JP2005297672A - 車両用ランプ - Google Patents

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和彦 加納
Yuji Wakikado
祐至 脇門
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Abstract

【課題】 バンパの位置を規制するための構造に関して、部品点数および取付工数を低減できる車両用ランプを提供すること。
【解決手段】 ベゼル30に設けた係合部40にバンパ50の上フランジ部51を挿入することにより、上フランジ部51に設けた係合孔53に係合部40の第1位置決め片41の係合爪411を係合させ、また、上フランジ部51の下面を第2位置決め片42のリブ421の当接面4211に当接させ、さらに、上フランジ部51の切欠き部55の当接辺553を第2位置決め片42の幅方向の端部の当接面4233に当接させて、ランプ本体とバンパとの前後・上下・左右方向の位置を規制する。
【選択図】 図5








Description

本発明は、車両に設けられるヘッドランプあるいはリヤコンビネーションランプ等の車両用ランプに関し、特に、バンパの位置を規制できる車両用ランプに関する。
ヘッドランプあるいはリヤコンビネーションランプ等の車両用ランプは、バンパと、ボンネット、リヤトランクリッドあるいはバックドア等の開閉蓋と、フェンダパネル等のボデー外板とに囲まれている。
そして、ランプとバンパとの相互の位置決めをするための構造として、特開平7−329631号公報(以下、「特許文献1」という。)に記載された「ヘッドランプとフロントバンパとの位置決め構造」がある。
この特許文献1に記載の技術は、ヘッドランプ1の下端部に設けた取付部2に第1のクリップとしての上部クリップ3が取り付けられ、一方、フロントバンパ22に予め取り付けられたバンパステー10に設けられたリテーナ12に第2クリップとしての下部クリップ13が差し込み係止されていて、ヘッドランプ1が装着されている車体にフロントバンパ22を組み付けるには、上部クリップ3の係合溝6に下部クリップ13の係止片21を挿入して、両クリップ3、13を係合させ、バンパステー10を車体のサイドメンバに固着するものである。
特開平7−329631号公報
ところが、上記特許文献1に記載の技術では、クリップが、上部クリップと下部クリップの2種類が必要であり、それぞれのクリップを予めヘッドランプおよびバンパ側に取り付けておかなければならず、部品点数が多く、取り付けの手間もかかるためコスト高になるという問題がある。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、バンパの位置を規制するための構造に関して、部品点数および取付工数を低減できる車両用ランプを提供することを目的とする。
本発明に係る請求項1に記載の車両用ランプは、車両の開閉蓋とバンパに隣接して配置され、前記開閉蓋との間に前記バンパまで至る隙間が形成されるランプ本体と、該ランプ本体に設けられ、前記隙間の車両内方に位置して該隙間から内部構造が見えないようにするベゼルとを備えた車両用ランプであって、前記ベゼルに、前記バンパに係合して前記ランプ本体に対する前記バンパの位置を規制する係合部が一体成形されていることを特徴とする。
よって、ランプに対するバンパの位置を規制する係合部をベゼルに一体的に成形するので、部品点数が少なくなり部品コストが低減するとともに、ベゼルへの係合部の取り付けも不要となるため組付工数も減少する。
また、本発明に係る請求項2に記載の車両用ランプは、請求項1に記載の車両用ランプにおいて、前記係合部には、前記バンパに設けた係合孔に係合して前記ランプ本体に対する前記バンパの前後方向の位置を規制する係合爪と、前記バンパの下面に当接して前記ランプ本体に対する前記バンパの上下方向の位置を規制するリブと、前記バンパに設けられた切欠き部に当接して前記ランプ本体に対する前記バンパの横方向の位置を規制する当接面と、を設けたことを特徴とする。
よって、ランプに対するバンパの前後、上下、左右方向の位置を一度に規制することができる。
本発明の車両用ランプによれば、バンパの位置を規制する構造に関して、部品点数および取付工数を低減することができる。
次に、本発明に係る車両用ランプの一の実施の形態について図面を参照して説明する。図1および図2に示すように、本実施の形態の車両用ランプは、リフトバック車の後部に設けられたリヤコンビネーションランプ(以下、「ランプ」と略す。)100である。
ここで、図1は、車両の後部を示した斜視図であり、図2は、図1のA部拡大図である。
なお、以下の説明で前後方向や内側等の用語は、車両の前後方向や内側と同一の方向を意味する。
ランプ100の構成について説明する。ランプ100は、バックドアあるいはトランクリッドなどの開閉蓋60に隣接して、左右に配置されている。該ランプ100の下部はバンパ50の上面に隣接している。
ランプ100は、図3の断面図に示すように、内面に反射面を有し、電球を収納した箱形のランプ本体10と、該ランプ本体10の開口部を覆い、該開口部より僅かに大きい外形を有するレンズ20と、前記ランプ本体10の前記開閉蓋60側の一辺に固定されたベゼル30とから構成されている。
そして、ランプ本体10と開閉蓋60との間にはバンパ50にまで至る隙間SD(図3参照)が形成されており、この隙間SDの車両内方にベゼル30が位置して隙間SDからその内部構造が見えないようになっている。
ベゼル30は、図3および図4に示すように、一辺が隙間SDに車両前後方向で対向するように配置され、他辺が前記ランプ本体10の開口部よりはみ出したレンズ20の外形端21に近接対向して前記一辺とレンズ20との間を塞ぐ断面L字形のフランジ部31と、該フランジ部31の一辺から前記開閉蓋60に近づくように斜めに内側に延びる傾斜部33と、該傾斜部33の略前端から前記ランプ本体10に向かって延び、該ランプ本体10の所要位置にビス締めされる複数の固定部35、35と、前記傾斜部33の下端に位置する固定部35から下方へ延び、前記バンパ50に係合して前記ランプ本体10に対する前記バンパ50の位置を規制する係合部40とからなる。
係合部40は、図5、図6に示すように、前記ベゼル30の下端に設けられた固定部35の縦壁部351の下端に設けられ、車両後方に延在する第1位置決め片41と、第2位置決め片42とからなる。
第1位置決め片41は、前記縦壁部351の下端から略水平に後方に延びる基部410と、該基部410の先端から後方に向かって斜め下方へ延びるガイド部413と、基部410の上面から上方へ突出する係合爪411とを備えている。
ガイド部413は、後方に向かって下方へ傾斜する傾斜面4131を備えており、係合爪411は、後方に向かって下方に傾斜し、傾斜面4131に繋がる傾斜面4132と、該傾斜面4132の上端4133から下方へ延びて基部410の上面に繋がる垂直壁4111とを備えている。
第2位置決め片42は、前記ガイド部413と略同じ高さ位置で略水平に後方に前記第1位置決め片41の基部410と略同じ位置まで延び、先細りでかつ下方に傾斜する先端を有する基部423と、該基部423の上面から上部に突出するリブ421とからなる。基部423の後部上面には後端で下方に傾斜する傾斜面4231が形成されている。
リブ421は、前記基部423の上面で縦壁部351から後方に向かって延在し、該リブ421の上面は、後述するバンパ50の上フランジ51の下面に当接する当接面4211となり、後部で前記傾斜面4231の上部への延長線と交差して下方に傾斜している。
前記当接面4211の高さ位置は、前記第1位置決め片41の上端4133より少なくとも前記バンパ50の上フランジ51の板厚分だけ低い位置にある。
つぎに、バンパ50は、図7、図8に示すように、上端の上フランジ51と、該上フランジ51の後端から連続して下方に延びる縦面と、該縦面から連続して前方に延びる下フランジとを備える断面が略コ字形のものである。
上フランジ51の所要位置には、前記係合部40の係合爪411が挿入される四角形状の係合孔53と、前記ベゼル30に設けられた固定部35の縦壁部351が係合し、該縦壁部351の幅より若干広い幅の切欠き部55とが設けられている。
切欠き部55には、底辺551と、該底辺551の両側で前記上フランジ51の板端部に連なる当接辺553とが設けられている。
なお、平面視で係合部40は、図8に示すように、開閉蓋60を開いたときに内部構造が見えないように、ベゼル30の傾斜部33により隠される位置に設けられている。
以上のように構成されたランプ100を、ランプ100に対するバンパ50の位置を規制して車両ボデーに取り付ける動作を説明する。
まず、バンパ50を取り付ける前に、ベゼル30がランプ本体10に予め組み付けられたランプ100を車両ボデーの所定の位置に取り付けておく。
そして、図5に示すように、バンパ50の上フランジ51をベゼル30の下端と、第1位置決め片41に設けた係合爪411及び第2位置決め片42に設けたリブ421の上部との間に差し込む。
バンパ50の上フランジ51をベゼル30の下端に差し込むと、上フランジ51の板端部が第1位置決め片41のガイド部413の傾斜面4131に当接しながら上フランジ51の板端部を傾斜面4132に案内して、該上フランジ51の下面が係合爪411の上端4133上を滑り、やがて、係合孔53に係合爪411が嵌合する。
上フランジ51に設けた係合孔53に前記係合爪411が嵌合すると、前記上フランジ51の下面が第2位置決め片42のリブ421の当接面4211に当接する。
さらに、上フランジ51の切欠き部55の当接辺553が第2位置決め片42の幅方向の端部の当接面4233に当接するように押し込む。
そうすると、ランプ本体10に対する前記バンパ50の位置は、次のように規制される。すなわち、前記ランプ本体10に対する前記バンパ50の前後方向の位置は、係合部40の係合爪411が係合孔53に係合し、係合爪411の垂直壁4111が係合孔53の前辺に当接するか、あるいは上フランジ51の切欠き部55の底辺551がベゼル30の縦壁部351に当接することで規制される。
つぎに、前記ランプ本体10に対する前記バンパ50の上下方向の位置は、バンパ50の上フランジ部51の下面が、第2位置決め片42の上面に設けたリブ421の当接面4211に当接することにより、前記ランプ本体10と前記バンパ50との上下方向の隙間SBを保持して規制される。
さらに、前記ランプ本体10に対する前記バンパ50の横方向の位置は、バンパ50の上フランジ部51に設けた切欠き部55の一方の当接辺553が、第2位置決め片42の幅方向の端部の当接面4233に当接することで規制される。
以上により、ベゼル30に設けた係合部40にバンパ50の上フランジ部51を挿入するだけで、上フランジ部51の係合孔53に係合部40の係合爪411が係合し、また、上フランジ部51の下面が第2位置決め片42のリブ421の当接面4211に当接し、さらに、上フランジ部51の切欠き部55の当接辺553が第2位置決め片42の幅方向の端部の当接面4233に当接するため、ランプ本体に対するバンパの前後・上下・左右の位置を容易に規制することが可能となった。
なお、本発明は前記実施の形態のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施の形態では、車両のリヤコンビネーションランプとリヤバンパとに適用した例で説明したが、これに限られず、ヘッドランプとフロントバンパとに適用することも可能である。
また、ベゼルはランプ本体と別体のもので説明したが一体成形したものであってもよい。
本発明は、ランプ本体に設けられ、車両の開閉蓋とバンパとに形成される隙間から内部構造が見えないようにするベゼルに、バンパに係合してバンパに対する位置を規制する係合部を一体に成形するように構成したので、別部品を設けることなくバンパの上フランジを差し込むだけで、ランプ本体に対するバンパの位置を規制できるため、部品点数および取付工数の低減に寄与するものである。
本発明の一の実施の形態に係る車両用ランプを装備した車両の後部を示した斜視図である。 図1のA部拡大図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の一の実施の形態に係る車両用ランプに取り付けられたベゼルの正面図である。 図2のV−V線に沿う断面図である。 本発明の一の実施の形態に係る車両用ランプに取り付けられたベゼルに設けられた係合部の斜視図である。 バンパの部分斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係る車両用ランプに取り付けられたベゼルに設けられた係合部の平面図である。
符号の説明
1 車両用ランプ
100 ランプ
10 ランプ本体
30 ベゼル
35 固定部
40 係合部
41 第1位置決め片
411 係合爪
42 第2位置決め片
421 リブ
4211 当接面
50 バンパ
53 係合孔
55 切欠き部
60 開閉蓋

Claims (2)

  1. 車両の開閉蓋とバンパに隣接して配置され、前記開閉蓋との間に前記バンパまで至る隙間が形成されるランプ本体と、該ランプ本体に設けられ、前記隙間の車両内方に位置して該隙間から内部構造が見えないようにするベゼルとを備えた車両用ランプであって、
    前記ベゼルに、前記バンパに係合して前記ランプ本体に対する前記バンパの位置を規制する係合部が一体成形されていることを特徴とする車両用ランプ。
  2. 請求項1に記載の車両用ランプにおいて、
    前記係合部には、前記バンパに設けた係合孔に係合して前記ランプ本体に対する前記バンパの前後方向の位置を規制する係合爪と、
    前記バンパの下面に当接して前記ランプ本体に対する前記バンパの上下方向の位置を規制するリブと、
    前記バンパに設けられた切欠き部に当接して前記ランプ本体に対する前記バンパの横方向の位置を規制する当接面と、
    を設けたことを特徴とする車両用ランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008265659A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Toyota Boshoku Corp 天井ランプ組付構造、それを有する天井ランプ、及び、それを有する車両用成形天井

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