JP2005308474A - 光学式変位測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スケール等を傷つけることなく、z軸回りの姿勢を容易に調整することができる光学式変位測定装置を提供する。
【解決手段】 光学式変位測定装置は、z軸回りの姿勢検出用の第1受光部29-1及び第2受光部29-2を備える。第1受光部29-1は光学格子21-1とフォトダイオード25-1で構成され、第2受光部29-2は光学格子21-2とフォトダイオード25-2で構成される。光学格子21-1,21-2は、z軸回りの姿勢がずれていない状態で干渉縞31の筋である暗部35の方向に対して斜めの位置関係にある遮光部37がx軸に沿って配置されたものである。光学格子21-1,21-2は、z軸回りの姿勢がずれていない状態でx軸(測定軸)に対して同じ大きさ(角度φ)で互いに逆に傾くように配列されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、デジタル式ノギス、リニヤゲージ、リニヤスケール等に応用される、光学式変位測定装置に関する。
従来から直線変位や角度変位等の高精度な測定に光学式変位測定装置が利用されている。光学式変位測定装置は、例えば、光学格子が設けられると共に測定軸方向に延びるスケール及びこのスケールに沿って移動可能なセンサヘッドにより構成される。センサヘッドは、光源部及び受光部を備える。受光部は、例えば、四つのフォトダイオード(以下PDと記載する場合もある)と、各PDの受光面に対応して配置された互いに位相の異なる四つの光学格子と、を含む。
光学式変位測定装置の動作を簡単に説明する。センサヘッドをスケールに沿って移動させながら光源部からの光をスケールの光学格子を介して受光部の四つの光学格子に照射する。つまり、受光部の光学格子をスケールの光学格子に対して相対移動させながら、光源部からの光をスケールの光学格子に照射して生成された干渉縞(明暗パターン)を受光部の光学格子に照射するのである。これにより、光の強弱が正弦波状に変化する四つの光信号が生成される。これらの光信号は互いに位相が異なっている。これらの光信号は各位相に対応するPDで受光され、光電変換されて発生した電気信号を利用して直線などの変位量が測定される。
位相の異なる四つの光信号とは、A相(0度)の光信号、A相より90度だけ位相がずれたB相(90度)の光信号、A相より180度だけ位相がずれたAA相(180度)の光信号およびA相より270度だけ位相がずれたBB相(270度)の光信号のことである。A相およびB相の光信号を利用するのは、先に検出されるのがA相かB相かによって、受光部の相対移動の方向を判断するためである。また、A相やB相以外にこれらを反転させた、AA相やBB相を利用するのは、A相やB相の光信号に含まれる直流成分の除去、並びに、光信号の信頼性及び高速追従性の確保のためである。
光学式変位測定装置は高精度測定を実現する精密機器であるため、スケール等の部品を組み立てて光学式変位測定装置を作製する際に軸回りの姿勢が調整される。軸とは、スケールの長手方向であるx軸(測定軸)、スケールの光学格子が設けられた表面と平行でかつx軸と直交するy軸、x軸やy軸と直交するz軸のことである。
軸回りの姿勢調整が容易にできると、その分だけ、光学式変位測定装置の組み立てに手間がかからないので望ましい。z軸回り(モアレ方向)の姿勢変動に対する許容度を大きくすることにより、z軸回りの姿勢調整を容易した技術が例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−241198号公報(段落0011〜0014、図2、図3)
従来、センサヘッドをスケールに対して相対移動させてPDの最大出力を検出しながら、軸回りの姿勢を調整していたので、この点からは、軸回りの姿勢調整がまだ面倒であった。また、軸回りの姿勢のずれが大きい状態で上記相対移動させると、センサヘッドとスケールとが接触しながら上記相対移動させる可能性があり、センサヘッドやスケールを傷つけるおそれがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、スケール等を傷つけることなく、軸回りの姿勢を容易に調整することができる光学式変位測定装置を提供することを目的とする
本発明に係る光学式変位測定装置は、光源部と、前記光源部からの光が照射されることにより干渉縞を生成するスケール格子が設けられると共に測定軸方向に延びるスケールと、前記スケールに対向し、前記光源部と一緒に前記スケールに対して前記測定軸方向に相対移動しながら前記干渉縞を受光して、前記相対移動の量に対応した信号を出力するメイン受光部と、前記メイン受光部から前記スケールに向けて前記測定軸と直交するように延びる軸に対する軸回りの姿勢検出用の信号を、前記干渉縞を受光することにより出力する姿勢検出用の少なくとも1組の第1及び第2受光部と、を備え、前記第1及び第2受光部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記干渉縞の筋の方向に対して斜めの位置関係にある細長部を前記干渉縞と向かい合うように配列されて構成される光学格子を含み、前記第1及び第2受光部の前記光学格子の前記細長部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されている、ことを特徴とする。
本発明に係る光学式変位測定装置によれば、メイン受光部からスケールに向けて測定軸と直交するように延びる軸に対する軸回りの姿勢検出用の第1及び第2受光部を備えている。第1及び第2受光部は光学格子を含み、軸回りの姿勢がずれていない状態で光学格子の細長部は、干渉縞の筋の方向に対して斜めになるような位置関係にあり、かつ測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されている。
したがって、軸回りの姿勢がずれている場合、第1受光部で受光される光量と第2受光部で受光される光量とに差が生じ、これに対して、軸回りの姿勢がずれていない場合、これらの光量が同じになる。よって、メイン受光部を光源部と一緒にスケールに対して相対移動させることなく、静止させた状態で軸回りの姿勢を検出できるので、これを基に軸回りの姿勢を調整することができる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、姿勢検出用の少なくとも1組の第3及び第4受光部を備え、前記第3及び第4受光部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記干渉縞の筋の方向に対して斜めの位置関係にある細長部を前記干渉縞と向かい合うように配列されて構成される光学格子を含み、前記第3及び第4受光部の前記光学格子の前記細長部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されており、前記第3及び第4受光部の前記光学格子の前記細長部の前記測定軸に対する傾きの大きさは、前記第1及び第2受光部のそれと異なる、ようにすることができる。これによれば、より効率的に軸回りの姿勢を調整することができる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、姿勢検出用の少なくとも1組の第3及び第4受光部を備え、前記第3及び第4受光部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記干渉縞の筋の方向に対して斜めの位置関係にある細長部を前記干渉縞と向かい合うように配列されて構成される光学格子を含み、前記第3及び第4受光部の前記光学格子の前記細長部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されており、前記第3受光部の前記光学格子の前記細長部の位相は前記第1受光部のそれと異なり、前記第4受光部の前記光学格子の前記細長部の位相は前記第2受光部のそれと異なる、ようにすることができる。
これによれば、たとえ、軸回りの姿勢がずれた状態で、第1・第2受光部の組及び第3・第4受光部の組のうち一方の組において、受光量が同じになる状況が発生しても、他方の組は一方の組と細長部の位相が異なるため、受光量に差が生じるようにすることができる。したがって、より確実に軸回りの姿勢の調整ができる。
本発明に係る光学式変位測定装置において、前記第1及び第2受光部の前記光学格子の前記細長部は、半導体基板に不純物領域を形成してなる受光素子で構成され、前記第1受光部の前記受光素子と前記第2受光部の前記受光素子とが交互に配置されている、ようにすることができる。これによれば、受光素子上にゴミや汚れがあってもその影響小さくすることができる。
本発明に係る光学式変位測定装置によれば、スケールの相対移動量に対応した信号を出力するメイン受光部を光源部と一緒にスケールに対して相対移動させることなく、静止させた状態で、メイン受光部からスケールに向けて測定軸と直交するように延びる軸に対する軸回りの姿勢を検出することができる。このため、上記軸回りの姿勢調整が容易となる。また、姿勢調整の際にスケール等を傷つけるおそれをなくすことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る光学式変位測定装置の第1〜第5実施形態を説明する。第2〜第5実施形態を説明する図において、既に説明した実施形態の符号で示すものと同一のものについては、同一符号を付すことにより説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る光学式変位測定装置1の概略構成を示す図である。この実施形態は、z軸(メイン受光部からスケールに向けて測定軸と直交するように延びる軸)回りの姿勢検出用の第1及び第2受光部を備えたことを主な特徴とするが、この理解の前提として光学式変位測定装置1について説明する。装置1は、x軸(装置1の測定軸)方向に延びた長尺状のスケール3と、x軸方向に移動可能なセンサヘッド5と、を備える。
スケール3はガラス等の透明材料で構成され、図1にはスケール3の一部が表れている。スケール3の表面7には光学格子9(スケール格子の一例)が設けられている。光学格子9は、y軸に延びる細長の遮光部11が所定のピッチを設けてx軸に沿ってリニヤ状に配置されたものである。遮光部11は金属(例えばクロム)などから構成される。ここで、y軸はスケール3の表面7と平行であり、x軸と直交している。z軸は、本実施形態において軸回りの姿勢調整の対象となる軸であり、x軸及びy軸と直交している。
センサヘッド5は光源部13を備え、光源部13は、スケール3の表面7と反対の面側に配置されている。光源部13は、発光ダイオードと、発光ダイオードから出射された光をコリメートするコリメートレンズと、を備える。これにより、光源部13からは平行光Lが出される。平行光Lは、スケール3の光学格子9(スケール格子の一例)に照射され、ここで回折されて干渉縞が生成される。なお、光源部13には発光ダイオードの替わりにレーザ(LD)を用いることもできる。
センサヘッド5は、スケール3の表面7側に配置され、ガラス等の透明材料で構成されるインデックス基板15を備える。インデックス基板15には、四つの光学格子17(つまり、光学格子17A,17B,17AA,17BB)が光源部13及び光学格子9と対向するように形成されている。光学格子17は、y軸に延びる細長の遮光部19が所定のピッチを設けてx軸に沿ってリニヤ状に配置されたものである。
光学格子17Aの位相空間を0度とすると、光学格子17Bの位相空間が90度、光学格子17AAの位相空間が180度、光学格子17BBの位相空間が270度となるように、これらの格子のピッチが規定されている。また、インデックス基板15には、スケール3の光学格子9及び光源部13と対向するように光学格子21-1,21-2が形成されている。光学格子21-1,21-2は、z軸回りの姿勢検出用の第1及び第2受光部を構成する要素となる。光学格子21-1,21-2については後で説明する。
センサヘッド5は、スケール3の表面7側に、インデックス基板15よりもスケール3から離れて位置する四つのフォトダイオード23及びフォトダイオード25-1,25-2を備える(以下、これらのフォトダイオードをPDと記載する場合もある)。PD23A,23B,23AA,23BBは、それぞれ、光学格子17A,17B,17AA,17BBと対向している。また、PD25-1,25-2は光学格子21-1,21-2と対向している。
四つのフォトダイオード23及び四つの光学格子17により、メイン受光部27が構成される。メイン受光部27は、スケール3に対向し、光源部13と一緒にスケール3に対してx軸(測定軸)方向に相対移動しながら干渉縞を受光して、この相対移動の量に対応した信号を出力する素子である。
第1受光部29-1は、光学格子21-1とこれを透過した光を受光するPD25-1により構成され、第2受光部29-2は、光学格子21-2とこれを透過した光を受光するPD25-2により構成される。これら二つの受光部は、z軸(メイン受光部27からスケール3に向けて測定軸と直交するように延びる軸)に対する軸回りの姿勢検出用の素子である。
光学式変位測定装置1は、固定されたスケール3に対して、センサヘッド5を移動させることにより、変位量を測定する。この変位量測定の動作は、背景技術の欄で説明したとおりである。
ここで、z軸回り(モアレ方向)の姿勢のずれについて説明する。図2及び図3はインデックス基板15の一つの光学格子17と干渉縞31との位置関係を示す図である。z軸は図示されていないが、図2や図3の紙面に対して垂直な方向(x軸及びy軸と直交する方向)である。図2はz軸回りの姿勢がずれていない場合であり、図3はずれている場合である。
図2及び図3の(A)は、光源部からの光をスケールの光学格子に照射することにより、この光学格子で回折されて生成される干渉縞31の一部の平面図である。干渉縞31は明部33と暗部35(干渉縞の筋)とが交互に繰り返されたパターンを有する。明部33と暗部35は、y軸の方向に延びた細長形状をしている。
図2及び図3の(B)は、インデックス基板15の一つの光学格子17の平面図である。図2及び図3の(C)は、干渉縞31の一部と光学格子17とを重ねた平面図である。(C)において、光学格子17の遮光部19を規定する線を実線で表し、遮光部19を白抜きにしている。一方、干渉縞31の暗部35を規定する線を点線で表し、暗部35を白抜きにしている。点線と実線が重なる箇所では実線を優先している。
図3(C)に示すようにz軸回りの姿勢がずれている場合、図2(C)に示すz軸回りの姿勢がずれていない場合に比べて、光学格子17と干渉縞31との重なり具合が異なっている。これにより、図1に示すメイン受光部27のフォトダイオード23の受光量が減少するため、PD23からの出力信号の振幅が小さくなり、測定精度が低下する。
第1実施形態によれば、z軸回りの姿勢検出用の第1受光部29-1及び第2受光部29-2を備えるため、光学式変位測定装置1のセンサヘッド5を静止させた状態で、z軸回りの姿勢を調整することができる。以下、受光部29-1,29-2について説明する。
図4はインデックス基板15の平面図である。基板15には、光学格子21-1,21-2とメイン受光部27の構成要素となる四つの光学格子17とが形成されている。光学格子21-1,21-2は斜めに配置されている。図5は、z軸回りの姿勢がずれていない状態で光学格子21-1,21-2と干渉縞31とが重なった状態を示す平面図である。
図5に示すように、光学格子21-1,21-2は、z軸回りの姿勢がずれていない状態で干渉縞31の筋(暗部35)の方向に対して斜めの位置関係にある遮光部37(細長部の一例)がx軸に沿ってリニヤ状に配置されたものである。遮光部37は干渉縞31と向かい合っている。そして、光学格子21-1,21-2の遮光部37は、z軸回りの姿勢がずれていない状態でx軸(測定軸)に対して同じ大きさ(角度φ)で互いに逆に傾くように配列されている。
斜線で示す部分39、つまり干渉縞31の明部33のうちPD25-1,25-2に到達する部分39の面積が、z軸回りの姿勢がずれていない状態で第1受光部29-1側と第2受光部29-2側とで同じになるように、光学格子21-1,21-2の角度、寸法、位相が設定されている。角度や寸法は具体的には、次の二つの式が成り立つようにされている。
P1=P2・cosθ
h=(n/2)・P2・tanφ
θ:角度φを直角三角形の一つの鋭角とした場合における他の鋭角の角度
P1:x軸に対して角度θの方向の遮光部37のピッチ
P2:干渉縞31のピッチ(干渉縞31の周期)
h:遮光部37の高さ
n:整数
なお、図5はnが1の場合である。図6はnが2の場合において、z軸回りの姿勢がずれていない状態で光学格子21-1,21-2と干渉縞31との重なりを示す平面図である。
光学格子21-1,21-2の位相は、これらが同相の関係又は逆相(180°異なる)の関係になるようにされている。なお、逆相関係の場合、PD25-1,25-2のうち一方の出力信号を後段の処理回路で反転処理する必要がある。
光学格子21-1,21-2の角度、寸法、位相を上述したように設定すると、センサヘッド5を静止させた状態において以下のことが言える。z軸回りの姿勢がずれていない場合、干渉縞31の明部33のうちPD25-1,25-2に到達する部分39の面積が、第1受光部29-1側と第2受光部29-2側とで同じになる。したがって、第1受光部29-1で受光される光量と第2受光部29-2で受光される光量とが同じになるため、第1受光部29-1及び第2受光部29-2の出力信号(z軸回りの姿勢検出用の信号)の強度が同じになる。一方、z軸回りの姿勢がずれている場合、部分39の面積が第1受光部29-1側と第2受光部29-2側とで異なるため、第1受光部29-1の受光量と第2受光部29-2の受光量とに差が生じる。よって、第1受光部29-1及び第2受光部29-2の出力信号(z軸回りの姿勢検出用の信号)の強度が異なることになる。
図7はこれを説明するための光学格子21-1,21-2と干渉縞31とが重なった状態を示す平面図である。図7(A)はz軸回りの姿勢がずれていない状態を示している。図7(B)はz軸を時計回りに姿勢が少しずれた状態を示している。この状態では、第2受光部29-2が受光する光量が、第1受光部29-1が受光する光量よりも小さくなる。
一方、図7(C)はz軸を反時計回りに姿勢が少しずれた状態を示している。この状態では、図7(B)と逆に、第1受光部29-1が受光する光量が、第2受光部29-2が受光する光量よりも小さくなる。
したがって、第1実施形態によればセンサヘッド5をスケール3に対して移動させることなく、静止させた状態でz軸回りの姿勢を検出することができる。よって、z軸回りの姿勢調整が容易となり、また、姿勢調整の際にスケール3等を傷つけるおそれをなくすことができる。
なお、図4に示す光学格子21-1,21-2の遮光部37及び光学格子17の遮光部19は、共に金属(例えばクロム)などから構成される。また、光学格子21-1,21-2を構成する遮光部37の数や光学格子17を構成する遮光部19の数は、図面に表れている数よりも実際はもっと多い。また、図1に示すPD25-1,25-2や四つのPD23は個別のデバイス(つまり互いに別のチップ)にされているが、同一チップに形成された集積デバイスでもよい。
また、光源部13、メイン受光部27、第1受光部29-1及び第2受光部29-2を固定し、スケール3を移動させて変位量を測定するタイプにも、第1実施形態を適用することができる。したがって、メイン受光部27は光源部13と一緒にスケール3に対して相対移動可能に配置されている、と言うことができる。
光学式変位測定装置1は、スケール3の光学格子9を光が透過する透過型であるが、いわゆる反射型(スケール3の光学格子9で光を反射する)にも第1実施形態を適用することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態については、第1実施形態との相違を中心に説明する。図8は、第2実施形態において、z軸回りの姿勢がずれていない状態での光学格子と干渉縞との重なりを示す平面図である。第2実施形態に係る光学式変位測定装置は、第1受光部29-1及び第2受光部29-2に加えて、姿勢検出用の第3受光部29-3及び第4受光部29-4を備えている。
第3受光部29-3は、光学格子21-3と、これを透過した光を受光するフォトダイオード25-3と、で構成される。光学格子21-3が光学格子21-1と異なるのは、遮光部37のx軸に対する傾きである。光学格子21-3の場合、φ1よりも小さいφ2にされている。
第4受光部29-4は、光学格子21-4と、これを透過した光を受光するフォトダイオード25-4と、で構成される。光学格子21-4の遮光部37のx軸に対する傾きはφ2であり、この点が光学格子21-2と異なる。なお、θ1は角度φ1を直角三角形の一つの鋭角とした場合における他の鋭角の角度であり、θ2は角度φ2を直角三角形の一つの鋭角とした場合における他の鋭角の角度である。
図9は、センサヘッド5が静止した状態で、z軸回りの姿勢を時計回りや反時計回りに生じさせた際に、各受光部29-1,29-2,29-3,29-4から出力される出力信号の強度を示すグラフである。横軸はz軸回りの姿勢のずれを示し、0がz軸回りの姿勢がずれていない状態である。縦軸は各受光部の出力強度を示している。
第1受光部29-1、第2受光部29-2の両方から出力が生じるz軸回りの姿勢のずれの範囲R1は、第3受光部29-3、第4受光部29-4のそれである範囲R2よりも広い。z軸回りの姿勢のずれがない位置は、範囲R1,R2の中にある。範囲R1は範囲R2よりも広いので、z軸回りの姿勢のずれがない位置の大まかな特定は、第1受光部29-1及び第2受光部29-2の組を用いた方が第3受光部29-3、第4受光部29-4の組を用いるよりもやり易い。
一方、z軸回りの姿勢のずれがない位置の近傍での受光部の出力の傾きは、第1受光部29-1及び第2受光部29-2の組よりも第3受光部29-3及び第4受光部29-4の組の方が大きい。したがって、z軸回りの姿勢のずれが生じない位置の正確な特定は、第3受光部29-3及び第4受光部29-4の組を用いた方が第1受光部29-1及び第2受光部29-2の組を用いるよりもやり易い。
以上説明したように第2実施形態によれば、第1受光部29-1及び第2受光部29-2の組を用いることにより、z軸回りの姿勢を大まかに調整し、その後で第3受光部29-3及び第4受光部29-4の組を用いて、z軸回りの姿勢の微調整をすることができる。したがって、より効率的にz軸回りの姿勢を調整することができる(z軸回りの姿勢調整時の追い込みが容易になる)。
なお、φ2がφ1より大きくてもよい。この場合、第3受光部29-3及び第4受光部29-4の組を用いてz軸回りの姿勢の大まかな調整をした後、第1受光部29-1及び第2受光部29-2の組を用いてz軸回りの姿勢の微調整をする。したがって、光学格子21-1,21-2の遮光部37のx軸に対する傾きが、光学格子21-3,21-4のそれと比較して異なっていれば、より効率的にz軸回りの姿勢を調整できる効果を得ることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を第2実施形態との相違を中心に説明する。図10は、第3実施形態において、z軸回りの姿勢がずれていない状態での光学格子と干渉縞との重なりを示す平面図である。第3実施形態では、光学格子21-1,21-2,21-3,21-4の遮光部37のx軸に対する傾きは角度φで等しい。光学格子21-1の遮光部37と光学格子21-3の遮光部37との位相は、x軸方向に、P2/4、つまり90度ずれている。光学格子21-2,21-4についても遮光部37の位相が90度ずれている。
第3実施形態による効果を説明する。図11に示すように受光部の組が一つの場合、たとえ、z軸回りの姿勢がずれた状態でも、干渉縞31の明部33のうちフォトダイオードに到達する部分39の面積が第1受光部29-1側と第2受光部29-2側とで同じになる場合がありうる。この場合、z軸回りの姿勢がずれた状態で、第1受光部29-1が受光する光量と第2受光部29-2が受光する光量とが同じになるので、これらの受光部の出力が同じになってしまう。
図12は第3実施形態において、z軸回りである量のずれが生じた場合における光学格子と干渉縞との重なりを示す平面図である。第1受光部29-1及び第2受光部29-2において、干渉縞31の明部33のうちフォトダイオードに到達する部分39の面積が同じになっている。しかし、第3実施形態は受光部29-1,29-2の遮光部37と位相の異なる遮光部37を有する第3受光部29-3及び第4受光部29-4を備える。したがって、受光部29-3,29-4では部分39の面積が互いに異なる。よって、受光部29-1,29-2の出力が互いに同じでも、受光部29-3,29-4の出力が互いに異なるので、z軸回りの姿勢のずれを検出することができる。したがって、より確実にz軸回りの姿勢の調整ができる。
[第4実施形態]
図13は第4実施形態に係る光学式変位測定装置の第1受光部29-1及び第2受光部29-2の平面図である。第4実施形態は第1実施形態との相違を中心に説明する。図5に示すように、第1実施形態では、第1受光部29-1と第2受光部29-2とが個別のチップにされているが、第4実施形態ではこれらを同一の半導体基板43に形成することにより、同一のチップにしている。また、第1実施形態ではPDと光学格子を別個にしているが、第4実施形態では受光素子であるPD41をアレイ状に配置することにより、このアレイに光学格子を兼用させている。
以下、第4実施形態について詳細に説明する。図13に示すように、受光素子であるPD41(細長部の一例)は、p型の半導体基板43と、この基板43の表面に形成されたn型の不純物領域45と、により構成される。不純物領域45の平面形状は、図5に示す遮光部37の平面形状と同じである。
第1受光部29-1は、図4の光学格子21-1と同じ平面パターンとなるように、PD41をx軸に沿って配列することにより構成される。一方、第2受光部29-2は、図4の光学格子21-2と同じ平面パターンとなるように、PD41をx軸に沿って配列することにより構成される。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。図14は第5実施形態に係る光学式変位測定装置の第1受光部29-1及び第2受光部29-2の平面図である。第5実施形態が第4実施形態と相違するのは、第1受光部29-1のPD41と第2受光部29-2のPD41とが交互に配置されていることである。これによる効果を説明する。
図15は第5実施形態の第1受光部及び第2受光部と干渉縞31との重なりを示す平面図であり、図16は第4実施形態のこれらの重なりを示す平面図である。PD41の上にゴミ47が載ったり、汚れ47が付着したりすることが不可避的に発生する。図16では、第1受光部を構成するPD41、第2受光部を構成するPD41が、それぞれ集中して配列されているので、ゴミ・汚れ47により、第1受光部の受光量と第2受光部の受光量とに差が生じる。これにより、正確な姿勢調整に支障を来たすおそれがある。
これに対して、図15に示す第5実施形態では、第1受光部のPD41と第2受光部のPD41とが交互に配置されているため、ゴミ・汚れ47の影響を、第1受光部と第2受光部とで同じにすることができる。したがって、PD41上にゴミ・汚れ47があっても、第1受光部と第2受光部とで受光量に差が生じないようにできる。よって、第5実施形態によれば、PD41上にゴミ・汚れ47があってもその影響小さくできるため、正確な姿勢調整を実現できる。
第1〜第5実施形態では、(1)第1及び第2受光部の組が一つ配置される態様や、(2)第1及び第2受光部の組が一つ、第3及び第4受光部の組が一つ、それぞれ配置される態様、について説明した。しかしながら、第1及び第2受光部の組や第3及び第4受光部の組は、少なくとも一つあればよい。例えば、(1)1組の第1及び第2受光部を四箇所に配置する態様や、(2)1組の第1及び第2受光部を二箇所に配置し、1組の第3及び第4受光部を二箇所に配置する態様、でもよい。
第1実施形態に係る光学式変位測定装置について概略構成を示す図である。 z軸回りの姿勢がずれていない状態における、インデックス基板の一つの光学格子と干渉縞との位置関係を示す図である。 z軸回りの姿勢がずれている状態における、インデックス基板の一つの光学格子と干渉縞との位置関係を示す図である。 第1実施形態に係る光学式変位測定装置に備えられるインデックス基板の平面図である。 第1実施形態において、z軸回りの姿勢がずれていない状態での光学格子と干渉縞との重なりの一例を示す平面図である。 第1実施形態において、z軸回りの姿勢がずれていない状態での光学格子と干渉縞との重なりの他の例を示す平面図である。 第1実施形態においてz軸回りの姿勢調整を説明するための図である。 第2実施形態において、z軸回りの姿勢ずれていない状態での光学格子と干渉縞との重なりを示す平面図である。 第2実施形態において、センサヘッドが静止した状態で、z軸回り姿勢のずれを生じさせた際に、受光部から出力される出力信号の強度を示すグラフである。 第3実施形態において、z軸回りの姿勢がずれていない状態での光学格子と干渉縞との重なりを示す平面図である。 z軸回りの姿勢がずれた状態で、干渉縞の明部のうちフォトダイオードに到達する部分の面積が二つの光学格子で同じになる場合を示す図である。 第3実施形態において、z軸回りである量のずれが生じた場合における光学格子と干渉縞との重なりを示す平面図である。 第4実施形態に係る光学式変位測定装置の第1受光部及び第2受光部の平面図である。 第5実施形態に係る光学式変位測定装置の第1受光部及び第2受光部の平面図である。 第5実施形態の第1受光部及び第2受光部と干渉縞との重なりを示す平面図である。 第4実施形態の第1受光部及び第2受光部と干渉縞との重なりを示す平面図である。
符号の説明
1・・・光学式変位測定装置、3・・・スケール、5・・・センサヘッド、7・・・スケールの表面、9・・・光学格子(スケール格子の一例)、11・・・遮光部、13・・・光源部、15・・・インデックス基板、17,17A,17B,17AA,17BB・・・光学格子、19・・・遮光部、21-1,21-2,21-3,21-4・・・光学格子、23,23A,23B,23AA,23BB・・・フォトダイオード、25-1,25-2,25-3,25-4・・・フォトダイオード、27・・・メイン受光部、29-1・・・第1受光部、29-2・・・第2受光部、29-3・・・第3受光部、29-4・・・第4受光部、31・・・干渉縞、33・・・明部、35・・・暗部(干渉縞の筋の一例)、37・・・遮光部(細長部の一例)、39・・・干渉縞の明部のうちPDに到達する部分、41・・・フォトダイオード(細長部の一例)、43・・・半導体基板、45・・・不純物領域、47・・・ゴミ・汚れ、x・・・光学式変位測定装置の測定軸となるx軸、y・・・スケールの光学格子が設けられた表面と平行であり、x軸と直交するy軸、z・・・メイン受光部からスケールに向けてx軸と直交するように延びるz軸、L・・・平行光

Claims (4)

  1. 光源部と、
    前記光源部からの光が照射されることにより干渉縞を生成するスケール格子が設けられると共に測定軸方向に延びるスケールと、
    前記スケールに対向し、前記光源部と一緒に前記スケールに対して前記測定軸方向に相対移動しながら前記干渉縞を受光して、前記相対移動の量に対応した信号を出力するメイン受光部と、
    前記メイン受光部から前記スケールに向けて前記測定軸と直交するように延びる軸に対する軸回りの姿勢検出用の信号を、前記干渉縞を受光することにより出力する姿勢検出用の少なくとも1組の第1及び第2受光部と、を備え、
    前記第1及び第2受光部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記干渉縞の筋の方向に対して斜めの位置関係にある細長部を前記干渉縞と向かい合うように配列されて構成される光学格子を含み、
    前記第1及び第2受光部の前記光学格子の前記細長部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されている、
    ことを特徴とする光学式変位測定装置。
  2. 姿勢検出用の少なくとも1組の第3及び第4受光部を備え、
    前記第3及び第4受光部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記干渉縞の筋の方向に対して斜めの位置関係にある細長部を前記干渉縞と向かい合うように配列されて構成される光学格子を含み、
    前記第3及び第4受光部の前記光学格子の前記細長部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されており、
    前記第3及び第4受光部の前記光学格子の前記細長部の前記測定軸に対する傾きの大きさは、前記第1及び第2受光部のそれと異なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式変位測定装置。
  3. 姿勢検出用の少なくとも1組の第3及び第4受光部を備え、
    前記第3及び第4受光部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記干渉縞の筋の方向に対して斜めの位置関係にある細長部を前記干渉縞と向かい合うように配列されて構成される光学格子を含み、
    前記第3及び第4受光部の前記光学格子の前記細長部は、前記軸回りの姿勢がずれていない状態で前記測定軸に対して同じ大きさで互いに逆に傾くように配列されており、
    前記第3受光部の前記光学格子の前記細長部の位相は前記第1受光部のそれと異なり、
    前記第4受光部の前記光学格子の前記細長部の位相は前記第2受光部のそれと異なる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式変位測定装置。
  4. 前記第1及び第2受光部の前記光学格子の前記細長部は、半導体基板に不純物領域を形成してなる受光素子で構成され、
    前記第1受光部の前記受光素子と前記第2受光部の前記受光素子とが交互に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学式変位測定装置。
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