JP2005304956A - 鞄用肩ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】 肩当て部を使用者の肩にぴったりとフィットするようにし、吊下げベルトが使用者の肩から自然にズリ落ちてしまうのを完全に防止できるようにした鞄用肩ベルトを提供する。
【解決手段】 吊下げベルト1の中間部に、二股の肩当て部2a、2bを隙間Sを有して設けたものにしている。そして、前記二股の肩当て部2a、2bの何れか一方は、長さ調整具8により調整可能なものにしている。さらに、前記長さ調整具8を、肩当て部2aの一端を連結部4に設けた挿通部9に摺動自在に挿通すると共に、この連結部4側に設けた調整バンド10を肩当て部2a側に設けた止めリング11に挿通し、この調整バンド10をさらに調整リング12の中ピン12aに巻き掛けるようにして、この調整リング12の二つの通し孔に摺動自在に挿通したものとしている。
【選択図面】 図2
【解決手段】 吊下げベルト1の中間部に、二股の肩当て部2a、2bを隙間Sを有して設けたものにしている。そして、前記二股の肩当て部2a、2bの何れか一方は、長さ調整具8により調整可能なものにしている。さらに、前記長さ調整具8を、肩当て部2aの一端を連結部4に設けた挿通部9に摺動自在に挿通すると共に、この連結部4側に設けた調整バンド10を肩当て部2a側に設けた止めリング11に挿通し、この調整バンド10をさらに調整リング12の中ピン12aに巻き掛けるようにして、この調整リング12の二つの通し孔に摺動自在に挿通したものとしている。
【選択図面】 図2
Description
この発明は、肩から吊り下げることができる鞄に使用される鞄用肩ベルトに関するものである。
従来、この種の鞄用肩ベルトには、肩に掛けた際に肩からズリ落ちないように工夫したものが存在する。
例えば、この種の鞄用肩ベルトとして、図7に示したように、巾広の直線状肩当パット22の両端に、それぞれ吊下げべルト23、24を所定の角度を保って連結して構成したものが存在する。
また、この種の鞄用肩ベルトとして、図8に示したように、あらかじめ全体が所定の角度で湾曲された曲線状肩当パット27の両端に、それぞれ吊下げベルト28、29を連結して構成したものが存在する。
さらに、この種の鞄用肩ベルトの前記図7、8に示したものの改良案として、図9に示したように、肩当パット31の上面に吊下げベルト32を積層固定した構成とし、金属板33の両端部に角度の異なる非平行なスリット34、35を有する方向変換金具36を前記吊下げベルト32の途中に介在させることによって、吊下げベルト32の両側を方向変換させたものが存在する(特許文献1)。
特開平9−215516号公報(第1、2頁、第2、4、5図)
上記従来の鞄用肩ベルトは、肩に掛け渡しながら鞄を使用者の身体の腋に吊り下げた場合に、肩に掛け渡した吊下げベルトが身体の外側方向に引っ張られ、吊下げべルトが肩から自然にズリ落ちてしまうのを防止するために、図7〜9に示されたいずれにおいても、肩当パットの両端に吊下げべルトを所定の角度を保って連結したものとしている。
しかしながら、鞄用肩ベルトを使用する者の肩形状は、撫で肩、怒り肩など各人によってそれぞれ特徴があり、肩当パットがその使用者の肩に添った形状にいくらか変形するとはいってもその変形の程度は限られており、肩当パットがその使用者の肩にぴったりとはフィットしないために、吊下げべルトが肩から自然にズリ落ちてしまうのを完全に防止できないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、肩当て部を使用者の肩にぴったりとフィットするようにし、吊下げベルトが使用者の肩から自然にズリ落ちてしまうのを完全に防止できるようにした鞄用肩ベルトを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明の鞄用肩ベルトは、吊下げベルト1の中間部に、二股の肩当て部2a、2bを隙間Sを有して設けたものとしている。
そして、この発明の鞄用肩ベルトは、前記二股の肩当て部2a、2bの何れか一方を、長さ調整具8により調整可能なものにしている。
さらに、この発明の鞄用肩ベルトは、前記長さ調整具8を、肩当て部2aの一端を連結部4に設けた挿通部9に摺動自在に挿通すると共に、この連結部4側に設けた調整バンド10を肩当て部2a側に設けた止めリング11に挿通し、この調整バンド10をさらに調整リング12の中ピン12aに巻き掛けるようにして、この調整リング12の二つの通し孔に摺動自在に挿通したものとしている。
この発明は、以上に述べたように構成されており、肩当て部を使用者の肩にぴったりとフィットするようにしたので、吊下げべルトが使用者の肩から自然にズリ落ちてしまうのを完全に防止することができるものとなった。
以下、この発明の鞄用肩ベルトを実施するための最良の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、この発明の鞄用肩ベルトの一実施形態を示しており、図2〜4は、この発明の鞄用肩ベルトの他の実施形態を示している。この発明のいずれの鞄用肩ベルトにおいても、吊下げベルト1の中間部に、二股の肩当て部2a、2bを隙間Sを有して設けたものとしている。
すなわち、この発明の鞄用肩ベルトは、分断した吊下げベルト1の一方1aと他方1bのそれぞれの内端を、前記肩当て部2a、2bの両端に連結したものとしている。図1に示したものでは、縫着することにより、図2〜4に示したものでは、連結環3を有した連結部4を介して、前記吊下げベルト1と肩当て部2a、2bを連結したものとしている。
さらに、この発明の鞄用肩ベルトは、前記吊下げベルト1の一方1aと他方1bにそれぞれ長さ調整具5が設けられ、さらにこれら吊下げベルト1の外端に連結具6が設けられ、その連結具6によって鞄Bに着脱自在として取り付けられるものとしている。なお、この発明の鞄用肩ベルトは、前記連結具6によることなく鞄Bに直接固着したものとしてもよい。
図1に示した鞄用肩ベルトは、前記二股の肩当て部2a、2bを内側(鞄用肩ベルトを使用者の肩に掛けた場合に内になる側)に湾曲させた形状としており、さらに内側になる肩当て部2bの外端にはなだらかな山状に膨らんだ補助当て部7を延設したものとしている。この補助当て部7は、使用者の肩との接触面積を広くし、肩からよりズリ落ち難くすると共に、肩との接触力を緩和して、使用者の肩が痛くならないようにするものである。なお、前記肩当て部2a、2bの裏側(鞄用肩ベルトを使用者の肩に掛けた場合にその肩に接触する側)には、必要に応じてスベリ止め加工が施されたり、クッション材を設けたものとすることができる。
図2〜4に示した鞄用肩ベルトは、前記二股の肩当て部2a、2bを内側(鞄用肩ベルトを使用者の肩に掛けた場合に内になる側)に湾曲させた形状としており、その湾曲の度合いを、外側になる肩当て部2aより、内側になる肩当て部2bの方が大きくなるようにしている。そして、この発明の鞄用肩ベルトは、前記外側になる肩当て部2aの長さを長さ調整具8により調整可能なものにしている。さらに、内側になる肩当て部2bの外端には、図示していないが、図1に示したものと同様に、なだらかな山状に膨らんだ補助当て部7を延設したものとすることができる。なお、前記肩当て部2a、2bの裏側(鞄用肩ベルトを使用者の肩に掛けた場合にその肩に接触する側)には、図1に示したものと同様に、必要に応じてスベリ止め加工が施されたり、クッション材を設けたものとすることができる。
前記長さ調整具8は、肩当て部2aの一端を連結部4に設けた挿通部9に摺動自在に挿通すると共に、この連結部4側に設けた調整バンド10を肩当て部2a側に設けた止めリング11に挿通し、この調整バンド10をさらに調整リング12の中ピン12aに巻き掛けるようにして、この調整リング12の二つの通し孔に摺動自在に挿通したものとしている。また、この長さ調整具8は、同様にして内側になる肩当て部2bに設けてもよく、この長さ調整具8によって、内側になる肩当て部2bの長さを調整可能なものにすることもできる。
そこで、このように構成したこの発明の鞄用肩ベルトの使用状態について、次に説明する。
図1のように構成した鞄用肩ベルトでは、図5に示したように、肩に掛け渡しながら二股の肩当て部2a、2bが肩に当たるようにして、鞄Bを使用者の身体の腋に吊り下げる。そしてこの時、使用者の肩の形状に応じて、前記肩当て部2a、2bの間の隙間Sを広げたり狭めることにより、場合によっては肩当て部2a、2bを引っ付けたり、重なり合わせて隙間Sを塞ぐようにすることにより、肩当て部2a、2bそれぞれの使用者の肩に当たる角度を調整して、これら肩当て部2a、2bを使用者の肩にぴったりとフィットさせるようにする。このようにすることにより、鞄用肩ベルトが使用者の肩からズリ落ちてしまうのを完全に防止することができる。
さらに、図2〜4のように構成した鞄用肩ベルトでは、図6に示したように、肩に掛け渡しながら二股の肩当て部2a、2bが肩に当たるようにして、鞄Bを使用者の身体の腋に吊り下げる。そしてこの時、使用者の肩の形状に応じて、前記肩当て部2a、2bの間の隙間Sを広げたり狭めることにより、場合によっては肩当て部2a、2bを引っ付けたり、重なり合わせて隙間Sを塞ぐようにすることにより、肩当て部2a、2bそれぞれの使用者の肩に当たる角度を調整して、これら肩当て部2a、2bを使用者の肩にぴったりとフィットさせるようにする。しかし、使用者の肩の形状によっては、このようにするだけでは、肩当て部2a、2bを使用者の肩にぴったりとフィットさせることができない場合がある。このような場合には、肩当て部2aの長さを長さ調整具8によりさらに調整して、これら肩当て部2a、2bを使用者の肩にぴったりとフィットさせるようにする。このようにすることにより、鞄用肩ベルトが使用者の肩からズリ落ちてしまうのを完全に防止することができる。なお、前記したように長さ調整具8は、肩当て部2a側に設けたものとしたが、必要によっては肩当て部2b側に設けたり、または両方に設けることもでき、この長さ調整具8により肩当て部2bの長さ、または両肩当て部2a、2bの長さを調整して、これら肩当て部2a、2bを使用者の肩にぴったりとフィットさせるようにすることもできる。
1 吊下げベルト
2a 肩当て部
2b 肩当て部
4 連結部
8 長さ調整具
9 挿通部
10 調整バンド
11 止めリング
12 調整リング
12a 中ピン
2a 肩当て部
2b 肩当て部
4 連結部
8 長さ調整具
9 挿通部
10 調整バンド
11 止めリング
12 調整リング
12a 中ピン
Claims (3)
- 吊下げベルト(1)の中間部に、二股の肩当て部(2a、2b)を隙間(S)を有して設けたことを特徴とする鞄用肩ベルト。
- 前記二股の肩当て部(2a、2b)の何れか一方を、長さ調整具(8)により調整可能なものにしたことを特徴とする請求項1記載の鞄用肩ベルト。
- 前記長さ調整具(8)を、肩当て部(2a)の一端を連結部(4)に設けた挿通部(9)に摺動自在に挿通すると共に、この連結部(4)側に設けた調整バンド(10)を肩当て部(2a)側に設けた止めリング(11)に挿通し、この調整バンド(10)をさらに調整リング(12)の中ピン(12a)に巻き掛けるようにして、この調整リング(12)の二つの通し孔に摺動自在に挿通したものとしたことを特徴とする請求項2記載の鞄用肩ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128768A JP2005304956A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 鞄用肩ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004128768A JP2005304956A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 鞄用肩ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005304956A true JP2005304956A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35434377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004128768A Pending JP2005304956A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 鞄用肩ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005304956A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039415A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Nikon Corp | ストラップ |
JP2013022102A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Takenaka Seni Kk | カーブ付ストラップ |
JP2015144766A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | エース株式会社 | 鞄用肩掛けベルト |
-
2004
- 2004-04-23 JP JP2004128768A patent/JP2005304956A/ja active Pending
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