JP2005309074A - シャッター付き光アダプタ - Google Patents

シャッター付き光アダプタ Download PDF

Info

Publication number
JP2005309074A
JP2005309074A JP2004125668A JP2004125668A JP2005309074A JP 2005309074 A JP2005309074 A JP 2005309074A JP 2004125668 A JP2004125668 A JP 2004125668A JP 2004125668 A JP2004125668 A JP 2004125668A JP 2005309074 A JP2005309074 A JP 2005309074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
shutter
optical
adapter
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004125668A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Odera
昭三 大寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004125668A priority Critical patent/JP2005309074A/ja
Publication of JP2005309074A publication Critical patent/JP2005309074A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】 光コネクタの安全性の向上を図りつつ、埃に因る光ファイバの光接続の悪化を防止する。
【解決手段】 光アダプタ1のハウジング2の光コネクタ挿入口5を塞ぐシャッター15を設ける。このシャッター15は、その上端側がハウジング2への取り付け部と成し当該取り付け部を中心にして外向きに開動作して光コネクタ挿入口5を開ける1枚扉と成している。シャッター15の内壁面には上端から下端に伸びるスライド部を設ける。このスライド部は、シャッター15が外向きに開動作して光コネクタ挿入口5が開いているときに、外部の光コネクタに設けられている突出部が嵌って当該外部の光コネクタを光コネクタ挿入口5に導くガイド部である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光コネクタと嵌合して光ファイバ同士を光接続させるためのシャッター付き光アダプタに関するものである。
図9(a)には光アダプタの一例が簡略化された模式図により光コネクタと共に示され、図9(b)には図9(a)のA−A部分の断面図が示されている。この光アダプタ1は筒状のアダプタケース(ハウジング)2を有し、このアダプタケース2の一端面側は開口して内部の光コネクタ収容空間部4に外部の光コネクタ3を挿入させるための光コネクタ挿入口5と成している。また、アダプタケース2の他端面側は閉塞されており、光コネクタ収容空間部4内には、その閉塞壁部2Aから光コネクタ挿入口5側に伸長形成されている一対のアーム6(6a,6b)が設けられている(図9(b)参照)。
これらアーム6a,6bは、光コネクタ3が図9(b)の点線に示されるようにアダプタケース2の光コネクタ挿入口5から光コネクタ収容空間部4に差し込まれたときに、その光コネクタ3を左右両側から挟持するものである。当該アーム6a,6bの先端部には、それぞれ、当該アーム6a,6b間の内側領域に向けて爪部7が突き出し形成されている。光コネクタ3の側面にはアーム6の爪部7に嵌合する凹部8が設けられており、この光コネクタ3の凹部8にアーム6の爪部7が嵌合することにより、光コネクタ3は、アダプタケース2に対して位置決め固定される。
この例では、光コネクタ3の先端部にはフェルール部10が突出形成されており、このフェルール部10の先端開口面から光ファイバ(光コネクタ3側の光ファイバ)の端面が露出している。また、アダプタケース2の閉塞壁部2Aにはアダプタケース2の外部から内部に向けて貫通するフェルール挿通用の貫通孔(図示せず)が設けられており、その貫通孔の開口端縁部を縁取るような筒壁11が閉塞壁部2Aから光コネクタ収容空間部4内に突出形成されている。アダプタケース2の閉塞壁部2Aのフェルール挿通用の貫通孔および筒壁11内にはアダプタケース2の外部から内部に向けてフェルール(図示せず)が挿通され、当該フェルールの挿入先端面から光ファイバ(光アダプタ1側の光ファイバ)の端面が露出している。
光コネクタ3がアダプタケース2の光コネクタ挿入口5から光コネクタ収容空間部4に差し込まれ、当該光コネクタ3の左右両側がアーム6(6a,6b)により挟持され光コネクタ3の凹部8とアーム6の爪部7とが嵌合して光コネクタ3がアダプタケース2に対して位置決め固定されている状態で、光アダプタ1側の光ファイバの端面と、光コネクタ3側の光ファイバの端面とが突き合わされ互いに押圧し合っている状態でもって光アダプタ1側と光コネクタ3側の光ファイバ同士の光接続が成される構成となっている。
実開平5−17604号公報 特開2001−194562号公報 特開2000−131564号公報
ところで、光アダプタ1に光コネクタ3が差し込まれていないときには、光コネクタ挿入口5は開放状態となるので、光アダプタ1側の光ファイバの端面から光(レーザ光)が放射されると、その放射された光は光コネクタ挿入口5から外部に出射されることとなる。その光が人の目に入ると、網膜の損傷を招く等の危険がある。そこで、安全性を高めるために、光アダプタ1に光コネクタ3が差し込まれていないときには、例えばゴム製のキャップにより光アダプタ1の光コネクタ挿入口5を塞ぐという手段が講じられることがある。
しかしながら、この場合には、光アダプタ1から光コネクタ3を抜き出した後に、光アダプタ1の光コネクタ挿入口5にキャップを取り付けなければならないし、また、光アダプタ1に光コネクタ3を差し込むときには、その光コネクタ3の差し込み動作の前に、光アダプタ1の光コネクタ挿入口5からキャップを取り外さなければならないので、面倒である。また、キャップは、小さい部品であるので、光アダプタ1から取り外されると、紛失し易いという問題がある。
そこで、図10の模式的な断面図に示されるようなシャッター12を備えた光アダプタ1が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。なお、図10は、図9(b)に示されるB−Bの位置に対応する部分の縦断面図である。
この提案例では、シャッター12を構成する板部材の一端側(基端側)はアダプタケース2に固定され、当該板部材の他端側は自由端と成している。このシャッター12は、光コネクタ3がアダプタケース2の光コネクタ挿入口5から光コネクタ収容空間部4内に差し込まれたときに光コネクタ3によって押し倒される。また、光コネクタ3がアダプタケース2から抜き出されたときには、シャッター12は、その基端側に設けられた弾性部の弾性復元力でもって起き上がって、光アダプタ1側の光ファイバの端面に対向配置する構成となっている。これにより、光コネクタ3がアダプタケース2から抜き出されているときには、起立状態のシャッター12によって、光アダプタ1側の光ファイバの端面から放射された光が光コネクタ挿入口5から外部に出射されてしまう事態を防止することができる。また、光コネクタ3を抜き差しするだけで、シャッター12の開閉動作が行われるので面倒が無い。
ところで、アダプタケース2の光コネクタ収容空間部4内に埃が入り込み、その埃が例えば光アダプタ1側の光ファイバの端面に付着すると、その光アダプタ1側の光ファイバと、光コネクタ3側の光ファイバとを光接続させたときに、その光接続状態が埃により悪化したものとなるという問題が生じる。このような問題発生を防止するためには、光コネクタ3が光アダプタ1に差し込まれていないときに光コネクタ挿入口5の前面を塞いで、アダプタケース2内への埃の進入を抑制することが好ましい。
しかしながら、図10に示されるような提案の構成では、光コネクタ挿入口5の全面を塞がないので、光コネクタ挿入口5から光コネクタ収容空間部4に埃が入り易く、埃に起因した光接続悪化問題の発生確率は高いものである。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、光コネクタ挿入口を塞ぐことができるシャッターを設けて安全性を高め、かつ、埃に起因した光ファイバ同士の光接続状態の悪化を防止できる簡易な構造のシャッター付き光アダプタを提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明は、光コネクタ挿入口が設けられているハウジングを有し、このハウジングの内部には、光コネクタ挿入口から当該ハウジングの内部に向けて差し込まれた外部の光コネクタを収容する光コネクタ収容空間部が設けられ、また、ハウジング内に光コネクタが差し込まれていないときに光コネクタ挿入口を塞ぐシャッターが備えられている光アダプタであって、シャッターは光コネクタ挿入口を塞ぐ1枚扉により構成され、このシャッターは、その上端側がハウジングへの取り付け部と成し当該取り付け部を中心にして外向きに開動作して光コネクタ挿入口を開ける構成と成し、光コネクタ収容空間部内に面するシャッター内壁面には、上端から下端まで伸びるスライド部が形成されており、このスライド部は、シャッターが外向きに開動作して光コネクタ挿入口が開いているときに、外部の光コネクタに設けられている突出部が嵌って当該外部の光コネクタを光コネクタ挿入口に導くガイド部であることを特徴としている。
この発明によれば、光アダプタのハウジングには、光アダプタに光コネクタが差し込まれていないときに光コネクタ挿入口を塞ぐ1枚扉から成るシャッターを設けたので、光アダプタに光コネクタが差し込まれていないときに、光アダプタに取り付けられている光ファイバの端面から光コネクタ収容空間部に光(例えばレーザ光)が放射されても、その放射された光はシャッターにより遮断されて当該放射光が光コネクタ挿入口から外部に出射されることが防止される。このため、外部に出射された光によって人の目を損傷させるという危険を回避できて、安全性を高めることができる。
また、この発明では、光アダプタに光コネクタが差し込まれていないときには、シャッターが光コネクタ挿入口の全面を塞ぐ構成であるので、光アダプタに光コネクタが差し込まれていないときに光コネクタ挿入口から光コネクタ収容空間部内に埃が入り込むことを防止できる。これにより、光アダプタ側の光ファイバと、光コネクタ側の光ファイバとの埃に因る光接続状態悪化を抑制することができる。
さらに、この発明では、光アダプタに光コネクタが差し込まれていないときにはもちろんのこと、光コネクタが光アダプタに差し込まれているときにも、シャッターはハウジングに取り付けられた状態であるので、通常の使用状態であれば、シャッター紛失の事態発生をほぼ確実に回避することができる。つまり、従来のようにキャップを利用して光コネクタ挿入口を塞ぐ構成である場合に発生したようなキャップの紛失問題を防止することができる。
さらに、この発明では、シャッターは、外向きに開動作して光コネクタ挿入口を開ける構成であるので、シャッターの開動作に必要なスペースをハウジングの内部に確保する必要が無い。このため、シャッターの開動作に必要なスペースを設けなくて済む分、ハウジングの大型化(つまり、光アダプタの大型化)を防止することができる。
さらに、この発明では、シャッターの上端側がハウジングへの取り付け部となしているので、光アダプタから光コネクタが抜き出されたときには、シャッターは自重により閉動作して光コネクタ挿入口を塞ぐことができる。このため、従来のようにキャップを利用して光コネクタ挿入口を塞ぐ構成である場合のような、光アダプタから光コネクタを抜き出した後に光コネクタ挿入口をキャップにより塞ぐというような作業が不要であり、使い勝手が良くなる。
さらに、この発明では、光コネクタ収容空間部内に面するシャッター内壁面にはスライド部が設けられ、このスライド部は、シャッターが外向きに開動作して光コネクタ挿入口が開いているときに、外部の光コネクタに設けられている突出部が嵌って当該外部の光コネクタを光コネクタ挿入口に導くガイド部である構成としたので、光コネクタを光アダプタの光コネクタ挿入口にスムーズに差し込むことができる。光コネクタの差し込み側には、光ファイバの先端面が露出されており、光コネクタを光アダプタに差し込む際に、その光ファイバの露出先端面を例えば光コネクタの光コネクタ挿入口の開口端縁部にぶつけて光ファイバの先端面を汚してしまうという事態の発生が考えられるが、この発明では、シャッター内壁面に設けたスライド部によって、そのような問題発生を防止しながら光コネクタを光コネクタ挿入口に導くことができる。これにより、光コネクタを光アダプタに差し込む際に光コネクタ側の光ファイバの露出先端面に汚れが付着し当該汚れに起因して、光コネクタ側の光ファイバと光アダプタ側の光ファイバとの光接続状態が悪化するという問題を防止することができる。
さらに、光コネクタのハウジングにおける光コネクタ挿入口側の上面壁に、シャッターの開動作のストッパー部を設け、この開動作ストッパー部によって、シャッターが外向きに開動作しているときに、シャッター側のスライド部が、ハウジングの光コネクタ収容空間部の内壁上面に形成されたスライド部と同一直線状となる位置でもってシャッターの開動作が停止する構成を備えることにより、次に示す効果を得ることができる。つまり、光コネクタを光アダプタに差し込む際に、シャッター側のスライド部と、光コネクタ収容空間部のスライド部とが同一直線状となっていることにより、光コネクタは、シャッター側のスライド部により円滑に光コネクタ挿入口に導かれ、さらに連続的に、光コネクタ収容空間部のスライド部により、光コネクタ収容空間部内の予め定められた光コネクタ収容位置までスムーズに導かれることとなる。これにより、光コネクタを簡単かつ迅速に光アダプタに正常に嵌合装着することができる。
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
図1には、この実施形態例のシャッター付き光アダプタが光コネクタと共に模式的に示されている。また、図2(a)には図1に示す光アダプタの模式的な分解図が示され、図2(b)には、図2(a)の下方側から見た光アダプタの分解状態が模式的に示されている。なお、この実施形態例の説明において、図9に示される光アダプタと同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この実施形態例では、光アダプタ1には、アダプタケース(ハウジング)2の光コネクタ挿入口5を塞ぐシャッター15が設けられている。このシャッター15は、光コネクタ挿入口5の全面を塞ぐ1枚扉により構成されている。当該シャッター15の上端側がアダプタケース2への取り付け部と成している。つまり、この実施形態例では、アダプタケース2の光コネクタ挿入口5側の上面壁には前方側に張り出した張り出し部16が設けられており、この張り出し部16の左右両側の側面には、それぞれ、図3の拡大図に示されるような凹部17(17R,17L)が形成されている。また、シャッター15の上端側には、アダプタケース2の張り出し部16と嵌め合うことができる切り欠き18が形成されており、この切り欠き18の壁面には、アダプタケース2の張り出し部16の左右両側の凹部17(17R,17L)にそれぞれ嵌まる凸部19(19R,19L)が突出形成されている。アダプタケース2側の凹部17に、シャッター15側の凸部19が嵌合されて、シャッター15がアダプタケース2に取り付けられている。
この実施形態例では、シャッター15は、上端側(取り付け部)を中心にして、例えば手動により、図4(a)→(b)→(c)に示されるように外向きに開動作して光コネクタ挿入口5を開けることができる構成となっている。また、この実施形態例では、シャッター15は上端側がアダプタケース2に取り付けられているので、当該シャッター15は自重により図4(c)→(b)→(a)に示されるように閉動作して、アダプタケース2の光コネクタ挿入口5を塞ぐことができる。つまり、この実施形態例では、ばね等の弾性部材を利用せずに、シャッター15を自ずから閉動作させることができる。このように、シャッター15を自ずから閉動作させるためのばね等の弾性部材を利用しなくてよい分、光アダプタ1の大型化を抑制することができるし、また、光アダプタ1の構造の簡略化を図ることができる。
この実施形態例では、アダプタケース2の光コネクタ挿入口5の開口端縁部と、シャッター15との互いに当接し合う部分の一方側(図2(b)の例では、アダプタケース2の光コネクタ挿入口5の開口端縁部の下端側)には凹部20が形成され、他方側(シャッター15)にはその凹部20に嵌まる凸部21が形成されている。シャッター15が閉動作してアダプタケース2の光コネクタ挿入口5を塞いだときに、それら凹部20と凸部21が嵌合することにより、シャッター15によるアダプタケース2の光コネクタ挿入口5の閉塞状態が保持される。なお、もちろん、シャッター15を外向きに開動作させるための手動による力によって、その凹部20と凸部21の嵌合状態は解除されることとなる。
この実施形態例では、シャッター15には、光コネクタ収容空間部4の内部に面する内壁面に、図2(b)に示されるように、上端15aから下端15bまで直線状に伸びるスライド部である溝部23が形成されている。一般的にSCコネクタと呼ばれる光コネクタには、図1に示されるように、光コネクタ3には突出部24が設けられている。シャッター15の内壁面の溝部23は、シャッター15が外向きに開動作して光コネクタ挿入口5が開いているときに、その光コネクタ3の突出部24が嵌って光コネクタ3を光コネクタ挿入口5に導くガイド部として機能するように構成されている。
また、この実施形態例では、アダプタケース2の光コネクタ収容空間部4の内壁上面には、光コネクタ挿入口5側からアダプタケース奥側に向かって伸びるスライド部である溝部26が形成されている。この溝部26は、シャッター15の溝部23に連通するように設けられており、シャッター15の溝部23によってアダプタケース2の光コネクタ挿入口5まで導かれた光コネクタ3をアダプタケース2の奥側の予め定められた設定位置(つまり、光コネクタ3の凹部8がアーム6の爪部7に嵌合する位置)に導くように構成されている。
ところで、シャッター15の溝部23からアダプタケース2の溝部26に光コネクタ3の突出部24をスムーズに入り込ませて、光コネクタ3をアダプタケース2内の設定位置まで円滑に導くことができるように、この実施形態例では、シャッター15が開動作しているときに、シャッター15の溝部23がアダプタケース2の溝部26と同一直線状となる位置でもってシャッター15の開動作を停止させる開動作ストッパー部が設けられている。つまり、この実施形態例では、アダプタケース2の張り出し部16には、図3に示されるように、溝部26の底部を形成する薄肉部25が形成されている。また、アダプタケース2の上端側の切り欠き18内には、その薄肉部25に対応する位置に、突起部27が設けられている。図5(a)〜(c)には、例えば図4(a)のA−A部分に対応する位置の断面図が、それぞれ、シャッター15の開度を変えて模式的に示されている。この実施形態例では、例えば図5(a)→(b)→(c)の如くシャッター15を開動作させていったときに、図5(c)に示されるようにシャッター15側の溝部23がアダプタケース2側の溝部26と同一直線状になったときに、シャッター15側の突起部27がアダプタケース2側の薄肉部25に当接する。これにより、図5(c)に示される中心軸Oを回転中心軸としたシャッター15の開動作を続けることができなくなって、シャッター15の開動作がストップする。すなわち、この実施形態例では、アダプタケース2の光コネクタ挿入口5側の上面壁に設けられている薄肉部25は、開動作ストッパー部として機能し、また、シャッター15側に設けられている突起部27は、そのアダプタケース2側の肉薄部25と対を成して、開動作ストッパー部を構成している。
なお、アダプタケース2の張り出し部16には、アダプタケース2側の溝部26をシャッター15側の溝部23に連通させるために、溝部26に連通する開口部が設けられている。シャッター15の閉動作によりシャッター15がアダプタケース2の光コネクタ挿入口5を塞いでいるときに、図5(a)に示されるように、シャッター15の突起部27は、アダプタケース2側の溝部26の開口部を塞ぐ機能をも備えている。
なお、この発明はこの実施形態例の形態に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、この実施形態例では、単体の光アダプタ1を例にして説明したが、本発明は、様々な形態の光アダプタに適用することができる。例えば、図6に示されるように、光モジュール30に設けられている光アダプタに本発明を適用してもよい。なお、図6中の符号31は、電気信号と光信号の変換を行う光−電気変換用モジュールを示している。符号32は、その光−電気変換用モジュールと、当該光−電気変換用モジュールに電気的に接続される電気回路が形成されている回路基板(図示せず)とが収容配置されるケースを示している。また、図6では図示が省略されているが、光モジュール30には、アダプタケース2と、ケース32内に収容配置されている光−電気変換用モジュール31および回路基板とを覆うカバーが設けられる。
例えば、この発明は、図7(a)に示されるような、複数の光アダプタ1が集合一体化されている光アダプタ装置にも、適用してよいものである。つまり、光アダプタ装置の各光アダプタ1に、それぞれ、外開きのシャッター15を設けると共に、そのシャッター15には、光コネクタ3を光コネクタ挿入口5に導くガイド部としてのスライド部を設ける構成を備えてもよい。さらに、図7(b)に示されるように、光通信装置等の装置34に組み込まれている光アダプタ1にも、本発明を適用してもよい。
さらに、この実施形態例では、光コネクタ3のガイド部として機能するスライド部は、溝部23,26により構成されていたが、例えば、スライド部は、図8に示されるようなスライド壁35が立設されて成る構成としてもよい。
本発明に係るシャッター付き光アダプタの一実施形態例を光コネクタと共に模式的に表した図である。 図1に示されるシャッター付き光アダプタの分解図である。 アダプタケースとシャッターの取り付け部分の一例を説明するためのモデル図である。 実施形態例のシャッター付き光アダプタにおけるシャッターの開閉動作例を説明するための図である。 実施形態例のシャッター付き光アダプタにおけるシャッターの開動作のストッパー部の構成例を説明するための図である。 光モジュールの一例を説明するためのモデル図である。 その他の実施形態例を説明するための図である。 さらに別のその他の実施形態例を説明するための図である。 光アダプタの従来例を説明するための図である。 光アダプタの別の従来例を説明するための図である。
符号の説明
1 光アダプタ
2 アダプタケース
3 光コネクタ
4 光コネクタ収容空間部
5 光コネクタ挿入口
15 シャッター
23,26 溝部
25 薄肉部

Claims (2)

  1. 光コネクタ挿入口が設けられているハウジングを有し、このハウジングの内部には、光コネクタ挿入口から当該ハウジングの内部に向けて差し込まれた外部の光コネクタを収容する光コネクタ収容空間部が設けられ、また、ハウジング内に光コネクタが差し込まれていないときに光コネクタ挿入口を塞ぐシャッターが備えられている光アダプタであって、シャッターは光コネクタ挿入口を塞ぐ1枚扉により構成され、このシャッターは、その上端側がハウジングへの取り付け部と成し当該取り付け部を中心にして外向きに開動作して光コネクタ挿入口を開ける構成と成し、光コネクタ収容空間部内に面するシャッター内壁面には、上端から下端まで伸びるスライド部が形成されており、このスライド部は、シャッターが外向きに開動作して光コネクタ挿入口が開いているときに、外部の光コネクタに設けられている突出部が嵌って当該外部の光コネクタを光コネクタ挿入口に導くガイド部であることを特徴とするシャッター付き光アダプタ。
  2. ハウジングの光コネクタ収容空間部の内壁上面には、光コネクタ挿入口からハウジング奥側に向かって伸びるスライド部がシャッターの内壁面のスライド部に連通させて設けられており、また、ハウジングの光コネクタ挿入口側の上面壁には、シャッターが外向きに開動作しているときにシャッター側のスライド部がハウジング側のスライド部と同一直線状となる位置でもってシャッターの開動作を停止させる開動作ストッパー部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシャッター付き光アダプタ。
JP2004125668A 2004-04-21 2004-04-21 シャッター付き光アダプタ Pending JP2005309074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125668A JP2005309074A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 シャッター付き光アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004125668A JP2005309074A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 シャッター付き光アダプタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005309074A true JP2005309074A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35437938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004125668A Pending JP2005309074A (ja) 2004-04-21 2004-04-21 シャッター付き光アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005309074A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009099748A2 (en) * 2008-01-31 2009-08-13 3M Innovative Properties Company Connector cover
KR101094316B1 (ko) * 2009-04-17 2011-12-19 신한포토닉스 주식회사 광어댑터용 보호캡
JP2013516641A (ja) * 2010-01-04 2013-05-13 タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド ファイバアダプタのインタフェース用の防護装置
KR101834935B1 (ko) * 2017-05-02 2018-03-08 주식회사 시코코퍼레이션 광커넥터 접속용 어댑터
CN112068259A (zh) * 2020-09-22 2020-12-11 深圳市夏裕精密部件有限公司 Mpo光纤连接器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009099748A2 (en) * 2008-01-31 2009-08-13 3M Innovative Properties Company Connector cover
WO2009099748A3 (en) * 2008-01-31 2009-10-01 3M Innovative Properties Company Connector cover
KR101094316B1 (ko) * 2009-04-17 2011-12-19 신한포토닉스 주식회사 광어댑터용 보호캡
JP2013516641A (ja) * 2010-01-04 2013-05-13 タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド ファイバアダプタのインタフェース用の防護装置
KR101782782B1 (ko) * 2010-01-04 2017-09-28 타이코 일렉트로닉스 (상하이) 컴퍼니 리미티드 파이버 어댑터의 인터페이스용 안전 장치
KR101834935B1 (ko) * 2017-05-02 2018-03-08 주식회사 시코코퍼레이션 광커넥터 접속용 어댑터
CN112068259A (zh) * 2020-09-22 2020-12-11 深圳市夏裕精密部件有限公司 Mpo光纤连接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3644884B2 (ja) 遮光シャッター付きアダプタおよび遮光シャッター付き光モジュールレセプタクル
TWI565996B (zh) 具有遮光件之光纖適配器
JP5404760B2 (ja) シャッター部材を有する光ファイバーアダプタ
US20100284655A1 (en) Optical connector plug
US9279940B2 (en) Optical fiber adapter with shutter member
KR20030095348A (ko) 셀에 둘러싸인, 걸쇠 장치를 구비한 전기 커넥터
JP2012185316A (ja) 光コネクタおよび光コネクタ装置
CN114488416A (zh) 光纤连接器插头、光纤适配器、连接器组件及通信设备
US20150117820A1 (en) Optical fiber adapter with shutter member
JP2005309074A (ja) シャッター付き光アダプタ
US11971582B2 (en) Optical fiber adapter
JP2006126807A (ja) 光コンセントユニット
CN110768727B (zh) 光收发器
EP3376271B1 (en) Optical fibre adapter
JP2005092082A (ja) 光ファイバプラグおよび光ファイバコネクタ
US10890731B2 (en) Adapter with LC-type two-core shutter
JP3135572U (ja) 内蔵式防塵装置付きコネクタ
JP2005300607A (ja) シャッター付き光アダプタ
JP4169207B2 (ja) 光コンセントユニットのフロントカバー
JP2005099345A (ja) 光ファイバ接続機器、光ファイバコネクタ
JPH10300985A (ja) 多心光コネクタ
JP2001042174A (ja) 光コネクタ
JP3527886B2 (ja) コネクタプラグ
JP6449558B2 (ja) Mu型光コネクタ用シャッタ付アダプタ
JPH0843681A (ja) 光シャッタ機構付きコネクタ