JP2005295251A - 受信装置および周波数ドリフト低減回路 - Google Patents
受信装置および周波数ドリフト低減回路 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】受信部20は、送信装置から無線信号で順次送信される複数のフレームを受信し、順次ディジタルベースバンド信号の列に変換する。周波数ドリフト推定部31では、変換されたディジタルベースバンド信号のうちプリアンブル部に相当する信号を入力し、プリアンブル部に含まれる送信装置で無線信号を生成する際に起きる周波数ドリフトを推定し、これを周波数ドリフト保持部32で保持する。次に、周波数ドリフト補償部33は、受信部20からの順次入力される各フレームに対応するディジタルベースバンド信号のプリアンブル部を、保持した周波数ドリフトに基づいて補償する。この補償された周波数ドリフト補償部33で補償されたディジタルベースバンド信号を、復調部40へ入力する。
【選択図】 図1
Description
ここで、周波数ドリフト推定部31の一例として、遅延自己相関器35を図6に示す。遅延自己相関器35は、ディジタルベースバンド信号のI成分、Q成分がそれぞれ入力される、幅10ビット、長さ33ビットの2つのシフトレジスタ36、37と、シフトレジスタ36、37の各1ビット目のI成分、Q成分と、各33ビット目のI成分、Q成分とを複素乗算する複素乗算器38とを備える。この例の遅延自己相関器35は、1ショート・トレーニング・シンボルから16サンプル得るものと仮定して構成しており、第1ビットと第33ビットとを複素乗算するということは、あるディジタルベースバンド信号のサンプルと、二つ後のショート・トレーニング・シンボルの該サンプルと同じ位置のサンプルとの相関を求めるようになっている。その結果、前記あるサンプルが受けた周波数ドリフトの位相回転量を示すI成分、Q成分が得られる。これらを組にし、順次周波数ドリフト保持部32で保持することにより、各サンプル点の推定された周波数ドリフトの位相回転量を示すI成分、Q成分を得る、即ち周波数ドリフトを保持する。図7は、周波数ドリフトを示す図であり、(a)はあるサンプル点tの(I成分、Q成分)=(i、q)の位相回転を示した図、(b)は前記位相回転量を縦軸に、時間を横軸にしてプロットした点をつないで示される周波数ドリフトを示した図を示している。
21・・・周波数変換部 22・・・直交復調部 23・・・A/D変換部 30、50・・・周波数ドリフト低減部 31・・・周波数ドリフト推定部 32・・・周波数ドリフト保持部
33・・・周波数ドリフト補償部
40・・・復調部 51・・・周波数ドリフト判定部
52・・・正方向最大位相ずれ検出部 53・・・負方向最大位相ずれ検出部
54・・・高周波成分検出部 55・・・ドリフト判断部
Claims (9)
- 送信装置から無線信号で順次送信される複数のフレームを順次受信する受信装置であって、
各フレームの無線信号を受信し、ディジタル信号の列に変換する受信部と、
前記受信部から、あるフレームに対応するディジタル信号の列のうち先頭から所定期間のディジタル信号の列を入力し、該所定期間のディジタル信号の列に含まれる前記送信装置で無線信号を生成する際に起きる周波数ドリフトを推定する周波数ドリフト推定部と、
前記周波数ドリフト推定部によって推定された周波数ドリフトを保持する周波数ドリフト保持部と、
前記受信部から入力される、前記あるフレームの次のフレームに対応するディジタル信号の列のうち先頭から前記所定期間のディジタル信号の列を前記周波数ドリフト保持部で保持した周波数ドリフトに基づいて補償する周波数ドリフト補償部と、
前記周波数ドリフト補償部で補償されたディジタル信号の列を含む前記次のフレームのディジタル信号の列を入力し、復調処理を行う復調部とを備えたことを特徴とする受信装置。 - 前記周波数ドリフト補償部で補償すると同時に、前記周波数ドリフト推定部で、前記次のフレームに対応するディジタル信号の列のうち先頭から所定期間のディジタル信号の列を入力し、該所定期間のディジタル信号の列に含まれる前記送信装置で無線信号を生成する際に起きる周波数ドリフトを推定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 前記周波数ドリフト補償部は、前記次のフレームの更に次のフレームに対応するディジタル信号の列のうち先頭から前記所定期間のディジタル信号の列を前記周波数ドリフト保持部で保持した周波数ドリフトに基づいて補償するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 前記周波数ドリフト補償部は、前記周波数ドリフト保持部で保持した周波数ドリフトを逆位相して、各フレームに対応するディジタル信号の列のうち先頭から所定期間のディジタル信号の列を補償するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の受信装置。
- 前記フレームのそれぞれは、前記復調部で受信同期の処理を行うための信号を含むプリアンブル部と、前記送信装置から送りたいデータを含むデータ部とからなり、前記プリアンブル部は、前記フレームの先頭から前記所定期間のディジタル信号の列に対応することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の受信装置。
- 更に、前記周波数ドリフト推定部で推定された周波数ドリフトの位相量差が最大となる位相量を求め、この結果が予め設定した閾値より小さい場合には、前記周波数ドリフト補償部での補償を行わないよう制御する周波数ドリフト判定部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の受信装置。
- 更に、前記周波数ドリフト推定部で推定された周波数ドリフトの周期の速さを求め、この結果が予め設定した速さより遅い場合には、前記周波数ドリフト補償部での補償を行わないよう制御する周波数ドリフト判定部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の受信装置。
- 更に、前記周波数ドリフト推定部で推定された周波数ドリフトの位相量差が最大となる位相量を求めた結果が予め設定した閾値より小さい場合、または、前記周波数ドリフト推定部で推定された周波数ドリフトの周期の速さを求め、この結果が予め設定した速さより遅い場合、の少なくとも何れかに該当する際に、前記周波数ドリフト補償部での補償を行わないよう制御する周波数ドリフト判定部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の受信装置。
- 送信装置から無線信号で順次送信される複数のフレームのそれぞれを順次受信し、ディジタル化された各ベースバンド信号の列を復調部へ入力する受信装置で利用される周波数ドリフト低減回路であって、
あるフレームに対応するディジタルベースバンド信号の列の先頭から所定期間のディジタルベースバンド信号の列を入力し、該所定期間のディジタル信号の列に含まれる前記送信装置で無線信号を生成する際に起きる周波数ドリフトを推定する周波数ドリフト推定部と、
前記周波数ドリフト推定部によって推定された周波数ドリフトを保持する周波数ドリフト保持部と、
前記あるフレームの次のフレームに対応するディジタル信号の列のうち先頭から前記所定期間のディジタル信号の列を前記周波数ドリフト保持部で保持した周波数ドリフトに基づいて補償する周波数ドリフト補償部とを備えたことを特徴とする周波数ドリフト低減回路。
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