JP2005300021A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的簡単な構造により外部流体の出口温度分布を均一化することが可能な熱交換器を提供すること。
【解決手段】 第1〜第4熱交換部が直列に接続された蒸発器の下側タンク部4B内には、第1熱交換部下流側ヘッダタンク12内の下流側端部近傍と、第4熱交換部上流側ヘッダタンク41内の上流側端部近傍とを連通する連通路6が形成されている。
この連通路6を介して、第1熱交換部で熱交換を完了した冷媒の一部を、第2熱交換部および第3熱交換部において熱交換させることなく、液相冷媒がリッチな状態のまま最下流の第4熱交換部に導くことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、直列に接続した複数の熱交換部に内部流体を流通する熱交換器に関し、例えば、内部流体として冷媒を流通する車両用空調装置の蒸発器として用いるのに好適な熱交換器に関する。
従来技術として、例えば、下記特許文献1に開示された蒸発器(熱交換器)がある。この蒸発器では、熱交換部を構成する複数のチューブ内に内部流体である冷媒を略均等に供給するために、複数のチューブに連通するヘッダタンク内に整流板等の整流部材を形成している。この整流部材により、熱交換部における液状冷媒分布の不均一を抑制し、外部流体である空気の吹出温度分布を均一化しようとしている。
特許第2751657号公報
しかしながら、上記従来技術の蒸発器では、ヘッダタンク内部に整流部材を設けるため構造が複雑となり、製造が比較的困難であるという問題がある。また、上記整流部材では、冷媒流量が大きく変化した場合(例えば、整流部材設計時の想定冷媒流量と大きく異なる場合)には、液状冷媒分布が不均一となり、空気の吹出温度分布を均一化し難いという問題がある。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、比較的簡単な構造により外部流体の出口温度分布を均一化することが可能な熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
内部を流通する内部流体と外部を流通する外部流体との熱交換を行なう複数の熱交換部(10、20、30、40)を備える熱交換器であって、
複数の熱交換部(10、20、30、40)は、内部流体の流れに対し直列に接続されて内部流体の流通経路を形成し、内部流体の流通経路における最下流の熱交換部(40)と、最下流の熱交換部に対し内部流体の流通経路における上流側直近の熱交換部(20、30)とを有しており、
内部流体の流通経路の前記上流側直近の熱交換部(20、30)より上流側部と、内部流体の流通経路の前記上流側直近の熱交換部(20、30)より下流側かつ最下流の熱交換部(40)より上流側部とを、前記上流側直近の熱交換部(20、30)をバイパスして連通する連通路(6)が設けたことを特徴としている。
直列に接続した複数の熱交換部(10、20、30、40)において順次内部流体が外部流体と熱交換する熱交換器では、下流側に向かうほど内部流体の熱交換可能な熱量が減少する。したがって、最下流の熱交換部(40)に、上流側熱交換部(10、20、30)において外部流体と熱交換した内部流体のみが導入されると、最下流の熱交換部(40)を通過する外部流体は、上流側熱交換部(10、20、30)を通過した外部流体ほど冷却もしくは加熱され難く(温度変化し難く)、外部流体の出口温度分布は不均一となり易い。
請求項1に記載の発明によると、連通路(6)を介して、最下流の熱交換部(40)に、上流側直近の熱交換部(20、30)をバイパスした内部流体を導入することができる。すなわち、最下流の熱交換部(40)に、上流側直近の熱交換部(20、30)で熱交換していない内部流体を導入することができる。したがって、最下流の熱交換部(40)においても、内部流体と外部流体とを良好に熱交換することができる。このように、連通路(6)を設けるという簡単な構造により、外部流体の出口温度分布を均一化することができる。
また、請求項2に記載の発明では、
複数の熱交換部(10、20、30、40)は、内部流体流通経路に内部流体流れの上流側から下流側に向けて順次設けられた、第1熱交換部(10)、第2熱交換部(20)、第3熱交換部(30)、および第4熱交換部(40)であって、第4熱交換部(40)が最下流の熱交換部(40)をなし、
第1熱交換部(10)および第2熱交換部(20)と、第3熱交換部(30)および第4熱交換部(40)とは、外部流体の流通方向において異なる位置に配設され、
第1熱交換部(10)と第4熱交換部(40)とが外部流体の流通方向において並設されるとともに、第2熱交換部(20)と第3熱交換部(30)とが外部流体の流通方向において並設されおり、
連通路(6)は、内部流体流通経路の第1熱交換部(10)より下流側かつ第2熱交換部(20)より上流側部と、内部流体流通経路の第3熱交換部(30)より下流側かつ第4熱交換部(40)より上流側部とを連通していることを特徴としている。
これによると、4つの熱交換部(10、20、30、40)のうち最も熱交換能力が高い第1熱交換部(10)と最も熱交換能力が低い第4熱交換部(40)とに、略共通の外部流体を通過させ、4つの熱交換部(10、20、30、40)のうち2番目に熱交換能力が高い第2熱交換部(20)と2番目に熱交換能力が低い第3熱交換部(30)とに、略共通の外部流体を通過させる、比較的外部流体の出口温度分布を均一化し易い熱交換器において、最下流の第4熱交換部(40)に、上流側の第2、第3熱交換部(20、30)で熱交換していない内部流体を導入することができる。したがって、外部流体の出口温度分布を確実に均一化することができる。
また、請求項3に記載の発明では、
第1熱交換部(10)と第2熱交換部(20)とは、内部流体の流通方向が略対向しているとともに、第3熱交換部(30)と第4熱交換部(40)とは、内部流体の流通方向が略対向しており、
第1熱交換部(10)および第2熱交換部(20)からなる部位における内部流体のターンと、第3熱交換部(30)および第4熱交換部(40)からなる部位における内部流体のターンとが、同一側で行なわれることを特徴としている。
これによると、外部流体流れの上下流側とにおいて、第1熱交換部(10)および第2熱交換部(20)からなる部位の内部流体流れのターン部位と、第3熱交換部(30)および第4熱交換部(40)からなる部位の内部流体流れのターン部位とが同一側となる。したがって、内部流体流通経路の第1熱交換部(10)より下流側かつ第2熱交換部(20)より上流側部と、内部流体流通経路の第3熱交換部(30)より下流側かつ第4熱交換部(40)より上流側部とは、同じ側に配設され、連通路(6)を短くすることが可能である。
また、請求項4に記載の発明では、第1熱交換部(10)および第2熱交換部(20)からなる部位は、第3熱交換部(30)および第4熱交換部(40)からなる部位に対し、外部流体の流通方向における下流側に配設されていることを特徴としている。
これによると、比較的熱交換能力が低い第3、第4熱交換部(30、40)で内部流体と熱交換した外部流体を、比較的熱交換能力が高い第1、第2熱交換部(10、20)に供給し、内部流体と熱交換することができる比較的効率のよい熱交換器において、第1熱交換部(10)で熱交換しただけの内部流体を第4熱交換部(40)に導入することができる。
外部流体下流側の第1熱交換部(10)には、外部流体上流側の第4熱交換部(40)で既に熱交換した外部流体が流入するので、第1熱交換部(10)の方が上流側にある場合より第1熱交換部(10)での熱交換量が低下する。したがって、連通路(6)を介して熱交換能力が高い内部流体を第4熱交換部(40)に送ることができる。
また、請求項5に記載の発明では、
第1熱交換部(10)、第2熱交換部(20)、第3熱交換部(30)、および第4熱交換部(40)は、それぞれ内部流体を流通する複数のチューブ(3A)を有し、
各熱交換部(10、20、30、40)のそれぞれについて複数のチューブ(3A)の長手方向両側には、複数のチューブ(3A)内と連通する上流側ヘッダタンク(11、21、31、41)および下流側ヘッダタンク(12、22、32、42)が設けられ、
連通路(6)は、第1熱交換部(10)より下流側かつ第2熱交換部(20)より上流側にあるヘッダタンク(12)内と、第3熱交換部(30)より下流側かつ第4熱交換部(40)より上流側にあるヘッダタンク(41)内とを連通していることを特徴としている。
これによると、連通路(6)はヘッダタンク(12、41)内同士を連通するので、連通路(6)の形成が容易である。また、請求項3に記載の発明のように、第1熱交換部(10)および第2熱交換部(20)からなる部位の内部流体流れのUターン方向と、第3熱交換部(30)および第4熱交換部(40)からなる部位の内部流体流れのUターン方向とが略同一となっている場合には、隣接するヘッダタンク(12、41)内同士を連通するので、連通路(6)の形成が極めて容易である。
第1熱交換部(10)より下流側かつ第2熱交換部(20)より上流側にあるヘッダタンク(12)内と、第3熱交換部(30)より下流側かつ第4熱交換部(40)より上流側にあるヘッダタンク(41)内とを連通する連通路(6)は、
請求項6に記載の発明のように、第1熱交換部(10)の下流側ヘッダタンク(12)内と第4熱交換部(40)の上流側ヘッダタンク(41)内とを連通するものとすることができる。
また、請求項7に記載の発明のように、連通路(6)は、第2熱交換部(20)の上流側ヘッダタンク(21)内と第3熱交換部(30)の下流側ヘッダタンク(32)内とを連通するものとすることができる。
また、請求項8に記載の発明のように、連通路(6)は、第2熱交換部(20)の上流側ヘッダタンク(21)内と第4熱交換部(40)の上流側ヘッダタンク(41)内とを連通するものとすることができる。
また、請求項9に記載の発明のように、連通路(6)は、第1熱交換部(10)の下流側ヘッダタンク(12)内と第3熱交換部(30)の下流側ヘッダタンク(32)内とを連通するものとすることができる。
また、請求項10に記載の発明では、請求項6または請求項8に記載の発明において、連通路(6)は、第4熱交換部(40)の上流側ヘッダタンク(41)内の上流端近傍に開口していることを特徴としている。
これによると、連通路(6)を介して第4熱交換部(40)の上流側ヘッダタンク(41)内に導入した熱交換能力が高い内部流体を、第4熱交換部(40)の複数のチューブ(31)内に分配することが可能である。
また、請求項11に記載の発明のように、熱交換部(10、20、30、40)となる凹状部(3a)を有するコア形成部(3)とヘッダタンク(4A、4B)となる凹状部(4a)を有するタンク形成部(4)とを備えるプレート部材(2)を積層してなる熱交換器においては、
プレート部材(2)に、ヘッダタンク(4A、4B)となる凹状部(4a)と連通する連通凹部(6a)を設けることにより、プレート部材(2)を積層したときに連通凹部(6a)により連通路(6)を容易に形成することができる。
また、請求項12に記載の発明では、内部流体は冷媒であり、外部流体は空気であり、複数の熱交換部(10、20、30、40)では、内部を流通する冷媒が蒸発気化して外部を流通する空気から吸熱することを特徴としている。
このように、本発明を冷媒蒸発器(1)に適用した場合には、連通路(6)を介して、最下流の熱交換部(40)に上流側で熱交換していない液状冷媒を導入し、外部を流れる空気を良好に冷却することができる。したがって、冷媒蒸発器(1)の空気出口温度分布を均一化することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態における熱交換器である蒸発器(エバポレータ)1の概略構造を示す斜視図である。また、図2、図3は、蒸発器1の構成部材としてのプレート部材である伝熱プレート2の概略構造を示す平面図である。
本実施形態の蒸発器1は、図6に示すように、車両用空調装置の冷凍サイクル100に用いられるものである。圧縮機101で圧縮された高温高圧のガス状冷媒は、凝縮機(コンデンサ)102にて外気により冷却されて液化し、図示しない空調ユニットへ向かう。そして、液状冷媒は、空調ユニットに設けられた図示しない減圧手段により減圧膨張され、低温低圧の霧状冷媒となり空調ユニット内の蒸発器1に導かれる。
空調ユニット内には、図示しないブロワにより車室内へ向かう送風が流通しており、蒸発器1内を流通する内部流体である冷媒と、蒸発器1の外部(後述する熱交換部の外部)を流通する外部流体である送風空気との熱交換が行なわれる。蒸発器1において液状冷媒の蒸発潜熱により送風空気が冷却され、冷却風を車室内に吹き出すことができるようになっている。蒸発器1内において蒸発気化した冷媒は、圧縮機101に再度吸入される。
図1に示すように、蒸発器1は、送風空気の流入方向に対して直交する図中左右方向に複数積層された対をなす伝熱プレート2と、隣接する対をなす伝熱プレート2の間に配され、冷媒と空気との熱交換効率を高める複数のフィン5とから主要部が構成され、伝熱プレート2の積層方向端部に配されたエンドプレート7により補強されている。
伝熱プレート2、フィン5、およびエンドプレート7は熱伝導性に優れたアルミニウム合金材からなり、ろう付け一体化されて、熱交換部であるコア部1Aと、コア部1Aへの冷媒導入・導出部である上側、下側タンク部4A、4Bとを備える蒸発器1が形成されている。
図2に示すように、蒸発器1においてコア部1Aとなる伝熱プレート2のコア形成部3には、上下方向に延びる2つの凹状部3aが形成されている。一方、蒸発器1において上側、下側タンク部4A、4Bとなる伝熱プレート2のタンク形成部4には、凹状部3aにそれぞれ繋がる凹状部4aが形成され、凹状部4a内には開口4bが開口している。
この伝熱プレート2を、凹状部3a、4a側を向かい合わせて対をなし、対をなす伝熱プレート2を積層している。これにより、コア形成部3が、凹状部3aを冷媒通路とする送風空気流れの上流側および下流側に並ぶ2列のチューブ3A群を構成する。
また、開口4bにより連通した凹状部4aを有するタンク形成部4により、後述する上流側ヘッダタンク11、31および下流側ヘッダタンク22、42を備える上側タンク部4Aと、後述する上流側ヘッダタンク21、41および下流側ヘッダタンク12、32を備える下側タンク部4Bとが形成され、各ヘッダタンク11、12、21、22、31、32、41、42が、複数のチューブ3Aの長手方向の端部において複数のチューブ3A内と連通する。
図4は、蒸発器1内における冷媒の流通経路を示す模式図である。なお、図4ではチューブ3A等の図示は省略している。
図4に示すように、上側タンク部4A内には、図2で示した伝熱プレート2の開口4bを閉塞するように形成した仕切部4cが設けられ、2列のヘッダタンク部をそれぞれ分割し4つの上流側ヘッダタンク11、31および下流側ヘッダタンク22、42を形成している。
前述の2列のチューブ3A群は、上側タンク部4Aの4つのヘッダタンク11、22、31、42との連通接続関係に応じて、コア部1Aにおいて4つの熱交換部10、20、30、40を構成している。また、下側タンク部4Bの2列のヘッダタンク部は、4つの熱交換部10、20、30、40のチューブ3Aとの連通接続関係に応じて、4つの上流側ヘッダタンク21、41および下流側ヘッダタンク12、32を形成している。
なお、上側タンク部4Aには、上流側ヘッダタンク11の図中右方端部に、図1に示す冷媒供給管51が設けられ、下流側ヘッダタンク42の図中右方端部に、図1に示す冷媒排出管52が設けられている。また、下流側ヘッダタンク22の図中左方端部と上流側ヘッダタンク31の図中左方端部とを連通する冷媒通路が設けられている。
上述した構成により、図4に示すように、蒸発器1内には、冷媒供給管51(図1参照)→上流側ヘッダタンク11→第1熱交換部10→下流側ヘッダタンク12→上流側ヘッダタンク21→第2熱交換部20→下流側ヘッダタンク22→上流側ヘッダタンク31→第3熱交換部30→下流側ヘッダタンク32→上流側ヘッダタンク41→第4熱交換部40→下流側ヘッダタンク42→冷媒排出管52(図1参照)の順に冷媒が流れる流通経路が形成されている。
図4に示すように、第1熱交換部10および第2熱交換部20は、送風空気流れにおける下流側に配設され、第3熱交換部30および第4熱交換部40は、送風空気流れにおいて第1熱交換部10および第2熱交換部20より上流側に配設されている。そして、第4熱交換部40の空気流れ下流側に第1熱交換部10が配設され、第3熱交換部30の空気流れ下流側に第2熱交換部20が配設されている。
また、第1熱交換部10と第2熱交換部20とは、冷媒の流通方向が対向しており、第1熱交換部10、下流側ヘッダタンク12、上流側ヘッダタンク21、および第2熱交換部20からなる部位において冷媒はUターン流れするようになっている。
また、第3熱交換部30と第4熱交換部40とは、冷媒の流通方向が対向しており、第3熱交換部30、下流側ヘッダタンク32、上流側ヘッダタンク41、および第4熱交換部40からなる部位において冷媒はUターン流れするようになっている。そして、両部位における冷媒のターンは同一の下側タンク部4B内において行なわれるようになっている。
図1、図4では図示を省略しているが、蒸発器1を構成する伝熱プレート2のうち、一対の伝熱プレート2には、図3に示すように、下方側のタンク形成部4において2つの凹状部4a内を連通する連通凹部6aが形成されている。
この連通凹部6aを有する伝熱プレート2を組み合わせることにより、蒸発器1の下側タンク部4B内には、図5に示すように、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12内の下流側端部近傍と、第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41内の上流側端部近傍とを連通する連通路6が形成されている。なお、図5は、下側タンク部4Bの横断面を示す模式図である。
ここで、直列に接続されて冷媒の流通経路を構成する4つの熱交換部10、20、30、40のうち、第4熱交換部40が最下流の熱交換部である。そして、第3熱交換部30が、実質的には、最下流の熱交換部に対する上流側直近の熱交換部であるが、連通路6は第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12内と第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41内とを連通して、第2、第3熱交換部20、30をバイパスしているので、本実施形態における最下流の熱交換部に対する上流側直近の熱交換部は、第2熱交換部20および第3熱交換部30であると言うことができる。
次に、上記構成に基づき蒸発器1の作動について説明する。
減圧手段により断熱膨張された低温低圧の気液二相状態の冷媒は、冷媒供給管51から蒸発器1内に導入されると、前述した流通経路(上流側ヘッダタンク11→第1熱交換部10→下流側ヘッダタンク12→上流側ヘッダタンク21→第2熱交換部20→下流側ヘッダタンク22→上流側ヘッダタンク31→第3熱交換部30→下流側ヘッダタンク32→上流側ヘッダタンク41→第4熱交換部40→下流側ヘッダタンク42の順に流れる経路)を主に流通し、冷媒排出管52から圧縮機101側に排出される。
ただし、上流側ヘッダタンク11→第1熱交換部10→下流側ヘッダタンク12と流れた冷媒の一部は、連通口6を介して、第2、第3熱交換部20、30を通過することなく第4熱交換部40の上流側ヘッダタンク41内の上流側端部近傍に導入される。そして、第3熱交換部30の下流側ヘッダタンク32から流入した冷媒とともに、第4熱交換部40を流通する。
このとき、各熱交換部10、20、30、40では、チューブ3A内を流れる冷媒と、チューブ3A間を通過する送風空気との熱交換が行なわれ送風空気が冷却される。送風空気の冷却は各熱交換部10、20、30、40内における液相冷媒の蒸発潜熱により行なわれる。
したがって、連通路6を設けていない場合には、冷媒流通経路に直列配置された各熱交換部10、20、30、40内では、液相冷媒が徐々に蒸発していくので、上流側ほど液相冷媒がリッチな状態であり、上流側に配置された熱交換部ほど送風空気の冷却能力が高く、最下流の配された第4熱交換部40の冷却能力が最も低い。
送風空気流れに対し、第1、第4熱交換部10、40を組み合わせるとともに、第2、第3熱交換部20、30を組み合わせているので、送風空気の出口温度分布を比較的均一化し易いが、第4熱交換部40内において液相冷媒の蒸発が完了し気相冷媒のみが流通する部位が大きくなった場合には、送風空気を冷却することが極めて困難になり、吹出温度は均一化し難い。
本実施形態の蒸発器1では、連通路6を介して、第1熱交換部10で熱交換を完了した冷媒の一部を、第2熱交換部20および第3熱交換部30において熱交換させることなく、液相冷媒がリッチな状態のまま第4熱交換部40に導入している。
上述の構成および作動によれば、最下流の第4熱交換部40に、上流側直近の第2、第3熱交換部20、30で熱交換していない液相冷媒を多量に含む冷媒を導入することができる。したがって、第4熱交換部40においても、冷媒と送風空気とを良好に熱交換することができる。このように、下側タンク部4Bにおいて、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12と、第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41とを連通する連通路6を設けるという簡単な構造により、送風空気の出口温度分布を均一化することができる。
第3、第4熱交換部30、40を有する送風空気流れ上流側部分と、第1、第2熱交換部10、20を有する送風空気流れ下流側部分とは、冷媒流れのターンする側が同一である。したがって、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12と、第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41とは、下側タンク部4B内において隣接しているので、連通路6の形成が容易である。
また、連通路6は、積層する伝熱プレート2に連通凹部6aを設けるだけで形成でき、形成が極めて容易である。
図7は、本発明者が行なった蒸発器1の出口空気温度分布の測定結果を示している。図7(a)は蒸発器1を送風空気流れ下流側からみた図であり、コア部1Aの二点鎖線部分における送風空気の吹出温度を図7(b)に示している。図7(b)において破線で示したグラフが、連通路6を設けていない場合の蒸発器左右方向(幅方向)の温度分布であり、実線で示したグラフが、本実施形態の蒸発器1における温度分布である。
第2、第3熱交換部20、30を通過した送風空気に対し、第1、第4熱交換部10、40を通過した空気の方が、若干吹出温度は高いものの、連通路6を設けることで、吹出温度が均一化していることが確認できる。
図7(b)において、中央やや右方側に温度の高い部分がある。これは、第3熱交換部30下流側ヘッダタンク32から第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41へ向かう冷媒は、慣性力により少ない液相冷媒が図中右方側に流れやすく、第4熱交換部40の図中左方側には流入しにくいためである。
本実施形態の蒸発器1では、第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41に、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12から液相リッチな冷媒を導入しているので、第4熱交換部40における液相冷媒不足が抑制され、吹出温度を均一化することができる。さらに、連通路6は第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41の上流側端部近傍に液相リッチ冷媒を供給するので、上述の慣性力により第3熱交換部30側からの液相冷媒が流入し難い部分の冷却能力を高めることができる。
なお、連通凹部6aを組み合わせて連通路6を形成したが、連通路6の径(連通凹部6aの幅)は、0.2mm〜1.5mmであることが好ましい。連通路6の径が0.2mm未満であると、第4熱交換部40への連通路6を介しての冷媒供給が充分に行なわれず、吹出温度を均一化し難い。また、1.5mm超であると、連通路6を通過する冷媒量が多くなりすぎ、第2、第3熱交換部20、30における冷却能力が低下して、吹出温度のバランスが大きく崩れてしまい好ましくない。
このように、連通路6の径は、0.2mm〜1.5mmであることが好ましく、0.5mm〜1.0mmであることがより好ましい。
また、送風空気下流側の第1熱交換部10には、送風空気上流側の第4熱交換部40で既に冷却された送風空気が通過する。したがって、第1熱交換部10が第4熱交換部40より送風空気上流側にある場合より、第1熱交換部10における熱交換量が低下する。したがって、第1熱交換部10が第4熱交換部40より下流側に配されたときの方が、連通路6を介して第4熱交換部40に流入する液相冷媒を増加することができ、第4熱交換部40の冷却能力を増大させることができる。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、連通路6は、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12内と第4熱交換器40上流側ヘッダタンク41内とを連通するように設けられていたが、連通路6は、冷媒流通経路の第1熱交換部10より下流側かつ第2熱交換部20より上流側部と、冷媒流通経路の第3熱交換部30より下流側かつ第4熱交換部40より上流側部とを連通するように設ければよい。
例えば、図5において、連通路6を、第2熱交換部20上流側ヘッダタンク21内と第3熱交換部30下流側ヘッダタンク32内とを連通するように設けてもよい。
また、上記一実施形態における2つの仕切部4cを一方に対し他方をオフセット配置して、図8に示すように、下側タンク部4Bを形成し、連通路6を、第2熱交換部20上流側ヘッダタンク21内と第4熱交換部40上流側ヘッダタンク41内とを連通するように設けてもよい。また、図8に示す下側タンク部4Bにおいて、連通路6を、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12内と第4熱交換器40上流側ヘッダタンク41内とを連通するように設けてもよいし、第2熱交換部20上流側ヘッダタンク21内と第3熱交換部30下流側ヘッダタンク32内とを連通するように設けてもよい。
また、2つの仕切部4cを一方に対し他方を図8の場合と逆方向にオフセット配置して、図9に示すように、下側タンク部4Bを形成し、連通路6を、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12内と第3熱交換部30下流側ヘッダタンク32内とを連通するように設けてもよい。また、図9に示す下側タンク部4Bにおいて、連通路6を、第1熱交換部10下流側ヘッダタンク12内と第4熱交換器40上流側ヘッダタンク41内とを連通するように設けてもよいし、第2熱交換部20上流側ヘッダタンク21内と第3熱交換部30下流側ヘッダタンク32内とを連通するように設けてもよい。
また、冷媒流れの最下流に配置された熱交換部に、上流側の熱交換部内を流通していない冷媒を導入できるように連通路を設けるものであれば、蒸発器1の冷媒流通経路は、上記一実施形態に限定されるものではない。
例えば、図10に示すように、送風空気流れに直行する方向に1列に延設されたコア部1A、コア部1Aに連通する上側タンク部4Aおよび下側タンク部4Bを備えた蒸発器201において、上側タンク部4A内および下側タンク部4B内に仕切部204cを図中左右方向の異なる位置に設け、コア部1Aを第1、第2、第3熱交換部210、220、230とし、第1熱交換部210の上流側ヘッダタンク211内と第2熱交換部220の下流側ヘッダタンク222内とを連通する連通路206を形成して、連通路206を介して、第3熱交換部230に、第1、第2熱交換部210、220をバイパスした冷媒を供給するものであってもよい。
また、上記一実施形態では、連通路6は1箇所のみとしていたが、複数設けるものであってもよい。
また、上記一実施形態では、伝熱プレート2に設けた連通凹部6aにより連通路6を形成していたが、他の方法により連通路6を形成するものであってもよい。例えば、蒸発器の主要構成部材に対し別体部品もしくは一体部品のチューブ部材を採用して連通路を形成してもよい。
また、上記一実施形態では、蒸発器1の各構成部材はアルミニウム合金材により形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、銅合金材により形成されるものであってもよい。
また、上記一実施形態では、蒸発器1は、コア形成部3とタンク形成部4とを有する伝熱プレート2を積層してなる所謂積層タイプであったが、他のタイプの蒸発器であってもよい。例えば、チューブとタンクとを別部材として形成し、これらの相互間を接合してなる蒸発器であってもよい。
また、本発明は、蒸発器に限らず、凝縮器等の他の熱交換器に適用しても有効である。また、熱交換する内部流体および外部流体も、冷媒および空気に限定されるものではない。
本発明を適用した一実施形態における熱交換器である蒸発器(エバポレータ)1の概略構造を示す斜視図である。 伝熱プレート2の概略構造を示す平面図である。 伝熱プレート2の概略構造を示す平面図である。 蒸発器1内における冷媒の流通経路を示す模式図である。 下側タンク部4Bの模式的な横断面図である。 車両用空調装置の冷凍サイクル100を示す概略構成図である。 (a)は蒸発器1を送風空気流れ下流側からみた図であり、(b)はコア部1Aの二点鎖線部分における送風空気の吹出温度を示すグラフである。 他の実施形態における下側タンク部4Bの模式的な横断面図である。 他の実施形態における下側タンク部4Bの模式的な横断面図である。 他の実施形態における熱交換器である蒸発器201の模式的な正面図である。
符号の説明
1 蒸発器(熱交換器)
2 伝熱プレート(プレート部材)
3 コア形成部
3a 凹状部
3A チューブ
4 タンク形成部
4a 凹状部
4b 開口
4c 仕切部
4A 上側タンク部(ヘッダタンク)
4B 下側タンク部(ヘッダタンク)
6 連通路
6a 連通凹部
10 第1熱交換部(複数の熱交換部の1つ)
11 上流側ヘッダタンク(第1熱交換部の上流側ヘッダタンク)
12 下流側ヘッダタンク(第1熱交換部の下流側ヘッダタンク)
20 第2熱交換部(複数の熱交換部の1つ、上流側直近の熱交換部の一部)
21 上流側ヘッダタンク(第2熱交換部の上流側ヘッダタンク)
22 下流側ヘッダタンク(第2熱交換部の下流側ヘッダタンク)
30 第3熱交換部(複数の熱交換部の1つ、上流側直近の熱交換部の一部)
31 上流側ヘッダタンク(第3熱交換部の上流側ヘッダタンク)
32 下流側ヘッダタンク(第3熱交換部の下流側ヘッダタンク)
40 第4熱交換部(複数の熱交換部の1つ、最下流の熱交換部)
41 上流側ヘッダタンク(第4熱交換部の上流側ヘッダタンク)
42 下流側ヘッダタンク(第4熱交換部の下流側ヘッダタンク)

Claims (12)

  1. 内部を流通する内部流体と外部を流通する外部流体との熱交換を行なう複数の熱交換部(10、20、30、40)を備える熱交換器であって、
    前記複数の熱交換部(10、20、30、40)は、前記内部流体の流れに対し直列に接続されて前記内部流体の流通経路を形成し、前記流通経路における最下流の熱交換部(40)と、前記最下流の熱交換部に対し前記流通経路における上流側直近の熱交換部(20、30)とを有しており、
    前記流通経路の前記上流側直近の熱交換部(20、30)より上流側部と、前記流通経路の前記上流側直近の熱交換部(20、30)より下流側かつ前記最下流の熱交換部(40)より上流側部とを、前記上流側直近の熱交換部(20、30)をバイパスして連通する連通路(6)を設けたことを特徴とする熱交換器。
  2. 前記複数の熱交換部(10、20、30、40)は、前記流通経路に前記内部流体の上流側から下流側に向けて順次設けられた、第1熱交換部(10)、第2熱交換部(20)、第3熱交換部(30)、および第4熱交換部(40)であって、前記第4熱交換部(40)が前記最下流の熱交換部(40)をなし、
    前記第1熱交換部(10)および前記第2熱交換部(20)と、前記第3熱交換部(30)および前記第4熱交換部(40)とは、前記外部流体の流通方向において異なる位置に配設され、
    前記第1熱交換部(10)と前記第4熱交換部(40)とが前記外部流体の流通方向において並設されるとともに、前記第2熱交換部(20)と前記第3熱交換部(30)とが前記外部流体の流通方向において並設されおり、
    前記連通路(6)は、前記流通経路の前記第1熱交換部(10)より下流側かつ前記第2熱交換部(20)より上流側部と、前記流通経路の前記第3熱交換部(30)より下流側かつ前記第4熱交換部(40)より上流側部とを連通していることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記第1熱交換部(10)と前記第2熱交換部(20)とは、前記内部流体の流通方向が略対向しているとともに、前記第3熱交換部(30)と前記第4熱交換部(40)とは、前記内部流体の流通方向が略対向しており、
    前記第1熱交換部(10)および前記第2熱交換部(20)からなる部位における前記内部流体のターンと、前記第3熱交換部(30)および前記第4熱交換部(40)からなる部位における前記内部流体のターンとが、同一側で行なわれることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記第1熱交換部(10)および前記第2熱交換部(20)からなる部位は、前記第3熱交換部(30)および前記第4熱交換部(40)からなる部位に対し、前記外部流体の流通方向における下流側に配設されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第1熱交換部(10)、前記第2熱交換部(20)、前記第3熱交換部(30)、および前記第4熱交換部(40)は、それぞれ前記内部流体を流通する複数のチューブ(3A)を有し、
    各熱交換部(10、20、30、40)のそれぞれについて前記複数のチューブ(3A)の長手方向両側には、前記複数のチューブ(3A)内と連通する上流側ヘッダタンク(11、21、31、41)および下流側ヘッダタンク(12、22、32、42)が設けられ、
    前記連通路(6)は、前記第1熱交換部(10)より下流側かつ前記第2熱交換部(20)より上流側にある前記ヘッダタンク(12)内と、前記第3熱交換部(30)より下流側かつ前記第4熱交換部(40)より上流側にある前記ヘッダタンク(41)内とを連通していることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1つに記載の熱交換器。
  6. 前記連通路(6)は、前記第1熱交換部(10)の前記下流側ヘッダタンク(12)内と前記第4熱交換部(40)の前記上流側ヘッダタンク(41)内とを連通していることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  7. 前記連通路(6)は、前記第2熱交換部(20)の前記上流側ヘッダタンク(21)内と前記第3熱交換部(30)の前記下流側ヘッダタンク(32)内とを連通していることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  8. 前記連通路(6)は、前記第2熱交換部(20)の前記上流側ヘッダタンク(21)内と前記第4熱交換部(40)の前記上流側ヘッダタンク(41)内とを連通していることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  9. 前記連通路(6)は、前記第1熱交換部(10)の前記下流側ヘッダタンク(12)内と前記第3熱交換部(30)の前記下流側ヘッダタンク(32)内とを連通していることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
  10. 前記連通路(6)は、前記第4熱交換部(40)の前記上流側ヘッダタンク(41)内の上流端近傍に開口していることを特徴とする請求項6または請求項8に記載の熱交換器。
  11. 前記熱交換部(10、20、30、40)となる凹状部(3a)を有するコア形成部(3)と前記ヘッダタンク(4A、4B)となる凹状部(4a)を有するタンク形成部(4)とを備えるプレート部材(2)を積層してなり、
    前記プレート部材(2)には、前記ヘッダタンク(4A、4B)となる凹状部(4a)と連通する連通凹部(6a)が形成され、前記プレート部材(2)を積層したときに前記連通凹部(6a)により前記連通路(6)が形成されることを特徴とする請求項5ないし請求項10のいずれか1つに記載の熱交換器。
  12. 前記内部流体は冷媒であり、前記外部流体は空気であり、
    前記複数の熱交換部(10、20、30、40)では、内部を流通する冷媒が蒸発気化して外部を流通する空気から吸熱することを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1つに記載の熱交換器。
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JP2013024517A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Keihin Thermal Technology Corp 積層型熱交換器

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