JP2005294116A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 反応ガス加湿用のエネルギー消費を減少させ、燃料電池システムの総合効率を向上させる。
【解決手段】 燃料電池本体2に空気を供給するコンプレッサ11の回転速度は、コンプレッサモータ用インバータ61により制御される。燃料電池本体2に供給する空気を加湿する空気加湿装置7bには、コンプレッサモータ用インバータ61とインジェクタ62が設けられる。燃料電池排気から分離された水は、ドレーン水配管20を介して加湿用水タンク21に貯留され、加湿用水ポンプ22によりインジェクタ62へ供給される。インジェクタ62は、空気加湿装置7b内部の加湿用空間65へ水を噴霧したり、コンプレッサモータ用インバータ16のSiC素子64へ向けて水を噴射する。SiC素子64の発熱は、噴霧または噴射された水を蒸発させる気化熱として奪われる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固体高分子電解質型の燃料電池システム及びこの燃料電池システムを搭載した燃料電池車両に関する。
燃料電池は、水素などの燃料ガスと酸素を有する酸化ガスとを電解質を介して電気化学的に反応させ、電解質両面に設けた電極間から電気エネルギを直接取り出すものである。特に固体高分子電解質を用いた固体高分子型燃料電池は、動作温度が低く、取り扱いが容易なことから電動車両用の電源として注目されている。すなわち、燃料電池車両は、高圧水素タンク、液体水素タンク、水素吸蔵合金タンクなどの水素貯蔵装置を車両に搭載し、そこから供給される水素と、酸素を含む空気とを燃料電池に送り込んで反応させ、燃料電池から取り出した電気エネルギで駆動輪につながるモータを駆動するものであり、排出物質は水だけであるという究極のクリーン車両である。
ところで固体高分子電解質のうち、パーフルオロスルホン酸系ポリマ等では、含水量が十分でないと良好なイオン導電性を発揮しないことが知られている。このため、固体高分子電解質に水分を供給する手段として、燃料ガスや酸化剤ガスを加湿することが行なわれている。この加湿方法には、超音波振動子により小さい水滴をガス中に拡散させる超音波振動法、気体を水中に吹き出して加湿するバブリング法、浸透膜を介して液相から気相へ加湿する浸透膜法、高温気体中に水を噴霧するスプレー法等がある。
例えば、特許文献1記載の燃料電池システムでは、超音波発生器とインジェクタとヒータからなる加湿装置を設けている。
特開平7−263010号公報(第3ページ、図2)
しかし、バブリング加湿方法では、十分な量の純水を貯蔵しておく必要があるため、大きな容量を備えた純水タンクを配置する必要があり、更にガスが飽和水分量を維持する為には燃料電池温度とタンク内温度を等しくする必要があり、水温制御に多くのエネルギーが必要となるという問題点があった。
浸透膜加湿では供給ガスを十分に加湿するためには大きな面積の浸透膜を設置する必要があり、燃料電池が大型化するという問題点があった。
インジェクタとヒータとの組み合わせでは、インジェクタに供給する前の純水をヒータで温めるため、ヒータのサイズが大きくなり、且つ大量の電力が必要になるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するため、燃料ガス及び酸化剤ガスを用いて発電する固体高分子電解質型の燃料電池と、燃料ガスとしての水素を供給する水素供給手段と、酸化剤ガスとしての空気を供給する空気供給手段と、前記水素供給手段から供給される水素と前記空気供給手段から供給される空気の少なくとも一方を加湿して前記燃料電池へ供給する加湿手段と、を備えた燃料電池システムにおいて、前記加湿手段は、前記燃料電池の補機と前記燃料電池の負荷装置との少なくとも一方の電力制御手段の発熱を加湿用の熱源として利用することを要旨とする。
本発明によれば、燃料電池の補機と燃料電池の負荷装置との少なくとも一方の電力制御手段の発熱を加湿手段の熱源として利用するようにしたので、加湿用の熱源としてヒータが不要となり、加湿用のエネルギー消費が減少し、燃料電池システムの総合効率が向上するという効果がある。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、以下の各実施例では、本発明に係る燃料電池システムを搭載した燃料電池車両について説明するが、本発明に係る燃料電池システムの用途は、燃料電池車両に限らず、家庭用または小規模事業所用のコジェネレーションシステム等限定されるものではない。
図1は、本発明に係る燃料電池システムの実施例1を燃料電池車両へ搭載した構成例を説明するシステム構成図である。
図1において、燃料電池システム1は、水素極2a及び空気極2bを有する燃料電池本体2と、燃料としての水素ガスを高圧で貯蔵する高圧水素タンク3と、高圧水素タンク3から水素を供給する水素供給弁4と、水素圧力を運転圧力に調整する水素調圧弁5と、水素供給配管6と、水素加湿装置7a及び空気加湿装置7bを有する加湿装置7と、水素排出配管8と、パージ弁9と、酸化剤としての空気を供給するコンプレッサ11と、空気供給配管12と、空気極の排気から水を分離する気液分離器13と、空気排出配管14と、空気調圧弁15と、ドレーン水配管20と、加湿用水タンク21と、加湿用水ポンプ22と、二次電池34と、燃料電池の補機35と、駆動モータインバータ32と、車両を駆動する駆動モータ33と、駆動輪41とを備えている。
また、加湿装置7に含まれる図示しない冷却装置を冷却するために、冷却水ポンプ16と、ラジエータ17と、ラジエータファン18と、冷却水配管19とを備え、ラジエータで系外へ放熱して温度低下した冷却液を加湿装置7へ供給可能となっている。
燃料電池本体2は、例えば固体高分子電解質を備え、水素を燃料、空気を酸化剤として発電する燃料電池である。水素は、高圧水素タンク3から水素供給弁4、水素調圧弁5、水素供給配管6を通って、水素加湿装置7aで発電に最適な温度及び湿度に調整して、燃料電池本体2の水素極2aへ供給される。空気はコンプレッサ11で圧縮され、空気供給配管12を通って空気加湿装置7bで加湿及び温度調整されて燃料電池本体2の空気極2bへ供給される。
発電に使用された空気は、気液分離器13で水分が回収された後、空気調圧弁15から外部へ排出される。回収された水は、ドレーン水配管20を通って、加湿用水タンク21に貯留される。加湿用水ポンプ22は、加湿用水タンク21から水を汲み上げて加湿用水配管23を介して加湿装置7に供給される。加湿装置7は、水素を加湿及び温度調整する水素加湿装置7aと、空気を加湿及び温度調整する空気加湿装置7bを備えている。
燃料電池本体2で発電された電力は、補機35あるいは駆動モータインバータ32に供給され、車両駆動用の駆動モータ33や補機類を駆動しながら、余剰電力は二次電池34へ供給され蓄電される。また、車両の減速により生じる回生電力は、駆動モータインバータ32から補機35あるいは二次電池34へ供給、蓄電される。
燃料電池システムに対する発電要求に対して、燃料電池本体2の発電力が足りない場合には、二次電池34に蓄電している電力から不足分をアシスト電源として、補機35あるいは駆動モータインバータ32へ供給する。
燃料電池の補機35には、コンプレッサ11,冷却水ポンプ16,ラジエータファン18、加湿用水ポンプ22、さらには図示しない水素循環ポンプ、燃料電池本体2を冷却する冷却水ポンプ、ラジエタファン等が含まれる。
図2は、本実施例1の空気加湿装置7bを含む空気供給系の詳細を説明する要部構成図である。図2において、燃料電池システムの空気供給系は、コンプレッサ11と、コンプレッサ11を駆動するコンプレッサモータ60と、冷却装置66と、空気加湿装置7bと、冷却装置63と、加湿用水タンク21と、加湿用水ポンプ22と、加湿用水配管23とを備えている。ここで、空気加湿装置7bと冷却装置63,66とは、図1の加湿装置7の一部である。
空気加湿装置7bには、補機の電力制御手段としてDC/ACインバータを用いたコンプレッサモータ用インバータ61が設けられていて、コンプレッサモータ用インバータ61の発熱を加湿用熱源として利用できるようになっている。
外部から空気を取り込んで圧縮するコンプレッサ11は、コンプレッサモータ60により駆動される。コンプレッサモータ60は、コンプレッサモータ用インバータ61からコンプレッサモータ給電線67を介して回転速度に応じた交流電力が供給されて動作する。コンプレッサモータ用インバータ61は、ワイドギャップ半導体の一種であるSiCを用いたSiC素子64を電力制御用のスイッチング素子として使用する。
電力制御用のスイッチング素子としては、バイポーラトランジスタ、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MIS−FET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、各種サイリスタ等が利用できる。
ワイドギャップ半導体材料は、炭化珪素(SiC)に限らず、ダイヤモンド構造の炭素、ZnS,ZnSe等のII−VI族化合物、或いはGaP,GaN,BP,BN等のIII-V族化合物の何れかを用いてスイッチング素子を形成してコンプレッサモータ用インバータに用いてもよい。これらのワイドギャプ半導体は、シリコン(Si)半導体素子に比べてバンドギャップ(禁制帯幅)が広く、高温まで動作可能であるので、この熱を利用して加湿装置の熱源として利用する場合、放熱器を小型化若しくは省略することができ、移動体用の電力制御用として好適である。
空気加湿装置7bには、コンプレッサモータ用インバータ61のスイッチング素子であるSiC素子64が空気加湿装置7bの加湿用空間65に面して配置されている。また加湿用空間65には、インジェクタ62の噴射口が開口している。加湿用水タンク21から加湿用水ポンプ22で圧送された水は、加湿用水配管23を介してインジェクタ62に供給されている。
コンプレッサ11が圧縮し圧力が上昇した空気は、例えば200〔℃〕程度まで温度が上昇する。この温度上昇した空気は、冷却装置66で冷却される。冷却装置66の冷却時に発生する水は外部へ排出する。冷却装置66を通った空気は空気加湿装置7bへ供給される。空気加湿装置7bにはコンプレッサモータ用インバータ61が設置され、コンプレッサモータ用インバータ61のSiC素子64またはSiC素子64から伝熱される図示しない放熱器等の伝熱部材が加湿用空間65に面している。コンプレッサモータ用インバータ61を動作させることにより発生する熱により加湿用空間65内の空気は高温になっている。インジェクタ62は、図示しないコントロールユニットの制御により加湿に必要な分量の水を加湿用空間65内に噴霧して空気の加湿を行う。同時に、噴霧された水の蒸発により気化熱が奪われるのでSiC素子64は冷却されることになる。
空気加湿装置7b内に溜まった水は、加湿用水タンク21に供給される。空気加湿装置7b内で加湿された空気は冷却装置63を通り、適温に温度調節された後、燃料電池本体2に供給される。空気冷却時に冷却装置63に溜まる水は加湿用水タンク21に供給される。
尚、燃料電池システムに外気温度を検出する外気温センサを設け、この外気温センサで検出した外気温度が所定温度以下の場合、コンプレッサモータ用インバータ61の電力変換効率を低下させて、SiC素子64の発熱量を増加させるように制御すると、低温時の加湿能力低下を緩和することができる。
本実施例によれば、空気を加湿する為の熱源として燃料電池の補機または負荷装置の電力制御手段の廃熱を利用しているので、加湿のためのエネルギーを削減し、燃料電池システムの総合効率が向上するという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例2を説明する。本実施例2のシステム構成は、図1に示した実施例1とほぼ同様であるので、説明を省略する。
図3は、本実施例2の空気加湿装置7bを含む空気供給系の詳細を説明する要部構成図である。図3において、燃料電池システムの空気供給系は、コンプレッサ11と、コンプレッサ11を駆動するコンプレッサモータ60と、冷却装置66と、空気加湿装置7bと、冷却装置63と、加湿用水タンク21と、加湿用水ポンプ22と、加湿用水配管23とを備えている。ここで、空気加湿装置7bと冷却装置63,66とは、図1の加湿装置7の一部である。
空気加湿装置7bには、補機の電力制御手段としてDC/ACインバータを用いたコンプレッサモータ用インバータ61が設けられていて、コンプレッサモータ用インバータ61の発熱を加湿用熱源として利用できるようになっている。
外部から空気を取り込んで圧縮するコンプレッサ11は、コンプレッサモータ60により駆動される。コンプレッサモータ60は、コンプレッサモータ用インバータ61からコンプレッサモータ給電線67を介して回転速度に応じた交流電力が供給されて動作する。コンプレッサモータ用インバータ61は、ワイドギャップ半導体の一種であるSiCを用いたSiC素子64を電力制御用のスイッチング素子として使用する。
電力制御用のスイッチング素子としては、バイポーラトランジスタ、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MIS−FET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、各種サイリスタ等が利用できる。
ワイドギャップ半導体材料は、炭化珪素(SiC)に限らず、ダイヤモンド構造の炭素、ZnS,ZnSe等のII−VI族化合物、GaP,GaN,BP,BN等のIII-V族化合物の何れかでもよい。これらの半導体材料を用いてスイッチング素子を形成してコンプレッサモータ用インバータに用いることができる。ワイドギャプ半導体は、シリコン(Si)半導体素子に比べてバンドギャップ(禁制帯幅)が広く、高温まで動作可能であるので、この熱を利用して加湿装置の熱源として利用する場合、放熱器を小型化若しくは省略することができ、移動体用の電力制御用として好適である。
空気加湿装置7bには、コンプレッサモータ用インバータ61のスイッチング素子であるSiC素子64が空気加湿装置7bの加湿用空間65に面して配置されている。また加湿用空間65には、インジェクタ62の噴射口が開口している。インジェクタ62はSiC素子64に直接水を噴射できる位置に設置する。加湿用水タンク21から加湿用水ポンプ22で圧送された水は、加湿用水配管23を介してインジェクタ62に供給されている。
コンプレッサ11が圧縮し圧力が上昇した空気は、例えば200〔℃〕程度まで温度が上昇する。この温度上昇した空気は、冷却装置66で冷却される。冷却装置66の冷却時に発生する水は外部へ排出する。冷却装置66を通った空気は空気加湿装置7bへ供給される。空気加湿装置7bにはコンプレッサモータ用インバータ61が設置され、コンプレッサモータ用インバータ61のSiC素子64またはSiC素子64から伝熱される図示しない放熱板等の伝熱部材が加湿用空間65に面している。コンプレッサモータ用インバータ61を動作させることにより発生する熱によりSiC素子64は高温になっている。インジェクタ62は、図示しないコントロールユニットの制御により加湿に必要な分量の水をSiC素子64に向かって直接噴射する。噴射された水は、高温のSiC素子64により蒸発して、加湿空間65内の空気を加湿する。同時に、噴射された水の蒸発により気化熱が奪われるのでSiC素子64は冷却されることになる。
尚、燃料電池システムに外気温度を検出する外気温センサを設け、この外気温センサで検出した外気温度が所定温度以下の場合、コンプレッサモータ用インバータ61の電力変換効率を低下させて、SiC素子64の発熱量を増加させるように制御すると、低温時の加湿能力低下を緩和することができる。
本実施例によれば、空気を加湿する為の熱源として燃料電池の補機または負荷装置の電力制御手段の廃熱を利用しているので、加湿のためのエネルギーを削減し、燃料電池システムの総合効率が向上するという効果がある。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例3を説明する。本実施例3のシステム構成は、図1に示した実施例1とほぼ同様であるので、説明を省略する。
図4は、本実施例3の空気加湿装置7bを含む空気供給系の詳細を説明する要部構成図である。本実施例3と実施例1との相違は、実施例3においては、実施例1の冷却装置66が省略されていることである。その他の構成は、図2に示した実施例1と同様である。
図4において、燃料電池システムの空気供給系は、コンプレッサ11と、コンプレッサ11を駆動するコンプレッサモータ60と、空気加湿装置7bと、冷却装置63と、加湿用水タンク21と、加湿用水ポンプ22と、加湿用水配管23とを備えている。ここで、空気加湿装置7bと冷却装置63とは、図1の加湿装置7の一部である。
空気加湿装置7bには、補機の電力制御手段としてDC/ACインバータを用いたコンプレッサモータ用インバータ61が設けられていて、コンプレッサモータ用インバータ61の発熱を加湿用熱源として利用できるようになっている。
外部から空気を取り込んで圧縮するコンプレッサ11は、コンプレッサモータ60により駆動される。コンプレッサモータ60は、コンプレッサモータ用インバータ61からコンプレッサモータ給電線67を介して回転速度に応じた交流電力が供給されて動作する。コンプレッサモータ用インバータ61は、ワイドギャップ半導体の一種であるSiCを用いたSiC素子64を電力制御用のスイッチング素子として使用する。
電力制御用のスイッチング素子としては、バイポーラトランジスタ、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MIS−FET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、各種サイリスタ等が利用できる。
ワイドギャップ半導体材料は、炭化珪素(SiC)に限らず、ダイヤモンド構造の炭素、ZnS,ZnSe等のII−VI族化合物、GaP,GaN,BP,BN等のIII-V族化合物の何れかを用いてスイッチング素子を形成してコンプレッサモータ用インバータに用いてもよい。これらのワイドギャプ半導体は、シリコン(Si)半導体素子に比べてバンドギャップ(禁制帯幅)が広く、高温まで動作可能であるので、この熱を利用して加湿装置の熱源として利用する場合、放熱器を小型化若しくは省略することができ、移動体用の電力制御用として好適である。
空気加湿装置7bには、コンプレッサモータ用インバータ61のスイッチング素子であるSiC素子64が空気加湿装置7bの加湿用空間65に面して配置されている。また加湿用空間65には、インジェクタ62の噴射口が開口している。加湿用水タンク21から加湿用水ポンプ22で圧送された水は、加湿用水配管23を介してインジェクタ62に供給されている。
コンプレッサ11が圧縮し圧力が上昇した空気は、例えば200〔℃〕程度まで温度が上昇する。この温度上昇した空気は、空気加湿装置7bへ供給される。空気加湿装置7bにはコンプレッサモータ用インバータ61が設置され、コンプレッサモータ用インバータ61のSiC素子64またはSiC素子64から伝熱される図示しない放熱器等の伝熱部材が加湿用空間65に面している。コンプレッサモータ用インバータ61を動作させることにより発生する熱により加湿用空間65内の空気は更に加熱される。インジェクタ62は、図示しないコントロールユニットの制御により加湿に必要な分量の水を加湿用空間65内に噴霧して空気の加湿を行う。同時に、噴霧された水の蒸発により気化熱が奪われるのでSiC素子64は冷却されることになる。
空気加湿装置7b内に溜まった水は、加湿用水タンク21に供給される。空気加湿装置7b内で加湿された空気は冷却装置63を通り、適温に温度調節された後、燃料電池本体2に供給される。空気冷却時に冷却装置63に溜まる水は加湿用水タンク21に供給される。
尚、燃料電池システムに外気温度を検出する外気温センサを設け、この外気温センサで検出した外気温度が所定温度以下の場合、コンプレッサモータ用インバータ61の電力変換効率を低下させて、SiC素子64の発熱量を増加させるように制御すると、低温時の加湿能力低下を緩和することができる。
以上説明した本実施例によれば、空気を加湿する為の熱源として燃料電池の補機または負荷装置の電力制御手段の廃熱を利用しているので、加湿のためのエネルギーを削減し、燃料電池システムの総合効率が向上するという効果がある。
また、本実施例によれば、空気を圧縮した熱も加湿のための熱源として利用できるため、加湿に必要なエネルギーを更に低減し燃料電池システムの効率が向上する。
次に、本発明に係る燃料電池システムの実施例4を説明する。本実施例4のシステム構成は、図1に示した実施例1とほぼ同様であるので、説明を省略する。
図5は、本実施例4の空気加湿装置7bを含む空気供給系の詳細を説明する要部構成図である。本実施例4と実施例2との相違は、実施例4においては、実施例2の冷却装置66が省略されていることである。その他の構成は、図3に示した実施例2と同様である。
図5において、燃料電池システムの空気供給系は、コンプレッサ11と、コンプレッサ11を駆動するコンプレッサモータ60と、空気加湿装置7bと、冷却装置63と、加湿用水タンク21と、加湿用水ポンプ22と、加湿用水配管23とを備えている。ここで、空気加湿装置7bと冷却装置63とは、図1の加湿装置7の一部である。
空気加湿装置7bには、補機の電力制御手段としてDC/ACインバータを用いたコンプレッサモータ用インバータ61が設けられていて、コンプレッサモータ用インバータ61の発熱を加湿用熱源として利用できるようになっている。
外部から空気を取り込んで圧縮するコンプレッサ11は、コンプレッサモータ60により駆動される。コンプレッサモータ60は、コンプレッサモータ用インバータ61からコンプレッサモータ給電線67を介して回転速度に応じた交流電力が供給されて動作する。コンプレッサモータ用インバータ61は、ワイドギャップ半導体の一種であるSiCを用いたSiC素子64を電力制御用のスイッチング素子として使用する。
電力制御用のスイッチング素子としては、バイポーラトランジスタ、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MIS−FET)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、各種サイリスタ等が利用できる。
ワイドギャップ半導体材料は、炭化珪素(SiC)に限らず、ダイヤモンド構造の炭素、ZnS,ZnSe等のII−VI族化合物、GaP,GaN,BP,BN等のIII-V族化合物の何れかを用いてスイッチング素子を形成してコンプレッサモータ用インバータに用いてもよい。これらのワイドギャプ半導体は、シリコン(Si)半導体素子に比べてバンドギャップ(禁制帯幅)が広く、高温まで動作可能であるので、この熱を利用して加湿装置の熱源として利用する場合、放熱器を小型化若しくは省略することができ、移動体用の電力制御用として好適である。
空気加湿装置7bには、コンプレッサモータ用インバータ61のスイッチング素子であるSiC素子64が空気加湿装置7bの加湿用空間65に面して配置されている。また加湿用空間65には、インジェクタ62の噴射口が開口している。インジェクタ62はSiC素子64に直接水を噴射できる位置に設置する。加湿用水タンク21から加湿用水ポンプ22で圧送された水は、加湿用水配管23を介してインジェクタ62に供給されている。
コンプレッサ11が圧縮し圧力が上昇した空気は、例えば200〔℃〕程度まで温度が上昇する。この温度上昇した空気は、空気加湿装置7bへ供給される。空気加湿装置7bにはコンプレッサモータ用インバータ61が設置され、コンプレッサモータ用インバータ61のSiC素子64またはSiC素子64から伝熱される図示しない放熱板等の伝熱部材が加湿用空間65に面している。コンプレッサモータ用インバータ61を動作させることにより発生する熱によりSiC素子64は高温になっている。インジェクタ62は、図示しないコントロールユニットの制御により加湿に必要な分量の水をSiC素子64に向かって直接噴射する。噴射された水は、高温のSiC素子64により蒸発して、加湿空間65内の空気を加湿する。同時に、噴射された水の蒸発により気化熱が奪われるのでSiC素子64は冷却されることになる。
尚、燃料電池システムに外気温度を検出する外気温センサを設け、この外気温センサで検出した外気温度が所定温度以下の場合、コンプレッサモータ用インバータ61の電力変換効率を低下させて、SiC素子64の発熱量を増加させるように制御すると、低温時の加湿能力低下を緩和することができる。
以上説明した本実施例によれば、空気を加湿する為の熱源として燃料電池の補機または負荷装置の電力制御手段の廃熱を利用しているので、加湿のためのエネルギーを削減し、燃料電池システムの総合効率が向上するという効果がある。
また、本実施例によれば、空気を圧縮した熱も加湿のための熱源として利用できるため、加湿に必要なエネルギーを更に低減し燃料電池システムの効率が向上する。
尚、以上説明した各実施例は、本発明の理解を容易にするために記載された物であって、本発明を限定する為に記載された物ではない。従って、上記の実施例に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属するすべての設計変更をも含む趣旨である。
例えば、上記各実施例では、燃料電池の補機としてのコンプレッサの電力制御手段であるインバータのスイッチング素子からの発熱を加湿装置の熱源として利用したが、他の補機の電力制御手段や、燃料電池の負荷装置である駆動モータを制御する駆動モータインバータのスイッチング素子の発熱を利用してもよい。
また、補機または負荷装置が直流電力を利用する装置の場合、DC/DCコンバータやチョッパを電力制御手段として用いて、これらの電力制御手段の発熱を加湿装置の熱源として利用することができる。
さらに、上記実施例では、空気加湿装置に本発明を適用した例を説明したが、燃料ガスとしての水素を加湿する水素加湿装置に本発明を適用できることは明らかである。
本発明に係る燃料電池システムの構成を説明するシステム構成図である。 実施例1の要部構成を説明する構成図である。 実施例2の要部構成を説明する構成図である。 実施例3の要部構成を説明する構成図である。 実施例4の要部構成を説明する構成図である。
符号の説明
1…燃料電池システム
2…燃料電池本体
3…高圧水素タンク
4…水素供給弁
5…水素調圧弁
6…水素供給配管
7…加湿装置
7a…水素加湿装置
7b…空気加湿装置
8…水素排出配管
9…パージ弁
11…コンプレッサ
12…空気供給配管
13…気液分離器
14…空気排出配管
15…空気調圧弁
16…冷却水ポンプ
17…ラジエータ
18…ラジエータファン
19…冷却水配管
20…ドレーン水配管
21…加湿用水タンク
22…加湿用水ポンプ
23…加湿用水配管
32…駆動モータインバータ
33…駆動モータ
34…二次電池
35…補機
41…駆動輪
60…コンプレッサモータ
61…コンプレッサモータ用インバータ
62…インジェクタ
63…冷却装置
64…SiC素子
65…加湿用空間
66…冷却装置

Claims (10)

  1. 燃料ガス及び酸化剤ガスを用いて発電する固体高分子電解質型の燃料電池と、
    燃料ガスとしての水素を供給する水素供給手段と、
    酸化剤ガスとしての空気を供給する空気供給手段と、
    前記水素供給手段から供給される水素と前記空気供給手段から供給される空気の少なくとも一方を加湿して前記燃料電池へ供給する加湿手段と、
    を備えた燃料電池システムにおいて、
    前記加湿手段は、前記燃料電池の補機と前記燃料電池の負荷装置との少なくとも一方の電力制御手段の発熱を加湿用の熱源として利用することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記補機は、前記空気供給手段のコンプレッサ、前記燃料電池に水素を循環させる水素循環ポンプ、前記燃料電池に冷却液を循環させる冷却液ポンプ、前記冷却液から放熱させるラジエータに送風するラジエータファンを含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 外気温が所定温度より低い場合は、前記電力制御手段の効率を低下させて発熱量を増加させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の燃料電池システム。
  4. 前記電力制御手段は、前記補機または前記負荷装置へ供給する直流を制御するDC/DCコンバータまたはチョッパであり、該DC/DCコンバータまたは該チョッパのスイッチング素子の発熱を前記加湿用熱源とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記電力制御手段は、前記補機または前記負荷装置へ交流を供給するDC/ACインバータであり、該DC/ACインバータのスイッチング素子の発熱を前記加湿用熱源とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記加湿手段は、前記スイッチング素子又は該スイッチング素子から伝熱される伝熱部材により加熱される加湿用空間と、
    該加湿用空間に加湿用水を噴霧するインジェクタと、
    を備えたこと特徴とする請求項4または請求項5記載の燃料電池システム。
  7. 前記加湿手段は、前記スイッチング素子又は該スイッチング素子から伝熱される伝熱部材が露出する加湿用空間と、
    該加湿用空間に露出した前記スイッチング素子又は前記伝熱部材へ加湿用水を直接噴射するインジェクタと、
    を備えたこと特徴とする請求項4または請求項5記載の燃料電池システム。
  8. 前記スイッチング素子がワイドギャップ半導体材料を用いたワイドギャップ半導体素子であることを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  9. 前記ワイドギャップ半導体材料は、炭化珪素(SiC)、ダイヤモンド構造の炭素、II−VI族化合物、或いはIII-V族化合物の何れかであることを特徴とする請求項8記載の燃料電池システム。
  10. 請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の燃料電池システムを搭載した燃料電池車両であって、
    前記負荷装置が車両を駆動する駆動モータであることを特徴とする燃料電池車両。
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