JP2005294923A - 受信装置、再生装置、エラー訂正方法、及びエラー訂正システム - Google Patents

受信装置、再生装置、エラー訂正方法、及びエラー訂正システム Download PDF

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Abstract

【課題】 エラーデータの修復を効率的に行い、かつユーザーの利便性を損なわない受信装置、及びデジタル放送システムを提供する。
【解決手段】 内蔵する記録媒体にデータを格納する際に該データに含まれる訂正不能なエラーパケットを検知して、これに相当する部位の正しいパケットをデータの供給源であるサーバーに要求し、サーバーから供給された正しいパケットをエラーパケットと置換して格納する受信装置と、かかるサーバーとを組み合わせてデジタル放送システムを構築する。サーバーは各放送局毎に設けても良いし、或いは、サーバーが複数の放送局から放送される番組ソフトウェアを蓄積する記録媒体にアクセスして正しいパケット情報を取得する構成としても良い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信装置、再生装置、エラー訂正方法、そのプログラム、及びその記録媒体、並びにエラー訂正システムに関する。
近年、映像信号や音声信号をMPEG方式等の圧縮符号化方式によりエンコードしてデータストリームを生成し、かかるデータストリームをBS、CS、地上デジタル等のデジタル放送によって視聴者に送信するデジタル放送システムが普及しつつある。このようなデジタル放送を受信する受信装置は、一般に、受信データについてのエラー訂正処理機能を有しており、受信データに生ずるエラーをある程度まで訂正することが可能である。そして、エラー訂正処理が施された受信データは、受信装置内に設けられたHDDなどの記録媒体に格納され、ユーザーが望むときに随時再生することができる。
しかしながら、例えば、悪天候、ノイズ混入、マルチパス、フェージング等による放送電波の伝搬障害の発生によって、受信中のデータストリームに受信装置のエラー訂正処理機能では訂正不能なエラーが生ずる場合がある。従来、このような訂正不能なエラーが発生した場合、例えば、特許文献1、2に開示されるような技術を用いてかかるエラーデータの修復が行われていた。因みに、これらの従来技術では受信装置のエラー訂正処理機能で訂正不能なエラーが検知された場合、受信装置は、アナログ、或いはデジタルによる公衆回線等の通信ネットワークを介して送信元の放送局等のサーバーにアクセスを行う。そして、かかるサーバーからエラーの生じていない正しいデータの再送を受けて、これを訂正不能なエラーデータと差し替えるものである。
しかし、文献1に開示されている従来技術では、サーバー側は、受信データ中の1つのパケットにエラーが生じた場合でも、同パケットを含む全てのデータを受信装置側に再送するため、視聴可能な部分のデータについても再送処理が為されてしまうという問題があった。一方、文献2に示される従来技術は、エラー部分のバケットのみを再送する方式となっているが、受信データを記録媒体から再生するMPEGデコーダにおいてエラー検出、並びにエラーデータと訂正データとの置換を行うため、データをデコードするまでエラー訂正ができないという問題があった。
特開平11−298451号公報 特開2003−250128号公報
本発明が解決しようとする課題には、エラーデータの修復を効率的に行い、かつユーザーの利便性を損なわない受信装置等を提供することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置であって、前記記録媒体にデータを格納する際に、前記データストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第1検出手段と、前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、当該データパケットを取得する取得手段と、取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換手段と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置において前記記録媒体からデータを再生する再生装置であって、前記記録媒体に格納されているデータストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第2検出手段と、前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、再送されたデータパケットを取得する取得手段と、取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換手段と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置におけるエラーデータ訂正方法であって、前記記録媒体にデータを格納する際に、前記データストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第1検出行程と、前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、当該データパケットを取得する取得行程と、取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換行程と、を含むことを特徴とする。
さらに、請求項11に記載の発明は、供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置において前記記録媒体からデータを再生する再生装置におけるエラーデータ訂正方法であって、前記記録媒体に格納されているデータストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第2検出行程と、前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、再送されたデータパケットを取得する取得行程と、取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換行程と、を含むことを特徴とする。
図1に本発明の第1の実施例である受信装置、エラー訂正方法、そのプログラム、及びその記録媒体、並びに同受信装置を含むエラー訂正システムを示す。受信装置10は、例えば、BS、CS、地上デジタル等のデジタル放送により送信されるデータストリームを受信及び復調してこれを記録するものである。
また、受信装置10は、通信ネットワーク20を介して放送局30が管理するサーバー301にアクセスすることが可能である。なお、通信ネットワーク20は、例えば、通常の公衆回線のようなアナログ通信回線網でも良いし、或いは、ISDNのようなデジタル通信回線網でも良い。
次に、受信装置10の内部構成について説明を行う。アンテナ101は、例えば、パラボラアンテナやオフセットアンテナなどのデジタル放送受信用のアンテナであり、デジタル放送電波を受信してこれをフロントエンド部102に供給する。
フロントエンド部102は、放送電波を周波数変換・復調して、当該電波に重畳されているデータストリームを抽出する部分である。即ち、デジタル放送電波に重畳されたデータストリームは、フロントエンド部102によってMPEG方式により圧縮符号化されたデジタルデータの時系列であるMPEGトランスポートストリーム(以下、単に“MPEG−TS”と称する)に復元されて後段のデマルチプレクサ103に供給される。
デマルチプレクサ103は、フロントエンド部102から供給されたMPEG−TSに多重されている複数の番組情報を分離して、これらのデータストリームを1つの番組情報毎に再多重したパーシャルトランスポートストリーム(以下、単に“パーシャルTS”と称する)を生成する部分である。
記録媒体104は、例えば、HDDやその他の書換可能なディスク等のデータ記録媒体、及びこれらデータ記録媒体の駆動制御回路から構成されており、デマルチプレクサ103から供給されるパーシャルTSを当該記録媒体内の所定の記憶領域内に記録・格納する部分である。
データデコーダ105は、記録媒体104に格納されているデータについて、その符号化圧縮を解いてデコードする圧縮復号化部分である。データデコーダ105によってデコードされた映像並びに音声データは、映像信号出力部106、及び音声出力部107を経てユーザーに視聴可能な映像・音声信号に再生されて出力される。なお、当該構成要素は、記録媒体104に格納されているデータを再生するための構成要素であるので、記録専用の受信装置10の場合には不要である。
制御部108は、図示せぬマイクロプロセッサ、ROM・RAM等のメモリ回路、及びこれらの周辺回路から構成されており、受信装置10の全体を統括・制御する部分である。制御部108のメモリ回路には、受信装置10の動作を規定するメインプログラムや各種のサブプログラムが記憶されており、上記のマイクロプロセッサがその内蔵するクロックに同期してこれらのプログラムを1ステツプずつ実行することによって受信装置10における各種の処理が実行される。
モデム部109は、通信ネットワーク20を介して、エラーデータ情報やこれを修復する訂正データ情報等の各種情報を受信装置10とサーバー301との間で中継する部分である。なお、モデム部109の構成及び機能は、通信ネットワーク20の形態に応じて、単なるデータの変復調機能のみならず、種々の網制御機能や通信手順制御機能を含むことは言うまでもない。
次に、受信装置10の動作を図2のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、同フローチャートに示される処理プログラムは、受信装置10において常時起動が為される構成としても良いし、或いは、受信装置10がデジタル放送電波によって所定数のデータパケットを受信する毎に起動される構成としても良い。
先ず、アンテナ101で受信されたデジタル放送電波は、フロントエンド部102において周波数変換・復調が為され当該電波に重畳されていたMPEG−TSが復調される。この際に、フロントエンド部102は、復調されたMPEG−TSについてのエラー訂正処理を実行してその結果をエラー情報として制御部108に通知する。
制御部108は、このエラー情報に基づきフローチャート(図2)のステップS201において、フロントエンド部102のエラー訂正処理結果について判定を行う。かかる判定は、例えば、MPEG−TSのヘッダー部に含まれるトランスポート誤りインジケータ(Transport Error Indicator)のビット状態を用いて判定するようにしても良いし、或いは、MPEG−TSのヘッダー部に含まれる他の状態記述子を組み合わせて判定を行うようにしても良い。その他、フロントエンド部102におけるビタビ出力後のビットエラー率(BER)、同期情報等を用いても良い。
また、ステップS201において、制御部108は、フロントエンド部102で復調されたMPEG−TSが供給されるデマルチプレクサ103から通知されるエラー情報に基づいて、エラー訂正処理結果についての判定を行うこともできる。デマルチプレクサ103は、供給されたMPEG−TSを基にして1つの番組単位でデータを再多重したデータストリームであるパーシャルTSを生成する。この際、デマルチプレクサ103は、パーシャルTSについてのエラー訂正処理を実行して、その結果を制御部108にエラー情報として通知する。
制御部108は、このエラー情報に基づきデマルチプレクサ103のエラー訂正処理結果について判定を行う。この判定は、例えば、パーシャルTSのデータストリームがエラーの発生によって不連続となる変化点で挿入される不連続情報テーブル(Discontinuity Information Table)(以下単に“DIT”と称する)情報を利用しても良いし、或いは、パーシャルTSに含まれるその他の状態記述子を組み合わせて判定を行うようにしても良い。
また、制御部108は、フロントエンド部102から通知されるエラー情報と、デマルチプレクサ103から通知されるエラー情報の双方を用いて、エラー処理結果についての判定を行っても良い。
ステップS201において、パーシャルTSにエラーが無いと判定された場合、制御部108は、図2のフローチャートのスタート位置に戻り以上に説明した処理動作を繰り返す。一方、ステップS201において、MPEG−TS又はパーシャルTSにエラーが有ると判定された場合、制御部108はステップS203に移行する。すなわち、MPEG−TS、またはパーシャルTSの何れかにおいて、エラー訂正処理では訂正不能なエラーが検出された場合、制御部108はステップS203のエラーパケット情報収集処理を実行する。
エラーパケット情報収集処理の概要は以下の通りである。先ず、MPEG−TSにおいてエラーが検出されていた場合、制御部108は、MPEG−TSのヘッダー情報や、フロントエンド部102から出力されるPID、PAD、及びNIT等の各記述子を読み込んで、データストリーム中におけるエラーパケットの部位を特定する。その他、フロントエンド部102の情報(受信チャンネルやパイロット信号等に関する情報)からエラーパケット情報を収集しても良い。また、パーシャルTSにおいてエラーが検出されていた場合、制御部108は、ネットワーク識別記述子、及びパーシャルTSタイム記述子等の各種のパーシャルTS記述子を読み込んでエラーパケット部位の特定を行う。なお、MPEG−TS及びパーシャルTSの双方において訂正不能なエラーが検出されていた場合は、どちらか一方の記述子のみを用いるようにしても良いし、或いは双方の記述子を合わせて用いるようにしても良い。かかる処理によって、エラーの発生したパケットについて、その放送局の存する国や地方、BSやCS或いはケーブルTV等のメディアの形態、当該エラーデータの含まれる番組名、及びエラーの生じた放送時間などのエラー情報が特定されることになる。
以上の処理が終了すると、制御部108は、ステップS205に移りエラー情報送信処理を実行する。即ち、制御部108は、ステップS203で特定されたエラー情報に基づいてモデム部109を制御して、該当するエラーパケットが含まれる番組を送信した放送局の管理するサーバー301に通信ネットワーク20を介してアクセスを行う。
モデム部109とサーバー301との間に通信リンクが確立されると、制御部108は、上記のエラー情報をサーバー側に送信してステップS205の処理を終了させる。なお、この際に送信するエラー情報としては、例えば、番組名と共にエラーパケットの部位を特定可能なパケット番号等を直接送信しても良いし、或いは、エラーパケットの部位が供給源から送信された時刻を示す時刻情報を送信するようにしても良い。さらに、エラー情報を送信する際に、エラーパケット前後の正しいパケットデータを送信するようにしても良い。
制御部108は、エラー情報送信処理を終了するとステップS207に移り、エラーパケットの部位に該当する正しいデータを含むパケットがサーバー301から返信されて来たか否かを監視する。ステップS207において、正しいデータを含むパケットの返信が確認されない場合、制御部108は、図2のフローチャートのスタート位置に復帰して以上の処理を繰り返す。一方、同ステップにおいてサーバー301からパケットの返信が確認された場合はステップS209に移行する。
ステップS209において、制御部108は、記録媒体104に格納されているエラーデータを含むパケットの記憶領域を予め検索しておき、当該パケットとサーバー301から受領した新たなパケットとを置換する。ステップS209の処理が終了すると、制御部108は、図2のフローチャートに示されるプログラムのスタート位置に復帰して再び以上に説明した処理動作を繰り返す。
次に、以上に説明を行った受信装置10側の処理に対応する、サーバー301側における処理動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、同フローチャートに示される処理プログラムは、サーバー301を管理するコンピュータ(以下単に“コンピュータ”と称する)において所定のタイミングで実行されるものとする。
図3のプログラムが起動されると、コンピュータはステップS301において、通信ネットワーク20を介して受信装置10からエラー情報を受信しているか否かを判定する。ステップS301において、エラー情報が受信されていないと判定された場合、コンピュータは、図3に示されるフローチャートのスタート位置に復帰する。一方、同ステップにおいて、受信装置からエラー情報が受信されていると判定された場合はステップS303に移行する。なお、かかるエラー情報の受信判定処理において、エラー情報を発信したユーザー受信装置のアドレス等が特定されることは言うまでもない。
ステップS303においてコンピュータは、受信したエラー情報を基に、サーバー301がアクセス可能なデータベース(図示せず)から、訂正不能なエラーが生じたパケットに該当するパケットを検索する。
コンピュータは、かかる該当パケットの抽出処理を終了すると次のステップS305に移り、上記のステップで抽出したパケットを通信ネットワーク20を介して受信装置10に送信して図3のフローチャートに示された処理を終了させる。
また、以上の説明ではエラーパケットに相当する正しいデータを含むパケットを、通信ネットワーク20を介してサーバー301から取得したが、図4に示す如く、受信装置10の外部に設けられた外部記憶媒体40からこれを取得するようにしても良い。この場合、外部記録媒体40は、例えば、HDDやその他の記録ディスクの再生駆動装置であり、かかる記録媒体に予め放送される番組のソフトウェアが記録されているものとする。なお、同図において、外部記録媒体40以外の他の構成要素については、図1及び図2に示される実施例と同じであるためその説明を省略する。
以上に説明したように、本実施例ではエラー情報として、例えばMPEG2デコーダなどのデコーダにおけるデコードエラー情報ではなく、データが記録媒体に記録される際のエラー情報を利用している。それ故、エラー検出時にデコーダを駆動する必要がなく受信装置における消費電力の低減を図ることができる。また、データ記録時にエラー検出並びにエラーパケットの置換を行うため、デコード時のエラー訂正に比較して再生データのリアルタイム性を向上させることが可能となる。さらに、エラー訂正において、デコーダを占有することがないためデコーダを他の用途に転用使用することもできる。
なお、以上の記載では、受信装置10の構成及びその動作について説明を行ったが、本発明には、上記の説明に基づくエラー訂正方法をプログラムによってコンピュータに実行させること、及びそのプログラムを記録した記録媒体も含まれるものとする。
第1の実施例ではデータストリームを記録する際にエラー訂正する方法を説明したが、次にデジタル放送によりデータストリームを受信及び復調してデータを格納する受信装置においてデータが格納された記録媒体を再生する再生装置50におけるエラー訂正について説明する。
図5に本発明の第2の実施例である再生装置、当該再生装置におけるエラー訂正方法、そのプログラム、及びその記録媒体、並びに当該再生装置を含むエラー訂正システムを示す。なお、同図における再生装置50の各構成要素(記録媒体104、データデコーダ105、映像信号出力部106、音声信号出力部107、制御部108、モデム部109)、通信ネットワーク20、及び放送局30は、図1に示される構成要素と同じ機能であるため説明を省略する。
再生装置50の動作は上記で説明した受信装置10の動作(図2のフローチャート)と同様である。ステップS201において、制御部108は、記録媒体に格納されたデータを出力して、当該出力データのパーシャルTSに含まれるエラー情報に基づいてエラー判定を行うようにする。この判定は上記のパーシャルTSを用いた方法と同様であるので、その説明を省略する。また、他のステップについても受信装置10の場合と同様のため説明を省略する。
この再生装置50のエラー訂正処理は、記録媒体104に格納されているデータをデータデコーダ105に出力する際に行うことができるが、データデコーダ105に出力しないときにも、再生装置50に記録媒体104が装着されている場合に記録媒体に格納されているデータを読み出して、エラーを自動検索及び自動訂正することもできる。
このように本実施例によれば、再生処理(デコード処理)を行う前に記録媒体に格納されたデータのエラー訂正を行うことができ、エラー訂正が為されたデータを再生することができる。また、受信装置と再生装置を別々に構成するため、例えば、通信環境が不安定な移動体に設置された受信装置においてデータを記録媒体に格納した場合は、通信環境が安定している屋内に設置された再生装置に当該記録媒体を装着してエラー訂正を行うことができる。
なお、エラー訂正時におけるエラー訂正用のデータは、通信ネットワーク20を介してサーバー301から取得するようにしても良いし、或いは、外部記録媒体40から取得するようにしても良い。
なお、以上の記載では、再生装置50の構成及びその動作について説明を行ったが、本発明には、上記の説明に基づくエラー訂正方法をプログラムによってコンピュータに実行させること、及びそのプログラムを記録した記録媒体も含まれるものとする。
第1及び第2の実施例では、受信装置10又は再生装置50に訂正データを供給するサーバーが1つの放送局に含まれる場合のエラー訂正システムを説明したが、例えば、図6に示す如く、サーバー601が複数の放送局の番組を蓄積したデータ蓄積記録媒体602にアクセスして、複数の放送局から送信される番組についてのエラー訂正システムを構成するようにしても良い。
また、図7に示す如く、各放送局とは別企業のサービス事業者が、例えば、インターネット等の情報ネットワーク70を介して各放送局から番組ソフトウェアの提供を受け、これを用いて受信装置ユーザーに対するエラー訂正システムを管理・運営するようにしても良い。
なお、受信装置のユーザーに対するエラーデータの訂正サービスについての課金は、例えば、かかるサービスに加盟したユーザー会員のみを対象として定額制で行うようにしても良いし、或いは、ユーザーに送信した訂正パケットのデータ量に基づいた従量制で行うようにしても良い。
また、当該サービス事業者は、番組ソフトウェアを提供する各放送局を会員として、これらに固定金額の対価を支払うようにしても良いし、或いは、各放送局から番組ソフトウェアを買い取って上記サービスを実施するようにしても良い。
以上に説明した如く、本実施例によれば、受信装置のユーザーは、記録したデータストリーム中にエラーがあった場合でも、これをエラー無しのデータストリームに変更することができる。これによって、例えば、課金された番組ソフトウェアを購入したユーザーと放送局との間における損害賠償問題の発生を防止することが可能となり、また、二度と放送されない番組で記録エラーが発生した場合でも、ユーザーはエラー無しのデータを記録することが可能となる。
なお、著作権管理団体が各放送局からの番組ソフトウェアの買い上げ、並びにサービス事業者への販売を行えば、番組ソフトウェアについて発生する著作権問題を適正に管理することが可能となる。
図1は、本発明による受信装置及びエラー訂正システムの第1の実施例を示すブロック図である。 図2は、図1の受信装置における動作プログラムの概要を示すフローチャートである。 図3は、図1のサーバーにおける動作プログラムの概要を示すフローチャートである。 図4は、図1に示される受信装置の他の構成例を示すブロック図である。 図5は、本発明による第2の実施例(再生装置)を示すブロック図である。 図6は、本発明による第3の実施例(エラー訂正システム)を示すブロック図である。 図7は、図6に示されるエラー訂正システムの他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 受信装置
20 通信ネットワーク
30 放送局
40 外部記録媒体
50 再生装置
70 インターネット
101 アンテナ
102 フロントエンド部
103 デマルチプレクサ
104 記録媒体
105 データデコーダ
106 映像信号出力部
107 音声信号出力部
108 制御部
109 モデム部
301,601,701 サーバー
602 データ蓄積記録媒体

Claims (17)

  1. 供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置であって、
    前記記録媒体にデータを格納する際に、前記データストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第1検出手段と、
    前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、当該データパケットを取得する取得手段と、
    取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換手段と、を含むことを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1検出手段は、前記データストリームのMPEGトランスポートストリーム中に含まれる訂正不能なエラーパケットを検出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1検出手段は、前記データストリームのパーシャルトランスポートストリーム中に含まれる訂正不能なエラーパケットを検知することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記供給源は、データサーバーであり、
    前記取得手段は、通信ネットワークを介して前記データサーバーから前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットを取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 前記取得手段は、前記供給源から供給されるデータストリームを予め記録した外部記録媒体から前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットを取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置において前記記録媒体からデータを再生する再生装置であって、
    前記記録媒体に格納されているデータストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第2検出手段と、
    前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、再送されたデータパケットを取得する取得手段と、
    取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換手段と、を含むことを特徴とする再生装置。
  7. 前記第2検出手段は、前記データストリームのパーシャルトランスポートストリーム中に含まれる訂正不能なエラーパケットを検出することを特徴とする請求項6に記載の再生装置。
  8. 前記データストリームの供給源は、データサーバーであり、
    前記取得手段は、通信ネットワークを介して前記データサーバーから前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットを取得することを特徴とする請求項6又は7に記載の再生装置。
  9. 前記取得手段は、前記供給源から供給されるデータストリームを予め記録した外部記録媒体から前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットを取得することを特徴とする請求項6又は7に記載の再生装置。
  10. 供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置におけるエラーデータ訂正方法であって、
    前記記録媒体にデータを格納する際に、前記データストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第1検出行程と、
    前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、当該データパケットを取得する取得行程と、
    取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換行程と、を含むことを特徴とするエラーデータ訂正方法。
  11. 供給源から供給されるデータストリームを受信及び復調して記録媒体に格納する受信装置において前記記録媒体からデータを再生する再生装置におけるエラーデータ訂正方法であって、
    前記記録媒体に格納されているデータストリームに含まれる訂正不能なエラーパケットを検出する第2検出行程と、
    前記供給源に対して前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットの再送を要求して、再送されたデータパケットを取得する取得行程と、
    取得された前記データパケットを前記エラーパケットと置換して前記記録媒体に格納する置換行程と、を含むことを特徴とするエラーデータ訂正方法。
  12. 請求項10又は11に記載のエラーデータ訂正方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータに読取り可能なプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラム記録していることを特徴とする記録媒体。
  14. 通信ネットワークを介してエラーパケットを訂正するためのデータを、データサーバーから請求項1ないし3のいずれか1項に記載の受信装置に供給するエラーデータ訂正システムであって、
    前記受信装置は、前記通信ネットワークを介して前記エラーパケットに関するエラー情報を前記データサーバーに送信し、
    前記データサーバーは、
    前記通信ネットワークを介して前記エラー情報を受信する受信手段と、
    受信した前記エラー情報に基づいてデータ蓄積記録媒体に記録されているデータストリームから前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットを抽出する抽出手段と、
    抽出された前記データパケットを前記受信装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とするエラーデータ訂正システム。
  15. 通信ネットワークを介してエラーパケットを訂正するためのデータを、データサーバーから請求項6又は7に記載の再生装置に供給するエラーデータ訂正システムであって、
    前記再生装置は、前記通信ネットワークを介して前記エラーパケットに関するエラー情報を前記データサーバーに送信し、
    前記データサーバーは、
    前記通信ネットワークを介して前記エラー情報を受信する受信手段と、
    受信した前記エラー情報に基づいてデータ蓄積記録媒体に記録されているデータストリームから前記エラーパケットに該当する部位のデータパケットを抽出する抽出手段と、
    抽出された前記データパケットを前記再生装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とするエラーデータ訂正システム。
  16. 前記データサーバーは、前記データストリームを放送する放送局毎に設けられていることを特徴とする請求項14又は15に記載のエラーデータ訂正システム。
  17. 前記データサーバーは、前記データストリームを放送する複数の放送局の各々に設けられたデータ蓄積記録媒体にアクセスして、前記データパケットを抽出することを特徴とする請求項14又は15に記載のエラーデータ訂正システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008022096A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Sanyo Electric Co Ltd 地上ディジタル放送受信装置
JP2013527661A (ja) * 2010-04-09 2013-06-27 アルカテル−ルーセント マルチメディアコンテンツのブロードキャスト方法

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