JP2005303219A - リアクトル装置 - Google Patents

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Tetsuo Tomisato
哲夫 冨里
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Abstract

【課題】 装置構造が簡単で比較的軽量であり、製作コストが低く、冷却性が良く、効率的なリアクトル装置を提供する。
【解決手段】 内孔2,2をそれぞれ有し、かつ、互いに接合して配置される一対のコア4,4と、これら一対のコア4,4の内孔2,2を貫通するように一対のコア4,4にそれぞれ多数回巻回される巻き線5とを備え、この巻き線5の互いに隣接する巻き線の間に隙間7を設けると共に、多数回巻回された巻き線5とコア4,4,の内孔2,2の周辺面2a〜2dとの間に空隙8を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば降圧型チョッパ回路等に用いられるリアクトル装置に係り、特に、簡便で製作コストが低く、冷却性が良く、効率的なリアクトル装置に関する。
図6に示すような一般的な降圧型チョッパ回路20では、三相交流電源に繋がる全波整流部21,コンデンサ22,スイッチ(チョッパトランジスタ)23,ダイオード24,及び負荷抵抗25を有すると共に、リアクトル(リアクタ)26が設けられる。
このリアクトル26を構成するリアクトル装置としては各種のものがあるが、大別して、空心リアクトル装置と鉄心リアクトルとに分けられる。空心リアクトル装置としては、例えば特開平9−251920号(特許文献1)に記載のものが挙げられ、鉄心リアクトル装置としては、例えば特開2003−257745号(特許文献2)に記載のものが挙げられる。なお、特開平9−251920号に記載の空心リアクトル装置は、鉄心やコアのないものであって、電線などを螺旋状に巻回したコイルの引き出し部に端子板を取付けて成るものである。また、特開2003−257745号に記載の鉄心リアクトル装置は、導線を巻いたコイルボビンに一対の巻鉄心を巻き付けて成るものである。
特開平9−251920号 特開2003−257745号
しかしながら、上述のような従来の空心リアクトル装置にあっては、鉄心やコアが無いので構成が簡単で軽量であるが、インダクタンスを大きくとることが難しく、チョッパ回路のリアクトルとしては適切でない。また、上述のような従来の鉄心リアクトル装置にあっては、その重量が可成り高重量になり、しかも空隙が少なく冷却性が悪いという不具合がある。さらに、絶縁材料が必要となり、その結果として高価になるという問題もある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、装置構造が簡単で比較的軽量であり、製作コストが低く、冷却性が良く、効率的なリアクトル装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明では、内孔をそれぞれ有し、かつ、互いに接合して配置される一対のコアと、前記一対のコアの内孔を貫通するように前記一対のコアにそれぞれ多数回巻回される巻き線とを備え、前記巻き線において互いに隣接する巻き線の間に隙間を設けると共に、多数回巻回された前記巻き線と前記コアの内孔の周辺面との間に空隙を設けるようにしている。
また、本発明では、前記巻き線をエッジワイズ巻きで形成している。
請求項1に記載の本発明は、巻き線において互いに隣接する巻き線(隣接線)の間に隙間を設けると共に、多数回巻回された巻き線とコアの内孔の周辺面との間に空隙を設けるようにしたものであるから、コアとこれに巻回される巻き線とから成る全体として簡素な構成の比較的軽量(小型)のリアクトル装置でありながら、コアと巻き線との間や互いに隣接する巻き線の間に空隙や隙間が存在するので、冷却性の向上、並びに、効率の向上を図ることができる。また、本発明のリアクトル装置によれば、絶縁材料を極力使用しなくても済むため、製作コストを低減でき、従って低コスト化を図ることが可能である。
また、請求項2に記載の本発明は、巻き線をエッジワイズ巻きで形成するようにしたものであるから、エッジワイズ巻きの巻き線を採用したことに伴い高周化特性が良くなり、小型化も可能となり、さらに浮遊容量を小さくすることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係るリアクトル装置1について図1〜図5を参照しながら説明する。なお、このリアクトル装置1は、例えば降圧型チョッパ回路で使用するものである。
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係るリアクトル装置1の全体構造を示すものである。なお、図1はリアクトル装置1の断面図、図2はリアクトル装置1の上面図、図3はリアクトル装置1の側面図である。図1〜図3に示すように、このリアクトル装置1は、内孔(内部空間部)2,2をそれぞれ有し、かつ、接合面3において互いに接合して配置されている同形の一対のコア4,4と、これらに巻回される巻き線(導線)5と、この巻き線5の両端部にそれぞれ取付けられる出力端子6,6等とから構成されている。
上述のコア4は、本実施の形態では四角形(矩形)のものであり、各々のコア4には内部空間部を構成する内孔2が形成されている。そして、この内孔2は、4つの周辺面2a,2b,2c,2dにてそれぞれ画成された矩形形状となされている。なお、コア4の材質は、通常のコア使用材から成る公知のもの(例えば、フェライトコア)であって良い。
また、本実施形態のリアクトル装置1に用いられる巻き線5は、平角線のものから成り、1本の角線材を螺旋状に隣接して多数列巻回したものから成り、その巻き方としては平角線を幅方向に円環螺旋状に巻回するような所謂エッジワイズ巻きが採用されている。なお、図2、図3及び図4に示すように互いに隣接する巻き線(隣接線)の間には隙間7が形成される。エッジワイズ巻きは、巻き方としては公知のものであり、平角線の使用に伴う断面積の増大により、コイルの小型化,コスト低減,効率アップ等の効果を得ることができる。さらに、エッジワイズ巻きの場合には、巻き線5の表面積を大きくし、かつ、巻き数を増やすことができるので、抵抗損失が少なくインダクタンスを大きくとることができる。
巻き線5は、図1に示すように、コア4の内孔2を貫通して多数回巻回され(図4参照)、このように多数回巻回された状態の巻き線5とコア4の内孔2の4つの周辺面2a〜2dとの間に空隙8がそれぞれ設けられている。すなわち、巻き線5は、互いに隣接する巻き線間に隙間7を有し、かつ、コア4の内孔2の周辺面2a〜2dとの間に空隙8が存在するような状態で、そして多数回巻回された巻き線5の中空部5a内にコア4,4の接合辺部9,9(図1及び図2参照)が間隔を隔てて取り囲まれた状態の下で、コア4に対応配置されている。従って、コア4と巻き線5とは互いに接触することなく対応配置されるので、これらの間に特別な絶縁材料を配置する必要はない。
この様な構成の本実施形態のリアクトル装置1は、図5に示す特性を有するものとすることができる。なお、図5は横軸に直流電流(A)をとり、縦軸にインダクタンス(μH)をとったものである。本実施形態のリアクトル装置1としては、例えば、直流電源135Aで100μH以上のインダクタンスを有するという要件を満足するものを容易に作ることができる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。例えば、コア4の外形形状や内孔2の周辺面形状等な必要に応じて適宜に変更可能であり、巻き線5については平角線ではなく、断面円形の丸線を用いるようにしても良い。また、巻き線4の巻き形状は既述の実施形態のような円環螺旋形状である必要はなく、例えば矩形状に巻回するようにしても良い。また、本発明は、降圧型チョッパ回路で使用するリアクトル装置1に限定されるものではなく、その他の各種の回路に用いられるリアクトル装置にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るリアクトル装置の断面図である。 同上のリアクトル装置の上面図である。 同上のリアクトル装置の側面図である。 エッジワイズ巻きの巻き線の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るリアクトル装置の直流電流とインダクタンスとの関係を示すグラフである。 リアクトル装置を使用した降圧型チョッパ回路の回路図である。
符号の説明
1 リアクトル装置
2 内孔(内部空間部)
2a〜2d 周辺面
3 接合面
4 コア
5 巻き線
5a 中空部
7 隙間
8 空隙
9 接合辺部

Claims (2)

  1. 内孔をそれぞれ有し、かつ、互いに接合して配置される一対のコアと、前記一対のコアの内孔を貫通するように前記一対のコアにそれぞれ多数回巻回される巻き線とを備え、前記巻き線において互いに隣接する巻き線の間に隙間を設けると共に、多数回巻回された前記巻き線と前記コアの内孔の周辺面との間に空隙を設けるようにしたことを特徴とするリアクトル装置。
  2. 前記巻き線をエッジワイズ巻きで形成したことを特徴とする請求項1に記載のリアクトル装置。
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