JP2005308581A - 交通情報データの補間装置及び補間方法 - Google Patents

交通情報データの補間装置及び補間方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 交通情報が欠落しているリンクの交通情報を当該リンクの蓄積交通情報と相関が高い蓄積交通情報を有するリンクの交通情報から補間するようにした交通情報データの補間装置及び補間方法を提供する。
【解決手段】 両リンクにおけるリンク旅行時間の標準偏差σx、σy及び共分散σxyに基づき、両リンクにおける相関係数ρを算出した後、データ欠落時刻において蓄積データ欠落リンクと対比して相関係数ρが最高となる蓄積高相関リンクを抽出し、蓄積高相関リンクのデータ欠落時刻に対応する時刻別算術平均Tと両リンクの算術平均μに基づき、蓄積データ欠落リンクのリンク旅行時間を補間する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、交通情報データの補間装置及び補間方法に関する。
従来、例えば、下記特許文献1に開示された車両用経路誘導装置のように、交通情報データの無いリンクの交通情報データを道路交通情報通信システムから受信した交通情報データや当該リンクの道路構造等に基づき、補間するものがある。
特開平07−129893号公報
しかし、道路交通情報通信システムから受信した交通情報データが全て正しい交通情報データとは限らず、異常なデータが混在することがある。従って、このような信頼性の低い交通情報を利用して交通情報を補間すると、経路探索や交通情報の表示の信頼性も低くなってしまう。
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、交通情報が欠落しているリンクの交通情報を当該リンクの蓄積交通情報と相関が高い交通情報を有するリンクの交通情報から補間するようにした交通情報データの補間装置及び補間方法を提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る交通情報データの補間装置は、
時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間(Tt)として記憶してなる記憶手段(23)と、
各蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにそれぞれ対応する各リンク旅行時間の間の相互の近似の度合いを相関として決定する相関決定手段(130、140)と、
リンク旅行時間が欠落している時刻(以下、データ欠落時刻という)を有するリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段(210)と、
相関がデータ欠落時刻における第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段(220)と、
第2リンクとの関連でデータ欠落時刻に対応して特定される各蓄積リンク旅行時間及び第1及び第2の両リンクの各蓄積リンク旅行時間の平均でもって、データ欠落時刻における第1リンクのリンク旅行時間を補間する蓄積データ補間手段(230)とを備える。
これによれば、蓄積データが欠落しているリンクの蓄積リンク旅行時間を当該リンクに相関が高いリンクの蓄積リンク旅行時間及び上記両リンクの各蓄積リンク旅行時間の平均でもって補間することで、全ての蓄積データに有効なデータが存在するようにしたデータベースを作成することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置は、
時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間(Tt)として記憶してなる記憶手段(23)と、
各蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにおける共分散(σxy)を算出する共分散算出手段(130)と、
2つのリンクにおける各蓄積リンク旅行時間の標準偏差(σx、σy)及び共分散に基づき、2つのリンクにおける相関係数(ρ)を算出する相関係数算出手段(140)と、
リンク旅行時間が欠落している時刻(以下、データ欠落時刻という)を有するリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段(210)と、
相関係数がデータ欠落時刻における第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段(220)と、
第2リンクとの関連でデータ欠落時刻に対応して特定される各蓄積リンク旅行時間及び第1及び第2の両リンクの各蓄積リンク旅行時間の平均でもって、データ欠落時刻における第1リンクのリンク旅行時間を補間する蓄積データ補間手段(230)とを備える。
これによれば、蓄積データが欠落しているリンクの蓄積リンク旅行時間を当該リンクに相関が高いリンクの蓄積リンク旅行時間及び上記両リンクの各蓄積リンク旅行時間の平均でもって補間することで、全ての蓄積データに有効なデータが存在するようにしたデータベースを作成することができる。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置においては、
上記共分散算出手段は、各蓄積リンク旅行時間、各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均(T)及び各時刻別の平均の平均(μ)に基づき、2つのリンクにおける共分散を算出し、
上記蓄積データ補間手段は、第2リンクとの関連でデータ欠落時刻に対応して特定される各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び第1及び第2の両リンクの各時刻別の平均の平均でもって、データ欠落時刻における第1リンクのリンク旅行時間を補間してもよい。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置は、
時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間(Tt)として記憶してなる記憶手段(23)と、
リンク旅行時間を外部より現在時刻にて現況データとして受信する受信手段(22)と、
各蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにおける時刻別共分散(σtxy)を同一時刻毎に算出する時刻別共分散算出手段(320)と、
2つのリンクにおける各蓄積リンク旅行時間の時刻別標準偏差(σtx、σty)及び時刻別共分散に基づき2つのリンクにおける時刻別相関係数(ρt)を同一時刻毎に算出する時刻別相関係数算出手段(330)と、
受信手段にて受信した現在時刻のリンク旅行時間(Ts)が欠落しているリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段(410)と、
時刻別相関係数が現況データを有し現在時刻に対応する時刻における第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段(420)と、
第2リンクにおける現況のリンク旅行時間、第1及び第2の両リンクにおける各蓄積リンク旅行時間及び時刻別共分散でもって、第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間する現況データ補間手段(440)とを備える。
これによれば、現況データが欠落しているリンクのリンク旅行時間を、当該リンクに相関が高いリンクの現況のリンク旅行時間、両リンクの各蓄積リンク旅行時間及び両リンクにおける時刻別共分散でもって補間することで、全てのリンクに有効な現況データが存在するようにしたデータベースを作成することができる。特に、現況データが必ず存在するとは限らないリンクに有効である。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置においては、
上記時刻別共分散算出手段は、各蓄積リンク旅行時間、各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均(T)に基づき、2つのリンクにおける時刻別共分散を同一時刻毎に算出し、
上記現況データ補間手段は、第2リンクにおける現況のリンク旅行時間、第1及び第2の両リンクの各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び両リンクにおける時刻別共分散でもって、第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間してもよい。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置は、
時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間(Tt)として記憶してなる記憶手段(23)と、
リンク旅行時間を外部より現在時刻にて現況データとして受信する受信手段(22)と、
蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにおける時刻別共分散(σtxy)をそれぞれ異なる時刻毎に算出する時刻別共分散算出手段(350)と、
2つのリンクにおける各蓄積リンク旅行時間の時刻別標準偏差(σtx、σty)及び時刻別共分散に基づき2つのリンクにおける時刻別相関係数(ρt)をそれぞれ異なる時刻毎に算出する時刻別相関係数算出手段(360)と、
受信手段にて受信した現在時刻のリンク旅行時間(Ts)が欠落しているリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段(450)と、
時刻別相関係数が現況データを有し現在時刻に対応する時刻における第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段(460)と、
第2リンクにおける現況のリンク旅行時間、第1及び第2の両リンクの各蓄積リンク旅行時間及び両リンクにおける時刻別相関係数でもって、第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間する現況データ補間手段(480)とを備える。
これによれば、現況データが欠落しているリンクのリンク旅行時間を、当該リンクに相関が高い時刻におけるリンクの現況のリンク旅行時間、各蓄積リンク旅行時間及び両リンクにおける相関係数でもって補間することで、全てのリンクに有効な現況データが存在するようにしたデータベースを作成することができる。特に、現況データが必ず存在するとは限らないリンクに有効である。
また、本発明に係る交通情報データの補間装置においては、
上記時刻別共分散算出手段は、各蓄積リンク旅行時間、各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均(T)に基づき、2つのリンクにおける時刻別共分散をそれぞれ異なる時刻毎に算出し、
上記現況データ補間手段は、第2リンクにおける現況のリンク旅行時間、第1及び第2の両リンクの各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び両リンクにおける時刻別相関係数でもって、第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間してもよい。
また、本発明に係る交通情報データの補間方法においては、
時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間(Tt)として記憶し、
各蓄積リンク旅行時間、各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均(T)及び各時刻別の平均の平均(μ)に基づき、2つのリンクにおける共分散(σxy)を算出し、
2つのリンクにおける蓄積リンク旅行時間の各標準偏差(σx、σy)及び共分散に基づき2つのリンクにおける相関係数(ρ)を算出し、
時刻別の平均が欠落している時刻(以下、データ欠落時刻という)を有するリンクを第1リンクとして抽出し、
相関係数がデータ欠落時刻における第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出し、
第2リンクとの関連でデータ欠落時刻に対応して特定される各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び第1及び第2の両リンクの各時刻別の平均の平均でもって、データ欠落時刻における第1リンクのリンク旅行時間を補間する。
これによれば、蓄積データが欠落しているリンクの蓄積リンク旅行時間を当該リンクに相関が高いリンクの各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び上記両リンクの各時刻別の平均の平均でもって補間することで、全ての蓄積データに有効なデータが存在するようにしたデータベースを作成することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1においては、本発明を適用した自動車用ナビゲーションシステムの一例が示されている。当該ナビゲーションシステム10は、現在位置検出装置11を備えており、この現在位置検出装置11は、GPS受信装置であって、衛星航法システム(GPSともいう)の人工衛星から送信される電波を受信して、当該自動車の現在位置を現在時刻と共に検出する。
また、当該ナビゲーションシステム10は、入力装置12を備えており、この入力装置12は、携帯用リモートコントローラであって、その操作により、必要な情報をマイクロコンピュータ13(後述する)の受信部(図示しない)に送信により入力する。なお、リモートコントローラに代えて、出力装置16の液晶パネル(後述する)にその表示面側から添着したタッチパネルを入力装置12としてもよい。
また、当該ナビゲーションシステム10は、マイクロコンピュータ13、記憶装置14、無線通信装置15及び出力装置16を備えている。マイクロコンピュータ13は、上記受信部の他、CPU、RAM及びROM等をバスラインで接続して構成されている。
当該マイクロコンピュータ13は、現在位置検出装置11の検出出力、入力装置12の操作出力、記憶装置14の出力、無線通信装置15の出力や専用情報通信システム20(後述する)の出力に基づき、当該自動車の地図表示、案内経路探索や経路案内等の種々の処理を行う。
記憶装置14は、ハードディスクであって、この記憶装置14には、一連の地図データ及び交通情報データがマイクロコンピュータ13により読み出し可能にデータベースとして記憶されている。無線通信装置15は、専用情報通信システム20からの道路交通情報を受信してマイクロコンピュータ13に出力する。
専用情報センターに設けられた専用情報通信システム20は、無線通信装置15と道路交通情報センターに設けた道路交通情報通信システム(以下、VICS30ともいう)との無線通信を行う。なお、「VICS」は、道路交通情報センターの登録商標である。
また、当該専用情報通信システム20は、サーバ21、無線通信装置22及び記憶装置23により構成されている。サーバ21は、図2〜図6にて示すフローチャートに従いサーバプログラムを実行する。当該サーバ21は、上記サーバプログラムの実行中において、無線通信装置22を介し、無線通信装置15及びVICS30との間で送受信処理をする。なお、上記サーバプログラムは、サーバ21のROMに、当該サーバ21により読み出し可能に予め書き込まれている。
記憶装置23には、リンク旅行時間等の交通情報データが統計データとして当該記憶装置23のデータベースに記憶される。
出力装置16は、表示装置であって、マイクロコンピュータ13による制御のもと、当該自動車において必要なデータを情報として表示する。なお、出力装置16は、その液晶パネル等の表示パネルにて、当該自動車の車室内前壁に設けたインストルメントパネルに配設されている。
以上のように構成した本実施形態において、専用情報通信システム20を作動状態におくと、サーバ21は、図2に示すフローチャートに基づきサーバプログラムの実行を開始する。
まず、相関係数データ算出処理ルーチン100(図3参照)の処理が以下のようになされる。ステップ110において、算術平均データ算出処理がなされる。この処理では、各リンクの24時間での蓄積リンク旅行時間の算術平均μが、記憶装置14に記憶されている各リンクの時刻別の蓄積リンク旅行時間Ttの算術平均(以下、時刻別算術平均Tという)及び当該リンクで24時間のうち時刻別算術平均Tが存在する時刻のデータ数Nに基づき、数1の式を用いて算出される。
μ=(1/N)ΣT ・・・(数1)
ついで、ステップ120において、標準偏差データ算出処理がなされる。この処理では、各リンク毎の時刻別算術平均Tの標準偏差σが、ステップ110にて算出した算術平均μ、時刻別算術平均T及びデータ数Nに基づき、数2の式を用いて算出される。
σ=(1/N)Σ(T−μ) ・・・(数2)
上記各ステップ110及び120により、全リンクにおける各算術平均μ及び各標準偏差σが算出された後、ステップ130において、共分散データ算出処理がなされる。この処理では、2つの異なるリンクにおける時刻別算術平均Tの共分散σxyが、両リンクにおいて同時刻に存在する蓄積リンク旅行時間Ttの両時刻別算術平均Tx、Ty、両算術平均μx、μy及び両時刻別算術平均Tx、Tyが同時刻に存在するデータ数Nxyに基づき、数3の式を用いて算出される。
σxy=(1/Nxy)Σ{(Tx−μx)(Ty−μy)} ・・・(数3)
次に、ステップ140において、相関係数データ算出処理がなされる。この処理では、両リンクにおける相関係数ρが、ステップ120において算出された各時刻別算術平均Tx、Tyの標準偏差σx、σy及びステップ130において算出された両リンクにおける共分散σxyに基づき、数4の式を用いて算出される。
ρ=σxy/(σx×σy) ・・・(数4)
然る後、蓄積データ補間処理ルーチン200(図4参照)の処理が以下のようになされる。まず、ステップ210において、蓄積データ欠落リンク抽出処理がなされる。この処理では、時刻別算術平均Tが欠落しているリンク(以下、蓄積データ欠落リンクという)及びその時刻(以下、データ欠落時刻という)が抽出される。
ついで、ステップ220において、蓄積高相関リンク抽出処理がなされる。この処理では、ステップ210にて抽出された時刻において蓄積データ欠落リンクと対比して相関係数ρが最高となるリンク(以下、蓄積高相関リンクという)が抽出される。
然る後、ステップ230において、蓄積データ補間処理がなされる。この処理では、データ欠落時刻における蓄積データ欠落リンクの推定蓄積リンク旅行時間T1が、データ欠落時刻に対応する蓄積高相関リンクの時刻別算術平均T2、蓄積データ欠落リンクの算術平均μ1及び蓄積高相関リンクの算術平均μ2に基づき、数5の式を用いて算出される。
1=T2×(μ1/μ2) ・・・(数5)
次に、ステップ240において、蓄積データ欠落リンクが存在するか否か判定される。
ここで、蓄積データ欠落のリンクが存在すれば、ステップ240においてYESと判定され、蓄積データ補間処理ルーチン200の処理が再度なされる。以後、ステップ240での判定がYESとなるまで、蓄積データ補間処理ルーチン200が繰り返される。
以上のように、蓄積データが欠落しているリンクの蓄積リンク旅行時間を当該リンクに相関が高いリンクの時刻別算術平均及び両リンクの各算術平均でもって補間することで、全ての蓄積データに有効なデータが存在するようにしたデータベースを作成することができる。
上記ステップ240において、全リンクにおいて蓄積データ欠落のリンクが存在せず、NOと判定されると、まず、時刻別相関係数データ算出処理ルーチン300(図5参照)の処理が以下のようになされる。ステップ310において、時刻別標準偏差データ算出処理がなされる。この処理では、各リンク毎の蓄積リンク旅行時間Ttの標準偏差σtが、蓄積リンク旅行時間Tt及び時刻別算術平均T及びデータ数Ntに基づき、数6の式を用いて算出される。
σt=(1/Nt)Σ(Tt−T) ・・・(数6)
ついで、ステップ320において、時刻別共分散データ算出処理がなされる。この処理では、2つの異なるリンクにおける蓄積リンク旅行時間Ttの時刻別共分散σtxyが、両リンクにおいて同時刻に存在する蓄積リンク旅行時間Ttx、Tty、両時刻別算術平均Tx、Ty及び当該時刻における両蓄積リンク旅行時間Ttx、Ttyのデータ数のうち少ない蓄積リンク旅行時間のデータ数Ntxyに基づき、数7の式を用いて算出される。
σtxy=(1/Ntxy)Σ{(Ttx−Tx)(Tty−Ty)}・・・(数7)
次に、ステップ330において、時刻別相関係数データ算出処理がなされる。この処理では、両リンクにおける時刻別相関係数ρtが、ステップ310において算出された各蓄積リンク旅行時間Ttx、Ttyの時刻別標準偏差σtx、σty及びステップ320において算出された両リンクにおける時刻別共分散σtxyに基づき、数8の式を用いて算出される。
ρt=σtxy/(σtx×σty) ・・・(数8)
次に、現況データ補間処理ルーチン400(図6参照)の処理が以下のようになされる。まず、ステップ410において、現況データ欠落リンク抽出処理がなされる。この処理では、現況のリンク旅行時間Tsを現況データとして取得されていないリンク(以下、現況データ欠落リンクという)が抽出される。
ついで、ステップ420において、現況高相関リンク抽出処理がなされる。この処理では、現在時刻に対応する時刻において、ステップ410にて抽出された現況データ欠落リンクと対比してステップ330にて算出した時刻別相関係数ρtが最高であり、かつ、現況のリンク旅行時間Tsを現況データとして取得されているリンク(以下、現況高相関リンクという)が抽出される。
然る後、ステップ430において、現在時刻に対応する時刻の現況データ欠落リンク及び現況高相関リンクの各蓄積リンク旅行時間Ttのうち存在するデータ数が少ないリンクのデータ数Nnが2以上存在するか否かが判定される。ステップ430において、データ数Nnが2以上存在しなければ、NOと判定され、ステップ431において、現況高相関リンク再抽出処理がなされる。この処理では、ステップ420にて抽出された現況高相関リンクの次に高い相関を有するリンクが抽出され、ステップ430にて、データ数Nnが2以上存在するか否かが再度判定される。
上述したステップ430において、データ数Nnが2以上存在すると、YESと判定される。然る後、ステップ440において、現況データ補間処理がなされる。この処理では、現況の現況データ欠落リンクの推定現況リンク旅行時間Ts3が、現況高相関リンクの現況リンク旅行時間Ts4、現在時刻に対応する時刻における現況データ欠落リンクの時刻別算術平均T3、現況高相関リンクの時刻別算術平均T4及び両リンクにおける時刻別共分散σt34に基づき、数9の式を用いて算出される。
Ts3=σt34/(Ts4−T4)+T3 ・・・(数9)
次に、ステップ441において、現況データ欠落リンクが存在するか否か判定される。ここで、現況データ欠落のリンクが存在すれば、ステップ441においてYESと判定され、現況データ補間処理ルーチン400の処理が再度なされる。以後、ステップ441での判定がYESとなるまで、現況データ補間処理ルーチン400が繰り返される。
以上のように、現況データが欠落しているリンクのリンク旅行時間を、当該リンクに相関が高いリンクの現況のリンク旅行時間、両リンクの各算術平均及び両リンクにおける時刻別共分散に基づき補間することで、全てのリンクに有効な現況データが存在するようにしたデータベースを作成することができる。特に、現況データが必ず存在するとは限らないリンクに有効である。
上述したステップ441において、現況データ欠落のリンクが存在しなければ、NOと判定される。然る後、ステップ500にて、探索用データ送信処理がなされる。この処理では、無線通信装置22は、上記処理済みのデータを探索用データとして無線通信装置15を介し、マイクロコンピュータ13に送信する。受信した探索用データは、記憶装置14のデータベースに蓄積される。
このような処理の後において案内経路を探索すれば、記憶装置14のデータベースに蓄積された探索用データに基づき経路探索や交通情報の表示を行うことにより、信頼性の高い経路探索や交通情報の表示を行うことができる。
(第2実施形態)
図7及び図8は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べたフローチャートにおいて、図5及び図6のフローチャートを図7及び図8にて示すフローチャートに変更した構成となっている。その他の構成は、上記第1実施形態にて述べたものと同様の構成となっている。
このように構成された第2実施形態において、図2の相関係数データ算出処理ルーチン100から蓄積データ補間処理ルーチン200までの処理が終了した後、時刻別相関係数データ算出処理ルーチン300(図7参照)の処理が以下のようになされる。まず、図7のステップ340において、時刻別標準偏差データ算出処理がなされる。この処理では、各リンク毎の蓄積リンク旅行時間Ttの標準偏差σtが、蓄積リンク旅行時間Tt及び時刻別算術平均T及びデータ数Ntに基づき、数10の式を用いて算出される。
σt=(1/Nt)Σ(Tt−T) ・・・(数10)
ついで、ステップ350において、時刻別共分散データ算出処理がなされる。この処理では、2つの異なるリンクにおいて異なる時刻に存在する蓄積リンク旅行時間Ttの時刻別共分散σtvwが、両リンクの各蓄積リンク旅行時間Ttv、Ttw、各時刻別算術平均Tv、Tw及び当該各時刻における両蓄積リンク旅行時間Ttv、Ttwのデータ数のうち少ない蓄積リンク旅行時間のデータ数Ntvwに基づき、数11の式を用いて算出される。
σtvw=(1/Ntvw)Σ{(Ttv−Tv)(Ttw−Tw)}
・・・(数11)
次に、ステップ360において、時刻別相関係数データ算出処理がなされる。この処理では、両リンクにおける時刻別相関係数ρtが、ステップ340において算出された各蓄積リンク旅行時間Ttv、Ttwの時刻別標準偏差σtv、σtw及びステップ350において算出された両リンクにおける時刻別共分散σtvwに基づき、数12の式を用いて算出される。
ρt=σtvw/(σtv×σtw) ・・・(数12)
次に、現況データ補間処理ルーチン400(図8参照)の処理が以下のようになされる。まず、図8のステップ450において、現況データ欠落リンク抽出処理がなされる。この処理では、現況のリンク旅行時間を現況データとして取得されていないリンク(以下、現況データ欠落リンクという)が抽出される。
ついで、ステップ460において、現況高相関リンク抽出処理がなされる。この処理では、現在時刻に対応する時刻において、ステップ450にて抽出された現況データ欠落リンクと対比してステップ360にて算出した時刻別相関係数ρtが最高であり、かつ、現況のリンク旅行時間Tsを現況データとして取得されているリンク(以下、現況高相関リンクという)が抽出される。
然る後、ステップ470において、現在時刻に対応する時刻の現況データ欠落リンク及び現況高相関リンクの各蓄積リンク旅行時間Ttのうち存在するデータ数が少ないリンクのデータ数Nnが2以上存在するか否かが判定される。ステップ470において、データ数Nnが2以上存在しなければ、NOと判定され、ステップ471において、現況高相関リンク再抽出処理がなされる。この処理では、ステップ460にて抽出された現況高相関リンクの次に高い相関を有するリンクが抽出され、ステップ470にて、データ数Nnが2以上存在するか否かが再度判定される。
上述したステップ470において、データ数Nnが2以上存在すると、YESと判定される。然る後、ステップ480において、現況データ補間処理がなされる。この処理では、現況の現況データ欠落リンクの推定現況リンク旅行時間Ts5が、現況高相関リンクの現況リンク旅行時間Ts6、現在時刻に対応する時刻における現況データ欠落リンクの時刻別算術平均T5、現況高相関リンクの時刻別算術平均T6及び両リンクにおける時刻別相関係数ρtに基づき、数13の式を用いて算出される。
Ts5=T5+T5×ρt×(Ts6/T6−1) ・・・(数13)
次に、ステップ481において、現況データ欠落リンクが存在するか否か判定される。現況データ欠落のリンクが存在すれば、ステップ481においてYESと判定され、ステップ450〜480の処理が再度なされる。以後、ステップ481での判定がYESとなるまで、ステップ450〜480の処理が繰り返される。
以上のように、現況データが欠落しているリンクのリンク旅行時間を、当該リンクに相関が高い時刻におけるリンクの現況のリンク旅行時間、両リンクの各算術平均及び両リンクにおける相関係数に基づき補間することで、全てのリンクに有効な現況データが存在するようにしたデータベースを作成することができる。特に、現況データが必ず存在するとは限らないリンクに有効である。
上述したステップ481において、現況データ欠落のリンクが存在しなければ、NOと判定される。然る後、ステップ500にて、探索用データ送信処理がなされる。この処理では、無線通信装置22は、上記処理済みのデータを探索用データとして無線通信装置15を介し、マイクロコンピュータ13に送信する。受信した探索用データは、記憶装置14のデータベースに蓄積される。
このような処理の後において案内経路を探索すれば、記憶装置14のデータベースに蓄積された探索用データに基づき経路探索や交通情報の表示を行うことにより、信頼性の高い経路探索や交通情報の表示を行うことができる。
なお、本発明の実施にあたり、上述したステップ140、330或いは360において、標準偏差及び共分散に基づき相関係数を算出することに限らず、例えば、各リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにそれぞれ対応する各リンク旅行時間の間の相互の近似の度合いを相関として決定してもよい。
このように決定した相関を用いれば、上述したステップ220、420或いは460において、上述した相関係数に基づき、現況データ欠落リンクと対比して当該相関係数が高いリンクを抽出することに限らず、現況データ欠落リンクと対比して上記近似の度合いの高い、即ち、相関の高いリンクを抽出するようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態において、図1の専用情報通信システムのサーバにて実行されるサーバプログラムを表すフローチャートである。 図2の相関係数データ算出処理ルーチンの詳細フローチャートである。 図2の蓄積データ補間処理ルーチンの詳細フローチャートである。 図2の時刻別相関係数データ算出処理ルーチンの詳細フローチャートである。 図2の現況データ補間処理ルーチンの詳細フローチャートである。 本発明の第2実施形態において、専用情報通信システムのサーバにて実行されるサーバプログラムを表すフローチャートの要部である。 本発明の第2実施形態において、専用情報通信システムのサーバにて実行されるサーバプログラムを表すフローチャートの要部である。
符号の説明
T…時刻別算術平均、Ts…現況リンク旅行時間、Tt…蓄積リンク旅行時間、μ…算術平均、ρ…相関係数、ρt…時刻別相関係数、σxy…共分散、σtxy…時刻別共分散、σx、σy…標準偏差、σtx、σty…時刻別標準偏差、20…専用情報通信システム、22…無線通信装置、23…記憶装置。

Claims (8)

  1. 時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間として記憶してなる記憶手段と、
    前記各蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにそれぞれ対応する各リンク旅行時間の間の相互の近似の度合いを相関として決定する相関決定手段と、
    前記リンク旅行時間が欠落している時刻(以下、データ欠落時刻という)を有するリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段と、
    前記相関が前記データ欠落時刻における前記第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段と、
    前記第2リンクとの関連で前記データ欠落時刻に対応して特定される前記各蓄積リンク旅行時間及び前記第1及び第2の両リンクの前記各蓄積リンク旅行時間の平均でもって、前記データ欠落時刻における前記第1リンクの前記リンク旅行時間を補間する蓄積データ補間手段とを備える交通情報データの補間装置。
  2. 時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間として記憶してなる記憶手段と、
    前記各蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにおける共分散を算出する共分散算出手段と、
    2つのリンクにおける前記各蓄積リンク旅行時間の標準偏差及び前記共分散に基づき、前記2つのリンクにおける相関係数を算出する相関係数算出手段と、
    前記リンク旅行時間が欠落している時刻(以下、データ欠落時刻という)を有するリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段と、
    前記相関係数が前記データ欠落時刻における前記第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段と、
    前記第2リンクとの関連で前記データ欠落時刻に対応して特定される前記各蓄積リンク旅行時間及び前記第1及び第2の両リンクの前記各蓄積リンク旅行時間の平均でもって、前記データ欠落時刻における前記第1リンクの前記リンク旅行時間を補間する蓄積データ補間手段とを備える交通情報データの補間装置。
  3. 前記共分散算出手段は、前記各蓄積リンク旅行時間、前記各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び前記各時刻別の平均の平均に基づき、2つのリンクにおける前記共分散を算出し、
    前記蓄積データ補間手段は、前記第2リンクとの関連で前記データ欠落時刻に対応して特定される前記各蓄積リンク旅行時間の前記時刻別の平均及び前記第1及び第2の両リンクの前記各時刻別の平均の平均でもって、前記データ欠落時刻における前記第1リンクの前記リンク旅行時間を補間することを特徴とする請求項2に記載の交通情報データの補間装置。
  4. 時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間として記憶してなる記憶手段と、
    リンク旅行時間を外部より現在時刻にて現況データとして受信する受信手段と、
    前記各蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにおける時刻別共分散を同一時刻毎に算出する時刻別共分散算出手段と、
    前記2つのリンクにおける前記各蓄積リンク旅行時間の時刻別標準偏差及び前記時刻別共分散に基づき前記2つのリンクにおける時刻別相関係数を同一時刻毎に算出する時刻別相関係数算出手段と、
    前記受信手段にて受信した前記現在時刻の前記リンク旅行時間が欠落しているリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段と、
    前記時刻別相関係数が前記現況データを有し前記現在時刻に対応する時刻における前記第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段と、
    前記第2リンクにおける現況の前記リンク旅行時間、前記第1及び第2の両リンクにおける前記各蓄積リンク旅行時間及び前記時刻別共分散でもって、前記第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間する現況データ補間手段とを備える交通情報データの補間装置。
  5. 前記時刻別共分散算出手段は、前記各蓄積リンク旅行時間、前記各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均に基づき、2つのリンクにおける前記時刻別共分散を同一時刻毎に算出し、
    前記現況データ補間手段は、前記第2リンクにおける現況の前記リンク旅行時間、前記第1及び第2の両リンクの前記各蓄積リンク旅行時間の前記時刻別の平均及び前記両リンクにおける前記時刻別共分散でもって、前記第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間することを特徴とする請求項4に記載の交通情報データの補間装置。
  6. 時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間として記憶してなる記憶手段と、
    リンク旅行時間を外部より現在時刻にて現況データとして受信する受信手段と、
    前記蓄積リンク旅行時間に基づき、2つのリンクにおける時刻別共分散をそれぞれ異なる時刻毎に算出する時刻別共分散算出手段と、
    前記2つのリンクにおける前記各蓄積リンク旅行時間の時刻別標準偏差及び前記時刻別共分散に基づき前記2つのリンクにおける時刻別相関係数を前記それぞれ異なる時刻毎に算出する時刻別相関係数算出手段と、
    前記受信手段にて受信した前記現在時刻の前記リンク旅行時間が欠落しているリンクを第1リンクとして抽出する第1リンク抽出手段と、
    前記時刻別相関係数が前記現況データを有し前記現在時刻に対応する時刻における前記第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出する第2リンク抽出手段と、
    前記第2リンクにおける現況の前記リンク旅行時間、前記第1及び第2の両リンクの前記各蓄積リンク旅行時間及び前記両リンクにおける前記時刻別相関係数でもって、前記第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間する現況データ補間手段とを備える交通情報データの補間装置。
  7. 前記時刻別共分散算出手段は、前記各蓄積リンク旅行時間、前記各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均に基づき、2つのリンクにおける前記時刻別共分散をそれぞれ異なる時刻に算出し、
    前記現況データ補間手段は、前記第2リンクにおける現況の前記リンク旅行時間、前記第1及び第2の両リンクの前記各蓄積リンク旅行時間の前記時刻別の平均及び前記両リンクにおける前記時刻別相関係数でもって、前記第1リンクの現況のリンク旅行時間を補間することを特徴とする請求項6に記載の交通情報データの補間装置。
  8. 時刻毎に得られる各リンクのリンク旅行時間を当該時刻とともに蓄積リンク旅行時間として記憶し、
    前記各蓄積リンク旅行時間、前記各蓄積リンク旅行時間の時刻別の平均及び前記各時刻別の平均の平均に基づき、2つのリンクにおける共分散を算出し、
    2つのリンクにおける前記蓄積リンク旅行時間の各標準偏差及び前記共分散に基づき前記2つのリンクにおける相関係数を算出し、
    前記時刻別の平均が欠落している時刻(以下、データ欠落時刻という)を有するリンクを第1リンクとして抽出し、
    前記相関係数が前記データ欠落時刻における前記第1リンクとの関係において高いリンクを第2リンクとして抽出し、
    前記第2リンクとの関連で前記データ欠落時刻に対応して特定される前記各蓄積リンク旅行時間の前記時刻別の平均及び前記第1及び第2の両リンクの前記各時刻別の平均の前記平均でもって、前記データ欠落時刻における前記第1リンクの前記リンク旅行時間を補間するようにした交通情報データの補間方法。
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