JP2005294000A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】 熱回収用の流路に流す流体によって電池スタックの温度が低下される程度を大幅に抑制する。
【解決手段】 前記燃料電池スタック1と断熱材部材3との双方に対して所定の間隔を存した状態で設けられた通気性固体材料製の輻射シールド13を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 前記燃料電池スタック1と断熱材部材3との双方に対して所定の間隔を存した状態で設けられた通気性固体材料製の輻射シールド13を有する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、固体電解質型燃料電池スタックを収納容器内に収納してなる固体電解質型燃料電池に関する。
従来から、燃料ガスと酸素含有ガスとから発電を行う電池スタックおよびこの電池スタックからの残余の燃料ガスと酸素含有ガスとを接触させて燃焼させる燃焼部とを内包する電池モジュールの周囲に電池モジュールからの損失熱を回収する熱回収通路を設けてなる燃料電池が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に記載された固体電解質型燃料電池は、燃料電池スタックを包囲する高温断熱材と低温断熱材との間に流体流路を形成し、この流体流路を通して燃料電池スタックの空気投入口に空気を供給するとともに、燃料供給源から燃料を予熱器で予熱した後に燃料電池スタックの燃料投入口に供給するよう構成されている。
特許文献2に記載された燃料電池は、枠体と断熱材との間に配管を有する収納容器の内部に、複数の燃料電池セルからなるセルスタックを収納し、燃料ガス供給管を通して燃料ガスを供給し、酸素含有ガス管、および前記配管を通して酸素含有ガスを供給するよう構成されている。
特開2003−151610号公報
特開2003−249256号公報
固体電解質型燃料電池は、約700〜1000℃の高温で作動するのであるから、発電を行う電池スタックの温度を適正に維持し、熱の損失を防ぎ高効率で発電を行い、更に外面を許容される温度以下に保つために、電池スタックを内包する電池モジュールを厚い断熱材で覆う必要があり、周囲の断熱材を含めた電池モジュールのコンパクト化が妨げられていた。
また、電池モジュールの高効率化のため電池モジュール廻りの断熱層に空気通路を設け、空気通路を流れる空気で電池モジュールからの損失熱を回収する技術は知られている(特許文献1、特許文献2参照)。しかし、特許文献1、特許文献2の構成では電池スタックに供給する全ての空気を空気通路を通して流すため、低動力で空気を供給するためには空気流路の断面積を大きくする必要があり、また、空気の流量が過大であるために電池モジュールを冷却しすぎる恐れがあるので熱回収用の空気流路と電池モジュールとの間の断熱層をある程度厚くせざるを得ず、熱回収用の空気通路を含めた断熱層の厚さも厚くなっていた。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱回収用の流路に流す流体によって電池スタックの温度が低下される程度を大幅に抑制することができる固体電解質型燃料電池を提供することを目的としている。
この発明の固体電解質型燃料電池は、燃料ガスと酸素含有ガスとから発電を行う電池スタックおよびこの電池スタックからの残余の燃料ガスと酸素含有ガスとを接触させて燃焼させる燃焼部とを内包する電池モジュールの周囲に、電池モジュールからの損失熱を回収する熱回収通路を有してなるものにおいて、
前記電池スタックと収納容器の内面との間に、通気性固体材料からなる輻射シールドを設けたものである。
前記電池スタックと収納容器の内面との間に、通気性固体材料からなる輻射シールドを設けたものである。
したがって、輻射シールドによって、電池スタックの周囲に、収納容器の壁面の温度などの影響を殆ど受けない高温領域を形成できることに起因して、熱回収通路と電池モジュールとの間の断熱層の厚みを大幅に低減することができ、ひいては、全体として大幅なコンパクト化を達成することができる。また、起動時にも、輻射シールドの内方に高温領域を形成できるので、輻射シールドの内方の電池スタックのみを選択的に加熱することができ、ひいては起動時間を短縮することができる。
この場合において、前記輻射シールドは前記熱回収通路に対応して設けられていることが好ましい。また、前記輻射シールドは、前記電池スタックを包囲するように設けられていることが好ましく、前記電池スタック全体を覆うように設けられていることも好ましい。
そして、前記熱回収通路は、前記収納容器に一体的に設けられたものであることが好ましい。
また、前記電池スタックへの、燃料ガス、酸素含有ガスの一方である供給流体を分岐し、かつ分岐される供給流体の流量の全流量に対する割合を調整する分岐流量調整手段と、分岐され、かつ流量の全流量に対する割合が調整された供給流体を前記熱回収通路に供給する分岐流路とをさらに含むことが好ましい。
さらに、前記分岐流量調整手段は、固体電解質型燃料電池が部分負荷運転または待機運転を行っていることに応答して、前記分岐される供給流体の流量の全流量に対する割合を増加させるものであることが好ましい。
さらにまた、前記熱回収通路は、前記電池モジュールを基準として複数層に形成されていることが好ましい。
さらにまた、前記熱回収通路は、燃焼排ガスとの間で熱交換を行う熱交換器をも包囲するものであってもよい。
さらにまた、前記電池モジュールは、燃焼排ガスとの間で熱交換を行う熱交換器をも収納するものであってもよい。
さらにまた、前記熱回収通路は、水を添加した燃料ガスを気化させる気化器をも包囲するものであってもよい。
さらにまた、前記電池モジュールは、水を添加した燃料ガスを気化させる気化器をも収納するものであってもよい。
他の発明の固体電解質型燃料電池は、燃料ガスと酸素含有ガスとから発電を行う電池スタックおよびこの電池スタックからの残余の燃料ガスと酸素含有ガスとを接触させて燃焼させる燃焼部とを内包する電池モジュールの周囲に、断熱部材を有するものにおいて、
前記電池スタックと断熱部材の内面との間に、通気性固体材料からなる輻射シールドを設けたものである。
前記電池スタックと断熱部材の内面との間に、通気性固体材料からなる輻射シールドを設けたものである。
したがって、輻射シールドによって、電池スタックの周囲に、収納容器の壁面の温度などの影響を殆ど受けない高温領域を形成できることに起因して、断熱部材の厚みを大幅に低減することができ、ひいては、全体として大幅なコンパクト化を達成することができる。また、起動時にも、輻射シールドの内方に高温領域を形成できるので、輻射シールドの内方の電池スタックのみを選択的に加熱することができ、ひいては起動時間を短縮することができる。
この発明は、固体電解質型燃料電池を全体として大幅に小型化することができ、しかも、起動時間を短縮することができるという特有の効果を奏する。
以下、添付図面を参照して、この発明の固体電解質型燃料電池の実施形態を詳細に説明する。
図1はこの発明の固体電解質型燃料電池の一実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池は、燃料電池スタック1と、この燃料電池スタック1を内包する収納容器2と、この収納容器2を包囲する断熱材部材3と、燃料ガス供給源4と、燃料ガスを受け取って脱硫処理を行う脱硫器5と、脱硫器5からの出力(脱硫燃料ガス)に水を添加する水添加部6と、前記燃料電池スタック1からの燃焼ガス(後述する輻射シールド13を通過した燃焼ガス)との間で熱交換を行って、水が添加された脱硫燃料ガスを気化させる気化器7と、気化された水添加脱硫燃料ガスを改質して前記燃料電池スタック1に供給する改質器8と、空気供給源9と、気化器7から出力されるガスとの間で熱交換を行って空気供給源9からの空気を昇温させて前記高温容器2を通して前記燃料電池スタック1に供給する熱交換器10と、前記断熱材部材3に形成され、かつ前記燃料電池スタック1の空気供給部に連通された熱回収通路11と、前記空気供給源9と熱交換器10との間で空気を分岐させ、分岐された空気を熱回収通路11に導くとともに、分岐される空気の量を調整する分岐流量調整部12と、前記燃料電池スタック1と収納容器2との双方に対して所定の間隔を存した状態で設けられた通気性固体材料製の輻射シールド13とを有している。
この固体電解質型燃料電池は、燃料電池スタック1と、この燃料電池スタック1を内包する収納容器2と、この収納容器2を包囲する断熱材部材3と、燃料ガス供給源4と、燃料ガスを受け取って脱硫処理を行う脱硫器5と、脱硫器5からの出力(脱硫燃料ガス)に水を添加する水添加部6と、前記燃料電池スタック1からの燃焼ガス(後述する輻射シールド13を通過した燃焼ガス)との間で熱交換を行って、水が添加された脱硫燃料ガスを気化させる気化器7と、気化された水添加脱硫燃料ガスを改質して前記燃料電池スタック1に供給する改質器8と、空気供給源9と、気化器7から出力されるガスとの間で熱交換を行って空気供給源9からの空気を昇温させて前記高温容器2を通して前記燃料電池スタック1に供給する熱交換器10と、前記断熱材部材3に形成され、かつ前記燃料電池スタック1の空気供給部に連通された熱回収通路11と、前記空気供給源9と熱交換器10との間で空気を分岐させ、分岐された空気を熱回収通路11に導くとともに、分岐される空気の量を調整する分岐流量調整部12と、前記燃料電池スタック1と収納容器2との双方に対して所定の間隔を存した状態で設けられた通気性固体材料製の輻射シールド13とを有している。
この輻射シールド13は、燃料電池スタック1の外面の内、図中上下方向(例えば、円筒状の断熱材部材3の中心軸と平行な方向)に延びる外面を包囲するよう構成されている。前記通気性固体材料としては、発泡金属、発泡セラミック、積層金網などが例示できる。
したがって、断熱材部材3のうち、収納容器2と熱回収通路11との間の断熱材部材を薄くすることができ、さらには収納容器1と熱回収通路11との間に断熱部材を介在させず、収納容器2とその外側の熱回収通路11を一体とすることもできる。
また、燃料電池スタック1を支持する機構は従来公知であるから図示を省略してある。
上記の構成の固体電解質型燃料電池は、燃料ガスと空気との供給を受け、燃料ガスを燃焼させるとともに、排熱を回収することによって約800〜1,000℃の動作温度を維持して燃料ガスの燃焼を継続させる点は従来公知であるから、ここでは詳細な説明を省略する。
上記の構成の固体電解質型燃料電池は、燃料ガスと空気との供給を受け、燃料ガスを燃焼させるとともに、排熱を回収することによって約800〜1,000℃の動作温度を維持して燃料ガスの燃焼を継続させる点は従来公知であるから、ここでは詳細な説明を省略する。
この実施形態では、燃焼ガスが輻射シールド13を通過することによって図2、および図3に示すように、輻射シールド13の内部を高温領域にすることができるので、上記の動作温度を維持するために必要な断熱層の厚みを大幅に減少させることができ、ひいては固体電解質型燃料電池全体としての小型化を達成することができる。
また、起動時にも、高温領域の形成により輻射シールド13内の燃料電池スタック1のみを選択的に加熱することができ、ひいては起動時間を短縮することができる。
この実施形態では、断熱材部材3に設けられた熱回収通路11を通る空気の量を、発電に対する全必要量よりも少なくするので、熱回収通路11を薄くして断面積を減少させることができ、しかも断熱層の厚みをさらに減少させて、全体としてのさらなる小型化を達成することができる。
また、分岐流量調整部12によって、分岐される空気の流量を調整できるので、定格運転時、部分負荷運転時、待機運転時などのような運転状態に応じて分岐される空気の流量を適正量にすることができ、運転状態に拘らず良好な高効率運転を実現することができる。
図1においては、熱回収通路11を図中上下方向(例えば、円筒状の断熱材部材3の中心軸と平行な方向)に延びるものとして示しているが、図4に示すように、リング状(例えば、円筒状の断熱材部材3の中心軸を中心とするリング状)にのびるものであってもよい。この場合において、図5に示すように、同一平面内において互いに同心に折り返し状であってもよく、図6に示すように、同一平面内において互いに同心であって同一方向に空気を導くよう直列接続された形状であってもよく、図7に示すように、同一平面内において単一のリング状となるよう形成された形状であってもよい。ただし、図5から図7の何れの場合にも、図4における異なる平面の熱回収通路11との間で所望の接続通路(図示せず)による接続が達成されている。
図8はこの発明の固体電解質型燃料電池の他の実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池が図1の固体電解質型燃料電池と異なる点は、分岐流量調整部12を省略するとともに、空気供給源9からの空気を、熱回収通路11を通して熱交換器10に供給する点のみである。
この実施形態においても、分岐流量調整部12に起因する作用を除いて、図1の実施形態と同様の作用を達成することができる。
図9はこの発明の固体電解質型燃料電池のさらに他の実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池が図8の固体電解質型燃料電池と異なる点は、輻射シールド13として、燃料電池スタック1の全外周を包囲する構成のものを採用した点のみである。なお、輻射シールド13の支持機構としては従来公知の種々の機構を採用可能である。
この固体電解質型燃料電池が図8の固体電解質型燃料電池と異なる点は、輻射シールド13として、燃料電池スタック1の全外周を包囲する構成のものを採用した点のみである。なお、輻射シールド13の支持機構としては従来公知の種々の機構を採用可能である。
この実施形態においては、図8の実施形態と同様の作用を達成することができる。
図10はこの発明の固体電解質型燃料電池のさらに他の実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池が図8の固体電解質型燃料電池と異なる点は、脱硫器5と水添加部6との間に部分酸化改質器14をさらに設けた点のみである。
図10はこの発明の固体電解質型燃料電池のさらに他の実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池が図8の固体電解質型燃料電池と異なる点は、脱硫器5と水添加部6との間に部分酸化改質器14をさらに設けた点のみである。
この実施形態においては、部分酸化改質で起動することができるほか、図8の実施形態と同様の作用を達成することができる。ただし、図1、図9の実施形態に対して図10の実施形態と同様の変更を施すことが可能である。
図11はこの発明の固体電解質型燃料電池のさらに他の実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池が図8の固体電解質型燃料電池と異なる点は、熱交換器10で昇温された空気を予熱する予熱器15をさらに設けた点のみである。
この固体電解質型燃料電池が図8の固体電解質型燃料電池と異なる点は、熱交換器10で昇温された空気を予熱する予熱器15をさらに設けた点のみである。
この実施形態においては、予熱空気で起動することができるほか、図8の実施形態と同様の作用を達成することができる。ただし、図1、図9の実施形態に対して図10の実施形態と同様の変更を施すことが可能である。
図12はこの発明の固体電解質型燃料電池のさらに他の実施形態を示す概略図である。
この固体電解質型燃料電池が図1の固体電解質型燃料電池と異なる点は、熱回収通路11を省略した点のみである。
この固体電解質型燃料電池が図1の固体電解質型燃料電池と異なる点は、熱回収通路11を省略した点のみである。
この場合にも、輻射シールド13による高い輻射シールド効果により、熱回収通路11に起因する作用を除き、図1の実施形態と同様の作用を達成することができる。
また、以上の各実施形態において、完全内部改質型の構成を採用することによって、改質器8を省略することが可能である。
また、以上の各実施形態において、完全内部改質型の構成を採用することによって、改質器8を省略することが可能である。
1 燃料電池スタック
3 断熱材部材
10 熱交換器
11 熱回収通路
12 分岐流量調整部
13 輻射シールド
3 断熱材部材
10 熱交換器
11 熱回収通路
12 分岐流量調整部
13 輻射シールド
Claims (13)
- 燃料ガスと酸素含有ガスとから発電を行う電池スタック(1)およびこの電池スタック(1)からの残余の燃料ガスと酸素含有ガスとを接触させて燃焼させる燃焼部とを内包する電池モジュールの周囲に、電池モジュールからの損失熱を回収する熱回収通路(11)を有する固体電解質型燃料電池において、
前記電池スタック(1)と収納容器(2)の内面との間に、通気性固体材料からなる輻射シールド(13)を設けてある
ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。 - 前記輻射シールド(13)は、前記熱回収通路(11)に対応して設けられている請求項1に記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記輻射シールド(13)は、前記電池スタック(1)を包囲するように設けられている請求項1または請求項2に記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記輻射シールド(13)は、前記電池スタック(1)全体を覆うように設けられている請求項1または請求項2に記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記熱回収通路(11)は、前記収納容器(2)に一体的に設けられたものである請求項1から請求項4の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記電池スタック(1)への、燃料ガス、酸素含有ガスの一方である供給流体を分岐し、かつ分岐される供給流体の流量の全流量に対する割合を調整する分岐流量調整手段(12)と、分岐され、かつ流量の全流量に対する割合が調整された供給流体を前記熱回収通路(11)に供給する分岐流路とをさらに含む請求項1から請求項5の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記分岐流量調整手段(12)は、固体電解質型燃料電池が部分負荷運転または待機運転を行っていることに応答して、前記分岐される供給流体の流量の全流量に対する割合を増加させるものである請求項6に記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記熱回収通路(11)は、前記電池スタック(1)を基準として複数層に形成されている請求項1から請求項7の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記熱回収通路(11)は、燃焼排ガスとの間で熱交換を行う熱交換器(10)をも包囲するものである請求項1から請求項8の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記電池モジュールは、燃焼排ガスとの間で熱交換を行う熱交換器(10)をも収納するものである請求項1から請求項8の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記熱回収通路(11)は、水を添加した燃料ガスを気化させる気化器(7)をも包囲するものである請求項1から請求項10の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 前記電池モジュールは、水を添加した燃料ガスを気化させる気化器(7)をも収納するものである請求項1から請求項10の何れかに記載の固体電解質型燃料電池。
- 燃料ガスと酸素含有ガスとから発電を行う電池スタック(1)およびこの電池スタック(1)からの残余の燃料ガスと酸素含有ガスとを接触させて燃焼させる燃焼部とを内包する電池モジュールの周囲に、断熱部材を有する固体電解質型燃料電池において、
前記電池スタック(1)と断熱部材の内面との間に、通気性固体材料からなる輻射シールド(13)を設けてある
ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004106589A JP2005294000A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 固体電解質型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004106589A JP2005294000A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 固体電解質型燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005294000A true JP2005294000A (ja) | 2005-10-20 |
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ID=35326708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004106589A Pending JP2005294000A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 固体電解質型燃料電池 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005294000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013168264A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Osaka Gas Co Ltd | 固体酸化物形燃料電池 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004106589A patent/JP2005294000A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013168264A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Osaka Gas Co Ltd | 固体酸化物形燃料電池 |
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