JP2005300464A - 測位連携処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮すること。
【解決手段】 測位指示部12で、利用者が行う操作部11の操作又は電話機等の外部通信装置からの測位指示信号が入力された際に測位部14に対して測位指示を行う。この測位指示によって測位部14が測位を行う。測位結果利用処理部16が、その測位で得られた測位結果を利用する所定の処理と、測位結果を利用しない所定の処理とを行う。そして、利用可能性判断部18−1が、操作部11又は外部通信装置からの測位指示を受ける前であって、測位結果利用処理部16が測位結果を利用しない処理を実行中に、この実行後、当該測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断し、可能性があれば測位指示信号を測位指示部12へ出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 測位指示部12で、利用者が行う操作部11の操作又は電話機等の外部通信装置からの測位指示信号が入力された際に測位部14に対して測位指示を行う。この測位指示によって測位部14が測位を行う。測位結果利用処理部16が、その測位で得られた測位結果を利用する所定の処理と、測位結果を利用しない所定の処理とを行う。そして、利用可能性判断部18−1が、操作部11又は外部通信装置からの測位指示を受ける前であって、測位結果利用処理部16が測位結果を利用しない処理を実行中に、この実行後、当該測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断し、可能性があれば測位指示信号を測位指示部12へ出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機等の通信装置に用いられる測位連携処理装置に関し、特に、GPS(Global Positioning System)等による測位機能と、この測位機能の測位により得られた測位結果を利用して何らかの処理を行う処理機能とを有する測位連携処理装置に関する。
従来、測位機能による測位時間を短縮する手法として、例えば特許文献1及び2に記載のものがある。
特許文献1は、GPS測位においてアシストデータを効率的に受信する装置、特許文献2は、アシストデータを事前に取得しておく装置であり、何れの装置においても、測位時間を短縮することができるようになっている。
特許文献1は、GPS測位においてアシストデータを効率的に受信する装置、特許文献2は、アシストデータを事前に取得しておく装置であり、何れの装置においても、測位時間を短縮することができるようになっている。
また、測位と測位結果を利用した処理とが連携する構成の装置として、例えば特許文献3に記載のものがある。
特許文献3は、衛星から送られてくる電波を受信して現在位置を算出する測位機能と、これ以外の他の機能とを有する測位端末における測位方法であって、測位を開始したとき、有効な衛星情報が保持されていなかった場合には、他の機能に関する動作を休止する。
特許文献3は、衛星から送られてくる電波を受信して現在位置を算出する測位機能と、これ以外の他の機能とを有する測位端末における測位方法であって、測位を開始したとき、有効な衛星情報が保持されていなかった場合には、他の機能に関する動作を休止する。
この方法によって、測位開始時に、有効な衛星情報が保持されていなかった場合には、測位機能以外の他の機能に関する動作を休止することにより、衛星情報を新たに取得する間には、他の機能に関する動作に伴う不要輻射電波の発生を抑制し、高い衛星追尾感度を確保するようになっている。
つまり、衛星情報を新たに取得する場合は、測位機能以外の機能が動作しないので、測位機能の動作のみによって測位開始当初における測位までの処理を効率良く行わせることが可能なようになっている。
特開2002−243830号公報
特開2002−181918号公報
特開2004−61336号公報
つまり、衛星情報を新たに取得する場合は、測位機能以外の機能が動作しないので、測位機能の動作のみによって測位開始当初における測位までの処理を効率良く行わせることが可能なようになっている。
しかし、上記特許文献1,2,3の何れの装置も、測位時間のみを短縮することに焦点を絞った技術である。このため、測位結果を基にして地図情報を得る装置や、何らかの装置設定を行う際に位置情報が必要な装置の様に、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する装置においては、測位時間の短縮のみならず、処理機能による処理時間も含めた全体の処理時間を短縮させることができないという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる測位連携処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる測位連携処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による測位連携処理装置は、利用者の操作及び外部装置の何れか一方による測位指示に応じて測位を行う測位機能を有し、この測位機能で得られる測位結果を利用した処理を行う測位連携処理装置において、前記測位結果を利用しない処理の実行中に、測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記可能性があると判断された際に前記測位機能に測位指示を行う指示手段とを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、利用者の操作又は外部装置からの測位指示以前に測位機能を起動することにより、実際に測位指示が与えられた場合に測位機能が既に測位を実行中又は実行完了となるようにしたので、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。
また、本発明の請求項2による測位連携処理装置は、請求項1において、所定の処理を実行させるためのコマンドを少なくとも1つ以上表示させるメニューが階層構造で用意され、この階層構造のメニューの中に、前記測位機能に測位指示を実行させるための測位実行コマンドを表示するメニューが含まれる場合に、利用者のメニュー選択操作に応じて下位又は上位のメニューを選択して表示する階層メニュー手段を更に備え、前記判断手段は、前記階層メニュー手段にて選択されたメニューが、前記測位実行コマンドを表示するメニューに途中で枝分かれすることなく繋がっている場合に、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行うことを特徴としている。
また、本発明の請求項2による測位連携処理装置は、請求項1において、所定の処理を実行させるためのコマンドを少なくとも1つ以上表示させるメニューが階層構造で用意され、この階層構造のメニューの中に、前記測位機能に測位指示を実行させるための測位実行コマンドを表示するメニューが含まれる場合に、利用者のメニュー選択操作に応じて下位又は上位のメニューを選択して表示する階層メニュー手段を更に備え、前記判断手段は、前記階層メニュー手段にて選択されたメニューが、前記測位実行コマンドを表示するメニューに途中で枝分かれすることなく繋がっている場合に、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行うことを特徴としている。
この構成によれば、階層メニュー手段にてメニューが選択された際に、当該メニューの下位のメニューの測位実行コマンドにて測位が実行される可能性があると判断される場合、測位機能を起動する。これによって、実際に測位実行コマンドによって測位指示が実行された時に、測位機能が既に測位を実行中又は実行完了となるようにしたので、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。
また、本発明の請求項3による請求項1または2において、利用者の操作内容を利用履歴情報として記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された利用履歴情報に基づき、操作に応じた処理が測位処理に至る場合の利用手順を少なくとも1つ以上求めておき、測位指示以外の操作が行われた際に当該操作内容が測位処理に至る場合の利用手順に該当すると推定される場合、当該操作内容が測位処理に至ることを示す推定結果を得る推定手段とを更に備え、前記判断手段は、前記推定手段からの推定結果が測位処理に至ることを示す場合、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行うことを特徴としている。
この構成によれば、測位連携処理装置の利用者の操作の癖を学習し、測位が指示されるタイミングを事前に予測し、測位が実際に指示される前に測位機能を開始しておくことで、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。
また、本発明の請求項4による請求項1から3の何れか1項において、インターネットから受信されて画面表示されるWebページにて、利用者の操作で選択可能な命令中に測位命令が含まれることを認識した場合、前記判断手段へ測位実行の可能性が有ることを示す特定情報を出力する構文解釈手段を更に備え、前記判断手段は、前記構文解釈手段から特定情報が入力された際に、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行うことを特徴としている。
また、本発明の請求項4による請求項1から3の何れか1項において、インターネットから受信されて画面表示されるWebページにて、利用者の操作で選択可能な命令中に測位命令が含まれることを認識した場合、前記判断手段へ測位実行の可能性が有ることを示す特定情報を出力する構文解釈手段を更に備え、前記判断手段は、前記構文解釈手段から特定情報が入力された際に、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行うことを特徴としている。
この構成によれば、実際の利用者操作により測位が必要であることが検知され、これによって測位指示が行われた時点では、既に測位が実行されているので、測位結果を取得までの時間が短縮されることになる。
また、本発明の請求項5による測位連携処理装置は、測位を行う測位機能と、この測位機能で得られる測位結果を利用する処理を行う処理機能とを有する測位連携処理装置において、利用者の操作で実行される処理が、前記測位機能の測位で得られる測位結果を利用する処理であるか否かを判断し、測位結果を利用する処理であると判断した場合に、前記処理機能に対して、前記測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行する指示を行う判断手段を備えたことを特徴としている。
この構成によれば、測位と同時に測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行するようにしたので、少なくとも、その事前に必要な処理に掛かる時間分は、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
また、本発明の請求項5による測位連携処理装置は、測位を行う測位機能と、この測位機能で得られる測位結果を利用する処理を行う処理機能とを有する測位連携処理装置において、利用者の操作で実行される処理が、前記測位機能の測位で得られる測位結果を利用する処理であるか否かを判断し、測位結果を利用する処理であると判断した場合に、前記処理機能に対して、前記測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行する指示を行う判断手段を備えたことを特徴としている。
この構成によれば、測位と同時に測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行するようにしたので、少なくとも、その事前に必要な処理に掛かる時間分は、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
以上説明したように本発明によれば、利用者の操作又は外部装置からの測位指示以前に測位機能を起動することにより、実際に測位指示が与えられた場合に測位機能が既に測位を実行中又は実行完了となるようにしたので、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。また、測位と同時に測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行するようにしたので、少なくとも、その事前に必要な処理に掛かる時間分を短縮することができる。
従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができるという効果がある。
従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
但し、本明細書中の全図において相互に対応する部分には同一符号を付し、重複部分においては後述での説明を適時省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す測位連携処理装置10は、操作部11と、測位指示部12と、測位部14と、測位結果利用処理部16と、利用可能性判断部18−1とを備えて構成されている。
測位指示部12は、利用者が行う操作部11の操作によって生成される測位指示信号又は図示せぬ電話機等の外部通信装置からの無線又は有線による測位指示信号が入力された際に測位部14に対して測位指示を行う。
測位指示部12は、利用者が行う操作部11の操作によって生成される測位指示信号又は図示せぬ電話機等の外部通信装置からの無線又は有線による測位指示信号が入力された際に測位部14に対して測位指示を行う。
測位部14は、その測位指示を受けた場合に測位を行う。
測位結果利用処理部16は、測位部14で得られた測位結果を利用する所定の処理と、測位結果を利用しない所定の処理とを行う。
利用可能性判断部18−1は、操作部11又は外部通信装置からの測位指示信号に基づく測位指示を受ける前であって、測位結果利用処理部16が測位結果を利用しない処理を実行中に、この実行後、当該測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断し、可能性があれば測位指示信号を測位指示部12へ出力するようになっている。
測位結果利用処理部16は、測位部14で得られた測位結果を利用する所定の処理と、測位結果を利用しない所定の処理とを行う。
利用可能性判断部18−1は、操作部11又は外部通信装置からの測位指示信号に基づく測位指示を受ける前であって、測位結果利用処理部16が測位結果を利用しない処理を実行中に、この実行後、当該測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断し、可能性があれば測位指示信号を測位指示部12へ出力するようになっている。
このような構成の測位連携処理装置10における測位結果利用可能性判断処理の動作を、図2のフローチャートを参照して説明する。
図2には、測位結果利用処理部16及び測位部14において、幾つかの処理A〜Eが連携して動作する場合に、それぞれの処理A〜Eの処理結果に応じてある確立で次の処理が選択される状態を示している。
つまり、ステップS1で実行される処理Aの処理結果に応じてステップS2の処理Bに遷移する確率は80%、ステップS3の処理Cに遷移する確率は20%である。更に処理Bの処理結果に応じてステップS4の処理Dに遷移する確率は20%、処理Bが終了となる確率は80%である。処理Cの処理結果に応じてステップS4の処理Dに遷移する確率は90%、ステップS5の処理Eに遷移する確率は10%である。処理Dが行われると必然的にステップS6の測位が実行されたのち終了し、また、処理Eでは測位は行われずその処理Eを終了する。
図2には、測位結果利用処理部16及び測位部14において、幾つかの処理A〜Eが連携して動作する場合に、それぞれの処理A〜Eの処理結果に応じてある確立で次の処理が選択される状態を示している。
つまり、ステップS1で実行される処理Aの処理結果に応じてステップS2の処理Bに遷移する確率は80%、ステップS3の処理Cに遷移する確率は20%である。更に処理Bの処理結果に応じてステップS4の処理Dに遷移する確率は20%、処理Bが終了となる確率は80%である。処理Cの処理結果に応じてステップS4の処理Dに遷移する確率は90%、ステップS5の処理Eに遷移する確率は10%である。処理Dが行われると必然的にステップS6の測位が実行されたのち終了し、また、処理Eでは測位は行われずその処理Eを終了する。
この様な処理を行う場合に、利用可能性判断部18−1において、上述したと同様に測位結果利用処理の可能性があるか否かの判断として、処理Dに遷移する確率が例えば50%を越える場合、上記の可能性があると判断するように設定されているとする。
図2の処理例では、処理Aの実行段階では、測位結果が利用される可能性、言い換えれば、測位が実行される可能性が34%であるが、処理Cに遷移した段階では90%の確率で測位が実行され、また処理Bに遷移した段階では20%の確率で測位が実行されることになる。
図2の処理例では、処理Aの実行段階では、測位結果が利用される可能性、言い換えれば、測位が実行される可能性が34%であるが、処理Cに遷移した段階では90%の確率で測位が実行され、また処理Bに遷移した段階では20%の確率で測位が実行されることになる。
このことから利用可能性判断部18−1は、測位結果利用処理部16での処理が処理Cに遷移した時点で、測位結果利用処理の可能性があると判断して測位指示部12へ測位指示信号を出力する。
これによって、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。この測位は、処理Cと並列して行われることになり、処理Cが終了して処理Dに遷移し、更に処理Dが終了してステップS6の測位実行の段階に遷移した時点では、処理CとDを合わせた処理時間が測位時間よりも長ければ、測位は終了していることになる。この場合、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が、測位実行時間分、短縮される。
これによって、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。この測位は、処理Cと並列して行われることになり、処理Cが終了して処理Dに遷移し、更に処理Dが終了してステップS6の測位実行の段階に遷移した時点では、処理CとDを合わせた処理時間が測位時間よりも長ければ、測位は終了していることになる。この場合、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が、測位実行時間分、短縮される。
一方、処理CとDを合わせた処理時間が測位時間より短くても、ステップS6の測位実行に遷移した段階で、測位は途中まで実行されているので、処理Dが終了してから測位を実行するよりも、全体の時間が短縮される。
このような第1の実施の形態の測位連携処理装置10によれば、利用者の操作部11の操作又は外部通信装置からの測位指示以前に操作部11の測位を起動することにより、実際に測位指示が与えられた場合に既に測位を実行中又は実行完了となるようにしたので、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
このような第1の実施の形態の測位連携処理装置10によれば、利用者の操作部11の操作又は外部通信装置からの測位指示以前に操作部11の測位を起動することにより、実際に測位指示が与えられた場合に既に測位を実行中又は実行完了となるようにしたので、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図3に示す測位連携処理装置30が図1に示した測位連携処理装置10と異なる点は、利用可能性判断部18−2が、測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断する場合に、階層メニュー部32にて選択されたメニューから判断するようにしたことにある。
階層メニュー部32においては、図4に示すように、所定の処理を実行させるためのコマンドを少なくとも1つ以上表示させるメニューa〜jが階層構造で用意されており、利用者の操作部11におけるメニュー選択操作によって下位又は上位のメニューが選択されるようになっている。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図3に示す測位連携処理装置30が図1に示した測位連携処理装置10と異なる点は、利用可能性判断部18−2が、測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断する場合に、階層メニュー部32にて選択されたメニューから判断するようにしたことにある。
階層メニュー部32においては、図4に示すように、所定の処理を実行させるためのコマンドを少なくとも1つ以上表示させるメニューa〜jが階層構造で用意されており、利用者の操作部11におけるメニュー選択操作によって下位又は上位のメニューが選択されるようになっている。
各メニューa〜jにおいて、メニューkとiには、測位指示部12へ測位指示信号を出力して測位部14に測位を実行させるためのコマンド(測位実行コマンド)が表示され、このコマンドが操作部11の操作で選択されることにより測位指示信号が測位指示部12へ出力され、測位部14にて測位が実行されるようになっている。
利用可能性判断部18−2は、階層メニュー部32にて選択されたメニュー(例えばe)が測位実行コマンドを表示するメニュー(k又はi)に途中で枝分かれすることなく繋がっている場合に、上記の測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して、測位指示信号を測位指示部12へ出力するようになっている。
利用可能性判断部18−2は、階層メニュー部32にて選択されたメニュー(例えばe)が測位実行コマンドを表示するメニュー(k又はi)に途中で枝分かれすることなく繋がっている場合に、上記の測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して、測位指示信号を測位指示部12へ出力するようになっている。
このように判断を行うようにしたのは次の理由による。例えば現在選択中のメニューがbであれば、下位に向かう途中で、測位実行コマンドを表示しないメニューdへ枝分かれがあるため、そのメニューdへ遷移する可能性がある。しかし、測位実行コマンドを表示しないメニューdへの枝分かれが無いメニューeであれば、途中で操作がキャンセルされない限りは、メニューk又はiに移行して測位実行コマンドが選択されることによって、測位指示信号が測位指示部12へ出力される可能性がある。
つまり、利用可能性判断部18−2は、例えば選択されたメニューがeの場合は上記の測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して、測位指示信号を測位指示部12へ出力する。
これによって、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。この測位は、メニューeにおけるコマンド実行処理と並列して行われることになり、そのメニューeのコマンド実行処理が終了して例えばメニューkの測位実行コマンドによる実行処理に遷移した時点では、メニューeでのコマンド実行処理が終了してメニューkの測位実行コマンドによる実行処理に遷移するまでの時間が測位時間よりも長ければ、測位は終了していることになる。この場合、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が、測位実行時間分、短縮される。
これによって、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。この測位は、メニューeにおけるコマンド実行処理と並列して行われることになり、そのメニューeのコマンド実行処理が終了して例えばメニューkの測位実行コマンドによる実行処理に遷移した時点では、メニューeでのコマンド実行処理が終了してメニューkの測位実行コマンドによる実行処理に遷移するまでの時間が測位時間よりも長ければ、測位は終了していることになる。この場合、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が、測位実行時間分、短縮される。
一方、メニューeでのコマンド実行処理が終了してメニューkの測位実行コマンドによる実行処理に遷移するまでの時間が測位時間より短くても、測位実行コマンドの実行に遷移した時点で、測位は途中まで実行されているので、通常通り測位実行コマンドが操作によって実行される場合よりも、全体の時間が短縮される。
このような第2の実施の形態の測位連携処理装置30によれば、階層メニュー部32にてメニューeが選択された際に、当該メニューeの下位のメニューkの測位実行コマンドにて測位が実行される可能性があると利用可能性判断部18−2によって判断される場合、測位指示信号を測位指示部12へ出力して測位部14による測位を実行させる。
このような第2の実施の形態の測位連携処理装置30によれば、階層メニュー部32にてメニューeが選択された際に、当該メニューeの下位のメニューkの測位実行コマンドにて測位が実行される可能性があると利用可能性判断部18−2によって判断される場合、測位指示信号を測位指示部12へ出力して測位部14による測位を実行させる。
これによって、実際に測位実行コマンドによって測位指示が実行された時に、測位機能が既に測位を実行中又は実行完了となるようにしたので、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図5に示す測位連携処理装置40が図3に示した測位連携処理装置30と異なる点は、装置利用履歴記憶部42と、利用手順推定部44とを備え、利用可能性判断部18−3が、測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断する場合に、後述で説明する利用手順推定部44の推定結果から判断するようにしたことにある。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図5に示す測位連携処理装置40が図3に示した測位連携処理装置30と異なる点は、装置利用履歴記憶部42と、利用手順推定部44とを備え、利用可能性判断部18−3が、測位結果利用処理部16にて測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断する場合に、後述で説明する利用手順推定部44の推定結果から判断するようにしたことにある。
装置利用履歴記憶部42は、利用者が測位連携処理装置40を利用する際に操作部11で行った操作内容を順次、利用履歴情報として記憶する。
利用手順推定部44は、装置利用履歴記憶部42に記憶された利用履歴情報に基づく学習によって、利用者の操作に応じた処理が測位処理に至る場合の利用手順を少なくとも1つ以上求めておき、操作部11にて利用者が測位指示以外の操作を行った場合、当該操作内容が既に求められている何れかの利用手順に該当すると推定される際に、当該操作内容が測位処理に至ることを示す推定結果を利用可能性判断部18−3へ出力する。
利用手順推定部44は、装置利用履歴記憶部42に記憶された利用履歴情報に基づく学習によって、利用者の操作に応じた処理が測位処理に至る場合の利用手順を少なくとも1つ以上求めておき、操作部11にて利用者が測位指示以外の操作を行った場合、当該操作内容が既に求められている何れかの利用手順に該当すると推定される際に、当該操作内容が測位処理に至ることを示す推定結果を利用可能性判断部18−3へ出力する。
利用可能性判断部18−3は、利用手順推定部44からの推定結果が測位処理に至ることを示す場合に、上記の測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して、測位指示信号を測位指示部12へ出力する。
これによって、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。この測位は、操作部11にて利用者が測位指示以外の操作を行った場合に、当該操作による所定の処理と並列して行われることになるので、その処理が終了して測位実行に遷移した時点では、その操作時点から測位への遷移時点までの時間が測位時間よりも長ければ、測位は終了していることになる。この場合、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が、測位実行時間分、短縮される。
これによって、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。この測位は、操作部11にて利用者が測位指示以外の操作を行った場合に、当該操作による所定の処理と並列して行われることになるので、その処理が終了して測位実行に遷移した時点では、その操作時点から測位への遷移時点までの時間が測位時間よりも長ければ、測位は終了していることになる。この場合、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が、測位実行時間分、短縮される。
一方、操作時点から測位への遷移時点までの時間が測位時間より短くても、操作時点から測位に遷移した時点で、実際には測位は途中まで実行されているので、通常通り操作時点から測位実行に至る場合よりも、全体の時間が短縮される。
このような第3の実施の形態の測位連携処理装置40によれば、利用者の操作の癖が学習され、測位が指示されるタイミングが事前に予測されるので、測位が実際に指示される前に測位を開始しておくことで、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
このような第3の実施の形態の測位連携処理装置40によれば、利用者の操作の癖が学習され、測位が指示されるタイミングが事前に予測されるので、測位が実際に指示される前に測位を開始しておくことで、測位結果を取得するまでの時間を短縮することができる。従って、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図6に示す測位連携処理装置50が図1に示した測位連携処理装置10と異なる点は、インターネットからHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析してWebページを閲覧するためのWebブラウジング機能を備えている。即ち、無線通信部52と、HTML解釈部54と、画面処理部56とを更に備えて構成されている。
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図6に示す測位連携処理装置50が図1に示した測位連携処理装置10と異なる点は、インターネットからHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルや画像ファイル、音楽ファイルなどをダウンロードし、レイアウトを解析してWebページを閲覧するためのWebブラウジング機能を備えている。即ち、無線通信部52と、HTML解釈部54と、画面処理部56とを更に備えて構成されている。
無線通信部52によるインターネットとの通常の通信では、無線通信部52で受信されたHTMLファイルの内容がHTML解釈部54によって解釈され、このWebページが画面処理部56によって画面表示される。この表示されたWebページの中から利用者の操作部11における操作により選択されたリンクが、位置情報をCGI(Common Gateway Interface)パラメータとして渡すことを要求しているとする。
この場合、画面処理部56から測位指示信号が測位指示部12へ出力されることによって測位部14へ測位指示行われ、測位が実行される。この測位で得られた測位結果が測位結果利用処理部16の処理によって測位結果を含む情報信号となり、この情報信号が無線通信部52からインターネットへ送信される。
本実施の形態では、HTML解釈部54がHTMLファイルを解釈した際に、利用者のコンテンツの要求に対してインターネット側に位置情報をCGIパラメータとして渡す必要がある内容の構文であることが認識された場合、その後の利用者の操作により、測位が行われる可能性があることになる。
本実施の形態では、HTML解釈部54がHTMLファイルを解釈した際に、利用者のコンテンツの要求に対してインターネット側に位置情報をCGIパラメータとして渡す必要がある内容の構文であることが認識された場合、その後の利用者の操作により、測位が行われる可能性があることになる。
言い換えれば、画面処理部56で表示される利用者操作にて選択可能なWebページの命令の中に測位命令が含まれることが認識された場合、その後の利用者の操作により、測位が行われる可能性があることになる。但し、Webページ中の測位命令を含む選択可能な命令とは、地図コンテンツを要求するURL(Uniform Resource Locator)に対してCGIパラメータで緯度経度情報を含める必要がある場合などの特殊なリンク命令などが想定される。
HTML解釈部54が、上記のようにHTMLファイルに測位命令が含まれることを認識した場合、画面処理部56に画面表示を指示すると共に、利用可能性判断部18−4へ測位が行われる可能性があることを示す特定情報を出力する。
利用可能性判断部18−4は、HTML解釈部54から特定情報が入力された際に、測位結果利用処理部16で測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して、測位指示信号を測位指示部12へ出力する。そして、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。
利用可能性判断部18−4は、HTML解釈部54から特定情報が入力された際に、測位結果利用処理部16で測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して、測位指示信号を測位指示部12へ出力する。そして、測位指示部12が測位部14に測位指示を行って測位が開始される。
これによって、実際の利用者操作により測位が必要であることを画面処理部56が検知し、これによって測位指示信号を測位指示部12へ出力することにより測位指示を行った時、既に測位部14での測位が実行されているので、測位結果取得までの時間が短縮されることになる。つまり、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間が短縮される。
従って、このような第4の実施の形態の測位連携処理装置50によれば、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
従って、このような第4の実施の形態の測位連携処理装置50によれば、測位機能と測位結果を利用した処理機能とが連携する場合に、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
(第5の実施の形態)
図7は、本発明の第5の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図7に示す測位連携処理装置60は、操作部11と、GPS測位部14−1と、測位結果利用処理部16と、利用判断部64と、無線通信部52とを備えて構成されている。
この図7に示す測位連携処理装置60の特徴は、GPS測位部14−1で得られた測位結果を利用する処理を、GPS測位を行う際に開始することで全体の処理時間を短縮するようにした点にある。
このために、利用判断部64は、操作部11の操作で実行される処理が、GPS測位で得られる測位結果を利用する処理であるか否かを判断し、測位結果を利用する処理であると判断した場合に測位結果利用処理部16に、測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行する指示を行う。
図7は、本発明の第5の実施の形態に係る測位連携処理装置の構成を示すブロック図である。
図7に示す測位連携処理装置60は、操作部11と、GPS測位部14−1と、測位結果利用処理部16と、利用判断部64と、無線通信部52とを備えて構成されている。
この図7に示す測位連携処理装置60の特徴は、GPS測位部14−1で得られた測位結果を利用する処理を、GPS測位を行う際に開始することで全体の処理時間を短縮するようにした点にある。
このために、利用判断部64は、操作部11の操作で実行される処理が、GPS測位で得られる測位結果を利用する処理であるか否かを判断し、測位結果を利用する処理であると判断した場合に測位結果利用処理部16に、測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行する指示を行う。
このような構成の測位連携処理装置60の処理動作を図8に示すフローチャートを参照して説明する。
最初に、操作部11、GPS測位部14−1、測位結果利用処理部16を備える通常の構成(従来構成)において、GPS測位によって得られた測位結果に基づき地図コンテンツを取得する場合の処理を、図8(a)を参照して説明する。
まず、ステップS11において、操作部11で利用者が現在地確認処理の選択操作を行ったとする。その現在地確認処理には、位置情報が必要となるので、ステップS12において、操作部11からGPS測位部14−1へ測位指示がなされ、GPS測位が実行される。
最初に、操作部11、GPS測位部14−1、測位結果利用処理部16を備える通常の構成(従来構成)において、GPS測位によって得られた測位結果に基づき地図コンテンツを取得する場合の処理を、図8(a)を参照して説明する。
まず、ステップS11において、操作部11で利用者が現在地確認処理の選択操作を行ったとする。その現在地確認処理には、位置情報が必要となるので、ステップS12において、操作部11からGPS測位部14−1へ測位指示がなされ、GPS測位が実行される。
ステップS13において、測位結果利用処理部16は、そのGPS測位によって得られた測位結果を用いて地図コンテンツを取得する処理を行うために、無線通信部52を介してインターネットに接続する処理(無線通信接続処理)を行う。この接続後に、ステップS14において、地図コンテンツがダウンロードされる。
次に、本実施の形態の構成において、GPS測位によって得られた測位結果に基づき地図コンテンツを取得する場合の処理を、図8(b)を参照して説明する。
まず、ステップS21において、操作部11で利用者が現在地確認処理の選択操作を行ったとする。この際、その現在地確認処理には位置情報が必要となるので、利用判断部64が、測位結果を利用した処理が必要と判断し、測位結果利用処理部16に無線通信接続処理を実行する指示を行う。
つまり、現在地確認処理の選択操作後に、ステップS22において、GPS測位と、無線通信接続処理との双方が実行される。この処理後に、ステップS14において、地図コンテンツがダウンロードされる。
まず、ステップS21において、操作部11で利用者が現在地確認処理の選択操作を行ったとする。この際、その現在地確認処理には位置情報が必要となるので、利用判断部64が、測位結果を利用した処理が必要と判断し、測位結果利用処理部16に無線通信接続処理を実行する指示を行う。
つまり、現在地確認処理の選択操作後に、ステップS22において、GPS測位と、無線通信接続処理との双方が実行される。この処理後に、ステップS14において、地図コンテンツがダウンロードされる。
このように、第5の実施の形態の測位連携処理装置60によれば、GPS測位と同時に無線通信接続処理を行うようにしたので、図8(b)に示すように、無線通信接続処理に掛かる時間tだけ、測位及びこの測位結果を利用した処理に掛かる全体の時間を短縮することができる。
但し、GPS測位での測位結果(アシストデータ)の事前受信については、非課金であることを前提とする。しかし、アシストデータを課金対象とする場合は、送受信データ量を測定しておき、この測定を行うための開始釦を利用者が押下した際に課金を行うようにする。又は、アシストデータの先行受信の可否を、利用者が選択し、先行受信を行うことを選択した際に課金を行うようにする。
但し、GPS測位での測位結果(アシストデータ)の事前受信については、非課金であることを前提とする。しかし、アシストデータを課金対象とする場合は、送受信データ量を測定しておき、この測定を行うための開始釦を利用者が押下した際に課金を行うようにする。又は、アシストデータの先行受信の可否を、利用者が選択し、先行受信を行うことを選択した際に課金を行うようにする。
10,30,40,50,60 測位連携処理装置
11 操作部
12 測位指示部
14 測位部
14−1 GPS測位部
16 測位結果利用処理部
18−1,18−2,18−3,18−4 利用可能性判断部
32 階層メニュー部
42 装置利用履歴記憶部
44 利用手順推定部
52 無線通信部
54 HTML解釈部
56 画面処理部
64 利用判断部
11 操作部
12 測位指示部
14 測位部
14−1 GPS測位部
16 測位結果利用処理部
18−1,18−2,18−3,18−4 利用可能性判断部
32 階層メニュー部
42 装置利用履歴記憶部
44 利用手順推定部
52 無線通信部
54 HTML解釈部
56 画面処理部
64 利用判断部
Claims (5)
- 利用者の操作及び外部装置の何れか一方による測位指示に応じて測位を行う測位機能を有し、この測位機能で得られる測位結果を利用した処理を行う測位連携処理装置において、
前記測位結果を利用しない処理の実行中に、測位結果を利用した処理が行われる可能性があるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記可能性があると判断された際に前記測位機能に測位指示を行う指示手段と
を備えたことを特徴とする測位連携処理装置。 - 所定の処理を実行させるためのコマンドを少なくとも1つ以上表示させるメニューが階層構造で用意され、この階層構造のメニューの中に、前記測位機能に測位指示を実行させるための測位実行コマンドを表示するメニューが含まれる場合に、利用者のメニュー選択操作に応じて下位又は上位のメニューを選択して表示する階層メニュー手段を更に備え、
前記判断手段は、前記階層メニュー手段にて選択されたメニューが、前記測位実行コマンドを表示するメニューに途中で枝分かれすることなく繋がっている場合に、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の測位連携処理装置。 - 利用者の操作内容を利用履歴情報として記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された利用履歴情報に基づき、操作に応じた処理が測位処理に至る場合の利用手順を少なくとも1つ以上求めておき、測位指示以外の操作が行われた際に当該操作内容が測位処理に至る場合の利用手順に該当すると推定される場合、当該操作内容が測位処理に至ることを示す推定結果を得る推定手段とを更に備え、
前記判断手段は、前記推定手段からの推定結果が測位処理に至ることを示す場合、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行う
ことを特徴とする請求項1または2に記載の測位連携処理装置。 - インターネットから受信されて画面表示されるWebページにて、利用者の操作で選択可能な命令中に測位命令が含まれることを認識した場合、前記判断手段へ測位実行の可能性が有ることを示す特定情報を出力する構文解釈手段を更に備え、
前記判断手段は、前記構文解釈手段から特定情報が入力された際に、前記測位機能で得られる測位結果を利用した処理が行われる可能性があると判断して当該測位機能に測位指示を行う
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の測位連携処理装置。 - 測位を行う測位機能と、この測位機能で得られる測位結果を利用する処理を行う処理機能とを有する測位連携処理装置において、
利用者の操作で実行される処理が、前記測位機能の測位で得られる測位結果を利用する処理であるか否かを判断し、測位結果を利用する処理であると判断した場合に、前記処理機能に対して、前記測位結果を利用する処理を行うために事前に必要な処理を実行する指示を行う判断手段
を備えたことを特徴とする測位連携処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004120609A JP2005300464A (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 測位連携処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004120609A JP2005300464A (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 測位連携処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005300464A true JP2005300464A (ja) | 2005-10-27 |
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ID=35332146
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004120609A Pending JP2005300464A (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 測位連携処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005300464A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017223679A (ja) * | 2012-01-04 | 2017-12-21 | ナイキ イノベイト シーブイ | 運動用時計 |
US10429204B2 (en) | 2009-04-26 | 2019-10-01 | Nike, Inc. | GPS features and functionality in an athletic watch system |
US10824118B2 (en) | 2009-04-26 | 2020-11-03 | Nike, Inc. | Athletic watch |
-
2004
- 2004-04-15 JP JP2004120609A patent/JP2005300464A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10429204B2 (en) | 2009-04-26 | 2019-10-01 | Nike, Inc. | GPS features and functionality in an athletic watch system |
US10564002B2 (en) | 2009-04-26 | 2020-02-18 | Nike, Inc. | GPS features and functionality in an athletic watch system |
US10824118B2 (en) | 2009-04-26 | 2020-11-03 | Nike, Inc. | Athletic watch |
US11092459B2 (en) | 2009-04-26 | 2021-08-17 | Nike, Inc. | GPS features and functionality in an athletic watch system |
JP2017223679A (ja) * | 2012-01-04 | 2017-12-21 | ナイキ イノベイト シーブイ | 運動用時計 |
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