952B2 (ja) 照光式スライドスイッチ装置
JP5223120B2 (ja) 車両用コンソールランプ
JPS5826396Y2 (ja) コントロ−ルパネル用表示装置
JP6733208B2 (ja) 車両用灯具のレンズ部材、車両用灯具
KR101583082B1 (ko) 사이드 조명을 이용한 푸시록 스위치
JP2007238049A (ja) 車両用内装部品の照明装置並びに照明装置付きオーバーヘッドコンソール
KR100721236B1 (ko) 이중 부위 조명 타입 로타리 스위치를 구비한 차량용전장품
JP4537284B2 (ja) ダイヤルスイッチ
JP4241414B2 (ja) 照明装置
JP2571671Y2 (ja) 車輌用ヒ−タコントロ−ルパネルの照明装置
JPH0470724B2 (ja)
JP2006321437A (ja) 車両用天井構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4455142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160212

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees