JP2005292263A - 帯電装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 回転される被帯電体の周りの表面に対向する帯電部材を備える。その帯電部材と被帯電体との間に、直流電圧成分と周期的に変化する電圧成分とを重畳させた脈流電圧を印加する電圧印加部を備える。被帯電体の帯電開始電圧値をVthとし、帯電部材に到達する前後の被帯電体の表面電位をVoとし、さらに上記脈流電圧の最大値、最小値をそれぞれVmax、Vminとしたとき、
|Vmax−Vo|>|Vth|>|Vmin−Vo|
なる関係を満たす。
【選択図】図8
Description
回転される被帯電体の周りの表面に対向する帯電部材と、
上記帯電部材と被帯電体との間に、直流電圧成分と周期的に変化する電圧成分とを重畳させた脈流電圧を印加する電圧印加部とを備え、
上記被帯電体の帯電開始電圧値をVthとし、上記帯電部材に到達する前後の上記被帯電体の表面電位をVoとし、さらに上記脈流電圧の最大値、最小値をそれぞれVmax、Vminとしたとき、
|Vmax−Vo|>|Vth|>|Vmin−Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする。
|Vmin|≧|Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする。
上記帯電装置が上記静電潜像担持体の周りの表面に一方向から対向する帯電部材を含み、
上記帯電部材と静電潜像担持体との間に、直流電圧成分と周期的に変化する電圧成分とを重畳させた脈流電圧を印加する電圧印加部を備え、
上記被帯電体の帯電開始電圧値をVthとし、上記帯電部材に到達する前後の上記静電潜像担持体の表面電位をVoとし、さらに上記脈流電圧の最大値、最小値をそれぞれVmax、Vminとしたとき、
|Vmax−Vo|>|Vth|>|Vmin−Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする。
|Vmin|≧|Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする。
前提として、まず図4に示すように、帯電部材3に直流電圧Vdcを印加したとき感光体ドラム2がとる表面電位(以下「感光体表面電位」と略称する。)Voを測定した(Vdc−Vo特性)。感光体ドラム2は、Vdc≒−600Vから帯電を開始し(帯電開始電圧Vth=−600V)、|Vdc|がその|Vth|よりも大きい領域では、VdcとVoとはほぼ直線的な関係を示した。
Vpp≦|Vth|≦|Vdc| …(1)
なる関係を満たすものとする。この図2は、帯電部材3に到達した後の感光体表面電位Voを示している。図中、横軸は時間、縦軸は電圧を表している。なお、既述のように、Vpp=|Vmax−Vmin|である。Vmax、Vminはそれぞれ脈流電圧Vspの最大値、最小値を表す。
図8は第2のバイアス印加例を示している。この第2のバイアス印加例では、帯電部材3に印加される脈流電圧Vsp=Vdc+Vacと感光体ドラム2の帯電開始電圧値Vthとの間で、
|Vmax−Vo|>|Vth|>|Vmin−Vo| …(2)
、および
|Vmin|≧|Vo| …(3)
なる関係を満たしている。この図8の左半分(A)中には帯電部材3に到達する前の感光体表面電位VoをVo(ii)で表し、図8の右半分(B)中には帯電部材3に到達した後の感光体表面電位VoをVo(iii)で表している。図中、横軸は時間、縦軸は電圧を表している。なお、既述のように、Vmax、Vminはそれぞれ脈流電圧Vspの最大値、最小値を表す。
図12は第3のバイアス印加例を示している。この第3のバイアス印加例では、この図12の左半分(A)中に示すように1次転写装置7による転写工程後で荷電制御部材5に到達する前の感光体ドラム2の表面電位をVo(i)とし、図12の右半分(B)中に示すように荷電制御部材5に到達した後で帯電部材3に到達する前の感光体ドラム2の表面電位をVo(ii)としたとき、
|Vo(i)|<|Vo(ii)| …(4)
なる関係を満たし、かつ、荷電制御部材5に印加される脈流電圧(これを帯電部材3に印加される脈流電圧Vspと区別するために、Vspfと表す。)と感光体ドラム2の帯電開始電圧値Vthの間で、
|Vmax−Vo|>|Vth|>Vpp …(5)
なる関係を満たす例を示している。図中、横軸は時間、縦軸は電圧を表している。なお、Vmax、Vminはそれぞれ脈流電圧Vspfの最大値、最小値を表す。
|Vo(i)|>|Vo(ii)|
であり、かつ
|Vmin−Vo|>|Vth|>Vpp
であるようなバイアス印加例を示している。この図13のバイアス印加例では、荷電制御部材5に到達する前、到達した後にわたって、|Vmax−Vo|<|Vth|の時に感光体ドラム2に対して正規の帯電が行われないし、|Vmin−Vo|>|Vth|の時に感光体ドラム2に対して逆帯電(=除電)がバイアス関係になっている。このため、|Vmin−Vo|>|Vth|の時に、感光体ドラム2上の残留トナーに対し逆電荷が付与(注入)される。それによって、帯電部材3に対しトナーが付着し均一な帯電が困難となり、あるいは、トナー回収部(現像装置4)で確実なトナー回収が行われなくなるため、画像不良を引き起こすこととなる。
|Vo(i)|<|Vo(ii)|
であり、かつ
|Vmax−Vo|≧|Vmin−Vo|≧|Vth|
であるようなバイアス印加例を示している。このバイアス印加例では、図14の左半分(A)に示すように、荷電制御部材5に到達する前には、|Vmax−Vo|>|Vth|の時には感光体ドラム2に対して正規の帯電が行われるが、|Vmin−Vo|<|Vth|の時には感光体ドラム2に対して逆帯電(除電)が行われないバイアス関係になっている。しかし、図14の右半分(B)に示すように、荷電制御部材5に到達した後は、|Vmax−Vo|≧|Vth|の時には感光体ドラム2に対して正規の帯電が行われるが、|Vmin−Vo|≧|Vth|の時に、感光体ドラム2上の残留トナーに対し逆電荷が付与(注入)される。それによって、帯電部材3に対しトナーが付着し均一な帯電が困難となり、あるいは、トナー回収部(現像装置4)で確実なトナー回収が行われなくなるため、画像不良を引き起こすこととなる。
|Vo(i)|>|Vo(ii)|
であり、かつ
|Vmin−Vo|≧|Vmax−Vo|≧|Vth|
であるようなバイアス印加例を示している。このバイアス印加例では、図15の左半分(A)に示すように、荷電制御部材5に到達する前には、|Vmin−Vo|>|Vth|の時には感光体ドラム2に対して逆帯電(除電)が行われるバイアス関係になっている。また、図15の右半分(B)に示すように、荷電制御部材5に到達した後は、|Vmax−Vo|≧|Vth|の時には感光体ドラム2に対して正規の帯電が行われ、|Vmin−Vo|≧|Vth|の時に、感光体ドラム2上の残留トナーに対し逆電荷が付与(注入)される。それによって、帯電部材3に対しトナーが付着し均一な帯電が困難となり、あるいは、トナー回収部(現像装置4)で確実なトナー回収が行われなくなるため、画像不良を引き起こすこととなる。
図16は第4のバイアス印加例を示している。この第4のバイアス印加例では、この図16の左端部(A)に示すように1次転写装置7による転写工程後で荷電制御部材5に到達する前の感光体ドラム2の表面電位(非画像部)をVo(i)とし、図16の中央部(B)に示すように荷電制御部材5に到達した後で帯電部材3に到達する前の感光体ドラム2の表面電位をVo(ii)と、図16の右端部(C)に示すように帯電部材3に到達した後の感光体ドラム2の表面電位をVo(iii)としたとき、
|Vo(i)|<|Vo(ii)|<|Vo(iii)| …(6)
なる関係を満たし、かつ、荷電制御部材5に印加される脈流電圧Vspfと感光体ドラム2の帯電開始電圧値Vthとの間、帯電部材3に印加される脈流電圧Vspと感光体ドラム2の帯電開始電圧値Vthとの間でそれぞれ、
|Vmax−Vo|>|Vth|>Vpp …(7)
なる関係を満たす例を示している。図中、横軸は時間、縦軸は電圧を表している。なお、Vmax、Vminはそれぞれ脈流電圧Vspf、Vspの最大値、最小値を表す。Vi(i)は、1次転写装置7による転写工程後で荷電制御部材5に到達する前の感光体ドラム2の画像部の表面電位を示している。
|Vo(i)|≧|Vo(ii)|
であり、かつ
|Vmax−Vo|=|Vmin−Vo|=Vpp≧|Vth|
であるようなバイアス印加条件で耐刷テストを行った結果を示している。このバイアス印加例(破線グラフC9)では、帯電部材(導電性ローラ)3の汚れ(トナー汚染)に起因して、2000枚印字時にはノイズレベル3になり、それ以降ではレベル1まで画像ノイズが悪化する。これに対して、上記式(6)および(7)のバイアス印加条件を用いた場合は、実線グラフC3で示すように、2万枚までレベル4以上を維持している。
|Vo(α)|<|Vo(β)| …(8)
なる関係を満たし、かつ
感光体ドラム2の各荷電制御部材51,52との間の帯電開始電圧値をVthで総称し、感光体ドラム2の表面電位をVoで総称し、さらに各荷電制御部材51,52に印加される脈流電圧Vspf1,Vspf2の最大値、ピーク間電圧値をそれぞれVmax、Vppと総称したとき、各荷電制御部材51,52について
|Vmax−Vo|>|Vth|>Vpp …(9)
なる関係を満たすのが望ましい。
2 感光体ドラム
3 帯電部材
4 現像装置
5,51,52 荷電制御部材
6 中間転写ベルト
7 1次転写装置
8 2次転写装置
9 シート
10 クリーニングブレード
Claims (7)
- 回転される被帯電体の周りの表面に対向する帯電部材と、
上記帯電部材と被帯電体との間に、直流電圧成分と周期的に変化する電圧成分とを重畳させた脈流電圧を印加する電圧印加部とを備え、
上記被帯電体の帯電開始電圧値をVthとし、上記帯電部材に到達する前後の上記被帯電体の表面電位をVoとし、さらに上記脈流電圧の最大値、最小値をそれぞれVmax、Vminとしたとき、
|Vmax−Vo|>|Vth|>|Vmin−Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする帯電装置。 - 請求項1に記載の帯電装置において、
|Vmin|≧|Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする帯電装置。 - 請求項1に記載の帯電装置において、
上記帯電部材がローラ状、パット状またはシート状であることを特徴とする帯電装置。 - 電子写真方式の画像形成装置であって、
被帯電体としての回転される静電潜像担持体の周りに、この静電潜像担持体の表面を一様に帯電させる請求項1に記載の帯電装置と、上記静電潜像担持体表面を露光して潜像を形成する露光装置と、上記潜像にトナーを付着させて現像する現像装置と、上記トナーを被転写材に転写させる転写装置とを順に備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
|Vmin|≧|Vo|
なる関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
上記帯電部材がローラ状、パット状またはシート状であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
上記現像装置は、上記転写装置による転写後に上記静電潜像担持体表面に残留したトナーを回収するトナー回収部を含むことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104015A JP2005292263A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 帯電装置およびそれを備えた画像形成装置 |
US10/923,872 US7092649B2 (en) | 2004-03-31 | 2004-08-24 | Charging device and image forming apparatus provided therewith |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004104015A JP2005292263A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 帯電装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005292263A true JP2005292263A (ja) | 2005-10-20 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004104015A Pending JP2005292263A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 帯電装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005292263A (ja) |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004104015A patent/JP2005292263A/ja active Pending
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