JP2005303384A - 状態変更システム - Google Patents

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善久 井尻
Yoshiharu Sakuragi
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Abstract

【課題】 運転手の発意をもって携帯電話機を操作・設置などする必要なく、運転手の携帯電話機のみをドライブモード又はそれに準じる所定のモードに設定するシステムを提供すること。
【解決手段】 移動体の運転手がだれであるか、例えば運転席に設置された撮像装置によって撮像される画像を用いて判断される。そして、この運転手の所有する携帯電話機が特定され、この携帯電話機の状態が運転時状態へ変更される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動二輪車や普通自動車や大型自動車など、人間の運転手によって操縦・運転される移動体に適用されて有効な技術に関する。
自動二輪車や普通自動車などの移動体を操縦・運転する者(以下、「運転手」と呼ぶ)は、事故の防止などの観点から、その運転中には運転作業に集中する必要がある。運転手が運転の最中に携帯電話機を用いた通話などを行った場合、運転に対する注意が散漫になり事故に至ってしまう可能性もある。このような可能性を意識している運転手は、自ら携帯電話機を用いた送信を行うことは自制することが可能である。しかし、このような自制をできる運転手であっても、自身の携帯電話機に対して着信があった場合には応答を自制できず通話を行ってしまう場合があった。また、例え応答することを自制できたとしても、携帯電話機における着信反応(着信音の発生や発光部における発光など)により着信を認識し、そもそもその着信があったこと自体が運転手の意識を引きつけ、結果として運転に対する注意散漫や事故の可能性を招くことがあった。
このような問題を解決するため、携帯電話機にはドライブモードが設けられている。携帯電話機がドライブモードにある場合、携帯電話機に対する着信があったとしても携帯電話機は反応を示すことがない。このため、運転手は自信の携帯電話機に対する着信があったことに気がつくことなく、運転作業に集中することが可能となる。しかし、ドライブモードは運転手自身が運転の度に発意的に設定する必要があり、ドライブモードの設定し忘れや、運転手による意図的な不設定のために、ドライブモードが有効に動作しない場合があった。
このような問題に対し、携帯電話機の基地局に対する位置登録の頻度に基づいて高速移動中であることが検出され、自動的に留守番モード(上記のドライブモードに相当)への設定が行われる技術がある(特許文献1参照)。
また、自動車のエンジンが発動するときや高速走行時に、携帯電話機が自動的に留守番モード(上記のドライブモードに相当)へ切り替えられる技術がある(特許文献2参照)。
また、携帯電話機を自動車内に設けられた専用のホルダーに設置することによりドライブモードへの切り替えが実施される技術がある(特許文献3参照)。
特開平10−210143号公報 特開平11−198767号公報 特開2000−244972号公報
しかしながら、上記の三つの技術によっても解決できない問題があった。例えば、高速移動中であることが検出されることによってモード切り替えが実施される技術においては、同乗している運転手以外の者の携帯電話機までもが不要にドライブモードに設定されてしまうという問題があった。また、発進時や渋滞時などの低速移動中にも的確にドライブモードに変更することができないという問題もあった。
また、携帯電話機を専用のホルダーに設置することによってモード切り替えが実施され
る技術においては、結局、運転手が運転の度に発意的に設置を行う必要があり、設置し忘れや意図的な不設置といった問題は根本的には解決されていなかった。
そこで本発明はこれらの問題を解決し、運転手の発意をもって携帯電話機を操作・設置などする必要なく、運転手の携帯電話機のみをドライブモード又はそれに準じる所定のモードに設定するための装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は以下のような構成をとる。本発明の第一の態様は、移動体の運転手として撮像された人物の画像から顔の画像を検出し、検出された顔の画像を用いて、この運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段,各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段,同定処理の結果に基づいて、この運転手の携帯電話機を特定する特定手段,及び、特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更する状態変更手段を含む。
運転時状態とは、運転手が運転に集中する事を可能とすることを目的として設定される状態であり、例えばドライブモードと呼ばれる状態である。例えば、運転時状態にある携帯電話機は、着信があったとしても着信音や着信表示など着信を所有者等に通知するための動作を実行しない。また、例えば、運転時状態にある携帯電話機には、基地局等からの着信の通知がなされない。
本発明の第一の態様では、移動体の運転手がだれであるか、この運転手の画像を用いて判断される。そして、この運転手の所有する携帯電話機が特定され、この携帯電話機の状態が運転時状態へ変更される。このため、運転手は自身の携帯電話機を運転時状態とする場合に、わざわざ携帯電話機を操作する必要がない。また、例え同一の移動体に複数の乗員がいたとしても運転手の携帯電話機のみが運転時状態へ変更され、他の乗員の携帯電話機が不必要に運転時状態、即ち不便な状態に変更されることが防止される。
また、本発明の第一の態様は、同定手段による同定処理の結果によって、これまで運転手として判断されていた人物が運転席を離れたか否か判断する離席判断手段をさらに含むように構成されても良い。この場合、状態変更手段は、これまで運転手として判断されていた人物が運転席を離れたと判断された場合、この運転手の携帯電話機の状態を、運転時状態から通常の状態に変更するように構成されても良い。通常の状態とは、少なくとも運転時状態とは異なる状態であり、例えば発信元からの着信があった場合にユーザに対してこの着信を報知するように設定された状態である。このため、例えば通常の状態に遷移するために携帯電話機以外の装置(例えば中継局や基地局など)の状態も変更する必要がある場合は、適宜それらの装置に対する状態の変更が実施されることにより、携帯電話機が通常の状態となるように設計されてもよい。
離席判断手段は、例えば同定手段において画像から人の顔が検出されなくなった場合に、運転手として判断されていた人物が運転席を離れたと判断しても良いし、例えば同定手段による同定結果が前回までと異なるようになった場合に上記のように判断しても良い。
このように構成された本発明の第一の態様では、運転時状態となっている携帯電話機は、その所有者である運転手が運転席から離席することにより、通常の状態にその状態が戻る。従って、運転手は運転席から離席した際に、わざわざ自身の携帯電話機の状態を変更するための作業を行う必要がない。
また、本発明の第一の態様は、移動体の状態を取得する移動体状態取得手段をさらに含むように構成されても良い。この場合、状態変更手段は、移動体の状態が走行状態である
可能性を示す状態である場合に、特定手段によって特定された携帯電話機の状態を運転時状態へ変更するように構成されても良い。
移動体の状態とは、例えば移動体の走行速度,移動体のギア位置,移動体のサイドブレーキの状態などである。移動体の状態が走行状態である可能性を示す状態とは、例えば走行速度が所定の速度を超えている状態,ギアがニュートラルでない状態,サイドブレーキが引かれていない状態などである。
このように構成された本発明の第一の態様では、移動体の状態が走行状態である可能性を示す場合に、運転手の携帯電話機が運転時状態となる。従って、例え運転手が運転手として顔を撮像されていたとしても、移動体が走行していないと認められる状態でない限りその携帯電話機は運転時状態とはならない。従って、実際には運転手が運転していない状態のように、その携帯電話機が運転時状態となる必要がない場合に不必要に運転時状態となってしまう事を防止する事ができる。
また、本発明の第一の態様は、移動体の状態を取得する移動体状態取得手段をさらに含むように構成されても良い。この場合、状態変更手段は、移動体の状態が非走行状態である可能性を示す状態である場合に、この運転手の携帯電話機の状態を、運転時状態から通常の状態に変更するように構成されても良い。
移動体の状態が非走行状態である可能性を示す状態とは、例えば走行速度が所定の速度を超えていない状態,ギアがニュートラルである状態,サイドブレーキが引かれている状態などである。
このように構成された本発明の第一の態様では、移動体の状態が非走行状態である可能性を示す場合には、運転手の携帯電話機が通常の状態となる。従って、例え運転手が運転手として顔を撮像されていたとしても、移動体が走行していないと認められる状態ではその携帯電話機は通常の状態となる。従って、実際には運転手が運転していない状態のように、その携帯電話機が運転時状態となる必要がない場合に不必要に運転時状態となってしまう事を防止する事ができる。
本発明の第二の態様は、移動体に備えられる車載装置と、携帯電話機に備えられ当該携帯電話機の状態を所定の状態に変更する状態変更装置とを含む状態変更システムであって、車載装置は、移動体の運転手を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出し、検出された顔の画像を用いてこの運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、同定処理の結果に基づいてこの運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更すべき旨の命令を、当該携帯電話機に備えられた状態変更装置に対して伝達する伝達手段とを備え、状態変更装置は、車載装置の伝達手段からの命令が、自装置が備えられた携帯電話機に関する命令であるか否かを判断する命令解析手段と、命令解析手段によって自装置が備えられた携帯電話機に関する命令であると判断された場合に、当該携帯電話機を運転時状態に変更する変更手段とを備える。
本発明の第三の態様は、移動体に備えられる車載装置と、携帯電話機へ発信元からの着信を伝える基地局等に備えられ携帯電話機の状態を所定の状態に変更する状態変更装置とを含む状態変更システムであって、車載装置は、移動体の運転手を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出し、検出された顔の画像を用いてこの運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、同定処理の結果に基づいてこの運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更すべき旨の命令を
、前記基地局等に備えられた状態変更装置に対して伝達する伝達手段とを備え、状態変更装置は、車載装置の伝達手段からの命令が、いずれの携帯電話機に関する命令であるかを判断する命令解析手段と、命令解析手段によって判断された携帯電話機を運転時状態に変更する変更手段とを備える。
本発明の第四の態様は、移動体に備えられる車載装置と、携帯電話機へ発信元からの着信を伝える基地局等に備えられ携帯電話機の状態を所定の状態に変更する状態変更装置とを含む状態変更システムであって、車載装置は、移動体の運転手を撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像を状態変更装置へ送信する送信手段とを備え、状態変更装置は、送信手段から送信された画像を受信する受信手段と、受信された画像から人の顔を検出し、検出された顔の画像を用いてこの運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、同定処理の結果に基づいてこの運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更する状態変更手段とを備える。
第一〜第四の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されても良い。即ち、本発明は、上記した第一〜第四の態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録した記録媒体として特定することができる。また、本発明は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されても良い。
本発明によれば、運転手の発意をもって携帯電話機を操作・設置などする必要なく、運転手の携帯電話機のみをドライブモード又はそれに準じる所定のモード、即ち運転時状態に設定することが可能となる。
まず、以下の説明におけるドライブモードについて説明する。ドライブモードとは、携帯電話機の設定可能な状態の一つである。ドライブモードに設定された携帯電話機では、他者がこの携帯電話機に対してデータ送信や発呼を行った場合にも、着信をユーザに知らせるための処理(着信音の発信やバイブレータの動作や着信の表示など)が実行されない。ここでは、ドライブモードとして携帯電話機そのものがドライブモードに由来する動作を行う場合と、この携帯電話機を管理する基地局等がドライブモードに由来する動作を行う場合とについて説明する。基地局等とは携帯電話機と通信を行う基地局、中継局、交換機、IP(Internet Protocol)電話においてはIP電話サーバなどである。また基地局
等は状態変更装置の機能を含み、その機能は携帯電話網やインターネットに接続されたサーバによって実現されていても良い。
まず、携帯電話機そのものが動作を行う場合について説明する。この場合、携帯電話機に対して基地局等から着信が通知されたとしても、携帯電話機は着信をユーザに知らせるための動作を行わない。そして、携帯電話機はこの着信の履歴を記憶する。
次に、基地局等が動作を行う場合について説明する。この場合、基地局等は、どの携帯電話機がドライブモードとして設定されているかを管理する。そして、ドライブモードとして設定されている携帯電話機に対する着信があった場合、基地局等は、この着信の履歴を記憶し、携帯電話機に対する着信処理を行わない。
また、ドライブモードの状態に制御された携帯電話機又は基地局等は、留守番電話又はそれに準ずる動作を開始し、着信があった場合にはその送信元からのメッセージを録音するように構成されても良い。また、ドライブモードの状態に制御された携帯電話機又は基
地局等は、着信があった場合、その送信元に対し現在ドライブモードに制御されている旨を音声などによって通知するように構成されても良い。
また、ドライブモードが解除された携帯電話機は、ドライブモードに設定されている最中に着信があった場合や、この最中に録音された留守番メッセージがあった場合には、その旨をユーザに報知するように構成されても良い。この報知は、例えば着信音などの音声や表示やバイブレータの動作により実施されても良い。このとき、基地局等が動作を行う場合には、ドライブモードに設定されている最中に着信があった場合や、この最中に録音された留守番メッセージがあった場合には、解除が実施された際にその旨を携帯電話機に通知し、携帯電話機を介してユーザに報知するように構成されても良い。この通知は、例えば電子メールや独自プロトコルの通信などによって行われても良い。
[第一実施形態]
〔システム構成〕
まず、モード切替システム1の第一実施形態であるモード切替システム1aについて説明する。モード切替システム1aは、車載装置2a及びモード切替装置3aとを含む。以下、モード切替システム1aに含まれる各装置の構成について説明する。
〈車載装置〉
車載装置2aは、ハードウェア的には、バスを介して接続されたCPU(中央演算処理装置),主記憶装置(RAM),補助記憶装置などを備える。補助記憶装置は、不揮発性記憶装置を用いて構成される。ここで言う不揮発性記憶装置とは、いわゆるROM(Read-Only Memory:EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory),EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory),マスクROM等を含む)
,FRAM(Ferroelectric RAM),ハードディスク等を指す。
図1は、車載装置2a及びモード切替装置3aの機能ブロックを示す図である。車載装置2aは、補助記憶装置に記憶された各種のプログラム(OS,アプリケーション等)が主記憶装置にロードされCPUにより実行されることによって、入力部4,運転手情報記憶部5,運転手同定部6,命令送信部7a、及び運転手情報登録部8等を含む装置として機能する。運転手同定部6は、プログラムがCPUによって実行されることにより実現される。また、運転手同定部6や命令送信部7a等は専用のチップとして構成されても良い。次に、車載装置2aが含む各機能部について説明する。
〈〈入力部〉〉
入力部4は、車載装置2aが設置された自動車における運転手の画像を車載装置2aへ入力するためのインタフェースとして機能する。入力部4は、車載装置2aへ運転手の画像のデータを入力するためのどのような既存技術を用いて構成されても良い。
例えば、デジタルカメラ等の撮像装置から、当該撮像装置によって撮像された運転手の画像を車載装置2aへ入力するように入力部4が構成されても良い。また、例えばデジタルカメラ等の撮像装置を備えた他の車載装置から、この撮像装置によって撮像された運転手の画像を車載装置2aへ入力するように入力部4が構成されても良い。この場合、撮像装置や他の車載装置と車載装置2aとをデータ通信可能に接続する技術・規格(例えばローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)やUSB(Universal Serial Bus)等の有線接続や、無線LANやbluetooth等の無線接続の規格)に応じて入力部4が構成される。また、このような場合、上記した撮像装置は運転席に着座した人物の顔を撮像可能に設けられる。また、このような場合、入力部4は、所定のタイミングで上記した撮像装置が撮像を開始するように制御するように構成されても良い。所定のタイミングとは、運転手が運転席に着座したと推定されるタイミングであり、例えば運
転席に設けられる重量センサや、運転席に対してレイを発する赤外線センサや、運転席の開閉を監視するセンサや、エンジンが動作し始めたか否かを感知するセンサや、ギアがニュートラル以外に入ったか否かを感知するセンサや、サイドギアが解除されたか否かを感知するセンサなどによって判断される。また、上記の撮像装置は所定のタイミングなどに関わらず予め撮像を開始していて、撮像処理を継続しているように構成されても良い。
また、入力部4自身が、運転手の画像を撮像するための撮像装置として構成されても良い。この場合、入力部4は、CCD(Charge-Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサ等を用いて構成されても良い。また、このよう
な場合、入力部4は運転席に着座した人物の顔を撮像可能に設けられる。また、このような場合、入力部4は、所定のタイミングで撮像を開始するように構成されても良いし、所定のタイミングに関わらず予め撮像を開始していてその撮像を継続するように構成されても良い。
また、入力部4は上記された複数の技術・規格・装置に応じることが可能となるように構成されても良い。入力部4は、撮像を開始した後は、定期的(例えば数秒間おき、数十秒間おき、数分おきなど)に運転手の画像を取得し、この画像を運転手同定部6へ渡す。
〈〈運転手情報記憶部〉〉
運転手情報記憶部5は、いわゆる不揮発性記憶装置を用いて構成され、1又は複数の運転手情報を記憶する。運転手情報とは、運転手となる人物の顔情報とその人物の携帯電話機を特定するための携帯電話機特定情報とが対応付けられた情報である。顔情報とは、画像から人物を同定するために必要な情報である。顔情報とは、例えば、顔の各器官(眼,眉,額,鼻,鼻孔,唇,口など)の位置や各器官の画像の特徴量などである。また、携帯電話機特定情報とは、携帯電話機を一意に特定可能な情報であり、例えば携帯電話機の電話番号や携帯電話機に割り当てられたID等が相当する。
〈〈運転手同定部〉〉
運転手同定部6は、定期的に入力部4から入力された画像の人物の携帯電話機特定情報を特定する。また、運転手同定部6は、現在の運転手がだれであるかを記憶する。
まず、運転手同定部6は、入力部4から入力された画像から人の顔を検出する。人の顔が検出された場合、運転手同定部6は、検出された顔と運転手情報記憶部5に記憶される顔情報とを用いることによって、入力部4から入力された画像について同定処理を行う。
運転手同定部6は、入力部4から入力された画像の人物が、運転手情報記憶部5に記憶された人物であると判断し、且つ現在の運転手として記憶されている人物がいない場合(第一の場合)、同定された人物の携帯電話機特定情報を取得する。このとき、運転手同定部6は、所定の回数(又は所定時間)連続して、入力された画像の人物が上記のような人物であると判断した場合に、同定処理が成功したと判断し、同定された人物の携帯電話機特定情報を取得する。そして、運転手同定部6は、運転手が着座したことを示す情報と共に、取得した携帯電話機特定情報を命令送信部7aへ渡す。また、運転手同定部6は、このように運転手を特定できた場合には、この同定された人物が運転手として運転中であることを記憶する。
運転手同定部6は、入力部4から入力された画像の人物が、現在の運転手として記憶されている人物であった場合、特に処理を行うことなく新たに入力される画像への処理に移る。
運転手同定部6は、入力部4から入力された画像の人物が、運転手情報記憶部5に記憶
されていない運転手であり且つ現在の運転手として誰も記憶されていない場合は、特に処理を行わない。
運転手同定部6は、入力部4から入力された画像の人物と運転手として記憶している人物とが異なった場合、又は入力部4から入力された画像から人の顔を検出できなくなった場合、所定の回数、同定処理や顔の検出処理を繰り返す。運転手同定部6は、所定の回数処理を繰り返しても同じ結果が導かれる場合、運転手が変化したと判断し(第二の場合)、運転手として記憶されていた人物の携帯電話機特定情報を取得する。そして、運転手同定部6は、これまでの運転手が運転席からいなくなったことを示す情報と共に、取得した携帯電話機特定情報を命令送信部7aへ渡す。このとき、即ち第二の場合、運転手同定部6は、これまで運転手として記憶していた情報を破棄し、新たに同定された運転手に関して上記第一の場合と同様の処理を行うように構成される。
〈〈命令送信部〉〉
命令送信部7aは、運転手同定部6から受け取る情報に応じて、モード切替装置3aに設けられる命令受信部9aに対してモード切替命令を送信する。命令送信部7aは、命令受信部9aと通信可能に構成されれば、既存のどのような通信形態を適用することによって構成されても良い。例えば、無線通信(例:アンテナによる電波通信,赤外線トランスミッター)が適用されても、有線通信(例えば車載装置2aがクレードルとして車内に設けられそこに携帯電話機を設置することで有線通信を行う構成や、携帯電話機用ケーブルを用いた有線通信など)が適用されても良い。命令送信部7aは、例えば電話回線を用いて通信を行うように構成されても良い。この場合、命令送信部7aは、携帯電話機特定情報,通信路を確保するための情報(例えば電話番号),及び命令コードを含む信号をモード切替命令として送信する。
まず、命令送信部7aは、運転手同定部6から携帯電話機特定情報及び運転手が着座したことを示す情報を受け取った場合には、この携帯電話機特定情報及びドライブモードに切り替えるための命令コードを含むモード切替命令を生成する。一方、命令送信部7aは、運転手同定部6から携帯電話機特定情報及びこれまでの運転手が運転席からいなくなったことを示す情報を受け取った場合には、この携帯電話機特定情報及びドライブモードを解除するための命令コードを含むモード切替命令を生成する。
命令コードとは、携帯電話機特定情報に対応する携帯電話機のモードを切り替える事をモード切替装置3aに命令するためのコードである。例えば、携帯電話機をドライブモードに切り替えることを命令するためのコードや、ドライブモードを解除する事を命令するためのコードなどである。命令コードの書式などは、予めモード切替装置3aに対応して決定されている。
命令送信部7aは、モード切替命令を生成すると、このモード切替命令をモード切替装置3aに対して送信する。命令送信部7aは、Ack信号をモード切替装置3aから受信するまで、定期的にモード切替命令の送信を繰り返す。Ack信号とは、モード切替命令を受信したモード切替装置3aによって送信される信号であり、モード切替装置3aがモード切替命令を受信したことを示す信号である。
〈〈運転手情報登録部〉〉
運転手情報登録部8は、ユーザによって操作されることにより、新たな運転手情報を運転手情報記憶部5に記憶させる(登録する)。運転手情報登録部8は、顔情報及び携帯電話機特定情報とを入力可能に構成されればよく、既存のどのような技術が適用されても良い。以下に、運転手情報登録部8の具体例を示す。
運転手情報登録部8は、例えば撮像装置(例:CCDやCMOSセンサ),入力装置(例:キーボード,テンキー,ポインティングデバイス),及び不図示の顔情報抽出部を用いて構成されても良い。この場合、運転手情報として新たに登録される人物の画像が撮像装置によって撮像され、併せて入力装置によって携帯電話特定情報が入力される。そして、撮像装置によって撮像された顔の画像から顔情報抽出部が顔情報を抽出し、この顔情報と入力された携帯電話機特定情報とが対応付けて運転手情報記憶部5に登録される。
また、運転手情報登録部8は、例えば撮像機能付きの携帯電話機とデータ通信可能に構成されることにより実現されても良い。この場合、運転手情報として新たに登録される人物の画像が携帯電話機によって撮像され、この画像と共に携帯電話機内に記憶されている携帯電話特定情報が運転手情報登録部8へ送信される。そして、入力された顔画像から不図示の顔情報抽出部によって抽出される顔情報と、入力された携帯電話機特定情報とが対応付けて運転手情報記憶部5に登録される。
また、運転手情報登録部8は、例えば携帯電話機とデータ通信可能に構成される通信インタフェース及び撮像装置によって構成されても良い。この場合、運転手情報として新たに登録される人物の画像が撮像装置によって撮像され、併せて携帯電話機内に記憶されている携帯電話機特定情報が運転手情報登録部8へ送信される。また、運転手情報登録部8における不図示の顔情報抽出部は、運転手同定部6を用いて構成されても良い。
〈モード切替装置〉
次に、モード切替装置3aについて説明する。モード切替装置3aは、運転手等のユーザの携帯電話機に備えられ、又は接続される。モード切替装置3aは、車載装置2aから送信されるモード切替命令に従って動作し、自身が備えられる(接続される)携帯電話機のモードの切り替えを制御する。
モード切替装置3aは、ハードウェア的には、バスを介して接続されたCPU(中央演算処理装置),主記憶装置(RAM),補助記憶装置などを備える。補助記憶装置は、不揮発性記憶装置を用いて構成される。ここで言う不揮発性記憶装置とは、いわゆるROM(Read-Only Memory:EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory),EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory),マスクROM等を
含む),FRAM(Ferroelectric RAM),ハードディスク等を指す。
モード切替装置3aは、補助記憶装置に記憶された各種のプログラム(OS,アプリケーション等)が主記憶装置にロードされCPUにより実行されることによって、命令受信部9a,命令解析部10,及びモード切替部11a等を含む装置として機能する。命令解析部10は、プログラムがCPUによって実行されることにより実現される。また、命令受信部9a,命令解析部10,及びモード切替部11aは専用のチップとして構成されても良い。次に、モード切替装置3aが含む各機能部について説明する。
〈〈命令受信部〉〉
命令受信部9aは、同一車内の車載装置2aに備えられた命令送信部7aから送信されるモード切替命令を受信する。このため、命令受信部9aは、命令送信部7aの構成に応じた通信モジュールを用いて構成される。
命令受信部9aは、車載装置2aからモード切替命令を受信すると、このモード切替命令を命令解析部10へ渡す。
〈〈命令解析部〉〉
命令解析部10は、命令受信部9aから受け取るモード切替命令の内容を解析し、その
内容に応じてモード切替部11aへ命令コードを渡す。まず、命令解析部10は、モード切替命令に含まれる携帯電話機特定情報が、当該モード切替装置3aが備えられた携帯電話機を指し示す情報であるか否か判断する。この携帯電話機特定情報が、当該モード切替装置3aが備えられた携帯電話機を指し示す情報である場合、命令解析部10はこのモード切替命令に含まれる命令コードをモード切替部11aに渡す。
〈〈モード切替部〉〉
モード切替部11aは、命令解析部10から命令コードを受け取ると、この命令コードの内容を確認する。命令コードがドライブモードに切り替える事を示すコードである場合、モード切替部11aは、当該モード切替装置3aが備えられた携帯電話機をドライブモードに切り替える。即ち、モード切替部11aは、当該モード切替装置3aが備えられた携帯電話機の制御部に対して、ドライブモードに切り替わることを命令する。又は、モード切替部11aは、この携帯電話機の制御部に代わって、この携帯電話機に対し、ドライブモードに切り替えるための制御を行っても良い。
携帯電話機そのものがドライブモードに由来する動作を行う場合、携帯電話機の制御部又はモード切替部11aは、当該携帯電話機をドライブモードに応じて動作するように制御する。
基地局等でドライブモードに由来する動作を行う場合、携帯電話機の制御部又はモード切替部11aは、基地局等に対し、当該携帯電話機がドライブモードに設定されたことを通知する。そして、基地局等は、この携帯電話機をドライブモードとして取り扱う。
一方、命令コードがドライブモードを解除する事を示すコードである場合、モード切替部11aは、ドライブモードを解除する事を、当該モード切替装置3aが備えられた携帯電話機の制御部に対して命令する。又は、モード切替部11aは、この携帯電話機の制御部に代わって、この携帯電話機のドライブモードを解除するための制御を行っても良い。
携帯電話機そのものがドライブモードに由来する動作を行う場合、携帯電話機の制御部又はモード切替部11aは、当該携帯電話機のドライブモードを解除するように制御する。
基地局等でドライブモードに由来する動作を行う場合、携帯電話機の制御部又はモード切替部11aは、基地局等に対し、当該携帯電話機がドライブモードから解除されたことを通知する。そして、基地局等は、この携帯電話機をドライブモードではない端末として取り扱う。
〔動作例〕
図2は、車載装置2aの動作例を示すフローチャートである。以下、図2を用いて、車載装置2aの動作例について説明する。
車載装置2aの電源がオンになると(S01)、運転手の画像の撮像が開始され、入力部4を介して車載装置2aがこの画像を取得する(S02)。画像が取得されると、運転手同定部6は、取得された画像及び運転手情報記憶部5に記憶される運転手情報を用いて同定処理を行う(S03)。運転手の同定が失敗した場合(S04−No)、即ち所定の回数同定処理を行っても運転手を同定できない場合や画像から人が検出されなかった場合、S02の処理に戻り新たな画像が取得される。一方、運転手の同定に成功した場合(S04−Yes)、運転手同定部6は、同定された運転手に対応する携帯電話機特定情報を取得する(S05)。そして、命令送信部7aは、運転手同定部6によって取得された携帯電話機特定情報及びドライブモードに切り替えるための命令コードを含むモード切替命
令を送信する(S06)。命令送信部7aは、モード切替命令の送信先となったモード切替装置3aからAck信号を受信するまで定期的にモード切替命令を送信する(S07−No)。そして、命令送信部7aは、モード切替命令の送信先となったモード切替装置3aからAck信号を受信すると(S07−Yes)、入力部4に対しAck信号が受信された事を通知する。
入力部4は、Ack信号が受信された事を通知されると、運転手の新たな画像を取得し(S08)、運転手同定部6に画像を渡す。運転手同定部6は、入力部4を介して新たに取得された画像について同定処理を行う(S09)。運転手同定部6は、同定された運転手と運転中の人物として記憶されている人物とが同じである場合(S10−Yes)、S08以降の処理を再度実行し、新たな画像について同定処理を繰り返す。一方、運転手同定部6は、複数回の同定処理の結果、同定された運転手と運転中の人物とが異なると判断した場合(S10−No)、又は運転手の顔が検出されなくなったと判断した場合、命令送信部7aに対し、運転中の人物として記憶されていた者に対応する携帯電話機特定情報を渡す。そして、命令送信部7aは、この携帯電話機特定情報及びドライブモードを解除するための命令コードを含むモード切替命令を送信する(S11)。命令送信部7aは、モード切替命令の送信先となったモード切替装置3aからAck信号を受信するまで定期的にモード切替命令を送信する(S12−No)。そして、命令送信部7aは、モード切替命令の送信先となったモード切替装置3aからAck信号を受信すると(S12−Yes)、入力部4に対しAck信号が受信された事を通知する。そして、S02以降の処理が実行される。
図3は、モード切替命令を受信した場合のモード切替装置3aの動作例を示すフローチャートである。以下、図3を用いて、モード切替命令を受信した場合のモード切替装置3aの動作例について説明する。
命令受信部9aがモード切替命令を受信すると(S13)、命令解析部10は受信されたモード切替命令を解析し(S14)、このモード切替命令が自装置(自機)に対するものであるか否か判断する。自機に対するモード切替命令ではない場合(S15−No)、モード切替装置3a全体としてこのモード切替命令を無視する(S16)。一方、自機に対するモード切替命令であった場合(S15−Yes)、命令解析部10は受信されたモード切替命令に含まれる命令コードを解析し、移行すべきモードを判断する(S17)。移行すべきモードが現在のモードと同じである場合(S18−Yes)、モード切替装置3a全体としてこのモード切替命令を無視する(S19)。一方、移行すべきモードが現在のモードと異なる場合(S18−No)、モード切替部11aは、命令モードに従ってモードを切り替えるための処理を実行し(S20)、車載装置2aに対してAck信号を送信する(S21)。
〔作用/効果〕
モード切替システム1aでは、運転席に着座した者の顔が撮像され、この画像をもとに運転手がだれであるか同定処理によって判断される。そして、運転手として判断された者の携帯電話機特定情報(この情報は予めモード切替システム1aの車載装置2aに登録されている)が取得され、運転手の携帯電話機が特定される。そして、特定された携帯電話機に対しモード切替命令が出力され、この携帯電話機がドライブモードに設定される。このように、運転席において撮像される運転手の画像を用いてドライブモードに設定される携帯電話機が特定されるため、運転手以外の乗員の携帯電話機が不必要にドライブモードに設定される事がない。
また、車載装置2aから無線通信によってモード切替命令がモード切替装置3aへ送信されるように構成し、且つモード切替装置3aを携帯電話機に内蔵又は装着するように構
成することにより、携帯電話機が車内の限定された場所に設置されることなく自動的にドライブモードへの切り替え等が実施される。このため、モード切替システム1aがこのように構成されることにより、運転手は自身の携帯電話機を例えばポケットや鞄の中などからわざわざ取り出して車内の特定の場所に置く必要が無くなる。従って、車内の特定の場所へ置くことを忘れてしまう事などによってドライブモードへの切り替えが実施されないなどの問題を回避できる。また、同様の理由により、ユーザが故意に車内の特定の場所へ携帯電話機を置かない事によりドライブモードへの切り替えを止めようとする事を防止することも可能となる。
また、運転手の画像の撮像が行われる際に、ユーザは撮像されることを意識して通常の運転作業以外のことをする必要はない。即ち、ユーザはなんら意識することなく自身の携帯電話機がドライブモードに変更される。このため、ユーザに不必要な作業を強いる必要が無くなる。
また、ドライブモードの解除は、撮像された画像から運転手の顔が検出されなくなる事や、運転手として記憶されていた顔と異なる顔が検出されるようになる事(即ち同定処理の結果が異なるようになる事)をトリガーとして実施される。このため、ユーザは、設定されたドライブモードを意識的に解除する必要はなく、運転席から離れる事で自動的にドライブモードが解除される。
〔変形例〕
命令送信部7aは、運転手同定部6から受け取る情報に応じて含まれる命令コードの内容を制御するのではなく、車載装置2aが設置された自動車の状態に応じて命令コードの内容を制御するように構成されても良い。例えば、自動車の走行スピード,ギア位置(例えば、AT車の場合はドライブモードやパーキングモードやニュートラルモードなどに応じて、MT車の場合はニュートラルか否かに応じて),サイドブレーキなどの1又は複数の状態に応じて命令コードが制御されても良い。具体的には、例えば自動車の走行スピードが0kmになった時点,AT車の場合にはパーキングモードやニュートラルモードになって所定の時間が経過した時点,MT車の場合にはギアがニュートラルに入って所定の時間が経過した時点,サイドブレーキが引かれた時点などに、運転手の携帯電話機のドライブモードを解除するための命令コードを含むモード切替命令が送信されるように構成されても良い。このとき、送信されるモード切替命令には、この時点で撮像された運転手又は記憶されている運転手に対応する携帯電話機特定情報が含まれる。また、例えば走行スピードが0kmよりも速くなった時点,AT車の場合にはドライブモードになって所定の時間が経過した時点,MT車の場合にはギアがニュートラル以外(例えば2速や3速)に入った時点,サイドブレーキが解除された時点などに、運転手の携帯電話機をドライブモードとするための命令コードを含むモード切替命令が送信されるように構成されても良い。このときも、送信されるモード切替命令には、この時点で撮像された運転手に対応する携帯電話機特定情報が含まれる。
また、運転手同定部6は、運転手が誰であるかを特定し運転手識別子を出力するように構成されても良い。この場合、運転手同定部6以外の機能部、例えば命令送信部7aなどがこの運転手識別子に対応する携帯電話機特定情報を取得するように構成される。
また、命令送信部7aは、Ack信号の受信に関わらず、運転手同定部6から新たな命令コードが渡されるまで、前回送信したのと同じモード切替命令を定期的に送信するように構成されても良い。
運転手情報登録部8と入力部4とは、各々の一部又は全部の機能が一つの装置として実装されても良い。例えば、顔情報が入力される際に、同一の撮像装置によって撮像された
画像が運転手情報登録部8と入力部4とのどちらかに入力されるように構成されても良い。
[第二実施形態]
〔システム構成〕
次に、モード切替システム1の第二実施形態であるモード切替システム1bについて説明する。モード切替システム1bは、車載装置2b及びモード切替装置3bを含む。以下、モード切替システム1bに含まれる各装置の構成について、モード切替システム1aと異なる点について説明する。
〈車載装置〉
車載装置2bは、命令送信部7aに代えて命令送信部7bを備える点で車載装置2aと異なる。以下、命令送信部7bについて説明する。
〈〈命令送信部〉〉
命令送信部7bは、運転手同定部6から受け取る携帯電話機特定情報に応じて、モード切替装置3bに設けられる命令受信部9bに対してモード切替命令を送信する。命令送信部7bは、命令受信部9bとデータ通信可能に構成されれば、既存のどのような技術が適用される事により構成されても良い。例えば、命令送信部7bは、インターネットに接続するためのネットワークインタフェースとして構成されても良い。また、例えば命令送信部7bは、当該車載装置2bが設置された自動車に備えられた自動車電話機の回線を介して命令受信部9bとデータ通信可能となるように構成されても良い。
〈モード切替装置〉
モード切替装置3bは、携帯電話機に備えられるのではなく、携帯電話の基地局等に備えられる(接続される)点でモード切替装置3aと異なる。また、モード切替装置3bは、命令受信部9a及びモード切替部11aに代えて命令受信部9b及びモード切替部11bを備える点、及び命令解析部10aを備えない点でモード切替装置3aと異なる。以下、モード切替装置3bについて、モード切替装置3aと異なる点について説明する。
〈〈命令受信部〉〉
命令受信部9bは、モード切替装置3bが基地局等に備えられるのに応じて、具体的な実装方法などが命令受信部9aと異なる。命令受信部9bは、ネットワーク等を介して車載装置2bに備えられる命令送信部7bからのモード切替命令を受信する。ネットワーク等は長距離の通信が可能であればどのように構成されても良く、例えばインターネットを用いて構成されても良いし、電話の交換回線網を用いて構成されても良い。命令受信部9bは、命令送信部7bの構成に応じて構成される。
命令受信部9bは、車載装置2bからモード切替命令を受信すると、このモード切替命令をモード切替部11bへ渡す。
〈〈モード切替部〉〉
モード切替部11bは、命令受信部9bからモード切替命令を受け取ると、モード切替命令に含まれる携帯電話機特定情報及び命令コードを読み出す。そして、命令コードがドライブモードに設定することを示す場合、モード切替部11bは、携帯電話機特定情報によって特定される携帯電話機をドライブモードに切り替えることを、当該モード切替装置3bが備えられた基地局等の制御部に対して命令する。又は、モード切替部11bは、この基地局等の制御部に代わって、特定される携帯電話機をドライブモードに切り替えるための処理を行っても良い。
携帯電話機そのものがドライブモードに由来する動作を行う場合、基地局等又はモード切替部11bは、特定された携帯電話機に対してドライブモードに切り替わることを命令する。そして、この命令を受けた携帯電話機の制御部は、自装置をドライブモードとして制御する。
基地局等でドライブモードに由来する動作を行う場合、基地局等の制御部又はモード切替部11bは、特定された携帯電話機をドライブモードの端末として取り扱うように、基地局等の各機能部を制御する。
一方、命令コードがドライブモードを解除する事を示す場合、モード切替部11bは、携帯電話機特定情報によって特定される携帯電話機のドライブモードを解除する事を、当該モード切替装置3bが備えられた基地局等の制御部に対して命令する。又は、モード切替部11bは、この基地局の制御部に代わって、特定される携帯電話機のドライブモードを解除するための処理を行っても良い。
携帯電話機そのものがドライブモードに由来する動作を行う場合、基地局等又はモード切替部11bは、特定された携帯電話機に対してドライブモードを解除するように命令する。そして、この命令を受けた携帯電話機の制御部は、ドライブモードを解除するように自装置を制御する。
基地局等でドライブモードに由来する動作を行う場合、基地局等の制御部又はモード切替部11bは、特定された携帯電話機をドライブモードではない端末として取り扱うように、基地局等の各機能部を制御する。
〔作用/効果〕
モード切替システム1bでは、モード切替装置3bは各携帯電話機ではなく基地局等に備えられる。このため、モード切替システム1aとは異なり、ユーザにモード切替装置3aそのもの又はモード切替装置3aが備えられた携帯電話機などを購入させる必要が無く、携帯電話会社側の施設(基地局等)を変更することでモード切替システム1bを導入する事が可能となる。
[第三実施形態]
〔システム構成〕
次に、モード切替システム1の第三実施形態であるモード切替システム1cについて説明する。モード切替システム1cは、車載装置2c及びモード切替装置3cを含む。以下、モード切替システム1cに含まれる各装置の構成について、モード切替システム1bと異なる点について説明する。
〈車載装置〉
車載装置2cは、命令送信部7bに代えて命令送信部7cを備える点、及び運転手情報記憶手段5と運転手同定部6とを備えない点で車載装置2bと異なる。以下、命令送信部7cについて説明する。
〈〈命令送信部〉〉
命令送信部7cは、運転手の画像又は運転手情報を送信する点で命令送信部7bと異なる。
命令送信部7cは、入力部4から運転手の画像を、又は運転手情報登録部8から運転手情報を受け取る。命令送信部7cは、運転手の画像を受け取った場合は、この画像を命令受信部9cへ送信する。一方、命令送信部7cは、運転手情報を受け取ると、受け取った
運転手情報を命令受信部9cに対して送信する。命令送信部7cは、送信するデータに対して圧縮,暗号化などの処理を行うことにより、高速に及び/又はセキュアに送信するように構成されても良い。
〈モード切替装置〉
モード切替装置3cは、モード切替装置3bと同様に携帯電話の基地局等に備えられ又は接続される。モード切替装置3cは、命令受信部9bに代えて命令受信部9cを備える点、及び運転手情報記憶部12と運転手同定部13とをさらに備える点でモード切替装置3bと異なる。以下、モード切替装置3cに備えられる各機能部について説明する。
〈〈命令受信部〉〉
命令受信部9cは、ネットワーク等を介して車載装置2cの命令送信部7cから送信される運転手情報又は画像のデータを受信する。命令送信部7cが送信データに対して圧縮や暗号化などの処理を施している場合は、命令受信部9cは、受信したデータに対し解凍や復号化などの処理を行う。
命令受信部9cは、車載装置2cから運転手情報を含むモード切替命令を受信すると、この運転手情報を運転手情報記憶部12に渡し記憶させる。また、命令受信部9cは、車載装置2cから画像のデータを受信すると、このデータを運転手同定部13へ渡す。
〈〈運転手情報記憶部〉〉
運転手情報記憶部12は、設置される装置や接続される機能部の違いを除いては、第一実施形態における運転手情報記憶部5と同様に構成される。
〈〈運転手同定部〉〉
運転手同定部13は、複数の自動車(即ち複数の車載装置2c)における運転手について、命令受信部9cから受け取る画像のデータを用いて同定処理を行う。このため、運転手同定部13は、運転手同定部6と異なり複数の自動車における(即ち複数の車載装置2cにおける)運転中の運転手を記憶し同定処理を行う必要がある。このため、運転手同定部13は、各車載装置2cにおける現在の運転手を記憶する。
運転手同定部13は、設置される装置や接続される機能部の違い及び上記差異を除いては、第一実施形態における運転手同定部6と同様に構成される。
〔作用/効果〕
モード切替システム1cでは、運転手の同定処理や、モードを変更すべき携帯電話機の携帯電話機特定情報の取得処理は、車載装置2cではなくモード切替装置3cによって実施される。このため、各自動車などに必要となる車載装置2cのコストを削減する事が可能となる。
モード切替システムの第一実施形態における機能ブロック例を示す図である。 モード切替システムの第一実施形態における動作例を示すフローチャートである。 モード切替システムの第一実施形態における動作例を示すフローチャートである。 モード切替システムの第二実施形態における機能ブロック例を示す図である。 モード切替システムの第三実施形態における機能ブロック例を示す図である。
符号の説明
1a,1b,1c モード切替システム
2a,2b,2c 車載装置
3a,3b,3c モード切替装置
4 入力部
5 運転手情報記憶部
6 運転手同定部
7a,7b,7c 命令送信部
8 運転手情報登録部
9a,9b,9c 命令受信部
10 命令解析部
11a,11b モード切替部
12 運転手情報記憶部
13 運転手同定部

Claims (9)

  1. 移動体の運転手として撮像された人物の画像から顔の画像を検出し、検出された顔の画像を用いて、この運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、
    各人物と、その人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、
    前記同定処理の結果に基づいて、この運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更する状態変更手段と
    を含む状態変更システム。
  2. 前記同定手段による同定処理の結果によって、これまで運転手として判断されていた人物が運転席を離れたか否か判断する離席判断手段をさらに含み、
    前記状態変更手段は、これまで運転手として判断されていた人物が運転席を離れたと判断された場合、この運転手の携帯電話機の状態を、前記運転時状態から通常の状態に変更する請求項1に記載の状態変更システム。
  3. 前記移動体の状態を取得する移動体状態取得手段をさらに含み、
    前記状態変更手段は、前記移動体の状態が走行状態である可能性を示す状態である場合に、前記特定手段によって特定された携帯電話機の状態を前記運転時状態へ変更する請求項1に記載の状態変更システム。
  4. 前記移動体の状態を取得する移動体状態取得手段をさらに含み、
    前記状態変更手段は、前記移動体の状態が非走行状態である可能性を示す状態である場合に、この運転手の携帯電話機の状態を、前記運転時状態から通常の状態に変更する請求項1に記載の状態変更システム。
  5. 移動体に備えられる車載装置と、携帯電話機に備えられ当該携帯電話機の状態を所定の状態に変更する状態変更装置とを含む状態変更システムであって、
    前記車載装置は、移動体の運転手を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出し、検出された顔の画像を用いてこの運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、前記同定処理の結果に基づいてこの運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更すべき旨の命令を、当該携帯電話機に備えられた前記状態変更装置に対して伝達する伝達手段とを備え、
    前記状態変更装置は、前記車載装置の伝達手段からの命令が、自装置が備えられた携帯電話機に関する命令であるか否かを判断する命令解析手段と、前記命令解析手段によって自装置が備えられた携帯電話機に関する命令であると判断された場合に、当該携帯電話機を前記運転時状態に変更する変更手段とを備える状態変更システム。
  6. 移動体に備えられる車載装置と、携帯電話機へ発信元からの着信を伝える基地局等に備えられ携帯電話機の状態を所定の状態に変更する状態変更装置とを含む状態変更システムであって、
    前記車載装置は、移動体の運転手を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出し、検出された顔の画像を用いてこの運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、前記同定処理の結果に基づいてこの運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更すべき旨の命令を、前記基地局
    等に備えられた前記状態変更装置に対して伝達する伝達手段とを備え、
    前記状態変更装置は、前記車載装置の伝達手段からの命令が、いずれの携帯電話機に関する命令であるかを判断する命令解析手段と、前記命令解析手段によって判断された携帯電話機を前記運転時状態に変更する変更手段とを備える状態変更システム。
  7. 移動体に備えられる車載装置と、携帯電話機へ発信元からの着信を伝える基地局等に備えられ携帯電話機の状態を所定の状態に変更する状態変更装置とを含む状態変更システムであって、
    前記車載装置は、移動体の運転手を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像を前記状態変更装置へ送信する送信手段とを備え、
    前記状態変更装置は、前記送信手段から送信された画像を受信する受信手段と、前記受信された画像から人の顔を検出し、検出された顔の画像を用いてこの運転手が誰であるか同定処理を行う同定手段と、各人物とその人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段と、前記同定処理の結果に基づいてこの運転手の携帯電話機を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更する状態変更手段とを備える状態変更システム。
  8. 移動体を運転する各運転手と、各運転手の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段を備えた情報処理装置によって実行されるプログラムであって、
    移動体の運転手として撮像された人物の画像から顔の画像を検出し、検出された顔の画像を用いて、この運転手が誰であるか同定処理を行うステップと、
    前記同定処理の結果に基づいて、この運転手の携帯電話機を特定するステップと、
    特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更するステップと
    を情報処理装置に実行させるためのプログラム。
  9. 情報処理装置が、移動体の運転手として撮像された人物の画像から顔の画像を検出し、検出された顔の画像を用いて、この運転手が誰であるか同定処理を行うステップと、
    各人物と、その人物の所有する携帯電話機とが対応付けられた情報を記憶する記憶手段を備える情報処理装置が、前記同定処理の結果に基づいて、この運転手の携帯電話機を特定するステップと、
    情報処理装置が、特定された携帯電話機の状態を、移動体の運転時に適した状態として予め定められている運転時状態に変更するステップと
    を含む状態変更方法。
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