JP2005299261A - 錠制御システム、鍵装置、及び錠制御装置 - Google Patents

錠制御システム、鍵装置、及び錠制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 鍵の登録・認証時に鍵の組み合わせを容易に認識でき、該登録された複数の鍵を用いて錠の操作を行うことができる錠制御システム、鍵装置、及び錠制御装置を提供する。
【解決手段】 鍵部103は、通信部201により、記憶されている鍵ID及びグループIDを錠制御部102に送信する。錠制御部102の通信部104は、鍵部103から
鍵ID及びグループIDを受信すると、認証部105へ送信する。認証部105は、受信した鍵ID及びグループIDの組み合わせと、鍵ID及びグループIDデータベース部106に記憶されている鍵ID及びグループIDの組み合わせとを比較し、認証を行う。認証部105は、同じグループIDを持つ鍵部103のうち、予め定めておいた閾値以上の割合の鍵部103が揃えば認証成功と判断する。錠制御部108は、認証に成功したときは、錠部101の状態を施錠状態から開錠状態へ、又は開錠状態から施錠状態へ変化させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、錠制御システム、鍵装置、及び錠制御装置に関し、特に、複数の鍵装置を用いて錠装置を制御する錠制御システム、鍵装置、及び錠制御装置に関するものである。
従来の扉の施錠、解錠は、扉に設けられ扉の施錠及び解錠を行う錠部、及び錠部を操作する鍵を用いて行われるのが一般的であった。具体的には、鍵を錠部の鍵穴へ挿入し、押したり回したりする動作により行われていた。
しかしながら、鍵を鍵穴へ挿入したり、鍵を押したり回したりする動作を行うことは、視力の弱い人や腕の機能が低下している人にとっては難しいという問題があった。特に、高齢者には、若者に比べて視力や腕の機能が低下している人が多いので、上記の問題は、特に高齢者にとって、解決しなければならない問題であった。
この問題を解決するシステムとしては、扉に設けられ、施錠・解錠状態となる錠部と、所定の電波信号を発信し、施錠・解錠状態を切換える鍵手段と、扉付近に設けられ、鍵手段からの信号を受信し、錠部を制御して施錠・解錠動作させる認識制御部とからなる住居出入口用錠操作システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このシステムでは、ユーザが鍵手段のスイッチを押すと、鍵手段から鍵手段固有の信号が認識制御部に発信される。認識制御部は、鍵手段からの電波信号を受信すると、受信信号が予め登録されているものであるかどうかを判定し、登録されている信号である場合には、錠部の状態を、施錠状態から解錠状態へ、又は、解錠状態から施錠状態へ変化させる。
従って、ユーザは従来の鍵を用いることなく、楽にドアの施錠、解錠を行うことができる。さらに、離れた所から鍵手段のスイッチを押すことにより、同じ形の複数の扉の中から鍵手段に対応した扉を容易に見つけることができる。
さらに、このようなシステムを応用したシステムとして、錠の操作に複数の鍵を利用するシステムが考えられる。例えば、無線通信機能を有し、かつ各々鍵固有データを有する無線鍵を複数用意し、すべての鍵(鍵固有データ)が揃った、もしくは過半数の鍵が揃った場合のみ、認証成功とされて錠の操作が可能となるシステムが考えられる。これにより、鍵を落とした場合でも、落とした鍵数が過半数以下であるならば、残りの鍵を用いて錠を操作できる。
特開2001−132293号公報
上記のようなシステムを構築するためには、複数の無線鍵の組み合わせを、錠を制御する制御部(錠制御部)へ予め登録しておかなければならない。複数の無線鍵の組み合わせを錠制御部へ登録する方法は、人手による手入力などいくつかの方法が考えられるが、ユーザが複数の無線鍵を持って無線鍵の組み合わせを登録する場所(鍵登録部)の前に立つだけで、無線鍵の組み合わせが錠制御部に自動的に登録される方法は、特に利便性が高い。
しかしながら、複数の鍵を利用するシステムにおいて、錠制御部へ自動的に無線鍵の組み合わせを登録するシステムを構築する場合には、以下のような問題が発生する。
例えば、複数の鍵を利用するシステムの鍵を所持しているA、B、Cの3人が同時に鍵登録部付近に立った場合、各人の無線鍵の鍵固有データを個別に登録したい場合でも、システムはA、B、Cの3人の鍵固有データを1つの組み合わせとして登録してしまう。
この場合、A、B、Cの3人の鍵の過半数が揃わないと錠の操作ができない状態になってしまうため、Aのみが鍵を所持して錠制御部が設置された扉の前に立っても扉を開けることができない、という問題が発生する。
また、錠制御部が認証作業を行う時に扉の前に鍵を持つ複数の人間が立った場合でも、正しく認証作業を行うことができず、上記と同様の問題が発生する。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、鍵の登録・認証時に鍵の組み合わせを容易に認識でき、該登録された複数の鍵を用いて錠の操作を行うことができる錠制御システム、鍵装置、及び錠制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る錠制御システムは、鍵装置と、錠部と、錠制御装置とを含む錠制御システムであって、前記鍵装置は、少なくとも自装置固有の鍵固有情報を記憶した第1記憶手段と、他装置との通信が可能であって、前記錠部の状態を変化させるときに、前記第1記憶手段に自装置が属するグループ固有のグループ固有情報が記憶されていれば、前記第1記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を前記錠制御装置に送信する通信手段と、を含み、前記錠制御装置は、情報を記憶する第2記憶手段と、鍵装置から送信された鍵固有情報及びグループ固有情報を受信する受信手段と、前記第2記憶手段に鍵固有情報及びグループ固有情報の組合せが記憶されていれば、前記受信手段により受信された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせと、前記第2記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせとを比較して認証する認証手段と、前記認証手段により認証されたときに、前記錠部の状態を変化させるように操作する錠操作手段と、を含んで構成されている。
この錠制御システムは、鍵装置と、錠部と、錠制御装置とを含んで構成されている。鍵装置は、1つに限らず、2つ以上であってもよい。
鍵装置の第1記憶手段は、少なくとも自装置固有の鍵固有情報を記憶する。この第1記憶手段には、更に自装置が属するグループ固有のグループ固有情報を記憶することが可能であり、このグループ固有情報は、ユーザの手入力により記憶されてもよいし、後述するように他の鍵装置から受信されたものを記憶するようにしてもよい。
第1記憶手段は、鍵固有情報を記憶した記憶媒体と、グループ固有情報を記憶するための記憶媒体の2つの記憶媒体から構成されていてもよいし、単一の記憶媒体を記憶領域を2つの領域に分けて、一方に鍵固有情報を記憶しておき、他方にグループ固有情報を記憶するようにしてもよい。
また、錠制御装置の第2記憶手段は、情報を記憶する。第2記憶手段に記憶される情報は、鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせとすることができる。この組み合わせの登録(記憶)は、後述するように鍵装置から登録情報として受信したものを登録することもできるし、手入力により登録することもできる。
鍵装置の通信手段は、錠部の状態を変化させるときに、第1記憶手段に自装置が属するグループ固有のグループ固有情報が記憶されていれば、第1記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を錠制御装置に送信する。鍵装置から鍵固有情報及びグループ固有情報をを受信した錠制御装置は、第2記憶手段に鍵固有情報及びグループ固有情報の組合せが記憶されていれば、受信された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせと、第2記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせとを比較して認証を行う。認証成功のときには、錠部の状態を変化させるように操作する。すなわち、施錠状態から開錠状態に、又は開錠状態から施錠状態に操作する。
このように、鍵装置固有の鍵固有情報をグループ固有情報によってグループ化することにより、認証時に容易に鍵装置の組み合わせを認識でき、それにより正しく認証して錠部の状態を操作することができる。
上記錠制御システムにおいて、前記通信手段は、前記第2記憶手段に情報を登録するときに、前記第1記憶手段にグループ固有情報が記憶されていれば、前記第1記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を登録情報として前記錠制御装置に送信し、前記錠制御装置は、前記受信手段により登録情報としての鍵固有情報及びグループ固有情報が受信されたときに、該受信された鍵固有情報及びグループ固有情報を組み合わせて前記第2記憶手段に登録する登録手段をを更に含んで構成することもできる。
このように、錠制御装置に登録情報として鍵装置から送信された鍵固有情報及びグループ固有情報を錠制御装置の第2記憶手段に記憶することにより、登録時に容易に鍵装置の組み合わせを認識でき、自動的に鍵装置をグループ化して登録することができる。
上記錠制御システムにおいて、前記通信手段は、自装置の前記第1記憶手段にグループ固有情報が記憶されていなければ、他の鍵装置にグループ固有情報の送信を要求することもできる。
更に、前記鍵装置は、前記通信手段により他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信された場合に、自装置の前記第1記憶手段にグループ固有情報が記憶されていれば、該他の鍵装置に対してグループ固有情報を送信するか否かを判断する判断手段を更に含み、前記通信手段は、前記判断手段によりグループ固有情報を送信すると判断された場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信することもできる。
なお、前記判断手段は、前記他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信されてから所定時間経過した場合、該送信要求の受信回数が所定回数に到達した場合、該他の鍵装置との距離が所定値以下の場合、の少なくとも1つの場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信すると判断するようにしてもよい。
すなわち、鍵装置は、自装置にグループ固有情報が記憶されていない場合には、他の鍵装置にグループ固有情報を送信するようにグループ固有情報の送信要求を送信することができ、また、該送信要求を受信した他の鍵装置は、自装置に記憶されたグループ固有情報を送信することができる。
これにより、鍵装置に自動的にグループ固有情報を付与することができ、ユーザの手をわずらわせることがなくなる。
上記錠制御システムにおいて、前記鍵装置は、自装置と通信可能な領域に、自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報と同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在するか否かを判断するグループ固有情報判断手段と、前記グループ固有情報判断手段により同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在しないと判断された場合に、自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を変更または消去する処理手段と、を更に含んで構成することもできる。
すなわち、鍵装置は、周囲に自装置と同一のグループ固有情報を記憶する鍵装置が存在するか否かを判断し、存在しないと判断した場合には、自装置に記憶されたグループ固有情報を変更または消去することができる。このような構成によれば、鍵装置を落とした場合であっても、グループ固有情報が変更または消去されることによって該鍵装置を認証作業に使用することができなくなり、落とした鍵装置が不正に用いられることを防止することができる。
上記錠制御システムにおいて、前記鍵装置は、外部から操作可能に設けられ、操作されることにより前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を消去する消去手段を更に含むことができる。
このような構成により、ユーザは、自由に外部から消去手段を操作して鍵装置のグループ固有情報を消去し、新たに鍵装置にグループ固有情報を付与することができる。
また、本発明に係る鍵装置は、錠部の状態を変化させるために用いられる鍵装置であって、少なくとも自装置固有の鍵固有情報を記憶した記憶手段と、他装置との通信が可能であって、前記錠部の状態を変化させるときに、前記記憶手段に自装置が属するグループ固有のグループ固有情報が記憶されていれば、前記記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を前記錠制御装置に送信する通信手段と、を含んで構成されている。
上記鍵装置は、自装置の前記記憶手段にグループ固有情報が記憶されていなければ、前記通信手段は、他の鍵装置にグループ固有情報の送信を要求することもできる。
上記鍵装置は、前記通信手段により他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信された場合に、自装置の前記記憶手段にグループ固有情報が記憶されていれば、該他の鍵装置に対してグループ固有情報を送信するか否かを判断する判断手段を更に含み、前記通信手段は、前記判断手段によりグループ固有情報を送信すると判断された場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信することもできる。
前記判断手段は、前記他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信されてから所定時間経過した場合、該送信要求の受信回数が所定回数に到達した場合、または該他の鍵装置との距離が所定値以下の場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信すると判断することもできる。
上記鍵装置は、自装置と通信可能な領域に、自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報と同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在するか否かを判断するグループ固有情報判断手段と、前記グループ固有情報判断手段により同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在しないと判断された場合に、自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を変更または消去する処理手段と、を更に含んで構成することもできる。
上記鍵装置は、外部から操作可能に設けられ、操作されることにより前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を消去する消去手段を更に含んで構成することもできる。
本発明に係る錠制御装置は、情報を記憶する記憶手段と、鍵装置から送信された鍵固有情報及びグループ固有情報を受信する受信手段と、前記記憶手段に鍵固有情報及びグループ固有情報の組合せが記憶されていれば、前記受信手段により受信された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせと、前記記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせとを比較して認証する認証手段と、前記認証手段により認証されたときに、錠部の状態を変化させるように操作する錠操作手段と、を含んで構成されている。
以上説明したように本発明によれば、鍵装置固有の鍵固有情報をグループ固有情報によってグループ化することにより、認証時や登録時に容易に鍵装置の組み合わせを認識でき、それにより正しく認証して錠部の状態を操作することができる、という効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る錠制御システムの構成を示すブロック図である。
この錠制御システムは、戸や扉等に設けられる一般的な錠としての機能を有する錠部101と、戸や扉付近に設けられ、錠部を制御する錠制御部102と、ユーザにより携帯される無線機能付きの複数の鍵部103a、103b、103c、103d、103eと、を備えている。なお、以下では、各鍵部を特に区別しないで説明する場合は、符号末尾の添字を省略し、鍵部103と称する。
錠部101は、錠制御部102内の後述する錠操作部108に接続されている。錠部101は、錠操作部108からの制御により、旋錠状態と開錠状態の2つの状態に変化する。なお、錠部101は、一般的な錠と同様に、手動による施錠、開錠も可能なように構成されている。
次に、鍵部103の詳細な構成を、図2を用いて説明する。
鍵部103は、他の鍵部103や錠制御部102と通信を行う通信部201と、鍵IDを記憶する鍵ID記憶部202と、グループIDを記憶するグループID記憶部203と、を備えている。
ここで、鍵ID及びグループIDについて説明する。鍵IDは、鍵部103の固有のIDであり、各鍵部103毎に異なる鍵IDが各鍵ID記憶部202に記憶されている。図1に示されるように、本実施の形態では、鍵部103aの鍵IDは、“101235”、鍵部103bの鍵IDは“234213”、鍵部103cの鍵IDは“142326”、鍵部103dの鍵IDは“99212”、鍵部103eの鍵IDは“9773”である。
また、グループIDは、鍵部103が属するグループ固有のIDであり、錠部101を操作する際に組み合わせて用いられる複数の鍵部103に共通のグループIDが、各鍵部103の各グループID記憶部203に記憶されている。本実施の形態では、鍵部103a、103b、103cのグループIDは、“123”であり、鍵部103d、103eのグループIDは“25”である。従って、同一のグループID“123”を記憶する鍵部103a、103b、103cの3つが同一のグループに属する鍵部として組み合わせて用いられ、同一のグループID“25”を記憶する鍵部103d、103eの2つが同一のグループに属する鍵部として組み合わせて用いられる。
鍵ID記憶部202は、通信部201と接続されており、鍵装置103固有の鍵IDを記憶する。
グループID記憶部203は、通信部201と接続されており、鍵装置103が属するグループ固有のグループIDを記憶する。
鍵部103内の通信部201は、鍵ID記憶部202とグループID記憶部203とに接続されている。通信部201は、認証時、登録時など必要に応じて、錠制御部102内の後述する通信部104と鍵ID及びグループID登録部107に、鍵ID記憶部202に記憶された鍵IDとグループID記憶部203に記憶されたグループIDを送信する。また、他の鍵部103からグループIDやグループID送信要求信号を受信する。
次に、錠制御部102の詳細な構成を説明する。図1に示されるように、錠制御部102は、鍵部103a〜103eと通信を行う通信部104と、鍵ID及びグループIDデータベース部106の情報から認証作業を行う認証部105と、鍵ID及びグループIDを組み合わせて記憶する鍵ID及びグループIDデータベース部106と、鍵IDとグループIDを登録する鍵ID及びグループID登録部107と、錠部101を制御する錠操作部108と、を備えている。
錠制御部102内の通信部104は、認証部105及び鍵ID及びグループID登録部107に接続されている。通信部104は、鍵部103から鍵ID及びグループIDを受信して、認証部105に送信する。また、通信により鍵ID及びグループIDを自動登録する場合には、登録情報として鍵部103から送信された鍵ID及びグループIDを受信して、鍵ID及びグループID登録部107に送信する。
認証部105は、通信部104、鍵ID及びグループIDデータベース部106、及び錠操作部108にそれぞれ接続されている。認証部105は、通信部104から受信した鍵IDとグループIDの組み合わせと、鍵ID及びグループIDデータベース部106内のデータを参照して認証作業を行い、認証結果を錠操作部108へ送信する。
鍵ID及びグループIDデータベース部106は、認証部105と、鍵ID及びグループID登録部107に接続されている。鍵ID及びグループIDデータベース部106は、鍵ID及びグループID登録部107から送信された鍵ID及びグループIDの組み合わせを記憶する。また、鍵ID及びグループIDデータベース部106は、認証部105が認証作業を行う際に、認証部105に対して、鍵IDとグループIDの組み合わせを開示する。
鍵ID及びグループID登録部107は、鍵ID及びグループIDデータベース部106、通信部104にそれぞれ接続されている。鍵ID及びグループID登録部107は、各鍵部103の鍵ID及びグループIDがそれぞれ組み合わされて記憶されるようにして、各鍵ID及びグループIDデータベース部106に登録する。なお、鍵IDやグループIDを登録する手段は、テンキーによる手入力であってもよいし、通信による自動登録であってもよい。通信による自動登録により鍵IDを登録する場合には、上述したように、通信部104を介して鍵部103から登録情報として送信された鍵ID及びグループIDを受信し、該受信した鍵ID及びグループIDを登録する。
錠操作部108は、認証部105と錠部101にそれぞれ接続されている。錠操作部108は、認証部105が認証成功したときに、錠部101の状態を旋錠状態から開錠状態へ、または開錠状態から旋錠状態へ変化させる。
以下、この錠制御システムによって、鍵ID及びグループIDを登録する場合の各構成要素の動作を説明する。
鍵部103a〜103cの3つの鍵部が第1ユーザが所有する鍵部であり、鍵部103d〜103eが第2ユーザが所有する鍵部であるとする。図1に示されているように、第1ユーザが所有する鍵部103aの鍵IDは“101235”、グループIDは“123”であり、鍵部103bの鍵IDは“234213”、グループIDは“123”であり、鍵部103cの鍵IDは“142326”、グループIDは“123”である。第2ユーザが所有する鍵部103dの鍵IDは“99212”、グループIDは“25”であり、鍵部103eの鍵IDは“9773”、グループIDは“25”である。
鍵IDは、各鍵部103の出荷時に予め鍵ID記憶部202に記憶されている。また、同一人物が所有する鍵部103は、同一グループに属するように同一のグループIDがグループID記憶部203に記憶されている。
鍵部103のグループIDは、人手によりグループID記憶部203に直接入力してもよいし、特定の鍵部103に、他の鍵部103へグループIDを付与できる機能を設け、該特定の鍵部103からグループIDを他の鍵部103に付与するようにしてもよい。後者の場合には、まず、該特定の鍵部103からグループIDが未入力状態の鍵部103に対して、通信部201によりグループIDを送信する。送信されるグループIDは、特定の鍵部103に予め人手によって入力され記憶されているグループIDであってもよいし、特定の鍵部103にグループIDを生成する機能を設け、該機能により生成されたグループIDを送信するようにしてもよい。特定の鍵部103から送信されたグループIDは、グループIDが未入力状態の鍵部103の通信部201により受信され、該受信されたグループIDはグループID記憶部203に記憶される。なお、グループIDの付与に関する例は、第2の実施の形態で詳細に説明する。
このように記憶された鍵ID及びグループIDは、手入力や通信による自動登録などによって、錠制御部102に入力され登録されるが、ここでは、通信による自動登録を例に挙げて説明する。
例えば、各鍵部103の図示しない登録スイッチ等を第1ユーザ及び第2ユーザが押下する等により、各鍵部103から各鍵部103に記憶された鍵ID及びグループIDが登録情報として錠制御部102に送信されると、錠制御部102では、該送信された鍵ID及びグループIDが通信部104により受信される。該受信された鍵ID及びグループIDは鍵ID及びグループID登録部107に伝送され、鍵ID及びグループIDデータベース部106に登録される。
図3は、第1ユーザ及び第2ユーザが所有する上記5つの鍵部103a〜103eが、鍵ID及びグループIDデータベース部106に登録された状態を示している。
図示されるように、同一グループに属する鍵ID“101235”、“234213”、“142326”、(鍵部103a、鍵部103b、鍵部103cの鍵ID)が、該同一グループ固有のグループID“123”と組み合わされて記憶され、同一グループIDに属する鍵ID“99212”、“9773”(鍵部103d、鍵部103eの鍵ID)が、該同一グループ固有のグループID“25”に属する鍵IDとして組み合わされて記憶されている。
次に、錠部103を用いて錠部101の状態を変化させる動作について、第1ユーザが所有する鍵部103a、103b、103cを例に挙げて説明する。
第1ユーザは、鍵部103a、103b、103cのいずれか1つ以上を所持したままドアに近づく。鍵部103は、錠制御部102に近づいた(錠制御部102までの距離が所定値以内になった)ことを検知すると、内部に記憶されている鍵ID及びグループIDを同時に錠制御部102内の通信部104に送信する。鍵部103と錠制御部102が近づいたことを検知する方法は、特に限定されるものではない。例えば、人による入力であってもよい。また他には、鍵部103又は錠制御部102の両方又はどちらかが一定時間間隔で発見信号を発信し、互いの距離が所定値以内になったら応答しあうという方法でもよい。
また、ユーザは、ドアの近くで、登録しておいた複数の鍵部103の図示しないスイッチを同時、又は非常に短い期間内にONにしてもよい。すると、鍵部103は、錠制御部102内の通信部104に向かって鍵ID及びグループIDを同時に送信する。
例えば、第1ユーザが鍵部103a、103b、103cのうち、鍵部103a、102bのみを所持していた場合には、2つの鍵ID“101235”、“234213”と共に、グループID“123”が錠制御部102へ送信される。
通信部104は、受信した鍵ID及びグループIDを認証部105へ送信する。認証部105は、受信した鍵ID及びグループIDの組み合わせに基づいて、鍵ID及びグループIDデータベース部106の内容を参照して、認証を行う。具体的には、鍵ID及びグループIDデータベース部106から、グループID“123”と組み合わされて記憶されている鍵ID“101235”、“234213”、“142326”を読み出し、読み出した各鍵IDと、受信した鍵ID(ここでは、“101235”、“234213”)とを比較して、認証を行う。認証部105は、同じグループIDを持つ鍵部103のうち、予め定めておいた閾値以上の割合の鍵部103が揃えば認証成功と判断する。例えば、閾値を50%とすれば、本例の場合には、鍵部103a〜103cのうちのどれか2つの鍵部103を所持していれば認証成功と判断され、1つの鍵部103のみであれば認証失敗と判断される。
認証部105は、認証に成功したときは、その旨を錠操作部108に送信し、錠操作部108は錠部101を施錠又は開錠する。
以上説明したように、グループIDを用いて複数の鍵部103がグループ化されるようにしたため、複数のユーザが同時に鍵部103を登録したとしても、全てのユーザの鍵部103が1つの組み合わせとして登録されることが無くなり、それぞれの鍵部103が鍵部103を所有するユーザ毎(すなわち、グループ毎)に登録され、該登録された複数の鍵部103を用いて錠の操作を行うことができる。
従来のようにグループIDを用いない場合には、第1ユーザ及び第2ユーザが所持する鍵部103a〜103eの5つの全ての鍵IDが1つの組み合わせとして登録されてしまう。この場合には、第2のユーザは、第2のユーザが所持する鍵部103d、103eの2つの鍵部だけでは認証の閾値50%に満たないので、錠を操作することができなくなってしまう。しかしながら、本実施の形態のように、グループIDを用いて登録及び認証を行うことによって、錠制御部は、正しく錠部の組み合わせを認識することができるため、従来のような問題は発生しなくなる。
また、登録時だけでなく、認証時にも、鍵IDを正しい組み合わせで確認して認証することができるため、従来のような問題は発生しなくなる。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、グループIDを鍵部103に自動的に付与する場合の具体的な例について説明する。本実施の形態における錠制御システムの全体構成は、上述の第1の実施の形態において図1に示した構成と同一であるため説明を省略する。ただし、本システムを構成する鍵部103は、グループIDが記憶されていない鍵部103Xと、既にグループIDが記憶されている鍵部103Yの2つの鍵部103により構成される。
図4は、本実施の形態に係る錠部103の構成を示すブロック図である。
図示されるように、本実施の形態に係る錠部103には、第1の実施の形態で説明した通信部201、鍵ID記憶部202、及びグループID記憶部203に加えて、グループID管理部401が備えられている。
図5は、グループID管理部401の詳細な構成を示すブロック図である。グループID管理部401は、タイマ501と、グループIDを記憶していない他の鍵部103へグループIDを送信するか否かを判断するグループID送信判断部502と、自装置のグループID記憶部203にグループIDが記憶されているか否かを判定すると共に、記憶されていない場合にはグループID送信要求信号を通信部201を介して他の鍵部103に送信するグループID内容判定部503と、を備えている。
なお、グループID送信要求信号は、他の鍵装置103に対して自装置のグループID記憶部203にグループIDが記憶されていない旨を通知して、グループIDを自装置に送信するように要求するための信号である。
グループID管理部401内のタイマ501は、グループID送信判断部502に接続されている。タイマ501は、グループID送信判断部502によりセットされ、セットされたときから予め設定されている時間が経過したことをグループID送信判断部502に通知する。
グループID送信判断部502は、タイマ501と、通信部201と、グループID記憶部203とにそれぞれ接続されている。通信部201が受信した、他の鍵部103からのグループID送信要求信号をトリガとしてタイマ501をセットする。また、グループIDの送信タイミングをタイマ501からの通知により判断して、グループID記憶部203に記憶されている自装置が属するグループ固有のグループIDを、他のグループIDが記憶されていない鍵部103に対して送信する。
グループID内容判定部503は、通信部201と、グループID記憶部203とにぞれぞれ接続されている。グループID内容判定部503は、自装置のグループID記憶部203にグループIDが記憶されているか否かを判定すると共に、グループID記憶部203にグループIDが記憶されてない場合には、通信部201に対してグループID送信要求信号を他の鍵部103に送信するように指示する。
以上のように構成された、錠制御システムにおいて、各構成部は次のように動作する。ここでは、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。
ユーザが、グループID記憶部203にグループIDを記憶していない鍵部103Xと、グループID記憶部203にグループIDを記憶している鍵部103Yとを所持する。ここで、鍵部103X内のグループID内容判定部503は、グループID記憶部203に記憶されている内容を読み出す。グループID内容判定部503は、グループID記憶部203からグループIDを読み出せなかった場合には、グループID記憶部203にグループIDが記憶されていない、即ち空の状態であると判定して、通信部201に対して、グループID送信要求信号を送信するように指示する。指示を受けた通信部201は、グループID送信要求信号を、周囲の鍵部103に対して発信する。
グループID送信要求信号を受信した鍵部103Yでは、グループID送信判断部502が、予め設定されている時間をタイマ501にセットする。予め設定されている時間が経過すると、タイマ501はグループID送信判断部502に対して予め設定されている時間が経過したことを通知する。通知を受けたグループID送信判断部502は、グループID送信タイミングが到来したことを判断し、グループID記憶部203に記憶されているグループIDを、グループIDを記憶していない鍵部103Xに対して送信するように指示する。指示を受けた通信部201は、グループID記憶部203に記憶されているグループIDを読み出して、鍵部103Xに対して送信する。
このようにグループIDを送信するまで一定時間をおくことにより、その間互いに通信可能領域内にいる鍵部103は、おそらく同一人物の持ち物だろうと判断することができるため、ここでは、予め設定されている時間経過後に送信する。
鍵部103Yでは、鍵部103Yから送信されたグループIDが、鍵部103X内の通信部201で受信され、鍵部103Y内のグループID記憶部203に記憶される。
なお、本実施の形態では、鍵ID及びグループIDの錠制御部102への登録動作及び認証動作については第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態では、グループIDが記憶されていない鍵部103Xはその旨(グループID送信要求信号)を周囲の鍵部103に対して送信し、該グループID送信要求信号を受信したグループIDが既に記憶されている鍵部103Yは、一定時間後に該鍵部103Yに記憶されているグループIDを鍵部103Xに対して送信するようにしたため、ユーザが人手によってグループIDを入力することなく、自動的にグループIDを鍵部103に付与することができ、利便性が向上する。
また、本実施の形態では、グループID送信要求信号を受信してから一定時間後にグループIDを送信するようにしたため、グループIDを記憶している鍵部103YとグループIDを記憶していない鍵部103Xを一定時間以上同じ場所に置いておくだけで、グループIDを記憶していない鍵部103Xへ自動的にグループIDを付与することができる。
また、グループID送信要求信号を受信してからを、グループIDを実際に付与するまで一定時間間をあけることにより、通りすがりの他人の鍵部103へグループIDを付与することを防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、グループIDを記憶している鍵部103Yは、グループIDを記憶していない鍵部103Xに対し、グループID送信要求信号を受信してから一定時間経過後に、鍵部103Yが鍵部103XへグループIDを付与する例について説明したが、一定時間ごとに鍵部103XがグループID送信要求信号を周囲に送信し、鍵部103Yは該グループID送信要求信号を予め設定された回数以上受信した場合に、グループIDを送信すると判断して、鍵部103Xに対してグループIDを送信するようにしてもよい。
また、鍵部103に周囲の鍵部103との距離を測定する機能を設け、上記の一定時間経過後にグループIDを送信する、という本実施の形態の条件に加えて、離間距離が予め設定されている距離以下の鍵部103に対してのみ、グループIDを送信するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、グループID送信要求信号を受信してから一定時間経過後にグループIDを送信する例について説明したが、グループID送信要求信号を受信してからグループIDを送信するまでの時間は、可変であっても良い。
また、本実施の形態では、すべての鍵部103がグループIDさえ記憶していれば、他の鍵部103へグループIDを送信することができる例について説明したが、一部の特別な鍵部103だけが他の鍵部103に対してグループIDを送信できるような構成とすることもできる。
更にまた、本実施の形態では、グループID記憶部203にグループIDが記憶されていない場合のみ、他の鍵部103からグループIDが付与される例について説明したが、グループID記憶部203記憶されているグループIDに寿命(有効期限)を設け、グループIDの寿命が来る度に、他の鍵部103からグループIDが付与されるようにすることもできる。これにより、一度グループIDを記憶した鍵部103に対しても、他のグループIDを付与することができる。
また、周囲の鍵部103のグループID記憶部203が全て空だった場合に、自分のグループIDとしてランダムに値を生成して、グループID記憶部203に記憶する機能を設けてもよい。このような構成により、全ての鍵部103がグループIDを記憶していない場合であっても、鍵部103をグループ化できる。
また、図6に示されるように、グループID管理部401内に、グループID記憶部203に記憶されたグループIDをユーザが自由に消去できるグループID消去部504を設けることもできる。ユーザが鍵部103に設けられた図示しないリセットスイッチを操作すると、該操作をトリガとして該グループID消去部504が動作し、グループID記憶部203に記憶されたグループIDを消去する。このような機能を鍵部103に設けることにより、ユーザが自由に鍵部103のグループ化を行うことができるようになる。
また、図6に示されたグループID消去部504が、定期的に周囲の鍵部103に記憶されているグループIDを確認し、周囲に自装置と同じグループIDの鍵部103が存在しないと判断した場合に、自装置に記憶されているグループIDを消去または変更する機能を有していてもよい。具体的には、通信部201を介して、定期的に周囲の鍵部103に対してグループID送信要求信号を送信し、周囲の鍵部103から受信したグループIDを、自装置のグループID記憶部203に記憶されたグループIDと比較する。比較の結果、周囲に自装置と同じグループIDの鍵部103が存在しないと判断した場合に、自装置のグループID記憶部203に記憶されているグループIDを消去または変更する。変更する場合には、グループIDをランダムに生成して、生成したグループIDをグループID記憶部203に上書きする。
このような構成によれば、鍵部103を落とした場合であっても、該鍵部103を認証作業に使用することができなくなり、落とした鍵部103が不正に用いられることを防止することができる。また、鍵部103の鍵IDは記憶されたままであるので、すぐに再利用することができる。
第1の実施の形態に係る錠制御システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る鍵部の構成を示すブロック図である。 鍵ID及びグループIDデータベース部に記憶されている鍵ID及びグループIDを示す図である。 第1の実施の形態に係る鍵部の構成を示すブロック図である。 グループID管理部の構成を示すブロック図である。 グループID管理部の構成の変形例を示す図である。
符号の説明
101 錠部
102 錠制御部
103 鍵部
104 通信部
105 認証部
106 鍵ID及びグループIDデータベース部
107 鍵ID及びグループID登録部
108 錠操作部
201 通信部
202 鍵ID記憶部
203 グループID記憶部
501 タイマ
502 グループID送信判断部
503 グループID内容判定部
504 グループID消去部

Claims (14)

  1. 鍵装置と、錠部と、錠制御装置とを含む錠制御システムであって、
    前記鍵装置は、
    少なくとも自装置固有の鍵固有情報を記憶した第1記憶手段と、
    他装置との通信が可能であって、前記錠部の状態を変化させるときに、前記第1記憶手段に自装置が属するグループ固有のグループ固有情報が記憶されていれば、前記第1記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を前記錠制御装置に送信する通信手段と、
    を含み、
    前記錠制御装置は、
    情報を記憶する第2記憶手段と、
    鍵装置から送信された鍵固有情報及びグループ固有情報を受信する受信手段と、
    前記第2記憶手段に鍵固有情報及びグループ固有情報の組合せが記憶されていれば、前記受信手段により受信された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせと、前記第2記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせとを比較して認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証されたときに、前記錠部の状態を変化させるように操作する錠操作手段と、
    を含む錠制御システム。
  2. 前記通信手段は、前記第2記憶手段に情報を登録するときに、前記第1記憶手段にグループ固有情報が記憶されていれば、前記第1記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を登録情報として前記錠制御装置に送信し、
    前記錠制御装置は、前記受信手段により登録情報としての鍵固有情報及びグループ固有情報が受信されたときに、該受信された鍵固有情報及びグループ固有情報を組み合わせて前記第2記憶手段に登録する登録手段を更に含む請求項1記載の錠制御システム。
  3. 前記通信手段は、自装置の前記第1記憶手段にグループ固有情報が記憶されていなければ、他の鍵装置にグループ固有情報の送信を要求する請求項1または請求項2記載の錠制御システム。
  4. 前記鍵装置は、前記通信手段により他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信された場合に、自装置の前記第1記憶手段にグループ固有情報が記憶されていれば、該他の鍵装置に対してグループ固有情報を送信するか否かを判断する判断手段を更に含み、
    前記通信手段は、前記判断手段によりグループ固有情報を送信すると判断された場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信する請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の錠制御システム。
  5. 前記判断手段は、前記他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信されてから所定時間経過した場合、該送信要求の受信回数が所定回数に到達した場合、該他の鍵装置との距離が所定値以下の場合、の少なくとも1つの場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信すると判断する請求項4記載の錠制御システム。
  6. 前記鍵装置は、自装置と通信可能な領域に、自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報と同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在するか否かを判断するグループ固有情報判断手段と、
    前記グループ固有情報判断手段により同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在しないと判断された場合に、自装置の前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を変更または消去する処理手段と、
    を更に含む請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の錠制御システム。
  7. 前記鍵装置は、外部から操作可能に設けられ、操作されることにより前記第1記憶手段に記憶されたグループ固有情報を消去する消去手段を更に含む請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の錠制御システム。
  8. 錠部の状態を変化させるために用いられる鍵装置であって、
    少なくとも自装置固有の鍵固有情報を記憶した記憶手段と、
    他装置との通信が可能であって、前記錠部の状態を変化させるときに、前記記憶手段に自装置が属するグループ固有のグループ固有情報が記憶されていれば、前記記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報を前記錠制御装置に送信する通信手段と、
    を含む鍵装置。
  9. 自装置の前記記憶手段にグループ固有情報が記憶されていなければ、前記通信手段は、他の鍵装置にグループ固有情報の送信を要求する請求項8記載の鍵装置。
  10. 前記通信手段により他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信された場合に、自装置の前記記憶手段にグループ固有情報が記憶されていれば、該他の鍵装置に対してグループ固有情報を送信するか否かを判断する判断手段を更に含み、
    前記通信手段は、前記判断手段によりグループ固有情報を送信すると判断された場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信する請求項8または請求項9記載の鍵装置。
  11. 前記判断手段は、前記他の鍵装置からグループ固有情報の送信要求が受信されてから所定時間経過した場合、該送信要求の受信回数が所定回数に到達した場合、該他の鍵装置との距離が所定値以下の場合、の少なくとも1つの場合に、前記他の鍵装置に自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を送信すると判断する請求項10記載の鍵装置。
  12. 自装置と通信可能な領域に、自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報と同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在するか否かを判断するグループ固有情報判断手段と、
    前記グループ固有情報判断手段により同一のグループ固有情報を記憶した他の鍵装置が存在しないと判断された場合に、自装置の前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を変更または消去する処理手段と、
    を更に含む請求項8乃至請求項11のいずれか1項記載の鍵装置。
  13. 外部から操作可能に設けられ、操作されることにより前記記憶手段に記憶されたグループ固有情報を消去する消去手段を更に含む請求項8乃至請求項12のいずれか1項記載の鍵装置。
  14. 情報を記憶する記憶手段と、
    鍵装置から送信された鍵固有情報及びグループ固有情報を受信する受信手段と、
    前記記憶手段に鍵固有情報及びグループ固有情報の組合せが記憶されていれば、前記受信手段により受信された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせと、前記記憶手段に記憶された鍵固有情報及びグループ固有情報の組み合わせとを比較して認証する認証手段と、
    前記認証手段により認証されたときに、錠部の状態を変化させるように操作する錠操作手段と、
    を含む錠制御装置。
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WO2019156015A1 (ja) * 2018-02-09 2019-08-15 株式会社Jvcケンウッド 車両盗難防止装置および車両盗難防止方法、ならびにコンピュータプログラム

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