JP2005305333A - 汚染物分解装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 励起光の利用効率の高い光触媒コートリークファイバを用いた汚染物分解装置の提供。
【解決手段】 光触媒を励起可能な光を照射する光源2と、該光源に直接接続された光ファイバの表面に光触媒を塗布し、光ファイバの表面から励起光を漏光させて励起光を光触媒に照射可能な複数本の光触媒コートリークファイバ4をそれぞれ所定間隔をおいてシート5上に並設し、これを筒状又は棒状に巻いて構成された光触媒集合体6と、該光触媒集合体が挿入される分解対象物の流路7を有する装置本体8とを有することを特徴とする汚染物分解装置1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光触媒を担持した光触媒コートリークファイバを用いた汚染物分解装置に関する。
酸化チタン(TiO)粒子は、ペイント、化粧品、食品添加物などとして広く使われてきた。その他に酸化チタンが示す光触媒作用により、大気汚染の原因となるNOxの分解や水質汚濁を生む有機溶剤の分解など、検討が行われている。
酸化チタン粒子を光触媒として機能させるには、特許文献1及び2に記載されているような、フィルターやガラス板など、分解対象物と効率よく酸化チタンが接触できる基材に担持することが望ましい。触媒の機能上、当然のことであるが、先ず酸化チタンが反応物質と接触している必要があり、また、それと同時に反応光である紫外光線、又は可視光線が触媒部分に有効に到達することが必要とされる。そのため、特許文献3及び4に記載されているように、反応物質と接触する面積が広く、かつ、基材内部を反射光が伝達するような機構をもった、光触媒を線材表面に塗布した物体が提案されている。特に線材としてガラス製の光ファイバを用いたものは、大きな吸着表面積を有し、導光性に優れ、優れた分解能力を示すことは公知である。
特許第3258023号公報 特許第2574840号公報 特開平9−225262号公報 特開平11−290701号公報
これらの光触媒機能をもった導光体を用いた汚染物質の分解装置は数多く提案されているが、従来の分解装置は、分解対象物と光触媒の接触効率が低いため、励起光の利用効率が低く、装置光源の消費電力に対する分解効率が低いという問題がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされ、励起光の利用効率の高い光触媒コートリークファイバを用いた汚染物分解装置の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、光触媒を励起可能な光を照射する光源と、該光源に直接接続された光ファイバの表面に光触媒を塗布し、光ファイバの表面から励起光を漏光させて励起光を光触媒に照射可能な複数本の光触媒コートリークファイバをそれぞれ所定間隔をおいてシート上に並設し、これを筒状又は棒状に巻いて構成された光触媒集合体と、該光触媒集合体が挿入される分解対象物の流路を有する装置本体とを有することを特徴とする汚染物分解装置を提供する。
本発明の汚染物分解装置において、光ファイバが石英ガラス又はアクリルからなることが好ましい。
本発明の汚染物分解装置において、光ファイバに曲げを加えることで光ファイバ側面から励起光を漏光させることが好ましい。
あるいは、光ファイバ内部および/または表面に光ファイバの表面から励起光を漏出させる散乱因子を配置し光ファイバ側面から励起光を漏光させることもできる。
本発明の汚染物分解装置において、シートがフッ素樹脂からなるメッシュであることが好ましい。
本発明の汚染物分解装置において、光ファイバに直接接続する光源がLED又はLDであることが好ましい。
本発明の汚染物分解装置において、流路の断面積に対する光触媒コートリークファイバ及びシートの充填率が40〜80%の範囲内であることが好ましい。
本発明の汚染物分解装置は、光触媒コートリークファイバの光ファイバを光源に直接接続することで励起光の利用効率を高めることができ、また光触媒コートリークファイバを所定間隔をおいてシート上に並設し、これを筒状又は棒状に巻いて光触媒集合体とし、これを流路内に挿入したことで、流路に分解対象物を流した際に光触媒と分解対象物との接触効率を高めることができるので、励起光の利用効率が高く、低い消費電力で効率よく汚染物を分解することができる。
以下、図面を参照して本発明の汚染物分解装置の実施形態を説明する。
図1は本発明の汚染物分解装置の一実施形態を示す構成図であり、この図中符号1は汚染物分解装置、2は光源、3は複数本の光ファイバを束ねてなる光ファイババンドル、4は光触媒コートリークファイバ、5はシート、6は光触媒集合体、7は流路、8は装置本体、9は電源、10はフレキシブルチューブ、11は分解対象物の入口、12は入口側キャップ、13は分解対象物の出口、14は出口側キャップ、15はパイプである。
この汚染物分解装置1は、光触媒を励起可能な光を照射する光源2と、該光源2に一端側を直接接続した光ファイババンドル3の各光ファイバ表面に光触媒を塗布し、光ファイバの表面から励起光を漏光させて励起光を光触媒に照射可能な複数本の光触媒コートリークファイバ4をそれぞれ所定間隔をおいてシート5上に並設し、これを筒状又は棒状に巻いて構成された光触媒集合体6と、該光触媒集合体6が挿入される分解対象物の流路7を有する装置本体8とを有することを特徴としている。
前記光源2は、酸化チタン等の光触媒を活性状態とする励起光を照射可能な光源であればよく、特に制限はないが、例えばLED、LD、キセノンランプを用いることができ、価格、消費電力、省スペース性を考慮するとLEDが好ましく、さらにこの光源2と光ファイババンドル3の一端(入射端)側を直接接続することが望ましい。その接続方法は、LEDの発光面積に合わせ、光ファイババンドル3の入射端とLED発光素子を単一のパッケージとすることで可能となる。またLED光をレンズなどで集光し、集光面積に合わせたバンドル入射端を集光点に合わせてパッケージすることもできる。光触媒として可視光活性型の酸化チタンを用いる場合、光源は白色蛍光灯などの室内灯の他に太陽光を集光して用いることもできる。光源2には電源9が接続されている。
前記光ファイババンドル3を構成する光ファイバは、光触媒励起光の透過率を考慮して石英ガラス製や樹脂製のものを用いることができる。導光体である光ファイバから励起光を光触媒に照射するには、導波している励起光を漏らす機構が必要となるが、これは、例えば光ファイバの表面に散乱因子を設けて漏光させる機構を用いることが望ましい。この散乱因子としては、屈折率の高い合成樹脂粒子や無機粒子などが用いられ、例えばアクリル製球体などが好適に用いられる。また、光ファイバに曲げを加えることによって光を漏らす効果を利用してもよく、光ファイバ内の屈折率プロファイルを最適化し、曲げによって所望の漏れ率を達成する光ファイバを用いることもできる。
前記光ファイババンドル3を構成する光ファイバは、製造コストと総表面積を考慮して直径0.05mm〜0.50mmとすることが望ましい。石英ガラス製の光ファイバを用いた場合、ガラス保護のため表面にウレタンアクリレート系有機樹脂やフッ素系樹脂などをコーティングすることが望ましい。この保護コーティング中に前記散乱因子を混合することもできる。光ファイバの使用本数は限定されず、分解対象物の処理量の増加に応じて、光源2の出力とともに光ファイバの本数を増加することができる。光ファイババンドル3部分(光源2から装置本体8までの部分)は、合成樹脂製のフレキシブルチューブ10で被覆されている。
前記光ファイババンドル3を構成する光ファイバの一部には光触媒が塗布され、光触媒コートリークファイバ4になっている。前記光ファイバの表面に塗布する光触媒としては、酸化チタン(TiO)、酸化タンタル、酸化スズ、酸化ジルコニウム、酸化ニオブ、酸化バナジウム、チタン酸バリウム(BaTi)、チタン酸ストロンチウム(SrTiO)、チタン酸ナトリウム(NaTi13)、二酸化ジルコニウム、硫化カドミウム、α−Fe、酸化亜鉛(ZnO)などが挙げられ、この中でも酸化チタンが好ましい。酸化チタンからなる光触媒を塗布する場合、酸化チタン微粒子を含む市販の光触媒コーティング液を用いることができ、膜厚やコーティング回数などは所定の条件にしたがって形成すればよい。また光ファイバのみならずそれを配置するシート5や分解対象物の流路7内壁にも光触媒のコーティングを施すことが望ましい。光ファイバ表面の酸化チタンが吸収せずに漏れだした紫外光はそれらに吸収され活性化するので、分解力を強めることができる。
前記光触媒コートリークファイバ4を配置するシート5の作用としては、シート5に等間隔で光触媒コートリークファイバ4を固定することで、光触媒コートリークファイバ4を均等に配置する効果を有する他に、各光触媒コートリークファイバ4間に分解対象物が通る隙間を保つ効果がある。またシート5は酸化チタン等の光触媒に分解されない材質であることが望ましく、例えばフッ素樹脂やシリコーン樹脂などが好ましい。アクリル樹脂やナイロンを用いる場合、保護層として市販の光触媒用アンダーコートやフッ素樹脂などで表面をコーティングして用いることもできる。またメッシュ状のシート5を用いると、メッシュ近傍を分解媒質が通過する際、乱流が発生し、光触媒と分解対象物がより効率よく接触できるので望ましい。シート5上に光触媒コートリークファイバ4を固定する場合、接着剤を用いて固定する方法、糸で縫着する方法、クリップなどの固定部材を用いる方法などを用いることができる。
シート5上に複数本の光触媒コートリークファイバ4を配置する際、光触媒コートリークファイバ4同士の間隔を狭くすることで分解対象物と光触媒の接触効率を高めることができ、例えば直径0.25mmの光触媒コートリークファイバ4を配置する場合、ファイバ間隔を1.0mm以下とすることで、分解力が十分に向上する。この分解力は分解対象物の粘度と分解対象物の流速に依存するが、例えば溶媒が水で0.5m/sec以上の流速の場合、間隔を0.05mm以下にすると、水が流れ込まないファイバ隙間部分が生じやすく、却って分解力が低下することになるので、用途により調整が必要である。
光触媒コートリークファイバ4を配置したシート5を筒状又は棒状に巻く際、分解対象物が通る流路に均一に配置されるよう、均一に巻くことが望ましい。シート5を円筒状に巻く場合、中心に空洞ができやすいので円柱を芯にして円筒状に巻くことが好ましい。この場合、形成される光触媒集合体6の形態としては、二重円筒管の間の層に光触媒担持光ファイバを配置し、分解対象物も二重円筒管の間の層を流れる構造となる。また、流路断面積に対する光触媒コートリークファイバ4及びシート5の充填率は、40〜80%程度になるように、光触媒コートリークファイバ4の本数及びシート5の厚さを調整することで、最良の分解効率を得ることができる。充填率が40%未満では分解対象物と光触媒の接触確率が落ち分解力が低下する。また充填率が80%を超えると、分解対象物の圧力損失が大きくなり望ましくない。また光触媒コートリークファイバ4への加重も大きくなることから、ファイバの断線などの障害が起こりやすくなるので望ましくない。
前記光触媒集合体6の長さは、光触媒コートリークファイバ4の励起光漏れ光量を調整することで任意に調整することができる。例えば、導光路近傍に散乱因子を配置して露光する機構では、散乱因子の濃度を調整することで光触媒コートリークファイバ4の長さ方向に漏れ光量を調整することができる。光触媒コートリークファイバ4に曲げを加えることで漏光を生じさせる機構では、ファイバの曲げ径を調整することで長さ方向に漏れ光量を調整することができる。装置の長さが短いため、光触媒コートリークファイバ長が短く十分に漏光ができず、光源2とは反対側のファイバ端から光が直接漏れてしまう場合は、光源2とは反対側のファイバ端面をミラー加工することで励起光を光触媒コートリークファイバ4内に戻すことができ、励起光を有効に利用できる。ファイバ端面をミラー加工するには、ファイバ端を平坦に切断もしくは研磨した後、金属蒸着することなどにより行うことができる。
前記装置本体8は、本例示では、分解対象物を導入する入口11を有する入口側キャップ12と、処理物を排出する出口13を有する出口側キャップ14と、両端にこれらのキャップ12,14を装着した円筒形のパイプ15とを備えて構成されている。このパイプ15の内部には、前記光触媒集合体6が収容されており、このパイプ15内は分解対象物の流路7になっている。光触媒集合体6につながる光ファイババンドル3は、入口側キャップ12を通して装置本体8外に引き出されている。
なお、この装置本体8の構成は単なる例示に過ぎず、形状、寸法、本数、気密構造等は適宜変更可能である。また、この装置本体には、分解対象物を流路7内に流すためのポンプやファン、分解対象物を貯留するタンク、処理物を貯留するためのタンク、分解対象物を濾過するための濾過装置、温度調節用の熱交換機、汚染物の量を測定するセンサ、運転条件を制御する制御装置などの各種の機器等を付設することができる。
本実施形態の汚染物分解装置1は、光源2をONとし、光触媒に励起光を照射している状態とし、装置本体8の入口11から分解対象物を導入し、パイプ15内の光触媒集合体6と接触させることで、汚染物を分解する。分解対象物は、液体、気体などの流体であればよく、工業用排水、家庭排水、排気ガス、室内の空気などの各種の流体を用いることができる。
この汚染物分解装置1により分解する汚染物としては、有害な化学物質(NOx、揮発性有機化合物など)等が挙げられる。また、水や空気に含まれる細菌、カビ、ウイルス等を殺菌したり、不活化することも可能である。
入口11から導入された分解対象物は、光触媒集合体6と接触し、光触媒コートリークファイバ4同士の隙間を通って出口13に向けて流れ、その間に汚染物が活性化した光触媒に接触して分解される。そして、出口13からは汚染物が分解され、汚染物の含量が減じられた分解対象物である処理物が排出される。
本実施形態の汚染物分解装置1は、光触媒コートリークファイバ4の光ファイバを光源2に直接接続することで励起光の利用効率を高めることができ、また光触媒コートリークファイバ4を所定間隔をおいてシート5上に並設し、これを筒状又は棒状に巻いて光触媒集合体6とし、これを流路7内に挿入したことで、流路7に分解対象物を流した際に光触媒と分解対象物との接触効率を高めることができるので、励起光の利用効率が高く、低い消費電力で効率よく汚染物を分解することができる。
[実施例1]
石英ガラスを主成分とする直径200μmの光ファイバにフッ素系樹脂でコーティングを施した光ファイバを作製した。このフッ素樹脂被覆は散乱因子として直径0.1mmのアクリル製球体を5質量%含んでおり、コーティング厚が25μmとなるようディップコーティングした。得られた光ファイバを長さ1000mmに揃え、片端から500mmの長さまでに光触媒コーティングをディップコーティングで施した。光触媒コーティングは市販の光触媒コーティング液を用いて行った。この光ファイバ100本をフッ素樹脂からなる厚さ100μmのメッシュシート上に0.5mm間隔で配置し、円筒状に巻き、内径φ8.0mm、外径φ11.0mmのステンレス鋼製パイプの内部に挿入した。このパイプを図2に示す流通式の実験系に配置した。
図2の実験系は、メチレンブルー水溶液16を貯留するタンク17と、タンク17内の水溶液を汚染物分解装置1の入口に供給するためのポンプ18と、図1に示すように構成された汚染物分解装置1と、処理された処理液を貯留するタンク19とを直列に接続して構成されている。
図2の実験系において、10μmol/L濃度のメチレンブルー水溶液を30cc/minで汚染物分解装置1内に流通させた。流路断面積に対する光触媒担持光ファイバ及びシートの充填率は60%であった。流路から引き出した光ファイバ端100本をまとめバンドルに加工し、365nmの波長を発する出力100mWのLED1個に接続し、光触媒を活性化させ、メチレンブルーの分解を試みた。メチレンブルーの分解は溶液の透過率を測定して評価した。
初期メチレンブルー溶液の吸収波長域は18%であったのに対し、分解装置通過後の溶液の透過率は62%となり、メチレンブルー濃度は約半分に分解された。
[実施例2]
石英ガラスを主成分とする直径200μmの光ファイバにフッ素系樹脂でコーティングを施した光ファイバを作製した。このフッ素樹脂被覆は散乱因子として直径0.1mmのアクリル製球体を5質量%含んでおり、コーティング厚が25μmとなるようディップコーティングした。得られた光ファイバを長さ1000mmに揃え、片端から500mmの長さまでに光触媒コーティングをディップコーティングで施した。光触媒コーティングは市販の光触媒コーティング液を用いて行った。この光ファイバ80本をフッ素樹脂からなる厚さ100μmのメッシュシート上に0.5mm間隔で配置し、円筒状に巻き、内径φ8.0mm、外径φ11.0mmのステンレス鋼製パイプの内部に挿入した。このパイプを図3に示す流通式の実験系に配置した。
図3の実験系は、アセトアルデヒドガス20を貯留するタンク21と、タンク21内のガスを汚染物分解装置1の入口に供給するためのファン22と、図1に示すように構成された汚染物分解装置1と、処理されたガスを貯留するタンク23とを直列に接続して構成されている。
図3の実験系において、100ppm濃度のアセトアルデヒドガスを15cc/minで汚染物分解装置1内に流通させた。流路断面積に対する光触媒担持光ファイバ及びシートの充填率は50%であった。流路から引き出した光ファイバ端80本をまとめバンドルに加工し、365nmの波長を発する出力100mWのLED1個に接続し、光触媒を活性化させ、アセトアルデヒドガスの分解を試みた。アセトアルデヒドガス濃度はガスクロマトグラフィーで測定し評価した。
初期アセトアルデヒド濃度が100ppmであったのに対し、分解装置通過後の濃度は7ppmまで減少し大部分を分解することができた。
本発明の汚染物分解装置の一実施形態を示す構成図である。 実施例1で用いた汚染物分解装置を含む実験系の構成図である。 実施例2で用いた汚染物分解装置を含む実験系の構成図である。
符号の説明
1…汚染物分解装置、2…光源、3…光ファイババンドル(光ファイバ)、4…光触媒コートリークファイバ、5…シート、6…光触媒集合体、7…流路、8…装置本体、9…電源、10…フレキシブルチューブ、11…入口、12…入口側キャップ、13…出口、14…出口側キャップ、15…パイプ

Claims (7)

  1. 光触媒を励起可能な光を照射する光源と、該光源に直接接続された光ファイバの表面に光触媒を塗布し、光ファイバの表面から励起光を漏光させて励起光を光触媒に照射可能な複数本の光触媒コートリークファイバをそれぞれ所定間隔をおいてシート上に並設し、これを筒状又は棒状に巻いて構成された光触媒集合体と、該光触媒集合体が挿入される分解対象物の流路を有する装置本体とを有することを特徴とする汚染物分解装置。
  2. 光ファイバが石英ガラス又はアクリルからなることを特徴とする請求項1に記載の汚染物分解装置。
  3. 光ファイバに曲げを加えることで光ファイバ側面から励起光を漏光させることを特徴とする請求項1又は2に記載の汚染物分解装置。
  4. 光ファイバ内部および/または表面に光ファイバの表面から励起光を漏出させる散乱因子を配置し光ファイバ側面から励起光を漏光させることを特徴とする請求項1又は2に記載の汚染物分解装置。
  5. シートがフッ素樹脂からなるメッシュであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の汚染物分解装置。
  6. 光ファイバに直接接続する光源がLED又はLDであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の汚染物分解装置。
  7. 流路の断面積に対する光触媒コートリークファイバ及びシートの充填率が40〜80%の範囲内であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の汚染物分解装置。
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