JP2005305160A - 折り畳み式ナイフ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単なメカニズムでブレードをロック・同解除できる折り畳み式ナイフを提供する。
【解決手段】折り畳み式ナイフ20は、ロック表面を有するハンドル24とハンドルに連結され、閉じた位置と開いた位置との間で、ハンドルに対して回転するブレード22とロックメカニズム28を備えている。ロックメカニズムは、ブレードに連結され、バイアス部材36によって、ブレードのスロット34内をロック位置とロック解除位置間でスライド可能に構成され、バイアス部材は、ポスト32をロック位置の方向にバイアスするように構成されている。スロットは、ブレードが開いた位置に位置しているときに、スタッドの表面がハンドルのロック表面240に係合して、ブレードが開いた位置にロックされるまで、ポストがロック位置に向けて、移動するように位置決めされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式ナイフに関するものであり、さらに詳細には、ブレードを開いた位置で、ロックするロックメカニズムを備えた折り畳み式ナイフに関するものである。
折り畳み式ナイフは、とくに、スポーツマン、キャンパー、ハイカーなどアウトドア活動に従事している人たちに広く人気を博している。折り畳み式ナイフは、ハンドルと、ブレードとを共通要素として備え、ブレードは、ブレードがハンドルから離れて延びた開いた位置と、少なくともブレードの一部がハンドル内に収容された閉じた位置との間で、ハンドルに対して旋回するように、ハンドルの一端部に旋回可能に連結されている。多くの折り畳み式ナイフは、さらに、ブレードを開いた位置に保持するロックメカニズムを備えている。
ロックメカニズムを備えた折り畳み式ナイフを含む折り畳み式ナイフの例としては、米国特許第1,454,665号明細書、同第1,743,022号明細書、同第4,040,081号明細書、同第4,404,748号明細書、同第4,451,982号明細書、同第4,502,221号明細書、同第4,719,700号明細書、同第4,805,303号明細書、同第4,811,486号明細書、同第4,837,932号明細書、同第4,893,409号明細書、同第4,974,323号明細書、同第4,979,301号明細書、同第5,044,079号明細書、同第5,060,379号明細書、同第5,095,624号明細書、同第5,111,581号明細書、同第5,293,690号明細書、同第5,325,588号明細書、同第5,331,741号明細書、同第5,425,175号明細書、同第5,502,895号明細書、同第5,515,610号明細書、同第5,537,750号明細書、同第5,615,484号明細書、同第5,685,079号明細書、同第5,689,885号明細書、同第5,692,304号明細書、同第5,737,841号明細書、同第5,755,035号明細書、同第5,802,722号明細書、同第5,822,866号明細書、同第5,826,340号明細書、同第5,887,347号明細書、同第5,964,036号明細書、同第6,079,106号明細書、同第6,154,965号明細書、同第6,338,431号明細書、同第6,378,214号明細書、同第6,427,335号明細書および同第6,438,848号明細書ならびに米国特許出願第2002/0157260号および同第2003/0070299号に開示されたものが挙げられ、これらの開示は、ここで引用することによって、あらゆる目的において、本明細書に組み込まれている。
折り畳み式ナイフにおいて、とくに、ユーザーが一方の手で、折り畳み式ナイフを持ちつつ、一方の親指の操作だけで、操作可能な折り畳み式ナイフなどにおいて、簡単なメカニズムで、折り畳み式ナイフのブレードをロックし、ブレードのロックを解除することができれば、折り畳み式ナイフの有用性を著しく高めることができる。このようなメカニズムは、片手で、開き、閉じることができるブレードに用いられれば、さらに有用なものとなる。
したがって、本発明は、簡単なメカニズムで、ブレードを、ブレードが開いた位置で、ロックし、ブレードのロックを解除することができる折り畳み式ナイフを提供することを目的とするものである。
本発明の前記目的は、一端面上に、ロック表面を有するハンドルと、前記ハンドルに、回転可能に連結された舌端部を有し、閉じた位置と開いた位置との間で、前記ハンドルに対して、第一の軸線まわりに回転可能に構成されたブレードと、前記ブレードに、スライド可能に連結され、前記第一の軸線に平行な第二の軸線まわりに回転可能なロック用ポストであって、その輪郭が、前記ロック表面の輪郭に適合し、前記ロック表面と係合して、前記ブレードを前記開いた位置にロックするロック用ポストを備えたことを特徴とする折り畳み式ナイフによって達成される。
すなわち、本発明によれば、折り畳み式ナイフは、ハンドルと、ブレードと、ロックメカニズムを有し、ハンドルは、一端面上に、ロック表面を有し、ブレードは、舌端部と、ポイント端部を有している。ブレードは、舌端部の近傍で、ハンドルに回転可能に連結されており、ハンドルに対して、ブレードの一部がハンドル内に収容された閉じた位置と、ブレードがハンドルから離れるように延びた開いた位置との間で、第一の軸線まわりに回転可能に構成されている。ロックメカニズムは、ブレードに連結されるとともに、第一の軸線に平行な第二の軸線に沿って延びるロック用ポストを備えている。
ロック用ポストは、バイアス部材によって、ブレードのスロット内を、ロック位置とロック解除位置との間で、スライド可能に構成されており、バイアス部材は、ポストを、ロック位置の方向に、バイアスするように構成されている。ポストは、ブレードの面の上方に配置されたスタッドを備えており、スタッドは、ロック表面の輪郭に適合した輪郭を有する少なくとも1つの表面を有している。スタッドは、たとえば、六角形、正方形、七角形などの多角形形状を有していてもよく、あるいは、たとえば、円形、卵型などの非多角形形状を有していてもよい。スタッドは、第二の軸線まわりに回転可能であってもよい。ポストは、ブレードが開いた位置に位置しているときに、スタッドの表面がロック表面に係合して、ブレードが開いた位置にロックされるまで、ポストがロック位置に向けて、移動するように、位置決めされている。
本発明の好ましい実施態様においては、前記ブレードが前記開いた位置に位置しているときに、前記ポストが、前記ロック表面によって画定される面に収束する線に沿って、スライド可能に構成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記ポストが、前記ブレード内に形成されたスロットに沿って、スライド可能に構成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記ハンドルが、前記一端面上に位置する傾斜した肩部と、前記傾斜した肩部と前記ロック表面の間に位置するコーナー部とを備え、前記傾斜した肩部と前記コーナー部とが、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、回転するのにしたがって、前記ロック用ポストが前記傾斜した肩部に接触するように位置決めされており、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、回転し続けるのにしたがって、前記ポストが、前記傾斜した肩部によって、前記コーナー部を通過するまで、前記ブレードの前記舌端部から離れるように、強制的に移動されて、前記ブレードの前記舌端部に向かって、移動できるようになり、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、さらに回転し続けるのにしたがって、前記ポストの前記表面が、前記傾斜した肩部に沿って、スライドし、前記ポストが、前記ポストの前記表面が前記傾斜した肩部に接触し、次いで、前記コーナー部を通過したときに、前記コーナー部に接触するように、回転し、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、さらに回転し続けるのにしたがって、前記ポストの前記表面が、前記ロック表面に接触するように構成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記ハンドルが、前記ロック表面に隣り合うように配置された第二のロック表面を備え、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、回転するときに、前記ポストが、前記ロック表面と前記第二のロック表面との間に収容され、それによって、前記ブレードが、前記閉じた位置から、ロック位置を越えて、回転することが防止されるように、前記ロック表面および前記第二のロック表面が配置されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記ポストの前記表面が、前記ポストの複数の表面の1つであり、前記ポストの前記複数の表面が、それぞれ、前記ロック表面の輪郭に適合した輪郭を有している。
本発明の前記目的はまた、互いに対向する第一の表面と第二の表面とを備え、ハンドルに回転可能に連結されるとともに、閉じた位置と開いた位置との間で、第一の軸線まわりに回転可能に構成されたブレードと、第一の端部と第二の端部を備え、前記ブレードの前記第一の表面から前記第二の表面に向けて、前記ブレードを横断可能な細長いスロットであって、前記ブレードを前記開いた位置にロックするロック用ポストをスライド可能に収容するように構成されたポストと、前記細長いスロット内に位置し、前記ロック用ポストが、前記スロットの前記第二の端部にスライドすることを防止するように構成された保持部材を備えたことを特徴とする折り畳み式ナイフによって達成される。
本発明の好ましい実施態様においては、前記保持部材が、前記スロットの前記第二の端部内に、密に嵌合可能なサイズを有し、前記保持部材が、前記保持部材を膨張させて、前記スロット内にロックする膨張部材を収容可能に構成されている。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記スロットの前記第一の端部および前記スロットの中央領域が第一の幅を有し、前記スロットの前記第二の端部が、前記第一の幅よりも広い第二の幅を有している。
本発明のさらに好ましい実施態様においては、さらに、前記ロック用ポストが、第一の端部および第二の端部と、前記第一の幅よりも小さい横方向の寸法を有するピンと;それぞれ、前記ピンの前記第一の端部および前記第二の端部に連結され、前記ポストが、前記細長いスロット内に、スライド可能に捕捉されるように、前記第一の幅よりも大きい寸法を有する第一のノブおよび第二のノブであって、前記保持部材が前記スロット内に存在しないときに、前記ポストを、前記スロットの前記第二の端部において、前記スロットから取り去ることができるように、少なくとも一方が、前記第二の幅よりも小さい寸法を有している第一のノブおよび第二のノブとを備えている。
本発明の前記およびその他の目的や特徴は、添付図面に基づいた以下の説明から明らかになるであろう。
本発明によれば、簡単なメカニズムで、ブレードを、ブレードが開いた位置で、ロックし、ブレードのロックを解除することができる折り畳み式ナイフを提供することが可能になる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるロックメカニズムが組み込まれた折り畳み式ナイフの等角図である。図2は、図1に示された折り畳み式ナイフの正面図であり、ブレードがハンドルのブレード収容溝内に収容された状態を示している。図3は、図1に示された折り畳み式ナイフの側面図であり、ブレードが開いた位置と閉じた位置との間で、旋回される状態を示している。
図1ないし図3は、本発明の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ20を図示しており、本実施態様にかかる折り畳み式ナイフ20は、ブレード22と、ブレード収容溝26を画定するハンドル24と、ロックメカニズム28を備えている。ブレード22は、ハンドル24の一端部24aに旋回可能に連結された舌部22aを備えている。ブレード22は、ハンドル24に対し、旋回軸Pまわりに、開いた位置Oと閉じた位置Cとの間で旋回可能である。ブレード22が開いた位置Oにおいて、ブレード22は、展開され、ただちに使用できるように、ハンドル24から離間するように、広げられる。ブレード22は、この開いた位置Oから、ハンドル24に向けて、ブレード22が閉じた位置Cに折り畳まれ、その少なくとも一部が、ハンドル24によって画定されたブレード収容溝26内に、保管のために収容される。ブレード22が閉じた位置Cにおいては、ブレード22は、ハンドル24に沿って、延びている。
ロックメカニズム28は、第一のロック要素24bと第二のロック要素30を備えている。第一のロック要素24bは、第二のロック要素30と係合し、開いた位置Oにおいて、ブレード22をロックすることができるように構成されていれば、どのような構造を有していてもよい。たとえば、図1ないし図3に示されるように、第一のロック要素24bは、ハンドル24の一端部24aの端面24cおよび/または外部に露出するエッジ面24dによって形成することができる。これに代えて、あるいは、これに加えて、第一のロック要素24bの少なくとも一部が、ハンドル24の一側部あるいは両側部上の前記端面24cおよび/または前記エッジ面24dに取り付けれていてもよい。第一のロック要素24bは、斜めの端部24eと、ロック部24gと、斜めの端部24eとロック部24gとを分けるコーナー部24fを備えていてもよい。ロック部24gは、第二のロック要素30を受け入れ可能に構成されたラッチ・コーナー部24hおよび/またはノッチがつけられたコーナー部24iを備えていてもよい。以下においては、ハンドル24の端部に形成されたラッチ・コーナー部24hおよび/またはノッチがつけられたコーナー部24iを備えた典型的な第一のロック要素24bにつき説明を加えるが、たとえば、ラッチ要素、ロック用切り欠き、穴、ノッチあるいは機械的、磁気的ないし電子的デバイスなど、第二のロック要素30の少なくとも一部と相互に作用して、開いた位置Oにおいて、ブレード22を選択的にロックするぉとができるように構成されていれば、実際上、他の適当な構造を使用することもできる。
第二のロック要素30は、開いた位置Oに位置するブレード22をロックすることができれば、どのような構成を有していてもよい。第二のロック要素30はまた、ブレード22を開閉するように構成されていてもよい。たとえば、図1ないし図3に示されるように、第二のロック要素30は、ポスト32を備えていてもよい。ポスト32は、ブレード22の平坦な表面から、横方向に延びていても、ブレード22の舌部22aの近傍に位置していてもよい。ポスト32はまた、ブレード22が、開いた位置Oと閉じた位置Cとの間を旋回しているときに、外部に露出するように、旋回軸Pから離間していてもよい。ポスト32は、ブレード22の表面に沿って、スライドするように、ブレード22を横切って形成されたスロット34内に取り付けられていてもよい。ポスト32は、スロット34の一端部の第一の位置、すなわち、ロック位置Lと、スロット34の他端部の第二の位置、すなわち、退避位置Rとの間で、スロット34内をスライドするように構成されていてもよく、この場合には、ロック位置Lは、退避位置Rに比して、ブレード・ポイント22cから、より離間している。
図3は、ブレード22が、ハンドル22に対して旋回して、開いた位置Oでロックされる際のポスト32とハンドル24の端面24cとの相互作用を示している。ブレード22が、閉じた位置Cから開いた位置Oに向けて、旋回される場合、ポスト32は、係合位置24jにおいて、ハンドル24の斜めの端部24eと係合するまでの間、ハンドル24の端面24cから離間した位置に留まっている。係合位置24jは、ハンドル24の斜めの端部24eの形状によって、変化する。たとえば、斜めの端部24eは、ブレード22の少なくとも約75%が、閉じた位置Cから開いた位置Oに向けて、旋回されるまで、ポスト32がハンドル24に係合されることがないように、構成されていてもよい。ハンドル24の斜めの端部24eとしては、これとは異なる他の構成も可能であり、それらも使用可能である。
ブレード22がさらに旋回すると、ポスト32は、コーナー部24hのまわりを通過し、ハンドル24の一端部24aのロック部24g内に達する。ポスト32は、ロック位置Lに保持されるが、ハンドル24の一端部24aのロック部24gは、ポスト32をブロックして、ブレード22が閉じた位置Cに向けて、旋回することを妨げる。ポスト32と、ハンドル24の一端部24aとの相互作用によって、ブレード22をスムーズに開くことが可能になり、その一方で、ポスト32がロック位置Lに移動することによって、ブレード22が開いた位置Oにロックされたことが、ユーザーにフィードバックされる。
ブレード22のロックを解除するためには、ポスト32を退避位置Rに向けて、押しやり、ポスト32のハンドル24の一端部24aのロック部24gへの係合を解除すればよい。一旦、ポスト32とハンドル24の一端部24aのロック部24gとの係合が解除されると、ハンドル24の一端部24aはポスト32をブロックしなくなり、ブレード22が、閉じた位置Cに向けて、旋回される。
図4は、図1ないし図3に示された折り畳み式ナイフが、ユーザーの手によって、開かれた状態を示している。図4および図1ないし図3から十分に理解できるように、ポスト32は、ブレード22が旋回する間中、外部に露出して、ユーザーが操作することができるように、ブレード22上に位置していてもよい。ポスト32は、ブレード22から横方向に延び、旋回軸Pから離間していてもよいので、ブレード22の面に平行な外力が、ブレード22を、ハンドル24に対して、旋回させるように、ポスト32に作用してもよい。
親指から、ポスト32に開放力Fが及ぼされ、ブレード22が開いた位置Oに向けて、旋回される。図示されているように、ポスト32は、親指の簡単な操作によって、片手で、ブレード22を容易に開くことができるような位置に位置している。さらに、図示されたナイフは、ブレード22の開閉をさらに容易なものとするため、米国特許第6,378,214号明細書に記載されているように、ハンドル24をブレード22に作動可能に連結する作動バイアス要素を備えていてもよい。
図5に示されるように、同様な動作は、ブレード22のロックを解除し、ブレード22を、開いた位置Oから閉じた位置Cへ旋回させるためにも使用することができる。図5には、親指から、ポスト32に閉鎖・ロック解除力が及ぼされ、ポスト32が退避位置Rに向けて、移動され、ポスト32のハンドル24の一端部24aのロック部24gへの係合が十分に解除されて、ブレード22が、閉じた位置Cに向けて、旋回される状態が図示されている。
図6および図7に示されるように、ポスト32は、ネック部、すなわち、ピン32aを備えていてもよい。ポスト32はまた、ピン32aをスロット34内に保持し、ユーザーに軸受け面を提供し、かる、あるいは、ローラー・ベアリングとして機能する1または2以上のリテイナー44を備えていてもよい。ブレード22を開く動作中、リテイナー44は、係合位置24jからロック位置L内に、コーナー部24fを介して、ハンドル24の一端部24aを押しながら、回転し、その結果、ハンドル24の一端部24aが、傷つけられたり、摩耗したりするのを防止し、ロックメカニズムのスムーズさを向上させる。同様の効果は、ハンドル24の各部が、リテイナー44に出会う順序が反対であることを除き、ブレード22を閉じる場合にも生じる。このリテイナー44は、スタッドと呼ばれることもある。
図7に示されるように、リテイナー44とピン32aは協働して、積み重なったディスク状の部分を画定しており、その部分において、リテイナー44はピン32aの両端部に、同軸状に延びている。かかる形状を有するポスト32は、親指がリテイナー44から外れることなく、片手の親指によって、容易に係合されることが見出されている。リテイナー44は、ピン32aに取り付けられ、あるいは、ピン32aと一体化されることができる広がったノブ46および/または広がった端部48を備えていてもよい。たとえば、リテイナー44は、プレスされていても、スエージ加工されていても、ねじ山が切られていても、あるいは、溶接されていてもよく、かつ、あるいは、ピン32aの小径のネック領域が大きなストックから機械加工されてもよい。リテイナー44とピン32aは、一緒に回転してもよいし、あるいは、リテイナー44が、ピン32aのまわりを回転するように、ピン32aに回転可能に取り付けられていてもよい。
スロット34は、図6に示されるように、広い部分、すなわち、第一の部分34aと、狭い部分、すなわち、第二の部分34bを備えていてもよい。第一の部分34aは、少なくとも一方のリテイナー44を受け入れることができるように構成することができる。第二の部分34bは、ピン32aを収容できるように、ポスト32のピン32aの直径よりも、幅が広いが、リテイナー44が横方向に通過することを防止することができるように、リテイナー44の直径よりも、幅が小さくなるように、そのサイズを決定することができる。したがって、ポスト32は、リテイナー44の1つを第一の部分34a内に挿入し、次いで、第二の部分34bを介して、ピン32aをスロット34の端部34cに向けて、スライドさせることによって、スロット34内に、スライド可能に位置させることができる。
ロックメカニズム28はまた、スロット34内で、ピン32aが、スロット34内の第二の部分34bから、第一の部分34aに移動することを防止するように構成された保持要素38を備えていてもよい。図8および図9に示されるように、保持要素38は、丸みのある部分38aと、細長い部分38bを備えていてもよい。丸みのある部分38aは、摩擦嵌めなどによって、スロット34の第一の部分34a内に、嵌合するように形成することができる。細長い部分38bは、スロット34の第二の部分34bの第一の部分34aに隣接する少なくとも一部分に、嵌合するように形成することができる。細長い部分38bは、正方形、長方形など、任意の断面形状を有することができる。丸みのある部分38aと、細長い部分38bを備えた典型的な保持要素38が図示されているが、ピン32aがスロット34の第一の部分34a内に入ることを防止することができるような形状ないし構成を有していれば、実際上、いかなる形状ないし構成の保持要素38でも用いることができる。
保持要素38の丸みのある部分38aは、エクスパンダー50および膨張保持要素38を受け入れ可能に構成された穴54を備えていてもよい。丸みのある部分38a中の穴54は、丸みのある部分38aを、一方から他方に、完全に貫通していてもよいし、丸みのある部分38aの一部にのみ形成されていてもよい。エクスパンダー50は、保持要素38の穴54内に挿入され、保持要素38を膨張させて、保持要素38とスロット34を形成するブレード22の表面との間の圧力を増大させ、かる、あるいは、スロット34内に、保持要素38を固定することができる。エクスパンダー50は、ボールベアリング52、丸みのあるピンおよび/または保持要素38をスロット34内に固定するように構成された他の適当な膨張手段を備えていてもよい。細長い部分38bは、後述するバイアス要素を受け入れるように構成された凹部56を備えていてもよい。
さらに、ロックメカニズム28は、ポスト32のピン32aを、ハンドル24の一端部24aの端面24cに強制的に向かわせるように構成されたバイアス要素36を備えていてもよい。バイアス要素36は、ポスト32をロック位置Lに強制的に向かわせるように構成されていてもよい。したがって、ユーザーは、バイアス要素36に抗して、ポスト32を押し、ポスト32を退避位置R内に移動させることができる。
バイアス要素36は、第一の端部36aと第二の端部36bを備えていてもよい。バイアス要素36は、スロット34内に配置されて、ブレード22と、ポスト32のピン32aとの間に固定され、ポスト32を、スロット34に沿って、スロット34の一端部34aに強制的に向かわせ、ロック位置L内に位置させるように構成することができる。バイアス要素36の第一の端部36aは、ポスト32のピン32aに当接し、その一方で、バイアス要素36の第二の端部36bが、保持要素38に当接するように構成することができる。第一の端部36aは、複数のリテイナー44の間、複数の広がったノブ46の間、および/または、ポスト32上に設けられた複数の広がった端部48の間に、捕捉されるように構成されてもよいし、あるいは、単に、ピン32aを押すように構成されてもよい。第二の端部36bは、細長い部分38bの凹部56内に収容されるように構成されてもよいし、あるいは、単に、細長い部分38bを押すように構成されてもよい。図6ないし図9においては、バイアス要素36は、コイルスプリングとして描かれているが、バイアス要素36は、ポスト32を、ハンドル24の一端部24aの端面24cに強制的に向かわせるような構成を有していれば、ワイヤスプリング、板ばね、その他の弾性材料ないし構造など、他のいかなる構成のものであってもよい。
以上、ポスト32を備えた典型的な第二のロック要素30につき、説明を加えたが、少なくとも第一のロック要素24bを係合させ、ブレード22を開いた位置Oにロックさせるように構成されていれば、複数のラッチやフック、機械的、磁気的あるいは電子的デバイスなど、実際上、いかなる構造の第二のロック要素をも用いることができる。
図10は、上述したロックメカニズム28などのロックメカニズムを組み立てる方法を示すフローチャートである。ステップ11において、ポスト32は、リテイナー44がそれぞれ、ブレード22の一方の側から突き出るように、スロット34の第一の位置内に挿入される。ステップ120において、ポスト32は、スロット34内を、その細長い部分に沿って、スロット34の一端部34cにスライドされる。ステップ130において、保持要素38とバイアス要素36が、スロット34内に挿入される。保持要素38とバイアス要素36のスロット34内への挿入は、同時に、保持要素38およびバイアス要素36をスロット34内に挿入することによって実行してもよいし、あるいは、保持要素38およびバイアス要素36の一方を先にスロット34内に挿入して、順次、保持要素38およびバイアス要素36をスロット34内に挿入することによって実行してもよい。ステップ140において、エクスパンダー50が、保持要素38内に挿入される。
図11は、図10に示された方法のステップの詳細を示すフローチャートであり、ロックメカニズム28などのロックメカニズムを組み立てる方法のオプショナルな例を示すものである。ステップ112において、ポスト32のリテイナー44を、スロット34の第一の部分を通じて挿入することによって、ポスト32が、スロット34の第一の位置内に挿入される。これに加えて、あるいは、これに代えて、ステップ132において、バイアス要素36の第二の端部を、保持要素38内に挿入し、ステップ134において、バイアス要素36の第一の端部を、ポスト32に抗して位置させ、ステップ136において、保持要素38をスロット34内に挿入し、かつ、あるいは、ステップ138において、バイアス要素36の第一の端部を、スロット34内で移動させることによって、保持要素38とバイアス要素36が、スロット34内に挿入されてもよい。これに加えて、バイアス要素36の第一の端部を、リテイナー44の1つに抗して位置させることによって、バイアス要素36の第一の端部が、ポスト32に抗して位置されてもよい。随意的には、バイパスステップ138において、バイアス要素36の第一の端部を、直接、ピン32aに抗して位置させることによって、バイアス要素36の第一の端部が位置決めされてもよい。図10および図11に示されたステップは、異なる順序および異なる組み合わせで、実行されてもよく、すべての場合に、すべてのステップが必ずしも必要なわけではない。
本発明の別の好ましい実施態様につき、図12ないし図16を引用して、説明を加える。図12においては、閉じた状態、すなわち、折り畳まれた状態の折り畳み式ナイフ200が図示されている。折り畳み式ナイフ200は、ハンドル210とブレード212を備え、ブレード212は、旋回可能にハンドル210に取り付けられ、従来の折り畳み式ナイフと同様に、ハンドル210内に収容されている。ピボットピン214が、それ自体、公知の方法で、ハンドル210をブレード212に連結している。
折り畳み式ナイフ200は、側面図で描かれているが、ハンドル210は、ブレード212を受け入れる開口部、すなわち、溝(たとえば、図1および図2を参照されたい。)を備えている。図12ないし図16に示された実施態様においては、ハンドル210の背部206もまた、ブレード212が、閉じた位置Cに向けて、あるいは、閉じた位置Cから移動する際に、舌部228の一部234が、横切って通過することを許容するように構成された開口部を備えている。以下において、詳細に説明するように、ハンドル210のストップピン226が、ブレード212のハンドル210に対する旋回の範囲を画定するように、位置している。ハンドル210の一端面236は、ローブ244、傾斜した肩部238およびロック表面240を備えている。本実施態様にかかるハンドル210は対称性を有しており、図示しない側部が、ローブ、傾斜した肩部およびロック表面を備えている。簡易化するため、これらの特徴は単数形で示されている。他の実施態様においては、ハンドル210は非対称性を有していてもよく、その場合には、図示された特徴は、ハンドル210の一方の側にのみ、設けられている。
ハンドル210は、特定のデザインに応じて、ライナー、スケール、スペーサー、ファスナー、ボルスターあるいは他の適当な特徴を含む付加的な部品の組み合わせを含んでいてもよい。ピボットピン214は、リベット、小ねじ、キャプチャード・ピンあるいは他の適当な構造を有していてもよく、本発明の特定の実施態様におけるデザインに応じて、ブッシングあるいはベアリングを備えていてもよい。
ブレード212は、スロット218とポスト220とを有するロック構造216を備えている。便宜上、スロット218は、図1ないし図6を引用して説明されたスロット34と同様の形状を有するように描かれているが、図示の形状に限定されるものではない。スロット218は、ピボットピン214に近接した第一の端部219と、ピボットピン214から離間した第二の端部217を有している。ポスト220は、前記実施態様と同様に、スロット218の第一の位置に向かって、スライドされ、あるいは、スロット218の第二の位置に向かって、スライドされて、スロット218に沿って、ロック位置と、ロック解除位置との間を、スライドされるように構成されている。ロック構造216はまた、ポスト220をスロット218の第一の位置に向けて、バイアスするように構成されたバイアス部材を備えている。簡易化のため、バイアス部材の詳細は図示されていないが、図1ないし図9を引用して説明されたバイアス要素36の特徴を備えていてもよいことが理解できるであろう。等価な構造あるいは等価な結果をもたらすバイアス部材の他の構成も、本発明の範囲内に含まれる。
ポスト220は、前記実施態様と同様に、スロット218と協働するように構成されたピン224と、第一および第二のスタッド222を備えている。第一および第二のスタッド222の間隔は、ピボットピン214の軸線に平行な軸線のまわりを、ポスト220が自由に回転することができるように設定される。ピン224と、第一および第二のスタッド222は一体化された部品であってもよいし、本発明の他の実施態様につき、すでに述べたように、別個の部品を備えていてもよい。図12ないし図16に示された本実施態様にかかる第一および第二スタッド222は、以下に詳述するように、それぞれ、6つの面242を備えた六角形状をなしている。
本実施態様にかかる第一および第二スタッド222は、ブレード212の面から見たときに、対称形をなしている。しかしながら、別の実施態様においては、第一のスタッドは、第二のスタッドと異なる形状を有していてもよい。あるいは、ある実施態様においては、ブレードの側のスタッドのみを有していてもよい。したがって、図示の実施態様にかかるスタッドは、以下において、単数形を用いて、説明を加えるが、反対側は、対称形でも、あるいは、非対称形であってもよく、いずれも、本発明の範囲内に属していることが理解されよう。
ブレード212の舌部228は、ブレード212が完全に閉じた状態および完全に開いた状態において、それぞれ、その内部に、ストップピン226を収容する第一のノッチ230および第二のノッチ232を備えている。図12には、完全に閉じた状態のブレード212が図示され、ストップピン226が第一のノッチ230に係合しているのに対し、図16には、完全に開いた状態ブレード212が図示され、ストップピン226が第二のノッチ232に係合している。図示の実施態様においては、単一のストップピン226によって、開いた位置および閉じた位置におけるブレード212の移動経路が制限されている。本発明の別の実施態様においては、ブレードの移動経路を制限する別個のストップピンあるいは他の構造を含んでいてもよい。あるいは、本発明の他の実施態様においては、舌部に明確なノッチが存在せず、ブレードの移動経路を制限する他の手段が採用されていてもよい。そのような手段としては、ブレード内に形成されたアーチ状のスロットや、ブレード上に設けられたベアリング面などが挙げられる。
図13ないし図15は、図12に示されたブレードが完全に閉じた状態と、図16に示されたブレードが完全に開いた状態の間の段階にある折り畳み式ナイフ200のハンドル210とブレード212の部分を示している。
閉じた状態においては、図12に示されるように、その回転が妨げられないように、ポスト220が、ハンドル210の前部208から離間している。ユーザーが、折り畳み式ナイフ200を通常のように、操作し、携帯する場合には、ポスト220の角度位置は、多少、ランダムに変化する。閉じた状態においては、ポスト220とスタッド222は、ハンドル210のどの部分にも接触しないため、自由に回転する。図13に示されるように、ブレード212が、完全に閉じた状態から、開いた状態に向けて、R方向に回転するにつれて、ポスト220はローブ244を通過する。スタッド222が、その表面242の1つがローブ244の前面を整列するように、回転するにしたがい、六角形状のスタッド222の角度位置に応じて、ローブとスタッドとが接触する。
図14を参照すると、ブレード212が、R方向に回転し続けるのにしたがって、スタッド222は、傾斜した肩部238に接触する。ブレード212がさらに回転をし続けると、スタッド222の表面242の1つが、傾斜した肩部238に沿って、スライドし、ポスト220が、バイアス部材のバイアス力によって押圧されているスロット218の第一の端部217に向かって、スライドする(図6ないし図9およびこれらに関連した記載を参照されたい。)。
図15に示されるように、ブレード212が、完全に開いた状態に近づくにしたがって、スタッド222は、ロック表面240から、傾斜した肩部238を分離しているコーナー部239を通り過ぎる。スタッド222が、コーナー部239を通り過ぎると、スタッド222は、傾斜した肩部238に接触したまま、その表面242がコーナー部239を回り、ロック表面240に接触するように回転する。ブレード212が、完全に開いた状態に達すると、図16に示されるように、ブレード212の第二のノッチ232がストップピン226に強固に係合するとともに、スタッド222の一表面242がロック表面240に強固に係合するまで、バイアス部材が、ポスト220を、スロット218の第一の端部217に向けて、逆向きに駆動する。
折り畳み式ナイフ200が完全に開いた状態にあるときは、スロット218内のピン224の移動線は、ロック表面240に対して、わずかな角度を有していることがわかるであろう。換言すると、線Lが、このデザインでは、第二の端部217から第一の端部219へ、スロット218の中心に沿っているピン224の移動方向に沿って、外挿され、面Pが、ロック表面240から外挿されるならば、線Lおよび面Pは、図16に示されるように、ロック構造216の左部に収束するであろう。図示の実施態様においては、この収束角度は、ほぼ8°である。他の実施態様においては、他の収束角度を有することになる。収束角度は、25度ないし5度が好ましく、8度ないし12度がより好ましい。
スロット218は、完全に開いた状態にあるブレード212によって、スタッド222の一表面242がロック表面240と強固に係合するときに、ピン224が、最も遠いスロット218の第一の端部219に位置しないように、そのサイズと位置が決定される。バイアス要素は、力を及ぼし続け、ポスト220を、第一の端部219にに向けて押しやる。
本実施態様の特徴によって、既知の折り畳み式ナイフにはない重要な効果を得ることができる。そのうちのいくつかにつき、以下に説明を加える。
六角形のスタッド222の複数の表面によって、ロック表面240と接触する比較的大きな表面積が与えられ、それによって、ロック表面に及ぼされる力が小さな面積に集中し、その結果として、長時間にわたって、ロック表面240に影響を与えることになる丸い形状のスタッドに比して、ロック表面240の損傷を低減させることができる。
ブレード212が閉じた状態にある間、ポスト224は回転することができるので、折り畳み式ナイフの開閉を繰り返すときに、スタッド222の異なる表面が、ロック表面240に向けられる。したがって、時間とともに、スタッド222の複数の表面が摩耗するが、この摩耗は、六角形状のスタッド222の6つの表面に分散される。したがって、折り畳み式ナイフを用いるたびに、1つの表面のみがロック表面240に係合する場合に比して、はるかに長い間、スタッド222によって、ロック表面240との確実な係合を繰り返し生成させることが可能になる。
ポスト224は、ロック表面240を含む面に収束する線に沿って、移動するので、ポスト224とロック表面240との距離は、ポスト224の位置が変化するにしたがって、変化する。その結果、バイアス要素が、ポスト224をスロット218の第一の端部219に向けて、駆動するとき、ピン224がスロット218の第一の端部219に達する前に、スタッド222が、ロック表面240に係合し、折り畳み式ナイフのメカニズムに、どんなスラックが生じても、吸収され、強固なロックを提供することができる。したがって、ロックメカニズムが、製造工程における許容量に起因する間隔の変化を補償することを可能にする。
長年にわたる使用によって、スタッドとロック表面は、千分の数インチ程度、摩耗し、その結果、ブレード212のロックが解除されたときに、スタッドとロック表面との間の間隔が増大する傾向にある。しかしながら、スタッド222は、単にスロット218の第一の端部219に向けて、動くだけであり、これによって、スタッドとロック表面との間の間隔の増大が補償されるため、このような事態を回避することができる。
公知の折り畳み式ナイフにおいて用いられている一般的なロックメカニズムは、ロック・バック型のロック方式と、フレーム・ロック方式である。ロック・バック型のロック方式は、ピボットピンのすぐ後ろの点で、ブレードの舌部内のノッチに係合するつめを用いるものである。フレーム・ロック方式は、ピボットピンの直前の舌部に対して、横向きにバイアスされたプレートを用いるもので、折り畳み式ナイフを開く操作中に、舌部の肩部がプレートを通過するときに、プレートは、ブレードの面内に入り、舌部の肩部に係合する。いずれのロック方式においても、ロックメカニズムとブレードとの接触点は、ピンから、ハンドルの前部あるいは背部までの距離が最小になるピンのほとんど直前部あるいはすぐ後ろにある。ピボットピンが、てこの支点と作用し、ブレードの先端部に加わるブレードが閉じる方向の力は、ロックに対して、著しく増幅され、ロックが失敗する原因になる。従来のデザインにおいては、ピボットピン214から、ロックのための接触点までの距離は、ピボットピン214と折り畳み式ナイフの背部との距離よりも決して大きくない。すなわち、折り畳み式ナイフの高さhによって、ロックのための接触点とピボットピン214との間に許容される最大距離が制限される。
本発明の原理によれば、ピボットピン214と、スタッド222とロック表面240が出会う点との距離は、従来のロックシステムにおけるロック距離よりも相対的にはるかに大きい。ロック点は、ブレード212が延びる方向において、折り畳み式ナイフの前部に位置している。この距離は、折り畳み式ナイフの感触に影響を与えることなく、容易に長くすることができる。折り畳み式ナイフのハンドル210の端面236の形状およびサイズは大きな自由度を有しており、選択された折り畳み式ナイフのハンドル210のデザインに基づいて、ピボットピン214からロックのための接触点までの距離を選択された距離に設定することができる。したがって、増幅比率は、これに対応して、低くなり、ロック動作は、より安全になるとともに、よりしっかりしたものとなる。
本実施態様においては、六角形のスタッドにつき説明を加えたが、他の多角形状を有するスタッドを用いることもでき、それらも、本発明の範囲内に包含される。たとえば、スタッドは、3、4、5もしくは7、または、8以上の側部を有していてもよい。
図17は、本発明の他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ250を示している。スロット252は、前記実施態様に比して、ブレード212の舌部228のより近くに、位置決めされている。バイアス部材(図示せず)は、ポスト220とスロット252の第一の端部254の間のスロット252内に位置決めされている。バイアス部材は、ポスト220を、スロット252の第一の端部254に向けて、引張るように構成されている。本実施態様においては、スロット252は、ブレード212が開いた位置にあるときに、少なくともその一部が、ハンドル210内に隠されている。
図18は、本発明のさらに他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ290を示している。ポスト296は、正方形あるいは矩形のピン298を備えており、スタッド292は、このピン298に回転可能に取り付けられる。したがって、前記実施態様において述べられたように、スタッド292は自由に回転するが、ピン298の角度位置は、その正方形形状によって、スロット218内に固定される。スロット218におけるピン298の角度位置を選択することによって、スロット218の中心と、ロック表面240に接触するスタッド292の各表面との距離が調整されるように、スタッド292は、ピン298に対して、中心を外れた位置に固定される。このようにして、スタッド292とロック表面240が摩耗して、スタッド292とロック表面240との間にギャップが生じた場合に、ピン298をスロット218内で回転させて、スタッド292の複数の表面を、ロック表面240に近くなるようにすることができる。この回転は、たとえば、ピン298を、スロット218から取り去り、異なる角度で、再度、セットすることができるように、ピン298から、スタッド292の1つを取り去ることによって、実行することができる。
図19および図20は、それぞれ、本発明のさらに他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ260の側面図および背面図である。本実施態様においては、スタッド262は、シルクハット状の形状を有し、図20に示されるように、ブレード212に近接した第一の直径部Dと、第一の直径部Dの直径よりも大きい直径を有し、ブレード212から離間した第二の直径部Dを備えている。これに対応して、ロック表面264は、スタッド262の形状に適合した形状を有している。スタッド262は、第一の直径部Dおよび第二の直径部Dの一方あるいは双方の部分において、ロック表面264を押すように構成されていてもよい。
図21および図22は、それぞれ、本発明のさらに他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ270の側面図および背面図である。本実施態様においては、スタッド272は、逆シルクハット状の形状を有し、ブレード212に近接した第一の直径部Dは、ブレード212から離間した第二の直径部Dよりも大きい直径を有している。本実施態様においても、これに対応して、ロック表面274は、スタッド272の形状に適合した形状を有している。本実施態様の構成によれば、スタッド272の第一の直径部Dは、ブレード212とハンドル210の間のシムとして機能するように構成されていてもよいので、ブレード212をさらに安定化させることができる。図19および図20に図示された実施態様と同様に、スタッド272は、第一の直径部Dおよび第二の直径部Dの一方あるいは双方の部分において、ロック表面274を押すように構成されていてもよい。
図23および図24は、それぞれ、本発明のさらに他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ280の側面図および背面図である。本実施態様においては、スタッド282は、ブレード212に近接した第一の直径部Dから、第一の直径部Dの直径よりも大きい直径を有し、ブレード212から離間した第二の直径部Dに向けて、次第に細くなる円錐状の形状を有している。ロック表面284は、スタッド282とロック表面284の接触領域が増大するように、対応したテーパーを有している。スタッド282の上部286は、どのような形状を有していてもよい。たとえば、スタッド282の上部286は、ユーザーの親指によって確実に把持することができ、使用が容易になるように、その形状が選択される。
図19ないし図24に示された実施態様においては、スタッドは、それぞれ、側面図において、円形になるように描かれている。しかしながら、スタッドは、円形ではなく、側面図において、多角形状をなしていてもよい。直径という用語は、多角形の角部の点によって画定される想像円の寸法を指すものと理解することができる。たとえば、図19および図20に示された実施態様においては、スタッド262の第二の直径部Dは、美的な理由あるいはユーザーがより確実に接触することができるように、円形あるいはギザギザを有しているが、スタッド262の第一の直径部Dが六角形で、図12ないし図16に示された実施態様につき、上述されたのと同様にして、ロック表面264に係合するように構成されている。
図25は、本発明のさらに他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ300を示すものであり、折り畳み式ナイフ300は、卵形のスタッド302を備えている。さらに、他の非多角形状スタッドや、非円形状スタッドもまた、本発明の範囲内に属していると考えることができる。
図26は、本発明のさらに他の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフ310を示すものである。折り畳み式ナイフ310は、ハンドル312、ブレード314およびロックメカニズム316を備えている。
ハンドル312は、図示のように、互いに隣り合うように位置し、ノッチ321を画定する第一のロック表面318および第二のロック表面320を備えている。一方の側では、第二のロック表面320により、他方の側では、ハンドル312の背部330によって、ストップ・ノード323が画定されている。
ロックメカニズム316は、スロットとポスト322を備え、ポスト322は、それ自体、互いに隣り合い、その輪郭と位置が、それぞれ、第一のロック表面318および第二のロック表面320に対応する第一の表面326および第二の表面328を有するスタッド324を備えている。わかりやすさのため、図26には、スロットは図示されていない。スロットは、たとえば、本発明の他の実施態様において、図示され、説明されているように、形成することができる。さらに、図26においては、スタッド324は、本実施態様の特徴をより明瞭に参照できるようにするため、ノッチ321内における係合から、部分的に取り去られて、描かれている。ロックメカニズム316はまた、前記実施態様において、図示され、説明されたのと同様に、スタッド324を、スロットの第一の端部に向けて、バイアスするように構成されたバイアス部材(図示せず)を備えている。
ブレード314が、閉じた位置から、開いた位置に回転されると、図12ないし図16に示された実施態様につき説明されたのと同様にして、スタッド324が傾斜した肩部238に係合する。スタッド324が、傾斜した肩部238を第一のロック表面318から分離するコーナー部を通過すると、スタッド324は、第一の表面326および第二の表面328が、それぞれ、第一のロック表面318および第二のロック表面320に係合するように、ノッチ328内に入り込む。その結果、ブレード314は、開いた位置でロックされ、閉じた位置へ逆回転し、開いた位置を越えて、さらに回転することが防止される。ブレード314が過度に回転することは、スタッド324が、第一のロック表面318および第二のロック表面320に係合することによって防止されるから、ハンドル312は、ブレード314が過度に回転すること防止するストップ・ピンを備えていないことに注意すべきである。図26においては、スタッド324は、平らなディスク形状を有するように描かれているが、スタッド324の形状は任意であり、広く種々の形状に形成することができる。たとえば、スタッド324は、円形、卵型、多角形などを有していてもよいし、第一のロック表面318および第二のロック表面320は、スタッド324の選択された形状に適合する形状を有していてもよい。
本発明の一実施態様によれば、ハンドル312およびロックメカニズム316は、ブレード314が閉じた位置に位置しているときに、スタッド324が、ハンドル312の前部332の一部に支えられ、あるいは、係合して、ブレード314の閉じた位置に向かっての回転を制限するように構成されたストップ・ピンあるいは他の構造が不要になるように、構成されている。
本発明の別の実施態様によれば、スタッド324がスロットの第二の端部に向かう経路を完全に移動した場合でも、スタッド324がストップ・ノード328を通過することを防止するのに十分な長さを有するように、ストップ・ノード328の長さが決定される。したがって、意図的に、ブレード314を過度に回転させようとしても、ブレード314が過度に回転することがない。
本明細書において引用され、および/または、出願データシートにおいてリストされた米国特許、米国特許出願公開、米国特許出願、外国特許、外国特許出願および非特許文献は、ここに引用することによって、全体として、本明細書に組み込まれる。
上述したところから、例示の目的で、本発明の特定の実施態様につき、説明を加えたが、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、種々の変更が可能であることはいうまでもない。さらに、上述した実施態様の種々の特徴を組み合わせ、あるいは、その一部を省略して、本発明の範囲内に属する新たな実施態様とすることもできる。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲以外によって、何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである。
図1は、本発明の好ましい実施態様にかかるロックメカニズムが組み込まれた折り畳み式ナイフの等角図である。 図2は、図1に示された折り畳み式ナイフの正面図であり、ブレードがハンドルのブレード収容溝内に収容された状態を示している。 図3は、図1に示された折り畳み式ナイフの側面図であり、ブレードが開いた位置と閉じた位置との間で、旋回されている状態を示している。 図4は、図1に示された折り畳み式ナイフのブレードを開き、ロックするときのユーザーの手の親指を示す等角図である。 図5は、図1に示された折り畳み式ナイフのブレードのロックを解除し、ブレードを閉じるときのユーザーの手の親指を示す等角図である。 図6は、図1に示されたブレードロックメカニズムが組み込まれた折り畳み式ナイフの拡大部分図である。 図7は、図5の7−7線に沿った折り畳み式ナイフの一部断面平面図である。 図8は、図1の実施態様において用いることができる保持要素、バイアス要素およびエキスパンダーの組立分解等角図である。 図9は、図8に示された保持要素の等角図であり、バイアス要素およびエキスパンダーが保持要素内に収容された状態を示している。 図10は、ロックメカニズムを組み立てる方法を示すフローチャートである。 図11は、図10に示された方法のステップの詳細を示すフローチャートである。 図12は、本発明の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフを示すものであり、ブレードが、開いた位置と閉じた位置との間の種々の位置にある状態を示している。 図13は、本発明の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフを示すものであり、ブレードが、開いた位置と閉じた位置との間の種々の位置にある状態を示している。 図14は、本発明の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフを示すものであり、ブレードが、開いた位置と閉じた位置との間の種々の位置にある状態を示している。 図15は、本発明の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフを示すものであり、ブレードが、開いた位置と閉じた位置との間の種々の位置にある状態を示している。 図16は、本発明の好ましい実施態様にかかる折り畳み式ナイフを示す図面であり、ブレードが、開いた位置と閉じた位置との間の種々の位置にある状態を示している。 図17は、本発明の別の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフを示す図面である。 図18は、本発明の他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフを示す図面である。 図19は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフの側面図である。 図20は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフの背面図である。 図21は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフの側面図である。 図22は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフの背面図である。 図23は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフの側面図である。 図24は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフの背面図である。 図25は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフを示す図面である。 図26は、本発明のさらに他の好ましい実施態様かかる折り畳み式ナイフを示す図面である。
符号の説明
O ブレードが開いた位置
C ブレードが閉じた位置
L ロック位置
R 退避位置
20 折り畳み式ナイフ
22 ブレード
22a ブレードの舌部
22c ブレード・ポイント
24 ハンドル
24a ハンドルの一端部
24b 第一のロック要素
24c ハンドルの一端部の端面
24g ロック部
24e ハンドルの斜めの端部
24f コーナー部
24j 係合位置
26 ブレード収容溝
28 ロックメカニズム
30 第二のロック要素
32 ポスト
32a ピン
34 スロット
34a スロットの第一の部分
34b スロットの第二の部分
36 バイアス要素
36a バイアス要素の第一の端部
36b バイアス要素の第二の端部
38 保持要素
38a 保持要素の丸みのある部分
38b 保持要素の細長い部分
44 リテイナー
46 ノブ
48 広がった端部
50 エクスパンダー
52 ボールベアリング
200 折り畳み式ナイフ
206 ハンドルの背部
210 ハンドル
212 ブレード
214 ピボットピン
216 ロック構造
217 スロットの第二の端部
218 スロット
219 スロットの第一の端部
220 ポスト
222 スタッド
224 ピン
226 ストップピン
228 舌部
230 第一のノッチ
232 第二のノッチ
238 傾斜した肩部
239 コーナー部
240 ロック表面
244 ローブ
252 スロット
254 スロットの第一の端部
260 折り畳み式ナイフ
262 スタッド
264 ロック表面
270 折り畳み式ナイフ
272 スタッド
274 ロック表面
280 折り畳み式ナイフ
282 スタッド
284 ロック表面
290 折り畳み式ナイフ
292 スタッド
296 ポスト
298 ピン
300 折り畳み式ナイフ
302 スタッド
310 折り畳み式ナイフ
312 ハンドル
314 ブレード
316 ロックメカニズム
318 第一のロック表面
320 第二のロック表面
321 ノッチ
322 ポスト
323 ストップ・ノード
324 スタッド
326 スタッドの第一の表面
328 スタッドの第二の表面

Claims (10)

  1. 一端面上に、ロック表面を有するハンドルと、
    前記ハンドルに、回転可能に連結された舌端部を有し、閉じた位置と開いた位置との間で、前記ハンドルに対して、第一の軸線まわりに回転可能に構成されたブレードと、
    前記ブレードに、スライド可能に連結され、前記第一の軸線に平行な第二の軸線まわりに回転可能なロック用ポストであって、その輪郭が、前記ロック表面の輪郭に適合し、前記ロック表面と係合して、前記ブレードを前記開いた位置にロックするロック用ポスト
    を備えたことを特徴とする折り畳み式ナイフ。
  2. 前記ブレードが前記開いた位置に位置しているときに、前記ポストが、前記ロック表面によって画定される面に収束する線に沿って、スライド可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ナイフ。
  3. 前記ポストが、前記ブレード内に形成されたスロットに沿って、スライド可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ナイフ。
  4. 前記ハンドルが、前記一端面上に位置する傾斜した肩部と、前記傾斜した肩部と前記ロック表面の間に位置するコーナー部とを備え、前記傾斜した肩部と前記コーナー部とが、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、回転するのにしたがって、前記ロック用ポストが前記傾斜した肩部に接触するように位置決めされており、
    前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、回転し続けるのにしたがって、前記ポストが、前記傾斜した肩部によって、前記コーナー部を通過するまで、前記ブレードの前記舌端部から離れるように、強制的に移動されて、前記ブレードの前記舌端部に向かって、移動できるようになり、
    前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、さらに回転し続けるのにしたがって、前記ポストの前記表面が、前記傾斜した肩部に沿って、スライドし、前記ポストが、前記ポストの前記表面が前記傾斜した肩部に接触し、次いで、前記コーナー部を通過したときに、前記コーナー部に接触するように、回転し、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、さらに回転し続けるのにしたがって、前記ポストの前記表面が、前記ロック表面に接触するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ナイフ。
  5. 前記ハンドルが、前記ロック表面に隣り合うように配置された第二のロック表面を備え、前記ブレードが、前記開いた位置に向かって、回転するときに、前記ポストが、前記ロック表面と前記第二のロック表面との間に収容され、それによって、前記ブレードが、前記閉じた位置から、ロック位置を越えて、回転することが防止されるように、前記ロック表面および前記第二のロック表面が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ナイフ。
  6. 前記ポストの前記表面が、前記ポストの複数の表面の1つであり、前記ポストの前記複数の表面が、それぞれ、前記ロック表面の輪郭に適合した輪郭を有していることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ナイフ。
  7. 互いに対向する第一の表面と第二の表面とを備え、ハンドルに回転可能に連結されるとともに、閉じた位置と開いた位置との間で、第一の軸線まわりに回転可能に構成されたブレードと、
    第一の端部と第二の端部を備え、前記ブレードの前記第一の表面から前記第二の表面に向けて、前記ブレードを横断可能な細長いスロットであって、前記ブレードを前記開いた位置にロックするロック用ポストをスライド可能に収容するように構成されたポストと、
    前記細長いスロット内に位置し、前記ロック用ポストが、前記スロットの前記第二の端部にスライドすることを防止するように構成された保持部材
    を備えたことを特徴とする折り畳み式ナイフ。
  8. 前記保持部材が、前記スロットの前記第二の端部内に、密に嵌合可能なサイズを有し、前記保持部材が、前記保持部材を膨張させて、前記スロット内にロックする膨張部材を収容可能に構成されたことを特徴とする請求項7に記載の折り畳み式ナイフ。
  9. 前記スロットの前記第一の端部および前記スロットの中央領域が第一の幅を有し、前記スロットの前記第二の端部が、前記第一の幅よりも広い第二の幅を有していることを特徴とする請求項7に記載の折り畳み式ナイフ。
  10. さらに、前記ロック用ポストが、
    第一の端部および第二の端部と、前記第一の幅よりも小さい横方向の寸法を有するピンと、
    それぞれ、前記ピンの前記第一の端部および前記第二の端部に連結され、前記ポストが、前記細長いスロット内に、スライド可能に捕捉されるように、前記第一の幅よりも大きい寸法を有する第一のノブおよび第二のノブであって、前記保持部材が前記スロット内に存在しないときに、前記ポストを、前記スロットの前記第二の端部において、前記スロットから取り去ることができるように、少なくとも一方が、前記第二の幅よりも小さい寸法を有している第一のノブおよび第二のノブと
    を備えていることを特徴とする請求項9に記載の折り畳み式ナイフ。
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